JP2015080711A - 電動式の歯間掃除具 - Google Patents

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計芳 鈴木
一男 戸田
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Abstract

【課題】 歯間ブラシや糸ようじを上手に操れない人が多くいる。そこで細かい作業が不要で誰にでも容易に歯間のブラッシングが可能な、そうした歯間ブラシや糸ようじなどの歯間掃除具を提供する。
【解決手段】 この発明の電動式の歯間掃除具は、筐体と、該筐体内に収められた電動モータと、該電動モータの回転軸に偏心状態で取り付けられた重錘と、前記筐体に設けられた歯間掃除部とから成る。ユーザーは目指す歯間に歯間掃除部を挿通させたら、後は筐体を支えてあまり動かさないようにしているだけで、振動する歯間掃除部が自動的に歯間のブラッシングを効率良く行ってくれる。なお歯間掃除部には汎用品を用いるようにすると良い。
【選択図】図1

Description

この発明は、電動式に振動を発生させてその振動により歯間の掃除を行うことを特徴とする、電動式の歯間掃除具に関するものである。
従来より歯間のブラッシングを行う用具として歯間ブラシや糸ようじなどが用いられて来た。特開2013−042917号の「歯間ブラシ」は、様々なサイズの歯間に対しても、ブラシ体の歯間挿入性および歯間清掃性が高く、使用感に優れた歯間ブラシを提供すべく、ワイヤの軸材と、この軸材から放射状に突出するフィラメント状のブラシ材からなる2個以上の清掃部を備え、各清掃部は、前記軸材の基端側に基端側から先端側に向かうにつれて漸次拡径する拡径部を有し、前記軸材の先端側に基端側から先端側に向かうにつれて漸次縮径する縮径部を有することを特徴としている。このような構造により、様々なサイズの歯間に対しても、ブラシ体の歯間挿入性および歯間清掃性が高く、使用感に優れたものになると言う。
また特開2012−071079号の「歯ブラシ、歯間ブラシ、糸ようじ等の刷毛に研磨剤をつけたブラシ」は、刷毛の中に研磨剤を練りこむか、付着させる等して、歯を磨くことによって、従来になく簡単に歯石、歯垢を除去できる歯ブラシ、歯間ブラシ、糸ようじを実現出来たと言う。
特開2013−042917号公報 特開2012−071079号公報(図3、図4)
しかしながら、そもそも歯間ブラシや糸ようじを上手に操れない人が多くいることが分かっている。歯間ブラシや糸ようじの使用は鏡を見ながらの細かい作業になるが、歯間が狭い上に歯列が湾曲していることが原因で使用が難しいのである。また自己の現実の感覚とは対称的な鏡像によって鏡に写ること自体が返って歯間ブラシや糸ようじの使用を難しくしていることも原因の一つである。さらに歯間ブラシや糸ようじを上手に操れないと、どうしても無理を仕勝ちで歯肉を痛めてしまう虞れがある。なおデンタルフロス(商標)は特に扱い方が難しい。
この発明の目的は上述したような問題点を解決して、細かい作業が不要で誰にでも容易に歯間のブラッシングが可能な、そうした歯間ブラシや糸ようじなどの歯間掃除具を提供することにある。
そこで当発明者は、歯間にブラシや糸ようじなどの歯間掃除具を入れたら、後は自動でその歯間のブラッシングが行われるようにすれば、ユーザーはただこの歯間掃除具を支えているだけで良いはずであるとの考えに至った。しかしながら図10で表すような、筐体80と、この筐体80内に収められた、電動モータと該電動モータの回転軸に偏心状態で取り付けられた重錘と(何れも図示せず)、前記筐体80の頭部81に設けられた固着穴82に挿着軸84を以て固定的に設けられた歯間ブラシ83とから成る、電動式の歯間掃除具8(図中符号85はブラシ部、符号86は電源の入りボタン、また符号87は電源の切りボタンを指す)を製作して見たところ、新たに次のような(1)(2)の問題があることが分かって来た。
(1)歯間ブラシ83が筐体80の頭部81に固定的に設けられているため、長く使用している内に特に歯間ブラシ83のブラシ部85が劣化するが、そうなるとこの電動式の歯間掃除具8を丸ごと新しいものに取り替えなくてはならない。また(2)電動モータの回転軸に重錘を偏心状態で取り付けて電動モータを回転駆動させると、強い振動が発生して電動モータを収めた筐体80が振動することになるが、上記歯間ブラシ83は筐体80に設けられているため、電動モータの振動は歯間ブラシ83側に伝えられる。ところがこの電動モータの振動は筐体80を持つユーザーの手の側にも伝えられるため、このことを気持ち悪いと感じるユーザーもいて問題がある。そこでこの(1)(2)の問題をどうしても解決しなくてはならないことになったのである。従ってこの発明の課題を纏めると、細かい作業が不要で誰にでも容易に歯間のブラッシングが可能な、そうした歯間ブラシや糸ようじなどの歯間掃除具に付いて、上述した(1)または(2)の何れか一の、または両方の問題点を解決することにある。
上記課題は、筐体と、該筐体内に収められた電動モータと、該電動モータの回転軸に偏心状態で取り付けられた重錘と、前記筐体に設けられた歯間掃除部とから成り、前記歯間掃除部が前記筐体に対して着脱自在であることを特徴とする、電動式の歯間掃除具を提供することによって達成される。電動モータの回転軸に重錘を偏心状態で取り付けて、電動モータを回転駆動させると振動が発生して、電動モータを収めた筐体が振動することになるが、上記歯間掃除部は筐体に設けられているために、電動モータの振動は歯間掃除部に伝えられる。従ってユーザーは目指す歯間に歯間掃除部の部分を挿通させたら、後は筐体を支えてあまり動かさないようにしているだけで、振動する歯間掃除部が自動的に歯間のブラッシングをしてくれることになる。これであれば細かい作業は不要で、誰にでも容易に歯間のブラッシングが可能であり、無理をする必要がないため歯肉を痛めてしまう虞れが少ない。なお慣れて来たら、電動モータで振動を発生させつつ、筐体を僅かに動かして歯間掃除部を操るようなことも可能になる。
歯間掃除部の部分は交換可能となっているため、歯間掃除部が劣化した場合でも電動式の歯間掃除具を丸ごと新しいものに取り替える必要がなく経済的である。この場合市販の歯間掃除部をそのまま用いるように設計することも可能である。こうして(1)の問題が解決された。
また上記課題は、筐体と、該筐体内に収められた電動モータと、該電動モータの回転軸に偏心状態で取り付けられた重錘と、前記筐体に設けられた歯間掃除部とから成り、前記筐体は振動側筐体とハンドル側筐体とに分かれており、前記振動側筐体と前記ハンドル側筐体とは接続部を介して接続されており、前記電動モータは前記振動側筐体内に納められており、この振動側筐体に前記歯間掃除部が設けられている、電動式の歯間掃除具を提供することによって達成される。
ハンドル側筐体を手に持つと、これは重錘を有する電動モータが納められた振動側筐体とは接続部を挟んで別筐体であるから、手に伝わる振動を低減することが出来て便利である。すなわち前記接続部を振動低減手段とすることが出来るのである。こうして(2)の問題が解決された。
なおこのものに関して、前記歯間掃除部が前記振動側筐体に対して着脱自在であるものとしても良い。歯間掃除部の部分が交換可能であると、歯間掃除部が劣化した場合でも、電動式の歯間掃除具を丸ごと新しいものに取り替える必要がなく経済的である。この場合市販の歯間掃除用具をそのまま用いるように設計することも可能である。
次に請求項2や請求項3の歯間掃除具に付いて、前記振動側筐体と前記ハンドル側筐体とが前記接続部としての振動吸収部材で接続されているものとしても良い。前記接続部は振動低減手段であるが、ここに振動吸収部材を用いることによって手に伝わる振動を更に低減することが出来るのである。振動吸収部材が振動側筐体からハンドル側筐体に伝わるはずの振動を極めて効率的に減衰させてくれる。この振動吸収部材の一例として天然ゴムやシリコーンゴムを上げる。
また請求項2や請求項3の歯間掃除具に付いて、前記振動側筐体と前記ハンドル側筐体とが前記接続部としてのコイルバネで接続されているものとすることが出来る。この振動低減手段としてのコイルバネが振動側筐体からハンドル側筐体に伝わるはずの振動を良く減衰させてくれる。
また請求項2や請求項3の歯間掃除具に付いて、前記振動側筐体と前記ハンドル側筐体とが前記接続部としての蛇腹で接続されているものとすることが出来る。この振動低減手段としての蛇腹が振動側筐体からハンドル側筐体に伝わるはずの振動をうまく減衰させてくれる。なおこの蛇腹と上述したコイルバネとを併設するようにしても良い。具体的には蛇腹の内側にコイルバネを納めて、振動側筐体とハンドル側筐体とを接続するようにするのである。
さてこれまで説明して来た電動式の歯間掃除具に関して、前記歯間掃除部が歯間ブラシであるものとして良い。また前記歯間掃除部が糸ようじであるものとして良い。この何れも歯間掃除用具として使い勝手が良いものである。
この発明の電動式の歯間掃除具は、(1)筐体とこの筐体内に収められた電動モータと、該電動モータの回転軸に偏心状態で取り付けられた重錘と、筐体に設けられた歯間掃除部とから成り、歯間掃除部が筐体に対して着脱自在なものである。これによれば歯間掃除部が劣化した場合に、電動式の歯間掃除具を丸ごと新しいものに取り替えるのではなく歯間掃除部だけを取り替えることが出来るし、市販の歯間掃除部をそのまま使用し得るように構成すると更に経済的である。
またこの発明は、(2)筐体とこの筐体内に収められた電動モータと、この電動モータの回転軸に偏心状態で取り付けられた重錘と、筐体に設けられた歯間掃除部とから成り、筐体は振動側筐体とハンドル側筐体とに分かれており、振動側筐体とハンドル側筐体とは接続部を介して接続されており、電動モータは振動側筐体内に納められており、この振動側筐体に前記歯間掃除部が設けられている電動式の歯間掃除具である。これによれば手に伝わる振動を接続部が低減させてくれると言う効果を奏する。なお歯間掃除部に市販のものを利用し得るように構成すると経済的である。
実施例1の一部を切欠して表した説明図である。 この振動側筐体周りを表した説明図である。 この回路部分を模式的に表した説明図である。 実施例2の説明図である。 実施例3の説明図である。 この一部を切欠して表した説明図である。 この回路部分を模式的に表した説明図である。 実施例4の回路部分を模式的に表した説明図である。 実施例5の一部を切欠して表した説明図である。 従来例の説明図である。
以下ではこの発明の歯間掃除部に歯間ブラシや糸ようじを用いた例と、振動の伝達方式が異なる例と、子供が楽しく歯間のブラッシングが出来るようにメロディーを発生させる例とを上げて説明するが、この発明はこれ等に限定されるものではない。
図1乃至図3で表したこの実施例の電動式歯間掃除具1は、電源スイッチ17を押下すると、ハンドル側筐体10の蓋部12の内部に収められた図示しない電源電池から電力の供給を受けたモータ3が駆動されるようにシンプルに構成されている(図1)。蓋部12は電池ボックスの蓋である。
モータ3の回転軸30には重錘31が偏心状態で取り付けられており、回転軸30の回転に伴って振動を発生する。符号32はこのモータ3と電池と電源スイッチとをシリアルに結ぶリード線を示す(図2)。電源スイッチ17(電源ボタン)の裏側に設けられた回路の一部を成す電源スイッチ33が1回押下される毎に、電源電池34から電力の供給を受けたモータ3がON/OFFを順次繰り返すように構成されている(図3)。この重錘31を有するモータ3は筒状をした振動側筐体13の後側に設けたモータ室14に収められている。また振動側筐体13の前側には挿着穴15が設けられており、歯間掃除部としての歯間ブラシ2の挿着軸20が、着脱自在ではあるも重錘31の振動くらいでは挿着穴15から外れることが難しい程度にきつく装着されるようになっている。この歯間ブラシ2の挿着軸20の先にはブラシ21が形成されている。なお歯間ブラシ2は、ハンドル側筐体10の後述する開口部11から着脱して、市販の新しい歯間ブラシに容易に交換することが出来るようになっている。
この筒状の振動側筐体13はその周りに振動吸収ゴム16が巻かれており、振動側筐体13は振動低減手段としての振動吸収ゴム16を介してハンドル側筐体10の中に収められている。ここで特に重要な点は、振動側筐体13の上記挿着穴15にきつく装着された歯間ブラシ2の挿着軸20は、ハンドル側筐体10の中から外に出る所でハンドル側筐体10に設けられた開口部11には触れないように設計されていることである。
振動側筐体13から発せられた振動は、振動吸収ゴム16の介在によってハンドル側筐体10には伝わり難く、歯間掃除部としての歯間ブラシ2には効率的に伝えられる。この際に歯間ブラシ2は、挿着軸20の直径よりも大きな開口部11には触れていないため、ハンドル側筐体10に振動を伝えることはない。従って効率的に歯間をブラッシングすることが出来るのである。これは後述の実施例3と比較すると同様の構成であることが良く分かる。実施例3ではハンドル側筐体40と振動側筐体41とは別体であり、両者を繋ぐコイルバネ44と蛇腹43とは振動低減手段として作用し、振動側筐体41からハンドル側筐体40を持つ手に伝わる振動を良く減衰させてくれる。逆に申せば振動側筐体41から発せられた振動は効率的に歯間掃除部としての糸ようじ5に伝えられる。このように、振動吸収ゴム16やコイルバネ44と蛇腹43のような、接続部であり振動吸収部材であるものが振動側筐体とハンドル側筐体とに介在する構成はこの発明独自のものである。
図4で表したこの実施例の電動式歯間掃除具18はその構成の殆どを上述した実施例1の構成に倣うものであるが、筐体19に歯間ブラシ2を収めるための収納筒100を備えている点で異なる。この収納筒100への歯間ブラシ2の出し入れのために、筐体19の収納筒100に対応する部位に収納口101が開口されている。なお歯間ブラシ2の挿着軸20は出し入れに支障がない程度にきつく収納筒100内に収納されるように構成されている。
歯間ブラシ2は、不使用時には収納口101から収納筒100内に収めておき、使用時にここから取り出して実施例1と同様にして用いることが出来る。従って歯間ブラシ2を収納筒100内に収めておけば、ブラシ21が他のものに接触する心配がない。なおこの電動式歯間掃除具18は旅行用としても最適のものである。
図5乃至図7で表したこの実施例の電動式歯間掃除具4は、筐体がハンドル側筐体40と振動側筐体41とに分かれており(図5)、このハンドル側筐体40と振動側筐体41とは、コイルバネ44とその周りを覆う蛇腹43とにより接続されている。その内部にはモータ3と制御回路35とを結ぶリード線32が通されている(図6)。このモータ3の回転軸30には重錘31が偏心状態で取り付けられており、モータ3の回転軸30の回転に伴って振動を発生する。
モータ3は振動側筐体41内に納められている。ハンドル側筐体40の内部は図示しないが電池ボックスとなっており電源電池34を内蔵している。電源スイッチ36が設けられたハンドル側筐体40の対応部位に電源ボタン45が設けられており、電源ボタン45が押されると電源スイッチ36はON状態となり、LEDライトから成る電源ランプ46が点灯し、モータ3は弱回転を初める。次に電源ボタン45が押されると、電源スイッチ36はON状態を継続し、モータ3は通常回転に変化する。次に電源ボタン45が押されると電源スイッチ36はOFF状態となり、電源ランプ46が消灯する。制御回路35はこのような制御を行うように設定されている。(なお符号47はメロディーボタンを指しているが、これは後述する実施例4で使用するためのものである。)
上述したようにハンドル側筐体40は振動側筐体41とは別体であるため、振動側筐体41からハンドル側筐体40を持つ手に伝わる振動を、コイルバネ44と蛇腹43のそれぞれが良く減衰させてくれる。上述したように実施例1と同じ思想に基づいている。
さて、振動側筐体41の先端部には歯間掃除部としての糸ようじ5の挿着穴42が設けられており、糸ようじ5の挿着軸50がこの挿着穴42に挿入されてきつく装着されるようになっている。従って糸ようじ5は振動側筐体41の先端部に対して着脱自在ではあるが、重錘31の振動くらいでは振動側筐体41から外れることは難しい。この糸ようじ5の二股部分には2列のフロス51が架け渡されている。ユーザーがハンドル側筐体40を握った時にフロス51が楽に歯間に挿入されるように、糸ようじ5全体の形状を設計すれば良い。なお図5では糸ようじ5をその形状が分かりやすい方向から見たものとして表しているが、挿着穴42への挿入に際しては下から手前に90度回転させた姿勢にすることになる。
そこでユーザーは、電源ボタン45を押して振動を発生させつつ、ブラッシングしたいと思う歯間に糸ようじ5のフロス51部分を割り込ませたら、後はハンドル側筐体40を支えてあまり動かさないようにしているだけで、細かく振動するフロス51部分が自動的に歯間のブラッシングを行ってくれる。糸ようじ5が劣化した場合には、この糸ようじ5だけを取り替えることが出来る。この実施例では市販の糸ようじ5をそのまま使用し得るようになっている。なお市販のジェルなどをフロス51部分に塗ってブラッシングするようにしても良い。
図8で表したこの実施例は、その構成の殆どを上述した実施例3の構成に倣うものであるが、新たにメロディーIC回路61周りの構成を備えている点で異なる。すなわち電源電池63から電力の供給を受けるメロディーIC回路61は、メロディースイッチ62がON状態になると所定のメロディーの電気信号をリード線67を介してモータ64の図示しない電磁コイルに流す。モータ64はメロディーの骨伝導部であって、いわゆる骨伝導スピーカとして作用する。なおメロディースイッチ62が設けられたハンドル側筐体40の対応部位に、実施例3で触れたメロディーボタン47が設けられている。
一方、電源スイッチ60が押されてON状態になると、モータ64は弱回転を初める。このモータ64の回転軸65には重錘66が偏心状態で取り付けられており、回転軸65の回転に伴って振動を発生する。次に電源スイッチ60が押されるとON状態を継続してモータ64は通常回転に変化する。次に電源スイッチ60が押されるとOFF状態となりモータ64を停止させる。制御回路6はこのような制御を行うように設定されている。
従って、電源スイッチ60を操作し、糸ようじ5を振動させて歯間をブラッシングする際に、メロディースイッチ62をON状態にすると、メロディーIC回路61から発せられたメロディーの電気信号が骨伝導スピーカとしてのモータ64を振動させ、この振動は最終的に糸ようじ5のフロス51に伝達されて、ユーザーの歯を介して骨導音として直接聴覚神経に伝わるため、ユーザーはメロディーを聞きながら歯間のブラッシングを楽しく行うことが出来るのである。
図9で表したこの実施例の電動式歯間掃除具7は、入りボタン76の位置に設けられた図示しない電源スイッチをON状態にすると、筐体70の内部に収められている図示しない電源電池から電力の供給を受けたモータ3が駆動されるように、シンプルに構成されている。このモータ3の回転軸30には重錘31が偏心状態で取り付けられており、回転軸30の回転に伴って振動を発生する(図9)。次に切りボタン77の方が押されると電源スイッチはOFF状態となるように構成されている。
筐体10の先は支持部71となっており、支持部71には歯間ブラシ2が取り付けられるようにした頭部73が回動自在に支持されている。支持部71には嵌合孔72が開口されており、この嵌合孔72に頭部73の回動軸74が嵌め合わされて回動自在となっている。また頭部73には歯間掃除部としての歯間ブラシ2の挿着穴75が設けられており、歯間ブラシ2の挿着軸20がこの挿着穴75に挿入されてきつく装着されるようになっている。従って歯間ブラシ2は頭部73に対して着脱自在ではあるが、重錘31の振動くらいでは頭部73から外れることは難しい。この歯間ブラシ2の挿着軸20の先にはブラシ21が形成されている。
そこでユーザーは、筐体70を握った時にブラシ21が都合良く歯間に挿入されるように、指先で頭部73の支持部71に対する角度を調節する。そして入りボタン76を押して振動を発生させつつ、ブラッシングしたいと思う歯間に歯間ブラシ2のブラシ21部分を挿通させたら、後は筐体70を支えてあまり動かさないようにしているだけで、細かく振動するブラシ21が自動的に歯間のブラッシングをしてくれる。なお市販のジェルなどをブラシ21部分に塗ってブラッシングするようにしても良い。振動を停止させたくなったら、切りボタン77を押してモータ3の回転を止めるようにする。
歯間ブラシ2が劣化した場合には、頭部73の挿着穴75から劣化した歯間ブラシ2を引き抜き、新しいものと交換することが出来る。電動式歯間掃除具7を丸ごと新しいものに取り替える必要がなくなり経済的である。この場合市販の歯間ブラシ2をそのまま用いるように設計することも可能である。このように歯間ブラシ2を新しいものと交換することが出来るようにした構成はこの発明独自のものである。
上述したように、歯間ブラシ2の挿着軸20は挿着穴75にきつく装着されるようになっているが、更に念を押す意味で、挿着軸20を強い力で挟み付けたり引っ掛けて止めたりするための部材を頭部73に備えるようにしても良い。なお挿着穴75てはなく「挿着孔」とする設計なども任意に行い得る。この場合も歯間ブラシ2はきつく装着される必要がある。これ等の工夫は他の実施例にも適用可能である。
この発明は上述した実施例にのみ限定されるものではない。また口腔内を照らす照明具を備えるようにしても良い。なおこの発明は電動式の耳掻きなどにも広く適用することが可能である。
1 歯間掃除具 10 ハンドル側筐体 11 開口部
12 蓋部 13 振動側筐体 14 モータ室
15 挿着穴 16 振動吸収ゴム 17 電源スイッチ
18 歯間掃除具 19 ハンドル側筐体 100収納筒
101収納口
2 歯間ブラシ 20 挿着軸 21 ブラシ部
3 モータ 30 回転軸 31 重錘
32 リード線 33 電源スイッチ 34 電源電池
35 制御回路 36 スイッチ
4 歯間掃除具 40 ハンドル側筐体 41 振動側筐体
42 挿着穴 43 蛇腹 44 コイルバネ
45 電源ボタン 46 電源ランプ 47 メロディーボタン
5 糸ようじ 50 挿着軸 51 フロス
6 制御回路 60 電源スイッチ 61 メロディーIC回路
62 メロディースイッチ 63 電源電池 64 モータ
65 回転軸 66 重錘 67 リード線
7 歯間掃除具 70 筐体 71 支持部
72 嵌合孔 73 頭部 74 回動軸
75 挿着穴 76 入りボタン 77 切りボタン
8 歯間掃除具 80 筐体 81 頭部
82 固着穴 83 歯間ブラシ 84 挿着軸
85 ブラシ部 86 入りボタン 87 切りボタン

Claims (8)

  1. 筐体と、該筐体内に収められた電動モータと、該電動モータの回転軸に偏心状態で取り付けられた重錘と、前記筐体に設けられた歯間掃除部とから成り、前記歯間掃除部が前記筐体に対して着脱自在であることを特徴とする、電動式の歯間掃除具。
  2. 筐体と、該筐体内に収められた電動モータと、該電動モータの回転軸に偏心状態で取り付けられた重錘と、前記筐体に設けられた歯間掃除部とから成り、前記筐体は振動側筐体とハンドル側筐体とに分かれており、前記振動側筐体と前記ハンドル側筐体とは接続部を介して接続されており、前記電動モータは前記振動側筐体内に納められており、この振動側筐体に前記歯間掃除部が設けられている、電動式の歯間掃除具。
  3. 前記歯間掃除部が前記振動側筐体に対して着脱自在である、請求項2に記載の電動式の歯間掃除具。
  4. 前記振動側筐体と前記ハンドル側筐体とが前記接続部としての振動吸収部材で接続されている、請求項2または請求項3に記載の電動式の歯間掃除具。
  5. 前記振動側筐体と前記ハンドル側筐体とが前記接続部としてのコイルバネで接続されている、請求項2または請求項3に記載の電動式の歯間掃除具。
  6. 前記振動側筐体と前記ハンドル側筐体とが前記接続部としての蛇腹で接続されている、請求項2または請求項3に記載の電動式の歯間掃除具。
  7. 前記歯間掃除部が歯間ブラシである、請求項1乃至請求項6の何れか一に記載の電動式の歯間掃除具。
  8. 前記歯間掃除部が糸ようじである、請求項1乃至請求項6の何れか一に記載の電動式の歯間掃除具。
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