JP2015081618A - ドグクラッチ式変速装置 - Google Patents

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靖久 岩崎
匡輔 森
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匡輔 森
新也 原田
Shinya Harada
新也 原田
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Abstract

【課題】 変速時に、ドグ歯とスリーブ歯との噛合面にかかるトルクを制御して、ドグ歯とスリーブ歯との噛合を円滑かつ確実に解除することのできるドグクラッチ式変速装置を提供する。【解決手段】 ドグクラッチ式変速装置13では、変速時、スリーブ312をメインシャフト23の軸方向に移動させてドグ歯(第1ドグクラッチ部281a)とスリーブ歯(スプライン312a)との噛合を解除するときに、入力軸の減速度が出力軸の減速度より小さいか否かを判定する。入力軸の減速度が出力軸の減速度より小さいと判定された場合には、モータトルクを制御して、入力軸の減速度を出力軸の減速度より大きくするギア抜きアシスト制御を行う。【選択図】 図1

Description

本発明は、駆動源としてエンジンとモータを備えるハイブリッド車両に用いられるドグクラッチ式変速装置に関する。
ドグクラッチを採用した変速装置(ドグクラッチ式変速装置)では、一般に、回転軸に対して回転可能な遊転ギヤ(以下、「クラッチリング」ともいう。)に隣接して、その回転軸の軸線方向に移動可能なスリーブが設けられる。スリーブには、スプラインが形成されており、回転軸の軸線方向に移動可能にスプライン嵌合される。
クラッチリングのスリーブ側の面(スリーブと対向する面)には、ドグ歯が形成されており、フォークによってスリーブがクラッチリングに向かって回転軸の軸線に沿って移動して、クラッチリングのドグ歯とスリーブに形成されたスプラインとが係合することにより、回転軸がスリーブを介してクラッチリングと連結される。これにより、回転軸が、スリーブ、クラッチリング、それと噛み合う他方の回転軸のギヤを介して他方の回転軸と回転連結される。
このようなドグクラッチ式変速装置において、クラッチリングとスリーブとが係合しているべきときに、クラッチリングからスリーブが脱落する「スリーブ抜け」が発生する不具合が指摘されていた。そこで従来、スリーブのスプラインとギヤ歯の歯面にそれぞれテーパー角度を付けることにより、走行時に、スリーブのスプラインとギヤ歯との間のギヤ抜け防止を図る技術が提案されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−51142号公報
しかしながら、従来のギヤ抜け防止構造では、スリーブとギア歯との噛合面にテーパ角が付けられているため、変速時、噛合面にトルクがかかっている状態ではクラッチリングからスリーブを抜くことができない。そこで、変速時には、入力軸のクラッチを切ることによりエンジントルクを遮断する、または、アクセルを急閉することによりエンジントルクを減少させて、クラッチリングからスリーブを抜くことが考えられる。
ところが、クラッチ断またはアクセル急閉によりエンジントルクを減少させた場合であっても、出力軸(タイヤ側)が走行抵抗により減速されたときの減速度がエンジントルクの減速度を上回ってしまうと、噛合面にトルクがかかった状態になってしまいクラッチリングからスリーブを抜くことができない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、変速時に、ドグ歯とスリーブ歯との噛合面にかかるトルクを制御して、ドグ歯とスリーブ歯との噛合を円滑かつ確実に解除することのできるドグクラッチ式変速装置を提供することを目的とする。
本発明のドグクラッチ式変速装置は、駆動源としてエンジンとモータを備えるハイブリッド車両用のドグクラッチ式変速装置であって、回転軸に支承され、ドグ歯を有するドグクラッチ部を備えたクラッチリングと、前記クラッチリングに隣接して前記回転軸に支承され、前記ドグクラッチ部の前記ドグ歯に噛合するスリーブ歯を有するスリーブと、変速時において、前記スリーブを前記回転軸の軸方向に移動させて前記ドグ歯と前記スリーブ歯との噛合を解除するときに、入力軸の減速度が出力軸の減速度より小さいか否かを判定する減速度判定部と、前記減速度判定部により前記入力軸の減速度が前記出力軸の減速度より小さいと判定された場合に、モータトルクを制御して、前記入力軸の減速度を前記出力軸の減速度より大きくするギア抜きアシスト制御を行うモータ制御部と、を備えている。
これにより、変速時に、入力軸の減速度(アクセル急閉やクラッチ断によるエンジントルク減速度)が出力軸の減速度(走行抵抗による減速度)より小さいと判定された場合には、モータトルクによって出力軸の減速度を増加させる(出力軸の減速度を補う)。入力軸の減速度が出力軸の減速度より大きくなると、ドグ歯とスリーブ歯との噛合面にトルクがかからない状態になり、ドグ歯とスリーブ歯との噛合を円滑かつ確実に解除することが可能になる。
また、本発明のドグクラッチ式変速装置では、前記ドグ歯は、前記スリーブ歯に向けて歯厚が大きくなるテーパ形状を有しており、前記スリーブ歯は、前記ドグ歯に向けて歯厚が大きくなるテーパ形状を有してもよい。
これにより、ドグ歯とスリーブ歯が噛合しているときに、テーパ形状のドグ歯の歯面(テーパ歯面)とテーパ形状のスリーブ歯の歯面(テーパ歯面)が当接する。したがって、走行時など、噛合面にトルクがかかっている状態では、スリーブ歯がドグ歯から抜けてしまう「ギア抜け」の防止を図ることができる。
また、本発明のドグクラッチ式変速装置では、前記変速時は、低速段から高速段へのアップ変速時であり、前記ギア抜きアシスト制御では、一時的に、前記モータトルクを増加させ、前記入力軸の減速度を前記出力軸の減速度より大きくした後に、前記モータトルクを減少させてもよい。
これにより、低速段から高速段へのアップ変速時に、一時的に、モータトルクを増加させ、入力軸の減速度を出力軸の減速度より大きくした後に、モータトルクを減少させるので、車両の運転者(および同乗者)が「車両飛び出し挙動」を感じないようにすることができる。
また、本発明のドグクラッチ式変速装置では、前記モータ制御部は、前記変速時に、モータトルクを増加させてエンジントルクの低下を補う車速維持アシスト制御を行うとともに、前記ギア抜きアシスト制御を行ってもよい。
これにより、変速時に、車速維持アシスト制御が行われるので、エンジントルクの低下をモータトルクで補うことにより車速を維持することができるとともに、ギア抜きアシスト制御が行われるので、ドグ歯とスリーブ歯との噛合を円滑かつ確実に解除することが可能になる。
本発明によれば、変速時に、ドグ歯とスリーブ歯との噛合面にトルクがかからない状態にして、ドグ歯とスリーブ歯との噛合を円滑かつ確実に解除するできる。
本発明の実施の形態の自動変速装置を備えた車両の構成を示す概要図 本発明の実施の形態の自動変速装置の構成を示す説明図 本発明の実施の形態のドグクラッチ変速機構の断面図 本発明の実施の形態の1速ギヤおよびスリーブの斜視図 (a)本発明の実施の形態のスリーブの正面図 (b)本発明の実施の形態のスリーブの側面図 (c)本発明の実施の形態のスリーブの背面図 (a)本発明の実施の形態の1速ギヤの正面図 (b)本発明の実施の形態の1速ギヤの側面図 本発明の実施の形態におけるギア抜きアシストの原理を示す説明図 本発明の実施の形態における自動変速装置の動作を説明するためのフロー図 本発明の実施の形態におけるギア抜きアシスト制御の説明図
以下、本発明の実施の形態のドグクラッチ式変速装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する場合の一例を示すものであって、本発明を以下に説明する具体的構成に限定するものではない。本発明の実施にあたっては、実施の形態に応じた具体的構成が適宜採用されてよい。
1−1.自動変速装置を備えた車両の構成
図1は、本発明の実施の形態の自動変速装置を備えた車両の構成を示す概要図である。図1に示すように、車両Mは、エンジン11と、クラッチ12と、自動変速装置13と、ディファレンシャル装置14と、制御装置15と、モータ16と、駆動輪(左右前輪)Wfl、Wfr等を含んで構成されている。この車両Mは、駆動源としてエンジンとモータを備えるハイブリッド車両である。
エンジン11は、燃料の燃焼によって駆動力を発生させるものである。エンジン11の駆動力は、クラッチ12、自動変速装置13、およびディファレンシャル装置14を介して駆動輪Wfl、Wfrに伝達されるように構成されている。図1に示した車両は、いわゆるFF車両である。クラッチ12は、制御装置15の指令に応じて自動で断接されるように構成されている。自動変速装置13は、例えば前進6段、後進1段を自動的に選択するものである。ディファレンシャル装置14は、ファイナルギヤおよびディファレンシャルギヤの両方を含んで構成されており、自動変速装置13と一体的に形成されている。
1−2.自動変速装置の構成
図2は、自動変速装置の構成を示す説明図である。図2に示すように、自動変速装置13は、ケーシング21、ドライブシャフト22、メインシャフト23、カウンタシャフト24、ドグクラッチ変速機構251、252、253、254等を含んで構成されている。
ケーシング21は、ほぼ円筒状に形成された本体21a、本体21a内を左右方向に区画する第1壁21bおよび第2壁21c等で構成されている。ドライブシャフト22およびメインシャフト23は、同軸で配置され、カウンタシャフト24は、ドライブシャフト22およびメインシャフト23に平行に配置されている。ドライブシャフト22、メインシャフト23およびカウンタシャフト24は、ケーシング21に回転可能に支承されている。
すなわち、ドライブシャフト22の一端(図2の左端)は、クラッチ12を介してエンジン11の出力軸に回転連結され、ドライブシャフト22の他端(図2の右端)側は、軸受271を介して第1壁21bに回転可能に支承されている。よって、エンジン11の出力はクラッチ12が接続されているときにドライブシャフト22に入力される。
メインシャフト23の一端(図2の左端)は、後述するドグクラッチ変速機構251を介してドライブシャフト22の一端(図2の右端)に回転連結可能に軸支され、メインシャフト23の他端(図2の右端)側は、軸受272を介して第2壁21cに回転可能に支承されている。
カウンタシャフト24の一端(図2の左端)側は、軸受273を介して第1壁21bに回転可能に支承され、カウンタシャフト24の他端(図2の右端)側は、軸受274を介して第2壁21cに回転可能に支承されている。メインシャフト23は、本発明の「回転軸」に相当する。また、カウンタシャフト24も、本発明の「回転軸」に相当し得る。
メインシャフト23には、クラッチ側から順に、5速またはリバースに変速するドグクラッチ変速機構251、2速または1速に変速するドグクラッチ変速機構252が配置され、カウンタシャフト24には、クラッチ側から順に、4速または3速に変速するドグクラッチ変速機構253、6速に変速するドグクラッチ変速機構254が配置されている。各ドグクラッチ変速機構251、252、253、254は、後述する各速のギヤ281、282、283、284、285、286、28Rを備えている。
ドライブシャフト22の他端(図2の右端)には、5速ギヤ285の回転中心がスプライン嵌合等で固定されている。メインシャフト23には、クラッチ12側から順に、リバースギヤ28Rが回転自在に支承され、4速ギヤ284の回転中心がスプライン嵌合等で固定され、3速ギヤ283の回転中心がスプライン嵌合等で固定され、2速ギヤ282が回転自在に支承され、1速ギヤ281が回転自在に支承され、6速ギヤ286の回転中心がスプライン嵌合等で固定されている。
カウンタシャフト24には、5速ギヤ285に噛み合う第5カウンタギヤ295の回転中心がスプライン嵌合等で固定され、リバースギヤ28Rと1つのギヤ29rを介して噛み合う第2カウンタギヤ29Rの回転中心がスプライン嵌合等で固定され、4速ギヤ284に噛み合う第4カウンタギヤ294が回転自在に支承され、3速ギヤ283に噛み合う第3カウンタギヤ293が回転自在に支承され、2速ギヤ282に噛み合う第2カウンタギヤ292の回転中心がスプライン嵌合等で固定され、1速ギヤ281に噛み合う第1カウンタギヤ291の回転中心がスプライン嵌合等で固定され、6速ギヤ286に噛み合う第6カウンタギヤ296が回転自在に支承されている。1速ギヤ281および第1カウンタギヤ291の各外周面には、互いに噛合するギヤ(ヘリカルギヤ)が形成されている。他の互いに噛合するギヤにおいても同様である。
さらに、図2に示すように、自動変速装置13には、制御装置15が接続されている。制御装置15は、モータ16にも接続されている。制御装置15は、自動変速装置13における各種の変速制御を行う変速制御部151と、モータ16の制御を行うモータ制御部152と、入力軸と出力軸の減速度の大小を判定する減速度判定部153を備えている。
減速度判定部153は、変速時に、スリーブ312をメインシャフト23の軸方向に移動させてドグ歯とスリーブ歯(ドグ歯とスリーブ歯については後述する)との噛合を解除するときに、入力軸の減速度が出力軸の減速度より小さいか否かを判定する機能を備えている。モータ制御部152は、変速時に、減速度判定部153で入力軸の減速度が出力軸の減速度より小さいと判定された場合に、モータトルクを制御して、入力軸の減速度を出力軸の減速度より大きくする「ギア抜きアシスト制御」を行う機能を備えている。また、モータ制御部152は、変速時に、モータトルクを増加させてエンジントルクの低下を補う「車速維持アシスト制御」を行う機能も備えている。
1−3.ドグクラッチ変速機構の構成
図3は、ドグクラッチ変速機構252の断面図である。図3に示すように、ドグクラッチ変速機構252は、第1クラッチリングとしての1速ギヤ281、第2クラッチリングとしての2速ギヤ282、スリーブ312、軸動装置313等を含んで構成されている。図2に示した他のドグクラッチ変速機構251、253、254も同様である。ただし、ドグクラッチ変速機構254は、第2クラッチリングは備えておらず、第1クラッチリングとして6速ギヤ286のみを備えている。以下では、ドグクラッチ変速機構252の詳細な構成について説明する。
スリーブ312は、1速ギヤ281と2速ギヤ282との間にこれらと隣接して、メインシャフト23に支承されている。すなわち、本実施の形態のスリーブ312は、クラッチハブを介して回転軸であるメインシャフト23に支承されるのではなく、メインシャフト23に直接支承されている。スリーブ312は、メインシャフト23にスプライン嵌合しており、メインシャフト23に対する相対回転は制限されるが、メインシャフト23の軸線方向に摺動可能である。1速ギヤ281および2速ギヤ282は、メインシャフト23に対して、軸線方向への移動は規制されているが、メインシャフト23に対する相対回転は可能である。
1速ギヤ281のスリーブ312側の側面には、スリーブ312の外周面に形成されているスプライン312aに係合する第1ドグクラッチ部281aが形成されている。同様に、2速ギヤ282のスリーブ312側の側面には、スリーブ312のスプライン312bに係合する第2ドグクラッチ部282bが形成されている。
図4は、1速ギヤ281およびスリーブ312の斜視図であり、図5(a)、(b)、および(c)は、それぞれスリーブ312の正面図、側面図、および背面図であり、図6(a)、および(b)は、それぞれ1速ギヤ281の正面図、および側面図である。2速ギヤ282は1速ギヤ281と同様の構成であるため、以下では1速ギヤ281とスリーブ312について詳細に説明する。
図4に示すように、スリーブ312の内周面には、メインシャフト23の外周面に形成されているスプラインに、軸線方向に摺動可能に係合するスプライン312cが形成されている。また、スリーブ312の1速ギヤ側の外周面には、1速ギヤ281のドグクラッチ部281aに係合するスリーブ歯としてのスプライン312aが形成され、スリーブ312の2速ギヤ側の外周面には、2速ギヤ282のドグクラッチ部282b(図3参照)に係合するスリーブ歯としてのスプライン312bが形成されている。スプライン312aとスプライン312bとは同一の形状である。さらに、スプライン312aとスプライン312bとの間の外周面には、周方向に沿って外周溝312dが形成されている。外周溝312dには、フォーク313aの先端部が周方向に沿って摺動可能に係合する(図3参照)。
図4および図5に示すように、スプライン312aは、3枚の高歯312a1が残りの低歯312a2より歯丈が高く形成されている。なお、高歯312a1および低歯312a2における1速ギヤ281側の前端面の両端角部は、ドグクラッチ部281aと当接したときに衝撃で破損しないように、一般的な45度面取り(C形状)がされていてよい。
図4および図6に示すように、第1ギヤ281の第1ドグクラッチ部281aには、リング状の凸部281a1およびクラッチ歯としてドグ歯が形成されている。ドグ歯は、凸部281a1の内周に、内歯として形成されている。凸部281a1の内周において互いに120度隔てて配置された3枚のクラッチ前歯281a2と、凸部281a1の内周において3枚のクラッチ前歯281a2の間に4枚ずつ等角度間隔で配置されたクラッチ後歯281a3とを含む。クラッチ前歯281a2およびクラッチ後歯281a3は、凸部281a1の内周に一定幅のクラッチ歯溝281a4を空けて形成されている。
凸部281a1は、内径がスリーブ312に形成されている外側のスプライン312aの高歯312a1の外径より大きくなるように形成されている。クラッチ前歯281a2は、内径がスプライン312aの高歯312a1の外径より小さく、スプライン312a1の低歯312a2の外径より大きくなるように形成されている。クラッチ後歯281a3は、スプライン312aの歯溝312a3と噛合可能に形成されている。すなわち、クラッチ前歯281a2は、低歯312a2とは噛み合わず、高歯312a1と噛み合い可能に形成されている。クラッチ後歯281a3は、高歯312a1および低歯312a2と噛み合い可能に形成されている。
クラッチ前歯281a2は、高歯312a1と同枚数(本実施の形態では、3枚)形成されている。スリーブ312の回転速度と第1ギヤ281の回転速度に大きな差が生じていても、3枚の高歯312a1が3枚のクラッチ前歯281a2の間に容易に入り込めるように、クラッチ前歯281a2は少歯とされている。そして、図6(b)に示すように、クラッチ前歯281a2は、高歯312a1と対応する位置で凸部281a1の前端面からクラッチ歯溝281a4の底部まで延在して形成されている。クラッチ後歯281a3は、凸部281a1の前端面から第1所定量d1後退した位置からクラッチ歯溝281a4の底部まで延在して形成されている。
クラッチ前歯281a2の高歯312a1と対向する前端部には、円周方向の中央位置からクラッチ歯溝281a4の底部に向かって両側にそれぞれ傾斜する傾斜面281a21が形成されている。クラッチ後歯281a3には、高歯312a1および低歯312a2と当接可能な接触面281a31が形成されている。クラッチ前歯281a2の傾斜面281a21がクラッチ前歯281a2の側面281a22と交差する位置(図4参照)は、クラッチ後歯281a3の接触面281a31より凸部281a1の前端面側となるように、クラッチ前歯281a2の傾斜面281a21は形成されている。なお、クラッチ前歯281a2の前端部の両傾斜面281a21の交差部は、一般的な丸み面取り(R形状)に形成されていてよい。
1−4.軸動装置の構成
図3に示すように、軸動装置313は、スリーブ312を軸線方向に沿って往復動させるものである。軸動装置313は、フォーク313a、フォークシャフト313b、および駆動装置(図示せず)等を含んで構成されている。軸動装置313は、スリーブ312を1速ギヤ281または2速ギヤ282に押圧させている際に、1速ギヤ281または2速ギヤ282から反力が加わった場合に、スリーブ312がその反力によって移動することを許容するように構成されている。他のドグクラッチ変速機構251、253、254にも同様の構成の軸動装置が設けられているため、以下では、ドグクラッチ変速機構252の軸動装置313について説明する。
フォーク313aの先端部は、スリーブ312の外周溝312cの外周形状に合わせて形成されている。フォーク313aの基端部は、フォークシャフト313bに固定されている。フォークシャフト313bは、ケーシング21に軸線方向に沿って摺動自在に支承されている。すなわち、フォークシャフト313bの一端(図3の右端)が軸受21c1を介して第2壁21cに支承され、フォークシャフト313bの他端(図3の左端)側が軸受21b1を介して第1壁21bに支承されている。フォークシャフト313bの他端部は、駆動装置を貫通して配設されている。
駆動装置は、リニアモータを駆動源とするリニア駆動装置であり、リニアモータとしては、特開2008−259413号公報に記載されているものを採用できる。すなわち、リニア駆動装置は、複数のコイルが軸線方向に沿って並設されて円筒状のコアが形成され、その貫通穴を貫通しているフォークシャフト313bに複数のN極磁石とS極磁石を交互に並設することで構成されている。各コイルへの通電を制御することで、フォークシャフト313bを往復動させることも、任意の位置に位置決め固定させることも可能である。
なお、フォークシャフト313bを位置決め固定するのに、ディテント機構が採用されてよい。また、本実施の形態では、駆動装置としてリニア駆動装置を採用したが、スリーブ312を第1ギヤ281または第2ギヤ282に押圧させている際に、第1ギヤ281または第2ギヤ282から反力が加わった場合に、スリーブ312がその反力によって移動することを許容するように構成されているものであれば、他の駆動装置であるソレノイド式駆動装置や油圧式駆動装置であってもよい。
1−5.ドグクラッチ変速機構の動作
次に、ドグクラッチ変速機構252におけるスリーブ312の高歯312a1および低歯312a2、並びに第1ギヤ281のクラッチ前歯281a2およびクラッチ後歯281a3の動作について説明する。ここで、例えば、スリーブ312が第2ギヤ282と噛み合って高速で回転し、第1ギヤ281が低速で回転している場合、スリーブ312をシフトさせて第1ギヤ281と噛み合わせるとスリーブ312は減速される。一方、スリーブ312が第1ギヤ281と噛み合って低速で回転し、第1ギヤ281が高速で回転している場合、スリーブ312をシフトさせて第2ギヤ282と噛み合わせるとスリーブ312は増速される。以下の説明では減速動作を説明する。
自動変速機のシフト前においては、スリーブ312は、第1ギヤ281から離間している。そして、スリーブ312が、軸動機構313(図示略)により軸線方向に沿って第1ギヤ281側に移動されると、高歯312a1の前端面312a11が、クラッチ前歯281a2と当接する。このとき、低歯312a2は、何にも当接していない。これにより、多少ではあるが、スリーブ312は、減速される。
さらに、スリーブ312が、軸動機構313により軸線方向に沿って移動されると、高歯312a1の前端面312a11および低歯312a2の前端面312a21が、クラッチ後歯281a3の接触面281a31と当接する。これにより、多少ではあるが、スリーブ312は、減速される。
さらに、スリーブ312が、軸動機構313により軸線方向に沿って移動されると、高歯312a1および低歯312a2は、クラッチ後歯281a3と完全に噛み合い、スリーブ312と第1ギヤ281とは同期回転し、シフト動作が完了する。
1−6.スリーブ歯およびドグ歯の形状
図7に示すように、スリーブ312のスプライン312aの高歯312a1および低歯312a2は、第1ギヤ281に向かう方向(歯幅方向)にその歯厚が大きくなるテーパ形状を有している。また、第1ギヤ281の第1ドグクラッチ部281aのクラッチ前歯281a2およびクラッチ後歯281a3も、スリーブ312に向かう方向(歯幅方向)にその歯厚が広くなるテーパ形状を有している。なお、図4〜図6では、説明の便宜上、テーパ形状の図示は省略されている。
スリーブ312は、クラッチ前歯281a2およびクラッチ前歯281a3の間に挿入される。クラッチ前歯281a2およびクラッチ後歯281a3の互いの間の距離(クラッチ歯溝281a4の幅)は、スリーブ312の高歯312a1および低歯312a2の最も大きい歯厚よりも若干大きく確保されている。スリーブ312の高歯312a1および低歯312a2の側面のテーパ角と第1ギヤ281のクラッチ前歯281a2およびクラッチ後歯281a3の側面のテーパ角とは同じ角度である。本実施の形態ではテーパ角は4度に設計されているが、テーパ角はこれに限られない。
スリーブ312が第1ギヤ281側に移動して、スプライン312aと第1ドグクラッチ部281aとが完全に噛み合うとき、その回転差によって、スリーブ312の高歯312a1および低歯312a2の側面(歯面)と、それに対向する第1ギヤ281のクラッチ前歯281a2およびクラッチ後歯281a3の側面(歯面)とが密着し、これによって、スリーブ312の回転が第1ギヤ281に伝達される。
1−7.ギア抜きアシストの原理
図7は、ギア抜きアシストの原理の説明図である。走行時(例えば、1速での走行時)には、図7(a)に示すように、スリーブ312のスプライン312aにエンジントルクがかかっている。これにより、走行時に、スリーブ312のスプラインが第1ドグクラッチ部281aから抜けることが防止(ギヤ抜け防止)されている。
変速時(例えば、1速から2速への変速時)には、スリーブ312のスプライン312aを第1ドグクラッチ部281aから抜くために、アクセル急閉またはクラッチ断によりエンジントルクを減速させる。ところが、図7(b)に示すように、出力軸の走行抵抗の減速度がアクセル急閉(またはクラッチ断)によるエンジントルクの減速度を上回っていると、スリーブ312のスプライン312aにトルクがかかったままの状態になり、スプライン312aを第1ドグクラッチ部281aから抜くことができない。
そこで、図7(c)に示すように、出力軸の走行抵抗の減速度がアクセル急閉(またはクラッチ断)によるエンジントルクの減速度を上回った場合には、ギア抜きアシスト制御をすることにより、モータトルクで出力軸の減速度を増加させる(出力軸の減速度を補う)。ギア抜きアシスト制御により、入力軸の減速度が出力軸の減速度より大きくなると、スリーブ312のスプライン312aと第1ドグクラッチ部281aとの噛合面にトルクがかからない状態になり、スプライン312aを第1ドグクラッチ部281aから円滑かつ確実に抜くことができるようになる。なお、本実施の形態では、好ましくはスプライン312aと第1ドグクラッチ部281aとの噛合面にトルクがかからない状態にしているが、両者の間に比較的小さなトルクがかかっている状態でも、スプライン312aを第1ドグクラッチ部281aから円滑かつ確実に抜くことができる。
1−8.自動変速装置の動作
図8は、自動変速装置13の動作の流れを説明するための説明図である。なお、ここでは、1速から2速へのアップ変速を行う場合について説明するが、本発明がこれに限定されないことは言うまでもない。
図8に示すように、車両が1速で走行しているときに(S1)、運転者が1速から2速へのシフトアップ操作を行うと、自動変速装置13はアップ変速指示を受けて(S2)、1速スリーブ抜き制御を実行する(S3)。スリーブ312のスプライン312aを第1ドグクラッチ部281aから抜くときには、まず、スリーブ312に、第1ドグクラッチ部281aと反対向きの力を加え(S4)、エンジントルクを低減させるとともに(S5)、モータトルクを増加させる(S6)。この車速維持アシスト制御により、エンジントルクの低下がモータトルクにより補われ、変速時に車速が維持される。
つづいて、入力軸の減速度が出力軸の減速度より小さいか否かを判定する(S7)。その結果、入力軸の減速度が出力軸の減速度より小さい場合には、図9に示すように、一時的に、モータトルクを増加させて(S8)、入力軸の減速度を出力軸の減速度より大きくした後に、モータトルクを減少させる(S9)。このギア抜きアシスト制御により、一時的に、スリーブ312のスプライン312aと第1ドグクラッチ部281aとの噛合面にトルクがかからない状態になり、変速時に、スプライン312aを第1ドグクラッチ部281aから円滑かつ確実に抜くことができるようになる。
ギア抜きアシスト制御により、スリーブ312のスプライン312aが第1ドグクラッチ部281aから抜けると(S10)、2速スリーブ入れ制御が実行され(S11)、車両は2速で走行する(S12)。スリーブ312のスプライン312aが第1ドグクラッチ部281aから抜けなかった場合には(S10)、再度、ギア抜きアシスト制御(S8、S9)を繰り返す。
入力軸の減速度が出力軸の減速度より小さいか否かを判定した結果(S7)、入力軸の減速度が出力軸の減速度より小さくない場合、スリーブ312のスプライン312aが第1ドグクラッチ部281aから抜ければ(S13)、2速スリーブ入れ制御が実行され(S11)、車両は2速で走行する(S12)。一方、スリーブ312のスプライン312aが第1ドグクラッチ部281aから抜けなかった場合には(S13)、再度、入力軸の減速度が出力軸の減速度より小さいか否かを判定する(S7)。
本実施の形態の自動変速装置13によれば、図7に示すように、変速時に、入力軸の減速度(アクセル急閉やクラッチ断によるエンジントルク減速度)が出力軸の減速度(走行抵抗による減速度)より小さいと判定された場合には、モータトルクによって出力軸の減速度を増加させる(出力軸の減速度を補う)ことができる。入力軸の減速度が出力軸の減速度より大きくなると、第1ドグクラッチ部281aとスプライン312aとの噛合面にトルクがかからない状態になり、第1ドグクラッチ部281aとスプライン312aとの噛合を円滑かつ確実に解除することが可能になる。
また、本実施の形態の自動変速装置13では、第1ドグクラッチ部281aとスプライン312aが噛合しているときに、第1ドグクラッチ部281aのテーパ形状の歯面(テーパ歯面)とスプライン312aのテーパ形状の歯面(テーパ歯面)が当接する。したがって、走行時、噛合面にトルクがかかっている状態では、スプライン312aが第1ドグクラッチ部281aから抜けてしまう「ギア抜け」を防止することができる。
また、本実施の形態の自動変速装置13では、図9に示すように、低速段から高速段(例えば1速から2速)へのアップ変速時に、一時的に、モータトルクを増加させ、入力軸の減速度を出力軸の減速度より大きくした後に、モータトルクを減少させるので、車両の運転者(および同乗者)が「車両飛び出し挙動」を感じないようにすることができる。
また、本実施の形態の自動変速装置13では、変速時に、車速維持アシスト制御が行われるので、エンジントルクの低下をモータトルクで補うことにより車速を維持することができ、さらに、上述のようなギア抜きアシスト制御が行われるので、第1ドグクラッチ部281aとスプライン312aとの噛合を円滑かつ確実に解除することが可能になる。
以上、本発明の実施の形態を例示により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
以上のように、本発明にかかるドグクラッチ式変速装置は、変速時にドグ歯とスリーブ歯との噛合を円滑かつ確実に解除することができるという効果を有し、ハイブリッド車両用の自動変速装置等に用いられ、有用である。
13 自動変速装置
15 制御装置
151 変速制御部
152 モータ制御部
153 減速度判定部
16 モータ
23 メインシャフト
24 カウンタシャフト
251、252、253、254 ドグクラッチ変速機構
281 1速ギヤ(第1クラッチリング)
281a 第1ドグクラッチ部
281a1 凸部
281a2 クラッチ前歯
281a3 クラッチ後歯
281a4 クラッチ歯溝
282 2速ギヤ(第2クラッチリング)
312 スリーブ
312a スプライン
312a1 高歯
312a2 低歯
312a3 歯溝
312b スプライン
313 軸動装置

Claims (4)

  1. 駆動源としてエンジンとモータを備えるハイブリッド車両用のドグクラッチ式変速装置であって、
    回転軸に支承され、ドグ歯を有するドグクラッチ部を備えたクラッチリングと、
    前記クラッチリングに隣接して前記回転軸に支承され、前記ドグクラッチ部の前記ドグ歯に噛合するスリーブ歯を有するスリーブと、
    変速時において、前記スリーブを前記回転軸の軸方向に移動させて前記ドグ歯と前記スリーブ歯との噛合を解除するときに、入力軸の減速度が出力軸の減速度より小さいか否かを判定する減速度判定部と、
    前記減速度判定部により前記入力軸の減速度が前記出力軸の減速度より小さいと判定された場合に、モータトルクを制御して、前記入力軸の減速度を前記出力軸の減速度より大きくするギア抜きアシスト制御を行うモータ制御部と、
    を備える、
    ことを特徴とするドグクラッチ式変速装置。
  2. 前記ドグ歯は、前記スリーブ歯に向けて歯厚が大きくなるテーパ形状を有しており、前記スリーブ歯は、前記ドグ歯に向けて歯厚が大きくなるテーパ形状を有している、
    ことを特徴とする請求項1に記載のドグクラッチ式変速装置。
  3. 前記変速時は、低速段から高速段へのアップ変速時であり、
    前記ギア抜きアシスト制御では、一時的に、前記モータトルクを増加させ、前記入力軸の減速度を前記出力軸の減速度より大きくした後に、前記モータトルクを減少させる、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のドグクラッチ式変速装置。
  4. 前記モータ制御部は、
    前記変速時に、モータトルクを増加させてエンジントルクの低下を補う車速維持アシスト制御を行うとともに、前記ギア抜きアシスト制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のドグクラッチ式変速装置。
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DE202016102495U1 (de) 2016-05-09 2017-08-11 Hofer-Pdc Gmbh Klauenschaltelement, insbesondere für einen Hybridantriebsstrang mit leistungsverzweigendem Getriebe

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DE202016102495U1 (de) 2016-05-09 2017-08-11 Hofer-Pdc Gmbh Klauenschaltelement, insbesondere für einen Hybridantriebsstrang mit leistungsverzweigendem Getriebe
DE202016103022U1 (de) 2016-05-09 2017-08-31 Hofer-Pdc Gmbh Klauenschaltelement, insbesondere für einen Hybridantriebsstrang mit leistungsverzweigendem Getriebe
DE102016108552B4 (de) 2016-05-09 2023-09-14 Hofer Powertrain Innovation Gmbh Hybridantriebsstrang mit leistungsverzweigendem Getriebe, einer koaxial zwei Wellen umfassenden Zentralwelle und einem mehrere Schaltstellungen aufweisenden Kraftflussverbinder sowie dazugehöriges Schaltverfahren, das unter Last ausführbar ist

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