JP2015081524A - 液体滞留装置及びオイルセパレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ドレーンタンク内で液面がセンサよりも下方に位置するときに、同液体の飛沫の同センサへの付着を抑制することができる液体滞留装置及びオイルセパレータを提供する。
【解決手段】オイルセパレータ60は、CNGから分離されたオイルが溜まるドレーンタンク61と、ドレーンタンク61内の液面の上下方向位置を検出するセンサ70と、ドレーンタンク61内においてセンサ70とドレーンタンク61の底壁612との間となる上下方向位置に設けられる鍔部83と、を備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、気体燃料から分離されたオイルなどの液体を溜めるドレーンタンクを備える液体滞留装置と、同液体滞留装置を備えるオイルセパレータとに関する。
気体燃料を内燃機関に供給するための燃料供給装置には、気体燃料からオイルなどの液体を分離させるオイルセパレータが設けられている(例えば、特許文献1参照)。このオイルセパレータのドレーンタンク内の上方域には、気体燃料から液体を分離させるためのフィルタエレメントが設けられている。そして、フィルタエレメントによって気体燃料から分離された液体が、ドレーンタンク内に溜まることとなる。
また、近年では、ドレーンタンク内に溜まっている液体の量、すなわちドレーンタンク内における液面の上下方向位置を検出するセンサを設けたオイルセパレータの開発が進められている。こうしたオイルセパレータにあっては、ドレーンタンク内で液面が上昇し、センサが液体に浸るようになると、同センサによって液面が検出される。
特開2010−167417号公報
なお、上記の燃料供給装置を備える車両の走行時には、車両走行に伴う振動や車両走行に伴って発生する加速度がオイルセパレータに伝達される。この際に、ドレーンタンク内で液面が揺れ、ドレーンタンク内では液体が飛び散ったり、液面が波打ったりすることがある。すると、実際にはセンサが液体に浸っていないにも拘わらず、液体の飛沫がセンサに付着し、センサが液面を誤検出するおそれがある。
本発明の目的は、ドレーンタンク内で液面がセンサよりも下方に位置するときに、同液体の飛沫の同センサへの付着を抑制することができる液体滞留装置及びオイルセパレータを提供することにある。
上記課題を解決するための液体滞留装置は、気体燃料から分離された液体が溜まるドレーンタンクに、同ドレーンタンク内の液面の位置を検出するセンサが設けられてなる装置を前提としている。この装置において、ドレーンタンク内においてセンサと同ドレーンタンクの底壁との間となる上下方向位置に、邪魔板部を設ける。
上記構成によれば、液面が邪魔板部よりも下方に位置する状態で当該液面が揺れても、液体の飛沫は、邪魔板部に付着したり、邪魔板部に跳ね返されたりするようになる。すなわち、ドレーンタンク内に溜まっている液体が、邪魔板部よりも上方向に達しにくくなる。したがって、ドレーンタンク内で液面がセンサよりも下方に位置するときに、同液体の飛沫の同センサへの付着を抑制することができるようになる。
また、上課題を解決するためのオイルセパレータは、上記の液体滞留装置と、気体燃料をドレーンタンク内に流入させる流入部と、ドレーンタンク内に配置され、流入部を通じて同ドレーンタンク内に流入した気体燃料から液体を分離する分離部と、分離部を通過した気体燃料をドレーンタンク外に流出させる流出部と、を備える構成であってもよい。こうしたオイルセパレータであっても、ドレーンタンク内で液面がセンサよりも下方に位置するときに、同液体の飛沫の同センサへの付着を抑制することができるようになる。
なお、上記オイルセパレータにおいて、分離部は、センサよりも上方に配置され、通過する気体燃料に含まれる液体を捕捉する筒状のフィルタと、フィルタの下部開口を閉塞する閉塞部材と、を有してもよい。この場合、フィルタの内側及び外側の何れか一方に流入部を配置し、他方に流出部を配置するようにしてもよい。この構成では、流入部を通じてドレーンタンク内に流入した気体燃料は、フィルタを通過してから流出部を通じてドレーンタンク外に流出されるようになる。そして、気体燃料がフィルタを通過する際に同フィルタによって捕捉された液体などの異物が、ドレーンタンク内に溜まることとなる。
こうした構成のオイルセパレータでは、上記の邪魔板部は、閉塞部材からドレーンタンクの側壁に向けて延出している鍔部を含むことが好ましい。この構成によれば、ドレーンタンク内に溜まっている液体の飛沫のセンサへの付着を、鍔部によって規制することができる。
また、上記のオイルセパレータでは、邪魔板部は、ドレーンタンクの側壁から閉塞部材に向けて延出している延出部材を含む構成であってもよい。この構成によれば、ドレーンタンク内に溜まっている液体の飛沫のセンサへの付着を、延出部材によって規制することができる。
なお、邪魔板部が鍔部を含む構成である場合、鍔部を、ドレーンタンクの側壁に近づくにつれて上方に向かうように構成し、同鍔部の先端とドレーンタンクの側壁との間に隙間を介在させるようにしてもよい。この構成では、ドレーンタンク内に溜まっている液体の飛沫が、鍔部の先端とドレーンタンクの側壁との間の隙間を介して鍔部よりも上方の空間に達することがある。そして、こうした飛沫に基づいた液体は、鍔部の上面に付着し、同上面を下方(すなわち、鍔部の基端)に向けて流れることとなる。そこで、鍔部に連通孔を設けることにより、鍔部の上面を下方に向けて流れる液体を、連通孔を通じて鍔部よりも下方の空間に戻すことができる。したがって、鍔部上に液体が溜まりにくくすることができるようになる。
また、鍔部を、ドレーンタンクの側壁に近づくにつれて下方に向かうように構成し、同鍔部の先端とドレーンタンクの側壁との間に隙間を介在させるようにしてもよい。この構成では、ドレーンタンク内に溜まっている液体の飛沫が、鍔部の先端とドレーンタンクの側壁との間の隙間を介して鍔部よりも上方の空間に達することがある。この場合、飛沫に基づいた液体が鍔部の上面に付着すると、同液体は、下方に位置する鍔部の先端に向けて流れ、上記隙間を介して鍔部よりも下方の空間に戻されることとなる。したがって、鍔部上に液体が溜まりにくくすることができるようになる。
また、邪魔板部が延出部材を含む構成である場合、延出部材を、閉塞部材に近づくにつれて上方に向かうように構成し、同延出部材の先端と閉塞部材との間に隙間を介在させるようにしてもよい。この構成では、ドレーンタンク内に溜まっている液体の飛沫が、延出部材の先端と閉塞部材との間の隙間を介して閉塞部材よりも上方の空間に達することがある。そして、こうした飛沫に基づいた液体は、閉塞部材の上面に付着し、同上面を下方(すなわち、閉塞部材の基端)に向けて流れることとなる。そこで、閉塞部材に連通孔を設けることにより、閉塞部材の上面を下方に向けて流れる液体を、連通孔を通じて閉塞部材よりも下方の空間に戻すことができる。したがって、閉塞部材上に液体が溜まりにくくすることができるようになる。
また、延出部材を、閉塞部材に近づくにつれて下方に向かうように構成し、同延出部材の先端と閉塞部材との間に隙間を介在させるようにしてもよい。この構成では、ドレーンタンク内に溜まっている液体の飛沫が、延出部材の先端と閉塞部材との間の隙間を介して延出部材よりも上方の空間に達することがある。この場合、飛沫に基づいた液体が延出部材の上面に付着すると、同液体は、下方に位置する延出部材の先端に向けて流れ、上記隙間を介して延出部材よりも下方の空間に戻されることとなる。したがって、延出部材上に液体が溜まりにくくすることができるようになる。
一実施形態のオイルセパレータを備える燃料供給装置と内燃機関との概略を示す構成図。 一実施形態のオイルセパレータを備える圧力調整器の概略を示す断面図。 同オイルセパレータの内部構成を模式的に示す断面図。 同オイルセパレータの作用図。 別の実施形態のオイルセパレータの概略を示す断面図。 別の実施形態のオイルセパレータの概略を示す断面図。 図6の7−7線矢視断面図。 別の実施形態のオイルセパレータの概略を示す断面図。 別の実施形態のオイルセパレータの概略を示す断面図。
以下、液体滞留装置及びオイルセパレータを具体化した一実施形態を図1〜図4に従って説明する。
図1には、気体燃料の一例であるCNG(圧縮天然ガス)を内燃機関11に供給する燃料供給装置20と、CNGの供給によって運転される内燃機関11とが図示されている。図1に示すように、内燃機関11の吸気通路12には、運転者によるアクセル操作態様に応じて開度が調整されるスロットルバルブ13と、燃料供給装置20から供給されたCNGを噴射する燃料噴射弁14とが設けられている。そして、スロットルバルブ13を通過した吸気と燃料噴射弁14から噴射されたCNGとからなる混合気が気筒15内の燃焼室16で燃焼することにより、ピストン17が往復動し、内燃機関11の出力軸であるクランク軸が所定の回転方向に回転する。
燃料供給装置20には、CNGを貯留するCNGタンク21に接続される高圧燃料配管22が設けられている。この高圧燃料配管22内を流動するCNGは、圧力調整器23によって規定の燃料圧力に減圧され、減圧後のCNGがデリバリパイプ24に供給される。そして、デリバリパイプ24から供給されたCNGが燃料噴射弁14から吸気通路12内に噴射される。
次に、図2を参照して、圧力調整器23について説明する。ここでは、図2における上下方向が鉛直方向と一致しているものとして説明する。
図2に示すように、圧力調整器23は、電磁式の遮断弁30と、減圧弁50と、オイルセパレータ60とを備えている。遮断弁30は、CNGを内燃機関11に供給する際には開き状態となる一方、CNGを内燃機関11に供給しない際には閉じ状態となる。そして、遮断弁30が開き状態である場合、CNGタンク21から圧力調整器23のボディ40内に流入したCNGは、遮断弁30を通過した後に減圧弁50によって規定圧に減圧され、その後、オイルセパレータ60内に流入する。そして、オイルセパレータ60内では、CNGに含まれるオイル(液体の一例)などの異物が除去され、その後、CNGがデリバリパイプ24に導かれる。
オイルセパレータ60は、ボディ40の下部に設けられている。このオイルセパレータ60は有底略筒状をなすドレーンタンク61を備えており、このドレーンタンク61は、その開口がボディ40の下部側面に閉塞される態様でボディ40に取り付けられている。こうしたドレーンタンク61内には円筒形状をなすフィルタ62が設けられており、このフィルタ62の下部開口62aは閉塞部材63によって閉塞されている。すなわち、この点で、フィルタ62及び閉塞部材63により、ドレーンタンク61内の上方域に配置され、同ドレーンタンク61内に流入したCNGからオイルなどの異物を分離する「分離部」の一例が構成される。なお、フィルタ62の上部開口は、ボディ40の下部側面によって閉塞されている。
ドレーンタンク61内にCNGを流入させる流入部64はフィルタ62の内側に設けられ、CNGをドレーンタンク61外に流出させる流出部65はフィルタ62の外側に設けられている。そのため、流入部64を通じてドレーンタンク61内に流入したCNGは、フィルタ62を内側から外側に通過した後、流出部65を通じてドレーンタンク61外、すなわち圧力調整器23外に流出される。このようにフィルタ62をCNGが通過する際に同フィルタ62によって捕捉されたオイルなどの異物が、ドレーンタンク61内に溜まる。
こうしたドレーンタンク61の側壁611には、ドレーンタンク61内の液面の上下方向位置を検出するためのセンサ70が取り付けられている。このようにドレーンタンク61に設けられているセンサ70は、上下方向において、フィルタ62の下部開口62aよりも下方であって、且つ閉塞部材63の下端よりも上方となる位置に配置されている。
なお、ドレーンタンク61の側壁611の下端には連通孔67が貫通形成されており、同連通孔67は、手動式のバルブ68によって閉塞されている。
次に、図2及び図3を参照して、閉塞部材63について説明する。
図2に示すように、閉塞部材63は、フィルタ62の下部開口62aを閉塞する蓋部81と、蓋部81の周縁から下方に突出するスカート部82とを有している。蓋部81はセンサ70よりも上方に位置し、スカート部82の下端はセンサ70よりも下方に位置している。
そして、図2及び図3に示すように、スカート部82の下端には、ドレーンタンク61の側壁611に向けて延出する邪魔板部の一例である鍔部83が設けられている。すなわち、鍔部83は、上下方向においてセンサ70とドレーンタンク61の底壁612との間となる位置に配置されている。したがって、本実施形態では、ドレーンタンク61、センサ70及び閉塞部材63により、「液体滞留装置」の一例が構成される。なお、鍔部83は、スカート部82や蓋部81と一体構成されたものであってもよいし、スカート部82や蓋部81とは別体として形成した鍔部83をスカート部82に取り付けて閉塞部材63を構成してもよい。
鍔部83は、ドレーンタンク61内において全体に広がっており、側壁611に近づくにつれて上方に向かうように構成されている。そして、鍔部83の先端83aとドレーンタンク61の側壁611との間には、オイルなどの液体の通過を許容する程度の隙間SP1が介在している。また、鍔部83の先端83aは、センサ70の先端よりも径方向外側に位置している。
また、スカート部82と鍔部83との接続部位である鍔部83の基端83bには、複数の連通孔84が周方向に並んでいる。なお、連通孔84は、一つであってもよい。
次に、図4を参照して、オイルセパレータ60の作用について説明する。なお、前提として、液面が揺れていない静止状態では、液面が鍔部83よりも下方に位置するものとする。
図4に示すように、流入部64を通じてドレーンタンク61内に流入したCNGに含まれるオイルは、フィルタ62に捕捉される。そして、フィルタ62に捕捉されたオイルは、閉塞部材63のスカート部82に沿って下方に流れ、鍔部83の基端、すなわちスカート部82と鍔部83との接続部位に設けられている連通孔84を通じて流下し、ドレーンタンク61内に溜まる。
このようにドレーンタンク61内にオイルが溜まっている状態でオイルセパレータ60に振動が伝達されると、ドレーンタンク61内ではオイルが飛び散ったり、液面が波打ったりすることがある。しかし、こうしたオイルの飛沫は、鍔部83の下面に付着したり、鍔部83に跳ね返されたりする。すなわち、ドレーンタンク61に溜まっているオイルが、鍔部83よりも上方に達しにくくなる。したがって、オイルがセンサ70に付着しにくくなる。
なお、鍔部83とドレーンタンク61の側壁611との間には隙間SP1が介在している。そのため、同隙間SP1を通じて、ドレーンタンク61内に溜まっているオイルが、鍔部83よりも上方の空間に至り、鍔部83の上面に付着することがある。こうしたオイルは、鍔部83の上面を下方、すなわち鍔部83の基端83bに向けて流れる。そして、鍔部83の基端83bに達したオイルが、連通孔84を通じて鍔部83よりも下方の空間に戻される。
以上、上記構成及び作用によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)ドレーンタンク61内の液量が少なく、液面が鍔部83よりも下方に位置している場合、ドレーンタンク61内に溜まっているオイルの飛沫のセンサ70への付着を鍔部83によって規制することができる。そのため、ドレーンタンク61内の液面がセンサ70よりも下方に位置するときに、液面がセンサ70に誤検出される事象を生じにくくさせることができる。
(2)また、こうした鍔部83の基端83bには連通孔84が設けられている。そのため、鍔部83の上面に付着したオイルを、連通孔84を通じて鍔部83よりも下方の空間に戻すことができる。
(3)また、鍔部83は、ドレーンタンク61の側壁611に近づくにつれて上方に向かうように構成されている。そのため、鍔部83の上面に付着したオイルを、連通孔84が設けられている鍔部83の基端83bに向けて適切に案内することができる。したがって、鍔部83上にオイルが溜まりにくくすることができる。
なお、上記実施形態は以下のような別の実施形態に変更してもよい。
・鍔部は、上下方向においてセンサ70とドレーンタンク61の底壁612との間に配置されるのであれば、どのような形状であってもよい。例えば、図5に示すように、鍔部83Aを、ドレーンタンク61の側壁611に近づくにつれて下方に向かうように構成してもよい。このように構成しても、上記(1)と同等の効果を得ることができる。
また、この場合、フィルタ62によって捕捉され、スカート部82の下端に至ったオイルは、鍔部83Aの上面に沿って同鍔部83Aの先端83Aaまで流れる。そして、こうしたオイルは、鍔部83Aの先端83Aaとドレーンタンク61の側壁611との間の隙間SP1を通じて鍔部83Aよりも下方の空間に導かれる。すなわち、鍔部83Aに連通孔を設けなくても、鍔部83A上にオイルが溜まりにくくすることができる。また、ドレーンタンク61内に溜まっているオイルの飛沫が隙間SP1を介して鍔部83Aよりも上方の空間に達することがある。この場合、飛沫に基づいたオイルが鍔部83Aの上面に付着すると、このオイルは、下方に位置する鍔部83Aの先端83Aaに向けて流れ、上記隙間SP1を介して鍔部83Aよりも下方の空間に戻されることとなる。
また、鍔部は、ドレーンタンク61の底壁612と平行な形状であってもよい。
・また、鍔部83,83Aを、上下方向においてセンサ70とドレーンタンク61の底壁612との間に配置されるのであれば、スカート部82における下端よりも上側の部位に接続してもよい。
・連通孔84は、鍔部83の先端83aと基端83bとの間の任意の位置に設けてもよい。
・また、連通孔84が設けられているのであれば、鍔部83は、その先端83aの少なくとも一部がドレーンタンク61の側壁611に当設する構成であってもよい。このように構成しても、鍔部83の上面に付着したオイルなどの液体を、連通孔84を通じて鍔部83よりも下方の空間に導くことができ、鍔部83上にオイルが溜まりにくくすることができる。
・鍔部を、多数の孔が全体にわたって設けられている板材、網及びフィルタなどの多孔材料で構成してもよい。この場合、鍔部を、ドレーンタンク61の底壁612に対して平行となるように配置しても、鍔部上にオイルが溜まりにくくすることができる。
・また、邪魔板部は、上下方向においてセンサ70とドレーンタンク61の底壁612との間に配置されるのであれば、ドレーンタンク61の側壁611から閉塞部材63のスカート部82に向けて延出される延出部材であってもよい。
例えば、図6及び図7に示すように、延出部材85は、閉塞部材63に近づくにつれて上方に向かうように構成されたものであってもよい。こうした延出部材85の先端85aとスカート部82との間には、隙間SP2を介在させるようにしてもよい。また、延出部材85において側壁611との接続部位となる基端85bに、周方向に沿って複数の連通孔86を設けてもよい。
このように構成した場合、延出部材85の上面に付着したオイルは、その基端85bに向けて流れ、連通孔86を通じて延出部材85よりも下方の空間に戻されることとなる。これにより、延出部材85上にオイルが溜まりにくくすることができる。この場合、ドレーンタンク61、センサ70及び延出部材85により、「液体滞留装置」の一例が構成される。
なお、連通孔86は、延出部材85の先端85aと基端85bとの間の任意の位置に設けてもよい。
また、連通孔86が設けられているのであれば、延出部材85は、その先端85aの少なくとも一部が閉塞部材63に当設する構成であってもよい。このように構成しても、延出部材85の上面に付着したオイルなどの液体を、連通孔86を通じて延出部材85よりも下方の空間に導くことができ、延出部材85上にオイルが溜まりにくくすることができる。
また、図8に示すように、延出部材85Aは、閉塞部材63に近づくにつれて下方に向かうように構成されたものであってもよい。こうした延出部材85Aの先端85Aaとスカート部82との間には、隙間SP2を介在させることが好ましい。この構成では、延出部材85Aに連通孔を設けなくても、延出部材85A上にオイルが溜まりにくくすることができる。
・延出部材を、多数の孔が全体にわたって設けられている板材、網及びフィルタなどの多孔材料で構成してもよい。この場合、延出部材を、ドレーンタンク61の底壁612に対して平行となるように配置しても、延出部材上にオイルが溜まりにくくすることができる。
・図9に示すように、閉塞部材63のスカート部82に鍔部83Bを設けるだけではなく、ドレーンタンク61の側壁611に延出部材85Bを設けるようにしてもよい。このとき、鍔部83Bを、延出部材85Bよりも下方に設けてもよいし、延出部材85Bよりも上方に設けてもよい。上記構成を採用する場合、鍔部83B及び延出部材85Bにより、「邪魔板部」の一例が構成される。
・オイルセパレータは、流入部64をフィルタ62の外側に設け、流出部65をフィルタ62の内側に設けた構成であってもよい。この場合、流入部64からドレーンタンク61内に流入したCNGは、フィルタ62を外側から内側に通過し、その後、流出部65からドレーンタンク61外に流出することとなる。
・邪魔板部が、センサとドレーンタンク61の底壁612との間の上下方向位置に配置されているのであれば、フィルタ62などの分離部を、ドレーンタンク61外に設けてもよい。この場合、ドレーンタンク61内には、分離部によってCNGから分離されたオイルなどの異物が流入することとなる。
・オイルセパレータ60に流入する気体燃料は、内燃機関11の燃焼室16内で燃焼させることのできる燃料であれば、CNG以外の他の気体燃料であってもよい。
次に、上記実施形態及び別の実施形態から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)前記連通孔を、前記鍔部の基端に設けることが好ましい。この構成によれば、連通孔は、鍔部において最も下方となる位置に設けられることとなる。そのため、鍔部の上面に付着した液体を、連通孔を介して鍔部よりも下方の空間に確実に戻すことができるようになる。
(ロ)前記鍔部を多孔材料で構成してもよい。この構成によれば、鍔部の上面に液体が溜まりにくくすることができる。
60…オイルセパレータ、61…液体滞留装置を構成するドレーンタンク、611…側壁、612…底壁、62…分離部を構成するフィルタ、62a…下部開口、63…分離部を構成する閉塞部材、64…流入部、65…流出部、70…液体滞留装置を構成するセンサ、83,83A,83B…液体滞留装置を構成する鍔部(邪魔板部の一例)、84…連通孔、85,85A,85B…液体滞留装置を構成する延出部材(邪魔板部の一例)、86…連通孔、SP1,SP2…隙間。

Claims (8)

  1. 気体燃料から分離された液体が溜まるドレーンタンクに、同ドレーンタンク内の液面の位置を検出するセンサが設けられてなる液体滞留装置において、
    前記ドレーンタンク内において前記センサと同ドレーンタンクの底壁との間となる上下方向位置に、邪魔板部を設ける
    ことを特徴とする液体滞留装置。
  2. 請求項1に記載の液体滞留装置と、
    気体燃料を前記ドレーンタンク内に流入させる流入部と、
    前記ドレーンタンク内に配置され、前記流入部を通じて同ドレーンタンク内に流入した気体燃料から液体を分離する分離部と、
    前記分離部を通過した気体燃料を前記ドレーンタンク外に流出させる流出部と、を備える
    ことを特徴とするオイルセパレータ。
  3. 前記分離部は、
    前記センサよりも上方に配置され、通過する気体燃料に含まれる液体を捕捉する筒状のフィルタと、
    前記フィルタの下部開口を閉塞する閉塞部材と、を有し、
    前記フィルタの内側及び外側の何れか一方に前記流入部が配置され、他方に前記流出部が配置されており、
    前記邪魔板部は、前記閉塞部材から前記ドレーンタンクの側壁に向けて延出している鍔部を含む
    請求項2に記載のオイルセパレータ。
  4. 前記分離部は、
    前記センサよりも上方に配置され、通過する気体燃料に含まれる液体を捕捉する筒状のフィルタと、
    前記フィルタの下部開口を閉塞する閉塞部材と、を有し、
    前記フィルタの内側及び外側の何れか一方に前記流入部が配置され、他方に前記流出部が配置されており、
    前記邪魔板部は、前記ドレーンタンクの側壁から前記閉塞部材に向けて延出している延出部材を含む
    請求項2又は請求項3に記載のオイルセパレータ。
  5. 前記鍔部は、前記ドレーンタンクの側壁に近づくにつれて上方に向かうように構成され、同鍔部の先端と前記ドレーンタンクの側壁との間には隙間が介在しており、
    前記鍔部に連通孔を設ける
    請求項3に記載のオイルセパレータ。
  6. 前記鍔部は、前記ドレーンタンクの側壁に近づくにつれて下方に向かうように構成され、同鍔部の先端と前記ドレーンタンクの側壁との間には隙間が介在している
    請求項3に記載のオイルセパレータ。
  7. 前記延出部材は、前記閉塞部材に近づくにつれて上方に向かうように構成され、同延出部材の先端と前記閉塞部材との間には隙間が介在しており、
    前記延出部材に連通孔を設ける
    請求項4に記載のオイルセパレータ。
  8. 前記延出部材は、前記閉塞部材に近づくにつれて下方に向かうように構成され、同延出部材の先端と前記閉塞部材との間には隙間が介在している
    請求項4に記載のオイルセパレータ。
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