JP2015080372A - 車両用電源装置および車両制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電圧変換部の電力供給容量を大きくすることなく、一方の電圧変換部が故障した場合であっても優先度の高い電気負荷群の正常な作動を維持することができる車両用電源装置を提供すること。
【解決手段】車両用電源装置30は、電源13から入力される電力を電圧変換して出力する第1電圧変換部31および第2電圧変換部32を備え、制御回路40は、第2電圧変換部32の非故障時に切換部60を第1切換状態に切り換え、第2電圧変換部32の故障時に切換部60を第2切換状態に切り換える。また、第1バイパスリレー33、第2バイパスリレー34を備え、制御回路40は、第1電圧変換部31の故障時は第1バイパスリレー33をバイパス状態に切換え、第2電圧変換部32の故障時は第2バイパスリレー34をバイパス状態に切換える。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両に搭載される車両用電源装置および車両制御システムに関し、特に、電源から入力される電力を電圧変換して電気負荷群に供給する車両用電源装置およびこの車両用電源装置を含む車両制御システムに関する。
従来、電源から入力される電力を電圧変換して照明や補機類等の電気負荷群に出力する車両用電源装置が車両に搭載されている。この車両用電源装置は、例えば、スタータの駆動時に電源の電圧が規定電圧以下に低下した場合に、低下した電圧を規定電圧に昇圧して、電気負荷群の正常な作動を維持するようになっている。
この種の車両用電源装置としては、複数の電圧変換部からこれらに対応する各電気負荷に電力を供給するとともに、複数の電圧変換部の何れかが故障した場合には、故障した電圧変換部に対応する電気負荷に対して故障していない電圧変換部から電力が供給されるように回路を切り換えるようにしたものが知られている(特許文献1参照)。特許文献1に記載のものによれば、故障した電圧変換部が供給していた分の電力を、故障していない電圧変換部がバックアップすることにより、一部の電圧変換部の故障時でも全ての電気負荷の作動が維持される。
特開2004−222403号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたものは、一部の電圧変換部の故障に備えて各電圧変換部を電力供給容量の大きいものにする必要があるという問題があった。電圧変換部の電力供給容量を大きくする場合、コスト増加、装置の大型化および重量増加、等の不都合を招くおそれがある。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、電圧変換部の電力供給容量を大きくすることなく、一方の電圧変換部が故障した場合であっても優先度の高い電気負荷群の正常な作動を維持することのできる車両用電源装置および車両制御システムを提供することを目的とするものである。
本発明の第1の態様は、電源から入力される電力を電圧変換して電気負荷群に供給する車両用電源装置であって、前記電気負荷群は、優先度の低い第1電気負荷群と、優先度の高い第2電気負荷群とからなり、前記電源から入力される電力を電圧変換する第1電圧変換部と、前記電源から入力される電力を電圧変換する第2電圧変換部と、前記第1電圧変換部により電圧変換された電力を前記第1電気負荷群に供給するとともに前記第2電圧変換部により電圧変換された電力を前記第2電気負荷群に供給する第1切換状態と、前記第1電圧変換部により電圧変換された電力を前記第2電気負荷群に供給するとともに前記第2電圧変換部により電圧変換された電力を前記第1電気負荷群に供給する第2切換状態とに切換可能な切換部と、前記第2電圧変換部の非故障時に前記切換部を前記第1切換状態に切り換え、前記第2電圧変換部の故障時に前記切換部を前記第2切換状態に切り換える制御部と、を含んで構成されている。
本発明の第2の態様は、前記第1電圧変換部の入力側と出力側とを接続して前記第1電圧変換部を迂回する第1迂回路を形成するバイパス状態と、前記第1迂回路を形成しない非バイパス状態とに切換可能な第1バイパス切換部と、前記第2電圧変換部の入力側と出力側とを接続して前記第2電圧変換部を迂回する第2迂回路を形成するバイパス状態と、前記第2迂回路を形成しない非バイパス状態とに切換可能な第2バイパス切換部と、を備え、前記制御部は、前記第1電圧変換部の故障時は前記第1バイパス切換部を前記バイパス状態に切換え、前記第2電圧変換部の故障時は前記第2バイパス切換部を前記バイパス状態に切換えることが好ましい。
本発明の第3の態様は、第1の態様または第2の態様に記載の車両用電源装置と、所定の停止条件の成立時に内燃機関を停止させるととともに所定の再始動条件の成立時に始動装置を駆動して前記内燃機関を再始動させるアイドルストップ制御を実行する内燃機関の制御装置と、を含む車両制御システムであって、前記始動装置は、前記電源から供給される電力により駆動され、前記車両用電源装置の制御部は、前記第1電圧変換部の故障時に第1故障情報を前記内燃機関の制御装置に送信するとともに、前記第2電圧変換部の故障時に第2故障情報を前記内燃機関の制御装置に送信し、前記内燃機関の制御装置は、前記第1故障情報および前記第2故障情報の両方を受信した場合に前記アイドルストップ制御の実行を禁止するアイドルストップ禁止部を備えることが好ましい。
このように上記の第1の態様によれば、第2電圧変換部の非故障時は、切換部が第1切換状態に切り換わるので、優先度の高い第2電気負荷群には、第2電圧変換部により電圧変換された電力が供給される。また、第2電圧変換部の故障時には、切換部が第2切換状態に切り換わるので、優先度の高い第2電気負荷群には、第1電圧変換部により電圧変換された電力が供給される。このため、第1電圧変換部または第2電圧変換部の一方が故障した場合であっても、第2電気負荷群には電圧変換された電力が供給されるので、第2電気負荷群の正常な作動が維持される。また、第2電圧変換部の故障時は、故障していない第1電圧変換部から優先度の低い第1電気負荷群に対して電力を供給しないので、第2電圧変換部の故障時に備えて第1電圧変換部の電力供給容量を大きくする必要がない。したがって、電圧変換部の電力供給容量を大きくすることなく、一方の電圧変換部が故障した場合であっても優先度の高い電気負荷群の正常な作動を維持することができる。
また、上記の第2の態様によれば、第1電圧変換部または第2電圧変換部の一方が故障した場合であっても、故障した電圧変換部に迂回路を形成するので、迂回路を通って電圧変換されずに供給される電力によって第1電気負荷群の作動を継続させることができる。
また、上記の第3の態様によれば、第1電圧変換部または第2電圧変換部の少なくとも一方が正常であるときはアイドルストップ制御の実行が許可されるため、燃費が悪化するのを防止することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用電源装置を搭載した車両の要部を示す構成図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る車両用電源装置の作動時の状態を示すロック図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る車両用電源装置の非作動時の状態を示すロック図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る車両用電源装置の第1電圧変換部が故障している場合の作動時の状態を示すブロック図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る車両用電源装置の第2電圧変換部が故障している場合の作動時の状態を示すブロック図である。 図6は、本発明の一実施形態に係る車両用電源装置の動作を示すフローチャートである。 図7は、本発明の一実施形態に係る内燃機関の制御装置の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。図1〜図7は本発明の一実施形態に係る車両用電源装置を示す図である。
まず、構成について説明する。図1において、車両10は、電源13と、車両用電源装置30と、第1電気負荷群11と、第2電気負荷群12と、エンジン24と、スタータ16と、ECU20と、アクセルペダルセンサ26と、車速センサ27と、ブレーキペダルセンサ28と、を含んで構成されている。これらのうち、車両用電源装置30とECU20は車両制御システム70を構成している。
エンジン24は、ガソリン、アルコール、天然ガス等を燃料として運転される火花点火エンジン、または軽油を燃料として運転されるディーゼルエンジン等の内燃機関として構成されている。
スタータ16は、エンジン24を始動するための始動装置であり、電源13から給電される電力により駆動するようになっている。スタータ16は、モータおよびモータにより回転されるピニオンギヤを備えており、このピニオンギヤがエンジン24のフライホイールまたはドライブプレートの外周のリングギヤに噛合してエンジン24をクランキングするようになっている。
車速センサ27は、車両10の速度、すなわち車速を検出し、検出した車速信号をECU20に出力するようになっている。この車速センサ27は、例えば、変速機の出力軸の回転数に基づいて車速を検出するようになっている。
アクセルペダルセンサ26は、アクセルペダルの踏み込み量および踏み込み速度を検出し、検出したアクセルペダル信号をECU20に出力するようになっている。
ブレーキペダルセンサ28は、ブレーキペダルの踏み込みまたは解放を検出し、検出したブレーキペダル信号をECU20に出力するようになっている。
ECU20は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、入力ポート、および出力ポート等を備えたマイクロコンピュータによって構成されている。ECU20において、CPUは、RAMの一部の格納領域を作業領域として利用しつつ予めROMに記憶されたプログラムおよびマップにしたがって演算を行うようになっている。ECU20は、本発明における内燃機関の制御装置を構成している。
本実施形態では、ECU20の入力ポートには、アクセルペダルセンサ26、車速センサ27、ブレーキペダルセンサ28が接続され、アクセルペダルセンサ26からのアクセルペダル信号、車速センサ27からの車速信号、ブレーキペダルセンサ28からのブレーキペダル信号が入力されるようになっている。更に、ECU20の入力ポートには、車両用電源装置30が接続され、車両用電源装置30からの後述する故障情報が入力されるようになっている。
また、ECU20の出力ポートには、スタータ16および車両用電源装置30が接続され、スタータ16への駆動信号と、車両用電源装置30への後述する再始動情報が出力されるようになっている。
ECU20は、アクセルペダルセンサ26からのアクセルペダル信号と、ブレーキペダルセンサ28からのブレーキペダル信号と、車速センサ27からの車速信号とを含む信号に基づいて、所定の停止条件の成立時にエンジン24を停止するとともに所定の再始動条件の成立時にエンジン24を始動する、いわゆるアイドルストップ制御を実行するようになっている。
ここで、所定の停止条件とは、本実施形態では、車速が所定速度以下であること、アクセルペダルが解放されていること、ブレーキペダルが踏み込まれていること、の全てが成立していることである。ECU20は、停止条件の成立に応じて、エンジン24への燃料噴射および混合気への点火を停止させることにより、エンジン24を停止させるようになっている。
また、所定の再始動条件とは、車速が所定速度以上であること、アクセルペダルが踏み込まれていること、ブレーキペダルが解放されていること、の何れかが成立していることである。ECU20は、再始動条件の成立に応じて、スタータ16を駆動信号により駆動させてエンジン24をクランキングし、燃料を噴射させ、混合気への点火を開始させることにより、エンジン24を始動させるようになっている。また、ECU20は、再始動条件の成立に応じて、車両用電源装置30に再始動情報を送信するようになっている。
また、ECU20は、車両用電源装置30から後述する第1故障情報および第2故障情報の両方を受信している場合に、アイドルストップ制御の実行を禁止するようになっている。アイドルストップ制御の実行の禁止(または許可)は、例えば、禁止フラグ(または許可フラグ)を設定することにより行われる。このようにECU20は、アイドルストップ禁止部22を構成している。
電源13は、鉛蓄電池等の2次電池であり、規定電圧(例えば12.6ボルト)を発生するようになっている。
第1電気負荷群11は、オーディオ系または照明系等、電力供給における優先度の低い電気負荷である。この第1電気負荷群11は、例えば、ラジオ受信機、テレビ受像機、ナビゲーション装置、室内ランプ等であり、換言すると、車両10が走行する上で重要度の低い電気負荷である。
第2電気負荷群12は、ブレーキ系、トランスミッション系等、電力供給における優先度の高い電気負荷である。この第2電気負荷群12は、例えば、ABS(Anti-lock Brake System)装置の制御回路とソレノイドバルブ、および自動変速機の制御回路とソレノイドバルブ等であり、換言すると車両10が走行する上で重要度の高い電気負荷である。
車両用電源装置30は、電源13から入力された電力を電圧変換して第1電気負荷群11および第2電気負荷群12に供給するようになっている。具体的には、車両用電源装置30は、電源13からの入力電圧が規定電圧より低下した場合に電圧を昇圧し、第1電気負荷群11および第2電気負荷群12への供給電圧を規定電圧に維持するようになっている。ここで、電源13からの入力電圧が規定電圧より低下する場合とは、例えば、アイドルストップ制御によるエンジン24の再始動時に、スタータ16が駆動される場合である。
次に、図2〜図5を参照して車両用電源装置30について詳述する。ここで、図2は、車両用電源装置30の作動時の状態を示し、図3は、車両用電源装置30の非作動時の状態を示している。また、図4は、第1電圧変換部31が故障している場合の車両用電源装置30の作動時の状態を示し、図5は、第2電圧変換部32が故障している場合の車両用電源装置30の作動時の状態を示している。
図2〜図5に示すように、車両用電源装置30は、入力端子41と、第1電圧変換部31と、第2電圧変換部32と、切換部60と、第1出力端子42と、第2出力端子43と、制御回路40と、を備えている。また、車両用電源装置30は、第1入力ライン44と、第2入力ライン49と、第1接続ライン46と、第2接続ライン51と、第1出力ライン47と、第2出力ライン52と、第1反転ライン48と、第2反転ライン53と、第1バイパスリレー33と、第2バイパスリレー34と、を備えている。
入力端子41は、電源13からの電力が入力されるとともに、第1入力ライン44および第2入力ライン49をそれぞれ介して第1電圧変換部31および第2電圧変換部32が並列に接続されている。
第1電圧変換部31および第2電圧変換部32は、それぞれスイッチング素子を備えた昇圧DC−DCコンバータとして構成されており、電源13から入力された電力を電圧変換して出力するようになっている。
本実施形態では、第1電圧変換部31および第2電圧変換部32は、エンジン24の再始動の際にスタータ16が駆動され、電源13から入力される電圧が規定電圧より所定値以上低下した場合、例えば10ボルトまで低下した場合に、低下した電圧を規定電圧まで昇圧して出力するようになっている。
第1電圧変換部31および第2電圧変換部32の出力側には、第1接続ライン46および第2接続ライン51をそれぞれ介して切換部60が接続されている。
第1電圧変換部31の入力側と出力側の間には、第1電圧変換部31の迂回路を形成する第1バイパスライン45が設けられており、この第1バイパスライン45には、第1バイパスリレー33が設けられている。
また、第2電圧変換部32の入力側と出力側の間には、第2電圧変換部32の迂回路を形成する第2バイパスライン50が設けられており、この第2バイパスライン50には、第2バイパスリレー34が設けられている。
この第1バイパスリレー33および第2バイパスリレー34は、1極単投型の電磁リレーとしてそれぞれ構成されており、図2に示すオフ位置(開位置)と、図3に示すオン位置(閉位置)との間で切換可能に構成されている。第1バイパスリレー33、第2バイパスリレー34は、本発明における第1バイパス切換部、第2バイパス切換部をそれぞれ構成している。
第1電圧変換部31および第2電圧変換部32は、図3に示すように、第1バイパスリレー33および第2バイパスリレー34がオン位置のときは、その入力側と出力側とが接続されて迂回路が形成されるバイパス状態となる。また、第1電圧変換部31および第2電圧変換部32は、図2に示すように、第1バイパスリレー33および第2バイパスリレー34がオフ位置のときは、迂回路が形成されない非バイパス状態となる。第1電圧変換部31および第2電圧変換部32が図3のバイパス状態のときは、電源13から入力端子41に入力された電流が第1バイパスライン45および第2バイパスライン50を通過するため、第1電圧変換部31および第2電圧変換部32による電圧変換は行われない。第1バイパスリレー33により第1電圧変換部31を迂回する迂回路は本発明における第1迂回路を構成し、第2バイパスリレー34により第2電圧変換部32を迂回する迂回路は本発明における第2迂回路を構成している。
また、切換部60の後段には、第1出力端子42および第2出力端子43が設けられており、これら第1出力端子42および第2出力端子43には、第1電気負荷群11および第2電気負荷群12がそれぞれ接続されている。
切換部60は、図2〜図4に示す第1切換状態と、図5に示す第2切換状態との間で切換可能に構成されている。切換部60が第1切換状態のとき、切換部60の内部では、第1電圧変換部31の出力を第1出力端子42を介して第1電気負荷群11に供給するとともに、第2電圧変換部32の出力を第2出力端子43を介して第2電気負荷群12に供給するように回路が形成されるようになっている。また、切換部60が第2切換状態のとき、切換部60の内部では、第1電圧変換部31の出力を第2出力端子43を介して第2電気負荷群12に供給するとともに、第2電圧変換部32の出力を第1出力端子42を介して第1電気負荷群11に供給するように回路が形成されるようになっている。
具体的には、切換部60は、第1切換リレー35と、第2切換リレー39と、第1出力ライン47と、第2出力ライン52と、第1反転ライン48と、第2反転ライン53とを備えており、第1切換リレー35および第2切換リレー39のオン位置(閉位置)とオフ位置(開位置)の組み合わせにより、第1切換状態と第2切換状態とに切り換えられるようになっている。
第1切換リレー35は、2極双投型の電磁リレーとして構成されており、互いに連動して開閉する第1切換部36と第2切換部37とを備えている。
第1切換部36の入力側には第1接続ライン46が接続されるとともに、第1切換部36の出力側には第1出力ライン47と第1反転ライン48とが接続されている。
また、第2切換部37の入力側には第2接続ライン51と第1反転ライン48とが接続されるとともに、第2切換部37の出力側には第2出力ライン52が接続されている。また、第2接続ライン51と第1出力ライン47との間には第2反転ライン53が設けられている。
この第1切換リレー35は、図2〜図4に示すオフ位置と、図5に示すオン位置との間で切換可能に構成されている。第1切換リレー35は、図2〜図4に示すオフ位置のときは、第1切換部36により第1接続ライン46を第1出力ライン47に接続するとともに第2切換部37により第2接続ライン51を第2出力ライン52に接続するようになっている。また、第1切換リレー35は、図5に示すオン位置のときは、第1接続ライン46を第1反転ライン48に接続するとともにこの第1反転ライン48を第2出力ライン52に接続するようになっている。
第2切換リレー39は、1極単投型の電磁リレーとして構成されており、第2反転ライン53に設けられている。この第2切換リレー39は、図2〜図4に示すオフ位置(開位置)と、図5に示すオン位置(閉位置)との間で切換可能に構成されている。第2切換リレー39は、図2〜図4に示すオフ位置のときは、第2接続ライン51と第1出力ライン47とを遮断し、図5に示すオン位置のときは、第2接続ライン51と第1出力ライン47とを接続するようになっている。
したがって、第1切換リレー35と第2切換リレー39とがともにオフ位置のときに、切換部60は第1切換状態となり、第1切換リレー35と第2切換リレー39とがともにオン位置のときに、切換部60は第2切換状態となる。
制御回路40は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、入力ポート、および出力ポート等を備えたマイクロコンピュータによって構成されている。制御回路40において、CPUは、RAMの一部の格納領域を作業領域として利用しつつ予めROMに記憶されたプログラムおよびマップにしたがって演算を行うようになっている。制御回路40は、本発明における制御部を構成している。
本実施形態では、制御回路40の入力ポートおよび出力ポートにはECU20が接続されており、ECU20からの再始動情報が入力ポートに入力されるとともに、第1電圧変換部31と第2電圧変換部32のそれぞれの故障情報が出力ポートからECU20に出力されるようになっている。ここで、故障情報には、第1電圧変換部31の故障を示す第1故障情報と、第2電圧変換部32の故障を示す第2故障情報とがある。制御回路40は、第1電圧変換部31および第2電圧変換部32が故障しているか否かを常時監視し、第1電圧変換部31が故障しているときは第1故障情報を出力し、第2電圧変換部32が故障しているときは第2故障情報を出力するようになっている。第1電圧変換部31および第2電圧変換部32が故障しているか否かは、例えば、第1電圧変換部31および第2電圧変換部32の後段に電流計を設け、この電流計の検出値に基づいて判定することができる。
また、制御回路40の出力ポートには、第1バイパスリレー33、第2バイパスリレー34、第1切換リレー35、第2切換リレー39が接続されており、これらの各リレー内の電磁石に通電することにより各リレーをオフ位置(開位置)からオン位置(閉位置)に切換えるようになっている。
なお、車両用電源装置30のケース54は金属からなるとともに接地ライン55により接地されている。これにより、第1電圧変換部31および第2電圧変換部32で発生した高周波ノイズがケース54により遮蔽され、高周波ノイズがケース54の外部に漏洩することが防止されている。
次に、以上のように構成された車両用電源装置30の制御回路40によるリレー切換動作について、図6のフローチャートを参照して説明する。
先ず、制御回路40は、エンジン24の再始動時であるか否かを判定する(ステップS1)。ここでは、ECU30からの再始動情報を受け取った場合に、制御回路40は、エンジン24の再始動時であると判定している。
ステップS1でエンジン24の再始動時ではないと判定した場合、制御回路40は、第1バイパスリレー33をオンにし(ステップS5)、第2バイパスリレー34をオンにし(ステップS6)、第1切換リレー35をオフにし(ステップS7)、第2切換リレー39をオフにし(ステップS8)、このフローチャートを終了する。すなわち、制御回路40は、エンジン24の再始動時ではないと判定したとき、図3に示すように、第1バイパスリレー33および第2バイパスリレー34をともにオンにするとともに、切換部60を第1切換状態にする。
これにより、電源13から車両用電源装置30に入力された電力は、第1バイパスライン45を通り、第1電圧変換部31で電圧変換されることなく第1出力端子42を介して第1電気負荷群11に供給される。また、電源13から車両用電源装置30に入力された電力は、第2バイパスライン50を通り、第2電圧変換部32で電圧変換されることなく第2出力端子43を介して第2電気負荷群12に供給される。
ステップS1でエンジン24の再始動時であると判定した場合、制御回路40は、第1電圧変換部31が故障しているか否かを判定する(ステップS2)。このステップS2で第1電圧変換部31が故障していないと判定した場合、制御回路40は、第2電圧変換部32が故障しているか否かを判定する(ステップS4)。
ステップS4で第2電圧変換部31が故障していないと判定した場合、制御回路40は、第1バイパスリレー33をオフにし(ステップS9)、第2バイパスリレー34をオフにし(ステップS10)、第1切換リレー35をオフにし(ステップS11)、第2切換リレー39をオフにし(ステップS12)、このフローチャートを終了する。すなわち、制御回路40は、エンジン24の再始動時であって第1電圧変換部31と第2電圧変換部32がともに故障していないと判定した場合、図2に示すように、第1バイパスリレー33および第2バイパスリレー34をともにオフにするとともに、切換部60を第1切換状態にする。
これにより、電源13から車両用電源装置30に入力された電力は、第1電圧変換部31で電圧変換されてから第1出力端子42を介して第1電気負荷群11に供給される。また、電源13から車両用電源装置30に入力された電力は、第2電圧変換部32で電圧変換されてから第2出力端子43を介して第2電気負荷群12に供給される。
このように、第1電圧変換部31と第2電圧変換部32がともに故障していない場合、エンジン24の再始動のためにスタータ16が駆動されて電源13の電圧が低下した際に、低下した電圧が第1電圧変換部31および第2電圧変換部32により規定電圧まで昇圧される。この結果、規定電圧に昇圧された電力が第1電気負荷群11および第2電気負荷群12にそれぞれ供給され、第1電気負荷群11および第2電気負荷群12が正常に作動することができる。
ステップS4で第2電圧変換部31が故障していると判定した場合、制御回路40は、第1バイパスリレー33をオフにし(ステップS13)、第2バイパスリレー34をオンにし(ステップS14)、第1切換リレー35をオンにし(ステップS15)、第2切換リレー39をオンにし(ステップS16)、このフローチャートを終了する。すなわち、制御回路40は、エンジン24の再始動時であって第1電圧変換部31は故障しておらず第2電圧変換部32は故障していると判定した場合、図5に示すように、第1バイパスリレー33をオフにし、第2バイパスリレー34をオンにし、切換部60を第2切換状態にする。
これにより、電源13から車両用電源装置30に入力された電力は、第1電圧変換部31で電圧変換されてから第2出力端子43を介して第2電気負荷群12に供給される。また、電源13から車両用電源装置30に入力された電力は、第2バイパスライン50を通り、第2電圧変換部32で電圧変換されることなく第1出力端子42から第1電気負荷群11に供給される。
このように、第1電圧変換部31は故障しておらず第2電圧変換部32は故障している場合、エンジン24の再始動のためにスタータ16が駆動されて電源13の電圧が低下した際に、低下した電圧が第1電圧変換部31により規定電圧まで昇圧される。この結果、規定電圧に昇圧された電力が第2電気負荷群12に供給され、第2電気負荷群12が正常に作動することができる。また、第1電気負荷群11を構成する室内ランプ等は、電源13からの低下した電圧が供給されることで、チラツキ等を伴うものの、作動することができる。
ステップS2で第1電圧変換部31が故障していると判定した場合、制御回路40は、第2電圧変換部32が故障しているか否かを判定する(ステップS3)。
このステップS3で第2電圧変換部31が故障していないと判定した場合、制御回路40は、第1バイパスリレー33をオンにし(ステップS17)、第2バイパスリレー34をオフにし(ステップS18)、第1切換リレー35をオフにし(ステップS19)、第2切換リレー39をオフにし(ステップS20)、このフローチャートを終了する。すなわち、制御回路40は、エンジン24の再始動時であって第1電圧変換部31が故障しており第2電圧変換部32が故障していない場合、図4に示すように、第1バイパスリレー33をオンにし、第2バイパスリレー34をオフにし、切換部60を第1切換状態にする。
これにより、電源13から車両用電源装置30に入力された電力は、第1バイパスライン45を通り、第1電圧変換部31で電圧変換されることなく第1出力端子42を介して第1電気負荷群11に供給される。また、電源13から車両用電源装置30に入力された電力は、第2電圧変換部32で電圧変換されてから第2出力端子43を介して第2電気負荷群12に供給される。
このように、第1電圧変換部31は故障しており第2電圧変換部32は故障していない場合、エンジン24の再始動のためにスタータ16が駆動されて電源13の電圧が低下した際に、低下した電圧が第2電圧変換部32により規定電圧まで昇圧される。この結果、規定電圧に昇圧された電力が第2電気負荷群12に供給され、第2電気負荷群12が正常に作動することができる。また、第1電気負荷群11を構成する室内ランプ等は、電源13からの低下した電圧が供給されることで、チラツキ等を伴うものの、作動することができる。
ステップS3で第2電圧変換部32が故障していると判定した場合、制御回路40は、このフローチャートを終了する。このように、エンジン24の再始動時であって第1電圧変換部31と第2電圧変換部32がともに故障している場合、制御回路40は、第1バイパスリレー33、第2バイパスリレー34、第1切換リレー35、第2切換リレー39を初期状態に維持し、切換動作を行わない。これらのリレーの初期状態は、例えば、エンジン24の再始動時ではない場合と同様に、第1バイパスリレー33がオン、第2バイパスリレー34がオン、第1切換リレー35がオフ、第2切換リレー39がオフとする。
このように、図6のフローチャートにおいて、制御回路40は、エンジン24が再始動される際、第1電圧変換部31と第2電圧変換部32の何れかが故障している場合であっても、切換部60を切り換えることにより、故障していない方の電圧変換部で昇圧された電力を、優先度の高い第2電気負荷群12に供給するようにしている。
次に、ECU20によるアイドルストップ禁止判定動作について図7のフローチャートを参照して説明する。
先ず、ECU20は、車両用電源装置30からの故障信号に基づき第1電圧変換部31が故障しているか否かを判定する(ステップS31)。ここでは、車両用電源装置30から第1故障信号が入力されている場合に、ECU20は、第1電圧変換部31が故障していると判定する。ステップS31で第1電圧変換部31が故障していないと判定した場合、ECU20は、アイドルストップ制御の実行を許可し(ステップS34)、このフローチャートを終了する。
ステップS31で第1電圧変換部31が故障していると判定した場合、ECU20は、第2電圧変換部32が故障しているか否かを判定する(ステップS32)。ここでは、車両用電源装置30から第2故障信号が入力されている場合に、ECU20は、第2電圧変換部32が故障していると判定する。ステップS32で第2電圧変換部32が故障していないと判定した場合、ECU20は、アイドルストップ制御の実行を許可し(ステップS34)、このフローチャートを終了する。また、ステップS32で第2電圧変換部32が故障していると判定した場合、ECU20は、アイドルストップ制御の実行を禁止し(ステップS33)、このフローチャートを終了する。
このように、ECU20は、第1電圧変換部31および第2電圧変換部32の両方の故障時にのみアイドルストップ制御の実行を禁止し、それ以外の場合にはアイドルストップの実行を許可している。
以上説明したように、本実施形態の車両用電源装置30は、電源13から入力される電力を電圧変換して出力する第1電圧変換部31および第2電圧変換部32を備えている。そして、制御回路40は、第2電圧変換部32の非故障時に切換部60を第1切換状態に切り換え、第2電圧変換部32の故障時に切換部60を第2切換状態に切り換えるようにしている。
この構成により、第2電圧変換部32の非故障時は、切換部60が第1切換状態に切り換わるので、優先度の高い第2電気負荷群12には、第2電圧変換部32により電圧変換された電力が供給される。また、第2電圧変換部32の故障時には、切換部60が第2切換状態に切り換わるので、優先度の高い第2電気負荷群12には、第1電圧変換部31により電圧変換された電力が供給される。このため、第1電圧変換部31または第2電圧変換部32の一方が故障した場合であっても、第2電気負荷群12には電圧変換された電力が供給されるので、第2電気負荷群12の正常な作動が維持される。
また、第2電圧変換部32の故障時は、故障していない第1電圧変換部31から優先度の低い第1電気負荷群11に対して電力を供給しないので、第2電圧変換部32の故障時に備えて第1電圧変換部31の電力供給容量を大きくする必要がない。
したがって、電圧変換部の電力供給容量を大きくすることなく、一方の電圧変換部が故障した場合であっても優先度の高い電気負荷群の正常な作動を維持することができる。
また、本実施形態の車両用電源装置30は、第1電圧変換部31の入力側と出力側とを接続して第1電圧変換部31の迂回路を形成するバイパス状態と、迂回路を形成しない非バイパス状態とに切換可能な第1バイパスリレー33と、第2電圧変換部32の入力側と出力側とを接続して第2電圧変換部32の迂回路を形成するバイパス状態と、迂回路を形成しない非バイパス状態とに切換可能な第2バイパスリレー34と、を備えている。そして、制御回路40は、第1電圧変換部31の故障時は第1バイパスリレー33をバイパス状態に切換え、第2電圧変換部32の故障時は第2バイパスリレー34をバイパス状態に切換えるようにしている。
この構成により、第1電圧変換部31または第2電圧変換部32の一方が故障した場合であっても、故障した電圧変換部に迂回路を形成するので、迂回路を通って電圧変換されずに供給される電力によって第1電気負荷群11の作動を継続させることができる。
また、本実施形態の車両制御システム70において、車両用電源装置30の制御回路40は、第1電圧変換部31の故障時に第1故障情報をECU20に送信するとともに、第2電圧変換部32の故障時に第2故障情報をECU20に送信し、ECU20は、第1故障情報および第2故障情報の両方を受信した場合にアイドルストップ制御の実行を禁止するようにしている。
この構成により、第1電圧変換部31または第2電圧変換部32の少なくとも一方が正常であるときはアイドルストップ制御の実行が許可されるため、燃費が悪化するのを防止することができる。
以上、本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
例えば、本実施形態では、図6のステップS1において、制御回路40は、ECU30からの再始動情報を受け取った場合にエンジン24の再始動時であると判定しているが、これに代えて、スタータ16のマグネットスイッチに加わる電圧を検出した場合にエンジン24の再始動時であると判定するようにしてもよい。
11・・・第1電気負荷群、12・・・第2電気負荷群、13・・・電源、16・・・スタータ(始動装置)、20・・・ECU(内燃機関の制御装置)、22・・・アイドルストップ禁止部、24・・・エンジン(内燃機関)、30・・・車両用電源装置、31・・・第1電圧変換部、32・・・第2電圧変換部、33・・・第1バイパスリレー(第1バイパス切換部)、34・・・第2バイパスリレー(第2バイパス切換部)、40・・・制御回路(制御部)、60・・・切換部

Claims (3)

  1. 電源から入力される電力を電圧変換して電気負荷群に供給する車両用電源装置であって、
    前記電気負荷群は、優先度の低い第1電気負荷群と、優先度の高い第2電気負荷群とからなり、
    前記電源から入力される電力を電圧変換する第1電圧変換部と、
    前記電源から入力される電力を電圧変換する第2電圧変換部と、
    前記第1電圧変換部により電圧変換された電力を前記第1電気負荷群に供給するとともに前記第2電圧変換部により電圧変換された電力を前記第2電気負荷群に供給する第1切換状態と、前記第1電圧変換部により電圧変換された電力を前記第2電気負荷群に供給するとともに前記第2電圧変換部により電圧変換された電力を前記第1電気負荷群に供給する第2切換状態とに切換可能な切換部と、
    前記第2電圧変換部の非故障時に前記切換部を前記第1切換状態に切り換え、前記第2電圧変換部の故障時に前記切換部を前記第2切換状態に切り換える制御部と、を備えたことを特徴とする車両用電源装置。
  2. 前記第1電圧変換部の入力側と出力側とを接続して前記第1電圧変換部を迂回する第1迂回路を形成するバイパス状態と、前記第1迂回路を形成しない非バイパス状態とに切換可能な第1バイパス切換部と、
    前記第2電圧変換部の入力側と出力側とを接続して前記第2電圧変換部を迂回する第2迂回路を形成するバイパス状態と、前記第2迂回路を形成しない非バイパス状態とに切換可能な第2バイパス切換部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記第1電圧変換部の故障時は前記第1バイパス切換部を前記バイパス状態に切換え、前記第2電圧変換部の故障時は前記第2バイパス切換部を前記バイパス状態に切換えることを特徴とする請求項1に記載の車両用電源装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両用電源装置と、
    所定の停止条件の成立時に内燃機関を停止させるととともに所定の再始動条件の成立時に始動装置を駆動して前記内燃機関を再始動させるアイドルストップ制御を実行する内燃機関の制御装置と、を含む車両制御システムであって、
    前記始動装置は、前記電源から供給される電力により駆動され、
    前記車両用電源装置の制御部は、
    前記第1電圧変換部の故障時に第1故障情報を前記内燃機関の制御装置に送信するとともに、前記第2電圧変換部の故障時に第2故障情報を前記内燃機関の制御装置に送信し、
    前記内燃機関の制御装置は、
    前記第1故障情報および前記第2故障情報の両方を受信した場合に前記アイドルストップ制御の実行を禁止するアイドルストップ禁止部を備えたことを特徴とする車両制御システム。
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