JP2015080521A - 覚醒装置、シート及び覚醒度判定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】覚醒度判定の正確性が高い覚醒装置、当該覚醒装置を備えるシート、及び覚醒度判定方法を提供する。【解決手段】覚醒装置は、人の呼吸データを取得する呼吸センサと、呼吸データを演算する演算部と、1呼吸の間隔であるRIの所定時間における推移であるRI波形を生成する波形生成部と、呼吸データに基づいて人の覚醒状態を判定する判定部と、を備える。演算部は、所定時間におけるRIの平均値とRrMSSDnとを算出し、判定部は、演算部によって算出された値を基に、RIの平均値に対して直後のRIの平均値が高くなった場合で、且つ、RrMSSDnの定数β倍に対して、直後のRrMSSDnが高くなった場合に、人が低覚醒状態にあると判定する。【選択図】図2

Description

本発明は、覚醒装置、覚醒装置を備えるシート及び覚醒度判定方法に係り、特に、覚醒度を判定する機能を有する覚醒装置、覚醒装置を備えるシート及び覚醒度判定方法に関する。
近年、安定した車両運転のために運転者の体調変化を検出することが必要となり、このために、運転者の状態を示す各種パラメータを検出して演算することで、体調変化、特に覚醒度の判定する技術が種々提案されている。
例えば、特許文献1には、覚醒状態から、意識のある眠気発生状態、意識の無い居眠り状態になるにつれて、呼吸の深さの安定性が失われることに着目して、所定回数、周期的に繰り返される呼吸の深さの変動を検出することによって、眠気発生の判定基準とすることが記載されている。
また、特許文献2には、覚醒判定指標として、平均心拍数と、呼吸間隔の1分間の標準偏差と、所定の心拍動間隔RRI(R-R Interval)が長くなる変動が生じたときの平均拍動間隔の2乗の積算値を1分間で除した値と、呼吸間隔が長くなる変動が生じたときの変動率を平均化した値と、を設定して、これら重み係数を乗じて総和をとったものに基づいて覚醒状態を判定することが記載されている。
特に、呼吸間隔の1分間の標準偏差を覚醒状態の判定指標としているのは、眠気を感じるとあくびをしたり深呼吸をしたりすることが多くなるため、十分に覚醒しているときに比して呼吸間隔に大きなばらつきが生じるためであるということが記載されている。
特許第4543822号公報 国際公開第2010/143535号
特許文献1の技術によると、車体の振動ノイズによって、呼吸信号が乱れることによって、呼吸深さの変動が生じていると誤検出されることが多々あり、眠気発生の判定を正確に行うことは極めて困難であった。
また、特許文献2の技術によると、心拍を検出するセンサと、呼吸を検出するセンサとが必要となるため、製造コストが高くなる。
また、覚醒判定において、眠気発生時の呼吸のばらつきに着目したとしても、呼吸間隔の標準偏差を判定指標とした場合には、得られた呼吸間隔と呼吸間隔の平均との差を用いて算出される標準偏差は、平均値を求める範囲に大きく左右され、瞬時的な変化のばらつきを取得するのが困難であり、覚醒判定の精度は低くなっていた。このため、人の覚醒状態を好適に維持することは困難であった。
そのため、覚醒度の判定の正確性が高い覚醒装置、当該覚醒装置を備えるシート、及び覚醒度判定方法が望まれていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、覚醒度判定の正確性が高い覚醒装置、当該覚醒装置を備えるシート、及び覚醒度判定方法を提供することにある。
更に、正確な覚醒度の判定に基づいて、人の覚醒状態を好適に維持することを他の目的とする。
前記課題は、本願発明の第1の観点に係る覚醒装置によれば、人の呼吸データを取得する呼吸センサと、該呼吸センサから得られた前記呼吸データを演算する演算部と、前記呼吸データに係る呼吸波形について、1呼吸の間隔であるRI(Respiration Interval)の所定時間における推移であるRI波形を生成する波形生成部と、前記呼吸データに基づいて前記人の覚醒状態を判定する判定部と、を備え、前記波形生成部によって生成された前記RI波形のうち、t番目のRIをRI(t)とし、t番目からn番後のRIをRI(t+n)と定義して、下記数式1によってRrMSSDnを定義した場合に、前記演算部は、所定時間における前記RIの平均値と前記RrMSSDnとを算出し、前記判定部は、前記演算部によって算出された値を基に、前記RIの平均値に対して直後の前記RIの平均値が高くなった場合で、且つ、前記RrMSSDnの定数β倍に対して、直後の前記RrMSSDnが高くなった場合に、前記人が低覚醒状態にあると判定すること、により解決される。
Figure 2015080521
このように、RIの平均値に対して直後の前記RIの平均値が高くなった場合で、且つ、RrMSSDnの定数β倍に対して、直後のRrMSSDnが高くなった場合に、人が低覚醒状態にあると判定するようにすることで、覚醒度判定の正確性が高い覚醒装置を提供することができる。特に、RrMSSDnを指標として覚醒判定をすることにより、経時的に前後のRIの平均値との差を用いて算出されるため、瞬時的なばらつきをより正確に取得することができ、覚醒度判定の正確性を高めることができる。
また、前記βは、1.0〜3.0であると好ましい。
このように、前記βが1.0〜3.0であると、着座者の覚醒状態の判定をより正確にすることができる。
また、前記演算部は、20〜300秒ごとに、前記RIの平均値と前記RrMSSDnとを算出することを特徴とするようにしてもよい。
このように、演算部が、20〜300秒ごとに、RIの平均値とRrMSSDnとを算出し、判定部は、RIの平均値とRrMSSDnとに基づいて覚醒状態を判定するようにすることで、着座者の覚醒状態の判定をより正確にすることができる。
また、前記βは、1.5であってもよい。
このように、前記βが1.5であると、人の覚醒状態の判定をより正確にすることができる。
また、前記演算部は、120秒ごとに、前記RIの平均値と前記RrMSSDnとを算出するようにしてもよい。
このように、演算部は、120秒ごとに、RIの平均値とRrMSSDnとを算出することで、人の覚醒状態の判定をより正確にすることができる。
また、前記人又は周囲の者に報知する報知装置と、前記人が低覚醒状態にあると前記判定部が判定した場合に、前記人又は前記周囲の者に報知するように前記報知装置を駆動する駆動部と、を備えるようにしてもよい。
このように人が低覚醒状態にあると判定部が判定した場合に、駆動部が、人又は周囲の者に報知するように報知装置を駆動するようにすることで、人の覚醒を促したり、人又は周囲の者は、人の覚醒維持のための対策をとることができる。
前記課題は、本願発明の第2の観点に係るシートによれば、着座者が着座するシートクッションと、前記着座者の背もたれとなるシートバックと、請求項1に記載の覚醒装置と、を備え、前記心拍センサは前記シートバックに配設されていること、により解決される。
このように、シートが上記覚醒装置を備えることで、着座者の覚醒状態を、RIの値のみによって判定する場合よりも正確に判定することが可能となる。
前記課題は、本願発明の第3の観点に係る覚醒度判定方法によれば、呼吸信号を取得し、前記呼吸信号に係る呼吸波形について、1呼吸の間隔であるRIの所定時間における推移であるRI波形を生成し、生成された前記RI波形のうち、t番目のRIをRI(t)とし、t番目からn番後のRIをRI(t+n)と定義して、下記数式1によってRrMSSDnを定義した場合に、所定時間における前記RIの平均値と前記RrMSSDnとを算出し、前記RIの平均値に対して直後の前記RIの平均値が高くなった場合で、且つ、前記RrMSSDnの定数β倍に対して、直後の前記RrMSSDnが高くなった場合に、前記人が低覚醒状態にあると判定すること、により解決される。
Figure 2015080521
このように、所定時間におけるRIの平均値とRrMSSDnとを算出し、算出された値を基に、RIの平均値に対して直後のRIの平均値が低くなった場合で、且つ、RrMSSDnの定数β倍に対して、直後のRrMSSDnが高くなった場合に、人が低覚醒状態にあると判定するようにすることで、人の覚醒状態をRIの値のみによって判定する場合よりも正確な判定が可能となる。
請求項1〜5、7及び8の発明によれば、人の覚醒状態を正確に判定することが可能な覚醒装置、当該覚醒装置を備えるシート、及び覚醒度判定方法を提供することができる。
請求項6の発明によれば人の覚醒状態を好適に維持することができる。
本発明の実施形態に係るに係る覚醒装置の全体構成を示す図である。 覚醒度判定処理の一例を示すフローチャートである。 呼吸波形を示す模式図である。 RIの経時的変化を示す図である。 (a)は、RIと、RIの120秒ごとの平均値であるRImを示す図、(b)は、ある区間で算出されるRrMSSD(t)、RrMSSD(t)をβ倍したもの、及び次の区間で算出されるRrMSSD(t+1)を示す図である。 カーブ連続走行時における被験者のRImとRrMSSDの変化を示す図である。 高速道路走行時における被験者のRImとRrMSSDの変化を示す図である。 覚醒度維持処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る覚醒装置、覚醒装置を備えるシート、覚醒度判定方法の実施形態について、添付の図面を参照して具体的に説明する。
まず、本実施形態に係る覚醒装置10について、図1を参照して説明する。ここで、図1は、本発明の実施形態に係る覚醒装置10の全体構成を示す図である。
本実施形態に係る覚醒装置10は、着座者の覚醒度の判定を、シートクッション1に設けられたセンサ20によって得られる呼吸に応じて変化する電気抵抗の変化に基づいて行うものである。覚醒装置10は、図1に示すように、2個のセンサ20をシートクッション1の内部に、振動モータMをシートバック2の内部に備える車両用シートSと、センサ20及び振動モータMに接続されて振動モータMを制御する制御装置70と、から主に構成される。
車両用シートSは、着座者が着座するシートクッション1と、着座者の背もたれとなるシートバック2とを備え、シートクッション1の内部の着座者側近傍にセンサ20が設けられており、シートバック2の内部の着座者側近傍に振動モータMが設けられている。
センサ20は、円形の検出面を有する抵抗感圧式のセンサである。センサ20は、上面から加えられる圧力の大きさに応じて下方に変形することで、接触抵抗が大きくなると、電極間の電気抵抗値が小さくなる。センサ20は、この電気抵抗値に係る電気信号が後述する制御装置70に送信され、制御装置70によって、電気抵抗値に係る電気信号に基づいて圧力が演算され、演算された圧力に基づいて呼吸データ(呼吸信号)が計測されることとなる。
制御装置70は、不図示のRAMによって構成される格納部72と、不図示のROMに記憶されたプログラムが不図示のCPUによって実行されることによって機能する、電圧波形データを生成する波形生成部73aと、覚醒判定のためのデータ演算を行う演算部73bと、覚醒判定を行う判定部73cと、振動モータMを駆動する駆動部73dとを備える。
格納部72は、演算制御中の信号及び入出力される信号を含むパラメータを一時記憶するものであり、本実施形態においてデジタル信号に変換された電位差信号その他の信号を格納するものである。
波形生成部73aは、センサ20から得られた格納部72に格納されたセンサ20の抵抗値に係る電気信号を基に、呼吸データを縦軸、時間を横軸とする呼吸波形データ、呼吸波形データから算出されるRI波形データを生成する機能を有する。
演算部73bは、波形生成部73aによって生成された呼吸波形データに基づいて後述する演算を行うものである。
判定部73cは、演算部73bによって演算されたデータを指標として覚醒度の判定を行うものである。
駆動部73dは、着座者の覚醒度の低下の判定に応じて振動モータMを駆動して着座者に振動刺激を付与するものである。
<覚醒度判定処理>
次に、上記のように構成された覚醒装置10の覚醒度判定処理について、図2〜図5を参照して、演算方法を具体的に述べながら説明する。なお、覚醒装置10による覚醒維持処理については後述する。
ここで、図2は、覚醒度判定処理の一例を示すフローチャート、図3は、呼吸波形を示す模式図である。
また、図4は、RIの経時的変化を示す図である。
また、図5(a)は、RIと、RIの120秒ごとの平均値であるRImを示す図、図5(b)は、ある区間で算出されるRrMSSD(t)、RrMSSD(t)をβ倍したもの、及び次の区間で算出されるRrMSSD(t+1)を示す図である。
本実施形態に係る覚醒度判定処理は、呼吸間隔を示すRIと、RIのばらつきを示し後述するRrMSSD(Respiration root Mean Square Successive Difference)と、を覚醒判定の指標として実行される処理である。
その原理と目的を要約すると、RIのばらつきを示すRrMSSDは、眠気を覚まそうとする際の交感神経の活性化に伴って覚醒低下状態の初期段階に大きくなる。そこで、このRrMSSDを覚醒判定の指標の一つとすることで、より正確な覚醒判定を実現しようとするものである。
本実施形態に係る覚醒度判定処理の流れを説明しながら各処理内容の詳細を説明する。まず、センサ20は、車両のエンジンを始動又は不図示のスタートスイッチの押下に応じて、着座者の呼吸に応じた呼吸データを、電気抵抗の変化に基づいて検出する。
センサ20によって検出された呼吸データは、制御装置70の格納部72に電位差データとして格納される。つまり、制御装置70が、着座者の呼吸に係る呼吸データを取得する(ステップS11)。
次に、波形生成部73aが、取得されたセンサ20における呼吸データに基づき、呼吸の間隔であるRIと時間とを軸とする図4に示すようなRI波形データを生成する(ステップS12)。
次に、演算部73bが、生成されたRI波形データのうち、図5(a)に示すように、120秒を1区間として、区間ごとにRIの平均値RImを算出する。
次に、判定部73cは、算出された1区間のRIm(t)と、次の区間のRIm(t+1)とを比較して、RIm(t+1)が直前のRIm(t)よりも大きな値であるかを判定する(ステップS13)。
判定部73cが、RIm(t+1)がRIm(t)よりも大きな値であると判定した場合(ステップS13:Yes)、演算部73bは、RrMSSD信号を算出する(ステップS14)。
ここで、RrMSSD信号とは、次の式1で算出される値であって、RIのばらつきを示すものである。
Figure 2015080521
判定部73cは、RIm(t+1)がRIm(t)以下の値であると判定した場合(ステップS13:No)、更に、着座者が覚醒状態にあると判定する(ステップS17)。
次に、演算部73bが、120秒を1区間とした場合に、1区間で算出されたRrMSSDを算出し、隣接する区間のRrMSSDを比較する。具体的には、図5(b)に示すように、ある区間のRrMSSDをRrMSSD(t)、直後の区間のRrMSSDをRrMSSD(t+1)、とした場合に、直前のRrMSSD(t)のβ倍と直後のRrMSSD(t+1)とを比較する(ステップS15)。ここで、係数βは、1.0〜3.0であり、より好ましくは1.5である。
このように比較して、RrMSSD(t+1)がRrMSSD(t)のβ倍よりも高い値であれば(ステップS15:Yes)、判定部73cは、着座者が低覚醒状態にあると判定する(ステップS16)。一方、RrMSSD(t+1)がRrMSSD(t)のβ倍以下の値であれば(ステップS15:No)、判定部73cは、着座者が覚醒状態にあると判定する(ステップS17)。
最後に、制御装置70は、着座者による不図示のストップスイッチの押下等による処理終了の指示があるかどうかを判断し(ステップS18)、指示がない場合には呼吸データを取得するステップS11に戻り(ステップS18:No)、処理終了の指示がある場合には処理を終了する(ステップS18:Yes)。
上記覚醒度判定処理については、特に、ステップS13に記載のRIm(t+1)がRIm(t)よりも大きいという条件と、ステップS15に記載のRrMSSD(t+1)がRrMSSD(t)のβ倍よりも大きいという条件の双方を満たしていなければ、総合評価として低覚醒状態であると判定されない。
なお、ステップS13においてRIの平均値であるRImを算出する区間、及びステップS14においてRrMSSDを算出する区間に関して、120秒を1区間としたが、これに限らず、20〜300秒を1区間としてもよい。この区間を長く設定するほど、覚醒判定が遅くなるが、各パラメータを平均化するための抽出データ数が多くなるため覚醒判定の信頼性は高くなる。
<具体的な覚醒判定例>
次に、覚醒装置10を搭載した車両を運転した場合に、上記の覚醒度判定処理がどのようになされるかを、図6及び図7に示す実測データを参照して、具体的に説明する。
ここで、図6は、カーブ連続走行時における被験者のRImとRrMSSDの変化を示す図、図7は、高速道路走行時における被験者のRImとRrMSSDの変化を示す図である。
これらの図において、各時点のグラフに示されたRImは、その時点後2分間に得られたRIの平均値であり、同様に、各時点のグラフに示されたRrMSSDは、その時点後2分間に得られたRrMSSDである。特に、本実測における覚醒判定において、前後区間のRrMSSDを比較するための定数βを1.5と設定して、各グラフに示して覚醒評価をするものとする。
(カーブ連続走行時のデータについて)
まず、カーブ連続走行時のRImについて着目する。図6において、6分時点のRImを示すポイントに破線の円を囲んで示す。ここで示すように、4分時点のグラフに示されたRImに比較して、その直後の区間について示す6分時点のグラフに示されたRImの値は上昇している。つまり、これらの破線の円で囲んだ時点においては、低覚醒状態であると判定されるRImの条件は満たすこととなる。
更に、カーブ連続走行時のRrMSSDについて着目する。8分時点のRrMSSDを示すポイントに破線の円を囲んで示す。ここで示すように、6分時点に記載されたRrMSSDを1.5倍したものと比較して、その直後の区間について示す8分時点のRrMSSDの値は上昇している。つまり、この破線の円で囲んだ時点においては、低覚醒状態であると判定されるRrMSSDの条件は満たすこととなる。
しかしながら、上記のように、低覚醒と判断されるためのRImの条件とRrMSSDの条件の双方を同区間において満たしていなければ、総合評価として低覚醒状態であると判定されない。結果として、カーブ連続走行時の被験者については、図6に示されるデータによっては、全区間において低覚醒状態ではなく、換言すると、覚醒状態が維持されていたと判定される。
(高速道路走行時のデータについて)
次に、高速道路走行時のRImについて着目する。図7において、測定開始後の4,8分時点のRImを示すポイントに破線の円で囲んで示す。ここで示すように、それぞれの直前のRImに比較して、直後の区間について示すこれらの時点のRImの値は上昇しており、これらの破線の円で囲んだ時点においては、低覚醒状態であると判定されるRImの条件は満たすこととなる。
更に、高速道路走行時のRrMSSDについて着目すると、測定開始後の4,8分時点のRrMSSDを示すポイントに破線の円を囲んで示すように、それぞれの直前の時点に記載されたRrMSSDを1.5倍したものと比較して、その直後の区間について示す4,8分時点のRrMSSDの値は上昇している。これらの破線の円で囲んだ時点においては、低覚醒状態であると判定されるRrMSSDの条件は満たすこととなる。
ここで、4,8分時点においては、低覚醒と判断されるためのRImの条件とRrMSSDの条件との双方を満たしている。よって、高速走行時の被験者においては、総合評価として、4,8分時点で低覚醒状態であると判断されることとなる。
<覚醒維持処理>
次に、上記の覚醒度判定処理によって低覚醒状態であるという判定結果に応じて振動モータMを駆動する覚醒維持処理について図8を参照して説明する。
まず、センサ20は、車両のエンジンを始動又は不図示のスタートスイッチの押下に応じて、着座者の呼吸に応じた呼吸データを、電気抵抗の変化に基づいて検出する。
センサ20によって検出された呼吸データは、制御装置70の格納部72に電位差データとして格納される。つまり、制御装置70が、着座者の呼吸に係る呼吸データを取得する(ステップS21)。
次に、波形生成部73aが、取得されたセンサ20における呼吸データに基づき、呼吸の間隔であるRIと時間とを軸とする図4に示すようなRI波形データを生成する(ステップS22)。
次に、演算部73bが、生成されたRI波形データのうち、図5(a)に示すように、120秒を1区間として、区間ごとにRIの平均値RImを算出する。
次に、判定部73cは、算出された1区間のRIm(t)と、次の区間のRIm(t+1)とを比較して、RIm(t+1)が直前のRIm(t)よりも大きな値であるかを判定する(ステップS23)。
判定部73cが、RIm(t+1)がRIm(t)以下の値であると判定した場合(ステップS23:No)、呼吸データを取得するステップS21に戻り、RIm(t+1)がRIm(t)よりも大きな値であると判定した場合(ステップS23:Yes)、演算部73bはRrMSSD信号を算出する(ステップS24)。
次に、演算部73bが、120秒を1区間として区間ごとにRrMSSDを算出し、隣接する区間のRrMSSDを比較する。具体的には、図5(b)に示すように、隣接する区間のRrMSSDをRrMSSD(t)、RrMSSD(t+1)、とした場合に、直前のRrMSSD(t)のβ倍と直後のRrMSSD(t+1)とを比較する(ステップS25)。ここで、係数βは、1.0〜3.0であり、より好ましくは1.5である。
このように比較して、RrMSSD(t+1)がRrMSSD(t)のβ倍以下の値であれば(ステップS25:No)、呼吸データを取得するステップS21に戻り、一方、RrMSSD(t+1)がRrMSSD(t)のβ倍よりも高い値であれば(ステップS25:Yes)、駆動部73dは、振動モータMを駆動する(ステップS26)。
駆動部73dは、振動モータMの駆動を所定時間継続し(ステップS27)、その後に振動モータMを停止する(ステップS28)。
最後に、制御装置70は、着座者による不図示のストップスイッチの押下等による処理終了の指示があるかどうかを判断し(ステップS29)、指示がない場合には呼吸データを取得するステップS21に戻り(ステップS29:No)、処理終了の指示がある場合には処理を終了する(ステップS29:Yes)。
上記の覚醒維持処理によって、着座者の覚醒が低下していることを示すRImとRrMSSDの条件が揃った場合に、振動モータMを駆動することができ、効果的に着座者の覚醒を維持することができる。
なお、ステップS23においてRIの平均値であるRImを算出する区間、及びステップS24においてRrMSSDを算出する区間に関して、120秒を1区間としたが、これに限らず、20〜300秒を1区間としてもよい。この区間を長く設定するほど、覚醒判定が遅くなるが、各パラメータを平均化するための抽出データ数が多くなるため覚醒判定の信頼性は高くなる。
更に、上記実施形態においては、RrMSSDは、式1に示すように、{RI(t)−RI(t−1)}等のRIの差の二乗からなる組のうち、経時的に連続する組をn個加えて、定数nで割るようにしたものから算出されるものである。
ここで、分母の定数nは、前後の区間のRrMSSDを比較する場合に、前後の区間に共通して存在するため、RrMSSDの定義式中の分母の定数nは必ずしも必要なものではない。よって、前後の区間のRrMSSDを比較するのではなく、次に式2として定義するRrMSSDnを比較するようにしてもよい。
Figure 2015080521
本実施形態では、主として本発明に係る覚醒装置、シート、覚醒度判定方法に関して説明した。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
例えば、上記実施形態においては、呼吸信号を取得するために、抵抗感圧式センサを用いるものとして説明したが、呼吸信号を取得できれば種々のセンサを用いるようにしてよく、本願発明はこの形態に限定されない。例えば、抵抗感圧式センサではなく、圧電フィルムから成るセンサであってもよく、シートベルトのバックル内部に設けられて、呼吸に伴うシートベルトの張力の微小変化を検出するストレインゲージからなるセンサであってもよい。
また、上記実施形態において、覚醒装置が、着座者の低覚醒状態を判定した場合に、振動モータMによって、着座者に刺激を加えるものとして説明したが、刺激による報知方法に限らず、他の形態によって低覚醒状態を報知するようにしてもよい。例えば、覚醒装置は、低覚醒状態と判定した場合に、スピーカーによってアラーム音声を発するようにしてもよく、発光器によって、光を発するようにしてもよい。更に、同乗者に知らせるように、車内に設けられたディスプレイに表示するようにしてもよい。
上記実施形態では、具体例として自動車搭載可能な車両用シートについて説明したが、これに限定されることなく、飛行機、船等の乗物用シートとしても利用することができる。更には、映画館用、劇場用のシート、リラクゼーションシート等のその他のシートに採用するようにしてもよい。
S 車両用シート
1 シートクッション
2 シートバック
10 覚醒装置
20 呼吸センサ
70 制御装置
72 格納部
73a 波形生成部
73b 演算部
73c 判定部
73d 駆動部
M 振動モータ

Claims (8)

  1. 人の呼吸データを取得する呼吸センサと、
    該呼吸センサから得られた前記呼吸データを演算する演算部と、
    前記呼吸データに係る呼吸波形について、1呼吸の間隔であるRI(Respiration Interval)の所定時間における推移であるRI波形を生成する波形生成部と、
    前記呼吸データに基づいて前記人の覚醒状態を判定する判定部と、を備え、
    前記波形生成部によって生成された前記RI波形のうち、t番目のRIをRI(t)とし、t番目からn番後のRIをRI(t+n)と定義して、下記数式1によってRrMSSDnを定義した場合に、
    前記演算部は、所定時間における前記RIの平均値と前記RrMSSDnとを算出し、
    前記判定部は、前記演算部によって算出された値を基に、前記RIの平均値に対して直後の前記RIの平均値が高くなった場合で、且つ、前記RrMSSDnの定数β倍に対して、直後の前記RrMSSDnが高くなった場合に、前記人が低覚醒状態にあると判定することを特徴とする覚醒装置。
    Figure 2015080521
  2. 前記βは、1.0〜3.0であることを特徴とする請求項1に記載の覚醒装置。
  3. 前記演算部は、20〜300秒ごとに、前記RIの平均値と前記RrMSSDnとを算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の覚醒装置。
  4. 前記βは、1.5であることを特徴とする請求項2に記載の覚醒装置。
  5. 前記演算部は、120秒ごとに、前記RIの平均値と前記RrMSSDnとを算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の覚醒装置。
  6. 前記人又は周囲の者に報知する報知装置と、
    前記人が低覚醒状態にあると前記判定部が判定した場合に、前記人又は前記周囲の者に報知するように前記報知装置を駆動する駆動部と、を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載に記載の覚醒装置。
  7. 着座者が着座するシートクッションと、前記着座者の背もたれとなるシートバックと、請求項1に記載の覚醒装置と、を備え、
    前記心拍センサは前記シートバックに配設されていることを特徴とするシート。
  8. 呼吸信号を取得し、
    前記呼吸信号に係る呼吸波形について、1呼吸の間隔であるRIの所定時間における推移であるRI波形を生成し、
    生成された前記RI波形のうち、t番目のRIをRI(t)とし、t番目からn番後のRIをRI(t+n)と定義して、下記数式1によってRrMSSDnを定義した場合に、
    所定時間における前記RIの平均値と前記RrMSSDnとを算出し、
    前記RIの平均値に対して直後の前記RIの平均値が高くなった場合で、且つ、前記RrMSSDnの定数β倍に対して、直後の前記RrMSSDnが高くなった場合に、前記人が低覚醒状態にあると判定することを特徴とする覚醒度判定方法。
    Figure 2015080521
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