JP2013230513A - 切削インサート、切削工具および被削加工物の製造方法 - Google Patents

切削インサート、切削工具および被削加工物の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】分割切刃を有する切削インサートにおいては、幅の小さい切屑が複数生成されることから、切屑同士がさらに絡み易くなるという課題が生じていた。
【解決手段】本発明の一態様に係る切削インサート1は、上面3に一端が達している複数の溝部21が側面7に形成され、上面3と側面7との交線部に位置した切刃19が、複数の溝部21によって分割された複数の分割切刃23からなる。そして、上記態様の切削インサート1は、ブレーカ面11からすくい面13まで放射状に延びた複数の突起25を上面3に有していることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、切削インサート、切削工具および被削加工物の製造方法に関する。
従来、被削物の切削加工に用いられる切削工具として、特許文献1に記載の切削インサートが知られている。特許文献1に記載の切削インサートは、具体的には、正面フライス加工またはエンドミルのような転削加工に用いられる。特許文献1に記載の切削インサートにおいては、上面と側面との交線部に形成された切刃が溝部によって分割されて、分割切刃となっている。そのため、被削物の切削加工時における切削抵抗が低減されている。
特開平9−57519号公報
特許文献1に記載の切削インサートを用いて転削加工を行った場合、分割切刃によって被削物を切削することから、幅の小さい切屑が複数生成される。切屑の幅が小さいことから切削抵抗が低減されるが、切屑が複数生成されることから切屑同士が絡み易くなる。特に、切屑の幅が小さい程、切屑の流れる方向が不安定になり易いので、切屑同士がさらに絡み易くなる。そのため、切屑を良好に排出することが難しくなる場合がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、切削抵抗を低減しつつも優れた切屑排出性を備える、切削インサート、切削工具および切削加工物の製造方法を提供することにある。
本発明の一態様に基づく切削インサートは、下面と、外周に近づくにつれて高さが低くなるブレーカ面、および該ブレーカ面を囲むように位置して、外周に近づくにつれて高さが高くなるすくい面を有する上面と、前記下面および上面のそれぞれに接続された平坦状の側面と、前記上面と前記側面との交線部に位置した切刃とを備えている。また、前記上面に一端が達している複数の溝部が前記側面に形成され、前記切刃が、前記複数の溝部によって分割された複数の分割切刃からなる。そして、上記態様の切削インサートは、前記ブレーカ面から前記すくい面まで延びた複数の突起を前記上面に有していることを特徴としている。
本発明の一態様に基づく切削工具は、上記態様の切削インサートと、前記切削インサートが装着されたホルダとを具備している。
本発明の一態様に基づく切削加工物の製造方法は、上記態様の切削工具を回転させる工程と、回転している前記切削工具における前記切刃を被削材に接触させる工程と、前記切削工具を前記被削材から離す工程とを備えている。
上記態様の切削インサートは、ブレーカ面からすくい面まで延びた複数の突起を上面に有していることから、切屑を複数の突起に沿って流すことができる。そのため、切屑同士が絡み合う可能性が低減されて、良好に切屑を排出することができる。
本発明の第1の実施形態の切削インサートを示す斜視図である。 図1に示す切削インサートの平面図である。 図2に示す切削インサートの領域Xを拡大した拡大平面図である。 図1に示す切削インサートの側面図である。 図2に示す切削インサートにおけるA−A断面の断面図である。 図2に示す切削インサートにおけるB−B断面の一部を拡大した拡大断面図である。 本発明の一実施形態にかかる工具ホルダを示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる切削方法の工程図である。 本発明の一実施形態にかかる切削方法の工程図である。 本発明の一実施形態にかかる切削方法の工程図である。
<切削インサート>
以下、一実施形態の切削インサートについて、図面を用いて詳細に説明する。但し、以下で参照する各図は、説明の便宜上、実施形態の構成部材のうち、本発明を説明するために必要な主要部材のみを簡略化して示したものである。従って、本発明の切削インサートは、本明細書が参照する各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。また、各図中の部材の寸法は、実際の構成部材の寸法および各部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
なお、図5は、図2に示す切削インサートにおけるA−A断面であり、複数の突起の一部を含む断面図である。また、図6は、図2に示す切削インサートにおけるB−B断面であり、複数の突起を含まない断面の一部を拡大した拡大断面図である。
図1〜6に示すように、本実施形態の切削インサート1は、平面視した場合の形状が四角形状である上面3および下面5を備えている。また、上面3と下面5との間には、これらの面にそれぞれ接続された4つの側面7を備えている。具体的には、上面3及び下面5がそれぞれ四角形状であることから、上面3と下面5との間には、4つの平坦状の側面7が位置している。本実施形態の切削インサート1においては下面5が上面3よりも小さいことから、4つの側面7はそれぞれ、上面3および下面5に対して傾斜した形状となっている。上面3と側面7とのなす角を内角として、90°から内角を引いた値を傾斜角とした場合、本実施形態の切削インサート1における傾斜角は11°に設定されている。
なお、本実施形態の切削インサート1は、図2に示すように、平面視した場合の上面3の形状が四角形であるが、このような形態には限られない。例えば、平面視した場合の上面3の形状が三角形、五角形、六角形または八角形のような多角形状であってもよい。また、平面視した場合の形状が四角形であるとは、厳密に四角形状であることを要求するものではなく、溝部21を除く外周の主要部分が4辺からなる構成であって、例えば、角部が曲線形状となっていてもよい。また、この曲線形状の角部をコーナー切刃19として切削加工に用いてもよい。
切削インサート1の材質としては、例えば、超硬合金あるいはサーメットなどが挙げられる。超硬合金の組成としては、例えば、炭化タングステン(WC)にコバルト(Co)の粉末を加えて焼結して生成されるWC−Co、WC−Coに炭化チタン(TiC)を添加したWC−TiC−Co、あるいはWC−TiC−Coに炭化タンタル(TaC)を添加したWC−TiC−TaC−Coがある。また、サーメットは、セラミック成分に金属を複合させた焼結複合材料であり、具体的には、炭化チタン(TiC)、または窒化チタ
ン(TiN)を主成分としたチタン化合物が挙げられる。
切削インサート1の表面は、化学蒸着(CVD)法または物理蒸着(PVD)法を用いて被膜でコーティングされていてもよい。被膜の組成としては、炭化チタン(TiC)、窒化チタン(TiN)、炭窒化チタン(TiCN)またはアルミナ(Al)などが挙げられる。
本実施形態の切削インサート1の下面5は、ホルダ103に装着した際に、ホルダ103のインサートポケット105と接する着座面(不図示)を有している。切削インサート1を安定してホルダ103の装着するため、着座面は平坦面となっている。以下、「下面5からの高さ」とは、この着座面のような平坦面からの高さを意味するものとする。
本実施形態の切削インサート1の上面3は、平坦な主面部分9と、主面部分9を囲むように位置するブレーカ面11と、ブレーカ面11を囲むように位置するすくい面13と、すくい面13を囲むように位置するランド面15とを有している。
主面部分9は上面3の中央に位置している。主面部分9の中心、言い換えれば上面3の中心から下面5の中心にかけて貫通孔17が形成されている。貫通孔17は、切削インサート1を切削工具101のホルダ103にネジ止め固定する際にボルト107を挿入するために設けられている。なお、切削インサート1をホルダ103に固定する方法としては、上記のネジ止め固定による方法に代えて、クランプ構造を採用しても良い。
ランド面15は、上面3の外周縁に位置しており、すくい面13を囲んでいる。ランド面15は下面5に対してほぼ平行となるように形成されている。なお「ほぼ平行」とは、厳密に平行であることを意味するものではなく、±5°程度のズレを有していても良いことを意味している。
ランド面15と側面7との交線部には切刃19が形成されている。ランド面15は、切刃19の強度を高めるために設けられている。ランド面15を有していない場合、すくい面13と側面7との交線部に切刃19が形成されることになる。ランド面15の内側に位置するすくい面13は、後述するように外周に近づくにつれて高さが高くなっている。そのため、すくい面13と側面7とのなす内角は小さい。しかしながら、ランド面15を有することによって、ランド面15と側面7とのなす内角が大きくなるので切刃19の強度を高めることができる。
なお、切刃19の切削性を高めることを目的とするのであれば、すくい面13と側面7との交線部に切刃19が形成された構成としても良い。切刃19が鋭利な形状となるからである。上面3の外周とすくい面13の外周との間隔で示されるランド面15の幅は、切削条件によって適宜設定されるが、例えば0.1〜0.2mmの範囲で設定すればよい。
すくい面13は、ランド面15の内側であってブレーカ面11を囲むように位置している。すくい面13は、切削加工時に切刃19において切削された切屑と接触して、切屑の進行方向を変えることによって、切屑を外部へスムーズに排出する役割を備える部位である。本実施形態におけるすくい面13は、断面視した場合に、複数の直線形状の部分から構成されているが、これに限られるものではない。たとえば、すくい面13が曲線形状となっていても何ら問題ない。
すくい面13は、切刃19において切削された切屑をすくい取るような役割をしている。そのため、被削材201の切屑はすくい面13の表面を伝うように流れる。すくい面13は、切屑を良好にすくい取るために、外周に近づくにつれて高さが高くなっている。具体的には、すくい面13は、上面3における中心側よりも外周側の高さが高い傾斜面となっている。すくい面13に垂直な断面における下面5とすくい面13とのなす角で示される傾斜角度は、例えば10°〜30°の範囲で設定すればよい。
ブレーカ面11は、主面部分9を囲むように位置している。ブレーカ面11は、すくい面13の上を流れてきた切屑を渦巻状にカールさせる役割をしている。切屑が渦巻き状に変形されることによって、優れた切屑排出性を発揮することが可能となる。そのため、ブレーカ面11は、外周から遠ざかるにつれて高さが高くなっている。言い換えれば、ブレーカ面11は、主面部分9に近づくに従って高さが高くなっている。具体的には、ブレーカ面11は、上面3における外周側よりも中心側の高さが高い傾斜面となっている。
ブレーカ面11に垂直な断面における、下面5とブレーカ面11とのなす角で示される傾斜角度は、例えば20°〜45°の範囲で設定すればよい。特に、ブレーカ面11の傾斜角度がすくい面13の傾斜角度よりも大きいことが好ましい。すくい面13の表面を伝って流れてきた切屑を、ブレーカ面11において良好に渦巻状にカールさせる事が出来るからである。
本実施形態の切削インサート1における略四角形状の上面3は、一辺が例えば6〜25mm程度に設定される。また、切削インサート1における略四角形状の下面5は、一辺が例えば5〜20mm程度に設定される。さらに、上面3から下面5までの厚みは、例えば3〜10mm程度に設定される。このとき、厚みとは、切削インサート1を側面視した場合に、上面3のうち最も上方に位置する部分と下面5のうち最も下方に位置する部分までの上下方向の幅を意味している。
本実施形態の切削インサート1は、上面3と側面7との交線部のみに切刃19を有する形状であるが、下面5と側面7との交線部にも切刃19を有する形状であってもよい。このような場合、切削インサート1を上下反転させて用いることができる。
上記4つの側面7のうち少なくとも1つには、一端が上面3に達している溝部21が形成されている。具体的には、本実施形態の切削インサート1は4つの側面7のそれぞれに、一端が上面3に達するとともに他端が下面5に達する溝部21がそれぞれ複数形成されている。このとき、溝部21は、上面3から下面5に向かって形成された底面と、この底面を間に挟むように上面3から下面5に向かって形成された一対の両側面とを有している。なお、本実施形態の切削インサート1における溝部21の一部は、他端が下面5に達しているが、とくにこの構成に限定されるものではない。
図3において、溝部21における切削インサート1の側面7に平行な方向の幅は、1〜2mm程度に設定される。また、溝部21における切削インサート1の側面7に垂直な方向の幅、言い換えれば溝部21の深さは、0.5〜1mm程度に設定される。
上面3と側面7との交線部には複数の分割切刃23が形成されている。本実施形態の切削インサート1においては、側面7に複数の溝部21が形成されていることから、これらの溝部21によって分割された側面7のそれぞれと上面3との交線部に、それぞれ分割切刃23が形成されている。言い換えれば、上面3と側面7との交線部に形成された切刃19が、溝部21によって複数の分割切刃23に分割されている。それぞれの分割切刃23の幅は、例えば2〜4mm程度に設定される。
なお、このとき上面3と側面7との交線部は、2つの面が交わることによる厳密な線形状であるものではない。上面3と側面7との交線部が鋭角に尖っていると、切刃19の耐久性が低下する。そのため、上面3と側面7とが交わる部分がわずかに曲面形状となって
いる、いわゆるホーニング加工が施されていても良い。
溝部21の底面と両側面との境界、および、溝部21の両側面と切削インサート1の側面7との境界は曲面形状となっていることが好ましい。切削加工時に分割切刃23に加わる負荷は、溝部21に加わる負荷と異なる。そのため、この切削負荷の違いに起因して、溝部21の底面と両側面との境界、および、溝部21の両側面と切削インサート1の側面7との境界には比較的大きな応力が加わり易いからである。
図4に示すように、切削インサート1を側面視した場合に、側面7の中央における上端の高さが、側面7の側端における上端の高さよりも低くなっている。言い換えれば、溝部21を除く部分における側面7の上端が凹形状となっている。そのため、本実施形態の切削インサート1においては、複数の分割切刃23のうち、中央に位置する分割切刃23の下面5からの高さが、両端部に位置する分割切刃23の下面5からの高さよりも低い。
このように分割切刃23が形成されている場合には、コーナーから切刃中央部にかけて正のアキシャルレーキ(軸方向すくい角)を付与することができるので、切削抵抗を低減できる。一方、切屑が中央に集まり易くなるので、切屑同士が絡まり易くなる。しかしながら、本実施形態の切削インサート1においては、以下に詳述する突起25を複数有していることから、切屑同士が絡まることを抑制しつつ、切屑を容易にまとめることが出来る。
また、切削インサート1を平面視した場合において、溝部21を除く部分における複数の分割切刃23を結ぶ線が、外側に向かって凹形状となっている。すなわち、複数の分割切刃23のうち、中央に位置する分割切刃23が、両端部に位置する分割切刃23よりも内側に位置している。より具体的には、複数の分割切刃23のうち両端部に位置する分割切刃23を結ぶ直線よりも、中央に位置する分割切刃23が内側に位置している。
本実施形態の切削インサート1は、ブレーカ面11からすくい面13まで直線状に延びた複数の突起25を上面3に有している。既に示したように、被削材201の切屑はすくい面13の表面を伝うように流れる。このとき、分割切刃23によって生じた切屑の幅が小さいことから、切屑の流れる方向が不安定になり易く、また、切屑が同時に複数生成されることから切屑同士が絡み易くなる。
しかしながら、複数の突起25がそれぞれブレーカ面11からすくい面13まで延びていることから、切屑の流れる方向を安定したものにさせ易い。そのため、切屑同士が絡む可能性を低減させることができ、安定して切屑を排出させることが出来る。
ここで、突起25がブレーカ面11からすくい面13まで延びているとは、突起25の一方の端部がブレーカ面11上に位置しており、また、突起25の他方の端部がすくい面13上に位置していることを意味している。また、複数の突起25はそれぞれ直線状に延びている。突起25が直線状に延びているとは、図3に示すように、突起25の稜線が一直線上に位置していることに限られるものではなく、突起25の一方の端部と他方の端部を結ぶ直線上に突起25が存在していれば良いことを意味している。
本実施形態の切削インサート1においては、ブレーカ面11からすくい面13まで延びた突起25を複数有しており、これら複数の突起25の少なくとも一部は、複数の溝部21に向かって延びている。溝部21によって切刃19が分割されていることから、溝部21を基準として切屑も分割される。突起25が溝部21に向かって延びている場合には、分割された切屑の間に突起25が位置することになる。そのため、切屑同士が絡まる可能性をより小さくできる。
突起25が複数の溝部21に向かって延びているとは、直線状の突起25の延長線上に溝部21が位置することを意味している。従って、必ずしも突起25が溝部21にまで延びている必要は無い。また、それぞれの溝部21に向かって突起25が延びていることが好ましいが、これに限られるものではない。図2,3に示すように、複数の溝部21の少なくとも1つに向かって突起25が延びていれば、切屑同士が絡まる可能性を小さくできる。
さらに、本実施形態の切削インサート1においては、複数の突起25の少なくとも一部が、複数の分割切刃23に向かって延びている。この突起25の上を切屑が流れることになるので、この突起25によって切屑の流れる方向を安定してコントロールすることができる。結果として、すくい面13上を流れる際に隣り合う切屑同士が絡まる可能性をさらに低減できる。
また、突起25の上を切屑が流れる場合には、突起25の形状に沿って切屑が変形するので、切屑の幅を小さくすることができる。そのため、切屑同士の間隔を広げることが出来るので、切屑同士が絡み合う可能性をさらに低減できる。特に、低切込み加工時、或いは被削材201が軟らかい部材である場合には切屑が変形し易いので、本構成がより有効となる。
さらに、本実施形態の切削インサート1においては、一つの分割切刃23に向かって複数の突起25が延びた構成となっている。このように複数の突起25が延びている場合には、切屑の流れる方向をより安定してコントロールすることができる。具体的には、複数の突起25の形状に沿って切屑が波状に変形するので、切屑の流れる方向をより安定してコントロールすることができ、また、切屑同士の間隔をさらに広げることが出来る。
また、本実施形態の切削インサート1においては、複数の突起25の少なくとも1つは、ブレーカ面11からすくい面13にかけて幅が一定である。具体的には、図3に示すように複数の突起25の一つを平面視した場合において、突起25の伸びる方向に直交する方向の幅がブレーカ面11側からすくい面13側にかけて一定である。このように突起25が形成されている場合には、切屑の流れる方向を突起25によって安定して制御することができる。
なお、幅が一定であるとは、突起25の全体に亘って一定であることを厳密に要求するものではない。すなわち、突起25の両端部を含めて幅が一定である必要はない。例えば、図3に示すように、本実施形態の切削インサート1における突起25の平面視した場合の外周は、両端部がそれぞれ曲線形状であって、これらの曲線に挟まれた部分が直線形状となっている。この外周が直線形状となっている部分においては、突起25の幅が一定となっている。
また、本実施形態の切削インサート1において、複数の突起25の少なくとも1つは、ブレーカ面11及びすくい面13からの高さが一定である。すなわち、ブレーカ面11及びすくい面13の表面の凹凸形状に合わせるように突起25が形成されている。切屑は、すくい面13及びブレーカ面11の表面に沿って流れる。そのため、突起25のブレーカ面11およびすくい面13からの高さが一定である場合には、この切屑の流れを阻害しにくく、突起25で切屑が詰まる可能性を小さくできるので、切屑の流れを良好に突起25でコントロールできる。
また、本実施形態の切削インサート1においては、複数の突起25として、互いに隣り合う第1の突起25Aおよび第2の突起25Bを有している。さらに、第1の突起25A
と第2の突起25Bとの間隔が、上面3の外周に近づくにつれて大きくなっている。言い換えれば、互いに隣り合う突起25の間隔が、上面3の中心に向かうにつれて小さくなっている。このような第1の突起25A及び第2の突起25Bを有している場合には、溝部21で分けられた切屑同士が絡まる可能性を抑制しつつ、これらの切屑をまとめ易くなる。
特に、本実施形態の切削インサート1においては、複数の突起25は、ブレーカ面11からすくい面13に向かって放射状に延びている。このように複数の突起25が形成されていることによって、溝部21で分けられた切屑同士が絡まる可能性を抑制できる。放射状に延びた複数の突起によって流れる方向をコントロールされた切屑は、ブレーカ面11に当たることによって渦巻状にカールされる。
既に示したように、本実施形態の切削インサート1においては、複数の分割切刃23のうち、中央に位置する分割切刃23の下面5からの高さが、両端部に位置する分割切刃23の下面5からの高さよりも低く、平面視した場合において、中央に位置する分割切刃23の下面5に対する傾斜角よりも両端部に位置する分割切刃23の下面5に対する傾斜角が大きい。
切刃19から生成してくる切屑は、切刃19の法線方向に流れる。中央に位置する分割切刃23の下面5に対する傾斜角よりも両端部に位置する分割切刃23の下面5に対する傾斜角が大きい場合、それぞれの分割切刃23の法線方向が異なることから、それぞれの分割切刃23から生成してくる切屑の流れる方向が互いに交差して切屑同士が絡み易くなる可能性がある。
分割切刃23がこのような構成の場合であっても、突起25によって切屑の流れを過度に阻害することなく、流れる方向を安定してコントロールできる。また、切屑同士が絡まる可能性を低減しつつも切屑を纏めることができる。
すなわち、複数の突起25がブレーカ面11からすくい面13に向かって放射状に延びていることによって、切屑同士が絡むことを抑制しつつ、上面の中心に容易に切屑を集めることができる。結果として、良好な切屑排出性を達成することができる。
また、本実施形態の切削インサート1においては、複数の突起25は、ブレーカ面11の側の端部の高さが、複数の突起25の延長線上でのブレーカ面11の端の高さよりも低い。加えて、すくい面13の側の端部の高さが、複数の突起25の延長線上でのすくい面13の端の高さよりも低い。
突起25のおけるブレーカ面11の側の端部の高さが、複数の突起25の延長線上でのブレーカ面11の端の高さよりも低い場合には、突起25の上を流れる切屑がブレーカ面11を乗り越えて想定外の方向に流れる可能性を抑制でき、ブレーカ面11で安定して切屑をカールさせることができる。また、すくい面13の側の端部の高さが、複数の突起25の延長線上でのすくい面13の端の高さよりも低い場合には、分割切刃23における切削加工が突起25によって阻害される可能性が小さいので、安定して被削物の切削を行うことができる。
また、本実施形態の切削インサート1においては、複数の突起25は、それぞれ幅が同じである。複数の突起25のそれぞれの幅が同じである場合には、それぞれの突起25による切屑のコントロールのバラつきが低減されるので、より安定して切屑の流れをコントロールすることができる。
また、本実施形態の切削インサート1においては、主面部分9が、複数の溝部21のうちで最も上面3の角部に近い位置に存在する溝部21に向かって突出する突出部分9Aを有している。ここで、溝部21に向かって突出するとは、図2において一点鎖線Yで示すように、突出部分9Aの突出する方向の延長線上に上記の溝部21が位置することを意味している。
既に示したように、本実施形態の切削インサート1においては、溝部21を除く部分における側面7の上端が凹形状となっているので、切屑が中央に集まり易くなっている。特に、角部と溝部21との間に位置する分割切刃23は、側面視した場合の下面5に対する傾斜角が相対的に大きい。そのため、この分割切刃23によって生じる切屑は平面視した場合に分割切刃23に対して大きく傾斜した方向に進み易い。このような場合、この分割切刃23によって生じる切屑(以下、便宜的に第1の切屑とする)と、この分割切刃23と隣り合う分割切刃23によって生じる切屑(以下、便宜的に第2の切屑とする)とが特に絡み易くなる。
しかしながら、上記の突出部分9Aを有している場合には、第1の切屑が進む方向と第2の切屑が進む方向との間に突出部分9Aが位置することになるので、第1の切屑と第2の切屑とが絡み合う可能性を小さくできる。すなわち、特に絡み合い易い第1の切屑と第2の切屑との間には相対的に高さの大きな突出部分9Aが設けられ、第2の切屑とその他の切屑が絡み合う事を抑制するために複数の突起25が設けられている。
上記の理由から、本実施形態の切削インサート1においては、複数の溝部21のうちで最も上面3の角部に近い位置に存在する溝部21に向かってそれぞれ突出する一対の突出部分9Aを有するとともに、これら一対の突出部分9Aの間に複数の突起25が設けられている。
そして本実施形態の切削インサート1においては、一対の突出部分9Aの延長線上に位置する溝部21に挟まれた複数の分割切刃23のそれぞれに向かって複数の突起25が放射状に設けられている。そのため、上記の溝部21に挟まれた複数の分割切刃23によって生じた切屑のそれぞれが複数の突起25の上を通ることになる。これにより、それぞれの切屑が絡み合う可能性を低減できる。
<切削工具>
次に、本発明の一実施形態の切削工具101について図面を用いて説明する。
本実施形態の切削工具101は、図7に示すように、回転中心軸Sを有し、先端側の外周面に複数のインサートポケット105を有するホルダ103と、インサートポケット105にそれぞれ装着される上記の切削インサート1とを備えている。
ホルダ103は、回転中心軸Sを中心とする略回転体形状をなす。そして、ホルダ103の先端側の外周面には、インサートポケット105が等間隔に複数設けられている。インサートポケット105は、切削インサート1が装着される部分であり、ホルダ103の外周面および先端面に開口している。
そして、ホルダ103に設けられた複数のインサートポケット105に、切削インサート1が装着される。複数の切削インサート1は、切刃19が外周面から外方に突出するように装着される。
本実施形態においては、切削インサート1は、ボルト107によって、インサートポケット105に装着されている。すなわち、切削インサート1の貫通孔17にボルト107を挿入し、このボルト107の先端をインサートポケット105に形成されたネジ孔(不図示)に挿入してネジ部同士を螺合させることによって、切削インサート1がホルダ103に装着されている。
また、本実施形態においては、切削インサート1は、ホルダ103に対して、外周面から外方に突出する切刃19が正のアキシャルレーキ角を有するように装着されている。すなわち、側面視で、ホルダ103の外周面側に配置された切削インサート1の切刃19は、ホルダ103の先端側から後端側に向かうにつれて、ホルダ103の回転中心軸Sから遠ざかるように傾斜している。このような構成によって、切削時にかかる切削抵抗の低減を図ることができる。
本実施形態の切削工具101においては、溝部21の数が異なる複数の切削インサート1を組み合わせて用いてもよい。本例においては、側面7における溝部21の数が奇数である切削インサート1Aと、側面7における溝部21の数が偶数である切削インサート1Bとを組み合わせて用いている。具体的には、切削インサート1Aの分割切刃23は、切削インサート1Bの溝部21に対応して設けられている。また、切削インサート1Bの分割切刃23は、切削インサート1Aの溝部21に対応して設けられている。
切削インサート1Aおよび切削インサート1Bは、図7に示すように、交互にホルダ103に配置されることが好ましい。このような切削インサート1Aおよび切削インサート1Bを組み合わせて用いることによって、切削インサート1Aの溝部21によって残る削り残し部分を切削インサート1Bの切刃19によって削ることができ、平坦状の加工面を安定して得ることができる。
なお、本例においては、切削インサート1Aおよび切削インサート1Bは、本体部分、溝部21および第1の切刃19の寸法が全て等しいものを用いているが、上述のように、一方の切削インサート1Aの第1の切刃19が他方の切削インサート1Bの溝部21に対応していればよい。
ホルダ103としては、鋼、鋳鉄などを用いることができる。特に、これらの部材の中で靱性の高い鋼を用いることが好ましい。
<被削材の切削方法>
次に、本発明の一実施形態の被削材201の切削方法について図面を用いて説明する。
本実施形態の切削方法は、以下の工程を備えている。すなわち、
(1)上記実施形態に代表される切削工具101を回転させる工程と、
(2)回転している切削工具101における切刃19を被削材201に接触させる工程と、
(3)切削工具101を被削材201から離す工程と、
を備えている。
より具体的には、まず、図8に示すように切削工具101を被削材201に相対的に近付ける。次に、図9に示すように、切削工具101または被削材201を回転させ、切削工具101の切刃19を被削材201に接触させて、被削材201を切削する。そして、図10に示すように、切削工具101を被削材201から相対的に遠ざける。
本実施形態の被削材201の切削方法においては、切削インサート1が、ブレーカ面11からすくい面13まで延びた複数の突起25を有しているから、切屑同士が絡み合う可能性が低減されて、良好に切屑を排出することができる。
図8においては、被削材201を固定するとともに切削工具101を近づけている。また、図9においては、被削材201を固定するとともに切削工具101を回転させている。また、図10においては、被削材201を固定するとともに切削工具101を遠ざけている。なお、本実施形態の切削方法においては、それぞれの工程において、被削材201を固定するとともに切削工具101を動かしているが、当然ながらこのような形態に限定されるものではない。
例えば、(1)の工程において、被削材201を切削工具101に近づけてもよい。同様に、(3)の工程において、被削材201を切削工具101から遠ざけてもよい。切削加工を継続する場合には、切削工具101を回転させた状態を保持して、被削材201の異なる箇所に切削インサート1の切刃19を接触させる工程を繰り返せばよい。使用している切刃19が摩耗した際には、切削インサート1を貫通孔17の中心軸に対して90度回転させて、未使用の切刃19を用いればよい。
なお、被削材201の材質の代表例としては、炭素鋼、合金鋼、ステンレス、鋳鉄、または非鉄金属などが挙げられる。
1・・・切削インサート
3・・・上面
5・・・下面
7・・・側面
9・・・主面部分
9A・・・突出部分
11・・・ブレーカ面
13・・・すくい面
15・・・ランド面
17・・・貫通孔
19・・・切刃
21・・・溝部
23・・・分割切刃
25・・・突起
25A・・・第1の突起
25B・・・第2の突起
101・・・切削工具
103・・・ホルダ
105・・・インサートポケット
107・・・ボルト
201・・・被削材

Claims (12)

  1. 下面と、
    外周に近づくにつれて高さが低くなるブレーカ面、および該ブレーカ面を囲むように位置して、外周に近づくにつれて高さが高くなるすくい面を有する上面と、
    前記下面および上面のそれぞれに接続された平坦状の側面と、
    前記上面と前記側面との交線部に位置した切刃とを備えた切削インサートであって、
    前記上面に一端が達している複数の溝部が前記側面に形成され、
    前記切刃が、前記複数の溝部によって分割された複数の分割切刃からなり、
    前記ブレーカ面から前記すくい面まで延びた複数の突起を前記上面に有していることを特徴とする切削インサート。
  2. 前記複数の突起の少なくとも一部は、前記複数の溝部に向かって延びていることを特徴とする請求項1に記載の切削インサート。
  3. 前記複数の突起の少なくとも一部は、前記複数の分割切刃に向かって延びていることを特徴とする請求項2に記載の切削インサート。
  4. 前記複数の突起の少なくとも1つは、前記ブレーカ面から前記すくい面にかけて幅が一定であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の切削インサート。
  5. 前記複数の突起の少なくとも1つは、前記ブレーカ面および前記すくい面からの高さが一定であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の切削インサート。
  6. 前記複数の分割切刃のうち、中央に位置する前記分割切刃の前記下面からの高さが、両端部に位置する前記分割切刃の前記下面からの高さよりも低いことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の切削インサート。
  7. 前記複数の突起は、互いに隣り合う第1の突起および第2の突起を有し、
    前記第1の突起と前記第2の突起との間隔が、前記上面の外周に近づくにつれて大きくなっていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の切削インサート。
  8. 前記複数の突起は、前記ブレーカ面から前記すくい面に向かって放射状に延びていることを特徴とする請求項7に記載の切削インサート。
  9. 前記複数の突起は、前記ブレーカ面側の端部の高さが、前記複数の突起の延長線上での前記ブレーカ面の端の高さよりも低く、かつ、前記すくい面側の端部の高さが、前記複数の突起の延長線上での前記すくい面の端の高さよりも低いことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の切削インサート。
  10. 前記複数の突起は、それぞれ幅が同じであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の切削インサート。
  11. 請求項1〜10のいずれか1つに記載の切削インサートと、
    該切削インサートが装着されたホルダとを具備した切削工具。
  12. 請求項11に記載の切削工具を回転させる工程と、
    回転している前記切削工具における前記切刃を被削材に接触させる工程と、
    前記切削工具を前記被削材から離す工程とを備えた切削加工物の製造方法。
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