JP2015080174A - 発信機、測位システム、ユーザ端末、通信制御方法、通信制御プログラム、測位方法および測位プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本願に係る発信機は、移動体に設置された発信機であって、発信機を識別する識別情報を地点ごとに対応付けて記憶する記憶手段と、移動体の地点情報を取得する取得手段と、記憶手段を参照して地点情報に基づいて地点を決定し、決定された地点に対応付けられた識別情報をユーザ端末が位置情報を取得するための報知情報として発信する通信手段とを備える。
【選択図】図1
Description
まず、図1を用いて、実施形態に係る測位処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る測位処理の一例を示す説明図である。図1の例では、地下を走行する列車に、発信機である無線LANのアクセスポイント50が設置されている。アクセスポイント50は、アクセスポイント50を識別する識別情報であるMACアドレスを含むビーコン(報知情報)を定期的に送信している。アクセスポイント50は、列車の情報処理装置から地点情報を取得する。アクセスポイント50は、列車が地点Aに差しかかると、「地点A」を内容とする地点情報を取得して、当該地点情報に基づいて地点「A」を選択し、当該地点に対応付けられたMACアドレス「MAC−A」を通信手段に設定する(ステップS1)。
次に、図2を用いて、実施形態に係る測位システム1について説明する。図2は、実施形態に係る測位システムの構成の一例を示す図である。図2に示すように、測位システム1には、ユーザ端末10と、列車情報処理装置40と、アクセスポイント50と、位置情報サーバ100と、基地局150とが含まれる。ユーザ端末10と位置情報サーバ100は、基地局150とネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。また、列車情報処理装置40とアクセスポイント50は、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図示はしないが、ユーザ端末10と位置情報サーバ100は、基地局150とは独立した別個の基地局を介してネットワークNを経て接続されてもよい。また、図2では、測位システム1に、ユーザ端末10およびアクセスポイント50が各1台ずつ含まれ、2台の基地局150が含まれる例を示したが、測位システム1には、さらに多くのユーザ端末10、アクセスポイント50および基地局150が含まれてもよい。
続いて、ユーザ端末10の構成について説明する。ユーザ端末10は、ユーザによって利用される情報処理装置であり、例えば、携帯電話機(例えば、スマートフォン)やPDA(Personal Digital Assistant)等に該当する。図2に示すように、ユーザ端末10は、通信部11と、表示部12と、入力部13と、GPS部14と、記憶部20と、制御部30とを有する。
通信部11は、基地局150に接続され、ネットワークNを介して、位置情報サーバ100との間で情報の送受信を行う。かかる通信部11は、基地局150との接続を無線により行う。通信部11は、無線として無線LANおよび携帯電話回線等を用いることができる。また、通信部11は、無線LANのアクセスポイント50が送信するビーコンを受信する。通信部11は、ビーコンを受信すると、ビーコンに含まれるMACアドレスを制御部30に出力する。なお、アクセスポイント50のMACアドレスは、BSSID(Basic Service Set Identifier)がアクセスポイント50のMACアドレスに基づいて生成されている場合には、MACアドレスの代わりにBSSIDを用いてもよい。
表示部12は、各種情報を表示するための表示デバイスである。例えば、表示部12は、液晶ディスプレイ等によって実現される。入力部13は、ユーザから各種操作を受け付ける入力デバイスである。例えば、入力部13は、カーソルキーやテンキー等によって実現される。なお、ユーザ端末10にタッチパネルが採用されている場合には、表示部12および入力部13は一体化される。
GPS部14は、GPSの信号を受信する。GPS部14は、測位部31から測位を要求されると測位を行なって、測位結果をWGS(World Geodetic System)84等の測地系に基づいた位置情報として出力する。なお、GPS部14は、衛星測位システムとして、GPSの他に、GLONASS(Global Navigation Satellite System)、ガリレオ、および、コンパス等の全地球航法衛星システムの信号を受信して測位を行ってもよい。また、GPS部14は、衛星測位システムとして、準天頂衛星システム、インド地域航法衛星システム、DORIS(Doppler Orbitography and Radio-positioning Integrated by Satellite)、および、北斗等の地域航法衛星システムの信号を受信してもよい。
記憶部20は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部20は、制御部30での処理に用いる情報を記憶する。
制御部30は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部30は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
測位部31は、ユーザ端末10の位置を測位する。測位部31は、GPS部14に対して測位を要求する。測位部31は、GPS部14でGPS信号が受信できて位置情報が取得できた場合には、取得した位置情報を、例えば、アプリ部32の地図アプリ32aに出力し、地図アプリ32aによって当該位置情報が地図上に表示される。
アプリ部32は、各種アプリ、つまりアプリケーションソフトを実行する。アプリ部32は、例えば、地図を表示する地図アプリ32a、ユーザのナビゲーションを行なうナビアプリ32b等が挙げられる。アプリ部32は、測位部31から位置情報が入力されると、位置情報を用いる各種アプリは、位置情報に基づいて各種処理を実行する。
続いて、列車情報処理装置40の構成について説明する。列車情報処理装置40は、例えば、ATS(Automatic Train Stop)、ATC(Automatic Train Control)およびTIMS(Train Information Management System)等の列車の運転制御情報を管理する情報処理装置であり、アクセスポイント50と有線または無線により通信可能に接続される。列車情報処理装置40は、例えば、列車が始発駅または停車駅から走行した距離を地点情報としてアクセスポイント50に送信する。
次に、アクセスポイント50の構成について説明する。アクセスポイント50は、列車情報処理装置40から受信して取得した地点情報に基づいて、地点情報に応じたMACアドレスを含むビーコンを送信する無線LANのアクセスポイントである。つまり、アクセスポイント50は、発信機である。図2に示すように、アクセスポイント50は、第1通信部60と、第2通信部61と、記憶部70と、制御部80とを有する。
第1通信部60は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。かかる第1通信部60は、列車情報処理装置40との間で情報の送受信を行う。具体的には、第1通信部60は、列車情報処理装置40から地点情報を受信する。
第2通信部61は、例えば、無線LANモジュール等によって実現される。かかる第2通信部61は、地点情報に応じたMACアドレスを含むビーコンを送信する。第2通信部61は、識別情報であるMACアドレスが変更可能であり、後述する設定部82によってMACアドレスが設定される。また、第2通信部61は、ユーザ端末10と接続され、ユーザ端末10との間で情報の送受信を行う。
記憶部70は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部70は、MACアドレス記憶部71を有する。また、記憶部70は、制御部80で実行されるOS(Operating System)や各種プログラム、各種データを記憶する。
MACアドレス記憶部71は、地点情報の内容である地点、および、地点と対応するMACアドレス等を格納する。図3は、実施形態に係るMACアドレス記憶部の一例を示す図である。図3に示すように、MACアドレス記憶部71は、「選択」、「地点情報の範囲」、「地点」、「MACアドレス」といった項目を有する。
図2の説明に戻って、制御部80は、例えば、CPUやMPU等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部80は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
取得部81は、第1通信部60を介して列車情報処理装置40から地点情報を取得する。つまり、取得部81は、移動体である列車の地点情報を取得する。取得部81は、例えば、列車情報処理装置40が所定の距離または時間ごとに地点情報を出力する場合には、地点情報の出力タイミングに合わせて地点情報を取得する。取得部81は、例えば、1秒ごとに地点情報を取得できる。取得部81は、取得した地点情報を設定部82に出力する。
設定部82は、取得部81から地点情報が入力されると、MACアドレス記憶部71を参照し、地点情報に基づいて地点を決定し選択する。設定部82は、例えば、図3の例では、地点情報が300mであったとすると、MACアドレス記憶部71の地点情報の範囲から地点Aと決定し選択する。設定部82は、選択された地点に対応するMACアドレスを第2通信部61に設定する。設定部82は、例えば、選択された地点が地点Aであるとすると、第2通信部61にMACアドレス「00−B5−3F−B2−18−6C」を設定する。また、設定部82は、MACアドレス記憶部71の選択された地点に対応する「選択」項目を「1」とし、非選択の地点に対応する「選択」項目を「0」とする。
次に、位置情報サーバ100の構成について説明する。位置情報サーバ100は、後述する位置情報データベース(以下、位置情報DBという)121を参照して、ユーザ端末10から受信したアクセスポイント50のMACアドレスに対応する位置情報を検索するサーバ装置である。図2に示すように、位置情報サーバ100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、位置情報サーバ100は、位置情報サーバ100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。かかる通信部110は、ネットワークNおよび基地局150を介して、ユーザ端末10との間で情報の送受信を行う。
記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部120は、位置情報DB121を有する。また、記憶部120は、制御部130で実行されるOSや各種プログラム、各種データを記憶する。
位置情報DB121は、事前に収集あるいは設定されたMACアドレス、および、MACアドレスと対応する位置情報等を格納する。図4は、実施形態に係る位置情報データベースの一例を示す図である。図4に示すように、位置情報DB121は、「MACアドレス」、「緯度」、「経度」といった項目を有する。
図2の説明に戻って、制御部130は、例えば、CPUやMPU等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
検索部131は、ユーザ端末10から基地局150およびネットワークNを介して、アクセスポイント50のMACアドレスが入力されると、当該MACアドレスを検索キーとして位置情報DB121を検索する。検索部131は、検索結果として、当該MACアドレスに対応する位置情報を取得する。検索部131は、当該MACアドレスに対応する位置情報をネットワークNおよび基地局150を介して、ユーザ端末10に送信する。
次に、基地局150の構成について説明する。基地局150は、例えば、携帯電話回線の無線基地局であり、ユーザ端末10と無線で接続し、ネットワークNを介して位置情報サーバ100と接続する。基地局150は、例えば、3G(3rd Generation;第3世代移動通信システム)、LTE(Long Term Evolution)、および、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等の規格に基づいたものである。また、基地局150は、例えば、無線LANの無線基地局とすることもできる。この場合には、基地局150は、例えば、IEEE802.11a/b/g/n等の規格に基づいたものである。このとき、アクセスポイント50の無線LANとは異なるバンドまたはチャネルを用いることで、通信の衝突を回避してスループットを向上させることができる。例えば、アクセスポイント50が2.4GHz帯の1chでビーコンを送信しているとすれば、ユーザ端末10と基地局150との通信には、2.4GHz帯の9chを用いるようにすることができる。
次に、実施形態に係る測位システム1による測位処理について説明する。図5は、実施形態に係る測位システムの測位処理の一例を示すシーケンス図である。
上述の実施形態では、アクセスポイント50の無線LANのビーコンを送信する第2通信部61を1つ設け、第2通信部61の識別情報であるMACアドレスを地点情報に応じて設定したが、無線LANの通信部を複数設け、それぞれ異なるMACアドレスを含むビーコンを送信することもできる。このような実施形態の測位処理を、図6および図7を用いて説明する。図6は、実施形態に係るアクセスポイントの構成の他の一例を示す図である。図7は、実施形態に係る測位処理の他の一例を示す説明図である。図6に示すアクセスポイント250は、アクセスポイント50に対して第3通信部62が追加され、設定部82に代えて設定部83を設け、MACアドレス記憶部71に代えてMACアドレス記憶部72を設けたものである。その他の構成は、上述の実施形態と同様であるので、同一の番号を付してその説明を省略する。
また、上述の実施形態では、位置情報サーバを1つとして説明したが、これに限定されない。例えば、ユーザ端末10は、複数の位置情報サーバに対して優先順位をつけて順番に問い合わせるようにしてもよい。図8は、実施形態に係る測位処理の他の一例を示す説明図である。図8に示すように、本実施形態に係る測位システムは、位置情報サーバ100に加えて、優先順位の高い優先位置情報サーバ200を設ける。ユーザ端末10は、優先位置情報サーバ200を使用する場合には、例えば、地図アプリ32aの画面上に表示されている優先ボタン16をタップして選択する。ユーザ端末10は、測位処理を実行するときに、取得したMACアドレスを、まず、優先位置情報サーバ200に送信して位置情報データベース221から位置情報の取得を試みる。ユーザ端末10は、優先位置情報サーバ200から位置情報を取得できない場合に、位置情報サーバ100に取得したMACアドレスを送信して位置情報データベース121から位置情報を取得する。なお、ユーザ端末10は、識別情報であるMACアドレスに応じて、優先位置情報サーバ200を使用するか否かを決定する決定手段を設けてもよい。さらに、優先位置情報サーバ200は、位置情報だけでなく、当該位置情報付近の店舗情報、クーポン等を合わせてユーザ端末10に送信できる。これにより、地下を走行する列車の中等であっても、ユーザ端末10のユーザに、より有益な情報をきめ細かに提供することができる。
このように、アクセスポイント50は、移動体に設置された発信機であって、発信機を識別する識別情報を地点ごとに対応付けて記憶手段に記憶し、移動体の地点情報を取得し、記憶手段を参照して地点情報に基づいて地点を決定し、決定された地点に対応付けられた識別情報をユーザ端末10が位置情報を取得するための報知情報として発信する。これにより、発信機であるアクセスポイント50は、移動体の位置に応じた識別情報を提供することができる。
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
10 ユーザ端末
11 通信部
12 表示部
13 入力部
14 GPS部
20 記憶部
30 制御部
31 測位部
40 列車情報処理装置
50,250 アクセスポイント
60 第1通信部
61 第2通信部
62 第3通信部
70 記憶部
71,72 MACアドレス記憶部
80 制御部
81 取得部
82,83 設定部
100 位置情報サーバ
110 通信部
120 記憶部
121 位置情報データベース
130 制御部
131 検索部
150 基地局
200 優先位置情報サーバ
221 位置情報データベース
N ネットワーク
Claims (12)
- 移動体に設置された発信機であって、
前記発信機を識別する識別情報を地点ごとに対応付けて記憶する記憶手段と、
前記移動体の地点情報を取得する取得手段と、
前記記憶手段を参照して前記地点情報に基づいて前記地点を決定し、決定された地点に対応付けられた前記識別情報をユーザ端末が位置情報を取得するための報知情報として発信する通信手段と
を備えることを特徴とする発信機。 - 前記通信手段は、前記識別情報が設定可能な送受信部として、複数の送受信部を有し、前記地点として、前記地点情報の位置に隣接する複数の地点を決定し、決定された複数の地点に対応付けられた前記各識別情報を前記各送受信部にそれぞれ設定し、前記地点情報の位置に応じて、前記識別情報が設定された前記各送受信部の出力を調整することを特徴とする請求項1に記載の発信機。
- 前記取得手段は、前記地点情報として、発信機が設置された移動体の航路に基づいた地点情報を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の発信機。
- 前記取得手段は、前記地点情報として、前記移動体が地下を走行する列車であり、前記列車の運転制御情報に基づいた地点情報を取得することを特徴とする請求項3に記載の発信機。
- 移動体に設置された発信機と、ユーザ端末と、位置情報サーバとを備える測位システムであって、
前記発信機は、
前記発信機を識別する識別情報を地点ごとに対応付けて記憶する記憶手段と、
前記移動体の地点情報を取得する取得手段と、
前記記憶手段を参照して前記地点情報に基づいて前記地点を決定し、決定された地点に対応付けられた前記識別情報をユーザ端末が位置情報を取得するための報知情報として発信する通信手段と、を備え、
前記ユーザ端末は、
前記発信機および前記位置情報サーバと通信を行なう通信手段と、
前記発信機から受信した前記報知情報から前記識別情報を取得して前記位置情報サーバに送信し、前記位置情報サーバから前記識別情報に対応する前記位置情報を取得して測位する測位手段と、を備え、
前記位置情報サーバは、
前記識別情報と前記位置情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記ユーザ端末から前記識別情報を受信し、検索結果である前記位置情報を送信する通信手段と、
受信された前記識別情報に対応する前記位置情報を検索する検索手段と
を備えることを特徴とする測位システム。 - 前記測位システムは、さらに、優先位置情報サーバを備え、
前記優先位置情報サーバは、
前記識別情報と前記位置情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記ユーザ端末から前記識別情報を受信し、検索結果である前記位置情報を送信する通信手段と、
受信された前記識別情報に対応する前記位置情報を検索する検索手段と、を備え、
前記ユーザ端末の通信手段は、さらに、前記優先位置情報サーバと通信し、
前記ユーザ端末の測位手段は、前記優先位置情報サーバに前記識別情報を送信して前記優先位置情報サーバから前記識別情報に対応する前記位置情報を取得し、前記優先位置情報サーバから前記位置情報が取得できない場合に、前記位置情報サーバに対して前記識別情報を送信して前記位置情報サーバから前記識別情報に対応する前記位置情報を取得して測位することを特徴とする請求項5に記載の測位システム。 - 発信機、優先位置情報サーバおよび位置情報サーバと通信を行なう通信手段と、
前記発信機から受信した前記発信機の報知情報から識別情報を取得して前記優先位置情報サーバに送信し、前記優先位置情報サーバから前記識別情報に対応する位置情報を取得して測位する第1の測位手段と、
前記優先位置情報サーバから前記位置情報が取得できない場合に、前記位置情報サーバに対して前記識別情報を送信して前記位置情報サーバから前記識別情報に対応する前記位置情報を取得して測位する第2の測位手段と
を備えることを特徴とするユーザ端末。 - さらに、前記識別情報に応じて前記第1の測位手段および前記第2の測位手段のいずれの測位手段を用いて位置情報を取得するかを決定する決定手段を備えることを特徴とする請求項7に記載のユーザ端末。
- 移動体に設置された発信機が、
前記発信機を識別する識別情報を地点ごとに対応付けて記憶手段に記憶する記憶工程と、
前記移動体の地点情報を取得する取得工程と、
前記記憶手段を参照して前記地点情報に基づいて前記地点を決定し、決定された地点に対応付けられた前記識別情報をユーザ端末が位置情報を取得するための報知情報として発信する通信工程と
を実行することを特徴とする通信制御方法。 - 移動体に設置された発信機に、
前記発信機を識別する識別情報を地点ごとに対応付けて記憶手段に記憶する記憶工程と、
前記移動体の地点情報を取得する取得工程と、
前記記憶手段を参照して前記地点情報に基づいて前記地点を決定し、決定された地点に対応付けられた前記識別情報をユーザ端末が位置情報を取得するための報知情報として発信する通信工程と
を実行させることを特徴とする通信制御プログラム。 - ユーザ端末が、
発信機、優先位置情報サーバおよび位置情報サーバと通信を行なう通信工程と、
前記発信機から受信した前記発信機の報知情報から識別情報を取得して前記優先位置情報サーバに送信し、前記優先位置情報サーバから前記識別情報に対応する位置情報を取得して測位する第1の測位工程と、
前記優先位置情報サーバから前記位置情報が取得できない場合に、前記位置情報サーバに対して前記識別情報を送信して前記位置情報サーバから前記識別情報に対応する前記位置情報を取得して測位する第2の測位工程と
を実行することを特徴とする測位方法。 - ユーザ端末に、
発信機、優先位置情報サーバおよび位置情報サーバと通信を行なう通信手順と、
前記発信機から受信した前記発信機の報知情報から識別情報を取得して前記優先位置情報サーバに送信し、前記優先位置情報サーバから前記識別情報に対応する位置情報を取得して測位する第1の測位手順と、
前記優先位置情報サーバから前記位置情報が取得できない場合に、前記位置情報サーバに対して前記識別情報を送信して前記位置情報サーバから前記識別情報に対応する前記位置情報を取得して測位する第2の測位手順と
を実行させることを特徴とする測位プログラム。
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