JP2015080351A - 磁力回転装置および電動発電機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】捲線32を備えた複数の鉄心31が円周方向に沿って等間隔で配置された固定子12と、複数の永久磁石41が円周方向に沿って等間隔で配置され固定子と対向した状態で回転する回転子13とを備え、それぞれの永久磁石41は、所定の中心角を隔てた位置にそれぞれ頂点TP1,TP2を有しかつ2つの頂点からそれぞれ円周の接線方向に対し互いに逆となるように傾斜角αjを有して拡がって鉄心と対向可能なN極またはS極の磁極を持つ2つの磁極面を有し、それぞれの永久磁石41は、円周方向に隣り合う永久磁石において対向する磁極面の磁極の極性が互いに異なるように配置されてなる。
【選択図】図4
Description
〔電動発電機の構造についての説明〕
〔電動機〕
電動機M1は、回転軸11、固定子12、回転子13、およびフレーム21などを有する。
〔固定子〕
固定子12は、捲線(コイル)32を備えた複数の鉄心31が円周方向に沿って等間隔で配置されたものである。なお、電動機M1に設けられた鉄心31を「鉄心MY」と、発電機G1に設けられた鉄心31を「鉄心GY」と、それぞれ記載することがある。
〔A回転子〕
まず、A回転子13aは、複数の永久磁石41が円周方向に沿って等間隔で配置されたものであり、固定子12と対向した状態で、ここでは脚部312aの端面313aと対向した状態で、回転軸11とともに回転する。
〔B回転子〕
次に、B回転子13bについて説明する。
〔発電機〕
次に、発電機G1について説明する。
〔永久磁石の極性などについての説明〕
図6〜図9には、第1の実施形態の回転子13、17の永久磁石41,51の配置および極性について、図1のAA−AA線、BB−BB線、CC−CC線、DD−DD線の各位置における断面矢視図が示されている。
γ0=(β2/2)
である。上に述べたように、β2=45度であるから、
γ0=22.5度
となる。
〔電動機と発電機の回転子の回転位置の位相関係〕
次に、電動機M1の回転子13と発電機G1の回転子17との回転角度位置についての位相関係を説明する。
ここで、γ1が0度のときに、γ2を7.5〜22.5度、または0度とすることが好ましい。つまり、位相差(ずれ角)Δγの好ましい範囲は次のとおりとなる。
なお、中心角γ1,γ2は、図6〜図9に示した状態における中心角を示すものではあるが、γ1,γ2で示される中心角を「位相角」と記載することがある。
〔第2の実施形態〕
次に、第2の実施形態の電動発電機1Bについて説明する。
また、位相差(ずれ角)Δγの好ましい範囲は次のとおりである。
電動発電機1Bにおいても、起動が容易であり、全体のディテントトルクが低減され、効率が向上する。
〔第3の実施形態〕
次に、第3の実施形態の電動発電機1Cについて説明する。
〔第4の実施形態〕
次に、第4の実施形態の電動発電機1Dについて説明する。
〔制御などに関して〕
次に、電動発電機1,1B,1C,1Dの制御について説明する。
11 回転軸
12 固定子
13 回転子
16 固定子
17,17B,17C,17D 回転子
21 フレーム
31 鉄心
32 捲線
41 永久磁石
51 永久磁石
M1 電動機
G1,G1B,G1C,G1D 発電機
γ1 位相角(第1の位相角)
γ2 位相角(第2の位相角)
Δγ 位相差(ずれ角)
θ2 オン角度
LU 磁極線
LT 中心線
Claims (13)
- 捲線を備えた複数の鉄心が円周方向に沿って等間隔で配置された固定子と、複数の永久磁石が円周方向に沿って等間隔で配置され前記固定子と対向した状態で回転する回転子と、を備えた磁力回転装置であって、
それぞれの前記永久磁石は、所定の中心角を隔てた位置にそれぞれ頂点を有しかつ2つの前記頂点からそれぞれ円周の接線方向に対し互いに逆となるように傾斜角を有して拡がって前記鉄心と対向可能なN極またはS極の磁極を持つ2つの磁極面を有し、
それぞれの前記永久磁石は、円周方向に隣り合う前記永久磁石において対向する前記磁極面の磁極の極性が互いに異なるように配置されてなる、
ことを特徴とする磁力回転装置。 - それぞれの前記永久磁石は、
軸方向から見た形状が矩形である2つの矩形部分と、前記2つの矩形部分の対向する面の間に配置された台形部分とが一体となった形状である、
請求項1記載の磁力回転装置。 - それぞれの前記永久磁石は、
軸方向から見た形状が矩形である2つの永久磁石部材と、
前記2つの永久磁石部材の対向する磁極面の間に配置されてそれらの前記磁極面を磁気的に接続する磁性材料からなるつなぎ鉄心と、を有して構成される、
請求項1記載の磁力回転装置。 - 前記固定子において、12個の前記鉄心が円周上に配置されており、
前記回転子において、4個の前記永久磁石が円周上に配置されており、前記所定の中心角は45度である、
請求項1ないし3のいずれかに記載の磁力回転装置。 - 前記捲線に流れる電流を制御するための制御装置が設けられており、
前記制御装置は、
前記永久磁石の回転方向おける後方の前記磁極面に対して反発するように、かつ前記永久磁石の回転方向おける前方の前記磁極面に対して吸引するように、各前記鉄心の捲線に流れる電流をオンオフするスイッチング部を備える、
請求項1ないし4のいずれかに記載の磁力回転装置。 - 前記制御装置は、
前記永久磁石の回転方向おける後方の頂点が前記鉄心の中心にきたときに前記スイッチング部がオンするように制御し、その後に当該頂点が27.5度回転するまでに前記スイッチング部がオフするように制御するタイミング制御部を備える、
請求項5記載の磁力回転装置。 - 電動機および発電機を備えそれらの回転軸が共通に設けられた電動発電機であって、
前記電動機および前記発電機は、それぞれ、
捲線を備えた複数の鉄心が円周方向に沿って等間隔で配置された固定子と、
複数の永久磁石が円周方向に沿って等間隔で配置され前記固定子と対向した状態で前記回転軸とともに回転する回転子と、を備え、
複数の前記鉄心の円周方向の配置における角度間隔が、前記電動機と前記発電機とで同じであり、
前記電動機の前記回転子において、それぞれの前記永久磁石は、所定の中心角を隔てた位置にそれぞれ頂点を有しかつ2つの前記頂点からそれぞれ円周の接線方向に対し互いに逆となるように傾斜角を有して拡がって前記鉄心と対向可能なN極またはS極の磁極を持つ2つの磁極面を有し、それぞれの前記永久磁石は、円周方向に隣り合う前記永久磁石において対向する前記磁極面の磁極の極性が互いに異なるように配置されており、
前記発電機の前記回転子において、それぞれの前記永久磁石は、軸方向から見た形状が矩形であり、その一辺が前記鉄心と対向する対向面を形成するように円周の接線方向に沿って配置されてなる、
ことを特徴とする電動発電機。 - 前記発電機のそれぞれの前記永久磁石は、前記対向面および前記対向面とは反対側の面がN極またはS極の磁極が形成された磁極面となっており、かつ、前記対向面に形成された磁極の極性が互いに同じとなっている、
請求項7記載の電動発電機。 - 前記電動機の回転子に含まれる前記永久磁石の回転方向おける後方の頂点の当該電動機の固定子に含まれる前記鉄心に対する位相角である第1の位相角と、前記発電機の回転子に含まれる前記永久磁石の中心線の当該発電機の固定子に含まれる前記鉄心に対する位相角である第2の位相角とが、互いにずれた状態で、前記電動機の回転子と前記発電機の回転子とが一体的に回転するように連結されている、
請求項8記載の電動発電機。 - 前記電動機および前記発電機のそれぞれの前記固定子において、12個の前記鉄心が円周上に配置されており、
前記電動機の前記回転子において、4個の前記永久磁石が円周上に配置され、前記所定の中心角は45度であり、
前記発電機の前記回転子において、8個または4個の前記永久磁石が円周上に配置されており、 前記第1の位相角と前記第2の位相角とのずれ角Δγは、7.5〜22.5度の範囲である、
請求項9記載の電動発電機。 - 電動機および発電機を備えそれらの回転軸が共通に設けられた電動発電機であって、
前記電動機および前記発電機は、それぞれ、
捲線を備えた複数の鉄心が円周方向に沿って等間隔で配置された固定子と、
複数の永久磁石が円周方向に沿って等間隔で配置され前記固定子と対向した状態で前記回転軸とともに回転する回転子と、を備え、
複数の前記鉄心の円周方向の配置における角度間隔が、前記電動機と前記発電機とで同じであり、
前記電動機の前記回転子において、それぞれの前記永久磁石は、所定の中心角を隔てた位置にそれぞれ頂点を有しかつ2つの前記頂点からそれぞれ円周の接線方向に対し互いに逆となるように傾斜角を有して拡がって前記鉄心と対向可能なN極またはS極の磁極を持つ2つの磁極面を有し、それぞれの前記永久磁石は、円周方向に隣り合う前記永久磁石において対向する前記磁極面の磁極の極性が互いに異なるように配置されており、
前記発電機の前記回転子において、それぞれの前記永久磁石は、所定の中心角を隔てた位置にそれぞれ頂点を有しかつ2つの前記頂点からそれぞれ円周の接線方向に対し互いに逆となるように傾斜角を有して拡がって前記鉄心と対向可能なN極またはS極の磁極を持つ2つの磁極面を有し、それぞれの前記永久磁石は、円周方向に隣り合う前記永久磁石において対向する前記磁極面の磁極の極性が互いに異なるように配置されており、
前記電動機の回転子の前記永久磁石の当該電動機の固定子に含まれる前記鉄心に対する位相角である第1の位相角と、前記発電機の回転子の永久磁石の当該発電機の固定子に含まれる前記鉄心に対する位相角である第2の位相角とが、互いにずれた状態で、前記電動機の回転子と前記発電機の回転子とが一体的に回転するように連結されている、
ことを特徴とする電動発電機。 - 前記電動機および前記発電機のそれぞれの前記固定子において、12個の前記鉄心が円周上に配置されており、
前記電動機および前記発電機のそれぞれの前記回転子において、4個の前記永久磁石が円周上に配置されており、
前記第1の位相角と前記第2の位相角とのずれ角Δγは、45度である、
請求項11記載の電動発電機。 - 前記電動機における前記捲線に流れる電流を制御するための制御装置が設けられており、
前記制御装置は、
前記永久磁石の回転方向おける後方の前記磁極面に対して反発するように、かつ前記永久磁石の回転方向おける前方の前記磁極面に対して吸引するように、各前記鉄心の捲線に流れる電流をオンオフするスイッチング部を備える、
請求項7ないし12のいずれかに記載の電動発電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013216681A JP2015080351A (ja) | 2013-10-17 | 2013-10-17 | 磁力回転装置および電動発電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013216681A JP2015080351A (ja) | 2013-10-17 | 2013-10-17 | 磁力回転装置および電動発電機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015080351A true JP2015080351A (ja) | 2015-04-23 |
Family
ID=53011322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013216681A Pending JP2015080351A (ja) | 2013-10-17 | 2013-10-17 | 磁力回転装置および電動発電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015080351A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017143687A (ja) * | 2016-02-12 | 2017-08-17 | 株式会社 成田 | 磁力回転装置 |
JP7042536B1 (ja) | 2021-06-25 | 2022-03-28 | 株式会社アプライド・エナジー・ラボラトリー | 回転電機 |
-
2013
- 2013-10-17 JP JP2013216681A patent/JP2015080351A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017143687A (ja) * | 2016-02-12 | 2017-08-17 | 株式会社 成田 | 磁力回転装置 |
JP7042536B1 (ja) | 2021-06-25 | 2022-03-28 | 株式会社アプライド・エナジー・ラボラトリー | 回転電機 |
JP2023003914A (ja) * | 2021-06-25 | 2023-01-17 | 株式会社アプライド・エナジー・ラボラトリー | 回転電機 |
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