JP2015086542A - レール切断機 - Google Patents

レール切断機 Download PDF

Info

Publication number
JP2015086542A
JP2015086542A JP2013224181A JP2013224181A JP2015086542A JP 2015086542 A JP2015086542 A JP 2015086542A JP 2013224181 A JP2013224181 A JP 2013224181A JP 2013224181 A JP2013224181 A JP 2013224181A JP 2015086542 A JP2015086542 A JP 2015086542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
cutting member
support base
prime mover
rail cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013224181A
Other languages
English (en)
Inventor
誠二 細川
Seiji Hosokawa
誠二 細川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosen Kiki Seibi KK
Original Assignee
Hosen Kiki Seibi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hosen Kiki Seibi KK filed Critical Hosen Kiki Seibi KK
Priority to JP2013224181A priority Critical patent/JP2015086542A/ja
Publication of JP2015086542A publication Critical patent/JP2015086542A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】原動機の昇降は不要にしてレールを切断する際の作業者の負担をなるべく少なくすることができると共に、原動機の燃料タンク等への注意負担も軽減できるレール切断機を提供すること。【解決手段】レールRを切断する回転刃または切断砥石等のレール切断部材11に付与する回転力を発生する原動機12と、レールRに固定され原動機12をレールRの方向に沿ってスライド可能に支持する原動機支持ベース13と、レールRに固定されレール切断部材11を支持するレール切断部材支持ベース14と、原動機支持ベース13に支持された原動機12とレール切断部材支持ベース14に支持されたレール切断部材11とを連結して原動機12で発生した回転をレール切断部材11へ伝達するフレキシブルシャフト15とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、鉄道用のレールを切断するレール切断機に関する。
鉄道用のレールを切断するレール切断機として、エンジン等の原動機によって回転する切断砥石をレールに接触させてレールを切断するものが古くから使用されている(例えば、特許文献1,2参照。)。
特開平9−256306号公報 特開平5−346003号公報
しかしながら、上述の特許文献1,2のレール切断機は、エンジン等の原動機と切断砥石や回転刃等のレール切断部材が直接連結して一体式で設けられているため、切断砥石を降ろしてレールを切断する場合や、レールの切断後に切断砥石を上昇させる場合、燃料の入った燃料タンクやエンジン等の原動機等の重量物を一緒に昇降させる必要があり、作業者の負担が非常に大きいという問題があった。
特に、切断砥石等のレール切断部材や原動機をスイングアームによって回動させて昇降させる上述の特許文献1,2のレール切断機の場合、切断部材や原動機をスイングアームによって回動させて昇降させた際、エンジン等の原動機の燃料タンクもスイングアームによって回動して斜め前方や斜め後方に傾くので、燃料キャップの閉め忘れや、燃料漏れ等に対し特に注意する必要があった。
また、現在、レール切断機としてエンジン(内燃機関)を使用したものと、モータを使用したものがあるが、1台のレール切断機でエンジン(内燃機関)とモータなどを兼用したり容易に交換できると便利である。
そこで、本発明はこのような問題に着目してなされたもので、原動機の昇降は不要にしてレールを切断する際の作業者の負担をなるべく少なくすることができると共に、原動機であるエンジンやモータの兼用や交換も容易で、原動機の燃料タンク等への注意負担も軽減することができるレール切断機を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明のレール切断機は、鉄道用のレールを切断するレール切断機であって、回転することによってレールを切断する回転刃または切断砥石等のレール切断部材と、そのレール切断部材に付与する回転力を発生するエンジンやモータ等の原動機と、レールに固定され、原動機をレールの方向に沿ってスライド可能に支持する原動機支持ベースと、レールに固定され、レール切断部材をレールから離したり、レールに接触させるようにレール切断部材を支持するレール切断部材支持ベースと、原動機支持ベースに支持された原動機とレール切断部材支持ベースに支持されたレール切断部材とを連結して原動機で発生した回転をレール切断部材へ伝達するフレキシブルシャフトとを有することを特徴とする。
ここで、原動機支持ベースまたは原動機は、レールに沿って移動可能(スライド可能)に設けられていると良い。
また、原動機支持ベースは、原動機が設置される原動機設置台と、その原動機設置台の裏側に設けられ、原動機設置台をレールに沿ってスライド可能に支持するガイド部と、そのガイド部をレールに沿ってスライド可能に案内するガイドレールと、そのガイドレールをガイドレール取付け部を介して支持する支持ベース本体と、その支持ベース本体をレールに固定するレールキャッチ機構部とを有すると良い。
また、原動機支持ベースとレール切断部材支持ベースとは別体であり、原動機支持ベースに支持された原動機またはレール切断部材支持ベースに支持されたレール切断部材の少なくともいずれか一方には、フレキシブルシャフトの端部を着脱自在に連結可能な着脱自在連結部が設けられており、このレール切断機を使用しない場合には、原動機支持ベースに支持された原動機またはレール切断部材支持ベースに支持されたレール切断部のいずれか一方からフレキシブルシャフトを切り離し可能であるようにすると良い。
また、レール切断部材は、チップソーであり、レール切断部材支持ベースは、基端部側がレールに固定されるレール固定アーム部と、基端部側がレール固定アーム部の先端部に回動可能に支持され、先端部側でレール切断部材であるチップソーを回転可能に支持するスイングアーム部とを有するようにするとさらに良い。
本発明のレール切断機では、原動機と、原動機支持ベースと、回転刃や切断砥石等のレール切断部材と、レール切断部材支持ベースと、原動機とレール切断部材とを連結するフレキシブルシャフトとを有するため、原動機の昇降は不要にしてレールを切断することができる。
その結果、レールを切断する際の作業者の負担をなるべく少なくすることができると共に、原動機は回動等して昇降しないので、原動機の燃料タンク等への注意負担も従来より軽減することができる。
また、原動機とレール切断部材とはフレキシブルシャフトを介して連結されているので、レール切断部材やフレキシブルシャフトなどは共通で、フレキシブルシャフトとの連結を外すことによりエンジン(内燃機関)とモータを兼用したり、容易に交換できる。
本発明に係る実施の形態のレール切断機をレールに装着した状態を示す正面図である。 本発明に係る実施の形態のレール切断機をレールに装着してレールを切断している状態を示す正面図である。 レールに装着した本実施の形態のレール切断機のレール切断部材支持ベース側を拡大して示す正面図である。 レールに装着した本実施の形態のレール切断機のレール切断部材支持ベース側を拡大して示す左側面図である。 レールに装着した本実施の形態のレール切断機でレールを切断している状態のレール切断部材およびレール切断部材支持ベース側を拡大して示す正面図である。 レールに装着した本実施の形態のレール切断機でレールを切断している状態のレール切断部材およびレール切断部材支持ベース側を拡大して示す左側面図である。 レールに装着した本実施の形態のレール切断機の原動機支持ベース側を拡大して示す正面図である。 レールに装着した本実施の形態のレール切断機の原動機支持ベース側を拡大して示す右側面図である。 本実施の形態のレール切断機の原動機支持ベースにおけるレールキャッチ機構部の構成を示す左側面図である。 本実施の形態のレール切断機の原動機支持ベースにおける原動機スライド部の構成を示す左側面図である。 本発明に係る実施の形態のレール切断機をレールに装着してレールを切断する際のレール切断部材支持ベース側およびフレキシブルシャフトの変化を示す平面図である。
以下、本発明に係るレール切断機の実施の形態について、図1〜図11を参照しながら説明する。
実施形態のレール切断機1は、鉄道用のレールRを切断するもので、図1〜図3に示すようにレール切断部材11と、原動機12と、原動機支持ベース13と、レール切断部材支持ベース14と、フレキシブルシャフト15とを備えている。
レール切断部材11は、原動機12が発生した回転力を受けて回転して、レールRを切断する回転刃や切断砥石等で、本実施形態では、マルノコ刃の先端に超硬チップを設けたチップソーを使用する。このレール切断部材11には、図3〜図6に示すように、保護カバー11aが設けられている。
原動機12は、レールRを切断する回転刃または切断砥石等のレール切断部材11に付与する回転力を発生しその回転を、フレキシブルシャフト15を介してレール切断部材11に伝達するもので、ガソリン等の燃料で回転するエンジン(内燃機関)や、電流で回転するモータが使用可能であるが、ここでは例えばエンジン(内燃機関)を使用するものとして説明する。
そのため、この原動機12には、図1や図2、図7、図8等に示すように、燃料タンク12aが設けられている。また、原動機12には、その回転軸(図示せず。)に連結されレール切断部材11に最適な回転数まで減速させる減速機構部12bが設けられており、減速機構部12bの出力側にはフレキシブルシャフト15の基端部が連結されるシャフト連結部12cが設けられている。
原動機支持ベース13は、レールRに固定され、原動機12をレールRの方向に沿ってスライド可能に支持するもので、図7〜図10に示すように、原動機12が設置される原動機設置台13aと、原動機設置台13aの裏側に設けられ、原動機設置台13aをレールRの長手方向へレールRに沿って、図示の矢印のように左右自在にスライドさせるガイド孔やベアリング等が設けられた複数のガイド部13b,13bが設けられている。なお、図7および図8では、フレキシブルシャフト15を取り外した状態を示している。
各ガイド部13bのガイド孔には、長尺で棒状のレールRに沿ったガイドレール13cが貫通しており、ガイドレール13cの前後両端部は、ガイドレール取付け部13d,13dによって支持ベース本体13eの上面に取り付けられている。なお、ガイドレール取付け部13d,13dに、原動機12が設置される原動機設置台13aがスライドした際に、それぞれの前後のガイド部13b,13bが当たるようにして、原動機設置台13aのスライド限界を示すストッパとしての機能を持たせても良い。
支持ベース本体13eは、図7に示すように支持ベース本体13eの前後両端部に設けられたレールキャッチ機構部13f,13fによってレールRの任意の箇所に取付けられる。レールキャッチ機構部13f,13fは、ぞれぞれ、図8および図9に示すようにレールRの任意の箇所にレバー13f1,13f1を倒すだけでレール頭部押さえ部13f2と、レール首部係止部13f3,13f4によってトグル的に簡単に固定したり、取り外すことができる。
レール切断部材支持ベース14は、図3〜図6に示すように、レール固定アーム部14aと、スイングアーム部14bとを有する。
レール固定アーム部14aは、図4や図6に示すように、その基端部がレールRの頭部の両側まで延びるようにコ字状に形成されており、締付けボルト14d〜14fを締付けることによってレールRに固定される一方、その先端部では、回動軸部14cを介してスイングアーム部14bを回動可能に支持している。
スイングアーム部14bは、図4や図6に示すように、その基端部側がレール固定アーム部14aの先端部に回動軸部14cを介して回動可能に支持され、先端部側ではレール切断部材11であるチップソーを回転軸部14gに取り付けて回転可能に支持している。なお、スイングアーム部14bの上部には、図示しないが、作業者が掴むためのハンドルまたはハンドルの装着部が設けられており、作業者がハンドルを握ってスイングアーム部14bに回転可能に支持されたチップソー等のレール切断部材11に対し昇降させて、レールRを切断できる。
また、回転軸部14gのレール切断部材11が取り付けられた端部の反対側には、図3や図5に示すようにフレキシブルシャフト15の先端部が連結されるシャフト連結部14hが設けられている。なお、図3〜図6では、フレキシブルシャフト15を取り外した状態を示している。
フレキシブルシャフト15は、原動機支持ベース13に支持された原動機12と、レール切断部材支持ベース14に支持されたレール切断部材11とを連結して原動機12で発生した回転をレール切断部材11へ伝達するもので周知のもので、その先端部は、レール切断部材11が装着される回転軸部14gの他端のシャフト連結部14hに連結される一方、その基端部は、減速機構部12bの出力側のシャフト連結部12cに連結される。
次に、以上のように構成された本実施形態のレール切断機1の動作を説明する。
まず、本実施形態のレール切断機1を図1に示すようにレールRに固定する。つまり、レールRの切断しようとする箇所にレール切断部材11が装着されたレール切断部材支持ベース14を固定すると共に、その箇所からフレキシブルシャフト15の長さ分だけ後方に離れた位置のレールR上に、原動機12が搭載された原動機支持ベース13を固定する。
その後、原動機12の出力側に設けられた減速機構部12bのシャフト連結部12cにフレキシブルシャフト15の先端部を連結する一方、レール切断部材11が装着された回転軸部14gの他端のシャフト連結部14hにフレキシブルシャフト15の基端部を連結する。なお、フレキシブルシャフト15の先端部または基端部は、予め減速機構部12bのシャフト連結部12cまたは回転軸部14gのシャフト連結部14hに連結したままでも良い。
そして、原動機12を始動させると、減速機構部12bおよびフレキシブルシャフト15を介して、その回転をレール切断部材支持ベース14で回転可能に支持されたレール切断部材11に伝達される。
そのため、作業者は回転しているレール切断部材11を支持しているレール切断部材支持ベース14を、図2に示すようにレールRに向けて下降させると、回転しているレール切断部材11の刃がレールRに接触してレールRを切断することができる。
その際、図1と図2を比較すると明らかだが、レール切断部材11を支持しているレール切断部材支持ベース14の下降にしたがってフレキシブルシャフト15の先端部も下降するので、フレキシブルシャフト15の基端部は、図1および図2上、左方向に引っ張られることになる。
しかし、本実施形態のレール切断機1では、原動機支持ベース13はガイド部13bやガイドレール13c等に基づいて原動機12が設置された原動機設置台13aをレールRに沿って左右自在にスライド可能に支持しているので、原動機12が設置された原動機設置台13aは図2に示すように図2上、左方向に移動して、レール切断部材11によるレールRの切断を妨害することがない。
また、レールRの切断後、レール切断部材11を上昇させると、原動機12が設置された原動機設置台13aは図2上、右方向、すなわちレール切断部材11から離れる方向に移動して、レール切断部材11の上昇を妨害することもない。
図11は、図1に示すレールR切断前の状態(2点鎖線)から図2に示すレールR切断後の状態(実線)に移行した際のレール切断部材支持ベース14やフレキシブルシャフト15、減速機構部12bのシャフト連結部12cの移動を示す図である。
図11から明らかなように、図1に示すレールR切断前の状態(2点鎖線)から図2に示すレールR切断後の状態(実線)に移行すると、レール切断部材11やレール切断部材支持ベース14、回転軸部14gのシャフト連結部14hは下降するので、フレキシブルシャフト15の基端部も図11上、左方向に引っ張られて移動して、減速機構部12bのシャフト連結部12cも図11上、左方向に引っ張られて移動して、レール切断部材11によるレールRの切断を妨害しない。
従って、本実施形態のレール切断機1によれば、原動機12と、原動機支持ベース13と、回転刃や切断砥石等のレール切断部材11と、レール切断部材支持ベース14と、原動機12とレール切断部材11とを連結するフレキシブルシャフト15とを有し、フレキシブルシャフト15を介し原動機12の回転を伝達して回転するレール切断部材11を降ろしてレールRを切断する際や、レール切断部材11を上昇させる場合も、原動機支持ベース13上の原動機12はレールRに沿って移動可能(スライド可能)であるため、レール切断部材11によるレールRの切断を妨害せずに、原動機12の昇降は不要にしてレールRを切断することができる。
その結果、レール切断部材11の昇降に応じて、重量のある原動機12やその燃料タンク12aは昇降させる必要がないので、レールRを切断する際の作業者の負担をなるべく少なくすることができる。
特に、本実施形態のレール切断機1では、レール切断部材11の昇降に応じて、原動機12が設置された原動機設置台13aはレールRに沿って平行移動するだけであり、原動機12の燃料タンク12aが回動して斜め前方や斜め後方に傾くこともなくなるので、上述の特許文献1,2の記載の従来のレール切断機よりも、燃料タンク12aの燃料キャップの閉め忘れや燃料漏れ等に対する注意負担を軽減させることができる。
また、本実施形態のレール切断機1では、原動機支持ベース13とレール切断部材支持ベース14とは別体であり、原動機12またはレール切断部材支持ベース14には、フレキシブルシャフト15の端部を着脱自在に連結可能なシャフト連結部12c,14hが設けられているため、このレール切断機1を使用しない場合には、原動機12またはレール切断部材支持ベース14のいずれか一方からフレキシブルシャフト15を切り離してコンパクトに保管や運搬することができる。
また、本実施形態のレール切断機1では、原動機支持ベース13はガイド部13bやガイドレール13c等に基づいて原動機12が設置された原動機設置台13aをレールRに沿って左右自在にスライド可能に支持しているので、レール切断部材11を支持しているレール切断部材支持ベース14をレールRに向け下降させてレールRを切断する際や、レールRの切断後、レール切断部材支持ベース14を上昇させる際に、フレキシブルシャフト15の基端部がレール切断部材11の方へ引っ張られたり、レール切断部材11から離れる方向に押される場合でも、原動機12がレールRに沿って左右自在にスライドするので、レール切断部材11によるレールRの切断に支障を与えることを防止できる。
また、本実施形態のレール切断機1では、原動機12と回転刃や切断砥石等のレール切断部材11とを、フレキシブルシャフト15を介して連結および取り外し可能に構成したため、レール切断部材11やフレキシブルシャフト15などは共通で、原動機12はレールRを切断する現場や環境などに応じてエンジン(内燃機関)とモータを選択して使用したり、容易に交換することができる。
なお、上記実施形態の説明では、チップソー等のレール切断部材11をスイングアーム部14bの先端部に取り付けてレール固定アーム部14aに対しスイング(回動)させてレールRを切断するように説明したが、スイング式でなく、ガイド棒に沿って鉛直方向に上下動させる方法でも良く、要は、チップソー等のレール切断部材11をレールRの方向に向かって上下動させてレールRを切断できれば良い。
また、上記実施形態の説明では、チップソー等の回転刃式のレール切断部材11を使用しているので、レール切断部材11が回転していない不使用時に、スイングアーム部14bが下降し、チップソーの先端がレールRに当たってその先端が鈍らないように、スイングアーム部14bにストッパを設けて、レール切断部材11が回転していない不使用時にスイングアーム部14bが下降しないようにすると良い。
また、上記実施形態の説明では、原動機12は原動機支持ベース13の原動機設置台13aに固定し、原動機設置台13aの裏面のガイド部13bとガイドレール13cとによって支持ベース本体13e上でレールRに沿ってスライドするように説明したが、これは一例で、本発明では、切断の際にフレキシブルシャフト15に引っ張られた原動機12がレールRに沿ってスライドすれば良いので、例えば、レールRの上を走行する台車等を原動機支持ベース13として用意し、原動機12をその台車等の上に搭載して、原動機支持ベース13搭載した台車等が直接レールR上を走行してレールRに沿ってスライドさせるようにしても良い。
また、フレキシブルシャフト15がフレキシブル自在であるだけでなく、ある程度の伸縮性を有しており、レール切断部材11を支持しているレール切断部材支持ベース14をレールRに向け下降させてレールRを切断する場合や、レールRの切断後、レール切断部材支持ベース14を上昇させた際に伸縮してフレキシブルシャフト15の基端部が移動しなくてもレールRの切断に支障がない場合には、原動機12は原動機支持ベース13等を介してレールRに固定して、レールRに沿ってスライドしないように構成することもできる。
1 レール切断機
11 レール切断部材
12 原動機
12a 燃料タンク
12b 減速機
12c シャフト連結部
13 原動機支持ベース
13a 原動機設置台
13b ガイド部
13c ガイドレール
13d ガイドレール取付け部
13e 支持ベース本体
13f レールキャッチ機構部
14 レール切断部材支持ベース
14a レール固定アーム部
14b スイングアーム部
14c 回動軸部
14d〜14f 締付けボルト
14g 回転軸部
14h シャフト連結部
15 フレキシブルシャフト
R レール

Claims (5)

  1. 鉄道用のレールを切断するレール切断機であって、
    回転することによってレールを切断する回転刃または切断砥石等のレール切断部材と、
    そのレール切断部材に付与する回転力を発生するエンジンやモータ等の原動機と、
    レールに固定され、原動機をレールの方向に沿ってスライド可能に支持する原動機支持ベースと、
    レールに固定され、レール切断部材をレールから離したり、レールに接触させるようにレール切断部材を支持するレール切断部材支持ベースと、
    原動機支持ベースに支持された原動機とレール切断部材支持ベースに支持されたレール切断部材とを連結して原動機で発生した回転をレール切断部材へ伝達するフレキシブルシャフトとを有することを特徴とするレール切断機。
  2. 請求項1に記載のレール切断機において、
    原動機支持ベースまたは原動機は、レールに沿って移動可能に設けられていることを特徴とするレール切断機。
  3. 請求項1または請求項2に記載のレール切断機において、
    原動機支持ベースは、
    原動機が設置される原動機設置台と、
    その原動機設置台の裏側に設けられ、原動機設置台をレールに沿ってスライド可能に支持するガイド部と、
    そのガイド部をレールに沿ってスライド可能に案内するガイドレールと、
    そのガイドレールをガイドレール取付け部を介して支持する支持ベース本体と、
    その支持ベース本体をレールに固定するレールキャッチ機構部とを有していることを特徴とするレール切断機。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一の請求項に記載のレール切断機において、
    原動機支持ベースとレール切断部材支持ベースとは別体であり、原動機支持ベースに支持された原動機またはレール切断部材支持ベースに支持されたレール切断部材の少なくともいずれか一方には、フレキシブルシャフトの端部を着脱自在に連結可能な着脱自在連結部が設けられており、このレール切断機を使用しない場合には、原動機支持ベースに支持された原動機またはレール切断部材支持ベースに支持されたレール切断部のいずれか一方からフレキシブルシャフトを切り離し可能であることを特徴とするレール切断機。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一の請求項に記載のレール切断機において、
    レール切断部材は、チップソーであり、
    レール切断部材支持ベースは、
    基端部側がレールに固定されるレール固定アーム部と、
    基端部側がレール固定アーム部の先端部に回動可能に支持され、先端部側でレール切断部材であるチップソーを回転可能に支持するスイングアーム部とを有することを特徴とするレール切断機。
JP2013224181A 2013-10-29 2013-10-29 レール切断機 Pending JP2015086542A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013224181A JP2015086542A (ja) 2013-10-29 2013-10-29 レール切断機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013224181A JP2015086542A (ja) 2013-10-29 2013-10-29 レール切断機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015086542A true JP2015086542A (ja) 2015-05-07

Family

ID=53049638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013224181A Pending JP2015086542A (ja) 2013-10-29 2013-10-29 レール切断機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015086542A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2980314A1 (en) * 2014-07-29 2016-02-03 Kss1220 Llc Railway maintentance systems, tools, and methods of use thereof
JP2018127829A (ja) * 2017-02-09 2018-08-16 公益財団法人鉄道総合技術研究所 レールガス圧接用チップソー式可搬型レール切断機、レール切断方法及びレール圧接方法
JP2019529145A (ja) * 2016-10-07 2019-10-17 ローベル バーンバウマシーネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングROBEL Bahnbaumaschinen GmbH 軌道のレールを鋸断するバンドソー
JP2021535300A (ja) * 2018-08-30 2021-12-16 ローベル バーンバウマシーネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングROBEL Bahnbaumaschinen GmbH 軌道を加工する加工機械および方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4873902A (en) * 1986-04-11 1989-10-17 Krieg Adrian H Railroad rail cold saw
JPH05346003A (ja) * 1992-06-15 1993-12-27 Yamazaki Haguruma Seisakusho:Kk 鉄道レール切断機
JPH11269804A (ja) * 1998-03-25 1999-10-05 East Japan Railway Co レール研磨装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4873902A (en) * 1986-04-11 1989-10-17 Krieg Adrian H Railroad rail cold saw
JPH05346003A (ja) * 1992-06-15 1993-12-27 Yamazaki Haguruma Seisakusho:Kk 鉄道レール切断機
JPH11269804A (ja) * 1998-03-25 1999-10-05 East Japan Railway Co レール研磨装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2980314A1 (en) * 2014-07-29 2016-02-03 Kss1220 Llc Railway maintentance systems, tools, and methods of use thereof
US10655279B2 (en) 2014-07-29 2020-05-19 Holland, L.P. Railway maintenance systems, tools, and methods of use thereof
US11041275B2 (en) 2014-07-29 2021-06-22 Holland, L.P. Railway maintenance systems, tools, and methods of use thereof
JP2019529145A (ja) * 2016-10-07 2019-10-17 ローベル バーンバウマシーネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングROBEL Bahnbaumaschinen GmbH 軌道のレールを鋸断するバンドソー
JP7210439B2 (ja) 2016-10-07 2023-01-23 ローベル バーンバウマシーネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 軌道のレールを鋸断するバンドソー
JP2018127829A (ja) * 2017-02-09 2018-08-16 公益財団法人鉄道総合技術研究所 レールガス圧接用チップソー式可搬型レール切断機、レール切断方法及びレール圧接方法
JP2021535300A (ja) * 2018-08-30 2021-12-16 ローベル バーンバウマシーネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングROBEL Bahnbaumaschinen GmbH 軌道を加工する加工機械および方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015086542A (ja) レール切断機
US20120238189A1 (en) Apparatus for the tooling of a workpiece
KR101129771B1 (ko) 가지치기 전동톱
CN201295796Y (zh) 一种往复锯
EP2098321A3 (en) Lower blade guard
CN104353900B (zh) 圆盘刀具用开齿机
CN107455432A (zh) 一种肉牛胴体自动劈半机
CN103568132B (zh) 弧面石材加工设备
CN206605108U (zh) 铝材双锯双牵引机
CN204673433U (zh) 一种小型砂轮切割机
EP2754542B1 (en) Cutting saw with safety protection device
CN105057780A (zh) 一种铝管切割装置
CN203401152U (zh) 弓锯床
CN113441788B (zh) 一种圆锯机安全防护装置
US1858015A (en) Power saw
CN107803864A (zh) 一种刀片式切管机
CN105127872A (zh) 自动集尘装置及型材切割机
KR20110073840A (ko) 가지치기용 전동톱
CN109435862A (zh) 一种无人驾驶汽车雷达导航辅助装置
CN209806669U (zh) 一种林业工程用伐木装置
CN104722837B (zh) 一种轨道切割工具
CN204183639U (zh) 一种电机线管自动切管机
JP6711363B2 (ja) 往復動工具
CN207480720U (zh) 一种刀片式切管机
CN201376121Y (zh) 锯管机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160510

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161206