JP2015085380A - ロボット - Google Patents

ロボット Download PDF

Info

Publication number
JP2015085380A
JP2015085380A JP2013228586A JP2013228586A JP2015085380A JP 2015085380 A JP2015085380 A JP 2015085380A JP 2013228586 A JP2013228586 A JP 2013228586A JP 2013228586 A JP2013228586 A JP 2013228586A JP 2015085380 A JP2015085380 A JP 2015085380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
axis
robot
wire
torch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013228586A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5920314B2 (ja
Inventor
篤 寺田
Atsushi Terada
篤 寺田
一裕 安冨
Kazuhiro Yasutomi
一裕 安冨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2013228586A priority Critical patent/JP5920314B2/ja
Priority to US14/490,654 priority patent/US9643277B2/en
Priority to CN201410478426.8A priority patent/CN104439627B/zh
Priority to EP14185573.4A priority patent/EP2851164B1/en
Publication of JP2015085380A publication Critical patent/JP2015085380A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5920314B2 publication Critical patent/JP5920314B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Abstract

【課題】干渉を防止しつつ、多様な溶接姿勢をとりやすくすること。【解決手段】実施形態に係るロボットは、取付部と、アーム部と、アーム支持部と、送給機と、パワーケーブルとを備える。上記取付部は、溶接用トーチを取り付け可能である。上記アーム部は、先端部において上記取付部を揺動可能に支持する。上記アーム支持部は、先端部において上記アーム部を上記取付部の揺動軸に垂直な回転軸まわりに回転可能に支持する。上記送給機は、上記アーム部の基端部および先端部の間で上記回転軸の軸線と交わるように配置され、上記取付部に取り付けられる上記溶接用トーチへワイヤを送給する。上記パワーケーブルは、上記溶接用トーチへの給電経路であり、上記ワイヤの送給経路とは別体に設けられる。【選択図】図3A

Description

開示の実施形態は、ロボットに関する。
従来、アーク溶接用途に用いられるロボットが知られている。かかるロボットは、多軸アームを有して構成され、かかる多軸アームの先端可動部には、エンドエフェクタとして溶接用トーチ(以下、「トーチ」と記載する)が取り付けられる。
なお、トーチには、溶接用ワイヤが送給される必要があるが、かかる送給はワイヤ送給装置(以下、「送給機」と記載する)によって行われる(たとえば、特許文献1参照)。
送給機は、たとえば、ワイヤの送給動作の応答性を高めるため、前述の先端可動部とトーチとの間に介在させて取り付けられる。
特開2005−66610号公報
しかしながら、上述した従来技術には、干渉を防止しつつ、多様な溶接姿勢をとりやすくするという点で更なる改善の余地がある。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、干渉を防止しつつ、多様な溶接姿勢をとりやすくすることができるロボットを提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係るロボットは、取付部と、アーム部と、アーム支持部と、送給機と、パワーケーブルとを備える。前記取付部は、溶接用トーチを取り付け可能である。前記アーム部は、先端部において前記取付部を揺動可能に支持する。前記アーム支持部は、先端部において前記アーム部を前記取付部の揺動軸に垂直な回転軸まわりに回転可能に支持する。前記送給機は、前記アーム部の基端部および先端部の間で前記回転軸の軸線と交わるように配置され、前記取付部に取り付けられる前記溶接用トーチへワイヤを送給する。前記パワーケーブルは、前記溶接用トーチへの給電経路であり、前記ワイヤの送給経路とは別体に設けられる。
実施形態の一態様によれば、干渉を防止しつつ、多様な溶接姿勢をとりやすくすることができる。
図1Aは、実施形態に係るロボットの斜視模式図である。 図1Bは、アーク溶接システムの構成例を示す模式図である。 図2は、ロボットの各軸の動作および送給機の位置を示す模式図である。 図3Aは、上部アーム周辺の斜視模式図である。 図3Bは、支持具の構成を示す斜視模式図である。 図3Cは、上部アーム周辺の平面模式図である。 図3Dは、上部アーム周辺の底面模式図である。 図3Eは、上部アーム周辺の正面模式図である。 図3Fは、トーチクランプ周辺の斜視模式図である。 図3Gは、上部アーム周辺の左側面模式図である。 図4は、変形例に係る支持具の構成を示す斜視模式図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するロボットの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
また、以下では、アーク溶接用途に用いられるロボットを例に挙げて説明を行う。また、溶接用トーチについては「トーチ」と記載する。
まず、実施形態に係るロボット10の概略について述べる。図1Aは、実施形態に係るロボット10の斜視模式図である。なお、以下では、説明の便宜上、ロボット10の旋回位置および姿勢が基本的に図1Aに示す状態にあるものとして、ロボット10における各部位の位置関係を説明する。また、かかる図1Aに示す状態を、ロボット10の「基準姿勢」と呼ぶ場合がある。
また、ロボット10の基台部11が据え付けられる設置面側を「基端側」と呼び、各部材の基端側周辺を「基端部」と呼ぶ。また、ロボット10のフランジ部15a側を「先端側」と呼び、各部材の先端側周辺を「先端部」と呼ぶ。
また、図1Aには、説明を分かりやすくするために、鉛直上向きを正方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を図示している。かかる直交座標系は、以下の説明で用いる他の図面においても示す場合がある。なお、本実施形態では、X軸の正方向がロボット10の前方を指すものとする。
図1Aに示すように、ロボット10は、いわゆるシリアルリンクの垂直多関節型であり、6個回転関節軸である軸S、軸L、軸U、軸R、軸Bおよび軸Tを有している。また、ロボット10は、6個のサーボモータM1、M2、M3、M4、M5およびM6を有している。また、ロボット10は、基台部11と、旋回ベース12と、下部アーム13と、上部アーム14と、取付部15と、配管部16と、送給機30とを備える。
また、上部アーム14は、第1アーム14aと、第2アーム14bとを備える。第1アーム14aは、アーム支持部の一例であり、第2アーム14bは、アーム部の一例である。
ここで、かかるロボット10を含むアーク溶接システム100について説明しておく。図1Bは、アーク溶接システム100の構成例を示す模式図である。なお、図1Bでは、各構成要素を簡略化して示している。図1Bに示すように、アーク溶接システム100は、ワイヤ貯蔵装置1と、溶接電源2と、ロボットコントローラ3と、ガスボンベ4と、ロボット10とを備える。
ワイヤ貯蔵装置1は、ワイヤWの供給源となる装置であり、たとえばワイヤリール等を含んで構成される。溶接電源2は、アーク溶接用の電源装置である。ロボットコントローラ3は、ロボット10や溶接電源2といった各種装置と情報伝達可能に接続され、これら各種装置の動作を制御する。
たとえば、ロボットコントローラ3は、上述した各回転関節軸を駆動させるサーボモータM1〜M6それぞれの回転位置を制御することで、ロボット10の溶接姿勢を変化させる。ガスボンベ4は、シールドガス用のガス供給源である。
そして、ロボット10は、コンジットケーブルC1を介してワイヤ貯蔵装置1と接続される。コンジットケーブルC1は、後述するワイヤケーブル41を含む。また、ロボット10は、溶接電源ケーブルC2を介して溶接電源2と接続される。また、ロボット10は、サーボモータケーブルC3を介してロボットコントローラ3と接続される。また、ロボット10は、ガスホースC4を介してガスボンベ4と接続される。
図1Aの説明に戻る。コンジットケーブルC1および溶接電源ケーブルC2は、上部アーム14の基端部外側に接続される。なお、溶接電源ケーブルC2は、下部アーム13に沿って配索される。また、サーボモータケーブルC3は、配管部16等の内部で配索され、サーボモータM1〜M6それぞれに接続される。また、ガスホースC4(図示略)は、たとえば下部アーム13に沿って配索され、上部アーム14の方へ導かれる。
なお、コンジットケーブルC1は、後述するワイヤケーブル41に対応する。また、溶接電源ケーブルC2は、上部アーム14の基端部外側で分岐され、後述のパワーケーブル43として配索される。また、ガスホースC4は、後述するガスホース42に対応する。
基台部11は、床面などに固定される支持ベースであり、旋回ベース12を軸Sまわりに回転可能に支持する。そして、サーボモータM1の駆動により、基台部11と旋回ベース12とが軸Sまわりに相対的に回転する。旋回ベース12は、下部アーム13の基端部を軸Sに垂直な軸Lまわりに回転可能に支持する。そして、サーボモータM2の駆動により、旋回ベース12と下部アーム13とが軸Lまわりに相対的に回転する。
下部アーム13は、その先端部において、上部アーム14の第1アーム14aの基端部を、軸Lに平行な軸Uまわりに回転可能に支持する。そして、サーボモータM3の駆動により、下部アーム13と第1アーム14aとが軸Uまわりに相対的に回転する。第1アーム14aは、その先端部において、第2アーム14bの基端部を軸Uに垂直な軸Rまわりに回転可能に支持する。そして、サーボモータM4の駆動により、第1アーム14aと第2アーム14bとが軸Rまわりに相対的に回転する。なお、軸Rは回転軸の一例である。
第2アーム14bは、その先端部において、取付部15の基端部を軸Rに垂直な軸Bまわりに回転可能に支持する。そして、サーボモータM5の駆動により、第2アーム14b内部に内蔵された動力伝達機構(ベルト、プーリなど)を介して動力が伝達され、第2アーム14bと取付部15とが軸Bまわりに相対的に回転する。なお、軸Bは揺動軸の一例である。
そして、取付部15には、トーチ20が取り付けられる。なお、取付部15は、軸Bに垂直な軸Tまわりに回転可能なフランジ部15aを有しており、トーチ20は、かかるフランジ部15aを介して取付部15に取り付けられる。そして、サーボモータM6の駆動により、第2アーム14b内部に内蔵された動力伝達機構(ベルト、プーリなど)を介して動力が伝達され、フランジ部15aが軸Tまわりに回転する。
なお、上記した「垂直」あるいは「平行」などは、必ずしも数学的に厳密な精度を必要とするものではなく、実質的な公差や誤差などを許容するものである。また、本実施形態における「垂直」は、2つの直線(回転軸)が同一平面上で直交することのみを意味するのではなく、2つの直線(回転軸)の関係がねじれの位置である場合をも含むものとする。
送給機30は、第2アーム14bの基端部および先端部の間で軸Rの軸線と交わるように配置され、トーチ20へワイヤWを送給する。
ここで、説明を分かりやすくするために、ロボット10の各軸の動作および送給機30の位置を図2に模式的に示す。図2は、ロボット10の各軸の動作および送給機30の位置を示す模式図である。なお、図2では、右側面方向(Y軸の負方向)からみたロボット10を、関節を示す図記号等を用いてごく模式的に示している。
図2に示すように、旋回ベース12は、基台部11に支持されて、軸Sまわりに旋回する(図中の矢印201参照)。下部アーム13は、旋回ベース12に支持されて、軸Lまわりに前後方向に揺動する(図中の矢印202参照)。
第1アーム14aは、下部アーム13に支持されて、軸Uまわりに上下方向に揺動する(図中の矢印203参照)。また、第2アーム14bは、第1アーム14aに支持されて、軸Rまわりに回転する(図中の矢印204参照)。
そして、送給機30は、かかる第2アーム14bの基端部および先端部の間で軸Rの軸線と交わるように配置される(図中の破線の矩形参照)。
なお、取付部15は、第2アーム14bに支持されて、軸Bまわりに揺動する(図中の矢印205参照)。また、取付部15の先端部(前述のフランジ部15a)が、軸Tまわりに回転する(図中の矢印206参照)。
このように、送給機30が、第2アーム14bの基端部および先端部の間で軸Rの軸線と交わるように配置されることによって、送給機30そのものが、ワークやジグ、周辺機器等に干渉するのを防ぐことができる。
かかる送給機30の配置構造について、図3Aを用いて具体的に説明する。図3Aは、上部アーム14周辺の斜視模式図である。
既に述べたように、また、あらためて図3Aに示すように、送給機30は、第2アーム14bの基端部および先端部の間で軸Rの軸線と交わるように配置される。送給機30は、ワイヤ貯蔵装置1(図1B参照)からワイヤWを引き出して、トーチ20へ送給する装置である。
送給機30は、本体部30aと、駆動源30bとを備える。これらは、支持具31によって第2アーム14bに支持される。なお、支持具31の構成については、図3Bを用いて後述する。
本体部30aは、その内部に、フィードローラ等を含んで構成されるワイヤWの送給機構(図示略)を備える。送給機構は、駆動源30bによって駆動される。
また、本体部30aには、ワイヤWの送給経路であるワイヤケーブル41が連結される。かかるワイヤケーブル41は、軸Rの軸線に沿って配索される。
また、トーチ20へのガス供給経路であるガスホース42、および、トーチ20への給電経路となる給電用のケーブルであるパワーケーブル43が、ワイヤケーブル41とは別体に設けられ、配索される。これらワイヤケーブル41、ガスホース42およびパワーケーブル43は、いずれも可撓性を有する。
なお、パワーケーブル43は、複数本に分岐させて設けられることが好ましい。本実施形態では、パワーケーブル43は、図3Aに示すように2本に分岐されているものとする。また、以下では、これらワイヤケーブル41、ガスホース42およびパワーケーブル43を総称して「ケーブル類40」と呼ぶ場合がある。
これらケーブル類40は、支持具31を介して取りまとめられつつ配索され、取付部15を貫いて設けられた通過口15aaに挿通されたうえでトーチ20へ連結される。なお、トーチ20は、トーチクランプ21を介してフランジ部15aへ固定されている。また、ケーブル類40の具体的な配索方法については、図3B以降を用いた説明で後述する。
次に、第2アーム14bの具体的な構成を含め、送給機30の配置構造について図3B〜図3Gを用いてさらに詳しく説明する。図3Bは、支持具31の構成を示す斜視模式図である。図3Cは、上部アーム14周辺の平面模式図である。図3Dは、上部アーム14周辺の底面模式図である。
図3Eは、上部アーム14周辺の正面模式図である。図3Fは、トーチクランプ21周辺の斜視模式図である。図3Gは、上部アーム14周辺の左側面模式図である。
まず、支持具31の具体的な構成について説明する。図3Bに示すように、支持具31は、第1フレーム31aと、第2フレーム31bとを備える。
第1フレーム31aは、図中のY軸方向に延在する懸架部31aaと、懸架部31aaから略垂直なZ軸方向に延在させて設けられた2つの柱部31abとを有する。
第2フレーム31bは、図中のX軸方向に延在する中軸部31baと、中軸部31baから鉤状をなしてY軸方向に延在するように設けられた鉤状部31bbと、鉤状部31bbとは反対側の中軸部31baの端部に設けられた尾部31bcとを有する。
送給機30は、本体部30aが締結部材等によって中軸部31baに固定されることによって、第2フレーム31bに固定される。また、第2フレーム31bは、鉤状部31bbが柱部31abの端部と連結されることによって第1フレーム31aと一体化される。
そして、第1フレーム31aと第2フレーム31bとが一体化されることによって、懸架部31aa、柱部31abおよび鉤状部31bbに囲まれた空間である挿通路31acが形成される。
このように構成された支持具31を介して、送給機30は、つづく図3Cおよび図3Dに示すように第2アーム14bに設けられる。
図3Cおよび図3Dに示すように、第2アーム14bは、底部14ba(図3D参照)と、底部14baから軸Rの軸線に沿って延設された第1延在部14bbと、第1延在部14bbと間隙を有して並設される第2延在部14bcとを有し、二股状をなす形状に形成されている。
第1延在部14bbおよび第2延在部14bcは、その先端部において取付部15を支持する。また、送給機30(本体部30aおよび駆動源30b)の上側(図中のZ軸の正方向側)には、サーボモータM5およびM6を内部に収める収納部14bd(図3C参照)が形成されている。
送給機30は、かかる第2アーム14bの二股の間の根元寄りに配置される。ここで、具体的に根元寄りとは、第1延在部14bbおよび第2延在部14bcの連結部である底部14baに寄せて配置されることを指す。
なお、このとき、送給機30は、懸架部31aaが第1延在部14bbと第2延在部14bcとの間に架け渡されてその端部を締結部材等によって固定され(図3C参照)、尾部31bcが底部14baに固定されることによって(図3D参照)、第2アーム14bに固定される。
これにより、軸Bまわりや軸Tまわりの可動部と送給機30との間に適度な距離を置くことができるので、送給機30が可動部による影響を受けにくくすることができる。
すなわち、取付部15の揺動やフランジ部15aの回転によって送給機30との間に大きな圧縮力がかかることでワイヤケーブル41が屈曲したり、ひいては座屈したりするのを防ぐことができるので、ワイヤWの送給が阻害されるのを防ぐことができる。
また、少なくとも送給機30は、トーチ20からさほど遠くない第2アーム14bの二股の間に配置されるので、たとえば、送給機30が上部アーム14の基端部後方側(図中のX軸の負方向側)等に配置されるのに比べ、ワイヤWの送給にかかる抵抗を抑えることができる。
したがって、送給機30には、溶接中のワイヤWの正逆送給が可能なものを用いることができる。これにより、送給機30そのものの干渉を防ぎつつ、ワイヤWの送給動作の応答性を高めることができる。
また、図3Cおよび図3Dに示すように、ワイヤケーブル41は、第2アーム14bの二股の間で軸Rの軸線に沿って配索されるので、軸Rまわりの回転によってワイヤケーブル41自体が暴れるのを防ぐことができる。すなわち、ワイヤWの送給が阻害されるのを防ぐことができる。
また、ワイヤケーブル41を含むケーブル類40の配索方法を述べると、図3Dに示すように、第1アーム14aの有する中空部に挿通され、第1アーム14a側から配索されてきたケーブル類40の内、ワイヤケーブル41については上述のように軸Rの軸線に沿って配索される。
そして、ガスホース42およびパワーケーブル43については、送給機30下側(図中のZ軸の負方向側)の本体部30aと駆動源30bとの間で、中軸部31baを避けつつ束ねられて配索される。
そして、ガスホース42およびパワーケーブル43は、鉤状部31bbの懐(ふところ、すなわち内側)の部分を介して挿通路31acの方向へガイドされ、ワイヤケーブル41とともに挿通路31acに挿通されて取付部15の方向へ配索される。
このようにケーブル類40を配索することで、ワイヤWの送給が阻害されるのを防ぎつつ、ケーブル類40に大きな圧縮力がかかって断線するのを防止することができる。
とりわけ、太く、可撓性が低くありがちなパワーケーブル43を、本実施形態のようにワイヤケーブル41とは別体にかつ分岐型にすることで、ケーブル負荷を分散することができる。したがって、取付部15の揺動等で大きな圧縮力を受けても、ケーブル類40に座屈や断線等を生じにくくすることができる。
また、支持具31の有する鉤状部31bbを上述のように用いてケーブル類40を配索することによって、ケーブル類40が第1延在部14bbや第2延在部14bcに干渉し、ケーブル類40に無用な力が作用するのを防止することができる。
ここで、取付部15の構成について述べておく。図3Cに示すように、取付部15は、底部15bと、底部15bから軸Tの軸線に沿って延設された第1部分15cと、第1部分15cと間隙を有して並設される第2部分15dとを有し、正面視で略U字形となる二股状をなす形状に形成されている。
そして、図3Eに示すように、送給機30から軸Rの軸線に沿って配索されるワイヤケーブル41をはじめとするケーブル類40は、さらにかかる取付部15の二股の間を配索されて通過口15aaへ挿通され、トーチクランプ21を介してトーチ20へ連結されることとなる。
かかるトーチクランプ21では、次のようにケーブル類40が配索され、トーチ20へ連結される。すなわち、図3Fに示すように、トーチクランプ21は、支柱部21aと、端子21bと、合流部21cとを備える。
支柱部21aは、フランジ部15aに取り付けられた部位からトーチ20の方へ柱状に延在する部材であり、トーチクランプ21の支柱をなす。端子21bは、パワーケーブル43の接続端子であり、後述の合流部21cの側端部に設けられる。
合流部21cは、ワイヤケーブル41、ガスホース42およびパワーケーブル43を合流させ、トーチ20へ導通させる部材である。なお、合流部21cにおけるワイヤケーブル41およびガスホース42の接続部(図示略)は、通過口15aaに面した側に設けられている。
図3Fに示すように、取付部15側から通過口15aaを通過したワイヤケーブル41およびガスホース42は、上述の接続部を介し、図中のZ軸方向から合流部21cへ接続される。これに対し、パワーケーブル43は、通過口15aaから支柱部21aの外側を迂回するように配索され、さらに支柱部21aにたすき掛け(すなわち、斜め交差)される。
そのうえで、パワーケーブル43は、端子21bを介し、軸Tに略垂直な方向(図中のX軸方向参照)から合流部21cへ接続される。これにより、フランジ部15aの軸Tまわりの回転にともない動くパワーケーブル43から、端子21bに加わるせん断力等を抑えることができる。
すなわち、ワイヤケーブル41およびガスホース42よりも太く、可撓性が比較的低いパワーケーブル43から端子21bに過剰な応力がかかるのを防止することができる。また、パワーケーブル43自体に対する過剰な応力集中を防止することができる。したがって、ロボット10が多様な溶接姿勢をとりやすくすることができる。また、弛んだパワーケーブル43を取りまとめ、パワーケーブル43が周囲に干渉するのを防止することができる。
さらに、送給機30の駆動源30bの配置位置についても述べておく。図3Gに示すように、送給機30の駆動源30bは、第2アーム14bの二股の間からはみ出すように設けられる。
具体的には、ロボット10が基準姿勢(図1A参照)にある場合に、駆動源30bは、第1延在部14bbと第2延在部14bcとの間から下側(図中のZ軸の負方向側)にはみ出すように設けられる。なお、送給機30の駆動源30bの形状や種別などによっては、第1延在部14bbと第2延在部14bcとの間からはみ出さないように設けることも無論可能である。
また、駆動源30bが第2アーム14bの二股の間からはみ出すように設けられるのにともない、上述のように支持具31等を介して配索されるガスホース42やパワーケーブル43も、少なくともその一部が第2アーム14bの二股の間からはみ出すこととなる。
これにより、少なくとも駆動源30bの交換やメンテナンス等を行いやすくすることができる。また、ケーブル類40の配策を容易に正したりすることができる。すなわち、送給機30ならびにケーブル類40周辺のメンテナンス性を高めることができる。
ここで、上述してきた送給機30の配置構造ならびにケーブル類40の配索方法がもたらす効果についてまとめて説明する。まず、従来の配置構造の一例について述べておく。なお、従来技術ではあるが、本実施形態と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付して述べるものとする。
従来技術によれば、送給機30は、たとえば、ワイヤWの送給動作の応答性を高めるため、取付部15の先端に取り付けられる。したがって、この場合、送給機30は、取付部15とトーチ20との間に介在することとなる。
このため、従来技術によれば、軸Bからトーチ20の先端までの距離(図3Gに示す距離dに相当)が長くなりやすかった。したがって、ロボット10のとることのできる溶接姿勢が制限されやすかった。また、仮に要求される溶接姿勢をとることができる場合であっても、ロボット10が無用に大きな動作を経る必要があった。
この点、本実施形態に係る送給機30の配置構造によれば、図3Gに示す軸Bからトーチ20の先端までの距離dを従来に比して短くすることができるので、これまでとれなかった溶接姿勢を容易にとることが可能となる。
また、溶接姿勢をとるにあたり、ロボット10が無用に大きな動作を経る必要がないので、ロボット10の動作時間を短縮することができる。すなわち、作業工程時間の短縮化にも資することができる。
また、図3Gに示すように、送給機30は、第2アーム14bの二股の間に配置されるので、送給機30そのものが干渉するのを防止することができる。また、スパッタの付着等を抑えることができる。したがって、送給機30の破損や故障等を防止することができる。
なお、この点につき、支持具31にカバー部材を設けることとしてもよい。かかる変形例を図4に示す。図4は、変形例に係る支持具31の構成を示す斜視模式図である。
すなわち、図4に示すように、支持具31が、第1カバー50aおよび第2カバー50bを含むカバー部材50を備えることとしてもよい。
たとえば、第1カバー50aは、送給機30の本体部30aの下側(図中のZ軸の負方向側)に、中軸部31baに固定されて設けられる。これにより、本体部30aに対し、下方からスパッタ等が付着するのを防止することができる。
また、たとえば、第2カバー50bは、送給機30の駆動源30bの下側に、鉤状部31bbに固定されて設けられる。これにより、駆動源30bに対し、少なくとも下方からスパッタ等が付着するのを防止することができる。
図3Gの説明に戻る。また、図3Gに示すように、送給機30は、第2アーム14bの二股の間でこの二股の根元寄りに配置されるので、ワイヤケーブル41の屈曲等でワイヤWの送給が阻害されにくく、かつ、ワイヤWの送給動作の応答性を損ねにくい。
したがって、ロボット10による品質の高い溶接作業の実施に資することができる。また、上述したように、送給機30には、正逆送給が可能なものを用いることができるので、やはり品質の高い溶接作業の実施に資することができる。
また、たとえば図3A等に示したように、ガスホース42およびパワーケーブル43が、ワイヤケーブル41とは別体に設けられるので、ワイヤWの送給が阻害されにくく、かつ、ロボット10の動作にともなってケーブル類40にかかる負荷も分散させやすい。
これにより、ケーブル類40の座屈や断線等を防止することができる。すなわち、ロボット10が多様な溶接姿勢をとりやすくすることができる。
また、パワーケーブル43は複数本に分岐され、たとえば、図3Fに示したように、トーチクランプ21においてはたすき掛けして合流部21cに接続される。
これにより、太く、可撓性も低くありがちなパワーケーブル43を取り回しやすくできるうえ、パワーケーブル43により端子21bに負荷が集中し、端子21bを破損させるのを防止することができる。すなわち、ロボット10が多様な溶接姿勢をとりやすくすることができる。
上述してきたように、実施形態に係るロボットは、取付部と、アーム部と、アーム支持部と、送給機と、パワーケーブルとを備える。上記取付部は、溶接用トーチを取り付け可能である。上記アーム部は、先端部において上記取付部を揺動可能に支持する。
上記アーム支持部は、先端部において上記アーム部を上記取付部の揺動軸に垂直な回転軸まわりに回転可能に支持する。上記送給機は、上記アーム部の基端部および先端部の間で上記回転軸の軸線と交わるように配置され、上記取付部に取り付けられる上記溶接用トーチへワイヤを送給する。上記パワーケーブルは、上記溶接用トーチへの給電経路であり、上記ワイヤの送給経路とは別体に設けられる。
したがって、実施形態に係るロボットによれば、干渉を防止しつつ、多様な溶接姿勢をとりやすくすることができる。
なお、上述してきた実施形態では、ロボットが、アーク溶接用途に用いられる場合を例に挙げたが、ロボットが行う作業の種別を限定するものではない。たとえば、エンドエフェクタとして溶接用トーチに代えてワークを保持可能なハンドを取り付けて、かかるハンドに送給機を用いてワイヤ状の部材を送給しながら、ワークの組立作業を行う場合などに適用してもよい。
また、ロボットのアーム部の形状についても実施形態のものに限定されない。たとえば、上述の実施形態の第2アーム14bは二股形状に限らず、取付部15を揺動可能に支持しうる形状であればよい。
また、上述した実施形態では、6軸を有する多軸ロボットを例示したが、軸数を限定するものではない。たとえば、7軸ロボットであってもよい。
また、上述した実施形態では、単腕ロボットを例示したが、これに限られるものではなく、たとえば、双腕以上の多腕ロボットの腕の少なくともいずれかに、上述した実施形態が適用されてもよい。
また、上述した実施形態では、ガスホースおよびパワーケーブルが、ワイヤケーブルとは別体に設けられる場合を例に挙げたが、少なくともパワーケーブルが別体であればよい。たとえば、ワイヤケーブルおよびガスホースが一体型であり、これに対してパワーケーブルが別体であってもよい。
また、上述した実施形態では、パワーケーブルが2本に分岐されている場合を例に挙げたが、分岐する本数を限定するものではない。したがって、3本以上であってもよい。また、複数本のパワーケーブルの少なくとも1組がたすき掛けされていればよい。
また、上述した実施形態では、パワーケーブルがたすき掛けされ、端子にX軸方向(図3F参照)から接続される場合を例に挙げたが、必ずしもたすき掛けしなくともよい。たとえば、たすき掛けせずにパワーケーブルを弛ませて迂回させ、端子にX軸方向から接続するのみでもよい。また、軸Tに略平行でなければ、X軸方向以外の方向から端子に接続させてもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。例えばカバー部材をトーチクランプ21、合流部21cなどに設けることも可能である。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 ワイヤ貯蔵装置
2 溶接電源
3 ロボットコントローラ
4 ガスボンベ
10 ロボット
11 基台部
12 旋回ベース
13 下部アーム
14 上部アーム
14a 第1アーム(アーム支持部)
14b 第2アーム(アーム部)
14ba 底部
14bb 第1延在部
14bc 第2延在部
14bd 収納部
15 取付部
15a フランジ部
15aa 通過口
15b 底部
15c 第1部分
15d 第2部分
16 配管部
20 トーチ
21 トーチクランプ
21a 支柱部
21b 端子
21c 合流部
30 送給機
30a 本体部
30b 駆動源
31 支持具
31a 第1フレーム
31aa 懸架部
31ab 柱部
31ac 挿通路
31b 第2フレーム
31ba 中軸部
31bb 鉤状部
31bc 尾部
40 ケーブル類
41 ワイヤケーブル
42 ガスホース
43 パワーケーブル
50 カバー部材
50a 第1カバー
50b 第2カバー
100 アーク溶接システム
B 軸(揺動軸)
C1 コンジットケーブル
C2 溶接電源ケーブル
C3 サーボモータケーブル
C4 ガスホース
L 軸
M1〜M6 サーボモータ
R 軸(回転軸)
S 軸
T 軸(第2の回転軸)
U 軸
W ワイヤ
d 距離

Claims (10)

  1. 溶接用トーチを取り付け可能な取付部と、
    先端部において前記取付部を揺動可能に支持するアーム部と、
    先端部において前記アーム部を前記取付部の揺動軸に垂直な回転軸まわりに回転可能に支持するアーム支持部と、
    前記アーム部の基端部および先端部の間で前記回転軸の軸線と交わるように配置され、前記取付部に取り付けられる前記溶接用トーチへワイヤを送給する送給機と、
    前記溶接用トーチへの給電経路であり、前記ワイヤの送給経路とは別体に設けられるパワーケーブルと
    を備えることを特徴とするロボット。
  2. 前記アーム部は、
    平面視で二股をなす形状に形成され、
    前記送給機は、
    前記二股の間で該二股の根元寄りに配置されること
    を特徴とする請求項1に記載のロボット。
  3. 前記パワーケーブルは、
    複数本に分岐されて設けられていること
    を特徴とする請求項1または2に記載のロボット。
  4. 前記取付部に取り付けられる部位と、該部位から前記溶接用トーチの方へ柱状に延在する支柱部とを有し、該支柱部を介して前記取付部および前記溶接用トーチを連結するトーチクランプ
    をさらに備え、
    前記パワーケーブルは、
    前記複数本の少なくとも1組が前記支柱部にたすき掛けされて配索されること
    を特徴とする請求項3に記載のロボット。
  5. 前記ワイヤの送給経路であり、前記二股の間で前記回転軸の軸線に沿って配索されるワイヤケーブル
    をさらに備えることを特徴とする請求項2、3または4に記載のロボット。
  6. 前記取付部は、
    前記トーチクランプを前記揺動軸に垂直な第2の回転軸まわりに回転可能に支持し、
    前記トーチクランプは、
    前記パワーケーブルおよび前記ワイヤケーブルを合流させる合流部をさらに有し、
    前記パワーケーブルは、
    前記アーム部側から前記第2の回転軸沿いに前記取付部を貫いて配索されるとともに、前記合流部に対し、前記第2の回転軸に略垂直な向きから接続されること
    を特徴とする請求項5に記載のロボット。
  7. 前記アーム部の前記二股に架け渡される懸架部および該懸架部から略垂直な向きに延在する柱部を有する第1フレームと、
    鉤状に形成され前記柱部に連結される鉤状部および前記二股の根元に固定される尾部を有する第2フレームと
    をさらに備え、
    前記送給機は、
    前記第2フレームに固定されることによって前記アーム部の基端部および先端部の間で前記回転軸の軸線と交わるように配置されること
    を特徴とする請求項2〜6のいずれか一つに記載のロボット。
  8. 前記柱部および前記鉤状部が連結されることによって形成される挿通路
    をさらに有し、
    前記パワーケーブルは、
    前記鉤状部の内側を介して前記挿通路の方向へ案内され、前記ワイヤケーブルとともに前記挿通路に挿通されて前記取付部の方向へ配索されること
    を特徴とする請求項7に記載のロボット。
  9. 前記溶接用トーチへのガス供給経路であるガスホース
    をさらに備え、
    前記パワーケーブル、前記ワイヤケーブルおよび前記ガスホースは、それぞれ別体に設けられること
    を特徴とする請求項5〜8のいずれか一つに記載のロボット。
  10. 前記溶接用トーチをさらに備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載のロボット。
JP2013228586A 2013-09-19 2013-11-01 ロボット Active JP5920314B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013228586A JP5920314B2 (ja) 2013-11-01 2013-11-01 ロボット
US14/490,654 US9643277B2 (en) 2013-09-19 2014-09-18 Robot
CN201410478426.8A CN104439627B (zh) 2013-09-19 2014-09-18 机器人
EP14185573.4A EP2851164B1 (en) 2013-09-19 2014-09-19 Welding robot comprising a welding wire feeder placed on the forearm

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013228586A JP5920314B2 (ja) 2013-11-01 2013-11-01 ロボット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015085380A true JP2015085380A (ja) 2015-05-07
JP5920314B2 JP5920314B2 (ja) 2016-05-18

Family

ID=53048759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013228586A Active JP5920314B2 (ja) 2013-09-19 2013-11-01 ロボット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5920314B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016016445A (ja) * 2014-07-10 2016-02-01 株式会社安川電機 ロボットおよびロボットシステム
CN106514078A (zh) * 2016-12-02 2017-03-22 芜湖市元山机械制造有限公司 一种汽车弹簧盘分总成圆弧轨迹焊接机器人
KR101777618B1 (ko) * 2015-11-19 2017-09-13 대우조선해양 주식회사 레이저 거리 센서를 구비한 용접 로봇 및 그의 교정방법
CN109877419A (zh) * 2019-03-11 2019-06-14 江苏盛日机械设备制造有限公司 一种连铸辊堆焊机
KR102551890B1 (ko) * 2023-03-16 2023-07-05 (주)수성하이테크 반도체 장비 구성에 대한 아크 스프레이 코팅을 위한 로봇 암 장치

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4757180A (en) * 1985-11-29 1988-07-12 Kuka Schweibanlagen + Roboter Gmbh Transport device for a welding wire, particularly for robots
JP2005297069A (ja) * 2005-05-30 2005-10-27 Daihen Corp アーク溶接ロボットにおける溶接ワイヤの供給機構
JP2006051581A (ja) * 2004-08-13 2006-02-23 Fanuc Ltd 産業用ロボットの線条体処理構造
US20060138116A1 (en) * 2004-12-27 2006-06-29 Lincoln Global, Inc. Thread control for welding wire
JP2007326151A (ja) * 2001-10-22 2007-12-20 Yaskawa Electric Corp 産業用ロボット
JP2009125885A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Toyota Motor Corp ケーブルの配線構造
JP2010214525A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Honda Motor Co Ltd ロボット

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4757180A (en) * 1985-11-29 1988-07-12 Kuka Schweibanlagen + Roboter Gmbh Transport device for a welding wire, particularly for robots
JP2007326151A (ja) * 2001-10-22 2007-12-20 Yaskawa Electric Corp 産業用ロボット
JP2006051581A (ja) * 2004-08-13 2006-02-23 Fanuc Ltd 産業用ロボットの線条体処理構造
US20060138116A1 (en) * 2004-12-27 2006-06-29 Lincoln Global, Inc. Thread control for welding wire
JP2005297069A (ja) * 2005-05-30 2005-10-27 Daihen Corp アーク溶接ロボットにおける溶接ワイヤの供給機構
JP2009125885A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Toyota Motor Corp ケーブルの配線構造
JP2010214525A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Honda Motor Co Ltd ロボット

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016016445A (ja) * 2014-07-10 2016-02-01 株式会社安川電機 ロボットおよびロボットシステム
KR101777618B1 (ko) * 2015-11-19 2017-09-13 대우조선해양 주식회사 레이저 거리 센서를 구비한 용접 로봇 및 그의 교정방법
CN106514078A (zh) * 2016-12-02 2017-03-22 芜湖市元山机械制造有限公司 一种汽车弹簧盘分总成圆弧轨迹焊接机器人
CN109877419A (zh) * 2019-03-11 2019-06-14 江苏盛日机械设备制造有限公司 一种连铸辊堆焊机
CN109877419B (zh) * 2019-03-11 2024-03-12 江苏盛日机械设备制造有限公司 一种连铸辊堆焊机
KR102551890B1 (ko) * 2023-03-16 2023-07-05 (주)수성하이테크 반도체 장비 구성에 대한 아크 스프레이 코팅을 위한 로봇 암 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP5920314B2 (ja) 2016-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6245096B2 (ja) ロボットおよびロボットシステム
EP2851164B1 (en) Welding robot comprising a welding wire feeder placed on the forearm
JP5920314B2 (ja) ロボット
JP5715198B2 (ja) ロボット用駆動ケーブルの処理構造体及びそれを具備するロボット装置
JP4741639B2 (ja) アーク溶接用ロボット
JP5975129B1 (ja) ロボット
JP2008229762A (ja) 線条体収容型アームを備えたロボット
JP5413524B1 (ja) ロボット
JP5661718B2 (ja) ロボットの線条体取付装置
JP2008238320A (ja) 作業ツールを備えたロボット
KR102298831B1 (ko) 로봇 아암의 하니스 접속 구조, 및 다관절 용접 로봇
KR20120047765A (ko) 로봇의 손목 구조 및 로봇
WO1993022109A1 (en) Cable handling apparatus for arms of industrial robot
CN106103015B (zh) 激光加工机器人
JP5184602B2 (ja) 多関節ロボット
JP5895914B2 (ja) ロボット
US20170210016A1 (en) Robot
JP2014024112A (ja) 自動車用排気系部品の自動溶接方法
JP2021010986A (ja) 天吊り式の産業用ロボット
JP6039323B2 (ja) 溶接トーチ支持装置および溶接装置
JP2018058170A (ja) ロボット
JP2010051996A (ja) レーザ・アークハイブリッド溶接装置の設置方法及び溶接ロボット

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151006

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5920314

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150