JP2015083129A - 歯科用インプラントを有する歯科用補綴組立体および貫通固定歯科用補綴 - Google Patents

歯科用インプラントを有する歯科用補綴組立体および貫通固定歯科用補綴 Download PDF

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Abstract

【課題】インプラント−支持補綴の、最適かつ取り外し可能な固定を可能にする。
【解決手段】歯科用補綴組立体は、歯科用インプラント、および貫通固定歯科用補綴を有する。接続装置は:少なくとも2つの放射ウィングを有し、回転式に取り付けられ、歯科用インプラントまたは歯科用補綴の一方に平行移動で保持されたロックと、周囲に隆起が提供された保持孔とを有する。前記隆起は、前記保持孔の中心に向かって放射状に延伸する。保持孔は、歯科用インプラントの他方または歯科用補綴に形成される。放射ウィングおよび隆起は、ロックの回転により協働して、歯科用補綴が前記歯科用インプラント上に貫通固定されたまま維持されるように、ならびに軸方向の平行移動の単純な動きで、ロックおよびその放射ウィングが保持孔に挿入されるように、構成、寸法化される。
【選択図】図8

Description

本願は、歯科用インプラント技術の分野に関し、特に、少なくとも一つの歯科用インプラントに貫通固定するタイプのインプラント−支持補綴(または可能な場合、いくつかのそのような補綴)を有する、歯科用補綴組立体を用いた歯列弓のエデンツリズム(edentulism)の処置に関する。
貫通固定タイプのインプラント−支持補綴は、患者の顎骨に固定された1または2以上の歯科用インプラントに固定することにより、患者の歯列弓に載せることを目的としており、これにより1または2以上の補綴歯が形成される。例えばリペアの際など、想定されるその後の補綴の取り外しを可能にするため、補綴は、固定手段(従来技術ではネジ)により、インプラントに固定される。この固定手段は、補綴を貫通するため、「貫通固定補綴」と表現される。ネジの頭は、補綴の活性表面(または咀嚼表面)からアクセス可能である。
特に、患者の顎骨におけるインプラントの機械的安定性の観点から、インプラントは、相互に対して傾斜した軸方向、および/または歯列弓の概表面に対して傾斜した軸方向に配向される。
貫通固定ネジを用いて、インプラント−支持補綴をインプラントに固定することが知られている。インプラントの相互に対して傾斜した配向のため、傾斜ポストがしばしば使用される。傾斜ポストは、第1の軸方向(インプラントの長手方向に対応する)で、インプラントに取り付けることを目的とする中間部材であり、第1の軸方向に対してある角度を形成する第2の軸方向に配向された、内部ねじ込み孔を有する。内部ねじ込み孔は、第2の軸方向において、貫通固定ネジを受容する。
傾斜ポストに貫通固定ネジを挿入し、これをねじ込むため、補綴には、回転駆動ツール用のアクセスチャネルが提供される。アクセスチャネルは、第3の軸方向に配向される。このアクセスチャネルの配向は、補綴の外側活性表面上の補綴歯の上部でこれが開いたり、咀嚼の力に耐えるように設計された領域において補綴歯の強度に悪影響が生じたりすることがないように、注意深く選定される必要がある。このような要望により合致させるため、歯科技師は、自由に使用できるように、サイズおよび角度が異なる多くの中間ポストを有する。しかしながら、多くの異なる中間ポストを利用したとしても、第1から第3の軸方向の間の最適な配向が、常に得られる訳ではない。
従って、インプラントの配向を考慮した、アクセスチャネルの最適配向を可能にする、取り外し可能な固定に対する対応策であって、歯科技師によって操作され保管される部材をあまり多く使用せずに、この問題が解決されるような対応策が望まれている。
前記目的のため、出願人は、補綴の貫通固定ネジを(例えばクリンプにより)しっかりと固定することを考案した。その後、貫通固定ネジは、直接インプラントにねじ込まれる。
しかしながら、貫通固定補綴が腔内に適正に装着されたことを確認するため、および特にインプラント−支持マルチ補綴において、歯科技師が、それを固定する前にその適切性をチェックするためには、患者の歯列弓に補綴を配置するステップを含む工程から始めることが必要となる。出願人によって考えられたような、拘束ネジをクリンプする解決策では、ネジは、補綴内にほぼ完全に受容される必要がある。しかしながら、ネジに必要な長さでは、これはほとんどの場合、不可能である。またこれが可能であったとしても、第1と第3の方向の間の傾斜のため、その後、アクセスチャネルを介して導入された回転駆動ツールによる操作では、ネジ頭に届かなくなってしまう。
欧州特許出願公開第1992304A1号には、貫通固定歯科用補綴は示されていない。この文献には、別の種類の歯科用補綴が示されており、これは円錐フィットでポストに取り付けられる。従って、ポストは、歯科用補綴には、回転可能には取り付けられず、平行移動的に保持される。ポスト自身は、患者の顎にねじ込まれたインプラントのブラインドホール内の円錐フィットで受容される。インプラントからのポストの軸方向の抜き出しに対抗するため、ポストには放射状のウィングが提供され、これらは、僅かの回転の後、整合形状により協働する。ウィングは、インプラントのブラインドホールの口に提供される。ポストのウィングは、インプラントに補綴をロックする手段を構成しない。むしろ、ポストは、そのウィングによって、ポストが円錐フィットで歯科用補綴を受容する前でも、僅かの回転でインプラントに固定される。
本発明により対処される課題は、より少ない数の構成要素を有する接続手段の支援により、貫通固定タイプのインプラント−支持補綴の、最適かつ取り外し可能な固定を可能にするとともに、補綴のアクセスチャネルの配向に、より自由度の高い選択肢を提供することである。
これらのおよび他の目的を達成するため、本発明では、
歯科用補綴組立体であって、
歯科用インプラントと、
歯科用補綴と、
保持孔を有する接続装置であって、前記保持孔は、歯科用インプラントまたは歯科用補綴の一方に形成され、前記保持孔の周囲には、前記保持孔の中央に向かって半径方向に延伸する隆起が提供される、接続装置と、
を有し、
前記歯科用補綴は、貫通固定タイプであり、
前記接続装置は、ロックを有し、該ロックは、少なくとも2つの放射ウィングを有し、回転式に取り付けられ、他の歯科用インプラントまたは歯科用補綴に平行移動で保持され、
前記放射ウィングおよび前記隆起は、軸方向の平行移動の単純な動きにより、前記ロックおよび放射ウィングが、前記保持孔に挿入できるように構成、寸法化され、
前記放射ウィングおよび前記隆起は、前記歯科用補綴が前記歯科用インプラント上に貫通固定されたまま維持されるように、前記ロックの回転により協働するように構成、寸法化される、歯科用補綴組立体が提案される。
ピボット接続(またはスライド式ピボット)により、歯科用補綴または歯科用インプラントに取り付けられたロックは、インプラントの軸方向と同軸な方向に直接配向され、これにより、傾斜ポストの使用の必要性が排除される。
ウィングは、ロックの軸方向に小さな寸法を有するため、本発明による接続装置は、極めて限られた軸範囲を有する。また、軸方向の平行移動の単純な動きによるその嵌合、ならびに放射ウィングおよび隆起の構成により、歯列弓上での補綴の配置の段階が容易になる。保持孔に保持するため、ロックには、1回の回転よりも少ない回転駆動しか必要ではない。従って、ロックの操作は、速やかで簡単である。ロックを操作し、これを保持孔に保持させるために必要な軸方向の移動距離は、極めて抑制される。
以下の提供が好ましい:
前記ロックの前記放射ウィングは、角度セクターにより相互に分離され、該角度セクターは、軸に沿った平行移動の単純な動きで、隆起が通過するように寸法化され、
前記保持孔の前記隆起は、角度セクターにより相互に分離され、該角度セクターは、前記軸方向の平行移動の単純な動きの間、放射ウィングが通過するように寸法化されること。
前記ロックの前記放射ウィングは、第1の端部によって担持され、該第1の端部は、実質的に円錐またはフラストコニカルであることが好ましい。実質的に円錐またはフラストコニカルな第1の端部により、保持孔に対してロックを中心化するような、ロックの前進の誘導が可能になる。「実質的にフラストコニカルな端部」とは、徐々に狭小化されるようないかなる形状として構成されても良いことが理解される。例えば円形端部であっても良い。
前記ロックはソケットを有し、ツールの支援により、前記ロックは回転駆動が可能となることが好ましい。このソケットは、ロックの放射ウィングを担持する端部とは反対側の端部に配置され得る。
前記放射ウィングは、前記保持孔の隆起を支持するように構成された前進傾斜を有するベアリングファセットを有し、および/または
前記隆起は、前記ロックの放射ウィングを支持するように構成された前進傾斜を有する保持ファセットを有することが好ましい。
ベアリングファセットおよび/または保持ファセットの傾斜により、ロックの回転の操作の間、補綴は、半径方向に誘導され、インプラントに対して平行移動で動かされる。これにより、補綴のインプラントへの優れた圧着が可能になる。
本発明の第1の実施例では、前記ロックは、回転式に取り付けられ、また、好ましくはスリットを用いて、圧縮保持リングにより、前記歯科用補綴に平行移動で保持され、前記圧縮保持リングは、前記ロックに形成された外周溝、および前記歯科用補綴に形成された内周溝に同時に嵌合する。
従って、ロックは、補綴にピボットジョイント(またはスライド式ピボット)として配置され、単純かつ効果的な状態で、補綴内に拘束保持される。
補綴とインプラントの間の接続を確実に行うため、技術者は、ツールがロックに嵌合するまで、補綴に形成されたアクセスチャネル内に回転駆動ツールを挿入し、これによりロックがインプラントの保持孔に押し付けられ、回転の動きが可能になる。
しかしながら、ロックが偶発的に損傷した場合、ロックの分解のため、歯科用補綴は、歯科用補綴に形成された内周溝まで延伸する、複数の開放軸方向チャネルを有することが好ましい。
従って、ロックを取り出すツールが導入され、前記ツールは、圧縮保持リングを支持するようになるまで、軸方向チャネルに挿入できるように設計された複数のロッドを有し、これにより、後者は、半径方向中心に押し付けられ、その半径方向の寸法が減少し、歯科用補綴から保持リングを抽出できるようになり、ロックが開放されるようになる。
前記歯科用補綴内に形成された前記内周溝、および/または前記ロックに形成された前記外周溝は、前記保持リングの高さよりも僅かに大きな高さを有し、
前記歯科用補綴と前記ロックの間の平行移動における軸方向のあそびが許容されることが好ましい。
平行移動における軸方向のあそびは、保持リングと、補綴内に形成された内周溝の間の高さの差、および/またはロックに形成された外周溝によって生じ、これにより、リングさらにはロックは、補綴に容易に取り付けられる。またこれにより、歯列弓への補綴の配置の間、ロックの放射ウィングが、保持孔の隆起の間の空間と厳密に整列していない場合、ロックは、部分的にまたは完全に受容されるように、補綴内で少し後退することができる。換言すれば、ロックは、スライド式移動を伴うスライド式ピボットジョイントとして補綴に配置され、スライド式移動は、歯科用補綴とロックの間の平行移動における軸方向のあそびによって定められる。
本発明による第2の実施例では、前記ロックは、回転式に取り付けられ、
前記歯科用インプラントに形成された受容孔に形成された内周溝、
前記受容孔の前記内周溝に挿入するように構成されたスナップフィット手段を有する前記ロックの第2の端部、
を介して、前記歯科用インプラントに平行移動で保持される。
補綴とインプラントの間の接続を確実にするため、技術者は、ロックの第1の端部が補綴の保持孔に挿入されるように、インプラント上の補綴とロックを嵌合する。その後、補綴に形成されたアクセスチャネルに回転駆動ツールが導入され、インプラントに配置されたロックに達するように、ツールが補綴に形成された保持孔を貫通し、ロックが回転駆動される。
全ての実施例において、技術者によって保持される部材のストックを抑制することが可能となり、外科操作が単純化され、補綴と1または2以上のインプラントの間の接続の構成要素の寸法が限定され、補綴に提供されるアクセスチャネルの配向に関して、より柔軟な選択が可能となる。
また、第2の実施例は、接続装置のバルクの大部分がインプラントの側にあるので、補綴に設置されるソケットは、寸法が大きく抑制される点で有意である。従って、補綴の作製中に、補綴技術者がアクセスチャネルを配向させる際の制限がより少なくなる。
本発明の他の主題、特徴、および利点は、添付図面を参照した、以下の特定の実施例の記載から明確になる。
接続装置により歯科用インプラントに貫通固定された歯科用補綴の部分斜視図である。これは、本発明による歯科用補綴組立体の第1の実施例を表す。 本発明による歯科用補綴組立体の第1の実施例の接続装置に使用されるロックの斜視図である。 図2におけるロックの底面図である。 図2および図3に示したロックとともに使用される、圧縮保持リングの斜視図である。 図1に示した歯科用補綴の断面図である。 図5に示した歯科用補綴が取り付けられる、インプラントの平面図である。 図6におけるインプラントの斜視図である。 図5に示した歯科用補綴と、図6および図7に示したインプラントの間の協働関係を示した断面図である。 本発明の第2の実施例による歯科用補綴組立体に使用されるロックの斜視図である。 図9に示したロックを上端で受容するように構成されたインプラントの斜視図である。 図9に示したようなロックが提供された、図10におけるインプラントの断面図である。 図11におけるインプラントに保持される歯科用補綴の断面図である。 図12に示した歯科用補綴に提供された保持孔の斜視図である。 図12に示した歯科用補綴と図11に示したインプラントの間の協働関係を示した断面図である。 ブロック部材の斜視図である。
図1乃至図8には、本発明による歯科用補綴組立体27の第1の実施例を示す。この組立体は、歯科用インプラント2a、2bと、貫通固定された歯科用補綴3とを有する。ここでは、歯科用補綴3は、マルチ補綴である(すなわち、いくつかの歯4の修復を可能にする)。この補綴は、複数の歯科用インプラント2a、2bに支持される。明確化のため、歯科用補綴3の半分だけが示されているが、残りの半分も図1に示したものと実質的に対称である。従って、歯科用補綴3は、略弓状の形態を有し、4つの歯科用インプラント(歯科用補綴3の半分に対して2つ)の上に保持されるように構成される。ただし、より多くのまたはより少ない数の歯科用インプラントを使用することも可能である。
図1に示すように、歯科用補綴3は、実質的平坦表面P上に保持されるように構成され、この平坦表面Pは、患者の歯列弓の概表面に対応する。
参照符号2aで示された歯科用インプラントは、患者の顎にねじ込まれる軸方向を定めるII-IIの方向を有する。歯科用インプラント2aは、患者の顎の前方部分にねじ込まれる。
同様に、参照符号2bで示された歯科用インプラントは、患者の顎の後方部分にねじ込まれる方向を定めるI-Iの方向を有する。
図1に示した例では、軸方向I-Iは、実質的平坦表面Pに対して実質的に垂直であるのに対して、軸方向II-IIは、実質的平坦表面Pに対して傾斜していることに留意する必要がある。患者の顎における歯科用インプラント2aの傾斜されたインプランテーションにより、歯科用インプラント2aは、良好な堅さを有する骨の領域に嵌合され、歯科用補綴3の十分な安定性が保証される。非平行方向I-IおよびII-IIにおけるインプランテーションにより、全てのインプラントの耐性が向上し、これにより、使用中に歯科用補綴3に印加される応力に耐えることが可能となる。
歯科用インプラント2a、2bに歯科用補綴3を固定するため、複数の接続装置1が使用される。各接続装置1は、ロック5を有し、これは、図2および図3により詳しく示されている。これらの図において、ロック5は、3つの放射ウィング6a〜6cを有し、軸方向III-IIIに沿って長手方向に延伸することが認められる。
各ロック5は、図4に示すような圧縮保持リング7により、歯科用補綴3に取り付けられる。保持リング7には、略放射状スリット8が設けられ、これにより、保持リング7がロック5にクリップ保持される。必要な場合、保持リング7は、ロック5に形成された外周溝9に取り付けられる。
図5に示すように、ロック5は、受容シート10内に、回転可能に取り付けられ、歯科用補綴3に平行移動で保持されるように構成される。受容シート10は、内周溝11を有する。
受容シート10は、その下側部分に環状ショルダー12を有し、受容シート10は、その下側部分に保持リング7の外径よりも小さな断面の下側オリフィス14を有する。保持リング7は圧縮可能であるため、下側オリフィス14に挿入されショルダー12を通過するように、外径を小さくすることができ、外周溝9の底部をよりしっかりと取り囲む。いったん、保持リング7に設けられたロック5が受容シート10に軸方向に沿って導入されると、保持リング7は、半径方向に拡張すると同時に、外周溝9および内周溝11に嵌合される。従って、ロック5は、歯科用補綴3に拘束保持される。
ロック5が損傷した場合、歯科用補綴3に損傷を与えないようにして、ロック5を受容シート10から取り除くことが必要となる場合がある。
このため、図5に破線で示すような軸方向チャネル13が提供される。この軸方向チャネル13は、受容シート10の下側オリフィス14から内周溝11の範囲まで延伸する。従って、保持リング7を圧縮して外径を抑制し、下側オリフィス14を介して保持リング7を取り出すため、保持リング7を取り除くツールを保持リング7の周囲に配置することが可能となる。
ロック5は、図6および図7に示すようなタイプの歯科用インプラント2aまたは2bと直接協働するように構成される。これらの図において、インプラント2aまたは2bは、3つの隆起16a乃至16cを有する保持孔15を有し、これらの隆起は、保持孔15の中心に向かって半径方向に延在することが認められる。
放射ウィング6a乃至6c、および隆起16a乃至16cは、貫通固定された歯科用補綴3を歯科用インプラント2に維持するため、ロック5の回転により協働するように構成され、寸法化される。また、放射ウィング6a乃至6c、および隆起16a乃至16cは、図7に矢印170で示す軸方向の平行移動の単純な動きにより、ロック5の挿入が可能となり、その放射ウィング6a乃至6 cが保持孔15に挿入されるように寸法的に構成される。
このため、ロック5の放射ウィング6a乃至6cは、角度セクター60a乃至60cによって相互に分離され、これらの角度セクターは、軸方向の平行移動170の間、隆起16a、16bまたは16cが通過するように寸法化される。また、保持孔15の隆起16a乃至16cは、角度セクター160a乃至160cによって相互に分離され、これらの角度セクターは、軸方向の平行移動170の単純な動きの間、放射ウィング6a、6b、または6cが通過するように寸法化される。図3および図6に示した例では、角度セクター60a乃至60cは、角度的に50°で延伸する放射ウィング6a乃至6cに対して、角度的に70°で延伸する。これらの部分では、角度セクター160a乃至160cは、角度的に80°で延伸するが、隆起16a乃至16cは、角度的に40°で延伸する。
図2からより具体的に認められるように、ロック5の放射ウィング6a乃至6cは、実質的にフラストコニカル(frustoconical)な形状の第1の端部5a上に形成される。この第1の端部5aの円錐台形状により、ロック5と保持孔15の間で、相対的なセンタリングが可能となる。
図5から特に認識されるように、ロック5は、第2の端部5bに、ソケット17を有し、これにより、ロック5は、ツールの支援により、軸方向III-IIIの周りで回転駆動される。図の場合、ソケット17は、多角形である。しかしながら、ソケット17は、いかなる非円形の好適な断面形状を有しても良い。
ボールジョイント効果を可能にする回転駆動ツールの使用を可能にするため、ソケット17は、特に、欧州特許出願公開第2607722A1号に示されている構成を有しても良い。
これとは別にまたはこれに加えて、回転ツールは、アクセスチャネル18を介してソケット17にアクセスすることで、ロック5の回転駆動に適合されても良く、これは、軸方向IV-IVに延伸し、あるいは軸方向III-IIIに対して傾斜した方向V-V(図5)に延伸し、歯科用補綴3の実質的に平面の略支持表面Pに対して傾斜する。
図2から明らかなように、放射ウィング6a乃至6cは、前進傾斜20を有するベアリングファセット19を有し、この前進傾斜20は、保持孔15の隆起16a、16b、または16cを支持するように構成される。放射ウィング6a乃至6cの前進傾斜20により、良好な半径方向の誘導が可能となり、インプラント2に対する歯科用補綴3の良好な軸方向の押し付けが可能となる。
これとは別にまたはこれに加えて、隆起16a乃至16cは、前進傾斜を有する保持ファセット21を有し、この前進傾斜は、ロック5の放射ウィング6a乃至6cを支持するように構成される。
患者の顎に予めインプラントされた歯科用インプラント2a、2bに固定されるような歯科用補綴3を製造するため、補綴技術者は、歯医者によって使用された、インプラント2a、2bが配向された方向I-Iおよび方向II-IIを同定する圧痕を使用する。この方法では、補綴技術者は、ロック5にアクセスを提供し、ボールジョイント効果を許容する回転駆動ツールにより、ロック5が軸方向III-IIIの周りで回転駆動されるように、歯科用補綴3に対してロック5を配向することを考え、ロック5のIII-IIIの軸方向を軸方向I-IおよびII-IIに一致させたまま、アクセスチャネル18を、それぞれの方向IV-IVおよびV-Vに配向することができるようにする。ボールジョイント効果は、軸方向I-IとV-Vの間、およびII-IIとIV-IVの間の角度の選択に広い自由度を与える。従って、補綴技術者は、アクセスチャネル18を、これらが、相当の咀嚼力に耐えるように構成された歯の活性表面領域上で開かないように配置することができる。
いったん、補綴技術者によって歯科用補綴3が製造されると、これは、歯科医に送られ、患者の腔内の歯科用インプラント2a、2bの上に固定される。
このため、歯科医は、歯科用補綴3が腔内孔に対して適正に適合するかどうかをチェックするため、患者の歯列弓上で、歯科用補綴3の位置合わせを開始する。
この位置合わせ段階の間、ロック5は、長手方向III-IIIが軸方向I-IおよびII-IIと同軸になるように配置される。
放射ウィング6a乃至6cが角度セクター160a乃至160cに一致して配置されると、ロック5およびその放射ウィング6a乃至6cは、患者の歯列弓上での歯科用補綴3の配置の間、軸方向の平行移動の単純な動きで、保持孔15に挿入される。従って、歯科用補綴3は、患者の歯列弓の全長に沿って、適正に支持することができる。
いったん、配置が完了し、チェックが行われると、歯科医は、回転駆動ツールを用いてロック5を回転し、軸方向IV-IVおよびV-Vにおいて、これをアクセスチャネル18に挿入する。回転駆動ツールは、前述のように、ボールジョイント効果でロック5が回転駆動されるように構成され、これは例えば、欧州特許出願公開第2607722A1号に記載されている。
ロック5は回転駆動されるが、放射ウィング6a乃至6cは、それらのベアリングファセット19で、隆起16a乃至16cの保持ファセット21を支持する。また、ベアリングファセット19の前進傾斜20は、歯科用インプラント2a、2bに、歯科用補綴3を押し付ける。これにより、図8に示した位置関係が得られる。
しかしながら、患者の歯列弓上での歯科用補綴3の配置中、放射ウィング6a乃至6cは、少なくとも一部が、隆起16a乃至16cと一致しても良い。この場合、歯科用補綴3が適切に患者の歯列弓に押し付けられることがロック5によって妨害されることがないよう、内周溝11は、保持リング7の高さH2よりも僅かに高い高さH1を有する。この高さH1とH2の差は、ロック5と歯科用補綴3の間の平行移動における軸方向あそびjを誘起する。実際には、受容シート10の軸方向あそびjおよび長さLは、歯科用補綴3内のロック5の動きを許容するように寸法化され、これにより、より確実に、患者の歯列弓上の歯科用補綴3の適正な配置が、ロック5により妨害されないようになる。また、あそびjおよび長さLは、ロック5の後退が生じても、回転駆動ツールによって、軸方向IV-IVに配向されたアクセスチャネル18に挿入されることにより、ロック5の軸方向III-IIIの周りの回転が未だ有効に駆動するように寸法化される。
図9乃至図15には、本発明の第2の実施例による歯科用補綴組立体27を示す。
この第2の実施例では、ロック5は、歯科用インプラント2aまたは2bに、回転可能に保持されるように取り付けられる。このため、歯科用インプラント2aまたは2bは、環状断面の内周溝22を有し、この溝は、歯科用インプラント2aまたは2bに形成された受容孔150の内部に設けられる。特に図9および図11からわかるように、その部分のロック5は、その第2の端部5bにスナップ式固定手段23を有し、この固定手段は、受容孔150の内周溝22に挿入されるように構成される。この場合、スナップ式固定手段23は、3つのウィング24a乃至24cを有し、これらは、弾性半径方向移動を示す自由端240a乃至240cを有する。また、自由端240a乃至240cには、リブ241a乃至241cが提供され、これらのリブは、内周溝22にスナップ固定され、内周溝22の上部に配置されたショルダー25により、そこに保持されるように構成される。
ロック5を回転駆動可能にする多角形ソケット17は、軸方向III-IIIにおいて、ロック5の全長を長手方向に貫通し、ロック5の第1の端部5aで開放される。
この部分のため、図12乃至図14に示すように、歯科用補綴3には、保持孔15が提供される。
放射ウィング6a乃至6c、および隆起16a乃至16cは、図1乃至図8に示した本発明の第1の実施例について説明した構成と同様に構成される。
本発明の第2の実施例に使用される接続装置1は、本発明の第1の実施例について説明した構成と同様に構成されるが、歯科用補綴3に形成された保持孔15が、歯科用インプラント2a、2bの軸方向I-IおよびII-IIと同軸な、軸方向VI-VIで患者の腔内に配置される点が異なっている。このため、ロック5は、その長手軸方向III-IIIが、歯科用インプラント2a、2bの軸方向I-IまたはII-IIと一致するように配置される。
歯科用補綴3の歯科用インプラント2a、2b上での固定の間、歯科医は、スナップ式固定嵌合方式で、ロック5をインプラント2a、2bの上部に取り付ける。次に、歯科医は、患者の歯列弓上に歯科用補綴3を配置する。放射ウィング6a乃至6cが隆起16a乃至16cと一致していない場合、この配置は、極めて良好である。そうではない場合、歯科医は、アクセスチャネル18に導入された回転駆動ツールにより、ロック5を僅かに回転させ、放射ウィング6a乃至6cを角度セクター160a乃至160cに一致するように配置する。
配置が十分に満足できる場合、次に、歯科医は、ロック5を長手方向III-IIIの周りに回転させ、放射ウィング6a乃至6cのベアリングファセット19を、隆起16a乃至16cの保持ファセット21と協働させる。このため、歯科医は、アクセスチャネル18を介して、および保持孔15を介して、回転駆動ツールをソケット17に導入する。
ロック5が歯科用インプラント2a、2b上に恒久的に維持されるように、歯科医は、ソケット17内に、図15に示すようなブロック部材26を挿入する。このブロック部材26は、ソケット17の内形状と整合する外形状を有する。ブロック部材26は、これが僅かの力で、ロック5のソケット17内に挿入され得る寸法を有する。図14に示すように、いったん適正に配置されると、リブ241a乃至241は、歯科用インプラント2a、2bに形成された受容孔150に設けられた内周溝22の位置に適正に残り、ブロック部材26は、いかなる弾性ウィング24a乃至24cの求心的な放射状の屈曲も抑制する。
これにより、図14に示した配置が得られる。
前述の記載は、貫通固定タイプのインプラント−支持マルチ補綴、すなわちいくつかのインプラントを患者の顎に固定するタイプに関して提供されたものであるが、本発明は、貫通固定タイプの単一のインプラント−支持補綴、すなわち患者の顎に一つだけ固定されたインプラントにも使用することができる。
ただし、本発明による接続装置は、複数の歯科用インプラント2a、2bに支持された貫通固定タイプのマルチ歯科用補綴3を有する歯科用補綴組立体27の場合、特に、患者の歯列弓上での歯科用補綴3の配置の段階において、重要な追加の利点を有する。
インプラント上に支持された貫通固定タイプのマルチ歯科用補綴3は、歯科用インプラントに機械的に相互接続される接続バーを有し、該接続バー上には、歯科用補綴3が固定されても良い。図に示された実施例では、歯科用補綴3は、接続バーを有さない。
本発明は、明示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に含まれる変形および一般化を含むものである。
1 接続装置
2a、2b 歯科用インプラント
3 歯科用補綴
5 ロック
6a〜6c 放射ウィング
15 保持孔
16a〜16c 隆起
27 歯科用補綴組立体

Claims (11)

  1. 歯科用補綴組立体であって、
    歯科用インプラントと、
    歯科用補綴と、
    保持孔を有する接続装置であって、前記保持孔は、歯科用インプラントまたは歯科用補綴の一方に形成され、前記保持孔の周囲には、前記保持孔の中央に向かって半径方向に延伸する隆起が提供される、接続装置と、
    を有し、
    前記歯科用補綴は、貫通固定タイプであり、
    前記接続装置は、ロックを有し、該ロックは、少なくとも2つの放射ウィングを有し、回転式に取り付けられ、他の歯科用インプラントまたは歯科用補綴に平行移動で保持され、
    前記放射ウィングおよび前記隆起は、軸方向の平行移動の単純な動きにより、前記ロックおよび放射ウィングが、前記保持孔に挿入できるように構成、寸法化され、
    前記放射ウィングおよび前記隆起は、前記歯科用補綴が前記歯科用インプラント上に貫通固定されたまま維持されるように、前記ロックの回転により協働するように構成、寸法化される、歯科用補綴組立体。
  2. 前記ロックの前記放射ウィングは、角度セクターにより相互に分離され、該角度セクターは、軸に沿った平行移動の単純な動きで、隆起が通過するように寸法化され、
    前記保持孔の前記隆起は、角度セクターにより相互に分離され、該角度セクターは、前記軸方向の平行移動の単純な動きの間、放射ウィングが通過するように寸法化される、請求項1に記載の歯科用補綴組立体。
  3. 前記ロックの前記放射ウィングは、第1の端部によって担持され、該第1の端部は、実質的に円錐またはフラストコニカルである、請求項1に記載の歯科用補綴組立体。
  4. 前記ロックはソケットを有し、ツールの支援により、前記ロックは回転駆動が可能となる、請求項1に記載の歯科用補綴組立体。
  5. 前記放射ウィングは、前記保持孔の隆起を支持するように構成された前進傾斜を有するベアリングファセットを有し、および/または
    前記隆起は、前記ロックの放射ウィングを支持するように構成された前進傾斜を有する保持ファセットを有する、請求項1に記載の歯科用補綴組立体。
  6. 前記ロックは、回転式に取り付けられ、好ましくはスリットを用いて、圧縮保持リングにより、前記歯科用補綴に平行移動で保持され、前記圧縮保持リングは、前記ロックに形成された外周溝、および前記歯科用補綴に形成された内周溝に同時に嵌合する、請求項1に記載の歯科用補綴組立体。
  7. 前記歯科用補綴は、前記歯科用補綴に形成された前記内周溝まで延伸する、複数のオープン軸チャネルを有する、請求項6に記載の歯科用補綴組立体。
  8. 前記歯科用補綴内に形成された前記内周溝、および/または前記ロックに形成された前記外周溝は、前記保持リングの高さよりも僅かに大きな高さを有し、
    前記歯科用補綴と前記ロックの間の平行移動における軸方向のあそびが許容される、請求項6に記載の歯科用補綴組立体。
  9. 前記ロックは、回転式に取り付けられ、
    前記歯科用インプラントに形成された受容孔に形成された内周溝、
    前記受容孔の前記内周溝に挿入するように構成されたスナップフィット手段を有する前記ロックの第2の端部、
    を介して、前記歯科用インプラントに平行移動で保持される、請求項1に記載の歯科用補綴組立体。
  10. 複数の歯科用インプラントを有し、
    前記貫通固定された歯科用補綴は、インプラント−支持マルチ補綴である、請求項1に記載の歯科用補綴組立体。
  11. 前記歯科用補綴は、少なくとも一つのアクセスチャネルを有し、該アクセスチャネルは、前記歯科用補綴の前記実質的に平坦な略ベアリング表面に対して傾斜した方向に配向される、請求項1に記載の歯科用補綴組立体。
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