JP2015078943A - 指針位置修正方法、指針位置修正システム及び指針式表示装置 - Google Patents

指針位置修正方法、指針位置修正システム及び指針式表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】指針式表示装置を大型化したり内部構造を複雑化したりせずに、容易に指針位置のずれを検出して修正することが出来る指針位置修正方法、指針位置修正システム及び指針式表示装置を提供する。【解決手段】表示板に対して回動自在に設けられた指針の位置ずれを検出して修正する指針位置修正方法であって、指針による所定の表示状態を撮影する撮影ステップ、撮影された画像から表示板及び指針を検出し、指針の表示板に対する位置を同定する指針位置同定ステップ、指針の動作制御に基づいて計数されたこの指針の制御位置を同定された指針の位置に基づいて修正するデータ修正ステップ、を含む。【選択図】図4

Description

この発明は、指針式表示装置の指針位置修正方法、指針位置修正システム、及び指針式表示装置に関する。
ステッピングモータを用いて電気的に指針を移動させて当該指針により指示される位置に応じた情報の表示を行う指針式表示装置がある。この指針式表示装置では、所定の電圧パルスを印加して電流を流すことで生じる誘導磁場によりステッピングモータのロータを回転させて、歯車及び当該歯車に取り付けられた指針を回転させる。従って、外部磁場がかかっているような場所では、ステッピングモータが意図通りに回転せずに指針が空回りする場合がある。また、指針式表示装置に衝撃が加わって大きな加速度が生じた場合に、意図せずに指針位置が移動してしまう場合がある。
従来、このような指針式表示装置では、指針の位置を移動させる制御動作に基づいてあるべき指針位置情報を保持し、所定の間隔で検出される実際の指針位置と比較することで、指針に位置ずれが生じているか否かを判別して、当該ずれ分の指針位置を補正している。特許文献1には、指針と連動して回転する回転円盤に設けられたスリットをフォトインタラプタによって検出し、当該検出位置に対応する位置データと指針位置情報とを比較して、指針位置の正否を検出する技術が開示されている。
一方、本願に関連する技術として、特許文献2には、文字盤に複数の標識を設ける場合に、当該文字盤を所定の向きで配置して撮影し、当該撮影データに基づいてこれらの標識の位置を同定して記憶させることで、文字盤のデザインの差異に依らず容易且つ正確に標識の位置を設定登録して、動作状態や数値などに応じて指針を適切な標識位置に移動させることが出来るようにする技術が開示されている。
特開平10−300869号公報 特開2010−112914号公報
しかしながら、従来の技術では、小型の指針式表示装置に指針の位置を検出するデバイスを設けると、指針式表示装置の大型化や内部構造の複雑化に繋がるという課題がある。
この発明の目的は、指針式表示装置を大型化したり内部構造を複雑化したりせずに、容易に指針位置のずれを検出して修正することが出来る指針位置修正方法、指針位置修正システム及び指針式表示装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、
表示板に対して回動自在に設けられた指針の位置ずれを検出して修正する指針位置修正方法であって、
前記指針による所定の表示状態を撮影する撮影ステップ、
前記撮影された画像から前記表示板及び前記指針を検出し、前記指針の前記表示板に対する位置を同定する指針位置同定ステップ、
前記指針の動作制御に基づいて計数された当該指針の制御位置を前記同定された指針の位置に基づいて修正するデータ修正ステップ
を含むことを特徴としている。
本発明に従うと、指針式表示装置を大型化したり内部構造を複雑化したりせずに、指針式表示装置における指針位置のずれを容易に検出して修正することが出来るという効果がある。
本発明の実施形態の指針位置修正システムの全体構成を示す図である。 電子時計の内部構成を示すブロック図である。 スマートフォンの内部構成を示すブロック図である。 第1実施形態の指針位置修正システムにおける電子時計及びスマートフォンの動作及びデータのやり取りの流れを説明するシーケンス図である。 電子時計で指針を検出するための特定位置の例を示す図である。 第1実施形態のスマートフォンで実行されるずれ補正処理の制御手順を示すフローチャートである。 第1実施形態の電子時計において実行されるずれ補正処理の制御手順を示すフローチャートである。 第2実施形態の指針位置修正システムにおける電子時計及びスマートフォンの動作及びデータのやり取りの流れを説明するシーケンス図である。 第2実施形態のスマートフォンで実行されるずれ補正処理の制御手順を示すフローチャートである。 指針検出処理の制御手順を示すフローチャートである。 第2実施形態の電子時計で実行されるずれ補正処理の制御手順を示すフローチャートである。 指針位置変更処理の制御手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
先ず、第1実施形態の指針位置修正システムについて説明する。
図1は、本実施形態の指針位置修正システム1の全体構成を説明する図である。
この指針位置修正システム1は、指針式表示装置としての電子時計40と、撮影装置及び外部機器としてのスマートフォン10とを含む。電子時計40とスマートフォン10との間では、Bluetooth(登録商標)による無線通信を行うことが出来る。
図2は、電子時計40の内部構成を示すブロック図である。
この電子時計40は、指針を用いたアナログ表示部60(表示手段、図5参照)とデジタル表示画面を用いたデジタル表示部45とが併せて設けられた表示面を有し、バンドでユーザの腕に装着可能な腕時計型のものである。電子時計40は、CPU(Central Processing Unit)41(制御手段)と、ROM(Read Only Memory)42と、RAM(Random Access Memory)43と、計時回路44と、デジタル表示部45及びその表示ドライバ46と、操作部47と、モータ駆動回路48と、Bluetoothモジュール54及びそのアンテナAN4と、UART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)55と、秒針61及びこれを回転動作させるステッピングモータ51と、分針62a及び時針62b、並びにこれらを回転動作させるステッピングモータ52と、日車63及びこれを回転動作させるステッピングモータ53と、バス49などを備えている。
CPU41は、種々の演算処理を行い、電子時計40の全体動作を統括制御する。CPU41は、ROM42から電子時計40の動作に係る各種プログラムを読み出して実行する。
ROM42には、電子時計40の動作に係る各種制御プログラム及び初期設定データが格納されている。この制御プログラムの中には、指針の位置ずれを補正するためのずれ補正プログラム421が含まれている。
RAM43は、CPU41に作業用のメモリ空間を提供し、また、一時データを記憶する。RAM43の記憶する一時データには、指針の制御動作に基づく現在の指針位置(制御位置)を記憶する指針位置記憶部431が含まれている。
計時回路44は、図示略の発振回路から入力された所定の周波数信号を計数して初期時刻データに加算することにより現在時刻を保持するカウンタである。或いは、CPU41やRTC(Real Time Clock)の制御によりソフトウェア的に計数された現在時刻が計時回路44に記憶される構成であっても良い。
デジタル表示部45は、表示画面、例えば、LCD(液晶ディスプレイ)を備え、表示ドライバ46からの駆動信号に応じて電子時計40の動作モードや各種設定メニューの表示を行う。このデジタル表示部45の表示画面は、特には限られないが、ドットマトリクス形式での表示が可能となっており、文字盤64(表示板)の一部を占めるように設けられている。表示ドライバ46は、このデジタル表示部45のLCDを駆動する液晶ドライバである。表示画面がその他の方式によるものである場合には、表示ドライバ46は、その方式に応じたドライバが選択されて備えられる。
操作部47は、外部からの入力を受け付ける機構、例えば、押しボタンスイッチやりゅうずを有し、ユーザによる入力操作に応じた電気信号を発生させて入力信号としてCPU41に出力する。
モータ駆動回路48は、CPU41からの制御信号に基づいて、秒針61、分針62a、時針62b、及び日車63(以下、まとめて指針61〜63とも記す)を回転動作させるための駆動信号をステッピングモータ51〜53に適切なタイミング、長さ及び電圧で出力する。
ステッピングモータ51〜53は、モータ駆動回路48からの駆動信号に応じて所定の角度(例えば、180度)ずつ回転駆動され、それぞれ、指針61〜63が接合された歯車を所定角度ずつ回転させる。ここでは、ステッピングモータ51〜53は、例えば、秒針61を6度、分針62aを1度、日車63を360/(31×170)度ずつ回転させる。
本実施形態の電子時計40では、分針62a及び時針62b(連動指針)は、時針62bが分針62aの回転速度に対して1/12の比で連動して回転する。時針62b、分針62a及び秒針61は、特には限られないが、何れも文字盤64の略中央の同一位置を回転軸とする回転動作を行うように配置されている。また、日車63は、これら秒針61などと同一の回転軸の周りを回転し、文字盤64の3時方向に設けられた小窓64aから1日分の日付が選択的に露出可能に配置されている。
Bluetoothモジュール54は、アンテナAN4を介してスマートフォン10などの外部機器との間でBluetooth通信を行うための制御モジュールである。CPU41から送られた送信データは、UART55でシリアル/パラレル変換などの処理が行われて、Bluetoothモジュール54から外部機器に送信される。また、アンテナAN4及びBluetoothモジュール54により受信された受信データは、UART55でシリアル/パラレル変換などの処理が行われて、CPU41へ出力される。
Bluetoothモジュール54及びアンテナAN4により通信手段が構成される。
本実施形態のCPU41や各部は、図示略の電源部から供給される電力により駆動される。この電源部のバッテリとしては、小型軽量であり、且つ、長期間に亘り安定的に電力供給の可能なものが望ましく、例えば、小型円盤状のボタン型一次電池が用いられる。或いは、バッテリには、ソーラー発電部と二次電池とを組み合わせたものが用いられ、又は、一次電池と併用されても良い。
図3は、スマートフォン10の内部構成を示すブロック図である。
スマートフォン10は、CPU11(指針位置同定手段)と、ROM12と、RAM13と、記憶部14と、内蔵時計15と、操作部16と、表示部17及びそのドライバ18と、スピーカ19と、マイク20と、コーデック21と、RF送受信回路22と、RF通信電波の送受信用のアンテナAN11と、通信回路23と、Bluetoothモジュール24と、UART25と、Bluetooth通信電波の送受信用のアンテナAN12と、振動モータ26及びそのドライバ27と、カメラ28(撮影手段)及びそのドライバ29と、バス30などを備えている。
CPU11は、各種演算処理を行い、スマートフォン10の全体動作の統括制御を行う。また、CPU11は、ずれ補正プログラム141により、カメラ28によって撮影された電子時計40の表示面の画像データから画像認識により指針61〜63の位置を同定し、電子時計40とデータを送受信しながら電子時計40の指針位置のずれを補正するための処理を行う。
ROM12は、CPU11が実行する種々のプログラムや初期設定データを格納する。なお、ROM12は、書き換え可能な不揮発性メモリであっても良い。
RAM13は、CPU11に作業用のメモリ空間を提供し、作業用の一時データを記憶する揮発性メモリである。
記憶部14は、読み書き可能な不揮発性のメモリであり、例えば、フラッシュメモリやEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)である。この記憶部14には、ずれ補正プログラム141が記憶されている。CPU11は、このずれ補正プログラム141を読み出して実行して、電子時計40のずれ補正プログラム141と並列に動作させることで電子時計40の指針位置のずれを検出し、また、このずれを補正する。
内蔵時計15は、現在時刻を計数して保持するカウンタである。スマートフォン10では、この現在時刻が読み出されて、表示部17に表示される。また、当該現在時刻データと各種機能に係る設定時刻データとが比較されて種々の動作が行われたりする。この内蔵時計15の現在時刻データは、RF送受信回路22による携帯電話の基地局との通信時に、随時当該基地局から取得される時刻データにより修正される。
表示部17は、例えば、LCD(液晶ディスプレイ)を備える。CPU11から送られた制御信号により動作するドライバ18(液晶ドライバ)は、LCDを駆動してスマートフォン10の各種機能に係る表示を行わせる。この表示部17は、他の表示方式の表示画面、例えば、有機ELD(Electro-Luminescent Display)を備えても良く、ドライバ18は、表示画面の表示方式に応じて適宜選択される。
操作部16は、タッチセンサを備え、表示部17のLCD画面上におけるユーザのタッチ操作位置と操作内容とを検出して当該操作に応じた電気信号を発生させて、入力信号としてCPU11に出力する。操作部16は、更に、一又は複数の操作キーやスイッチを備え、ユーザが当該操作キーやスイッチに対して行った操作に基づく入力信号をCPU11に出力する構成であっても良い。
スピーカ19は、コーデック21からの信号に基づいて電気信号を音声信号に変換して音声を出力する。また、マイク20は、音波を検知して電気信号に変換し、コーデック21に出力する。コーデック21は、符号化圧縮されたデジタル音声信号をデコードしてアナログ信号としてスピーカ19へ送るとともに、マイク20から取得された音声信号をエンコードしてCPU11や通信回路23へ出力する。なお、通話用のスピーカとその他の報知音などを外部に出力するためのスピーカとを別個に備えることとしても良い。
RF送受信回路22は、RF通信の送受信用のアンテナAN11を用いて携帯電話の通信基地局との間で行われる電話通信データやメール通信データの送受信処理を行う。また、通信回路23は、RF送受信回路22により送受信される送受信データに係る各種処理を行い、CPU11やコーデック21との間でデータの受け渡しを行う。
Bluetoothモジュール24は、アンテナAN12を介して電子時計40などの外部機器との間でBluetooth通信を行うための制御モジュールである。CPU11から送られた送信データは、UART25でシリアル/パラレル変換などの処理が行われて、Bluetoothモジュール24から外部機器に送信される。また、外部機器からBluetoothモジュール24を用いて受信された受信データは、UART25でパラレル/シリアル変換などの処理が行われて、CPU11へ出力される。
Bluetoothモジュール24及びアンテナAN12により外部通信手段が構成される。
振動モータ26は、振動を発することでユーザに報知を行うためのものである。CPU11からドライバ27に制御信号が送られると、ドライバ27は、振動モータ26を動作させるのに必要な電圧信号に変換して出力する。振動モータ26としては、例えば、回転モータが用いられる。
カメラ28は、操作部16への入力操作に基づいて、所定の方向の画像を撮影する。カメラ28は、外部からの光を集光し、入射させるレンズと、入射された光を検出する露光部を備える。レンズは、被写体までの距離に応じて適宜焦点位置が調整されるオートフォーカス機構を備え、また、ユーザの操作に基づいて所定の範囲で入射角を変化させることが出来るズーム機構を備えている。露光部は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOSセンサであり、これらの配列数に応じた解像度で各画素位置への入射光量を取得する。
ドライバ29は、カメラ28の駆動回路であり、CPU11からの制御信号に応じて撮影タイミング、露光時間、ズーム倍率や絞りなどの制御を行い、また、撮影された画像データを所定のフォーマットのデータとしてRAM13や記憶部14に出力させる。このデータの出力は、DMA(Direct Memory Access)によりCPU11を介さずに行わせることが出来る。
スマートフォン10の電源には、例えば、充電可能なリチウムイオン電池が用いられる。
RF送受信回路22、Bluetoothモジュール24及びカメラ28には、スマートフォン10全体の電源操作とは別に、個別に電源供給をオンオフする制御が可能となっている。
次に、本実施形態の指針位置修正システム1における指針の位置ずれの補正に係る動作について説明する。
図4は、本実施形態の指針位置修正システム1における電子時計40及びスマートフォン10の動作及びデータのやり取りの流れを説明するシーケンス図である。
この指針位置修正システム1では、指針位置ずれの検出にスマートフォン10で撮影された電子時計40の表示面の画像を用いる。この指針位置ずれの補正処理は、先ず、スマートフォン10の側で開始され、次いで、電子時計40に通知されて、電子時計40で処理が開始される。
電子時計40では、通常の指針動作が停止されて、指針61〜63は、指針位置を同定するための特定位置(所定の制御位置)に移動される。スマートフォン10は、指針61〜63がこの特定位置にあるはずの表示状態である電子時計40の表示面を撮影し、画像認識により指針61〜62の位置と日車63の表示内容を同定する。同定された結果は、電子時計40に送られ、電子時計40が指針位置記憶部431に保持している特定位置の情報とずれが有る場合には、当該ずれの分だけ電子時計40の指針位置情報を補正することで、位置ずれを解消する。
図5は、電子時計40で指針61〜63が移動される特定位置の例を示す図である。
なお、ここでは、デジタル表示部45の表示を省略している。
アナログ表示部60における指針61〜63の特定位置としては、例えば、次の条件を満たすことが好ましい。(1)各指針61〜63の指示位置が大きく離隔していること、(2)文字盤64に設けられた目盛や標識と一致する位置であること、及び、(3)一部又は全部の指針(例えば、時針62bと分針62a)の位置関係(所定の角度差)が特徴的(例えば、180度差など)であること。
また、日車63の表示する日付は、識別しやすい数字(例えば、「1」)であることが好ましい。ここでは、例えば、時針62b及び分針62aにより6時00分が表示され、秒針61が45秒を指し示し、また、日車63が1日を示している。
図6は、本実施形態のスマートフォン10で実行されるずれ補正処理のCPU11による制御手順を示すフローチャートである。
このずれ補正処理は、例えば、ユーザによる入力操作により手動で呼び出されて実行される。
ずれ補正処理が開始されると、先ず、CPU11は、電子時計40に対してずれ補正処理を開始する旨の通知を送信する(ステップS101)。CPU11は、電子時計40からの返答を待ち受け、指針61〜63の配置に係る情報を受信する(ステップS102)。この配置情報としては、例えば、分針62aと時針62bとが180度反対向きに配置され、また、秒針61が時針62bの90度後ろの位置に配置されている点が含まれる。また、この配置情報には、日車63の露出小窓が3時の位置にあることや、1分単位の目盛の有無といった情報も含むことが出来る。
CPU11は、カメラ28を起動し、撮影可能状態になったところで表示部17に、ユーザに電子時計40の表示面を撮影するよう求める表示を行う(ステップS103)。このとき、CPU11は、単に表示部17に撮影に係る視野範囲のプレビュー表示を行わせるに留まらず、電子時計40のサイズや12時方向を示す案内線などを表示させることとしても良い。
CPU11は、ユーザによる撮影操作を待ち受け、撮影動作が行われたか否かを判別する(ステップS104、撮影ステップ)。撮影動作が行われていないと判別された場合には(ステップS104で“NO”)、CPU11は、ステップS104の処理を繰り返す。撮影動作が行われたと判別された場合には(ステップS104で“YES”)、CPU11は、撮影された画像を取得して、この画像の輪郭認識処理を行い、秒針61、分針62a、時針62b及び日車63の表示位置を同定する(ステップS105、指針位置同定ステップ)。この認識処理には、従来周知の種々の方法を用いることが可能であるが、このとき、CPU11は、上述の配置情報を用いて同定に係る処理を簡略化することが出来る。また、過去に同定を行ったことのある電子時計40の指針、標識や目盛の形状を記憶部14に記憶させておき、認識処理に用いても良い。更に、認識処理を行う前に、画像データの二値化や減色などの簡単な画像処理を行って認識処理をより容易にすることが出来る。
なお、焦点の不一致、スマートフォン10と電子時計40の位置関係の不良、或いは光量不足といった理由で指針位置の同定が出来なかった場合には、CPU11は、処理をステップS103に戻して、上述の理由を示しながらユーザに再度撮影を行わせることとしても良い。
CPU11は、同定された秒針61、分針62a、時針62b及び日車63の表示位置を電子時計40に送信する(ステップS106)。それから、CPU11は、電子時計40からの返答を待ち受け、電子時計40からずれ補正に係る処理の終了を示す通知を取得すると(ステップS107)、ずれ補正処理を終了する。
図7は、本実施形態の電子時計40において実行されるずれ補正処理のCPU41による制御手順を示すフローチャートである。
このずれ補正処理は、スマートフォン10からずれ補正処理を開始する旨の通知をCPU11が検出することによって呼び出されて実行される。
ずれ補正処理が開始されると、CPU41は、指針61〜63の通常動作を停止し、モータ駆動回路48に制御信号を出力してこれらの指針61〜63を予め定められた特定位置に移動させる(ステップS401)。この特定位置は、必ずしも一つである必要はなく、複数の候補のうち、ずれ補正処理の開始時に指針61〜63がそれぞれ示している位置から比較的短時間で到達可能な位置を選択して定めることが出来る。
CPU41は、指針61〜63の配置に係る情報をスマートフォン10に送信する(ステップS402)。それから、CPU41は、スマートフォン10からの信号の入力を待ち受ける。
CPU41は、スマートフォン10からステップS106の処理で送信された指針61〜63の位置情報を受信して取得する(ステップS403)。CPU41は、この受信された位置情報により指針位置記憶部431に記憶された位置情報を上書き更新する(ステップS404、データ修正ステップ)。また、CPU41は、受信された位置情報に基づいて正しい特定位置に指針61〜63を移動させて、指針位置記憶部431に記憶された位置情報を修正しても良い。
それから、CPU41は、スマートフォン10にずれ補正処理の終了を示す通知を送信し(ステップS405)、指針61〜63を通常表示に係る位置に戻した後(ステップS406)、ずれ補正処理を終了する。
以上のように、第1実施形態の指針位置修正システム1では、電子時計40において文字盤64に対して回動自在に設けられた指針61〜63の位置ずれを検出して修正する指針位置修正方法により指針の位置ずれが修正される。この指針位置修正方法は、指針61〜63による所定の表示状態をスマートフォン10のカメラ28により撮影する撮影ステップ、撮影された画像から文字盤64及び指針61〜63を検出し、指針61〜63の文字盤64に対する位置を同定する指針位置同定ステップ、指針61〜63の動作制御に基づいて計数されて指針位置記憶部431に記憶されたこれらの指針61〜63の制御位置を、同定された指針61〜63の位置に基づいて修正するデータ修正ステップ、を含む。
即ち、外部機器であるスマートフォン10のカメラ28で撮影された画像に基づいて指針の位置検出を行い、検出された指針位置と制御位置とを比較することで指針61〜63の位置を修正するので、電子時計40自体が指針位置検出に係る構成を有さなくても全ての指針の位置ずれを検出して修正することが出来る。従って、電子時計40を指針位置検出に係る構成により大型化させたり複雑な構造としたりする必要が無い。
また、指針61〜63は、独立に駆動される複数の指針61、62a、63を含んで構成され、撮影ステップは、これらの指針61、62a、63が各々所定の制御位置に配置された状態で行われる。従って、撮影時の時刻や動作状態に応じて指針の判別しづらい位置での撮影画像が取得される心配なく、適切な指針位置を選択して画像撮影及び指針位置の同定を行わせることが出来る。
また、所定の制御位置として、指針61、62a、63のうち少なくとも一部(秒針61、分針62a)が文字盤64に設けられている一秒刻みの目盛と一致するように定められるので、指針位置を同定する際に、目盛位置との相対関係をより容易に検出することが出来る。
また、分針62aと時針62bとは、互いに連動して回転動作され、これら分針62a及び時針62bを180度反対向きのような所定の制御位置に移動させた後にカメラ28による撮影を行うので、より容易に当該2本の指針の位置を同定して実際の位置情報を取得することが出来る。
また、前記指針位置同定ステップは、前記所定の制御位置に係る情報に基づいて前記指針の位置を同定する。即ち、複数の指針の配列順や位置関係などを用いてより容易且つ簡便に各指針の位置を検出、同定することが出来る。従って、指針位置の同定に係る処理を低減して所要時間や消費電力を抑え、また、指針の検出の失敗の可能性を下げることが出来る。
また、本実施形態の指針位置修正システム1は、電子時計40とスマートフォン10とを含む。電子時計40は、文字盤64と、この文字盤64に対して回動自在に設けられ、文字盤64に対する位置に応じた内容の表示を行う指針61〜63と、を有するアナログ表示部60と、指針61〜63の回転動作を制御してこれらの指針61〜63を表示内容に応じた位置に移動させるCPU41と、スマートフォン10と通信を行うBluetoothモジュール54及びアンテナAN4と、を備える。また、スマートフォン10は、電子時計40のアナログ表示部60による所定の表示状態を撮影するカメラ28と、撮影された表示状態の画像から指針61〜63及び文字盤64を検出し、検出された指針61〜63の文字盤64に対する位置を同定するCPU11と、電子時計40と通信を行うためのBluetoothモジュール24及びアンテナAN12とを備える。
電子時計40は、Bluetoothモジュール54によりスマートフォン10のBluetoothモジュール24との間で通信を行ってスマートフォン10で同定された指針61〜63の位置を取得し、電子時計40は、CPU41の動作により、指針61〜63の動作制御に基づいて計数されて指針位置記憶部431に記憶された撮影時の表示状態における指針61〜63の位置情報を、スマートフォン10から取得された指針の位置に基づいて修正する。
このような構成により、電子時計40に指針位置検出のための構成を設けることなく、即ち、電子時計40を大型化させたり構造を複雑化させたりせずに容易の構成のまま指針の位置ずれを検出してその修正を行うことが出来る。
また、この電子時計40は、カメラ28と、指針位置の画像認識が可能な程度のCPU11の能力とを有し、Bluetooth通信が可能な外部機器と組み合わせて容易に指針の位置ずれを修正することが出来るので、自身で指針位置検出のための構成を有する必要がなく、電子時計40を大型化させたり構造を複雑化させたりせず、且つ、専用の外部機器ではなくてもスマートフォン10といった汎用の電子機器を用いて簡単に指針61〜63の位置ずれ補正を行うことが出来る。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態の指針位置修正システムについて説明する。
第2実施形態の指針位置修正システム1の全体構成、及びこの指針位置修正システム1を構成する電子時計40及びスマートフォン10の内部構成は、何れも第1実施形態の指針位置修正システム1と同一であり、同一の符号を用いることとして説明を省略する。
次に、第2実施形態の指針位置修正システム1における指針の位置ずれの補正に係る動作について説明する。
図8は、本実施形態の指針位置修正システム1における電子時計40及びスマートフォン10の動作及びデータのやり取りの流れを説明するシーケンス図である。
本実施形態の指針位置修正システム1では、電子時計40は、スマートフォン10からのずれ補正開始に係る通知を受けると指針61〜63の動作を停止させてこれらの指針61〜63の停止位置に係る配置情報をスマートフォン10に送信する。このとき、通常では、指針61〜63を現在位置でそのまま停止させて良い。但し、例えば、時針62bが日車63の露出される小窓64aの位置と重なる位置などの特定位置(検出予定位置)として設定され得る位置から離れた位置にある場合などには、予め小窓64aの位置(3時方向)を通り過ぎた位置に早送り移動させた後に停止させることが出来る。
スマートフォン10では、停止位置情報に基づいて指針61〜63の特定位置が決定される。次いで、指針61〜63を順番にずれ補正対象の指針として選択し、カメラ28で撮影された画像データに基づいて当該特定位置でずれ補正対象の指針が検出されるまで、電子時計40にこのずれ補正対象の指針を順番に所定ステップずつ移動させる。
ここで、所定ステップ数としては、ずれ補正対象が秒針61及び分針62aの場合には、1ステップが設定される。また、分針62aが検出された際に時針62bのみ位置が異なる場合には、分針62a及び時針62bの移動に係る所定ステップ数は、360ステップに設定される。また、ずれ補正対象が日車63の場合には、厳密な位置合わせがなされる必要はないので、例えば、所定ステップ数として34ステップ(1日分のずれの1/5)に設定することが出来る。
ずれ補正対象の指針が検出されると、スマートフォン10から電子時計40にこの特定位置情報が送られる。電子時計40は、ずれ補正対象の指針の現在位置を当該特定位置に変更設定する。
なお、指針61〜63の特定位置は、各指針の特定を開始する際にそれぞれ決定される場合に限らない。特定位置は、指針の停止位置情報を取得した際に全てまとめて決定されても良い。
図9は、本実施形態のスマートフォン10で実行されるずれ補正処理のCPU11による制御手順を示すフローチャートである。
このずれ補正処理は、例えば、ユーザによる起動操作により呼び出されて実行される。
ずれ補正処理が開始されると、CPU11は、電子時計40にずれ補正開始に係る通知を送信する(ステップS141)。CPU11は、電子時計40からの返答を待ち受け、電子時計40から指針61〜63の停止位置に係る情報を受信する(ステップS142)。
CPU11は、ずれ補正を行う対象の指針を秒針61に設定し(ステップS143)、秒針61に対して後述する指針検出処理を実行する(ステップS144)。次いで、CPU11は、ずれ補正対象の指針を分針62a及び時針62bに設定し(ステップS145)、これらの分針62a及び時針62bに対して指針検出処理を実行する(ステップS146)。CPU11は、ずれ補正対象の指針を日車63に設定し(ステップS147)、日車63に対して指針検出処理を実行する(ステップS148)。
最後に、CPU11は、ずれ補正終了を示す通知を電子時計40から受信すると(ステップS149)、ずれ補正処理を終了する。
図10は、上述のずれ補正処理で呼び出された指針検出処理のCPU11による制御手順を示すフローチャートである。
指針検出処理が呼び出されると、CPU11は、先ず、ずれ補正対象の指針の特定位置を決定する(ステップS201)。それから、CPU11は、ユーザの入力操作を待ち受けて、カメラ28による撮影開始操作を検出すると、カメラ28のドライバ29に制御信号を送り、電子時計40の表示面の連続撮影を開始させる(ステップS202)。
ここで、連続撮影とは、ユーザによる撮影命令に係る入力操作を毎回検出する必要なく時系列的に複数の画像を得るという意味であり、動画や一定の時間間隔での撮影のほか、下記の準備完了通知を受信するごとに自動的に撮影を行う場合も含む。
CPU11は、電子時計40からの通信を待ち受け、準備完了を示す通知を受信したか否かを判別する(ステップS203)。準備完了を示す通知を受信していないと判別された場合には(ステップS203で“NO”)、CPU11は、ステップS203の処理を繰り返す。
準備完了を示す通知を受信したと判別された場合には(ステップS203で“YES”)、CPU11は、当該準備完了を示す通知を受信した後に撮影された画像データに基づいて、特定位置におけるずれ補正対象の指針の有無を検出する(ステップS204)。CPU11は、特定位置でこの指針が検出されたか否かを判別する(ステップS205)。検出されていないと判別された場合には(ステップS205で“NO”)、CPU41は、電子時計40に対して「NG」を送信する(ステップS206)。それから、CPU41の処理は、ステップS203に戻る。
ずれ補正対象の指針が特定位置で検出されたと判別された場合には(ステップS205で“YES”)、CPU11は、電子時計40に対して「OK」を送信する(ステップS211)。また、CPU11は、カメラ28による連続撮影を終了させる(ステップS212)。CPU11は、ずれ補正対象の指針が検出された特定位置の情報を電子時計40に送信する(ステップS213)。その後、CPU11は、指針検出処理を終了して処理をずれ補正処理に戻す。
図11は、本実施形態の電子時計40で実行されるずれ補正処理のCPU41による制御手順を示すフローチャートである。
このずれ補正処理は、CPU41がスマートフォン10から送信されたずれ補正処理の開始通知を検出することで開始される。
このずれ補正処理が開始されると、CPU41は、現在の指針位置に基づいて指針61〜63を停止させる位置を決定する(ステップS441)。CPU41は、決定された停止位置が現在の指針位置と異なるか否かを判別し(ステップS442)、異なると判別された場合には(ステップS442で“YES”)、指針61〜63を当該停止位置まで早送り移動させる(ステップS443)。そして、CPU41は、指針61〜63を停止させる(ステップS444)。決定された停止位置と現在の指針位置とが異ならない(同一)と判別された場合(ステップS442で“NO”)には、CPU41は、指針61〜63を停止させる(ステップS444)。
CPU41は、指針の停止位置に係る情報をスマートフォン10に送信する(ステップS445)。
CPU41は、ずれ補正の対象を秒針61に設定する(ステップS446)。そして、CPU41は、この秒針61に対して後述する指針位置変更処理を呼び出して実行する(ステップS447)。次いで、CPU41は、ずれ補正対象を分針62a及び時針62bに設定し(ステップS448)、分針62a及び時針62bに対して指針位置変更処理を実行する(ステップS449)。CPU41は、ずれ補正処理の対象を日車63に設定し(ステップS450)、日車63に対して指針位置変更処理を実行する(ステップS451)。
CPU41は、スマートフォン10に対し、ずれ補正処理が終了した旨を示す通知を送信する(ステップS452)。CPU41は、指針61〜63を元の表示状態に係る適切な位置に戻し(ステップS453)、ずれ補正処理を終了する。
図12は、電子時計40のずれ補正処理で呼び出されて実行される指針位置変更処理のCPU41による制御手順を示すフローチャートである。
この指針位置変更処理は、スマートフォン10のずれ補正処理で呼び出される指針検出処理と並行して呼び出される処理である。
指針位置変更処理が開始されると、CPU41は、先ず、スマートフォン10に準備完了に係る通知を送信する(ステップS501)。CPU41は、スマートフォン10からずれ補正対象の指針の検出結果を待ち受け、ステップS206又はステップS211の処理(図10参照)で送信された検出結果が受信されると、当該指針が特定位置で検出されたか否かを判別する(ステップS502)。検出されていないと判別された場合には(ステップS502で“NG”)、CPU41は、この指針を上述した所定ステップ前進移動させる(ステップS503)。その後、CPU41の処理は、ステップS501に戻る。
ずれ補正対象の指針が特定位置で検出されたと判別された場合には(ステップS502で“OK”)、CPU41は、更にスマートフォン10からの入力を待ち受け、ステップS213の処理でスマートフォン10から送信された(図10参照)特定位置情報を受信する(ステップS511)。CPU41は、受信された特定位置のデータにより指針位置記憶部431の指針位置データを上書き更新する(ステップS512)。それから、CPU41は、指針位置変更処理を抜けて、ずれ補正処理に戻る。
以上のように、第2実施形態の指針位置修正システム1では、撮影データに基づいて指針61〜63が文字盤64に対して予め設定された特定位置にあるか否かのみを判断し、特定位置で指針が検出されなかった場合には、指針が検出されるまで当該指針を順次移動させながら撮影を繰り返す。即ち、一度文字盤64全体の配置が検出されると、毎回撮影画像の全体を性格に画像認識に係る処理を行わなくても良く、また、指針が特定位置にないことが判明した段階で当該画像データに係る画像認識処理を完了させる必要がない。従って、処理の低減を図ることが出来る。
また、この第2実施形態の指針位置修正システム1では、指針61〜63及び文字盤64の検出を開始する初期位置を調整することが出来る。従って、例えば、時針62bが他の指針や小窓64aなどと重なっている場合に予め早送りでずらしておくことで、撮影及び検出に係る処理の繰り返し回数を低減させてCPU11の負荷と処理時間の削減を図ることが出来る。
また、独立に駆動される複数の指針61、62a、62bの特定位置をそれぞれ区別して検出することが可能な位置に各々設定することで、一の指針の検出後に当該指針を退避させたりする必要がない。
また、スマートフォン10は、複数の指針61〜63の最初の停止位置を電子時計40から取得した後、当該停止位置に基づいて指針61〜63の特定位置を決定するので、これらの指針61〜63の検出に適しており、且つ、停止位置から少ない回数の撮影及び検出で指針61〜63が検出可能な位置を適切に選択することが出来、処理負荷や処理時間の軽減を図ることが出来る。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、同一位置に回転軸がある指針及び日車63についてのみ説明したが、文字盤上の小窓内で回転するような異なる回転軸位置の指針も同様にずれの補正を行うことが出来る。この場合、当該小窓方向を指針の特定位置から外すことが出来る。また、指針が1本の場合にも本発明を適用することが出来る。
また、上記実施の形態では、スマートフォン10を用いて撮影及び指針検出を行ったが、その他の外部機器、例えば、携帯電話などでも良い。また、この外部機器は、携帯カメラが取り付けられたPC等コンピュータ端末のような組み合わせであっても良い。
また、上記実施の形態では、アナログ表示とデジタル表示が併用された電子腕時計を例に挙げて説明したが、アナログ表示だけでも良く、また、腕時計に限られず、懐中時計や小型の携帯時計に本発明を適用しても良い。
また、上記実施の形態では、指針検出をスマートフォン10で行った後、特定位置情報を電子時計40に送信することとしたが、撮影画像データを電子時計40に送信して指針の検出を電子時計40で行っても良い。この場合、電子時計40の負荷を上げないように画像処理をスマートフォン10で行ってから送信したり、不要な部分の画像や情報を全て省いて送信したりすることが出来る。
また、上記実施の形態では、輪郭識別の処理を行わせたが、予め指針及び目盛と文字盤の色とが対照的な色などで簡単に識別可能であることが明白な場合には、先に二値化処理や減色処理などの簡単な画像処理を行った上で輪郭の識別及び指針位置の同定を行っても良い。
また、上記第2実施形態では、各指針の特定を一つずつ順番に行ったが、独立運針される指針については、全て又は一部を並列に所定ステップずつ運針させながら特定位置での検出を行わせ、検出された時点で当該指針の運針及び検出を終了させることとしても良い。
また、各指針の特定を一つずつ順番に行う場合には、検出対象の指針を特定位置で検出後に更にその特定位置から移動させることで、各指針の特定位置が重複していても全ての指針の検出を行うことが出来る。
また、上記第2実施形態では、指針が検出されるまで順次正転方向にのみ移動させることとしたが、逆転方向に移動させても良く、或いは、所定ステップ数以内に検出されない場合には、正転方向から逆転方向に変更して最初の指針位置の前後で検出を行わせても良い。
また、以上の説明では、本発明に係るずれ補正プログラム141、421のコンピュータ読み取り可能な媒体としてフラッシュメモリやEEPROMといった記憶部14及びROM42を使用した例を開示したが、これに限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、他の不揮発性メモリ、SSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disk Drive)や、CD−ROMなどの可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も本発明に適用される。
その他、上記実施の形態で示した構成や処理の配置、順番や数値などの具体的な内容は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
表示板に対して回動自在に設けられた指針の位置ずれを検出して修正する指針位置修正方法であって、
前記指針による所定の表示状態を撮影する撮影ステップ、
前記撮影された画像から前記表示板及び前記指針を検出し、前記指針の前記表示板に対する位置を同定する指針位置同定ステップ、
前記指針の動作制御に基づいて計数された当該指針の制御位置を前記同定された指針の位置に基づいて修正するデータ修正ステップ
を含むことを特徴とする指針位置修正方法。
<請求項2>
前記指針は、独立に駆動される複数により構成され、
前記撮影ステップは、前記複数の指針が各々所定の制御位置に配置された状態で行われる
ことを特徴とする請求項1記載の指針位置修正方法。
<請求項3>
前記所定の制御位置は、前記複数の指針のうち少なくとも一部が前記表示板に設けられている所定の目盛又は標識と一致するように定められることを特徴とする請求項2記載の指針位置修正方法。
<請求項4>
前記指針のうち少なくとも一部は、互いに連動して回転動作する連動指針であり、
前記連動指針に係る前記所定の制御位置は、所定の角度差で配置されるように定められる
ことを特徴とする請求項2又は3記載の指針位置修正方法。
<請求項5>
前記指針位置同定ステップは、前記所定の制御位置に係る情報に基づいて前記指針の位置を同定することを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の指針位置修正方法。
<請求項6>
前記指針位置同定ステップは、前記指針が前記表示板に対して予め設定された検出予定位置にあるか否かを判断し、
前記撮影ステップは、前記指針位置同定ステップで前記指針が前記検出予定位置にあると判断されるまで、前記指針を順次動作させながら繰り返し行われる
ことを特徴とする請求項1記載の指針位置修正方法。
<請求項7>
前記撮影ステップは、調整した制御位置に前記指針を配置した状態で開始されることを特徴とする請求項6記載の指針位置修正方法。
<請求項8>
前記指針は、独立に駆動される複数により構成され、
前記検出予定位置は、前記複数の指針を区別して検出することが可能な位置に各々設定される
ことを特徴とする請求項6又は7記載の指針位置修正方法。
<請求項9>
前記検出予定位置は、前記撮影ステップの開始時における前記制御位置に基づいて決定されることを特徴とする請求項6〜8の何れか一項に記載の指針位置修正方法。
<請求項10>
表示板と、当該表示板に対して回動自在に設けられ、前記表示板に対する位置に応じた内容の表示を行う一又は複数の指針と、を有する表示手段と、
前記指針の回転動作を制御して当該指針を表示内容に応じた位置に移動させる制御手段と、
外部機器と通信を行う通信手段と、
を備える指針式表示装置と、
前記表示手段による所定の表示状態を撮影する撮影手段と、
前記撮影された前記表示状態の画像から前記指針及び前記表示板を検出し、前記検出された指針の前記表示板に対する位置を同定する指針位置同定手段と、
前記指針式表示装置と通信を行うための外部通信手段と、
を備える撮影装置と、
を含み、
前記通信手段は、前記外部通信手段との間で通信を行って前記指針位置同定手段により同定された前記指針の位置を取得し、
前記制御手段は、前記指針の動作制御に基づいて計数された前記表示状態における前記指針の制御位置を、前記取得された指針の位置に基づいて修正する
ことを特徴とする指針位置修正システム。
<請求項11>
表示板と、当該表示板に対して回動自在に設けられ、前記表示板に対する位置に応じた内容の表示を行う一又は複数の指針と、を有する表示手段と、
前記指針の回転動作を制御して当該指針を表示内容に応じた位置に移動させる制御手段と、
外部機器と通信を行う通信手段と、
を備え、
前記通信手段は、前記表示手段による所定の表示状態が撮影されて、当該撮影データに基づいて同定された前記指針の前記表示板に対する位置を外部機器から取得し、
前記制御手段は、前記指針の動作制御に基づいて計数された前記表示状態における前記指針の制御位置を、前記取得された指針位置に基づいて修正する
ことを特徴とする指針式表示装置。
1 指針位置修正システム
10 スマートフォン
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 記憶部
141 ずれ補正プログラム
15 内蔵時計
16 操作部
17 表示部
18 ドライバ
19 スピーカ
20 マイク
21 コーデック
22 RF送受信回路
23 通信回路
24 Bluetoothモジュール
25 UART
26 振動モータ
27 ドライバ
28 カメラ
29 ドライバ
30 バス
40 電子時計
41 CPU
42 ROM
421 ずれ補正プログラム
43 RAM
431 指針位置記憶部
44 計時回路
45 デジタル表示部
46 表示ドライバ
47 操作部
48 モータ駆動回路
49 バス
51 ステッピングモータ
52 ステッピングモータ
53 ステッピングモータ
54 Bluetoothモジュール
55 UART
60 アナログ表示部
61 秒針
62a 分針
62b 時針
63 日車
64 文字盤
64a 小窓
AN11 アンテナ
AN12 アンテナ
AN4 アンテナ

Claims (11)

  1. 表示板に対して回動自在に設けられた指針の位置ずれを検出して修正する指針位置修正方法であって、
    前記指針による所定の表示状態を撮影する撮影ステップ、
    前記撮影された画像から前記表示板及び前記指針を検出し、前記指針の前記表示板に対する位置を同定する指針位置同定ステップ、
    前記指針の動作制御に基づいて計数された当該指針の制御位置を前記同定された指針の位置に基づいて修正するデータ修正ステップ
    を含むことを特徴とする指針位置修正方法。
  2. 前記指針は、独立に駆動される複数により構成され、
    前記撮影ステップは、前記複数の指針が各々所定の制御位置に配置された状態で行われる
    ことを特徴とする請求項1記載の指針位置修正方法。
  3. 前記所定の制御位置は、前記複数の指針のうち少なくとも一部が前記表示板に設けられている所定の目盛又は標識と一致するように定められることを特徴とする請求項2記載の指針位置修正方法。
  4. 前記指針のうち少なくとも一部は、互いに連動して回転動作する連動指針であり、
    前記連動指針に係る前記所定の制御位置は、所定の角度差で配置されるように定められる
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の指針位置修正方法。
  5. 前記指針位置同定ステップは、前記所定の制御位置に係る情報に基づいて前記指針の位置を同定することを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の指針位置修正方法。
  6. 前記指針位置同定ステップは、前記指針が前記表示板に対して予め設定された検出予定位置にあるか否かを判断し、
    前記撮影ステップは、前記指針位置同定ステップで前記指針が前記検出予定位置にあると判断されるまで、前記指針を順次動作させながら繰り返し行われる
    ことを特徴とする請求項1記載の指針位置修正方法。
  7. 前記撮影ステップは、調整した制御位置に前記指針を配置した状態で開始されることを特徴とする請求項6記載の指針位置修正方法。
  8. 前記指針は、独立に駆動される複数により構成され、
    前記検出予定位置は、前記複数の指針を区別して検出することが可能な位置に各々設定される
    ことを特徴とする請求項6又は7記載の指針位置修正方法。
  9. 前記検出予定位置は、前記撮影ステップの開始時における前記制御位置に基づいて決定されることを特徴とする請求項6〜8の何れか一項に記載の指針位置修正方法。
  10. 表示板と、当該表示板に対して回動自在に設けられ、前記表示板に対する位置に応じた内容の表示を行う一又は複数の指針と、を有する表示手段と、
    前記指針の回転動作を制御して当該指針を表示内容に応じた位置に移動させる制御手段と、
    外部機器と通信を行う通信手段と、
    を備える指針式表示装置と、
    前記表示手段による所定の表示状態を撮影する撮影手段と、
    前記撮影された前記表示状態の画像から前記指針及び前記表示板を検出し、前記検出された指針の前記表示板に対する位置を同定する指針位置同定手段と、
    前記指針式表示装置と通信を行うための外部通信手段と、
    を備える撮影装置と、
    を含み、
    前記通信手段は、前記外部通信手段との間で通信を行って前記指針位置同定手段により同定された前記指針の位置を取得し、
    前記制御手段は、前記指針の動作制御に基づいて計数された前記表示状態における前記指針の制御位置を、前記取得された指針の位置に基づいて修正する
    ことを特徴とする指針位置修正システム。
  11. 表示板と、当該表示板に対して回動自在に設けられ、前記表示板に対する位置に応じた内容の表示を行う一又は複数の指針と、を有する表示手段と、
    前記指針の回転動作を制御して当該指針を表示内容に応じた位置に移動させる制御手段と、
    外部機器と通信を行う通信手段と、
    を備え、
    前記通信手段は、前記表示手段による所定の表示状態が撮影されて、当該撮影データに基づいて同定された前記指針の前記表示板に対する位置を外部機器から取得し、
    前記制御手段は、前記指針の動作制御に基づいて計数された前記表示状態における前記指針の制御位置を、前記取得された指針位置に基づいて修正する
    ことを特徴とする指針式表示装置。
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