JP2015080869A - パリソン搬送装置 - Google Patents

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Shinji Yukimaru
真二 雪丸
三輪 康治
Koji Miwa
康治 三輪
泰之 鷲山
Yasuyuki Washiyama
泰之 鷲山
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Abstract

【課題】簡単な装置で、パリソンの切断と搬送が可能なパリソン搬送装置を提供する。
【解決手段】パリソン搬送装置は10、パリソン切断部13とパリソン挟持部14を有し、パリソン切断部13は、右パリソン切断部40と左パリソン切断部50を有し、それぞれ右パリソンカット刃42と左パリソンカット刃52、及び右内側挟持板41と左内側挟持板51を有する。パリソン挟持部14は、右外側挟持部20と左外側挟持部30が、それぞれ右外側挟持板21と左外側挟持板31を有する。右パリソンカット刃42と左パリソンカット刃51でパリソン2を左右に切断するとともに、パリソン2の切断後は、右パリソン切断部40と左パリソン切断部50は、横方向に移動して、左右に切断したパリソン2をそれぞれ、右内側挟持板41と右外側挟持板21及び左内側挟持板51と左外側挟持板31で挟持する。パリソン2を上下方向に切断し、ブロー成形金型まで搬送する。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱可塑性合成樹脂製のブロー成形品を成形するブロー成形機のダイコアの下部にパリソン搬送装置を位置して、ダイコアから押出されたパリソンを保持し、保持されたパリソンをパリソン搬送装置でブロー成形金型まで搬送するパリソン搬送装置に関するものである。
従来、中空状のブロー成形品、例えば、自動車用等の燃料タンクの構造としては、金属製のものが用いられていたが、近年、車両の軽量化や、錆が発生しないこと、所望の形状に成形しやすいことなどによって中空状の熱可塑性合成樹脂製のものが用いられるようになってきた。
熱可塑性合成樹脂製の中空状の製品の製造は、中空体を成形することの容易性からブロー成形方法が多く用いられてきた。ブロー成形方法では、溶融した熱可塑性合成樹脂部材のパリソン2を円筒状にして上から押出して、そのパリソン2を金型で挟みパリソン2中に空気を吹き込み、中空体を製造していた。
しかし、この場合は、プリブローによりパリソン2を膨らませてからパリソン2中に空気を吹き込むため、成形サイクルが長くなり、生産性がよくなかった。また、金型を挟むときにパリソン2が引っ張られてその肉厚がばらついて、中空体の壁厚がばらつく場合があった。
一方、ブロー成形方法においても、ブロー成形品、例えば、燃料タンクの内部にバルブ類や燃料の流動音を抑制するためのバッフルプレート等の内蔵部品を設けることが求められている場合がある。
そこで、ブロー成形品の内部に内蔵部品を設ける場合には、図9に示すような製造装置を使用している(例えば、特許文献1参照。)。内蔵部品110を内蔵部品保持棒141でブロー成形金型120のキャビティー内に保持して、パリソン2を下降させて、その後、ブロー成形金型120を閉じるとともに、ピンチ板135でパリソン2を挟持して、ブロー成形品を成形している。
しかし、この場合において、内蔵部品110が大きくなると、図10に示すように、保持棒241に保持された内蔵部品210をブロー成形金型220で成形するときに、円筒状のパリソン2の内面に内蔵部品210の先端が接触して、張り付いたり、パリソン2の内面を傷つけたりする恐れがあった。
そこで、図11に示すように、ダイコア1から押出されたパリソン2を切断デバイス311で左右に切断し、ロール部材313で切断したパリソン2を左右に分けて、シート状にした後、ブロー成形金型(図示せず)に搬送し、吸引等により、切断されたパリソン2をブロー成形金型の左右のキャビティーに取付けて、内蔵部品をその間において、ブロー成形金型を閉じて、成形するものがある(例えば、特許文献2参照。)。
この場合に、図12に示すように、切断デバイス311を保持するホルダー312にパリソン2が当接しないように、移動ロール部材314で切断されたパリソン2を広げる装置もある。
しかしながら、図11と図12の場合のいずれにおいても、左右に切断したパリソン2を、ブロー成形金型に搬送する前に、成形するブロー成形品に合わせて上下方向に切断をする装置と切断したパリソン2を挟持する装置が必要であり、ブロー成形品の大きさに合わせて、装置の調整が必要であった。
特開平9−174670号公報 特許第42955213号公報
本発明は、ブロー成形において、ブロー成形品に合わせてパリソンを上下方向に切断をする装置が不要であり、簡単な装置で、パリソンの切断と搬送が可能なパリソン搬送装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1の本発明は、ブロー成形品を成形するブロー成形機のダイコアの下部にパリソン搬送装置を位置させて、ダイコアから押出されたパリソンを保持し、保持されたパリソンをパリソン搬送装置でブロー成形金型まで搬送するパリソン搬送装置において、
パリソン搬送装置は、パリソン切断部とパリソン挟持部を有し、
パリソン切断部は、互いに合体して一体となるとともに、互いに離れるように左右に移動可能な右パリソン切断部と左パリソン切断部を有し、右パリソン切断部と左パリソン切断部は、それぞれ右パリソンカット刃と右内側挟持板、及び左パリソンカット刃と左内側挟持板を有し、
パリソン挟持部は、右外側挟持部と左外側挟持部がそれぞれダイコアの下部で左右に離れて、右パリソン切断部と左パリソン切断部を間に位置させるとともに、右外側挟持部と左外側挟持部は、それぞれ右外側挟持板と左外側挟持板を有し、
右パリソン切断部と左パリソン切断部を合体させて、ダイコアから流下するパリソンの直下に位置して、右パリソンカット刃と左パリソンカット刃でパリソンを左右に切断するとともに、パリソンの切断後は、右パリソン切断部と左パリソン切断部は、分離して横方向に移動して、左右に切断したパリソンをそれぞれ、右内側挟持板と右外側挟持板で挟持するとともに、左内側挟持板と左外側挟持板で挟持し、パリソンを上下方向に切断し、
切断され挟持されたパリソンを、パリソン搬送装置でブロー成形金型まで搬送することを特徴とするパリソン搬送装置である。
請求項1の本発明では、ブロー成形品を成形するブロー成形機のダイコアの下部にパリソン搬送装置を位置させて、ダイコアから押出されたパリソンを保持し、保持されたパリソンをパリソン搬送装置でブロー成形金型まで搬送するパリソン搬送装置において、パリソン搬送装置は、パリソン切断部とパリソン挟持部を有する。このため、パリソン搬送装置のみでパリソンの切断と搬送ができ、設備をコンパクトにできる。
パリソン搬送装置は、パリソン切断部とパリソン挟持部を有し、パリソン切断部は、互いに合体して一体となるとともに、互いに離れるように左右に移動可能な右パリソン切断部と左パリソン切断部を有し、右パリソン切断部と左パリソン切断部は、それぞれ右パリソンカット刃と右内側挟持板、及び左パリソンカット刃と左内側挟持板を有する。このため、パリソン切断部は、パリソンの左右方向への切断と、切断されたパリソンの挟持をすることができる。
パリソン挟持部は、右外側挟持部と左外側挟持部がそれぞれダイコアの下部で左右に離れて、右パリソン切断部と左パリソン切断部を間に位置させるとともに、右外側挟持部と左外側挟持部は、それぞれ右外側挟持板と左外側挟持板を有する。このため、左右に切断されたパリソンをパリソン切断部とパリソン挟持部で左右に分かれた状態で挟持することができる。
右パリソン切断部と左パリソン切断部を合体させて、ダイコアから流下するパリソンの直下に位置して、右パリソンカット刃と左パリソンカット刃でパリソンを左右に切断する。このため、右パリソン切断部と左パリソン切断部とが合体したパリソン切断部で、ダイコアから流下するパリソンをパリソンの自重で左右に切断することができるので、パリソンの左右方向への切断のための特別の装置が不要であり、装置をコンパクトにすることができる。
パリソンの切断後は、右パリソン切断部と左パリソン切断部は、分離して横方向に移動して、左右に切断したパリソンをそれぞれ、右内側挟持板と右外側挟持板で挟持するとともに、左内側挟持板と左外側挟持板で挟持し、パリソンを上下方向に切断する。このため、左右に切断されたパリソンをそのまますぐに確実に挟持して、上下方向にも所定の寸法で切断することができる。
左右と上下方向に切断され挟持されたパリソンを、パリソン搬送装置でブロー成形金型まで搬送する。このため、パリソン切断部とパリソン挟持部で所定の寸法で切断されたパリソンを、そのままパリソン搬送装置で、ブロー成形金型まで搬送することができる。
請求項2の本発明は、右パリソンカット刃と左パリソンカット刃の断面形状は、それぞれ直角三角形であり、右パリソンカット刃と左パリソンカット刃が合体した場合の断面形状は、頂点が上方にあり底辺が水平下面となる三角形状であるパリソン搬送装置である。
請求項2の本発明では、右パリソンカット刃と左パリソンカット刃の断面形状は、それぞれ直角三角形であり、右パリソンカット刃と左パリソンカット刃が合体した場合の断面形状は、頂点が上方にあり底辺が水平下面となる三角形状である。このため、ダイコアから流下したパリソンは、自重により、右パリソンカット刃と左パリソンカット刃が合体した頂点により、パリソンを押出すと同時に、左右に分かれるように切断される。
請求項3の本発明は、切断したパリソンをそれぞれ、右内側挟持板と右外側挟持板で挟持するとともに、左内側挟持板と左外側挟持板で挟持した後、右内側挟持板、右外側挟持板、左内側挟持板及び左外側挟持板を下方に下げて、切断したパリソンを挟持部分の上部で切断したパリソン搬送装置である。
請求項3の本発明では、左右に切断したパリソンをそれぞれ、右内側挟持板と右外側挟持板で挟持するとともに、左内側挟持板と左外側挟持板で挟持した後、右内側挟持板、右外側挟持板、左内側挟持板及び左外側挟持板を下方に下げて、左右に切断したパリソンを挟持部分の上部で切断した。このため、特別な切断装置を使用することなく、パリソンを上下方向に切断することができる。
請求項4の本発明は、ダイコアから押出されたパリソンに切り込み部を形成し、切り込み部でパリソンを上下方向に切断したパリソン搬送装置である。
請求項4の本発明では、ダイコアから押出されたパリソンに切り込み部を形成し、切り込み部でパリソンを上下方向に切断したため、切り込み部で確実に容易にパリソンを切断することができる。
請求項5の本発明は、パリソン搬送装置は、ロボットにより移動されるパリソン搬送装置である。
請求項5の本発明では、パリソン搬送装置は、ロボットにより移動されるため、パリソン搬送装置に挟持されたパリソンを、ダイコアの下部からブロー成形金型まで確実に搬送することができる。
合体した右パリソンカット刃と左パリソンカット刃でパリソンを左右に切断するため、右パリソン切断部と左パリソン切断部とが合体したパリソン切断部で、ダイコアから流下するパリソンをパリソンの自重で左右に切断することができる。
パリソンの切断後は、左右に切断したパリソンをそれぞれ、右内側挟持板と右外側挟持板で挟持するとともに、左内側挟持板と左外側挟持板で挟持し、パリソンを上下方向に切断するため、左右に切断されたパリソンをそのまますぐに確実に挟持して、上下方向にも所定の寸法で切断することができる。
本発明の実施の形態の右パリソン切断部と左パリソン切断部が合体した状態のパリソン搬送装置の平面図である。 本発明の実施の形態の右パリソン切断部と左パリソン切断部が左右に離れて、それぞれ右外側挟持部及び左外側挟持部と合体して、パリソンを挟持した状態のパリソン搬送装置の平面図である。 本発明の実施の形態の右パリソンカット刃と左パリソンカット刃が合体した状態のパリソン搬送装置の正面図である。 本発明の実施の形態の右パリソンカット刃と左パリソンカット刃が左右に離れて、それぞれ右外側挟持部及び左外側挟持部と合体した状態のパリソン搬送装置の先端部分の正面図である。 本発明の実施の形態のパリソン切断部がパリソンを左右に切断している状態のパリソン搬送装置のパリソンカット刃部分の正面図である。 本発明の実施の形態のパリソン切断部とパリソン挟持部がパリソンを挟持した状態のパリソン搬送装置のパリソンカット刃部分の正面図である。 本発明の実施の形態のパリソン切断部とパリソン挟持部が左右に切断されたパリソンを挟持し、パリソンを上下方向に切断した状態のパリソン搬送装置のパリソンカット刃部分の正面図である。 本発明の実施の形態のパリソン切断部とパリソン挟持部がパリソンを上下方向に切断したのち、左右方向に広げて挟持した状態のパリソン搬送装置のパリソンカット刃部分の正面図である。 従来のブロー成形装置のスライドコアと駆動制御ピンがブロー成形品を製造する装置の斜視図である。 従来のブロー成形装置のブロー成形品を製造する工程の断面図であり、パリソンがブロー成形金型内に入った状態を示す断面図である。 従来の他のパリソン切断部がパリソンを左右に切断している状態のパリソン搬送装置のパリソンカット刃部分の斜視図である。 従来の他のパリソン切断部がパリソンを左右に切断している状態のパリソン搬送装置のパリソンカット刃部分の斜視図である。
本発明の実施の形態のブロー成形機におけるパリソン搬送装置10について、図1〜図8に基づき説明する。図1に示すように、パリソン搬送装置10は、水平方向に台座11が設けられ、台座11には、ロボット取付部12が設けられる。ロボット取付部12には、ロボットアーム(図示せず)の先端が取付けられて、パリソン搬送装置10がロボットにより、ダイコア1からブロー成形金型(図示せず)まで移動されることができる。
図1に示すように、パリソン搬送装置10は、台座11にパリソン切断部13を構成する右パリソン切断部40と左パリソン切断部50を有し、右パリソン切断部40と左パリソン切断部50を間に挟むように、パリソン挟持部14を構成する右外側挟持部20と左外側挟持部30が水平方向に摺動可能に取付けられている。
右パリソン切断部40は、先端に右内側挟持板41と右パリソンカット刃42が設けられ、右内側挟持板41と右パリソンカット刃42は、右パリソン切断アーム43に保持され、右パリソン切断アーム43は、右パリソン切断スライド機構44に取付けられている。右パリソン切断スライド機構44は、上述のように台座11を水平方向に摺動して、右パリソン切断部40全体を水平方向に移動させる。
右内側挟持板41は、右パリソンカット刃42の下部に位置して、後述する右外側挟持板21と対向するように板状に形成される。
図3と図4に示すように、右パリソンカット刃42の断面形状は、直角三角形であり、斜辺が外側を向き、直角片が中心方向を向いて、頂点が上方を向いている。
左パリソン切断部50は、右パリソン切断部40と左右対称形に形成され、先端に左内側挟持板51と左パリソンカット刃52が設けられ、左内側挟持板51と左パリソンカット刃52は、左パリソン切断アーム53に保持される。左パリソン切断アーム53は、左パリソン切断スライド機構54に取付けられて、左パリソン切断スライド機構54は、上述のように台座11を水平方向に摺動して、左パリソン切断部50全体を水平方向に移動させる。
左内側挟持板51は、左パリソンカット刃52の下部に位置して、後述する左外側挟持板31と対向するように板状に形成される。
図3と図4に示すように、左パリソンカット刃52の断面形状は、直角三角形であり、斜辺が外側を向き、直角片が中心方向を向いて、頂点が上方を向いている。このため、左パリソン切断部50の左パリソンカット刃52と右パリソンカット刃42が合体すると、その断面形状は、頂点が上方にあり、底辺が水平下面となる三角形状となることができる。このため、後述するダイコア1から流下したパリソン2は、右パリソンカット刃42と左パリソンカット刃52が合体した頂点により、左右に分かれるように切断される。
右外側挟持部20は、先端に右外側挟持板21が、右内側挟持板41と対向するように、板状に設けられ、右外側挟持板21は、右外側挟持アーム23に保持される。右外側挟持アーム23は、右外側挟持スライド機構24に取付けられ、右外側挟持スライド機構24は、台座11を水平方向にスライドして、右外側挟持部20全体を水平方向に移動させる。
更に、右外側挟持板21は、右外側挟持アーム23の先端に取付けられた右外側シリンダ22により、右内側挟持板41に向けて摺動可能に保持される。
左外側挟持部30は、右外側挟持部20と左右対称形に形成され、先端に左外側挟持板31が、左内側挟持板51と対向するように、板状に設けられ、左外側挟持板31は、左外側挟持アーム33に保持される。左外側挟持アーム33は、左外側挟持スライド機構34に取付けられ、左外側挟持スライド機構34は、台座11を水平方向にスライドして、左外側挟持部30全体を水平方向に移動させる。
更に、左外側挟持板31は、左外側挟持アーム33の先端に取付けられた左外側シリンダ32により、左内側挟持板51に向けて摺動可能に保持される。
次に、パリソン搬送装置10によるパリソン2の切断と搬送の工程について説明する。
まず、図1と図3に示すように、右パリソン切断部40と左パリソン切断部50は、パリソン搬送装置10の中央付近で合体する。そして、右パリソンカット刃42と左パリソンカット刃52は、合体して頂点が上を向いた三角形状を形成し、図5に示すように、ダイコア1の真下に位置する。このとき、右外側挟持部20と左外側挟持部30は、それぞれ、右パリソン切断部40と左パリソン切断部50から左右に離れて位置する。
次に、図5に示すように、ダイコア1からパリソン2を円筒状に押出し、パリソン2は、右パリソンカット刃42と左パリソンカット刃52により左右に切断される。パリソン2は溶融状態であり、自重で流下するとともに、切断される。そして、所定の長さ分だけ、パリソン2が流下すると、パリソン2の押出は停止する。
次に、図6に示すように、右外側挟持部20と左外側挟持部30が、右外側挟持スライド機構24と左外側挟持スライド機構34によりそれぞれ中心方向に移動し、右外側挟持シリンダ22と左外側挟持知り灘32が、それぞれ右外側挟持板21と左外側挟持板31をパリソン2方向に押出す。そして、右内側挟持板41と右外側挟持板21および左内側挟持板51と左外側挟持板31でそれぞれ左右に切断されたパリソン2を挟持する。
そのとき、図6に示すように、挟持されたパリソン2の少し上の部分に、ダイコア1により切り込み部であるダイギャップライン3が形成されている。
次に、図7に示すように、右内側挟持板41と右外側挟持板21および左内側挟持板51と左外側挟持板31でそれぞれ切断されたパリソン2を挟持したまま、パリソン搬送装置10が若干下方に移動する。そのため、パリソン2は下方に引っ張られて、上下方向に、パリソン2の切り込み部であるダイギャップライン3で切断される。そのため、パリソン2の切断のための特別な設備を必要とせず、ダイギャップライン3で確実に容易にパリソン2を切断することができる。
次に、図8に示すように、右内側挟持板41と右外側挟持板21、および左内側挟持板51と左外側挟持板31で、それぞれ所定寸法に切断されたパリソン2を挟持したまま、右外側挟持部20と右パリソン切断部40、及び左外側挟持部30と左パリソン切断部50は、左右方向に移動する。これは、切断されたパリソン2が搬送中に接触してくっ付くことを防止するためである。
その後、ロボット取付部12に取付けられたロボットアームを動かし、パリソン搬送装置10の全体を、切断されたパリソン2とともに、ブロー成形金型の位置まで移動する。左右に切断されたパリソン2は、ブロー成形金型の開かれた左右のキャビティー部分に移送されて、それぞれのキャビティーに吸引されて、取付けられる。そして内蔵部品を中に挟んで、キャビティーを閉じて、ブロー成形を行い、ブロー成形品を成形する。
このため、円筒状のパリソン2に内蔵部品を挿入する場合に比べて、内蔵部品をブロー成形品の内部に取付けることが容易である。
1 ダイコア
2 パリソン
3 ダイギャップライン(切り込み部)
10 パリソン搬送装置
13 パリソン挟持部
14 パリソン切断部
20 右外側挟持部
21 右外側挟持板
30 左外側挟持部
31 左外側挟持板
40 右パリソン切断部
41 右内側挟持板
42 右パリソンカット刃
50 左パリソン切断部
51 左内側挟持板
52 左パリソンカット刃

Claims (5)

  1. ブロー成形品を成形するブロー成形機のダイコアの下部にパリソン搬送装置を位置させて、上記ダイコアから押出されたパリソンを保持し、保持された該パリソンを上記パリソン搬送装置でブロー成形金型まで搬送するパリソン搬送装置において、
    該パリソン搬送装置は、パリソン切断部とパリソン挟持部を有し、
    上記パリソン切断部は、互いに合体して一体となるとともに、互いに離れるように左右に移動可能な右パリソン切断部と左パリソン切断部を有し、該右パリソン切断部と左パリソン切断部は、それぞれ右パリソンカット刃と右内側挟持板、左パリソンカット刃及びと左内側挟持板を有し、
    上記パリソン挟持部は、右パリソン挟持部と左パリソン挟持部が、それぞれ上記ダイコアの下部で左右に離れて、上記右パリソン切断部と左パリソン切断部を間に位置させるとともに、上記右パリソン挟持部と左パリソン挟持部は、それぞれ右外側挟持板と左外側挟持板を有し、
    上記右パリソン切断部と左パリソン切断部を合体させて、上記ダイコアから流下する上記パリソンの直下に位置して、上記右パリソンカット刃と左パリソンカット刃で上記パリソンを左右に切断するとともに、上記パリソンの切断後は、上記右パリソン切断部と左パリソン切断部は、分離して横方向に移動して、左右に切断した上記パリソンをそれぞれ、上記右内側挟持板と右外側挟持板で挟持するとともに、上記左内側挟持板と左外側挟持板で挟持し、上記パリソンを上下方向に切断し、
    切断され挟持された上記パリソンを、上記パリソン搬送装置で上記ブロー成形金型まで搬送することを特徴とするパリソン搬送装置。
  2. 上記右パリソンカット刃と左パリソンカット刃の断面形状は、それぞれ直角三角形であり、上記右パリソンカット刃と左パリソンカット刃が合体した場合の断面形状は、頂点が上方にあり底辺が水平下面となる三角形状である請求項1に記載のパリソン搬送装置。
  3. 上記左右に切断したパリソンをそれぞれ、上記右内側挟持板と上記右外側挟持板で挟持するとともに、上記左内側挟持板と上記左外側挟持板で挟持した後、上記右内側挟持板、上記右外側挟持板、上記左内側挟持板及び上記左外側挟持板を下方に下げて、上記左右に切断したパリソンを挟持部分の上部で切断した請求項1又は請求項2に記載のパリソン搬送装置。
  4. 上記ダイコアから押出されたパリソンに切り込み部を形成し、該切り込み部で上記パリソンを上下方向に切断した請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のパリソン搬送装置。
  5. 上記パリソン搬送装置は、ロボットにより移動される請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のパリソン搬送装置。
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