JP2015085409A - 切削インサート、切削工具および切削加工物の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
よび第2の横側面13に対してそれぞれ直交している。第1の横側面11の中心は、第1の横側面11の対角線上に位置するコーナ部分をそれぞれ結ぶ直線の交わる点とすることができる。同様に、第2の横側面13の中心は、第2の横側面13の対角線上に位置するコーナ部分をそれぞれ結ぶ直線の交わる点とすることができる。貫通孔15は、インサート1を切削工具のホルダにネジ止め固定する際に固定ネジを挿入するために設けられている。
る。第1のブレーカ溝19は、切削時に切屑をコントロールする主体となる面であり、切屑はこの面上を通過する。第1のブレーカ溝19が溝形状であることによって、切屑が湾曲させられる。そのため、第1の切刃17を用いて切削加工を行なった場合において、切屑が真っ直ぐに伸び過ぎることが抑制されるので、切屑の排出性が良好なものになる。
幅程度の間隔をあけて前側面7に近接している。すなわち、前側面7に近接する領域とは、第1のブレーカ溝19の幅程度の間隔まで前側面7に近づいている領域を意味している。
との交線部における後側面9の側の端部から第2の当接面27が延在する領域27aまで部分的に形成されている。
次に、本発明の一実施形態の切削工具101について図面を用いて説明する。
の切削工具101においては、第1の切刃17、第2の切刃23、第3の切刃29および第4の切刃33のうち、第1の切刃17がホルダ103の先端よりも外側に突出するようにホルダ103に装着されている。すなわち、この構成によって、当該第1の切刃13が切削時にホルダ103の外周面から最も突出した位置に拘束される。このとき、第2の当接面27を着座面105aに当接させるとともに、第2の横側面13を拘束側面105bに当接させることによって、インサート1をホルダ103に装着している。
次に、本発明の一実施形態の切削加工物の製造方法について図面を用いて説明する。
(1)被削材201を回転させる工程と、
(2)上記実施形態に代表される切削工具101における第1の切刃17を回転している被削材201に接触させる工程と、
(3)切削工具101を被削材201から離す工程と、
を備えている。
3・・・上面
5・・・下面
7・・・前側面
9・・・後側面
11・・・第1の横側面
13・・・第2の横側面
15・・・貫通孔
17・・・第1の切刃
17a・・・第1の主切刃
17b・・・第1の副切刃
19・・・第1のブレーカ溝
21・・・第1の当接面
23・・・第2の切刃
23a・・・第2の主切刃
23b・・・第2の副切刃
25・・・第2のブレーカ溝
27・・・第2の当接面
29・・・第3の切刃
29a・・・第3の主切刃
29b・・・第3の副切刃
31・・・第3のブレーカ溝
33・・・第4の切刃
33a・・・第4の主切刃
33b・・・第4の副切刃
35・・・第4のブレーカ溝
1・・・領域
101・・・切削工具
103・・・ホルダ
105・・・インサートポケット
107・・・ネジ
107a・・・着座面
107b・・・拘束側面
109・・・ネジ孔
201・・・被削材
Claims (7)
- 四角形状の上面、四角形状の下面、ならびに前記上面および前記下面の間に位置する、前側面、後側面、第1の横側面、および該第1の横側面の反対側に位置する第2の横側面からなる4つの側面を備えた切削インサートであって、
前記上面は、前記前側面との交線部に形成された第1の副切刃と、該第1の副切刃から前記後側面に向かって前記第1の横側面との交線部に部分的に形成された第1の主切刃と、前記第1の主切刃および前記第1の副切刃に沿って設けられた第1のブレーカ溝と、該第1のブレーカ溝の内側に位置する平坦な第1の当接面とを有し、
前記第1の当接面は、前記上面と前記第2の横側面との交線部における前記前側面に近接する領域にまで延在しており、
前記下面は、前記前側面との交線部に形成された第2の副切刃と、該第2の副切刃から前記後側面に向かって前記第2の横側面との交線部に部分的に形成された第2の主切刃と、前記第2の主切刃および前記第2の副切刃に沿って設けられた第2のブレーカ溝と、該第2のブレーカ溝の内側に位置する平坦な第2の当接面とを有し、
前記第2の当接面は、前記下面と前記第1の横側面との交線部における前記前側面に近接する領域にまで延在していることを特徴とする切削インサート。 - 前記上面は、前記後側面との交線部に形成された第3の副切刃と、該第3の副切刃から前記前側面に向かって前記第2の横側面との交線部に部分的に形成された第3の主切刃と、前記第3の主切刃および前記第3の副切刃に沿って設けられた第3のブレーカ溝とをさらに有し、
前記第1の当接面は、前記上面と前記第1の横側面との交線部における前記後側面に近接する領域にまで延在しており、
前記下面は、前記後側面との交線部に形成された第4の副切刃と、該第4の副切刃から前記前側面に向かって前記第1の横側面との交線部に部分的に形成された第4の主切刃と、前記第4の主切刃および前記第4の副切刃に沿って設けられた第4のブレーカ溝とをさらに有し、
前記第2の当接面は、前記下面と前記第2の横側面との交線部における前記後側面に近接する領域にまで延在していることを特徴とする請求項1に記載の切削インサート。 - 前記上面と前記第1の横側面との交線部において、当該交線部に沿った前記第1の主切刃の長さが前記第1の当接面よりも長いことを特徴とする請求項2に記載の切削インサート。
- 前記第1の当接面は、前記後側面から前記前側面に向かう方向における中心部分から前記前側面に向かうにつれて、前記方向に直交する方向の幅が漸次大きくなる領域を有していることを特徴とする請求項1に記載の切削インサート。
- 上面視した場合に、前記上面は、前記前側面との交線部と前記第1の横側面との交線部との境界が曲線形状の第1の曲線部となっており、また、前記前側面との交線部と前記第2の横側面との交線部との境界が曲線形状の第2の曲線部となっており、
前記第2の曲線部の曲率半径が、前記第1の曲線部の曲率半径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の切削インサート。 - 先端側にインサートポケットを有するホルダと、
前記第1の主切刃が前記ホルダの先端から突出するように前記インサートポケットに装着された、請求項1〜5のいずれか1つに記載の切削インサートとを具備した切削工具。 - 被削材を回転させる工程と、
回転している前記被削材に請求項1に記載の切削工具の前記主切刃を接触させる工程と、前記切削工具を前記被削材から離す工程とを備えた切削加工物の製造方法。
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