JP2016063363A - 通信システム、電子機器、及びプログラム - Google Patents

通信システム、電子機器、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016063363A
JP2016063363A JP2014189259A JP2014189259A JP2016063363A JP 2016063363 A JP2016063363 A JP 2016063363A JP 2014189259 A JP2014189259 A JP 2014189259A JP 2014189259 A JP2014189259 A JP 2014189259A JP 2016063363 A JP2016063363 A JP 2016063363A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
facing surface
windshield
display
facing
optical signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2014189259A
Other languages
English (en)
Inventor
小笠原 健治
Kenji Ogasawara
健治 小笠原
昭 高倉
Akira Takakura
昭 高倉
和実 佐久本
Kazusane Sakumoto
和実 佐久本
保 前沢
Tamotsu Maezawa
保 前沢
小山 和宏
Kazuhiro Koyama
和宏 小山
朋寛 井橋
Tomohiro Ihashi
朋寛 井橋
幸祐 山本
Kosuke Yamamoto
幸祐 山本
亜弓 松本
Ayumi Matsumoto
亜弓 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP2014189259A priority Critical patent/JP2016063363A/ja
Publication of JP2016063363A publication Critical patent/JP2016063363A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

【課題】外乱光の影響を軽減して光によるデータ通信を行う通信システム、電子機器及びプログラムを提供する。
【解決手段】通信システム1は、一辺の長さが5cm以上の筐体105と、表示を変化させることで電子機器に光信号を送信する表示部103とを有する携帯機器10と、光信号を受信するときに表示部103と対向する対向部の大きさが筐体105より小さく、対向部を介して入射される光信号を受信する電子時計20と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、通信システム、電子機器、及びプログラムに関する。
近年、送信装置が発光し、その光を電子時計の太陽電池が受光することで光信号によって光通信を行うデータ送信システムが提案されている。このようなデータ送信システムでは、送信すべき光信号に応じて送信装置の発光源を点滅させ、出射された光信号を電子時計の太陽電池で受光することでデータ通信を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−99964号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、屋外等でデータ通信を行う場合、発光源からの光信号と外乱光とによるレベル差が得られないため、送信装置と電子時計との間でデータ通信を行えない場合があるという問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑み成されたものであって、外乱光の影響を軽減して光によるデータ通信を行うことができる通信システム、電子機器、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る通信システムは、一辺の長さが5cm以上の筐体と、表示を変化させることで電子機器に光信号を送信する表示部とを有する携帯機器と、前記光信号を受信するときに前記表示部と対向する対向部の大きさが前記筐体より小さく、前記対向部を介して入射される光信号を受信する電子機器と、を備える。
また、本発明の他の態様の通信システムにおいて、前記携帯機器は、前記表示部全体の表示を前記光信号に応じて変化させて前記光信号の送信を行うようにしてもよい。
また、本発明の他の態様の通信システムにおいて、前記電子機器は、送信された前記光信号を、太陽電池を用いて受光して受信するようにしてもよい。
また、本発明の他の態様の通信システムにおいて、前記対向部は、前記光信号を受信するときに前記表示部と対向する対向面を有する風防と、前記対向面を有し、前記風防の周縁部を覆うベゼルと、を備え、前記表示部と前記対向部との接触により前記光信号の送受信を行う場合、前記風防の対向面及び前記ベゼルの対向面のうち、少なくとも1つの対向面が平坦面であるようにしてもよい。
また、本発明の他の態様の通信システムにおいて、前記ベゼルの対向面は、前記風防の対向面と同一平面上にあり、前記ベゼルの対向面と前記風防の対向面とが平坦面であるようにしてもよい。
また、本発明の他の態様の通信システムにおいて、前記風防の対向面は、平坦面であり、前記表示部と前記対向部とを対向させたときに、前記表示部と前記風防の対向面との距離より、前記表示部と前記ベゼルの対向面との距離の方が離れているようにしてもよい。
また、本発明の他の態様の通信システムにおいて、前記ベゼルの対向面は、平坦面であり、前記表示部と前記対向部とを対向させたときに、前記表示部と前記ベゼルの対向面との距離より、前記表示部と前記風防の対向面との距離の方が離れているようにしてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る電子機器は、光信号を送信する携帯機器からの前記光信号を受光して受信する太陽電池と、前記太陽電池から受光する面の上部に設けられる対向部であって、前記光信号を受信するときに前記携帯機器が有する表示部と対向する対向面を有する対向部と、を備え、前記対向部の大きさは、前記携帯機器が有する一辺の長さが5cm以上の筐体の大きさより小さい。
また、本発明の他の態様の電子機器において、前記対向部は、前記対向面を有する風防と、前記対向面を有し、前記風防の周縁部を覆うベゼルと、を備え、前記表示部と前記対向部との接触により前記光信号を受信する場合、前記風防の対向面、及び前記ベゼルの対向面のうち、少なくとも1つの対向面が平坦面であるようにしてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係るプログラムは、一辺の長さが5cm以上の筐体と、表示を変化させることで電子機器に光信号を送信する表示部を有し、光信号を送信するときに前記表示部と対向する対向面の大きさが前記筐体より小さい対向部を有する電子機器に光信号を送信する携帯機器のコンピュータに、前記表示部全体の表示を前記光信号に応じて変化させて前記光信号の送信を行うステップ、を実行させる。
本発明の幾つかの態様によれば、通信システムでは、電子機器の対向部は、携帯機器の筐体の大きさより小さいものとなっている。この構成によって、通信システムでは、対向部を携帯機器で覆うことで、対向部へ入る外乱光を遮ることができる。これにより電子機器は、外乱光の影響が低減される。この結果、本実施形態の通信システムでは、携帯機器からの光信号と、ノイズである外乱光とのSN(Signal−to−Noise;信号対ノイズ)比を向上させることができる。
第1実施形態に係る通信システムの構成を示した概略図である。 第1実施形態による携帯機器が送信する光信号のタイミングと、制御回路が出力するスイッチ制御信号の出力タイミングの例を説明する図である。 第1実施形態に係る電子時計の概略断面図と外観図である。 第1実施形態に係る携帯機器の筐体と電子時計の対向部との大きさの関係の一例を説明する図である。 第1実施形態に係る風防を覆うように表示対向面をかざして光通信を行う例を説明する図である。 第1実施形態に係る表示対向面に風防対向面を接触させて光通信を行う例を説明する図である。 第2実施形態に係る電子時計の概略断面図である。 第2実施形態に係る表示対向面に風防対向面を接触させて光通信を行う例を説明する図である。 第3実施形態に係る電子時計の概略断面図である。 第3実施形態に係る表示対向面にベゼル対向面を接触させて光通信を行う例を説明する図である。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る通信システム1の構成を示した概略図である。図1に示すように、通信システム1は、携帯機器10と電子時計20とを含んでいる。携帯機器10は、例えば、スマートフォンや、携帯電話機や、タブレット端末等である。図示する例では、携帯機器10は、時刻データ取得部101、制御部102、表示部103、及び入力部104を備えている。表示部103は、バックライト装置1031及び表示パネル1032を備えている。
時刻データ取得部101は、現在時刻(時分秒)を取得する。例えば、時刻データ取得部101は、携帯機器10が計時する現在時刻を取得する。なお、携帯機器10は、現在時刻の精度を高めるために、インターネット上の時刻サーバにアクセスして現在時刻を取得して、現在時刻を補正するようにしてもよい。そして、携帯機器10は、取得した現在時刻を示す情報を制御部102に出力する。なお、時刻データ取得部101は、GPS(Global Positioning System)を用いて現在時刻を取得してもよく、例えば携帯電話の基地局からの制御信号から現在時刻を取得するようにしてもよい。
制御部102は、携帯機器10が備える各部の制御を行う。制御部102は、時刻データ取得部101から入力された現在時刻を示す情報に応じて、表示部103全面の表示を変化させるようにバックライト装置1031の制御を行う。これにより、制御部102は、表示部103全面の表示を変化させて、符号30に示すように、電子時計20へデータを光信号として送信する。ここで、表示を変化させるとは、バックライト装置1031の発光する光の輝度を制御することである。
なお、携帯機器10には、電子時計20との間で光信号を用いて光通信を行う通信アプリケーションが記憶されている。なお、携帯機器10は、ネットワークを介して通信アプリケーションを取得するようにしてもよい。利用者は、電子時計20との間で光通信を行うとき、この通信アプリケーションを起動させる。その後、利用者は、例えば入力部104から入力される光通信の開始、終了を指示する。そして、制御部102は、通信アプリケーションが起動されたとき、または利用者によって光通信を開始する指示が行われたときにバックライト装置1031を点滅させるように制御する。
表示パネル1032は、制御部102の制御に応じて文字情報や画像情報が表示する。表示パネル1032は、例えば、液晶(LCD、Liquid Crystal Display)パネル、有機EL(エレクトロルミネセンスパネル)パネル等である。
バックライト装置1031は、制御部102の制御に応じて表示パネル1032を照明する装置である。ここで表示パネル1032において利用者から直接見える面を表面、反対の面を裏面と定義する。バックライト装置1031は、表示パネル1032の裏面や、反射板など介して側面に取り付けられている。また、バックライト装置1031は、制御部102の制御に応じて光の輝度を変化させる。
入力部104は、スイッチ等を備え、利用者による操作の入力を受け付ける。入力部104は、操作によって入力されたことを示す情報や入力された情報を、制御部102に出力する。
電子時計20は、時刻を表示する時計である。図1に示す例では、アナログ表示で時刻を表示する。図示する例では、電子時計20は、太陽電池201、制御回路202、スイッチ203、二次電池204、ダイオード205、基準信号生成回路206、ステッピングモータ207、表示部208、対向部209、記憶部212、及び入力部213を備えている。表示部208は、文字板2081、指針2082、及び日付部2083を備えている。対向部209は、風防210及びベゼル211を備えている。
太陽電池201は、充電期間に光(太陽、照明など)を受光して電気エネルギーに変換する発電部として動作する。また、太陽電池201は、通信期間に携帯機器10から時刻補正量データを示す光信号を受信する受信部として動作する。充電期間および通信期間については後述する。
制御回路202は、電子時計20が備える各部の制御を行う。制御回路202は、基準信号生成回路206が生成した基準信号に基づいてパルス信号を生成する。制御回路202は、生成したパルス信号をステッピングモータ207に出力する。また、制御回路202は、太陽電池201が発電した電力の二次電池204への充電制御を行う。また、制御回路202は、二次電池204の過充電防止制御を行う。また、制御回路202は、太陽電池201を用いて光信号の受信を行う。制御回路202は、電源端子とGND端子に接続された二次電池204が出力する電力により作動する。このとき、制御回路202は、二次電池204の出力電圧を検出することで、二次電池204の充電状態(フル充電、過放電など)を判定する。そして、制御回路202は、判定結果と基準信号生成回路206が出力する基準信号に基づいて、制御端子からスイッチ制御信号を出力し、スイッチ203のオン状態とオフ状態との制御を行うことで、所定の充電制御を行う。このとき、制御回路202は、二次電池204の充電状態に応じて、制御端子から出力するスイッチ制御信号によってスイッチ203のオン状態とオフ状態との制御を行う。オン状態にすることで、太陽電池201と二次電池204とが接続され、二次電池204への充電が行われる。また、オフ状態にすることで、太陽電池201と二次電池204とが切断され、二次電池204への過充電が防止される。
また、制御回路202は、通信期間において、基準信号生成回路206によって生成された基準信号を用いて、例えば4[Hz]の周期で、入力端子に入力された太陽電池201の出力電圧を検出する。ここで、出力電圧で表される状態の時系列のデータが、後述するように時刻補正量データである。制御回路202は、検出した出力電圧を電気信号に変換することで、携帯機器10から送信される時刻補正量データを受信する。そして、制御回路202は、受信した時刻補正量データに基づいて補正量を算出し、算出した補正量を基準信号生成回路206に出力する。そして、制御回路202は、補正された後の基準信号に基づいてパルス信号を生成し、生成したパルス信号をステッピングモータ207に出力する。
スイッチ203は、制御回路202から入力されるスイッチ制御信号に基づいて、太陽電池201と二次電池204との接続、または切り離しを行う。二次電池204は、電子時計20が備える各部に電力を供給する。
ダイオード205は、二次電池204に対する電流の逆流を防止する。
基準信号生成回路206は、発振回路(例えば32kHz)と分周回路からなり、ステッピングモータ207を制御するための基準信号を生成する。基準信号の周波数は、例えば1Hzである。基準信号生成回路206は、生成した基準信号を制御回路202に出力する。また、基準信号生成回路206は、制御回路202から入力された補正量に応じて、例えば分周回路の分周比を調整することで、基準信号を生成するタイミングを補正する。
ステッピングモータ207は、制御回路202から入力されるパルス信号に基づいて、指針2082と日付部2083とを駆動する(回転させる)。
表示部208は、文字板2081と、指針2082と、日付部2083とを用いて、時刻および日付をアナログ表示で表示する。表示部208は、文字板2081及び指針2082により時刻を示し、日付部2083により日付を示す。ここで、文字板2081は、太陽電池201が充電に必要な太陽光や照明の光、及び携帯機器10からの光信号を透過する材質で形成されている。なお、文字板2081は、充電に必要な太陽光や照明の光、及び携帯機器10からの光信号を透過するように、例えば微小な穴が複数形成されていてもよい。
対向部209は、携帯機器10からの光信号を受信するとき、携帯機器10の表示部103と対向する対向面を有する部である。ここで、対向部の大きさは、例えば風防210の外周の大きさ、または、ベゼル211の外周の大きさである。
風防210は、表示部208や電子時計20の内部の部品を保護するために、ベゼル211によってケースに取り付けられている。風防210は、充電に必要な太陽光や照明の光、及び携帯機器10からの光信号を透過する材質で形成されている。風防210の材質は、例えば、無機ガラスやサファイヤガラスやプラスチックなどである。
ベゼル211は、風防210の周りに取り付けられた部品である。ベゼル211は、風防210の保護、防水性の確保する機能、または電子時計20の表示機能を補う印字等を有している。
記憶部212は、例えば不揮発性メモリであり、電子時計20が備える各部が用いるデータを記憶する。
入力部213は、ユーザによる操作の入力を受け付け、受け付けた操作内容を示す情報を制御回路202に出力する。
次に、携帯機器10と電子時計20との間の光通信方法について説明する。以下の説明では、バックライト装置1031の輝度を制御して、表示パネル1032の表示を変化させて光信号を送信する例を説明する。例えば、携帯機器10は、「1」を送信する際にはバックライト装置1031を発光させ、「0」を送信する際にはバックライト装置1031を消灯させる。これにより、表示パネル1032上には、バックライト装置1031を発光させたとき例えば白色が表示され、バックライト装置1031を消灯させたとき例えば黒色が表示される。
そして、電子時計20は、太陽電池201を用いて光信号を受信する。例えば、電子時計20の制御回路202は、太陽電池201が光信号を受光して所定の電圧値以上の電圧を発生した場合に「1」を受信したと判定し、太陽電池201が所定の電圧値未満の電圧を発生した場合に「0」を受信したと判定する。
太陽電池201と二次電池204とが接続されている場合、二次電池204の出力電圧により、制御回路202は、太陽電池201が発生した電圧を正確に判定することができない。そこで、制御回路202がスイッチ203を制御し、太陽電池201と二次電池204とを切り離す。なお、太陽電池201と二次電池204とを切り離している期間を「通信期間(OFF期間)」とする。
また、通信期間以外の期間、制御回路202は、スイッチ203を制御して、太陽電池201と二次電池204とを接続する。太陽電池201と二次電池204とを接続している期間を「充電期間(ON期間)」とする。これにより、電子時計20は、受信期間において、より精度良くデータを受信することができる。
なお、電子時計20では、通信期間において二次電池204を充電することができない。このため、通信期間は短い方が望ましい。従って、本実施形態では、電子時計20は、通常時には充電期間とし、一定期間毎に短い通信期間を設ける。そして、電子時計20は、短い通信期間中に携帯機器10から光信号に含まれる同期信号を受信した場合、時刻補正量データを受信するまで通信期間を継続する。一方、電子時計20は、通信期間中に携帯機器10から同期信号を受信できない場合、充電期間とするようにスイッチ203を制御する。
図2は、本実施形態による携帯機器10が送信する光信号のタイミングと、制御回路202が出力するスイッチ制御信号の出力タイミングの例を説明する図である。図2(A)は、携帯機器10が電子時計20に対して送信する同期信号と、スタート信号と、時刻補正量データとの送信タイミングを示した図である。図2(B)は、電子時計20の制御回路202が出力するスイッチ制御信号の出力タイミングを示した図である。なお、図2(A)に示した光信号の構成は一例であり、他の信号を含んでいてもよい。また、光信号のタイミングは一例であり、これに限られない。
図2(A)に示す通り、携帯機器10は、時刻補正量データを送信する際に、同期信号を送信する(時刻t3〜時刻t5)。その後、携帯機器10は、スタート信号を送信する(時刻t6〜時刻t7)。その後、携帯機器10は、時刻補正量データを送信する(時刻t8〜時刻t9)。
また、図2(B)に示す通り、電子時計20は、充電期間に移行してから一定時間経過した後、スイッチ203をOFF状態にし、通信期間に移行させる(時刻t1)。また、電子時計20は、通信期間に移行させてから同期信号を受信せず一定時間経過した後、スイッチ203をON状態にし、充電期間に移行させる(時刻t2)。また、電子時計20は、充電期間に移行させてから一定時間経過した後、スイッチ203をOFF状態にし、通信期間に移行させる(時刻t4)。時刻t4において、携帯機器10から同期信号が送信されているため、電子時計20は、同期信号を受信する。同期信号を受信したことにより、電子時計20は、時刻補正量データの受信が完了する時刻t9まで通信期間とする。また、電子時計20は、時刻補正量データの受信が完了した場合、充電期間に移行させる(時刻t9)。以降、同様に、電子時計20は、充電期間と通信期間とを繰り返し、携帯機器10から送信される時刻補正量データを受信する。
上述したように、電子時計20は、充電期間と、充電期間よりも短い通信期間とを繰り返す。また、短い通信期間中に同期信号を受信した場合、時刻補正量データの受信を完了するまで通信期間とする。これにより、電子時計20は、充電期間をより長くしつつ、より精度良く光信号を受信することができる。
なお、上述した例では、携帯機器10は、時刻補正量データを電子時計20に送信する例を説明したが、これに限られない。また、携帯機器10から電子時計20に送信する情報は、時刻補正量データ以外であってもよく、例えば日時、気温、湿度、気圧、高度を示す情報等であってもよい。
図3は、本実施形態に係る電子時計20の概略断面図と外観図である。図3(A)は、電子時計20の概略断面図であり、図3(B)は、電子時計20の外観図である。
図3(A)に示すように、電子時計20は、対向部209、指針軸2084、秒針2082−1、長針2082−2、短針2082−3、文字板2081、太陽電池201、基盤214、裏蓋215、ケース216、及びベルト217を含んで構成される。
秒針2082−1は、1分間に1回転し、長針2082−2は、60分間で1回転し、短針2082−3は、12時間間で1回転する。
指針軸2084は、秒針2082−1、長針2082−2、及び短針2082−3それぞれの軸を有している。指針軸2084のそれぞれの軸には、秒針2082−1、長針2082−2、及び短針2082−3が、はめ込まれている。
文字板2081は、光及び光信号を透過する材料で形成されているか、複数の微小な穴が形成され、風防210から入射した光及び光信号を太陽電池201へ透過させる。なお、例えば半透明の透過型の太陽電池201の場合、太陽電池201は、文字板2081と風防210との間に配置されていてもよい。
基盤214には、図1で説明した制御回路202、スイッチ203、ダイオード205、基準信号生成回路206、ステッピングモータ207、及び記憶部212が取り付けられている。また、基盤214には、太陽電池201、二次電池204(図1)、及び入力部213(図1)が接続されている。
裏蓋215は、電子時計20の裏面を保護する蓋である。裏蓋215の材質は、一例として樹脂、金属である。
ケース216の内部には、基盤214、太陽電池201、文字板2081、指針軸2084、秒針2082−1、長針2082−2、及び短針2082−3が組み込まれている。ケース216は、例えば略円筒状に形成され、表面側の開口にはベゼル211を介して風防210が取り付けられている。さらに、ケース216には、ベルト217が取り付けられている。ケース216の材質は、例えば樹脂、ゴム、金属(チタン等)、セラミック等である。
ベルト217は、利用者の手首(腕)に装着されるために使用される。
図3(A)及び図3(B)において、電子時計20のベルト217の縁と平行な方向をx軸方向、x軸と垂直な方向をy軸方向、電子時計20の厚み方向をz軸方向とする。図3(A)に示すように、z軸方向において、電子時計20は、裏蓋215の上に基盤214が配置され、基盤214の上に太陽電池201が配置され、太陽電池201の上に文字板2081が配置され、文字板2081の上に風防210が配置されている。そして、図3(A)及び図3(B)に示すように、ベゼル211は、風防210の周縁部を被覆するように配置されている。
ここで、利用者が電子時計20を手首につけたとき、手首と接触する裏蓋215における接触面を、底面215fと定義する。また、利用者が触れることができる風防210の表面を、風防対向面210fと定義する。さらに、利用者が触れることができるベゼル211の表面を、ベゼル対向面211fと定義する。風防対向面210f及びベゼル対向面211fは、携帯機器10と光通信を行うとき、携帯機器10の表示部103(図1)と対向する対向面である。
図3(A)に示すように、z軸方向において、底面215fからベゼル対向面211fまでの高さh1は、底面215fから風防対向面210fまでの高さh2より低い。なお、風防対向面210f及びベゼル対向面211fそれぞれは、xy平面において平坦面であってもよい。また、風防210とベゼル211との間に、例えばV字型等の窪や隙間が形成されていてもよい。
次に、携帯機器10の筐体の大きさと、電子時計20の対向部209との大きさの関係について説明する。
図4は、本実施形態に係る携帯機器10の筐体105と電子時計20の対向部209との大きさの関係の一例を説明する図である。図4において、携帯機器10の筐体105の長辺方向をx軸方向、筐体105の短辺方向をy軸方向、携帯機器10の厚み方向をz軸方向とする。また、入力部213は、竜頭(リューズ)である。ここで、光通信を行うときに対向部209(図3)と対向する表示部103における表面を、表示対向面103fと定義する。
図4に示す例は、携帯機器10がxy平面上に置かれ、表示対向面103fが上向きになるように利用者によって置かれている。電子時計20は、風防対向面210f及びベゼル対向面211fが、表示対向面103fと対向するように利用者によって配置されている。このため、図4において、電子時計20は、裏蓋215の底面215f(図3)側から見た図である。なお、図4において、電子時計20の表示部208、裏蓋215、及びケース216は省略して示している。
電子時計20のベゼル211のx軸方向の幅がD1であり、y軸方向の幅がW1である。幅D1及び幅W1は、ベゼル211の形状が略円形の場合、例えば約4[cm]である。
また、携帯機器10の表示部103のx軸方向の幅がD2であり、y軸方向の幅がW2である。表示部103の大きさは、例えば3.5インチの場合、W2が5[cm]、D2が7.5[cm]である。また、表示部103の大きさが4インチの場合は、W2が5[cm]、D2が8.9[cm]である。携帯機器10の表示部103は、3.5インチ以上のものが多いため、筐体105のy軸方向の幅W3及びx軸方向の幅D3それぞれの長さは、5[cm]以上である。
本実施形態における通信システム1では、図4に示すようにベゼル211のxy平面における幅は、携帯機器10の筐体105の一辺の長さ5[cm]より小さい。従って、本実施形態における通信システム1では、携帯機器10の筐体の大きさは、電子時計20の対向部209の大きさより大きい。このため、光通信を行うとき、対向部209を携帯機器10の筐体によって覆うことができるので、外乱光を遮ることができる。
なお、図4に示した例において、幅D1及びW1は、ベゼル211の幅である例を説明したが、風防210の幅であってもよい。この場合は、風防210のx軸方向の幅がD1であり、y軸方向の幅がW1であってもよい。幅D1及び幅W1は、例えば約3[cm]である。この場合であっても、本実施形態の通信システム1では、筐体105の大きさは、風防210より大きい。この結果、光通信を行うとき、対向部209を携帯機器10の筐体によって覆うことができるので、外乱光を遮ることができる。
なお、図4に示した例では、携帯機器10の表示部103の長辺に対して、電子時計20のベルト217の縁を略平行に置く例を示したが、電子時計20を置く角度や位置は、これに限られない。電子時計20を置く位置や角度は、電子時計20の風防210が、携帯機器10の表示対向面103fの面内に収まればよく、風防対向面210f及びベゼル対向面211fと、表示対向面103fとが対向するように配置されていればよい。
次に、通信システム1における光通信時の携帯機器10と電子時計20との配置例について説明する。
図5は、本実施形態に係る風防210を覆うように表示対向面103fをかざして光通信を行う例を説明する図である。図5における座標系は、図4と同様である。符号301で囲んだ領域の図、及び符号302が示す矢印の図は、外乱光を表す図である。
図5に示す例では、表示部103と対向部209(図3)とを対向させたときに、表示対向面103fと風防対向面210fとの距離より、表示対向面103fとベゼル対向面211fとの距離の方が離れている。
携帯機器10と電子時計20とを光通信させるとき、利用者は、図5に示すように携帯機器10の表示対向面103fを、電子時計20の風防対向面210fを覆うようにかざす。このとき、利用者は、図4に示したように風防210が表示対向面103fの面中に収まるようにする。これにより、携帯機器10から、符号30が示すようにデータが電子時計20に送信される。
符号301で囲んだ領域の図の外乱光は、携帯機器10の筐体105によって、風防210へ入射が遮られる。また、表示部103の大きさが風防210の大きさより大きいため、符号302が示す図の携帯機器10の外側からの外乱光は、筐体105によって遮られて風防210へ入射しない。または、外乱光が真上からではなく斜めから入射する場合であっても、筐体105によって遮られるため、風防210に入射する光量は少ない。このように、図5に示した通信システム1では、光信号を受信する場合、外乱光を筐体105によって遮ることができるので、太陽電池201に入射する外乱光の影響を低減することができる。
表示対向面103fと風防対向面210fとの間隔は、例えば風防210の直径や短辺の長さより短いことが望ましい。これにより、符号302に示した図の外乱光の影響を、より低減することができる。この場合、利用者は、表示対向面103fを風防対向面210fの上にかざしたとき、風防210への外乱光が遮られ、風防対向面210fが筐体105の影に収まるようにかざすことが望ましい。なお、利用者は、電子時計20を手首から外して、光通信を行うようにしてもよい。この場合、利用者は、片手で電子時計20を図5のように風防210が上向きになるように保持し、他方の手で筐体105を保持して、表示対向面103fを風防対向面210fの上にかざすようにしてもよい。すなわち、光通信を行うとき、利用者は、風防210に外乱光が入射しないように対向させればよい。
ここで、図5における風防対向面210f及びベゼル対向面211fの表面について説明する。図5に示した例では、風防対向面210fと表示対向面103fとが接触していない。このため、風防対向面210f及びベゼル対向面211fの表面は、平坦面であってもよく、曲面であってもよい。さらに、ベゼル対向面211fの表面には、凹凸があってもよい。本実施形態では、このような形状であっても、風防210を介して太陽電池201に入射する外乱光を、筐体105によって遮ることができる。
なお、風防対向面210fの表面と表示対向面103fとがそれぞれ平坦面である場合、光通信を行うとき、利用者は、風防対向面210fの表面と表示対向面103fとを接触させるようにしてもよい。これにより、符号302が示す図の外乱光の影響を、さらに低減することができる。
図6は、本実施形態に係る表示対向面103fに風防対向面210fを接触させて光通信を行う例を説明する図である。図6における座標系は、図4と同様である。符号311で囲んだ領域の図、及び符号312が示す図は、外乱光を表す図である。なお、図6に示す例では、表示対向面103f及び風防対向面210fそれぞれは、平坦面である。
携帯機器10と電子時計20とを光通信させるとき、利用者は、図6に示すように表示対向面103fの上方から、風防対向面210fを接触させる。このとき、利用者は、図4を用いて説明したように、風防210が表示対向面103fの面中に収まるように電子時計20を配置させる。
表示対向面103f及び風防対向面210fそれぞれの表面が平坦面であるため、図6に示した符号401が示す領域では、表示対向面103fと風防対向面210fとが、実質的に隙間無く接触する。
符号311に示す領域の図の外乱光は、電子時計20の裏蓋215やケース216によって遮られる。また、図6に示した符号312に示す図の電子時計20の外側の外乱光は、携帯機器10の筐体105の大きさが風防210の大きさより大きいため、かつ表示対向面103fと風防対向面210fとを接触させているため、風防210を介して太陽電池201に入射する光量が少ない。このように、図6に示した通信システム1では、光信号を受信する場合、太陽電池201に入射する外乱光の影響を低減することができる。
図5及び図6に示したように、本実施形態では、電子時計20の対向部209の大きさより携帯機器10の筐体105の大きさを大きくしたので、太陽電池201への外乱光を遮ることができる。または、本実施形態では、外乱光の影響を低減することができる。この結果、電子時計20は、屋外などの外乱光が多い環境であっても、携帯機器10から必要なデータのみを受信することができるので、光信号とノイズである外乱光とのSN(Signal−to−Noise;信号対ノイズ)比を向上させることができる。
なお、本実施形態では、表示部103の表示を変化させる例として、バックライト装置1031の光の輝度を制御部102が制御する例を説明したが、これに限られない。例えば、制御部102は、バックライト装置1031の光の輝度を一定に保ったまま表示パネル1032の表示を、例えば白と黒とに切り替えることで表示を変化させてもよい。
さらに、表示部103が自己発光可能な有機EL(エレクトロルミネッセンス)パネル等である場合、表示部103は、バックライト装置1031を備えていなくてもよい。この場合、制御部102は、表示部103の光の輝度を変化させ、または、輝度を一定に保ったまま表示部103の表示を変化させるようにしてもよい。
以上のように、本実施形態の通信システム1は、一辺の長さが5cm以上の筐体105と、表示を変化させることで電子機器(電子時計20)に光信号を送信する表示部103とを有する携帯機器10と、光信号を受信するときに表示部と対向する対向部209の大きさが筐体より小さく、対向部を介して入射される光信号を受信する電子機器と、を備える。
この構成によって、本実施形態によれば、電子時計20の対向部209は、携帯機器10の筐体105の大きさより小さいものとなっている。この構成によって、通信システム1では、対向部209を携帯機器10で覆うことができるので、対向部209へ入る外乱光を遮ることができる。これにより電子時計20は、外乱光の影響が低減される。この結果、本実施形態の通信システム1では、携帯機器10からの光信号と、ノイズである外乱光とのSN比を向上させることができる。
なお、以上の効果を奏するのであれば、筐体105は、利用者が携帯可能な大きさであればよく、例えば、5cm〜20cmの一辺を有する形態であってもよい。これにより、筐体105は携帯可能であるとともに、光信号を送信するときの電子時計20へのノイズを抑制することができる。
また、本実施形態の通信システム1において、対向部209は、光信号を受信するときに表示部103と対向する対向面(風防対向面210f)を有する風防210と、対向面(ベゼル対向面211f)を有し、風防の周縁部を覆うベゼル211と、を備え、表示部と対向部との接触により光信号の送受信を行う場合、風防の対向面及びベゼルの対向面のうち、少なくとも1つの対向面が平坦面である。
また、本実施形態の通信システム1において、風防210の対向面(風防対向面210f)は、平坦面であり、表示部103と対向部209とを対向させたときに、表示部と風防の対向面との距離より、表示部とベゼル211の対向面(ベゼル対向面211f)との距離の方が離れている。
この構成によって、本実施形態の通信システム1では、図6を用いて説明したように、表示対向面103fと風防対向面210fとを接触させることで、風防210を介して太陽電池201に入射する外乱光の光量を低減することができる。この結果、通信システム1は、外乱光が多い環境であっても、必要なデータのみを受信することができるので、光信号と、ノイズである外乱光とのSN比を向上させることができる。
また、本実施形態の通信システム1において、携帯機器10は、表示部103全体の表示を光信号に応じて変化させて光信号の送信を行う。
この構成によって、電子時計20は、携帯機器10から送信される信号を受信するために、Bluetooth(登録商標)等の無線通信を用いた通信を行う回路を備えずに済み、無線通信による電力を消費しなくて済む。
また、本実施形態の通信システム1において、電子機器(電子時計20)は、送信された光信号を、太陽電池201を用いて受光して受信する。
この構成によって、電子時計20は、Bluetooth(登録商標)等の無線通信を備えずに、電子時計20が備える太陽電池201を用いて、光信号の受信を行うことができる。
<第2実施形態>
第1実施形態では、表示部103と対向部209とを対向させたときに、表示対向面103fと風防対向面210fとの距離より、表示対向面103fとベゼル対向面211fとの距離の方が離れている例を説明したが、本実施形態では、風防対向面とベゼル対向面とが同一面に形成されている例を説明する。
なお、通信システム1Aのブロック図は、図1と同様であり、電子時計20を電子時計20Aに置き換えたものである。電子時計20と電子時計20Aの差は、対向部209A及び風防210Aである。なお、本実施形態においても、携帯機器10の筐体105の大きさが、電子時計20Aの対向部209Aより大きい。
図7は、本実施形態に係る電子時計20Aの概略断面図である。図7における座標系は、図3(A)と同様である。図3に示した電子時計20との差は、風防対向面210Afのz軸方向の高さである。
図7に示す電子時計20Aでは、z軸方向において、底面215fから風防対向面210Afまでの高さh3は、底面215fからベゼル対向面211fまでの高さh1の高さと等しい。このため、図7に示したように、風防対向面210Afとベゼル対向面211fとは、同一平面上に形成されている。なお、風防対向面210Af及びベゼル対向面211fそれぞれは、xy平面において平坦面であってもよい。また、風防210Aとベゼル211との間に、例えばV字型等の窪や隙間が形成されていてもよい。
また、ベゼル211は、外乱光の遮光、風防210Aの保護、防水性の確保等の機能、電子時計20Aの表示を補う印字等を有している。ベゼル211の材質は、外乱光を遮るものであればよく、金属、外乱光を透過しない色の樹脂等であることが好ましい。
図8は、本実施形態に係る表示対向面103fに風防対向面210Afを接触させて光通信を行う例を説明する図である。図8における座標系は、図6と同様である。符号321で囲んだ領域の図、及び符号322が示す図は、外乱光を表す図である。なお、図8に示す例において、表示対向面103f、風防対向面210Af、及びベゼル対向面211fそれぞれは、平坦面である。また、図8に示す例では、風防対向面210Afとベゼル対向面211fとが連続的な平面を形成している。さらに、ベゼル対向面211fには、凹凸がない。
携帯機器10と電子時計20Aとの間で光通信させるとき、利用者は、図8に示すように表示対向面103fの上方から、風防対向面210Af及びベゼル対向面211fを接触させる。このとき、利用者は、図4を用いて説明したように、対向部209Aが表示対向面103fの面中に収まるように電子時計20Aを配置させる。
表示対向面103f、ベゼル対向面211f、及び風防対向面210Afそれぞれの表面が平坦面であるため、符号411が示す領域では、風防対向面210Af及びベゼル対向面211fと、表示対向面103fとは、実質的に隙間無く接触する。
図8に示した符号321に示す領域の図の外乱光は、電子時計20Aの裏蓋215やケース216によって遮られる。また、図8に示した符号322に示す図の電子時計20Aの外側の外乱光は、筐体105の大きさが風防210Aの大きさより大きいため、かつ互いに平坦面を有する表示対向面103fとベゼル対向面211fとを接触させているため、ベゼル211によって遮られる。これにより、風防210Aを介して太陽電池201に入射する外乱光を遮ることができる。このように、図8に示した通信システム1Aでは、光信号を受信する場合、太陽電池201に入射する外乱光を遮ることができる。
なお、図8に示した例では、携帯機器10の表示対向面103fの上から電子時計20Aの対向部209Aを接触させて光通信を行う例を説明したが、これに限られない。通信システム1Aでは、携帯機器10の表示対向面103fと、電子時計20Aの対向部209Aとが対向していればよく、図5に示したように、風防210Aを覆うように携帯機器10をかざして光通信を行うようにしてもよい。
通信システム1Aでは、携帯機器10の筐体105の大きさが電子時計20の対向部209Aより大きいため、風防210Aを覆うように表示部103の上面をかざして光通信を行う場合であっても、光信号を受信する場合に、太陽電池201に入射する外乱光の影響を低減できる。図5に示した例において、電子時計20を電子時計20Aに置き換えると、符号301で囲んだ領域の図の外乱光は、筐体105によって、風防210Aへ入射が遮られる。また、筐体105の大きさが風防210Aの大きさより大きいため、符号302が示す図の携帯機器10の外側からの外乱光は、筐体105によって遮られて、かつベゼル211によっても遮られる。この結果、図5に示した符号302が示す図の携帯機器10の外側からの外乱光は、風防210Aへ入射しないか、または風防210Aに入射する光量は電子時計20より少ない。この結果、本実施形態の通信システム1Aでは、光信号を受信する場合、太陽電池201に入射する外乱光の影響をさらに低減することができる。
なお、風防対向面210Af及びベゼル対向面211fと、表示対向面103fとを接触させずに、風防210Aを覆うように携帯機器10をかざして光通信を行う場合、風防対向面210Af及びベゼル対向面211fの表面の形状は、第1実施形態で説明したように平坦面であってもよく、曲面であってもよい。さらに、ベゼル対向面211fの表面には、凹凸があってもよい。
以上のように、本実施形態の通信システム1Aは、ベゼル211の対向面(ベゼル対向面211f)は、風防210Aの対向面(風防対向面210Af)と同一平面上にあり、ベゼルの対向面と風防の対向面とが平坦面である。
この構成によって、本実施形態の通信システム1Aでは、表示部103と対向部209Aとを密着させることができる。これにより、通信システム1Aでは、図8のように表示対向面103fに風防対向面210Af及びベゼル対向面211fを接触させて光通信を行う場合であっても、外乱光は、携帯機器10の筐体105、電子時計20Aの裏蓋215、ベゼル211によって遮られる。また、図5のように風防210Aを覆うように表示部103の上面をかざして光通信を行う場合であっても、外乱光は、携帯機器10の筐体105、電子時計20Aの裏蓋215、ベゼル211によって遮られる。この結果、通信システム1Aでは、外乱光が多い環境であっても、ベゼル211によって外乱光を遮ることができるので、光信号とノイズである外乱光とのSN比を向上させることができる。
<第3実施形態>
第2実施形態では、風防対向面210Afとベゼル対向面211fとが、同一平面上に形成されている例を説明したが、本実施形態では、表示部103と対向部209とを対向させたときに、表示対向面103fとベゼル対向面との距離より、表示対向面103fと風防対向面との距離の方が離れている例を説明する。
なお、通信システム1Bのブロック図は、図1と同様であり、電子時計20を電子時計20Bに置き換えたものである。電子時計20と電子時計20Bの差は、対向部209B及びベゼル211Bである。また、本実施形態においても、携帯機器10の筐体105の大きさが、電子時計20の対向部209Bより大きい。
図9は、本実施形態に係る電子時計20Bの概略断面図である。図9における座標系は、図3(A)と同様である。図3(A)に示した電子時計20との差は、ベゼル対向面211Bfのz軸方向の高さである。図9に示す電子時計20Bでは、z軸方向において、底面215fから風防対向面210fまでの高さh1より、底面215fからベゼル対向面211Bfまでの高さh4の方が高い。
図10は、本実施形態に係る表示対向面103fにベゼル対向面211Bfを接触させて光通信を行う例を説明する図である。図10における座標系は、図6と同様である。符号341で囲んだ領域の図、及び符号342が示す図は、外乱光を表す図である。なお、図10に示す例では、表示対向面103f及びベゼル対向面211Bfそれぞれは、平坦面である。さらに、ベゼル対向面211Bfには、凹凸がない。また、表示対向面103fと風防対向面210fとの間には、(h4−h1)の隙間が生じる。
携帯機器10と電子時計20Bとの間で光通信を行わせるとき、利用者は、図10に示すように表示対向面103fの上方から、ベゼル対向面211Bfを接触させる。このとき、利用者は、図4を用いて説明したように、対向部209Bが表示対向面103fの面中に収まるように電子時計20Bを配置させる。
表示対向面103f及びベゼル対向面211Bfそれぞれの表面が平坦面であるため、符号421が示す領域の図のように、ベゼル対向面211Bfと、表示対向面103fとは、実質的に隙間無く接触する。
図10に示した符号341に示す領域の図の外乱光は、電子時計20Bの裏蓋215やケース216によって遮られる。また、図10に示した符号342に示す図の電子時計20Bの外側の外乱光は、筐体105の大きさが風防210の大きさより大きいため、かつ表示対向面103fとベゼル対向面211Bfとを接触させているため、ベゼル211Bによって遮られる。これにより、風防210を介して太陽電池201に入射する外乱光を遮ることができる。このように、図10に示した通信システム1Bでは、光信号を受信する場合、太陽電池201に入射する外乱光を遮ることができる。
なお、図10に示した例では、携帯機器10の表示部103の上から電子時計20Bの対向部209Bを接触させて光通信を行う例を説明したが、これに限られない。通信システム1Bでは、携帯機器10の表示部103と、電子時計20Bの対向部209Bとが対向していればよく、図5に示したように、風防210を覆うように携帯機器10をかざして光通信を行うようにしてもよい。風防210を覆うように携帯機器10をかざして光通信を行う場合であっても、筐体105の大きさが対向部209Bより大きいため、光信号を受信するとき、第2実施形態の電子時計20Aと同様に、太陽電池201に入射する外乱光の影響を低減することができる。この結果、本実施形態の通信システム1Bでは、光信号を受信する場合、太陽電池201に入射する外乱光の影響を低減することができる。
なお、図5に示したように風防210を覆うように携帯機器10をかざして光通信を行う場合、風防対向面210f及びベゼル対向面211Bfの表面は、平坦面であってもよく、曲面であってもよい。さらに、ベゼル対向面211Bfの表面には、凹凸があってもよい。
以上のように、本実施形態の通信システム1Bにおいて、ベゼル211Bの対向面(ベゼル対向面211Bf)は、平坦面であり、表示部103と対向部209Bとを対向させたときに、表示部とベゼルの対向面との距離より、表示部と風防210の対向面(風防対向面210f)との距離の方が離れている。
この構成によって、本実施形態の通信システム1Bでは、第2実施形態の電子時計20Aと同様に、表示対向面103fとベゼル対向面211Bfとを密着させて光通信を行うことができる。これにより、通信システム1Bは、ベゼル211Bによって、外乱光を遮ることができる。この結果、電子時計20Bは、外乱光が多い環境であっても、携帯機器10から必要なデータのみを受信することができるので、光信号とノイズである外乱光とのSN比を向上させることができる。
なお、第1実施形態〜第3実施形態では、電子時計(20、20A、20B)の例として、アナログ表示で時刻等を表示する例を説明したが、これに限られない。電子時計20は、デジタル表示で時刻等を表示する時計であってもよい。
また、第1本実施形態〜第3実施形態では、電子機器の一例として電子時計(20、20A、20B)を用いて説明したが、これに限られない。電子機器は、太陽電池201を備え、太陽電池201の上部に設けられている対向部(209、209A、209B)の大きさが、携帯機器10の筐体105より小さい装置であり、携帯機器10から光信号を受信する装置であればよい。例えば、電子機器は、歩数計等であってもよい。
なお、第1実施形態〜第3実施形態では、携帯機器10の表示部103の形状が長方形の例を説明したが、形状はこれに限られない。表示部103の形状は、円形、楕円形、正方形、多角形等の形状であってもよい。円形、楕円形の場合、直径、長径、または短径が5cm以上であってもよい。同様に、風防210(210A)の形状も、円形に限られず、楕円形、樽型、正方形、多角形等の形状であってもよい。
なお、上述した実施形態における携帯機器10または電子時計(20、20A、20B)が備える各部の機能全体あるいはその一部は、これらの機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶部のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、制御部102は、バックライト装置1031のオン状態と同期させて、表示パネル1032に白色の画像を表示するように制御するようにしてもよい。そして、制御部102は、バックライト装置1031のオフ状態と同期させて、表示パネル1032に黒色の画像を表示するように制御するようにしてもよい。この場合も、携帯機器10は、表示部103に表示される画像を制御することでも、電子時計(20、20A、20B)へ異なる輝度の光信号を送信することができる。
また、外乱光の風防210への入射を抑制することができる範囲であれば、利用者は、表示対向面103fが風防対向面210fに対して斜めになるように筐体105を位置させて光通信をすることができる。
1、1A、1B…通信システム、10…携帯機器、20、20A、20B…電子時計、101…時刻データ取得部、102…制御部、103…表示部、1031…バックライト装置、1032…表示パネル、103f…表示対向面、104…入力部、105…筐体、201…太陽電池、202…制御回路、203…スイッチ、204…二次電池、205…ダイオード、206…基準信号生成回路、207…ステッピングモータ、208…表示部、209…対向部、210、210A…風防、210f、210Af…風防対向面、211、211B…ベゼル、211f、211Bf…ベゼル対向面、212…記憶部、213…入力部、214…基盤、215…裏蓋、216…ケース、217…ベルト、2081…文字板、2082…指針、2083…日付部、2082−1…秒針、2082−2…長針、2082−3…短針、2083…指針軸

Claims (10)

  1. 一辺の長さが5cm以上の筐体と、表示を変化させることで電子機器に光信号を送信する表示部とを有する携帯機器と、
    前記光信号を受信するときに前記表示部と対向する対向部の大きさが前記筐体より小さく、前記対向部を介して入射される光信号を受信する電子機器と、
    を備える通信システム。
  2. 前記携帯機器は、前記表示部全体の表示を前記光信号に応じて変化させて前記光信号の送信を行う請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記電子機器は、送信された前記光信号を、太陽電池を用いて受光して受信する請求項1または請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記対向部は、
    前記光信号を受信するときに前記表示部と対向する対向面を有する風防と、
    前記対向面を有し、前記風防の周縁部を覆うベゼルと、を備え、
    前記表示部と前記対向部との接触により前記光信号の送受信を行う場合、前記風防の対向面及び前記ベゼルの対向面のうち、少なくとも1つの対向面が平坦面である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の通信システム。
  5. 前記ベゼルの対向面は、前記風防の対向面と同一平面上にあり、
    前記ベゼルの対向面と前記風防の対向面とが平坦面である請求項4に記載の通信システム。
  6. 前記風防の対向面は、平坦面であり、
    前記表示部と前記対向部とを対向させたときに、前記表示部と前記風防の対向面との距離より、前記表示部と前記ベゼルの対向面との距離の方が離れている請求項4に記載の通信システム。
  7. 前記ベゼルの対向面は、平坦面であり、
    前記表示部と前記対向部とを対向させたときに、前記表示部と前記ベゼルの対向面との距離より、前記表示部と前記風防の対向面との距離の方が離れている請求項4に記載の通信システム。
  8. 光信号を送信する携帯機器からの前記光信号を受光して受信する太陽電池と、
    前記太陽電池から受光する面の上部に設けられる対向部であって、前記光信号を受信するときに前記携帯機器が有する表示部と対向する対向面を有する対向部と、
    を備え、
    前記対向部の大きさは、前記携帯機器が有する一辺の長さが5cm以上の筐体の大きさより小さい電子機器。
  9. 前記対向部は、
    前記対向面を有する風防と、
    前記対向面を有し、前記風防の周縁部を覆うベゼルと、を備え、
    前記表示部と前記対向部との接触により前記光信号を受信する場合、前記風防の対向面、及び前記ベゼルの対向面のうち、少なくとも1つの対向面が平坦面である請求項8に記載の電子機器。
  10. 一辺の長さが5cm以上の筐体と、表示を変化させることで電子機器に光信号を送信する表示部を有し、光信号を送信するときに前記表示部と対向する対向面の大きさが前記筐体より小さい対向部を有する電子機器に光信号を送信する携帯機器のコンピュータに、
    前記表示部全体の表示を前記光信号に応じて変化させて前記光信号の送信を行うステップ、
    を実行させるためのプログラム。
JP2014189259A 2014-09-17 2014-09-17 通信システム、電子機器、及びプログラム Withdrawn JP2016063363A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014189259A JP2016063363A (ja) 2014-09-17 2014-09-17 通信システム、電子機器、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014189259A JP2016063363A (ja) 2014-09-17 2014-09-17 通信システム、電子機器、及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016063363A true JP2016063363A (ja) 2016-04-25

Family

ID=55798247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014189259A Withdrawn JP2016063363A (ja) 2014-09-17 2014-09-17 通信システム、電子機器、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016063363A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09506723A (ja) * 1993-11-22 1997-06-30 タイメックス コーポレーション 情報をダウンロードする方法およびその装置
JP2004093557A (ja) * 2002-07-08 2004-03-25 Seiko Epson Corp 時刻修正システム、時刻修正指示装置、指針式時計、および時刻修正方法
JP2006337236A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Seiko Epson Corp 時刻修正システム、標準時刻中継システム、一次中継装置、及び、二次中継装置
JP2014048136A (ja) * 2012-08-30 2014-03-17 Seiko Precision Inc 時刻修正システム、時刻送信装置、時刻修正装置、時刻修正方法およびプログラム
JP2015078943A (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 カシオ計算機株式会社 指針位置修正方法、指針位置修正システム及び指針式表示装置
JP2016008921A (ja) * 2014-06-25 2016-01-18 セイコーインスツル株式会社 電子機器及びプログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09506723A (ja) * 1993-11-22 1997-06-30 タイメックス コーポレーション 情報をダウンロードする方法およびその装置
JP2004093557A (ja) * 2002-07-08 2004-03-25 Seiko Epson Corp 時刻修正システム、時刻修正指示装置、指針式時計、および時刻修正方法
JP2006337236A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Seiko Epson Corp 時刻修正システム、標準時刻中継システム、一次中継装置、及び、二次中継装置
JP2014048136A (ja) * 2012-08-30 2014-03-17 Seiko Precision Inc 時刻修正システム、時刻送信装置、時刻修正装置、時刻修正方法およびプログラム
JP2015078943A (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 カシオ計算機株式会社 指針位置修正方法、指針位置修正システム及び指針式表示装置
JP2016008921A (ja) * 2014-06-25 2016-01-18 セイコーインスツル株式会社 電子機器及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106550106B (zh) 手表型移动终端及其控制方法
US20160342141A1 (en) Transparent capacitive touchscreen device overlying a mechanical component
US10394192B2 (en) Smart watch, operation control method and apparatus therefor
JP6826123B2 (ja) 自動的に腕時計の時間情報を調整する方法
EP1118915A1 (en) Time piece
JP2012013676A (ja) 紫外線測定装置および紫外線計測機能付電子腕時計
US10025275B2 (en) Apparatus and method for displaying information
US11409247B2 (en) Analog electronic watch system and analog electronic watch
JP6554407B2 (ja) 携帯情報機器
US20150378487A1 (en) Embedded light-sensing component
JP2016200508A (ja) 通信システム、電子時計および通信装置
US10386540B2 (en) Ultraviolet measurement system
TWI581537B (zh) 行動顯示系統以及行動顯示裝置
JP6410729B2 (ja) 時刻修正システム、電子機器及びプログラム
KR20160063105A (ko) 시계탈부착용 스마트기기
JP2016065825A (ja) 時刻補正システム、電子機器、時計及びプログラム
JP2016063363A (ja) 通信システム、電子機器、及びプログラム
KR101531208B1 (ko) 손목 밴드형 모바일 기기 및 그것의 화면 제어 방법
KR20170026007A (ko) 하이브리드 스마트 워치 및 그의 운용방법
US11360439B2 (en) Electronic device, information processing method, and non-transitory computer-readable recording medium
WO2017169607A1 (ja) 電子機器
US9800333B2 (en) Electronic device, communication method and recording medium
US20150349403A1 (en) Electronic device
TWM504980U (zh) 多功能切換手錶
JP2016105064A (ja) 電子時計、電子機器、プログラム及び通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170712

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170913

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180604

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180724

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20180911