JP6248507B2 - ドグクラッチ式変速装置 - Google Patents
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Description
1−1.自動変速装置を備えた車両の構成
図1は、本発明の実施の形態の自動変速装置を備えた車両の構成を示す概要図である。図1に示すように、車両Mは、エンジン11と、クラッチ12と、自動変速装置13と、ディファレンシャル装置14と、制御装置15と、駆動輪(左右前輪)Wfl、Wfr等を含んで構成されている。
図2は、自動変速装置の構成を示すスケルトン図である。図2に示すように、自動変速装置13は、ケーシング21、ドライブシャフト22、メインシャフト23、カウンタシャフト24、ドグクラッチ変速機構251、252、253、254、および制御装置15に設けられている変速制御装置26等を含んで構成されている。
図3は、ドグクラッチ変速機構252の断面図である。図3に示すように、ドグクラッチ変速機構252は、第1クラッチリングとしての1速ギヤ281、第2クラッチリングとしての2速ギヤ282、スリーブ312、軸動装置313等を含んで構成されている。図2に示した他のドグクラッチ変速機構251、253、254も同様である。ただし、ドグクラッチ変速機構254は、第2クラッチリングは備えておらず、第1クラッチリングとして6速ギヤ286のみを備えている。以下では、ドグクラッチ変速機構252の詳細な構成について説明する。
図3に示すように、軸動装置313は、スリーブ312を軸線方向に沿って往復動させるものである。軸動装置313は、フォーク313a、フォークシャフト313b、および駆動装置313c等を含んで構成されている。軸動装置313は、スリーブ312を1速ギヤ281または2速ギヤ282に押圧させている際に、1速ギヤ281または2速ギヤ282から反力が加わった場合に、スリーブ312がその反力によって移動することを許容するように構成されている。他のドグクラッチ変速機構251、253、254にも同様の構成の軸動装置が設けられているため、以下では、ドグクラッチ変速機構252の軸動装置313について説明する。
次に、ドグクラッチ変速機構252におけるスリーブ312の高歯312a1および低歯312a2、並びに第1ギヤ281のクラッチ前歯281a2およびクラッチ後歯281a3の動作について、図7を参照して説明する。ここで、例えば、スリーブ312が第2ギヤ282と噛み合って高速で回転し、第1ギヤ281が低速で回転している場合、スリーブ312をシフトさせて第1ギヤ281と噛み合わせるとスリーブ312は減速される。一方、スリーブ312が第1ギヤ281と噛み合って低速で回転し、第1ギヤ281が高速で回転している場合、スリーブ312をシフトさせて第2ギヤ282と噛み合わせるとスリーブ312は増速される。以下の説明では減速動作を説明する。
スリーブ312のスプライン312aの高歯312a1および低歯312a2は、第1ギヤ281に向かう方向(歯幅方向)にその歯厚が大きくなるテーパ形状を有している。また、第1ギヤ281の第1ドグクラッチ部281aのクラッチ前歯281a2およびクラッチ後歯281a3も、スリーブ312に向かう方向(歯幅方向)にその歯厚が広くなるテーパ形状を有している。
次に、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態においても、ドグクラッチ機構252のスリーブと第1ギヤとの関係を例に説明するが、他のスリーブおよびギヤも同様の構成である。本実施の形態のスリーブ312も、第1の実施の形態と同様に、回転軸であるメインシャフト23に、ハブを介さずに直接スプライン嵌合する。よって、スリーブ312は、メインシャフト23に対して相対回転不能であるとともに、メインシャフト23の軸線方向に対して移動可能である。
23 メインシャフト(回転軸)
24 カウンタシャフト
251、252、253、254 ドグクラッチ変速機構
281 1速ギヤ(第1クラッチリング)
281a 第1ドグクラッチ部
281a1 凸部
281a2 クラッチ前歯(ドグ歯)
281a3 クラッチ後歯(ドグ歯)
281a4 クラッチ歯溝
282 2速ギヤ(第2クラッチリング)
312、312´ スリーブ
312a スプライン(第1スプライン)
312a1 高歯(第1スリーブ歯)
312a2 低歯(第1スリーブ歯)
312a3 歯溝
312b スプライン(第2スプライン)
313 軸動装置
Claims (7)
- 回転軸と、
前記回転軸に回転可能に支承され、内部にドグ歯を有する第1ドグクラッチ部を備えた第1クラッチリングと、
前記第1クラッチリングに隣接して、前記回転軸に対して回転不能に、かつ前記回転軸の軸線方向に移動可能に、前記回転軸に支承され、前記第1ドグクラッチ部の前記ドグ歯に噛合する第1スリーブ歯を有する第1スプラインを備えたスリーブとを備え、
前記スリーブが前記第1クラッチリングに向けて前記軸線方向に移動することで、前記スリーブと前記第1クラッチリングとが係合するドグクラッチ式変速装置であって、
前記第1クラッチリングとは反対側で前記スリーブに隣接して、前記回転軸に回転可能に支承され、ドグ歯を有する第2ドグクラッチ部を備えた第2クラッチリングをさらに備え、
前記スリーブは、前記回転軸に直接嵌合されて支承され、
前記スリーブは、前記第2ドグクラッチ部の前記ドグ歯に噛合する第2スリーブ歯を有する第2スプラインを備え、
前記スリーブが前記第2クラッチリングに向けて前記軸線方向に移動することで、前記スリーブと前記第2クラッチリングとが係合し、
前記第1スプラインは、前記第1スリーブ歯として、高歯と、前記高歯より歯丈の低い低歯とを備え、
前記第2スプラインは、前記第2スリーブ歯として、高歯と、前記高歯より歯丈の低い低歯とを備え、
前記第1スプラインの前記高歯と前記第2スプラインの前記高歯の周方向の位置は互いにずれている
ことを特徴とするドグクラッチ式変速装置。 - 前記第1スリーブ歯は、外歯であることを特徴とする請求項1に記載のドグクラッチ式変速装置。
- 前記第1スリーブ歯は、前記第1クラッチリングに向かう方向に歯厚が大きくなるテーパ形状を有することを特徴とする請求項1または2に記載のドグクラッチ式変速装置。
- 前記第2スリーブ歯は、外歯であることを特徴とする請求項1ないし3に記載のドグクラッチ式変速装置。
- 前記第2スリーブ歯は、前記第2クラッチリングに向かう方向に歯厚が大きくなるテーパ形状を有することを特徴とする請求項1ないし4に記載のドグクラッチ式変速装置。
- 前記第1スプラインと前記第2スプラインとの間に前記スリーブを前記軸線方向に駆動するための駆動部材を受け入れる溝が形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載のドグクラッチ式変速装置。
- 前記第1スリーブ歯と前記第2スリーブ歯とは異なる諸元を有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載のドグクラッチ式変速装置。
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