JP2020204544A - 携帯機器、情報表示方法、プログラム、システム - Google Patents

携帯機器、情報表示方法、プログラム、システム Download PDF

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Abstract

【課題】時計の機種毎に指針の運針状態を解析して情報を携帯機器の表示部に表示できる携帯機器、情報表示方法、プログラム、システムの提供。【解決手段】携帯機器は、撮影対象を撮影して撮影画像を取得する撮影部と、情報を表示するディスプレイと、前記撮影部で指針を有する時計の表示部を撮影した撮影画像から前記時計の機種情報を取得する機種情報取得部と、前記機種情報に合致する時計情報を取得する時計情報取得部と、前記撮影画像から前記指針の運針状態を取得する運針状態取得部と、前記時計情報および前記運針状態に基づいて前記時計の状態を取得する時計状態取得部と、前記時計状態取得部で取得した前記時計の状態を前記ディスプレイに表示させる時計状態表示部と、を備えることを特徴とする。【選択図】図6

Description

本発明は、携帯機器、情報表示方法、プログラム、システムに関する。
クロノグラフ時計や、電波時計、衛星信号を受信する時計などの多機能時計では、多機能であるが故に操作方法が複雑である。特に、アナログ時計では、指針のみで情報を表示しなければならず、時計がどのような状態であるかをユーザーが把握することが困難であり、時計を使いこなすことが難しかった。
そこで、特許文献1には、スマートフォン等の電子機器を用いて、時計の指針が指示する電池残量やメンテナンス時期をユーザーに分かりやすく表示する電子機器が開示されている。
特許文献1の電子時計は、秒針を2秒毎に2ステップ運針したり、1〜3の目盛や9〜11の目盛を指示することで電圧低下を示し、30秒毎に30ステップ運針したり、6の目盛を指示することでメンテナンス時期を告知している。また、秒針の代わりに、長針や短針で電圧低下やメンテナンス時期を告知してもよいことも開示されている。
特許文献1の電子機器は、時計の指針を撮像する撮像部と、時計の指針が示す時計の状態を解析する解析部と、解析部の解析結果を示す表示部とを備え、前記秒針などの運針状態に基づいて、電圧低下やメンテナンス時期を知らせるメッセージを電子機器の表示部に表示している。
このため、特許文献1では、秒針や長針、短針を用いて電圧低下やメンテナンス時期を告知するため、一般的な三針の電子時計であれば利用できる。
特開2016−50892号公報
しかしながら、多機能時計では、サブダイヤルに設けられるモード針や小秒針等の複数の指針を備え、これらの指針で様々な情報を表示する。時計の機種によって各指針が示す情報は異なるが、特許文献1では時計の機種を判別していないため、機種によって異なる情報を指針が示す場合に、指針の運針状態を解析して前記各情報を電子機器の表示部に表示させることができなかった。
本開示の携帯機器は、撮影対象を撮影して撮影画像を取得する撮影部と、情報を表示するディスプレイと、前記撮影部で指針を有する時計の表示部を撮影した撮影画像から前記時計の機種情報を取得する機種情報取得部と、前記機種情報に合致する時計情報を取得する時計情報取得部と、前記撮影画像から前記指針の運針状態を取得する運針状態取得部と、前記時計情報および前記運針状態に基づいて前記時計の状態を取得する時計状態取得部と、前記時計状態取得部で取得した前記時計の状態を前記ディスプレイに表示させる時計状態表示部と、を備えることを特徴とする。
本開示の携帯機器において、前記機種情報取得部は、前記撮影画像から機種名を認識して前記機種情報を取得、または、前記撮影画像からブランド名と、時計デザインとを認識して前記機種情報を取得することが好ましい。
本開示の携帯機器において、マイクを備え、前記機種情報取得部は、前記マイクから入力された音声情報から機種名を認識する音声認識部を備えることが好ましい。
本開示の携帯機器において、前記運針状態は、前記指針の停止位置、または、前記指針の運針間隔および運針量を含むことが好ましい。
本開示の携帯機器において、前記時計の状態は、時刻ずれ、受信禁止モード、サマータイムの設定、電池残量、パワーセーブ、タイムゾーン、受信結果のいずれかを含むことが好ましい。
本開示の携帯機器において、前記時計状態表示部は、前記時計の状態に応じた操作ガイダンスを前記ディスプレイに表示することが好ましい。
本開示の携帯機器において、ユーザーの操作を検出する操作検出部を備え、前記時計状態表示部は、前記操作検出部で検出された操作によって前記ディスプレイに表示する前記操作ガイダンスを切り替えることが好ましい。
本開示の情報表示方法は、指針を有する時計の表示部を撮影した撮影画像から前記指針の運針状態を取得するステップと、前記時計の機種情報を取得するステップと、前記機種情報に合致する時計情報を取得するステップと、前記運針状態および前記時計情報に基づいて前記時計の状態を取得するステップと、前記時計の状態をディスプレイに表示させるステップと、を備えることを特徴とする。
本開示のプログラムは、コンピューターを、指針を有する時計の表示部を撮影した撮影画像から前記指針の運針状態を取得する運針状態取得部と、前記時計の機種情報を取得する機種情報取得部と、前記機種情報に合致する時計情報を取得する時計情報取得部と、前記運針状態および前記時計情報に基づいて前記時計の状態を取得する時計状態取得部と、前記時計状態取得部で取得した前記時計の状態をディスプレイに表示させる時計状態表示部と、して機能させることを特徴とする。
本開示のシステムは、サーバーおよび携帯機器を含むシステムであって、前記サーバーは、前記携帯機器と通信する通信部と、時計の機種情報および時計情報が記憶された機種情報記憶部と、前記通信部によって前記携帯機器から受信した前記機種情報を、前記機種情報記憶部で検索し、前記機種情報に合致する時計情報を抽出して前記携帯機器に送信する時計情報検索部と、を備え、前記携帯機器は、前記サーバーと通信する通信部と、撮影対象を撮影して撮影画像を取得する撮影部と、情報を表示するディスプレイと、前記撮影部で指針を有する前記時計の表示部を撮影した撮影画像から前記指針の運針状態を取得する運針状態取得部と、前記時計の機種情報を取得する機種情報取得部と、前記通信部よって前記機種情報を前記サーバーに送信し、前記サーバーから前記時計情報を受信して前記機種情報に合致する時計情報を取得する時計情報取得部と、前記運針状態および前記時計情報に基づいて前記時計の状態を取得する時計状態取得部と、前記時計状態取得部で取得した前記時計の状態を前記ディスプレイに表示させる時計状態表示部と、を備えることを特徴とする。
本実施形態のシステムの構成を示す図である。 前記実施形態のシステムで情報取得対象となる電子時計の一例を示す図である。 前記電子時計のサブダイヤルの一例を示す図である。 前記電子時計の裏蓋の一例を示す図である。 前記実施形態のシステムを構成するサーバーの構成例を示すブロック図である。 前記実施形態のシステムを構成する携帯機器の一例であるスマートフォンの構成を示すブロック図である。 前記実施形態における情報表示方法を示すフローチャートである。 前記情報表示方法における時計状態認識モードの処理を示すフローチャートである。 前記情報表示方法における認識失敗処理を示すフローチャートである。 前記実施形態における携帯機器の画面表示例を示す図である。 前記実施形態における携帯機器の画面表示例を示す図である。 前記実施形態における携帯機器の画面表示例を示す図である。 前記実施形態における携帯機器の画面表示例を示す図である。 前記情報表示方法における受信結果表示処理を示すフローチャートである。 前記実施形態における携帯機器の画面表示例を示す図である。 前記実施形態における携帯機器の画面表示例を示す図である。 前記情報表示方法における操作ガイダンスモードの処理を示すフローチャートである。 前記実施形態における携帯機器の画面表示例を示す図である。 前記実施形態における携帯機器の画面表示例を示す図である。
図1は、本実施形態に係るシステム10の構成を示す図である。システム10は、電子時計1と、携帯機器であるスマートフォン100と、サーバー200とを含む。スマートフォン100は、移動体通信網や公衆無線LAN(Local Area Network)などのネットワーク網を構成する基地局210およびインターネット網を介してサーバー200と通信可能に構成されている。
[電子時計]
本実施形態の電子時計1は、地球の上空を所定の軌道で周回している複数のGPS衛星や準天頂衛星などの位置情報衛星からの衛星信号を受信して衛星時刻情報を取得し、内部時刻情報を修正できるように構成されている。さらに、電子時計1は、発電装置としてソーラーパネルを備え、ソーラーパネルで発電した電力を蓄電する二次電池を備える。
したがって、電子時計1は、太陽光などの光エネルギーを電気エネルギーに変換するソーラー機能と、位置情報衛星から受信した衛星信号に基づいて現在地時刻を表示する衛星電波修正機能とを備える。
電子時計1は、図2に示すように、文字板11および外装ケース2を備える。外装ケース2は、略円筒状に形成されている。外装ケース2の表面側の開口には、ベゼル14を介して開口を覆う表面ガラス31が取り付けられている。外装ケース2の裏面側の開口には、図4に示す裏蓋5が取り付けられている。なお、以降の説明において、電子時計1を、文字板11に垂直な方向であってカバーガラス側または裏蓋側から見ることを平面視という。
また、電子時計1は、文字板11の平面中心より、2時方向の位置にAボタン71が設けられ、4時方向の位置にBボタン72が設けられ、3時方向の位置にりゅうず6が設けられている。これらのAボタン71、Bボタン72、りゅうず6が操作されることにより、操作に応じた操作信号が出力される。
文字板11は、ポリカーボネートなどの非導電性部材にて円板状に形成されている。文字板11の平面中心には、文字板11を貫通して設けられる指針軸4が配置され、この指針軸4には、指針である秒針3B、分針3C、時針3Dが取り付けられている。文字板11の外周部には、ダイヤルリング32が取り付けられている。
電子時計1は、4つの小窓(サブダイヤル)770、780、790、800と、指針771、781、791、792、801とを備える多機能時計である。
第1小窓770および指針771は、文字板11の平面中心に対して3時方向に設けられる。第2小窓780および指針781は、文字板11の平面中心に対して9時方向に設けられる。第3小窓790および指針791、792は、文字板11の平面中心に対して6時方向に設けられる。第4小窓800および指針801は、文字板11の平面中心に対して4時方向に設けられる。
文字板11の平面中心に対して、4時と5時との間の方向に矩形の日窓51が設けられている。文字板11の裏面側には日車55が配置され、日車55は日窓51から視認可能となっている。
第1小窓770には、中心角が約280度程度の円弧状に形成されたダイヤルリング772が取り付けられている。ダイヤルリング772には、指針771で指示される目盛、具体的には、アルファベット3文字で示す曜日が印刷などで表記されている。このため、指針771は曜日を指示する曜日針として機能する。
[モード表示用目盛]
第2小窓780には、円環状のダイヤルリング782が取り付けられている。ダイヤルリング782には、指針781で指示される目盛が印刷などで表記されている。具体的には、ダイヤルリング782には、図3にも示すように、パワーインジケーター783と、機内モードに設定されたことを示す飛行機マーク784と、衛星信号の受信モードを示す目盛785と、サマータイムの設定モードを示す目盛786とが表記されている。
パワーインジケーター783は、二次電池の電池残量を示すものであり、第2小窓780の9時位置から7時位置に渡って帯状に表記され、指針781は、パワーインジケーター783の9時位置、8時位置、7時位置のいずれかを指示する。ここで、指針781が9時位置を指示した場合は電池残量がFullつまり十分な残量であることを示し、8時位置を指示した場合は中くらいの残量であることを示し、7時位置を指示した場合はEmptyつまり残量が少ないことを意味する。
飛行機マーク784は、電子時計1が衛星信号の受信機能を禁止する機内モードに設定されていることを示すものであり、第2小窓780の10時位置に表記される。
受信モードを示す目盛785は、第2小窓780の略11時位置に「1」と表記されて測時モードを示す目盛785Aと、12時位置に「4+」と表記されて測位モードを示す目盛785Bと、略1時位置に「LEAP SEC.」と表記されて、うるう秒情報を取得する受信モードを示す目盛785Cとを備える。
サマータイムの設定モードを示す目盛786は、第2小窓780の6時位置に「AUTO」と表記された目盛786Aと、略5時位置に「ST」と表記された目盛786Bと、略4時位置に「DST」と表記された目盛786Cとを備える。目盛786Aは、サマータイムを自動設定するAUTOモードを意味する。AUTOモードは、衛星信号から位置情報を取得した際に、サマータイムを実施している地域であれば自動的に夏時間に変更するモードである。
目盛786Bは、スタンダードモードを意味し、手動設定によって、常にスタンダードタイムを表示するモード、つまりサマータイムを解除するモードであることを意味する。目盛786Cは、DSTモードを意味し、手動設定によって、常にサマータイムを表示するモードを意味する。
第3小窓790には、図2に示すように、円環状のダイヤルリング793が取り付けられている。ダイヤルリング793は、ホームタイムやローカルタイムを指示する小時計用の時針791および分針792が指示する目盛が表記されている。
第4小窓800には、指針791、792が指示する時刻の午前を示す「A」と午後を示す「P」とが表記され、これらを指示する指針801はAM/PM針として機能する。第4小窓800は、第1小窓770に重なるように、ダイヤルリング782の切り欠き部分に配置されている。
[秒針による状態表示例−1]
本実施形態の電子時計1は、指針781がインジケーターの7時位置を指示している場合、秒針3Bの運針によって二次電池の残量をさらに細かく表示している。すなわち、秒針3Bは、二次電池の残量が低下し、衛星信号の受信処理は実行できないが、時刻表示は可能な残量レベルの場合は、通常の運針、具体的には1秒毎に1秒分つまり6度回転する運針を継続する。この状態からさらに電池残量が低下すると、秒針3Bは2秒運針つまり2秒毎に2秒分(12度)回転する運針を行い、さらに電池残量が低下すると、秒針3Bでは5秒運針つまり5秒毎に5秒分(30度)回転する運針を行う。
[秒針による状態表示例−2]
本実施形態の電子時計1は、ソーラーパネルによる発電が行われない状態が所定時間以上継続した場合にパワーセーブモードに移行し、このパワーセーブモードに移行したことを秒針3Bで表示する。
例えば、ソーラーパネルに光が当たらない状態が所定時間、例えば72時間以上続いた場合、電子時計1は第1パワーセーブモードに移行し、秒針3Bは15秒の位置で停止する。この際、分針3C、時針3D、日車55、指針771、指針791、792は、前記条件に該当した時点で指示していた位置で停止する。また、衛星信号を自動受信する条件に該当した場合、例えば、予め設定された自動受信開始時刻になった場合でも、自動受信による時刻修正処理は実行しない。
また、充電不足の状態が長く続いた場合、電子時計1は第2パワーセーブモードに移行し、秒針3Bは45秒の位置で停止する。この場合、指針781は、パワーインジケーター783の7時位置を指示する。また、分針3C、時針3Dは、前記条件に該当した時点で指示していた位置で停止する。また、日車55は「1」に、指針771は「SUN」に、指針791、792は、12:00AMを指示する位置で停止する。さらに、衛星信号を受信する手動操作を行っても受信を開始しない。
[電子時計の機種情報]
電子時計1の文字板11には、電子時計1の機種を特定する情報が記載されている。すなわち、文字板11において、指針軸4が配置された平面中心位置と、12時の目盛との間には、電子時計1のブランドロゴマーク21と、図2では省略しているが商品機能を示す文字が表記されている。本実施形態の電子時計1は、GPS衛星信号を受信する機能を備えるため「GPS」の文字が表記され、さらにソーラーパネルを備えるため「SOLAR」の文字が表記されている。
また、第3小窓790には電子時計1の商品シリーズ名22が表記され、文字板11の5時および6時の目盛間には、電子時計1の型式番号23が表記されている。
電子時計1に関する情報は、図4に示すように、裏蓋5にも記載されている。裏蓋5には、ブランドロゴマーク21と、「GPS」の文字25と、「SOLAR」の文字26と型式番号23とが表記されている。裏蓋5には、さらに、防水性能を示す文字27や、耐磁性能を示す記号28なども表記されている。
以上のように、多機能の電子時計1では、指針781や秒針3B等で複数の情報を表示するが、利用者は必ずしも各指針の指示する情報の意味を把握していない場合がある。これらの指針が指示する情報の意味は取扱説明書で説明されているものの、電子時計1の利用者が取扱説明書を常時持ち運んで確認できない場合もあるため、指示された情報をその都度確認できない場合もある。
そこで、本実施形態では、ユーザーが利用するスマートフォン100と、スマートフォン100がアクセスするサーバー200を用いて各種情報を確認できるようにしている。
[サーバーの構成]
図5は、サーバー200の構成を示す概略的なブロック図である。サーバー200は、通信部201と、機種情報記憶部202と、時計情報検索部203とを備える。通信部201は、サーバー200をインターネット等のネットワーク網に接続し、ネットワーク網を介してスマートフォン100等の他の装置と通信する。
機種情報記憶部202は、電子時計の機種情報と、時計情報とが記憶されている。時計情報とは、各種の電子時計の取扱説明書等の情報である。
時計情報検索部203は、通信部201によってスマートフォン100から受信した機種情報を、機種情報記憶部202で検索し、機種情報に合致する時計情報を抽出して通信部201を介してスマートフォン100に送信する。
さらに、サーバー200は、電子時計のメーカーが新機種を発売した際に、その機種情報および時計情報を、機種情報記憶部202に追加登録することができるように構成されている。
[スマートフォンの構成]
図6は、本実施形態に係るスマートフォン100の構成を示す概略的なブロック図である。スマートフォン100は、カメラ110、ディスプレイ120、タッチセンサー131、ボタン132、マイクロフォン133、スピーカー134、記憶部140、通信部150、および制御部160を備える。
カメラ110は、レンズ、イメージセンサー、および画像処理回路などを含み、レンズに入射した光学的な像をデジタル画像データに変換して出力する。カメラ110は、起動中には所定のフレームレートで連続的に画像データの出力を実行しており、このようにして出力される連続的な画像データをディスプレイ120に表示されることによっていわゆるライブビュー画像が提供される。本実施形態において、カメラ110は、電子時計1を被写体として含む画像を取得する撮影部である。
ディスプレイ120は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、または有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイであり、制御部160から入力される画像データに従って様々な情報を画像として表示する。ディスプレイ120上にはタッチセンサー131が配置され、ディスプレイ120とタッチセンサー131とによってタッチスクリーンが構成される。本実施形態において、ディスプレイ120は、カメラ110によって取得された電子時計1を被写体として含むライブビュー画像とともに時計の状態を表示する。
タッチセンサー131およびボタン132は、ユーザーの操作に応じて操作信号を生成する。生成された操作信号は制御部160に入力される。操作信号に代えて、または操作信号とともに、マイクロフォン133が生成する音声信号が、ユーザーの操作入力を示す情報として制御部160に入力されてもよい。スピーカー134は、制御部160から出力された音声信号に従って様々な情報を音声として出力する。
記憶部140は、RAMやROMによって構成される。記憶部140は、制御部160によって実行されるプログラム、および当該プログラムの実行に用いられるデータなどを記憶する。本実施形態において、記憶部140は、サーバー200から送信される時計情報を記憶できるように構成されている。
通信部150は、スマートフォン100と他の装置との間の通信を実行するための通信回路やアンテナなどの装置を含む。例えば、通信部150は、移動体通信網や公衆無線LANなどのネットワーク通信を実行して、インターネットなどのネットワーク網にスマートフォン100を接続し、サーバー200と通信する。
制御部160は、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサーによって構成される。制御部160は、記憶部140に記憶されたプログラムを実行することによって、スマートフォン100の各部を制御する。本実施形態に係るプログラムが実行された場合、プログラムが実行されるコンピューターである制御部160は、以下で説明する機種情報取得部161、時計情報取得部162、運針状態取得部163、時計状態取得部164、時計状態表示部165、操作検出部166として機能する。
機種情報取得部161は、カメラ110が取得した撮影画像121に対する画像認識処理を実行し、撮影された電子時計1の機種情報を取得する。撮影画像121から機種情報を取得するための処理は、例えば、以下のように行われる。
機種情報取得部161は、撮影画像121において、型式番号23を認識できた場合は、この型式番号を機種情報として取得する。すなわち、型式番号23は、電子時計1の機種毎に決められた番号であり、この番号を取得すれば電子時計1の機種を特定することができる。
したがって、機種情報取得部161は、電子時計1の文字板11の画像から文字認識処理を行い、型式番号23を認識できた場合には機種番号として取得する。
また、型式番号23は、図5に示すように、電子時計1の裏蓋5に表示されている場合も多いため、カメラ110で裏蓋5を撮影した場合も、機種情報取得部161は、型式番号を機種情報として取得する。
機種情報取得部161は、撮影画像121から型式番号23を認識できない場合は、ブランド名、商品名、ソーラー等の搭載機能名、文字板11における目盛や小窓の形状や配置位置、ボタンの数などの時計デザイン等の電子時計1の機種を特定するための情報を用いて機種情報を絞り込んで取得してもよい。すなわち、ブランド名、商品名、搭載機能名は、型式番号23に比べて文字サイズが大きいため、容易に文字認識できる。したがって、機種情報取得部161は、ブランド名、商品名、搭載機能名などの文字認識データと、その他の時計デザインの情報とを組み合わせて機種情報を取得する。
さらに、機種情報取得部161は、ユーザーがマイクロフォン133を介して機種情報を音声入力した場合に、その音声情報を認識して機種情報を取得する音声認識部161Aも備えている。
時計情報取得部162は、機種情報取得部161が取得した機種情報に合致する時計情報を取得する。時計情報取得部162は、通信部150によって取得した機種情報をサーバー200に送信し、サーバー200から対応する時計情報を受信し、記憶部140に記憶する。このため、記憶部140には、機種情報取得部161が取得した機種情報と、対応する時計情報とが記憶される。
なお、時計情報取得部162は、機種情報取得部161が取得した機種情報が記憶部140に記憶されているか否かを判断し、記憶されていない場合は、前述のとおり、サーバー200から時計情報を受信して記憶部140に記憶し、記憶されている場合は、サーバー200に機種情報を送信する処理を行わずに記憶部140に記憶されている時計情報を利用してもよい。
運針状態取得部163は、撮影画像121から各指針3B、3C、3D、771、781、791、792、801を認識し、各指針の運針状態を取得する。運針状態取得部163は、各指針の指示位置や、運針量、運針間隔などを認識する。このため、カメラ110で電子時計1を撮影する場合、所定のフレームレートでの動画で撮影している。なお、カメラ110での撮影は、動画に限らず、一定時間間隔、例えば1秒間隔や0.5秒間隔で撮影する静止画像でもよい。
また、機種情報取得部161で取得した機種情報に応じて、運針状態を取得する指針を一部の指針に限定してもよい。例えば、指針791、792、801で指示される小時計の時刻は、タイムゾーンの設定によって異なるため、正しい時刻を指示しているかを直ちに判断することが難しい。このため、運針状態取得部163は、指針791、792、801の運針状態は認識せず、他の指針の運針状態を認識してもよい。
時計状態取得部164は、時計情報取得部162で取得した時計情報と、運針状態取得部163で取得した運針状態に基づいて時計の状態を取得する。
時計状態表示部165は、時計状態取得部164で取得した時計の状態をディスプレイ120に表示させる。
操作検出部166は、タッチセンサー131およびボタン132などのスマートフォン100に対するユーザーの操作を検出する。
[情報表示方法]
図7は、本実施形態における情報表示方法を示すフローチャートである。
ユーザーは、スマートフォン100にインストールした情報表示用のアプリを起動するステップS1を実行する。スマートフォン100の制御部160は、ステップS1を実行すると、インストールされたアプリのプログラムを実行し、以下に説明する各処理を実行する。
制御部160は、ステップS2のメニュー選択画面の表示処理を実行し、ディスプレイ120にメニュー選択画面を表示する。メニュー選択画面は、図示を省略するが、時計情報認識モードを実行するためのボタンと、操作ガイダンスモードを実行するためのボタンと、アプリを終了させる終了ボタンとが表示される。なお、メニュー選択画面には、必要に応じて他の機能ボタンを追加してもよい。
制御部160は、ディスプレイ120に表示されたボタンがタッチされて、時計情報認識モードが選択されたか否かを判定するステップS3の処理を実行する。
制御部160は、ステップS3でYESと判定すると、ステップS10の時計状態認識モードを実行する。時計状態認識モードの詳細は後述する。
制御部160は、ステップS3でNOと判定すると、ディスプレイ120に表示されたボタンがタッチされて、操作ガイダンスモードが選択されたか否かを判定するステップS4の処理を実行する。
制御部160は、ステップS4でYESと判定すると、ステップS50の操作ガイダンスモードを実行する。操作ガイダンスモードの詳細は後述する。
制御部160は、ステップS4でNOと判定すると、ディスプレイ120に表示されたボタンがタッチされて、アプリ終了操作が行われたか否かを判定するステップS5の処理を実行する。
制御部160は、ステップS5でYESと判定すると、情報表示用のアプリを終了するステップS6を実行する。
制御部160は、ステップS5でNOと判定するとステップS2のメニュー選択画面表示の処理に戻る。制御部160は、ステップS10の時計状態認識モードや、ステップS50の操作ガイダンスモードが終了した場合も、ステップS2のメニュー選択画面表示の処理に戻る。
[時計状態認識モード]
制御部160は、ステップS10の時計状態認識モードを実行すると、図8に示すフローチャートを実行する。
制御部160の機種情報取得部161は、カメラ110を制御して電子時計1の表示部、つまり文字板11および各指針3B〜3D、771、781、791、792、801等を動画で撮影するステップS11を実行する。
機種情報取得部161は、ステップS11で撮影した撮影画像を画像処理して電子時計1の機種情報を認識するステップS12を実行する。
電子時計1は、機種毎に特定された型式番号23が文字板11に表記されている場合がある。このため、機種情報取得部161は、電子時計1の文字板11に表記された型式番号23を認識した場合、型式番号23を機種情報として取得する。また、型式番号23が文字板11に表記されていない場合は、ブランドロゴマーク21や、商品シリーズ名22を認識し、電子時計1の機種を絞り込む。絞り込んだ場合に複数の機種が存在する場合は、機種情報取得部161は、サブダイヤルの有無やレイアウト、各指針の形状や本数、ボタン71、72の数や、りゅうず6の位置などを撮影した画像から認識し、該当する機種を特定する。
次に、制御部160は、機種情報取得部161によって機種情報の認識に成功したか否かを判定するステップS13を実行する。
制御部160は、ステップS13でNOと判定した場合、ステップS30の機種情報の認識失敗処理を実行する。
制御部160は、認識失敗処理を実行すると、図9に示すように、ディスプレイ120に機種情報を認識できなかったことを表示する機種認識不可を表示するステップS31の処理を実行する。具体的には、制御部160は、図10に例示するように、ディスプレイ120に、「時計の機種名を認識できませんでした」とのメッセージ122と、3種類の操作メニュー123A〜123Cとを表示する。操作メニュー123Aは、再撮影用のメニューであり、操作メニュー123Bは音声入力用のメニューであり、操作メニュー123Cは入力キャンセル用のメニューである。ディスプレイ120に表示された操作メニュー123A〜123Cをユーザーがタッチすると、タッチセンサー131によって入力される。
制御部160の操作検出部166は、操作メニュー123Aが押されたか否かを判定するステップS32を実行し、操作メニュー123Aが押されて再撮影が選択されてステップS32でYESと判定した場合は、ステップS10の時計状態認識モードの処理に戻り、ステップS11の動画撮影の処理から再度実行する。
制御部160の操作検出部166は、ステップS32でNOと判定した場合は、ステップS33で操作メニュー123Bが押されたか否かを判定する。制御部160は、操作メニュー123Bが押されて音声入力が選択されてステップS33でYESと判定した場合は、ステップS34を実行し、マイクロフォン133を作動して機種番号の音声入力を実行する。
次に、機種情報取得部161は、音声入力された音声情報を音声認識して得られた機種番号に基づき時計の機種情報を取得するステップS35を実行する。なお、ステップS35における音声認識は、スマートフォン100の制御部160の音声認識部161Aで実行しているが、これに限らない。すわなち、制御部160に音声認識部161Aを設けずに、サーバー200に音声認識部を設けてもよい。この場合、機種情報取得部161は、サーバー200に音声ファイルを送信し、サーバー200において音声認識した結果をスマートフォン100で受信し、機種情報取得部161は音声認識結果の機種番号を機種情報として取得してもよい。
ステップS35の実行後、制御部160は、現在のモードが、時計状態認識モードおよび操作ガイダンスモードのいずれであるかを判定するステップS36を実行する。制御部160は、現在のモードが時計状態認識モードであれば、ステップS36でYESと判定し、後述する操作ガイダンスモードであれば、ステップS36でNOと判定する。
制御部160は、ステップS36でYESと判定した場合、認識失敗処理を終了して図8に戻り、ステップS13を実行し、機種情報の取得に成功したか、つまり音声認識による機種番号の認識に成功したかを判定する。現在のモードが操作ガイダンスモードの場合は、詳細は後述するが同様に処理する。
制御部160は、音声入力によっても認識に失敗し、ステップS13で再度NOと判定した場合は、ステップS30の認識失敗処理を実行する。
図9に戻り、制御部160は、ステップS33でNOと判定した場合は、ステップS37の操作メニュー123Cが押されたか否かを判定する。制御部160は、操作メニュー123Cが押されてキャンセル入力が選択されてステップS37でYESと判定した場合は、図7のステップS2に戻り、メニュー選択画面の表示処理を実行する。また、制御部160は、ステップS37でNOと判定した場合、つまりいずれの操作メニュー123A〜123Cも押されていない場合は、ステップS31に戻り、図10の表示を継続する。
図8に戻り、ステップS13でYESと判定した場合の処理について説明する。
制御部160がステップS13でYESと判定した場合、時計情報取得部162は、機種情報取得部161で取得した機種情報に合致する時計情報をサーバー200または記憶部140から取得するステップS14を実行する。時計情報取得部162は、以前に同機種の時計情報をサーバー200から取得して記憶部140に記憶済みの場合は、記憶部140から時計情報を取得し、記憶部140に記憶されていない場合は、サーバー200から時計情報をダウンロードして記憶部140に記憶する。また、取得する時計情報は、少なくとも、運針状態取得部163、時計状態取得部164で、指針の運針状態や時計の状態の取得や表示に必要な情報を含む。すなわち、時計の機種によって、各指針の役割が異なる。例えば、機種によっては、クロノグラフ秒針がセンター針として設けられ、秒針がサブダイヤルに設けられた小秒針の場合もある。また、設定されたモード針が設けられる位置も機種によって異なる場合がある。したがって、時計情報取得部162は、機種情報に基づいて電子時計1の各指針の役割や、配置位置などを特定する。
運針状態取得部163は、撮影画像を処理して、各指針の運針状態を取得するステップS15を実行する。運針状態取得部163は、各指針が指示している位置や、運針量や運針間隔などを取得する。
指針の指示位置の取得方法は、例えば、指針が指示する目盛を認識して目盛の位置から指針の指示位置を判断して取得してもよいし、指針の基準位置、例えば12時方向の目盛を指示する位置に対する回転角度位置から指針の指示位置を判断して取得してもよい。
運針量や運針間隔は、動画の撮影画像を処理することで取得できる。例えば、秒針3Bが、1秒毎に1目盛分移動していれば正常に運針していることが取得できる。また、秒針3Bが、1目盛分移動する時間が1秒以上であったり、1秒未満であれば、運針制御に異常があることを取得でき、秒針3Bが2秒毎に2目盛分移動したり、5秒毎に5目盛分移動していれば、2秒運針や5秒運針などの特殊な運針を行っていることを取得できる。
制御部160の時計状態取得部164は、時計情報取得部162で取得した時計情報と、運針状態取得部163で取得した運針状態に基づいて電子時計1の状態を取得するステップS16を実行する。電子時計1の状態とは、秒針3B、分針3C、時針3D、日車55が指示する時刻情報や、指針781が指示するモード等である。
次に、制御部160は、時計状態取得部164が取得した電子時計1が指示する時刻情報と、スマートフォン100の内部時刻情報とを比較するステップS17を実行する。ステップS17を実行するのは以下の理由である。すなわち、電子時計1では、正確な時刻を表示することが最重要である。また、スマートフォン100は、基地局210との通信時に精度の高い時刻情報を取得できる。
このため、制御部160は、ステップS17を実行し、スマートフォン100の内部時刻を基準に、電子時計1の指針3B〜3Dが指示する時刻を比較し、時刻のズレ量が大きいか否かを判定するステップS18を実行する。なお、ステップS18において、ズレ量が大きいと判定する閾値は適宜設定できるが、例えば、スマートフォン100の内部時刻に対し、電子時計1の指示時刻が2分以上ずれている場合に、制御部160はYESと判定する。
制御部160は、ステップS18でNOと判定した場合、時計状態表示部165によってディスプレイ120に時計状態を表示するステップS19を実行する。時計状態表示部165による時計状態の表示例を図11〜図13に示す。
時計状態表示部165は、図11に示すように、スマートフォン100の時刻表示の下に「状態表示モード」であることを表示し、さらにその下の表示時刻画面124に、撮影画像から認識した電子時計1のメイン時計の時刻情報を表示する。電子時計1には、指針3B〜3Dで指示するメイン時計の時刻表示と、第3小窓790の指針791、792で指示する小時計の時刻表示とがあり、表示時刻画面124にはメイン時計の時刻情報を表示している。
このため、時計状態表示部165は、指針3B〜3Dで指示する時刻と、指針771が指示する曜日と、日車55が指示する日付とを、表示時刻画面124に表示する。また、時計状態表示部165は、認識した時刻情報と、スマートフォン100の内部時刻との比較結果のメッセージを表示時刻画面124に表示する。ユーザーは、表示時刻画面124を見ることで、電子時計1が正しい時刻が指示しているか否かを簡単に把握できる。
スマートフォン100のディスプレイ120には、カメラ110で撮影した電子時計1の撮影画像121も表示されている。
時計状態表示部165は、撮影画像121の下側に、指針781の指示情報を状態表示画面125として表示する。図11の例では、指針781は、パワーインジケーター783の中レベルを指示しているため、時計状態表示部165は、エネルギー残量が中レベルであることと、ユーザーに対する注意事項とを、状態表示画面125に表示する。
図12の例では、指針781は、飛行機マーク784を指示しているため、時計状態表示部165は、状態表示画面125に、機内モード中であることと、機内モードに関する説明とを表示する。
図13の例は、電子時計1のメイン時計の時刻と、スマートフォン100の内部時刻とが約1分ずれていた場合の表示例である。時計状態表示部165は、表示時刻画面124において、時刻が1分ずれていることを表示する。また、図13の例では、指針781は、パワーインジケーター783の低レベルを指示しているため、時計状態表示部165は、状態表示画面125に、エネルギー残量が少ないことと、ユーザーに対する注意事項とを表示する。
時計状態表示部165は、指針781が他の目盛を指示している場合は、その指示位置に応じた情報を状態表示画面125に表示する。
制御部160は、図8に示すように、ステップS18でYESと判定した場合、ステップS40の受信結果表示処理を実行する。本実施形態の電子時計1は、GPS衛星から衛星信号を受信して電子時計1の内部時刻を修正するため、受信に成功していれば正しい時刻を表示する。ステップS18でYESと判定した場合は、衛星信号を受信できていないために表示時刻がずれている可能性がある。このため、本実施形態では、制御部160は、時刻のズレが大きい場合、例えば2分以上ずれている場合は、ステップS40の受信結果表示処理を実行する。
図14は、受信結果表示処理のフローチャートである。受信結果表示処理を実行すると、制御部160の時計状態表示部165は、図15に示すように、表示時刻画面124を表示すると共に、撮影画像121に対応して受信結果を確認するための操作ガイダンス126を表示する。この操作ガイダンス126は、操作ガイダンスモードにおいても表示可能な時計情報であり、本実施形態の時計状態表示部165は、時計状態取得部164で取得した時計の状態によっては、その時計の状態に応じた操作ガイダンスをディスプレイ120に表示する。
本実施形態の電子時計1は、Aボタン71を押して離すことで、受信結果を表示するため、時計状態表示部165は、操作ガイダンス126に、「ボタンAを押して離す」との操作方法を表示する。
次に、制御部160は、カメラ110を作動して電子時計1の表示部の動画を撮影するステップS42を実行する。この撮影中に、操作ガイダンス126を読んだユーザーが、受信結果を表示させる操作を実行すると、受信結果を表示する指針、本実施形態では秒針3Bが受信結果を指示する位置に移動する。
運針状態取得部163および時計状態取得部164は、撮影画像を処理して、秒針3Bの運針状態、具体的には停止位置を認識するステップS43を実行する。
時計状態取得部164は、秒針3Bの停止位置によって、受信結果が成功であるか失敗であるかを判定するステップS44を実行する。本実施形態の電子時計1は、受信成功時は、秒針3Bを文字板11に「Y」と表記された8秒位置に移動し、受信失敗時は、秒針3Bを「N」と表記された52秒位置に移動する。このため、時計状態取得部164は、秒針3Bが8秒位置に停止していれば、受信結果が成功であるため、ステップS44ではYESと判定する。また、時計状態取得部164は、秒針3Bが52秒位置に停止していれば、受信結果が失敗であるため、ステップS44ではNOと判定する。
時計状態表示部165は、時計状態取得部164がステップS44でNOと判定すると、図16に示すように、状態表示画面125に、秒針3Bが52秒位置にあり、受信ができていないことと、対処方法とを表示するステップS45を実行する。
時計状態表示部165は、時計状態取得部164がステップS44でYESと判定すると、図示は省略するが、状態表示画面125に、秒針3Bが8秒位置にあり、受信ができていることを表示するステップS46を実行する。
電子時計1の秒針3Bは、一定時間、例えば5秒間、受信結果を表示した後、時刻表示に戻る。このため、秒針3Bが時刻表示に戻ると、ステップS45、S46の受信結果の表示処理も終了する。
以上によりステップS40の受信結果表示処理を終了すると、図8に戻り、ステップS10の時計状態認識モードも終了し、図7に戻り、ステップS2のメニュー選択画面表示処理に戻る。
次に、ユーザーがメニュー選択画面で操作ガイダンスモードを選択した場合の処理について説明する。
ステップS2で表示されたメニュー選択画面において、ユーザーが操作ガイダンスモードを選択すると、制御部160は、ステップS3でNOと判定し、ステップS4でYESと判定する。
制御部160は、ステップS4でYESと判定すると、図17に示すステップS50の操作ガイダンスモードを実行する。
制御部160は、操作ガイダンスモードを実行すると、図17に示すように、ステップS51の時計表示の動画撮影処理、ステップS52の時計の機種情報取得処理、ステップS53の認識成功判定処理を実行する。これらのステップS51〜S53は、図8に示す時計状態認識モードのステップS11〜S13と同じ処理であるため説明を省略する。
制御部160は、ステップS53でNOと判定した場合、前述したステップS30の認識失敗処理を実行する。図9に示す認識失敗処理は、操作ガイダンスモード中であるため、ステップS36でNOと判定し、図17のステップS53に戻る点を除けば、前述した時計状態認識モード中での認識失敗処理と同じであるため、説明を省略する。
制御部160の時計情報取得部162は、ステップS53でYESと判定すると、認識された機種のガイダンス情報を時計情報としてサーバー200から取得するステップS54を実行する。なお、時計情報取得部162は、認識された機種のガイダンス情報を既に取得して記憶部140に記憶している場合は、記憶部140から取得してもよい。
ここで、ガイダンス情報とは、電子時計1のマニュアルに相当する情報であり、ユーザーが電子時計1で操作する場合の操作ガイドとなる情報などが含まれる。
制御部160は、電子時計1の機種に対応するガイダンス情報を取得すると、目次となるガイダンスメニューを表示するステップS55を実行する。この際、キーワード検索用の入力欄を設けてもよい。
制御部160は、ステップS55で表示されたメニューの選択操作が行われたか否かを判定するステップS56を実行する。ステップS56でNOと判定した場合は、ステップS57を実行し、ディスプレイ120に表示される終了ボタンが操作されたか否かを判定する。
制御部160は、ステップS57でYESと判定すると、操作ガイダンスモードを終了し、図7のステップS2のメニュー選択画面表示処理に戻る。
制御部160は、ステップS57でNOと判定すると、ステップS55に戻り、処理を継続する。
制御部160は、ステップS56でYESと判定すると、メニュー選択操作に応じてガイダンスを表示するステップS58を実行する。例えば、ガイダンスメニューにおいて、「小時計の時計を合わせる」という項目を選択した場合、制御部160は、図18に示すように、選択された項目に対応する操作ガイダンス126と、3種類の操作メニュー127A〜127Cをディスプレイ120に表示する。
操作メニュー127Aは、操作ガイダンス126を次の画面に切り替えるボタンであり、操作メニュー127Bは、操作ガイダンス126の前の画面に切り替えるボタンであり、操作メニュー127Cは、操作ガイダンス126の表示を終了するボタンである。
制御部160は、操作メニュー127Aが押されたか否かを判定するステップS59を実行し、操作メニュー127Aが押されてステップS59でYESと判定した場合は、次画面の表示データを取得するステップS60を実行し、ステップS56で次画面のガイダンスを表示する。
制御部160は、ステップS59でNOと判定した場合は、操作メニュー127Bが押されたか否かを判定するステップS61を実行し、操作メニュー127Bが押されてステップS61でYESと判定した場合は、前画面の表示データを取得するステップS62を実行し、ステップS56で前画面のガイダンスを表示する。
制御部160は、ステップS61でNOと判定した場合は、操作メニュー127Cが押されたか否かを判定するステップS63を実行する。制御部160は、ステップS63でNOと判定した場合は、ステップS58に戻り、操作メニュー127Cが押されてステップS63でYESと判定した場合は、ステップS55に戻り、処理を継続する。
例えば、制御部160は、図18の操作ガイダンス126が表示されている状態で、操作メニュー127Aが押されたことを検出すると、操作ガイダンスの次画面をサーバー200や記憶部140から取得し、ディスプレイ120に図19の操作ガイダンス126を表示する。
したがって、電子時計1のユーザーは、スマートフォン100のディスプレイ120に表示される操作ガイダンス126を見ながら、電子時計1を操作することができ、操作性を向上できる。
[実施形態の効果]
本実施形態では、機種情報取得部161によって、電子時計1の文字板11および各指針3B〜3D、771、781、791、792、801を撮影した撮影画像から時計の機種情報を取得し、時計情報取得部162によって、機種情報の合致する時計情報を取得しているので、機種によって指針の機能が異なる場合でも、各指針の機能を正確に特定できる。このため、運針状態取得部163で取得した運針状態と、前記時計情報とで、各指針が指示する情報などの時計の状態を時計状態取得部164で取得でき、時計状態表示部165でスマートフォン100のディスプレイ120に表示できる。
このため、ユーザーは、スマートフォン100でアプリを起動して電子時計1を撮影するだけで、多機能時計において各指針がどのような情報を指示しているかを容易に把握でき、利便性を向上できる。また、ユーザーは、複雑な機能を有する多機能時計を容易に使いこなすことができ、電子時計1の商品価値を向上できる。
機種情報取得部161は、文字板11に表記されたブランドロゴマーク21、商品シリーズ名22、型式番号23を認識して機種情報を取得できるため、機械式時計を含むすべてのアナログ時計において機種を特定できる。例えば、電子時計にBluetooth Low Energy等の無線通信機能を内蔵させてスマートフォン100と通信可能に構成し、電子時計からスマートフォン100に機種情報を送信し、スマートフォン100で機種情報を取得できるようにすることもできる。しかしながら、このような方式を採用すると、スマートフォン100が機種情報を取得できるのは、通信機能を内蔵する電子時計のみであり、機械式時計や、通信機能を内蔵していない電子時計では利用できない。これに対し、本実施形態では、ブランドロゴマーク21、商品シリーズ名22、型式番号23等をスマートフォン100で撮影することで機種情報を取得できるので、通信機能を内蔵する電子時計に限定されず、機械式時計を含む、従来からあるすべてのアナログ腕時計において利用可能である。このため、ユーザーは、スマートフォン100を用いることで、従来からあるすべてのアナログ時計の操作方法や各指針の指示情報を簡単に知ることができる。
また、機種情報取得部161は、型式番号23で機種情報を特定する方法だけではなく、ブランドロゴマーク21や商品シリーズ名22等の型式番号23以外の情報から機種情報を取得できるため、型式番号23を認識できない場合でも機種情報を取得できる。
さらに、機種情報取得部161は、音声認識部161Aを備え、音声認識によっても機種情報を入力できるため、暗闇などで電子時計1の文字板11を撮影したため、ブランドロゴマーク21等を撮影画像から認識できない場合でも、音声入力を行うことで確実に機種情報を取得できる。
時計状態取得部164は、時計の状態として、時刻のずれと、指針781の指示位置によって取得できる受信禁止モード、サマータイムの設定、電池残量と、秒針3Bによるパワーセーブの状態、受信結果とを取得でき、時計状態表示部165で表示できる。このため、ユーザーは様々な時計の情報を容易に把握できる。さらに、電子時計1は、秒針3Bがベゼル14に記載された都市名を指示することで、タイムゾーンの設定情報も表示でき、このタイムゾーン設定情報も時計の状態として取得、表示できる。
制御部160は、ディスプレイ120に表示された操作ガイダンスを、操作メニュー127A、127Bをタップすることで切り替えて表示できるので、ユーザーは時計の操作方法を1ステップずつ確認でき、正しく操作することができる。
時計の機種情報および時計情報をサーバー200の機種情報記憶部202に記憶しているので、時計の新機種が発売された場合に新たな機種情報および時計情報を機種情報記憶部202に登録することができる。これにより、新機種の発売直後から、スマートフォン100で新しい時計の情報を取得、表示でき、ユーザーの利便性を向上できる。
スマートフォン100の記憶部140に時計情報を記憶できるので、サーバー200から取得した時計情報を記憶部140に記憶すれば、スマートフォン100がサーバー200にアクセスできない状態でも、電子時計1の時計情報をディスプレイ120に表示できる。このため、飛行機内のように、外部インターネットへの接続が制限されている環境においてもスマートフォン100で電子時計1の状態や操作ガイダンスを確認でき、利便性を向上できる。
運針状態取得部163は、指針の運針状態を動画や一定間隔で撮影された静止画を用いて認識するため、運針状態を精度よく認識できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、前記実施形態では、機種情報取得部161は、電子時計1の文字板11に表記されたブランドロゴマーク21、商品シリーズ名22、型式番号23から機種情報を取得していたが、裏蓋5を撮影して機種情報を取得してもよい。すなわち、機種情報取得部161による機種情報の取得時には裏蓋5を撮影し、運針状態取得部163による運針状態の取得時は文字板11側の各指針3B〜3D、771、781、791、792、801を撮影してもよい。
前記実施形態では、スマートフォン100は、機種情報および時計情報をサーバー200の機種情報記憶部202から取得していたが、サーバー200を設けずに、スマートフォン100の記憶部140に記憶してもよい。例えば、電子時計1の販売時に、その電子時計1の機種情報や時計情報と、アプリ用のプログラムとが記憶されたUSBメモリーなどを購入者に提供し、スマートフォン100の記憶部140に記憶させることで、サーバー200を用いずに時計情報を表示するようにしてもよい。
携帯機器としてスマートフォン100を例示したが、タブレットやウェアラブル装置など、携帯可能な様々な携帯機器を利用してもよい。
また、撮影対象となる時計は、電子時計に限定されず、機械式時計や電気制御式機械時計などの様々なアナログ時計を用いることができる。
1…電子時計、2…外装ケース、3B…秒針、3C…分針、3D…時針、4…指針軸、5…裏蓋、6…りゅうず、10…システム、11…文字板、14…ベゼル、21…ブランドロゴマーク、22…商品シリーズ名、23…型式番号、25、26、27…文字、31…表面ガラス、32…ダイヤルリング、51…日窓、55…日車、71…Aボタン、72…Bボタン、100…スマートフォン、110…カメラ、120…ディスプレイ、121…撮影画像、122…メッセージ、123A、123B、123C…操作メニュー、124…表示時刻画面、125…状態表示画面、126…操作ガイダンス、127A、127B、127C…操作メニュー、131…タッチセンサー、132…ボタン、133…マイクロフォン、134…スピーカー、140…記憶部、150…通信部、160…制御部、161…機種情報取得部、161A…音声認識部、162…時計情報取得部、163…運針状態取得部、164…時計状態取得部、165…時計状態表示部、166…操作検出部、200…サーバー、201…通信部、202…機種情報記憶部、203…時計情報検索部、210…基地局、770…第1小窓、771…指針、772…ダイヤルリング、780…第2小窓、781…指針、782…ダイヤルリング、783…パワーインジケーター、784…飛行機マーク、785、785A、785B、785C、786、786A、786B、786C…目盛、790…第3小窓、791…時針、792…分針、793…ダイヤルリング、800…第4小窓、801…指針。

Claims (10)

  1. 撮影対象を撮影して撮影画像を取得する撮影部と、
    情報を表示するディスプレイと、
    前記撮影部で指針を有する時計の表示部を撮影した撮影画像から前記時計の機種情報を取得する機種情報取得部と、
    前記機種情報に合致する時計情報を取得する時計情報取得部と、
    前記撮影画像から前記指針の運針状態を取得する運針状態取得部と、
    前記時計情報および前記運針状態に基づいて前記時計の状態を取得する時計状態取得部と、
    前記時計状態取得部で取得した前記時計の状態を前記ディスプレイに表示させる時計状態表示部と、
    を備えることを特徴とする携帯機器。
  2. 請求項1に記載の携帯機器において、
    前記機種情報取得部は、前記撮影画像から機種名を認識して前記機種情報を取得、または、前記撮影画像からブランド名と、時計デザインとを認識して前記機種情報を取得する
    ことを特徴とする携帯機器。
  3. 請求項1に記載の携帯機器において、
    マイクを備え、
    前記機種情報取得部は、前記マイクから入力された音声情報から機種名を認識する音声認識部を備えることを特徴とする携帯機器。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の携帯機器において、
    前記運針状態は、前記指針の停止位置、または、前記指針の運針間隔および運針量を含む
    ことを特徴とする携帯機器。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の携帯機器において、
    前記時計の状態は、時刻ずれ、受信禁止モード、サマータイムの設定、電池残量、パワーセーブ、タイムゾーン、受信結果のいずれかを含む
    ことを特徴とする携帯機器。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の携帯機器において、
    前記時計状態表示部は、前記時計の状態に応じた操作ガイダンスを前記ディスプレイに表示する
    ことを特徴とする携帯機器。
  7. 請求項6に記載の携帯機器において、
    ユーザーの操作を検出する操作検出部を備え、
    前記時計状態表示部は、前記操作検出部で検出された操作によって前記ディスプレイに表示する前記操作ガイダンスを切り替える
    ことを特徴とする携帯機器。
  8. 指針を有する時計の表示部を撮影した撮影画像から前記指針の運針状態を取得するステップと、
    前記時計の機種情報を取得するステップと、
    前記機種情報に合致する時計情報を取得するステップと、
    前記運針状態および前記時計情報に基づいて前記時計の状態を取得するステップと、
    前記時計の状態をディスプレイに表示させるステップと、
    を備えることを特徴とする情報表示方法。
  9. コンピューターを、
    指針を有する時計の表示部を撮影した撮影画像から前記指針の運針状態を取得する運針状態取得部と、
    前記時計の機種情報を取得する機種情報取得部と、
    前記機種情報に合致する時計情報を取得する時計情報取得部と、
    前記運針状態および前記時計情報に基づいて前記時計の状態を取得する時計状態取得部と、
    前記時計状態取得部で取得した前記時計の状態をディスプレイに表示させる時計状態表示部と、して機能させることを特徴とするプログラム。
  10. サーバーおよび携帯機器を含むシステムであって、
    前記サーバーは、
    前記携帯機器と通信する通信部と、
    時計の機種情報および時計情報が記憶された機種情報記憶部と、
    前記通信部によって前記携帯機器から受信した前記機種情報を、前記機種情報記憶部で検索し、前記機種情報に合致する時計情報を抽出して前記携帯機器に送信する時計情報検索部と、を備え、
    前記携帯機器は、
    前記サーバーと通信する通信部と、
    撮影対象を撮影して撮影画像を取得する撮影部と、
    情報を表示するディスプレイと、
    前記撮影部で指針を有する前記時計の表示部を撮影した撮影画像から前記指針の運針状態を取得する運針状態取得部と、
    前記時計の機種情報を取得する機種情報取得部と、
    前記通信部によって前記機種情報を前記サーバーに送信し、前記サーバーから前記時計情報を受信して前記機種情報に合致する時計情報を取得する時計情報取得部と、
    前記運針状態および前記時計情報に基づいて前記時計の状態を取得する時計状態取得部と、
    前記時計状態取得部で取得した前記時計の状態を前記ディスプレイに表示させる時計状態表示部と、
    を備えることを特徴とするシステム。
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