JP2015087596A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015087596A JP2015087596A JP2013226797A JP2013226797A JP2015087596A JP 2015087596 A JP2015087596 A JP 2015087596A JP 2013226797 A JP2013226797 A JP 2013226797A JP 2013226797 A JP2013226797 A JP 2013226797A JP 2015087596 A JP2015087596 A JP 2015087596A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase modulation
- light
- modulation array
- laser
- image processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Holo Graphy (AREA)
- Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Abstract
Description
波長が相違する複数のレーザ光源が設けられ、それぞれのレーザ光源から発せられるレーザ光が、前記位相変調アレイの所定の領域に照射され、前記位相変調アレイにより、波長が相違する複数のレーザ光が同時に位相変調されて、ホログラム画像が生成されることを特徴とするものである。
例えば、前記コリメートレンズは長方形であり、前記平行光束は断面が長方形である。
複数の位置決めブロックが上下に重ねられて固定され、それぞれの位置決めブロックから送り出される平行光束が、前記位相変調アレイに与えられる。
なお、異なる波長のレーザ光源は2種類でもいいし、3種類以上が使用されてもよい。
図1に示すように、本発明の実施の形態の画像処理装置10は、自動車1の車室内前方のダッシュボード2の内部に埋設されていわゆるヘッドアップディスプレイとして使用される。
図3に示すように、画像処理装置10のケースは、下部ケース11と上部ケース12とに分離されており、ケースの内部に光学ユニット20が収納されている。光学ユニット20は光学ベース21を有しており、光学ベース21は、下部ケース11の内部で、エラストマーや金属ばねなどの弾性部材を介して支持されている。例えば、光学ベース21の下面から突出する支持突部が下部ケース11の底部に開口する支持穴に挿入され、前記支持突部と前記支持穴との隙間がエラストマーで埋められている。
図5と図6に示すように、位相変調部20Aには、基準ベース22が設けられており、この基準ベース22が、光学ベース21の上にねじ止めにより固定されている。
図3に示すように、ホログラム結像部20Bには、ミラー保持部材35aに保持された第1の中間ミラー35と、ミラー保持部材36aに保持された第2の中間ミラー36とが設けられている。第1の中間ミラー35と第2の中間ミラー36は平面ミラーである。図4に示すように、第1の中間ミラー35の反射面は、位相変調部20Aに設けられた前記送光ミラー34の反射面に対向している。また、第1の中間ミラー35と第2の中間ミラー36の反射面は所定の角度で対向している。ホログラム結像部20Bでは、第2の中間ミラー36の反射面による反射方向にスクリーン51が配置されている。
図3と図4に示すように、投影部20Cには、第1の投影ミラー55と第2の投影ミラー56とが対向して設けられている。第1の投影ミラー55の反射面55aと第2の投影ミラー56の反射面56aは凹面鏡(拡大鏡)である。スクリーン51で結像したホログラム画像を含む投影光B7はスクリーン51で発散されて第1の投影ミラー55に与えられる。第1の投影ミラー55でホログラム画像を拡大した投影光B8は、第2の投影ミラー56に与えられてホログラム画像がさらに拡大される。図3に示すように、第2の投影ミラー56の反射面56aで反射された投影光B9は上向きの光束となり、カバー板14を透過し、図1に示すように、ウインドシールド3の表示領域3aに投影される。
位相変調アレイ31では、第1の発光部23Aから発せられたコリメート光束B1rが照射される領域が第1の変換領域M1となり、第2の発光部23Bから発せられたコリメート光束B1gが照射される領域が第2の変換領域M2となる。第1の変換領域M1と第2の変換領域M2は、位相変調アレイ31において予め決められた領域に高精度に位置決めされて形成されることが必要である。第1の変換領域M1と第2の変換領域M2の領域設定に狂いが生じると、スクリーン51にホログラム画像を正確に結像させることが困難になる。また、各レンズの相対位置を高精度に決めないと、スクリーンにホログラム画像を鮮明に結像させることができなくなる。
(1)位置決めブロック24A,24Bに対するレーザユニット27A,27Bの固定位置の調整
図6に示すように、第1の位置決めブロック24Aでは、このブロック単体において設計上の規定光軸O1が定められており、同様に第2の位置決めブロック24Bでも、設計上の規定光軸O2が定められている。
図6に示すように、第1の発光部23Aに設けられているコリメートレンズ28Aは長方形状である。第1の位置決めブロック24Aに形成された光通路26A内では、左右両側壁に凹部が形成され、この凹部の底部に保持摺動平面65,65が互いに対向して形成されている。コリメートレンズ28Aの幅寸法は、保持摺動平面65,65の対向間隔とほぼ一致しており、保持摺動平面65,65の間に挿入されたコリメートレンズ28Aは、ほとんど傾くことなく、規定光軸O1に沿って前後に平行移動できるようになっている。
前記調整工程(1)(2)で説明したように、第1の発光部23Aと第2の発光部23Bはそれぞれが単体で調整されて組み立てられ、その後に基準ベース22に組み付けられる。
図10に、位相変調部20Aに設けられた送光ミラー34の支持構造が示されている。ミラー保持部材39は、アルミニウムによるダイキャスト法で形成されたものであり、保持枠部39aと支持部39bとが互いに直角となるように一体に形成されている。
この画像処理装置10は、自動車に設置された状態で、光学ユニット20の光学ベース21がほぼ水平に向けられる。図4に示すように、第1の発光部23Aと第2の発光部23Bから発せられるコリメート光束B1r,B1gと、位相変調アレイ31で変換された変調光束B2、ならびにFTレンズを経た変調光束B3の光軸は、全て光学ベース21と平行となるように水平に延びている。また、送光ミラー34で反射された変調光束B4と、第1の中間ミラー35で反射された変調光束B5、ならびに第2の中間ミラー36で反射された変調光束B6の光軸も、光学ベース21と平行で水平に延びている。スクリーン51を通過した投影光B7の光軸も水平であり、第1の投影ミラー55で反射された投影光B8がやや上向きとなって第2の投影ミラー56に与えられ、第2の投影ミラー56で反射された投影光B9がウインドシールド3に向けて上向きに照射される。
2 ダッシュボード
3 ウインドシールド
5 運転者
10 画像処理装置
11 下部ケース
12 上部ケース
14 カバー板
20 光学ユニット
20A 位相変調部
20B ホログラム結像部
20C 投影部
21 光学ベース
23A,23B 発光部
24A,24B 位置決めブロック
25A,25B 固定ねじ
27A,27B レーザユニット
28A,28B コリメートレンズ
31 位相変調アレイ
33 FTレンズ
34 送光ミラー
35 第1の中間ミラー
36 第2の中間ミラー
41,42,43,44 アパーチャー
51 スクリーン
55 第1の投影ミラー
56 第2の投影ミラー
61,62,68 調整スペーサ
63 第1の位置決め部材
64 第2の位置決め部材
66a 支点突部
70 表示画像
B0 レーザ光束
B1r,B1g コリメート光束
B1,B2,B3,B4,B5,B6 変調光束
B7,B8 投影光
M1 第1の変換領域
M2 第2の変換領域
Claims (10)
- レーザ光源と、それぞれのレーザ光源から発せられるレーザ光を位相変調する位相変調アレイと、が設けられた画像処理装置において、
波長が相違する複数の前記レーザ光源が設けられ、それぞれの前記レーザ光源から発せられるレーザ光が、前記位相変調アレイの所定の領域に照射され、前記位相変調アレイにより、波長が相違する複数の前記レーザ光が同時に位相変調されて、ホログラム画像が生成されることを特徴とする画像処理装置。 - 前記位相変調アレイで位相変調された変調光束がFTレンズに与えられ、前記FTレンズによってスクリーンにホログラム画像が結像される請求項1記載の画像処理装置。
- 異なる波長のレーザ光は、前記位相変調アレイの重複しない領域に照射される請求項1または2記載の画像処理装置。
- それぞれの前記レーザ光源の発光方向の前方にコリメートレンズが設けられ、それぞれの前記レーザ光源から発せられるレーザ光は、前記コリメートレンズにより平行光束とされて、前記位相変調アレイに照射される請求項1ないし3のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記コリメートレンズは長方形であり、前記平行光束は断面が長方形である請求項4記載の画像処理装置。
- 前記位相変調アレイに前記平行光束が照射される領域は長方形であり、異なる波長のレーザ光が照射される前記領域の長方形の長辺どうしが互いに平行に位置している請求項5記載の画像処理装置。
- 1つの前記レーザ光源とこれに対応する前記コリメートレンズが位置決めブロックに位置決めされて固定されており、
複数の前記位置決めブロックが上下に重ねられて固定され、それぞれの前記位置決めブロックから送り出される平行光束が、前記位相変調アレイに与えられる請求項4ないし6のいずれかに記載の画像処理装置。 - 前記位置決めブロックと、前記位相変調アレイが、同じ基準ベース上に固定されている請求項7記載の画像処理装置。
- 前記位置決めブロックと、前記位相変調アレイの位置調整はスペーサを挿入してなされる請求項7記載の画像処理装置。
- 前記レーザ光源と前記位相変調アレイがケース内の光学ベースに固定されており、前記ケースが取付け母材に固定され、前記光学ベースは前記ケースに弾性部材を介して支持されている請求項1ないし9のいずれかに記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013226797A JP2015087596A (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013226797A JP2015087596A (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015087596A true JP2015087596A (ja) | 2015-05-07 |
Family
ID=53050438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013226797A Pending JP2015087596A (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015087596A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11480811B2 (en) | 2018-09-28 | 2022-10-25 | Envisics Ltd | Head-up display |
WO2023026520A1 (ja) * | 2021-08-27 | 2023-03-02 | Necプラットフォームズ株式会社 | 投射装置、投射制御方法、および記録媒体 |
WO2023026521A1 (ja) * | 2021-08-27 | 2023-03-02 | Necプラットフォームズ株式会社 | 投射装置、投射制御方法、および記録媒体 |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0667591A (ja) * | 1992-08-21 | 1994-03-11 | Fujitsu Ltd | ホログラムの作成および立体表示方法並びに立体表示装置 |
JPH07287204A (ja) * | 1994-04-15 | 1995-10-31 | Sony Corp | 液晶プロジェクタ |
JP2006154813A (ja) * | 2004-11-27 | 2006-06-15 | Samsung Electronics Co Ltd | 照明ユニット及びこれを採用した画像投射装置 |
JP2006337923A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Sony Corp | 光源、製造方法、光学装置、画像生成装置、および画像表示装置 |
JP2007298849A (ja) * | 2006-05-02 | 2007-11-15 | Sony Corp | レーザ光源装置およびその光軸調整方法 |
JP2008216579A (ja) * | 2007-03-02 | 2008-09-18 | Olympus Corp | ホログラフィックプロジェクション方法及びホログラフィックプロジェクション装置 |
JP2008216288A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | 投写型表示装置 |
JP2010535350A (ja) * | 2007-08-01 | 2010-11-18 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | ビーム幅制御を用いるゼロ・オーバーフィル照明応用例に関するコリメートモジュール及び装置 |
US20130083081A1 (en) * | 2011-10-03 | 2013-04-04 | Barry David Silverstein | Stereoscopic projector using spectrally-adjacent color bands |
WO2013094011A1 (ja) * | 2011-12-20 | 2013-06-27 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | 画像投射装置およびその制御方法 |
-
2013
- 2013-10-31 JP JP2013226797A patent/JP2015087596A/ja active Pending
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0667591A (ja) * | 1992-08-21 | 1994-03-11 | Fujitsu Ltd | ホログラムの作成および立体表示方法並びに立体表示装置 |
JPH07287204A (ja) * | 1994-04-15 | 1995-10-31 | Sony Corp | 液晶プロジェクタ |
JP2006154813A (ja) * | 2004-11-27 | 2006-06-15 | Samsung Electronics Co Ltd | 照明ユニット及びこれを採用した画像投射装置 |
JP2006337923A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Sony Corp | 光源、製造方法、光学装置、画像生成装置、および画像表示装置 |
JP2007298849A (ja) * | 2006-05-02 | 2007-11-15 | Sony Corp | レーザ光源装置およびその光軸調整方法 |
JP2008216288A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | 投写型表示装置 |
JP2008216579A (ja) * | 2007-03-02 | 2008-09-18 | Olympus Corp | ホログラフィックプロジェクション方法及びホログラフィックプロジェクション装置 |
JP2010535350A (ja) * | 2007-08-01 | 2010-11-18 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | ビーム幅制御を用いるゼロ・オーバーフィル照明応用例に関するコリメートモジュール及び装置 |
US20130083081A1 (en) * | 2011-10-03 | 2013-04-04 | Barry David Silverstein | Stereoscopic projector using spectrally-adjacent color bands |
WO2013094011A1 (ja) * | 2011-12-20 | 2013-06-27 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | 画像投射装置およびその制御方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11480811B2 (en) | 2018-09-28 | 2022-10-25 | Envisics Ltd | Head-up display |
WO2023026520A1 (ja) * | 2021-08-27 | 2023-03-02 | Necプラットフォームズ株式会社 | 投射装置、投射制御方法、および記録媒体 |
WO2023026521A1 (ja) * | 2021-08-27 | 2023-03-02 | Necプラットフォームズ株式会社 | 投射装置、投射制御方法、および記録媒体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6203602B2 (ja) | 画像処理装置およびその組立方法 | |
JP6087788B2 (ja) | 車載用投影装置 | |
JP5724949B2 (ja) | ヘッドアップディスプレイ装置 | |
US10459218B2 (en) | Optical deflector, image displaying apparatus, and object apparatus | |
US20140204465A1 (en) | Head-up display device | |
WO2015012138A1 (ja) | 走査型投影装置 | |
EP2869114B1 (en) | Image display device | |
JP6287354B2 (ja) | 走査型表示装置 | |
WO2015064497A1 (ja) | 車載用投影装置 | |
US9977253B2 (en) | Birefringent element unit and projecting device | |
JP2015087596A (ja) | 画像処理装置 | |
EP3451045B1 (en) | Display device | |
WO2015064496A1 (ja) | 画像処理装置 | |
JP2008175900A (ja) | 画像表示装置 | |
JP2015059968A (ja) | 画像表示装置 | |
JP2015075510A (ja) | 投影装置及び虚像表示装置 | |
JP6683149B2 (ja) | ヘッドアップディスプレイ装置 | |
JP2015087593A (ja) | 画像投影装置 | |
JP2015087590A (ja) | 画像投影装置 | |
JP2003140264A (ja) | プロジェクタ | |
JP4957085B2 (ja) | 投写光学系及びプロジェクタ | |
JP2020086220A (ja) | 表示装置および移動体 | |
WO2022209792A1 (ja) | 画像生成装置、当該画像生成装置を備える画像照射装置、及び画像照射装置 | |
CN216927274U (zh) | 平视显示器 | |
WO2022158115A1 (ja) | 画像表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160201 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160914 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161108 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161216 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170530 |