JP2015084065A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベルト部材の運動状態に関わらずベルト部材の表面を良好に除電する。【解決手段】本発明の定着装置100は、用紙Pにトナーを定着させる定着ロール101と、外周面の導電率が内周面の導電率よりも高い加圧ベルト本体106を有し、加圧ベルト本体106の外周面と定着ロール101との間にて用紙Pが通過するニップ部Nを形成する加圧ベルト105と、ニップ部Nへ用紙Pを案内するとともに接地された定着入口ガイド111と、定着入口ガイド111に支持されるとともに、加圧ベルト本体106の外周面と接触し、定着入口ガイド111を介して加圧ベルト本体106を接地させる除電部材180とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、定着装置および画像形成装置に関する。
特許文献1では、定着用ローラ等が転写材により種々に摩擦帯電されても、オフセットを防止できる定着装置が開示されている。そして、この定着装置には、表面電位測定器が設けられ、加圧ローラ等の表面電位を測定する。また、この定着装置には、表面電位測定器からの信号により、定着ローラのウェブクリーニング装置のクリーニングウェブの送り速度を変更するか、又は定着ローラに印加するオフセット防止用のバイアス電圧値を変化させる制御部が設けられる。かくして、定着ローラ等が摩擦帯電によりオフセットしやすく帯電されても、定着ローラ等を介して他の転写材へのトナーのオフセットは有効に防止される。
特開平4−314077号公報
本発明は、ベルト部材の運動状態に関わらずベルト部材の表面を良好に除電することを目的とする。
請求項1記載の発明は、記録材にトナーを定着させる定着部材と、外周面の導電率が内周面の導電率よりも高いベルト部材を有し、当該ベルト部材の当該外周面と前記定着部材との間にて記録材が通過するニップ部を形成する加圧ベルトと、前記ニップ部へ記録材を案内するとともに接地された案内部材と、前記案内部材に支持されるとともに、前記ベルト部材の前記外周面と接触し、当該案内部材を介して当該ベルト部材を接地させる接地部材とを備えることを特徴とする定着装置である。
請求項2記載の発明は、前記加圧ベルトは、前記ベルト部材の前記内周面を支持する支持部材を有し、前記接地部材は、前記ベルト部材を挟んで前記支持部材と対峙する位置で当該ベルト部材の前記外周面と接触することを特徴とする請求項1記載の定着装置である。
請求項3記載の発明は、前記接地部材は、前記ベルト部材の前記外周面と接触する接触部と、当該接触部を当該外周面に押し付ける押付部とを有することを特徴とする請求項1または2記載の定着装置である。
請求項4記載の発明は、前記ベルト部材の幅方向端部と接触し当該端部の位置を規制するとともに、当該端部と接触する部分が前記接地部材の前記接触部よりも導電率が低い規制部材を有することを特徴とする請求項3記載の定着装置である。
請求項5記載の発明は、前記ベルト部材の幅方向における前記接触部の端部は、当該ベルト部材から離間する向きに折り曲げられていることを特徴とする請求項3または4記載の定着装置である。
請求項6記載の発明は、前記接地部材は、前記ベルト部材の前記外周面における記録材と接触しない領域に押し付けられることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の定着装置である。
請求項7記載の発明は、記録材にトナー像を形成するトナー像形成部と、前記トナー像形成部によって形成されたトナー像を記録材に定着させる定着部材と、外周面の導電率が内周面の導電率よりも高いベルト部材を有し、当該ベルト部材の当該外周面と前記定着部材との間にて記録材が通過するニップ部を形成する加圧ベルトと、前記ベルト部材の前記外周面と接触する接触部と、当該接触部を当該外周面に押し付ける押付部とを有し、当該ベルト部材を接地させる接地部材とを備えることを特徴とする画像形成装置である。
請求項1記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比較して、ベルト部材の運動状態に関わらずベルト部材の表面を良好に除電することができる。
請求項2記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比較して、記録材に形成される画像の品質低下を抑制することができる。
請求項3記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比較して、ベルト部材の外周面が接触部から離間する向きに移動した際にも接地部材の接触部との接触が維持される。
請求項4記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比較して、案内部材の製造コストを低減できる。
請求項5記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比較して、記録材に形成される画像の品質低下を抑制することができる。
請求項6記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比較して、ベルト部材が幅方向に移動することにともない生じるベルト部材の損傷を抑制することができる。
請求項7記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比較して、ベルト部材の運動状態に関わらずベルト部材の表面を良好に除電することができる。
本実施の形態が適用される画像形成装置を示す概略構成図である。 本発明の実施形態が適用される定着装置の概略構成図である。 本発明の実施形態が適用される加圧ベルトの概略構成図である。 本発明の実施形態が適用される定着装置の斜視図である。 本発明の実施形態が適用される付勢部周辺の概略構成図である。 (a)は、除電部材の斜視図であり、(b)は除電部材の側面図である。 本発明の実施形態が適用される加圧ベルトおよび除電部材の電気的な接続を説明する概念図である。 本発明の実施形態が適用される加圧ベルトおよび除電部材の配置を説明する概念図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<画像形成装置1>
図1は、本実施の形態が適用される画像形成装置1を示す概略構成図である。
図1に示す画像形成装置1は、所謂タンデム型のカラープリンタである。この画像形成装置1は、各色の画像データに対応して画像形成を行う画像形成部10を備えている。また画像形成装置1は、画像形成装置1全体の動作を制御する制御部5と、例えばパーソナルコンピュータ(PC)80や画像読取装置90等といった外部装置に接続され、これらから受信される画像データに対して予め定められた画像処理を施す画像処理部6と、ユーザの操作によってなされた指示を受け付けるユーザ・インターフェイス7とを備えている。さらに画像形成装置1は、各部に電力を供給する電力供給部8を備えている。さらにまた、画像形成装置1は、画像形成部10に供給される用紙(記録材)Pを積載する用紙積載部40と、画像形成部10によって画像が形成された用紙Pを積載する排紙積載部46とを備えている。
<画像形成部10>
画像形成部10には、予め定められた間隔をおいて並列的に配置される4つの画像形成ユニット11(具体的には11Y,11M,11C,11K)が備えられている。また、画像形成部10は、各画像形成ユニット11にて形成された各色トナー像を多重転写させるため用紙Pを搬送する搬送ベルト18と、搬送ベルト18を回転させる駆動ロール19と、各画像形成ユニット11にて形成された各色トナー像を用紙Pに転写する転写ロール21と、転写された各色トナー像を用紙Pに定着させる定着装置100とを備えている。
また、画像形成部10は、用紙積載部40に積載された用紙Pを順次送り出すピックアップローラ68と、このピックアップローラ68によって送り出された用紙Pを搬送する搬送経路41と、ピックアップローラ68によって送り出された用紙Pを搬送する搬送ロール69とを備えている。また、画像形成部10は、定着装置100においてトナー像が定着された用紙Pの通過を検知するエグジットセンサ70と、定着装置100においてトナー像が定着された用紙Pを反転させて両面記録を可能とする両面用搬送経路43を備えている。
トナー像形成部の一例である画像形成ユニット11は、静電潜像を形成してトナー像を保持する感光体ドラム12と、この感光体ドラム12の表面を予め定められた電位で一様に帯電する帯電器13と、この帯電器13によって帯電された感光体ドラム12を画像データに基づいて露光するLEDプリントヘッド(LPH)14と、感光体ドラム12上に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像する現像装置20と、転写後の感光体ドラム12表面を清掃するクリーナ16とを備えている。また、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kは、現像装置20に収納されるトナーT(図2参照)を除いて、略同様に構成される。そして、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kは、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
<画像形成装置1の動作>
本実施の形態の画像形成装置1において、PC80や画像読取装置90から入力された画像データは、画像処理部6によって予め定められた画像処理が施された後、不図示のインターフェースを介して各画像形成ユニット11に送られる。そして、例えば黒(K)色トナー像を形成する画像形成ユニット11Kでは、感光体ドラム12が矢印A方向に回転しながら、帯電器13により予め定められた電位で一様に帯電され、画像処理部6から送信された画像データに基づいてLPH14により走査露光される。それにより、感光体ドラム12上には、黒(K)色画像に関する静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム12上に形成された静電潜像は、現像装置20により現像され、感光体ドラム12上には黒(K)トナー像が形成される。同様に、画像形成ユニット11Y,11M,11Cにおいても、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のトナー像が形成される。
一方で、用紙積載部40に積載された用紙Pは、ピックアップローラ68によって送り出される。そして、ピックアップローラ68によって送り出された用紙Pは、矢印B方向に移動する搬送ベルト18により搬送されながら、各画像形成ユニット11で形成された各色のトナー像が重畳される。そして、重畳トナー像が静電転写された用紙Pは、搬送ベルト18から剥離され、定着装置100まで搬送される。用紙P上のトナー像は、定着装置100によって熱および圧力による定着処理を受けて、用紙P上に定着される。そして、定着画像が形成された用紙Pは、搬送ロール69によってさらに搬送され、エグジットセンサ70によって検知された後、排紙積載部46に積載される。
また、用紙Pに両面記録を施す場合には、定着装置100によって定着画像が形成された用紙Pは、排紙積載部46にそのまま排出されずに、反転した搬送ロール69によって両面用搬送経路43へと搬送される。この両面用搬送経路43を搬送された用紙Pは、定着画像が形成されていない他の面に画像形成部10により画像が形成される。このことにより、用紙Pの両面に画像が形成される。そして、この用紙Pは、定着装置100、搬送ロール69、およびエグジットセンサ70を通過した後、排紙積載部46に積載される。
<定着装置100の構成>
図2は、本発明の実施形態が適用される定着装置100の概略構成図である。なお、図2は、図4の断面IIにおける概略構成図を示す。
図3は、本発明の実施形態が適用される加圧ベルト105の概略構成図である。なお、図3は、図2における矢印IIIからみた図であるとともに、加圧ベルト本体106の記載を省略している。
図4は、本発明の実施形態が適用される定着装置100の斜視図である。
図5は、本発明の実施形態が適用される付勢部130周辺の概略構成図である。なお、図5は、図4の断面Vにおける概略構成図を示す。
図2に示すように、本実施形態の定着装置100は、用紙に形成されたトナー像を定着させる定着ロール101と、定着ロール101と対向するように配置される加圧ベルト105と、定着装置100を構成する各機能部材が内部に設けられる筐体110と、定着ロール101に対して加圧ベルト105を付勢しニップ部Nを形成する付勢部130(図5参照)と、ニップ部Nの圧接力(ニップ圧)を解除する解除レバー150と、加圧ベルト105の外周面に接触し加圧ベルト105を除電する除電部材180とを備える。
また、定着装置100は、ニップ部Nよりも用紙搬送方向上流側においてニップ部Nに向けて用紙を案内する定着入口ガイド111と、ニップ部Nよりも用紙搬送方向下流側においてニップ部Nから搬送される用紙Pを案内するとともに両面用搬送経路43の一部を構成する両面搬送ガイド115とを備える。
なお、案内部材の一例である定着入口ガイド111は、例えばアルミ等の導電性材料によって形成される板状部材である。また、両面搬送ガイド115は、例えば樹脂等によって形成される板状部材である。
さらに、定着入口ガイド111は、用紙Pにおける未定着のトナーTが配置される面Paとは反対側の面Pbと接触しながら用紙Pを案内する。また、この定着入口ガイド111は、抵抗113を介して接地されており、ニップ部Nへ搬送される用紙Pを除電する。
なお、以下の説明では、図2の奥行き方向(定着ロール101の軸方向に沿った方向)をY方向、Y方向と直交する水平方向(図中左右方向)をX方向とし、X方向およびY方向と直交する鉛直方向(図中上下方向)をZ方向とする。また、図2において、X方向にて右側へ向かう方向を+X方向、Y方向にて紙面奥側へ向かう方向を+Y方向、Z方向にて紙面上側へ向かう方向を+Z方向とする。
<定着ロール101>
図2に示すように、定着部材の一例である定着ロール101は、略円筒状のロール本体102を備える。このロール本体102は、例えばアルミからなる金属製の円筒状芯金102aの外周面に、例えばゴムからなる耐熱性弾性体層102b、および例えばフッ素ゴム等の所謂絶縁性材料からなる離型層102cを積層して構成される。
また、定着ロール101は、ロール本体102の内側に設けられ発熱源となるハロゲンランプ103と、離型層101cの外周面と対峙して設けられ離型層101cの温度を測定する温度センサ(不図示)とを備える。さらに、定着ロール101は、駆動モータ(不図示)と連結して設けられる。さらにまた、定着ロール101は、アノード側が定着ロール101の離型層101cの外周面に接続され、かつカソード側が接地されたダイオード104を備える(後述する図7参照)。
なお、定着ロール101は、このダイオード104を介して接地される状態となる。また、定着ロール101の外周面は、ダイオード104によって、負電荷に帯電したトナーTと同極性となる。
<加圧ベルト105>
図2に示すように、加圧ベルト105は、加圧ベルト本体106と、加圧ベルト本体106の内部に配置された押圧パッド107と、加圧ベルト本体106の内部で押圧パッド107を保持するパッドホルダ108と、加圧ベルト本体106の内部で加圧ベルト本体106を支持するベルト支持部材109とを備える。
ベルト部材の一例である加圧ベルト本体106は、形成される画像に継ぎ目に起因する欠陥が生じないように、原形が円筒形状に形成された継ぎ目がない無端ベルトにより形成される。
この加圧ベルト本体106は、例えばポリイミド樹脂等の所謂絶縁材料で形成される基材106aと、基材106aの外周面に積層された例えばカーボンブラック等の導電性フィラーが配合されたフッ素樹脂(具体的にはテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)等)といった所謂導電性材料で形成される離型層106bとを有する。ここで、この加圧ベルト本体106は、内周面(基材106a)よりも、外周面(離型層106b)の方が、導電性が高い構成として捉えることができる。
押圧パッド107は、例えばシリコーンゴムやフッ素ゴム等の弾性体から形成される。この押圧パッド107は、加圧ベルト本体106の内周面と押圧パッド107との間で生じる摩擦力を小さくするために、加圧ベルト本体106の内周面と接する面に低摩擦シート(図示せず)を備える。
パッドホルダ108は、例えば金属製や樹脂製の板状部材により形成される。このパッドホルダ108は、加圧ベルト本体106の内部で、加圧ベルト本体106を介して定着ロール101と対峙する位置に押圧パッド107を固定する。
支持部材の一例であるベルト支持部材109は、例えばテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)やポリフェニレンサルファイド(PPS)等の絶縁性の部材により形成される。なお、ベルト支持部材109は、後述するように導電性材料で形成される除電部材180よりも、導電率が低くなる。また、このベルト支持部材109を絶縁性の部材により形成することで、導電性の部材により形成する場合と比較して、製造コストが低減され得る。
このベルト支持部材109は、その外周面を加圧ベルト本体106の内周面に押しあてながら、加圧ベルト本体106を周回移動可能となるように支持する。
ここで、図3を参照しながら、ベルト支持部材109の詳細な構成を説明する。
まず、ベルト支持部材109は、加圧ベルト本体106(図2参照)の幅方向(Y方向)における中央部を支持するサポートベルト109aと、加圧ベルト本体106の幅方向の両端を支持するガイドベルト109bとを備える。
サポートベルト109aは、加圧ベルト本体106の幅方向(Y方向)に沿って延びる長尺状の部材であり、加圧ベルト本体106が略円筒形状となるよう加圧ベルト本体106の内周面を支持する湾曲面109cを有する。図示の例においては、サポートベルト109aにおける湾曲面109cの一部の領域には、加圧ベルト本体106の周回移動の方向に延びた縦リブ109dおよびこの縦リブ109dと交差する方向に延びた横リブ109eが形成されている。このことにより、サポートベルト109aが加圧ベルト本体106の内周面と接触する面積が低減される。また、サポートベルト109aは、加圧ベルト本体106の幅方向の両端にて、加圧ベルト本体106の径方向における外寸法が湾曲面109cよりも小さい小径部109fを備える。
ガイドベルト109bは、略円筒形であり、ニップ部N(図1参照)と対峙する部分には切り欠き109hが形成されている。また、ガイドベルト109bは、略円筒形でありかつ加圧ベルト本体106の幅方向端部(Y方向端部)をその外周面によって支持する支持部109jと、支持部109jよりも外径が大きく形成され、加圧ベルト本体106が装着された際に加圧ベルト本体106よりも径方向外側に張り出すように形成されたフランジ部109kとを有する。この規制部材の一例であるフランジ部109kは、加圧ベルト本体106の幅方向の端部と接触することにより、加圧ベルト本体106の幅方向の移動を制限する。
なお、図示の例のベルト支持部材109は、サポートベルト109aおよびガイドベルト109bがそれぞれ別体として形成されるものであるが、サポートベルト109aおよびガイドベルト109bが一体として形成されてもよい。
また、図示の例の加圧ベルト105のY方向端部においては、加圧ベルト本体106の内部に設けられるパッドホルダ108のY方向端部(爪部112)が、ベルト支持部材109のフランジ部109kよりも外側に突出した状態となる。
<定着ロール101および加圧ベルト105の動作>
さて、再び図2に戻り説明を続けると、上記のように構成された加圧ベルト105は、加圧ベルト本体106が定着ロール101に対して圧接されるよう配置される。ここで、加圧ベルト本体106が定着ロール101に対して圧接されている際には、押圧パッド107が、加圧ベルト本体106を介して定着ロール101に押圧される状態となる。
そして、定着ロール101は、駆動モータ(図示せず)による駆動を受けて回転し(矢印C参照)、この回転に従動して加圧ベルト105の加圧ベルト本体106も回転運動する(矢印D参照)。このとき、加圧ベルト本体106の内周面を支持するベルト支持部材109は回転をせず、加圧ベルト本体106はベルト支持部材109の外周を摺動する状態となる。
ここで、画像形成部10(図1参照)によってトナー像が静電転写された用紙Pは、定着入口ガイド111によって案内されながらニップ部Nへと搬送される。そして、用紙P上のトナー像は、ニップ部Nを通過する際に、ニップ部Nに作用する圧力および定着ロール101から供給される熱によって用紙Pに定着される。そして、画像が定着された用紙Pは、搬送ロール69に向けて搬送される。
<筐体110>
図4に示すように、筐体110は、長手方向がY方向に沿う、略直方体の形状で構成される。この筐体110の内部には、上述の定着ロール101(図2参照)や加圧ベルト105(図2参照)等の機能部材が配置される。
なお、筐体110におけるY方向の両端側内部にはそれぞれ付勢部130(図5参照)が設けられる。また、筐体110におけるY方向の両端側外部には、それぞれ解除レバー150が設けられる。
<付勢部130>
図5に示すように、付勢部130は、加圧ベルト105のY方向におけるそれぞれの端部に設けられる。図示の例においては、付勢部130は、加圧ベルト105の端部に設けられた爪部112を保持する。
この付勢部130は、加圧ベルト105を保持しながら定着ロール101に対して進退可能に設けられたレバーニップ131と、このレバーニップ131を付勢するスプリング133とを備える。
レバーニップ131は、例えば金属製の板状部材である。このレバーニップ131は、回転軸131aと、加圧ベルト105の爪部112が挿入されるホルダ用溝131bと、スプリング133の一端が掛けられる突起であるスプリング用突起131cと、解除レバー150の回転軸150aを回転可能に支持する解除レバー用孔131dとを備える。
ここで、レバーニップ131のスプリング用突起131cは、スプリング133の弾性力を受け−X方向に付勢される。このスプリング133によって付勢されたレバーニップ131は、回転軸131aを中心として回転する向き(矢印E参照)、すなわちホルダ用溝131bに挿入された爪部112を定着ロール101側に向けて移動させる向きに付勢される。このことにより、付勢部130は、加圧ベルト105を定着ロール101に押しつけ、ニップ部Nにおいてニップ圧を生じさせる。
一方で、例えば定着装置100において用紙詰まり(ジャム)が発生した場合には、ユーザが操作することによって、解除レバー150が引き起こされる。このとき、スプリング133の弾性力に対抗しながら、レバーニップ131が定着ロール101から離間する向きに移動する。このことにともない、定着ロール101から加圧ベルト105が離間し、ニップ部Nにおいてニップ圧が生じない状態となる。その結果、例えばニップ部Nにおいて詰まった用紙Pの除去が容易となる。
<除電部材180>
図6(a)は、除電部材180の斜視図であり、図6(b)は除電部材180の側面図である。
接地部材の一例である除電部材180は、全体としては断面略U字状の形状をした板ばね部材であり、図示の例においては、一枚の板状部材を折り曲げて形成される。この除電部材180は、例えばステンレス鋼やアルミ等の導電性材料で形成され、例えば板厚0.2mmである。
なお、除電部材180を一体として形成することは必須ではなく、図示の例とは異なり複数の部材を結合させて構成してもよい。
除電部材180は、基部180aと、加圧ベルト本体106の外周面に接触する接触部180bと、基部180aと接触部180bとの間に位置し除電部材180が弾性変形する際主として湾曲する部分である湾曲部180cとを備える。なお、基部180aおよび湾曲部180cを押付部として捉えることができる。
基部180aは、略長方形状であり、略中央部に開口180dが形成される。
接触部180bは、略長方形状である。この接触部180bは、Y方向の両端において断面略U字状の内側に向けて折り曲げられた折り曲げ部180eを有する。
なお、この折り曲げ部180eは、後述するように接触部180bが加圧ベルト本体106の外周面と接触した状態において、加圧ベルト本体106から離間する向きに折り曲げられた構成として捉えることができる。また、接触部180bと連続する湾曲部180cは、曲げ性を維持するため折り曲げ部180eを有しない。
湾曲部180cは、略長方形状であり、長手方向に沿って湾曲して形成される。
除電部材180は、外部からの力を受けると、湾曲部180cが主として湾曲しながら弾性変形する。このことにともない、基部180aに対する接触部180bの相対位置が変化する。さらに説明をすると、基部180aに対して接触部180bが接離する向きに移動する(図中矢印F参照)。
図7は、本発明の実施形態が適用される加圧ベルト105および除電部材180の電気的な接続を説明する概念図である。図8は、本発明の実施形態が適用される加圧ベルト105および除電部材180の配置を説明する概念図である。なお、図8は、図2の断面VIIIにおける概略構成図を示すとともに、図3と同様に加圧ベルト本体106の記載を省略している。
次に、除電部材180の配置について説明をする。
図7に示すように、除電部材180は接地して設けられる。具体的には、基部180aの開口180d(図6(a)参照)にネジ等周知の固定部材(不図示)を通し、この固定部材を定着入口ガイド111に形成されたねじ孔(不図示)にねじ止めすることで、基部180aが定着入口ガイド111に直接接触しながら固定される。このことにより、除電部材180は定着入口ガイド111に電気的に接続される。また、上述のように、定着入口ガイド111は抵抗113を介して接地されている。したがって、除電部材180は、定着入口ガイド111および抵抗113を介して接地された状態となる。
また、図示の例においては、除電部材180は、加圧ベルト105の回転方向(矢印D参照)においてニップ部Nよりも上流側に配置され、接触部180bが、加圧ベルト本体106の外周面に接触する。
ここで、除電部材180は、接触部180bが加圧ベルト本体106の外周面に接触している状態において、除電部材180全体が撓む位置に配置される。このことにより、接触部180bが加圧ベルト本体106の外周面に向けて押しつけられる(付勢される)状態となる。したがって、加圧ベルト本体106の外周面の位置が接触部180bに対して接離する方向において変化した場合であっても、接触部180bと加圧ベルト本体106の外周面との接触状態が維持される。
さらに説明をすると、図5を用いて説明をしたように加圧ベルト105は、付勢部130によって、定着ロール101に対して付勢される。一方、除電部材180は、この付勢部130によって加圧ベルト105が付勢される向きとは対向する向き、すなわち加圧ベルト105を定着ロール101から離間させる向きに力を加える。このように互いに対向する向きに力が加わることにより、接触部180bと加圧ベルト本体106との接触状態がより確実に維持される。
また、図示の例においては、除電部材180は、加圧ベルト105の回転方向(矢印D参照)において湾曲部180cが接触部180bよりも上流側となるように配置される。さらに説明をすると、接触部180bの長手方向が、加圧ベルト本体106の周回移動の方向に沿うように配置されている。
このように、除電部材180が加圧ベルト本体106の外周面に倣うように配置されることで、回転する加圧ベルト本体106から除電部材180が受ける、加圧ベルト本体106の周回方向に沿う向きの力が低減される。したがって、例えば除電部材180の取り付け位置がずれることが抑制される。
さて、図8に示す例における除電部材180は、加圧ベルト本体106の幅方向(Y方向)における+Y方向側の端部と接触するように設けられるが、−Y方向側の端部に設けられてもよく、あるいは両端部の2箇所に設けられてもよい。
ここで、除電部材180は、Y方向において、ベルト支持部材109によって加圧ベルト本体106(図8においては不図示)の内周面が支持される箇所に配置される。図示の例においては、除電部材180は、ベルト支持部材109の小径部109fよりも−Y方向側に設けられる。
付言すると、除電部材180は、Y方向において、加圧ベルト本体106のベルトウォーク(後述)が発生し、加圧ベルト本体106が最も−Y方向側に寄った位置に配置された状態でも、加圧ベルト本体106と接触する位置に配置されている。言い換えると、Y方向において移動する加圧ベルト本体106の+Y方向側の端部よりも、常に−Y方向側となる位置に除電部材180は配置される。
また、サポートベルト109aの湾曲面109cであって、縦リブ109dおよび横リブ109eが形成されていない領域と、加圧ベルト本体106を挟んで対峙する位置に、除電部材180は配置される。
このように、加圧ベルト本体106をベルト支持部材109との間で挟みこむ位置に除電部材180を配置することで、接触部180bが加圧ベルト本体106を押し込み加圧ベルト本体106全体が過度に撓むことが抑制される。
さらに、除電部材180は、加圧ベルト本体106が用紙Pと接触する領域以外の箇所に配置される。図示の例においては、除電部材180は、加圧ベルト本体106の外周面において、搬送される最大サイズの用紙Pが通過(接触)する領域である通紙域よりも+Y方向側に設けられる。
このように、加圧ベルト本体106の外周面であって用紙Pと接触しない領域(非通紙域)に除電部材180を配置することで、仮に除電部材180との接触により加圧ベルト本体106の外周面が摩耗する等損傷を受けた場合であっても、用紙Pに定着されるトナー像の品質が低下することが抑制される。
次に、上記のように構成された除電部材180の除電作用を説明する。
まず、本実施の形態とは異なる従来の定着装置においては、次のような現象が発生することがある。すなわち、例えば負電荷に帯電したトナーTを用紙Pに定着させることにともない、正電荷に帯電した用紙Pの影響を受け加圧ベルト本体106の電位が高まることがある。この状態において外乱等の影響を受けると、加圧ベルト本体106の電位が急激に降下し負電位にまでなり得る。
そして、このように加圧ベルト本体106の電位が急激に降下すると、用紙P上で負電荷に帯電しているトナーTが加圧ベルト本体106と反発し、静電オフセットが発生することがある。言い換えると、トナーT、用紙P、定着ロール101および加圧ベルト本体106の電気的な反発や引っ張りあいにより、静電オフセットが発生することがある。なお、静電オフセットとは、用紙P上のトナーTが定着ロール101に電気的に飛翔することをいう。
一方、本実施形態においては、上記のように構成された除電部材180を設けることにより、加圧ベルト本体106の外周面が、除電部材180を介してグラウンド状態となる。このことにより、上記静電オフセットの発生が防止される。
また、ニップ部Nへと搬送される用紙Pは、ニップ部Nの上流側で定着入口ガイド111によって除電された後にニップ部Nへ到達するとともに、加圧ベルト105の加圧ベルト本体106は、除電部材180によって除電された後にニップ部Nへ到達する。さらに、除電部材180は、定着入口ガイド111上に設けられており、除電部材180と定着入口ガイド111とは同電位である。これらのことにより、静電オフセットはさらに抑制される。
さて、本実施形態のように加圧ベルト本体106を用いた定着装置100では、加圧ベルト本体106の回転運動にともない加圧ベルト本体106に幅方向への移動(ベルトウォーク)が生じやすい。そのため、上述のように加圧ベルト本体106の幅方向の両端にガイドベルト109bを配置し、ガイドベルト109bのフランジ部109kが加圧ベルト本体106の幅方向の両端と接触することでベルトウォークが抑制される。
ここで、外周面側である離型層106bのみが導電性である加圧ベルト本体106の除電を、本実施形態とは異なり、ガイドベルト109bを介して行う構成も考えられる。具体的には、ガイドベルト109bを導電性材料により形成し接地させることで、ガイドベルト109bを介して加圧ベルト本体106の除電を行う構成も考えられる。付言すると、この構成においては、ガイドベルト109bのフランジ部109kが、加圧ベルト本体106の離型層106bと接触することにより、加圧ベルト本体106が除電される。
しかしながら、この構成の場合、加圧ベルト本体106のベルトウォークが生じると、加圧ベルト本体106の幅方向端部がガイドベルト109bのフランジ部109kから離間する。このとき、ガイドベルト109bを介して加圧ベルト本体106の電荷を逃がすことはできなくなる。
一方で、本実施形態においては、ベルトウォークが発生した場合であっても、加圧ベルト本体106と除電部材180とが接触する状態は維持され、除電可能である。
さらに説明をすると、加圧ベルト本体106の除電を、ガイドベルト109bを介して行う構成とすると、用紙Pが帯電する電荷量や、用紙Pに配置されるトナーTの量によっては、ガイドベルト109bの持つ抵抗値により、定着ロール101よりも加圧ベルト本体106側の電位が低くなることがある。この場合、静電オフセットが発生しやすい状態となる。
一方で、本実施形態においては、加圧ベルト本体106の外周面が除電部材180を介してグラウンド状態となることで、トナーTにより負電荷を帯びやすい定着ロール101よりも加圧ベルト本体106側の電位が低くなることが抑制される。
なお、本実施形態においては、接触部180bのY方向の両端には折り曲げ部180eが形成されており、ベルトウォークが発生した場合であっても、除電部材180が加圧ベルト本体106を傷つけることが抑制される。
<変形例>
さて、上記の説明においては、除電部材180を一枚の板状部材を折り曲げて形成された板ばね部材として説明したが、加圧ベルト本体106に対して撓みながら押しつけられる部材であれば他の構成であってもよい。例えば、除電部材180を、ステンレスやカーボン等の導電性繊維を束ねたブラシにより構成し、このブラシを撓ませるように加圧ベルト本体106に押しつけてもよい。あるいは、除電部材180を、接触部180bとコイルばねとを備える構成とし、このコイルばねの弾性力を利用して加圧ベルト本体106に対して接触部180bを押しつけてもよい。
また、上記の説明において、除電部材180の接触部180bがニップ部Nの上流側で加圧ベルト本体106と接触することを説明したが、ニップ部Nの下流側で加圧ベルト本体106と接触する構成であってもよい。さらに説明をすると、加圧ベルト本体106の外周面全体が導電性材料で形成されることにより、除電部材180の接触部180bが加圧ベルト本体106と接触する位置に依存せずに、加圧ベルト本体106の外周面全体の除電が行われる。
また、上記の説明において、定着ロール101を、ダイオード104を介して接地することを説明したが、ダイオード104を介さずに接地する構成であってもよい。
また、上記の説明において、加圧ベルト本体106および定着入口ガイド111を、抵抗113を介して接地することを説明したが、抵抗113を介さずに接地する構成であってもよい。さらに、上記の説明において、加圧ベルト本体106を、定着入口ガイド111を介して接地することを説明したが、定着入口ガイド111を介さずに接地する構成であってもよい。
さらにまた、上記の説明において、除電部材180と定着入口ガイド111とを別体として構成することを説明したが、一体として構成してもよい。
1…画像形成装置、100…定着装置、101…定着ロール、105…加圧ベルト、106…加圧ベルト本体、111…定着入口ガイド、180…除電部材

Claims (7)

  1. 記録材にトナーを定着させる定着部材と、
    外周面の導電率が内周面の導電率よりも高いベルト部材を有し、当該ベルト部材の当該外周面と前記定着部材との間にて記録材が通過するニップ部を形成する加圧ベルトと、
    前記ニップ部へ記録材を案内するとともに接地された案内部材と、
    前記案内部材に支持されるとともに、前記ベルト部材の前記外周面と接触し、当該案内部材を介して当該ベルト部材を接地させる接地部材と
    を備えることを特徴とする定着装置。
  2. 前記加圧ベルトは、前記ベルト部材の前記内周面を支持する支持部材を有し、
    前記接地部材は、前記ベルト部材を挟んで前記支持部材と対峙する位置で当該ベルト部材の前記外周面と接触する
    ことを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 前記接地部材は、前記ベルト部材の前記外周面と接触する接触部と、当該接触部を当該外周面に押し付ける押付部とを有することを特徴とする請求項1または2記載の定着装置。
  4. 前記ベルト部材の幅方向端部と接触し当該端部の位置を規制するとともに、当該端部と接触する部分が前記接地部材の前記接触部よりも導電率が低い規制部材を有することを特徴とする請求項3記載の定着装置。
  5. 前記ベルト部材の幅方向における前記接触部の端部は、当該ベルト部材から離間する向きに折り曲げられていることを特徴とする請求項3または4記載の定着装置。
  6. 前記接地部材は、前記ベルト部材の前記外周面における記録材と接触しない領域に押し付けられることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の定着装置。
  7. 記録材にトナー像を形成するトナー像形成部と、
    前記トナー像形成部によって形成されたトナー像を記録材に定着させる定着部材と、
    外周面の導電率が内周面の導電率よりも高いベルト部材を有し、当該ベルト部材の当該外周面と前記定着部材との間にて記録材が通過するニップ部を形成する加圧ベルトと、
    前記ベルト部材の前記外周面と接触する接触部と、当該接触部を当該外周面に押し付ける押付部とを有し、当該ベルト部材を接地させる接地部材と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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