JP2018160192A - 情報表示方法、システム、プログラム、および情報表示装置 - Google Patents

情報表示方法、システム、プログラム、および情報表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】情報表示装置を電子時計と組み合わせることによって、電子時計において指示されている情報をユーザーが正確かつ容易に認識することを可能にする。【解決手段】情報表示方法は、ダイヤルおよび前記ダイヤルを指示する指針を有する電子時計を被写体として含む画像から、前記ダイヤルと前記指針との間の位置関係を認識するステップと、前記電子時計の仕様情報に基づいて前記位置関係に対応する値を特定するステップと、前記特定された値に関するアノテーション画像を前記画像とともに表示するステップとを含む。【選択図】図6

Description

本発明は、情報表示方法、システム、プログラム、および情報表示装置に関する。
電子時計において、温度、高度、気圧などの物理量を計測し、時刻を指示する指針とは別の情報指針を用いて表示するものが知られている。例えば、特許文献1には、温度などの物理量を計測する物理量計測手段と、物理量計測値を指示する専用の情報指針と、指針が前記計測値を指し示すための専用の目盛が表示された目盛部と、目盛部の目盛を指し示して表せる物理量計測値の上下範囲を数値表示により指定する表示部とを備えた電子時計が記載されている。
特開2013−57517号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような電子時計では、物理量計測値を指示するための情報指針および専用の目盛部が、時刻を表示するための指針および目盛部に比べて小さくなる。結果として、情報指針および目盛部によって指示される値をユーザーが正確に視認することが容易でない場合があった。
その一方で、近年、スマートフォンやタブレットなどの携帯端末装置が普及し、ユーザーが電子時計とともに携帯端末装置を所持していることも一般的になってきている。携帯端末装置の多くはカメラとディスプレイとを備え、これらを利用してユーザーに様々な情報を提供することができる。
そこで、本発明は、例えば携帯端末装置のような情報表示装置を電子時計と組み合わせることによって、電子時計において指示されている情報をユーザーが正確かつ容易に認識することを可能にする、新規かつ改良された情報表示方法、システム、プログラム、および情報表示装置を提供することを目的とする。
本発明の情報表示方法は、ダイヤルおよび前記ダイヤルを指示する指針を有する電子時計を被写体として含む画像から、前記ダイヤルと前記指針との間の位置関係を認識するステップと、前記電子時計の仕様情報に基づいて前記位置関係に対応する値を特定するステップと、前記特定された値に関するアノテーション画像を前記画像とともに表示するステップとを含む。
このような構成によれば、ユーザーは、電子時計を被写体として含む画像とともに表示されるアノテーション画像を参照することによって、電子時計のダイヤルおよび指針によって指示されている値に関する情報を正確かつ容易に認識することができる。画像から認識されるダイヤルと指針との間の位置関係、および電子時計の仕様情報に基づいて値が特定されるため、例えば電子時計は情報表示装置と通信する機能を有していなくてもよい。
上記の情報表示方法において、前記ダイヤルは、メインダイヤルと、前記メインダイヤルの一部の領域に配置されたサブダイヤルとを含み、前記指針は、前記サブダイヤルを指示するサブ指針を含み、前記認識するステップでは、前記サブダイヤルと前記サブ指針との間の位置関係が認識されてもよい。
このような構成によれば、サブダイヤルおよびサブ指針によって指示されている値をユーザーが正確かつ容易に認識することができる。サブダイヤルおよびサブ指針はメインダイヤルおよびセンター針に比べて小さく、それらによって指示される値をユーザーが視認しにくい場合があるため、アノテーション画像の表示が指示されている値に関する情報を認識するために有用でありうる。
上記の情報表示方法において、前記特定するステップでは、前記電子時計において指示されているセンサー計測値に基づく値が特定されてもよい。
このような構成によれば、電子時計において指示されているセンサー計測値に基づく値をユーザーが正確かつ容易に認識することができる。センサー計測値に基づく値は時刻とは異なり指示の方法が様々であるため、アノテーション画像が提供する情報が、指示されている値を読み取るためのユーザー補助情報としても有効でありうる。
上記の情報表示方法において、前記表示するステップでは、前記アノテーション画像が、前記特定された値を指示する前記指針に関連付けて表示されてもよい。
このような構成によれば、ダイヤルおよび指針によってどのように値が表示されているのかをユーザーが認識することが容易になる。
上記の情報表示方法において、前記指針は、第1の指針および第2の指針を含み、前記認識するステップでは、前記ダイヤルと前記第1の指針との間の第1の位置関係と、前記ダイヤルと前記第2の指針との間の第2の位置関係とが認識され、前記特定するステップでは、前記第1の位置関係に対応する第1の値と、前記第2の位置関係に対応する第2の値とが特定され、前記表示するステップでは、前記第1の値に関するアノテーション画像が前記第1の指針に関連付けて表示され、前記第2の値に関するアノテーション画像が前記第2の指針に関連付けて表示されてもよい。
このような構成によれば、電子時計において複数の指針が個別に値を指示する場合に、それぞれの指針が指示する値をユーザーが認識することが容易になる。
上記の情報表示方法において、前記表示するステップでは、さらに、前記第1の値および前記第2の値を要素とする値に関するアノテーション画像が表示されてもよい。
このような構成によれば、電子時計において値が複数の指針によって要素ごとに分解して指示される場合に、各指針によって指示される要素の値とともに、それらの要素によって構成される値をユーザーが認識することが容易になる。
上記の情報表示方法において、前記仕様情報は、前記電子時計において設定可能な複数の指示モードと前記位置関係とを関連付ける第1の仕様情報と、前記複数の指示モードのそれぞれにおいて指示される値と前記位置関係とを関連付ける第2の仕様情報とを含み、前記特定するステップでは、前記第1の仕様情報に基づいて前記位置関係に対応する指示モードが特定され、前記第2の仕様情報と前記特定された指示モードとに基づいて前記位置関係に対応する値が特定されてもよい。
このような構成によれば、電子時計において複数の指示モードが設定可能であり、ダイヤルおよび指針によって指示される値が指示モードによって異なる場合に、第1の仕様情報に基づいて指示モードを特定した上で第2の仕様情報に基づいて値を特定することによって、電子時計において指示されている値を正確に特定することができる。
上記の情報表示方法において、前記アノテーション画像は、前記特定された指示モードに関するアノテーション画像を含んでもよい。
このような構成によれば、電子時計において設定されている指示モードをユーザーが認識することが容易になる。
上記の情報表示方法において、前記指針は、第1の指針および第2の指針を含み、前記認識するステップでは、前記ダイヤルと前記第1の指針との間の第1の位置関係と、前記ダイヤルと前記第2の指針との間の第2の位置関係とが認識され、前記特定するステップでは、前記第1の仕様情報に基づいて前記第1の位置関係に対応する指示モードが特定され、前記第2の仕様情報と前記特定された指示モードとに基づいて前記第2の位置関係に対応する値が特定され、前記表示するステップでは、前記特定された指示モードに関するアノテーション画像が前記第1の指針に関連付けて表示されてもよい。
このような構成によれば、電子時計において第1の指針を用いて指示モードが指示され、第2の指針を用いて値が指示される場合に、それぞれの指針が指示モードを指示するのか、値を指示するのかをユーザーが容易に認識することができる。
上記の情報表示方法において、前記認識するステップでは、前記画像から前記電子時計の機種が認識され、前記特定するステップでは、前記機種ごとに用意された前記仕様情報に基づいて前記位置関係に対応する値が認識されてもよい。
このような構成によれば、例えば機種ごとに仕様情報が異なる場合であっても、指示されている値を正確に特定することができる。
本発明のシステムは、ダイヤル、前記ダイヤルを指示する指針、および前記ダイヤルとの位置関係によって値を指示するように前記指針の駆動を制御する指針駆動制御部を備える電子時計と、前記電子時計を被写体として含む画像を取得する撮像部、前記画像から前記ダイヤルと前記指針との間の位置関係を認識する画像認識部、前記電子時計の仕様情報と前記位置関係とに基づいて前記値を特定する解析部、および前記特定された値に関するアノテーション画像を前記画像とともに表示させる表示制御部を備える情報表示装置とを含む。
本発明のプログラムは、ダイヤルおよび前記ダイヤルを指示する指針を有する電子時計を被写体として含む画像から、前記ダイヤルと前記指針との間の位置関係を認識する画像認識部と、前記電子時計の仕様情報に基づいて前記位置関係に対応する値を特定する解析部と、前記特定された値に関するアノテーション画像を前記画像とともに表示させる表示制御部と、としてコンピューターのプロセッサーを機能させる。
本発明の情報表示装置は、ダイヤルおよび前記ダイヤルを指示する指針を有する電子時計を被写体として含む画像から、前記ダイヤルと前記指針との間の位置関係を認識する画像認識部と、前記電子時計の仕様情報に基づいて前記位置関係に対応する値を特定する解析部と、前記特定された値に関するアノテーション画像を前記画像とともに表示させる表示制御部とを備える。
本発明の一実施形態に係る電子時計の正面図である。 図1に示された電子時計の回路構成を示す概略的なブロック図である。 本発明の一実施形態における電子時計での処理の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る電子時計を含むシステムの構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るスマートフォンの構成を示す概略的なブロック図である。 本発明の一実施形態においる情報表示方法の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における第1の画面表示例を示す図である。 本発明の一実施形態における第2の画面表示例を示す図である。 本発明の一実施形態における第3の画面表示例を示す図である。 本発明の一実施形態における第4の画面表示例を示す図である。 本発明の一実施形態における第5の画面表示例を示す図である。 本発明の一実施形態における第6の画面表示例を示す図である。 本発明の一実施形態における第7の画面表示例を示す図である。 本発明の一実施形態における第8の画面表示例を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
[電子時計の構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る電子時計の正面図である。図1を参照すると、電子時計1は、ユーザーの手首に装着される腕時計である。電子時計1は、外装ケース2と、円板状のダイヤル3と、ダイヤル3を指示する指針4と、操作部材であるリューズ5、Aボタン6、Bボタン7、およびCボタン8とを含む。ダイヤル3は、メインダイヤル30と、メインダイヤル30の一部の領域に配置された第1サブダイヤル31、第2サブダイヤル32、および第3サブダイヤル33とを含む。指針4は、メインダイヤル30を指示するセンター針40(時針401、分針402、およびクロノグラフ秒針403)と、第1サブダイヤル31を指示する第1サブ指針41(短針411および長針412)と、第2サブダイヤル32を指示する第2サブ指針42(短針421および長針422)と、第3サブダイヤル33を指示する小秒針43とを含む。指針4に含まれるそれぞれの針は、電子時計1のムーブメント(図示せず)内に設けられたモーターによって駆動される。
メインダイヤル30は、外周に設けられる第1目盛301(60分割)と、第2目盛302(100分割)とを含む。第1目盛301は、時針401および分針402で時刻を指示する際に使用される他、センサー計測値を指示する際にも使用される。第2目盛302は、センサー計測値を指示する際に使用される。第1サブダイヤル31は、メインダイヤル30の平面中心から見て2時方向に配置される。第1サブダイヤル31は、外周に設けられる目盛311(10分割)を含む。第2サブダイヤル32は、メインダイヤル30の平面中心から見て6時方向に配置される。第2サブダイヤル32は、外周に「MEAS」、「TIME」、「ALT」、「BAR」、および「OP」という文字が表記された部分と、電池残量を示す目盛321が表記された部分とを含む。第3サブダイヤル33は、メインダイヤル30の平面中心から見て10時方向に配置される。第3サブダイヤル33は、外周に設けられる目盛331(12分割)を含む。
図2は、図1に示された電子時計の回路構成を示す概略的なブロック図である。図2を参照すると、電子時計1は、電源部51と、計時部52と、記憶部53、駆動部54、操作検出部55、センサー部56、および制御部60を含む。
電源部51は、リチウムイオン電池によって構成される二次電池511と、充電回路512と、ソーラーセル513とを含む。二次電池511は、充電回路512を介して、ソーラーセル513が発電した電力によって充電され、電子時計1の各部に電力を供給する。二次電池511に接続された電圧検出回路(図示せず)は、電池残量を示す信号を制御部60に出力する。
計時部52は、水晶振動子の発振信号を分周して生成される基準信号を用いて時刻データを更新する。計時部52は、時刻データを制御部60に出力する。なお、計時部52および記憶部53は、制御部60を構成するマイクロコントローラーにおいて一体的に実装されてもよい。
記憶部53は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)によって構成され、制御部60によって実行されるプログラム、および当該プログラムの実行に用いられるデータなどを記憶する。また、記憶部53には、後述するセンサー部56に含まれる各種のセンサーの計測値が、時刻に関連付けて記憶されてもよい。
駆動部54は、指針4を構成するセンター針40、第1サブ指針41、第2サブ指針42、および小秒針43をそれぞれ回転駆動するための駆動機構を含む。駆動機構はステップモーターおよび輪列によって構成され、制御部60から入力される駆動パルスに従ってステップモーターを駆動することによってそれぞれの指針を回転駆動する。
操作検出部55は、リューズ操作検出部551、Aボタンスイッチ552、Bボタンスイッチ553、およびCボタンスイッチ554を含む。リューズ操作検出部551は、リューズ5の引き出し段数と回転量とを検出する。Aボタンスイッチ552、Bボタンスイッチ553、およびCボタンスイッチ554は、ユーザーによってAボタン6、Bボタン7、およびCボタン8がそれぞれ押下または解放されたことを検出する。それぞれの検出部は、検出信号を制御部60に出力する。
センサー部56は、加速度センサー561、地磁気センサー562、および気圧センサー563を含む。センサー部56は、この他にも、温度センサーまたは紫外線センサーなど、後述する具体的な例に含まれないものも含め、様々な計測値を提供するセンサーを含んでもよい。センサー部56は、各種のセンサーの計測値を制御部60に出力する。センサー計測値は、制御部60においてリアルタイムで利用されてもよいし、時刻に関連付けて記憶部53に記憶されてもよい。
また、他の例において、電子時計1は、電子時計1とは別体のセンサー装置に含まれるセンサーの計測値を受信するための通信部を備えてもよい。通信部は、例えばBluetooth(登録商標)でセンサー装置と通信する。通信部がセンサー装置から受信したリアルタイムの計測値、またはセンサー装置において時刻に関連付けて記憶された計測値は、上記でセンサー部56が出力するセンサー計測値と同様に利用される。
制御部60は、マイクロコントローラーによって構成され、記憶部53に記憶されたプログラムを実行することによって電子時計1の各部を制御する。例えば、制御部60は、操作検出部55において検出されたユーザーの操作に応じて電子時計1の指示モードを設定し、設定された指示モードと当該指示モードに応じたセンサー計測値などに応じて駆動部54による指針4の駆動を制御する。本実施形態において、制御部60は、以下で説明する指示モード設定部61、値設定部62、および指針駆動制御部63として機能する。
指示モード設定部61は、例えばユーザーによってAボタン6、Bボタン7、またはCボタン8が押下および解放されたときに操作検出部55から出力される検出信号に基づいて、電子時計1の指示モードを設定する。本実施形態において、指示モード設定部61は、時刻モード、クロノグラフモード、標高モード、方位モード、気圧モード、および歩数モードを電子時計1において設定することが可能である。なお、それぞれの表示モードの詳細については後述する。
値設定部62は、電子時計1がダイヤル3と指針4との位置関係によって指示する値を設定する。値設定部62は、指示モード設定部61が設定した指示モードに応じて値を設定する。具体的には、値設定部62は、クロノグラフモードでは時間の計測値を、標高モードでは気圧センサー563の計測値に基づく標高を、方位モードでは地磁気センサー562の計測値に基づく方位角を、気圧モードでは気圧センサー563の計測値に基づく気圧を、歩数モードでは加速度センサー561の計測値に基づいて計数された歩数を、それぞれ指示する値として設定する。また、値設定部62は、指示モードに関わらず共通の値を設定してもよい。具体的には、値設定部62は、上記の1または複数の表示モードにおいて、二次電池511から出力される信号に基づく電池残量を指示する値として設定してもよい。
指針駆動制御部63は、値設定部62によって設定された値が指針4によって指示されるように、駆動部54による指針4の駆動を制御する。また、指針駆動制御部63は、指示モード設定部61が設定した指示モードが指針4によって指示されるように、駆動部54による指針4の駆動を制御する。具体的には、指針駆動制御部63は、指針4(センター針40のクロノグラフ秒針403、第1サブ指針41、および第2サブ指針42)が、ダイヤル3(メインダイヤル30、第1サブダイヤル31、および第2サブダイヤル32)との位置関係によって値または指示モードを指示するように、駆動部54に駆動パルスを出力する。
図3は、本発明の一実施形態における電子時計での処理の例を示すフローチャートである。図示された処理は、電子時計1の制御部60(指示モード設定部61、値設定部62および指針駆動制御部63)によって実行される。
まず、指示モード設定部61が、操作検出部55からユーザー操作の検出信号を受信する(ステップS101)。ここで、受信される検出信号は、Aボタン6、Bボタン7、またはCボタン8のいずれかが押下および解放されたときに出力される。
次に、指示モード設定部61は、受信された検出信号に応じて電子時計1の指示モードを設定する(ステップS103)。ここで、設定される指示モードは、ステップS101で受信された検出信号と、ステップS101の時点で既に設定されていた指示モードとに応じて、設定可能な指示モードの中から選択される。本実施形態では、ユーザーがAボタン6の押下および解放を繰り返すことによって、時刻モード、標高モード、方位モード、気圧モード、および歩数モードが順次切り替えられる。また、ユーザーがCボタン8を押下することによってクロノグラフモードが設定される。
次に、値設定部62が、ステップS103で設定された指示モードに応じて、電子時計1がダイヤル3と指針4との位置関係によって指示する値を設定する(ステップS105)。上述の通り、設定される値は、例えば、センサー部56に含まれるセンサーの計測値に基づいて設定される。また、値設定部62は、電池残量のような値を指示モードに関わらず設定してもよい。
次に、指針駆動制御部63が、ステップS105で設定された値を指示するように駆動部54に制御パルスを出力し、それによって指針4の駆動を制御する(ステップS107)。このとき、指針駆動制御部63は、値を指示するときに、または値を指示する前に、ステップS103で設定された指示モードを指示するように駆動部54に制御パルスを出力し、それによって指針4の駆動を制御する。
以上のような処理によって、ダイヤル3と、ダイヤル3を指示する指針4とを備える電子時計1では、ダイヤル3との位置関係によってセンサー計測値などの値や指示モードが指示されるように指針4の駆動が制御される。
[電子時計を含むシステムの構成]
図4は、本発明の一実施形態に係る電子時計を含むシステムの構成を示す図である。システム10は、電子時計1と、スマートフォン100とを含む。図示された状態では、スマートフォン100のカメラ110が起動され、カメラ110が、電子時計1を被写体として含む画像を取得している。このとき、表示部であるディスプレイ120には、いわゆるライブビュー画像である電子時計1を含む画像121とともに、アノテーション画像122が表示される。
本実施形態において、アノテーション画像122は、電子時計1においてダイヤル3と指針4との位置関係によって指示されている値に関するアノテーション画像である。具体的には、アノテーション画像122は、値そのものを示すアノテーション画像を含む。値は、電子時計1においてセンサー部56に含まれるセンサーによって取得されたセンサー計測値に基づく値でありうる。また、アノテーション画像122は、指示されている値に係る指示モードに関するアノテーション画像を含んでもよい。
アノテーション画像122が表示されることによって、ユーザーは、例えば電子時計1のダイヤル3および指針4を正確に視認することが容易でない場合であっても、電子時計1において指示されている情報を正確かつ容易に認識することができる。例えば、第1サブダイヤル31、第2サブダイヤル32、および第3サブダイヤル33と、第1サブ指針41、第2サブ指針42、および小秒針43とによって指示されている値は、これらのサブダイヤルおよびサブ指針がメインダイヤル30およびセンター針40に比べて小さいため視認しにくい場合があるため、アノテーション画像122の表示が指示されている値に関する情報を認識するために有用でありうる。
なお、図4以降の各図では、電子時計1のダイヤル3上に表記される文字については、小さくなりすぎるために図示を省略している。以下の説明における文字への言及は、ダイヤル3上に表記される文字が図示された図1と各図とを対照することによって理解される。
[スマートフォンの構成]
図5は、本発明の一実施形態に係るスマートフォンの構成を示す概略的なブロック図である。図5を参照すると、スマートフォン100は、カメラ110、ディスプレイ120、タッチセンサー131、ボタン132、マイクロフォン133、スピーカー134、記憶部140、通信部150、および制御部160を備える。
カメラ110は、レンズ、イメージセンサー、および画像処理回路などを含み、レンズに入射した光学的な像をデジタル画像データに変換して出力する。カメラ110は、起動中には所定のフレームレートで連続的に画像データの出力を実行しており、このようにして出力される連続的な画像データをディスプレイ120に表示されることによっていわゆるライブビュー画像が提供される。本実施形態において、カメラ110は、電子時計1を被写体として含む画像を取得する撮像部である。
ディスプレイ120は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、または有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイであり、制御部160から入力される画像データに従って様々な情報を画像として表示する。ディスプレイ120上にはタッチセンサー131が配置され、ディスプレイ120とタッチセンサー131とによってタッチスクリーンが構成される。本実施形態において、ディスプレイ120は、カメラ110によって取得された電子時計1を被写体として含むライブビュー画像とともにアノテーション画像122を表示する表示部である。
タッチセンサー131、およびボタン132は、ユーザーの操作に応じて操作信号を生成する。生成された操作信号は制御部160に入力される。操作信号に代えて、または操作信号とともに、マイクロフォン133が生成する音声信号が、ユーザーの操作入力を示す情報として制御部160に入力されてもよい。スピーカー134は、制御部160から出力された音声信号に従って様々な情報を音声として出力する。
記憶部140は、RAMやROMによって構成される。記憶部140は、制御部160によって実行されるプログラム、および当該プログラムの実行に用いられるデータなどを記憶する。本実施形態において、記憶部140は、電子時計1、および電子時計1のダイヤル3および指針4を認識するための画像辞書を記憶する。また、記憶部140は、電子時計1においてダイヤル3および指針4によって指示される値を、画像におけるダイヤル3と指針4との位置関係から特定するための、電子時計1の仕様情報を記憶する。
通信部150は、スマートフォン100と他の装置との間の通信を実行するための通信回路やアンテナなどの装置を含む。例えば、通信部150は、移動体通信網や無線LAN(Local Area Network)などのネットワーク通信を実行して、インターネットなどのネットワークにスマートフォン100を接続する。また、通信部150は、Bluetooth(登録商標)などを用いて他の装置との間で装置間通信を実行してもよい。
制御部160は、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサーによって構成される。制御部160は、記憶部140に記憶されたプログラムを実行することによって、スマートフォン100の各部を制御する。本実施形態に係るプログラムが実行された場合、制御部160は、以下で説明する画像認識部161、指示モード解析部162、値解析部163、画像生成部164、および表示制御部165として機能する。
画像認識部161は、カメラ110が取得した画像121に対する画像認識処理を実行する。画像認識部161は、画像121に被写体として含まれる電子時計1を認識し、さらに電子時計1のダイヤル3と指針4との間の位置関係を認識する。このとき、画像認識部161は、記憶部140に記憶された、電子時計1やダイヤル3、指針4の画像辞書を用いて認識を実行する。例えば、画像辞書は、様々な機種の電子時計1の画像を含む第1の画像辞書と、電子時計1の機種ごとに用意される第2の画像辞書とを含んでもよい。この場合、画像認識部161は、第1の画像辞書を用いて画像から電子時計1の機種を認識し、認識された機種に応じた第2の画像辞書を用いて画像から電子時計1のダイヤル3と指針4との間の位置関係を認識する。なお、他の例では、ユーザーが予め選択した電子時計1の機種に応じた第2の画像辞書が用いられてもよい。この場合、第1の画像辞書は用意されなくてもよい。
指示モード解析部162は、記憶部140に記憶された電子時計1の仕様情報に基づいて、画像認識部161によって認識された電子時計1のダイヤル3と指針4との間の位置関係に対応する指示モードを特定する。ここで、電子時計1の仕様情報は、電子時計1において設定可能な複数の指示モードと、ダイヤル3と指針4との間の位置関係とを関連付ける第1の仕様情報を含む。本実施形態において、電子時計1において設定可能な指示モードは、時刻モード、クロノグラフモード、標高モード、方位モード、気圧モード、および歩数モードを含む。また、第1の仕様情報において指示モードに関連付けられるダイヤル3と指針4との間の位置関係は、例えば第2サブダイヤル32上で文字が表記された部分と短針421および長針422との間の位置関係である。
値解析部163は、指示モード解析部162によって特定された電子時計1の指示モードと、記憶部140に記憶された電子時計1の仕様情報に基づいて、画像認識部161によって認識された電子時計1のダイヤル3と指針4との間の位置関係に対応する値を特定する。ここで、電子時計1の仕様情報は、電子時計1において設定可能な複数の指示モードのそれぞれにおいて指示される値と、ダイヤル3と指針4との間の位置関係とを関連付ける第2の仕様情報を含む。本実施形態において、電子時計1において設定可能な指示モードは、時刻モード、クロノグラフモード、標高モード、方位モード、気圧モード、および歩数モードを含む。また、上記の指示モードにおいて指示される値は、時刻、時間の計測値、標高、方位角、気圧、および歩数を含む。また、第2の仕様情報において値に関連付けられるダイヤル3と指針4との間の位置関係は、例えば第1サブダイヤル31上の目盛311と短針411および長針412との間の位置関係である。なお、第2の仕様情報は、後述する例に示されるように、電子時計1において指示モードに関わらず指示される値(例えば電池残量)と、ダイヤル3と指針4との間の位置関係とを関連付けてもよい。
ここで、上記の指示モード解析部162および値解析部163によって利用される電子時計1の仕様情報は、電子時計1の機種ごとに用意されてもよい。この場合、指示モード解析部162および値解析部163は、画像認識部161が画像から認識した電子時計1の機種に応じた仕様情報を記憶部140から読み出す。あるいは、仕様情報は電子時計1の複数の機種について共通して用意されてもよい。
画像生成部164は、値解析部163によって特定された値に関するアノテーション画像122を生成する。上述の通り、アノテーション画像122は、値そのものを示すアノテーション画像を含んでもよく、また値に係る指示モードに関するアノテーション画像を含んでもよい。具体的には、画像生成部164は、値解析部163によって特定された値を示すアノテーション画像122を生成してもよく、また指示モード解析部162によって特定された指示モードを示すアノテーション画像122を生成してもよい。
表示制御部165は、画像生成部164によって生成されたアノテーション画像122を、電子時計1を被写体として含む画像121とともにディスプレイ120において表示させる。ここで、アノテーション画像122は、画像121に含まれる電子時計1のダイヤル3または指針4の少なくともいずれかに関連付けて表示されてもよい。この場合、アノテーション画像122は、画像121に透過的に重畳して表示されてもよい。また、例えば、ユーザーの動きなどによって画像121内で電子時計1の位置が変化した場合、表示制御部165は、画像認識部161によるダイヤル3および指針4の認識結果を利用して、アノテーション画像122を画像121内の電子時計1の動きに追従して移動させてもよい。なお、表示制御部165によるアノテーション画像122の表示の具体的な例については後述する。
[処理フローの例]
図6は、本発明の一実施形態における情報表示方法の例を示すフローチャートである。図示された処理は、本実施形態に係るプログラムの実行中において、スマートフォン100の制御部160(画像認識部161、指示モード解析部162、値解析部163、画像生成部164、および表示制御部165)によって所定の間隔で繰り返し実行される(ステップS201)。
各回の処理において、まず、画像認識部161が、カメラ110が取得した画像121に含まれる電子時計1を認識する(ステップS203)。このとき、画像認識部161は、記憶部140に記憶された第1の画像辞書を用いて認識を実行する。第1の画像辞書は、指示モード解析部162が指示モードを特定し、値解析部163が値を特定することが可能な電子時計1の所定の機種について用意される。従って、画像121に時計が含まれない場合に加えて、画像121に含まれる時計が上記所定の機種ではない場合にも、ステップS203では電子時計1が認識されない。
ここで、ステップS203において電子時計1が認識されなかった場合(ステップS205のNO)、表示制御部165がディスプレイ120におけるアノテーション画像122の表示を(表示がある場合には)終了させ(ステップS207)、この回の処理は終了する。一方、ステップS203において電子時計1が認識された場合(ステップS205のYES)、処理はステップS209に進む。
次に、画像認識部161は、ステップS203において認識された電子時計1のダイヤル3と指針4との間の位置関係を認識する(ステップS209)。このとき、画像認識部161は、記憶部140に記憶された第2の画像辞書を用いて認識を実行する。第2の画像辞書は、ステップS203で使用される第1の画像辞書が用意される電子時計1の機種ごとに用意される。なお、第2の画像辞書と電子時計1の機種とは必ずしも1対1でなくてもよく、電子時計1の複数の機種に共通する第2の画像辞書が用意されてもよい。
ここで、ステップS209では、ステップS203における認識結果を利用して選択された第2の画像辞書が使用されるため、電子時計1のダイヤル3および指針4を高い精度で認識することが可能である。例えば、指針4に含まれる複数の針が互いに重なっている場合も、それぞれの針の先端、中間、根元のいずれかが現れていれば、個々の針を認識可能でありうる。また、針が隠れている場合(例えば、第1サブダイヤル31上の短針411や長針412が、メインダイヤル30上の時針401や分針402に隠れている場合)も、隠された領域に針が位置することを特定できる。
次に、指示モード解析部162が、記憶部140に記憶された電子時計1の第1の仕様情報に基づいて、ステップS209において認識されたダイヤル3と指針4との間の位置関係に対応する指示モードを特定する(ステップS211)。ここで、特定される指示モードは、画像121に被写体として含まれる電子時計1において設定されている指示モードである。
次に、値解析部163が、ステップS211で特定された電子時計1の指示モードと、記憶部140に記憶された電子時計1の第2の仕様情報とに基づいて、ステップS209において認識されたダイヤル3と指針4との間の位置関係に対応する値を特定する(ステップS213)。ここで、特定される値は、電子時計1においてダイヤル3および指針4によって指示されている時刻、時間の計測値、または標高、方位角、気圧、もしくは歩数のようなセンサー計測値である。
次に、画像生成部164が、ステップS213で特定された値に関するアノテーション画像122を生成する(ステップS215)。例えば、ステップS203で新たに電子時計1が認識された場合、画像生成部164は、ステップS211,S213で特定された指示モードおよび値に応じたアノテーション画像122を新たに生成する。また、前回の処理で既に認識されている電子時計1が、ステップS203で引き続き認識された場合、画像生成部164は、ステップS209で認識されるダイヤル3と指針4との間の位置関係が前回の処理と異なっていれば、ステップS211,S213で特定された指示モードおよび値に応じてアノテーション画像122を更新する。
次に、表示制御部165が、画像生成部164によって生成されたアノテーション画像122を、電子時計1を被写体として含む画像121とともにディスプレイ120に表示させる(ステップS217)。具体的には、表示制御部165は、カメラ110が取得した画像121(ステップS203で画像認識処理に用いられる画像121とは異なるフレームの画像であってもよい)に、アノテーション画像122を透過的に重畳させた画像データをディスプレイ120に出力する。このとき、表示制御部165は、ステップS213で特定された値を指示する指針4に関連付けてアノテーション画像122を表示させてもよい。
上述の通り、以上の処理が、本実施形態に係るプログラムの実行中において、制御部160によって所定の間隔で繰り返し実行される。従って、上記のステップS217において新たに表示されたアノテーション画像122は、次回に実行されるステップS217において更新されるか、または継続して表示される。あるいは、ステップS203において電子時計1が認識されなくなった場合には、ステップS207が実行されてアノテーション画像122の表示が終了する。
[表示の例]
図7は、本発明の一実施形態における第1の画面表示例を示す図である。図示された例では、電子時計1において時刻モードが設定されている。電子時計1では、時刻モードが設定されている間、第2サブダイヤル32上の短針421が「TIME」という文字が表記された部分を指し、長針422が電池残量を示す目盛321が表記された部分を指す。スマートフォン100の指示モード解析部162は、画像121において認識される第2サブダイヤル32と短針421および長針422との間の位置関係が上記の条件を満たす場合に、電子時計1において設定された時刻モードを特定する。
図示された例において、画像生成部164は、指示モード解析部162によって特定された時刻モードを示すアノテーション画像122−1を生成し、表示制御部165はアノテーション画像122−1を画像121とともにディスプレイ120において表示させる。ここで、アノテーション画像122−1は、時刻モードを指示する指針4(第2サブダイヤル32上の短針421および長針422)とは関係なく、ディスプレイ120の左上の領域に配置される。
また、図示された例において、値解析部163は、メインダイヤル30の第1目盛301と時針401および分針402との間の位置関係、および第3サブダイヤル33の目盛331と小秒針43との間の位置関係から時刻を特定する。画像生成部164は、特定された時刻を示すアノテーション画像122−2を生成し、表示制御部165はアノテーション画像122−2を画像121とともにディスプレイ120において表示させる。アノテーション画像122−2も、アノテーション画像122−1と同様に、時刻を指示する指針4(時針401、分針402および小秒針43)とは関係なく、ディスプレイ120の右下の領域に配置される。
さらに、図示された例において、値解析部163は、第2サブダイヤル32の電池残量を示す目盛321と、長針422との間の位置関係から電池残量を特定する。画像生成部164は、特定された電池残量を示すアノテーション画像122−3を生成し、表示制御部165はアノテーション画像122−3を画像121とともにディスプレイ120において表示させる。アノテーション画像122−3も、アノテーション画像122−1,122−2と同様に、電池残量を指示する指針4(第2サブダイヤル32上の長針422)とは関係なく、ディスプレイ120の左下の領域に配置される。
上記のような第1の画面表示例では、アノテーション画像122−1が表示されることによって、電子時計1において指示されているのがセンサー計測値などではなく時刻であることをユーザーが容易に認識することができる。上記の例において表示されるアノテーション画像122−2は、比較的視認しやすいメインダイヤル30上の時針401および分針402によって指示される時刻を示す。しかしながら、ユーザーの眼とスマートフォン100と電子時計1との位置関係や、周囲環境の明るさ、ユーザーの視力などによっては必ずしも時針401および分針402が容易に視認可能とは限らないため、アノテーション画像122−2の表示が有用である場合もありうる。また、アノテーション画像122−3が表示されることによって、ユーザーは、センター針40に比べて小さい第2サブダイヤル32上の長針422によって指示される電池残量を、正確かつ容易に認識することができる。
図8は、本発明の一実施形態における第2の画面表示例を示す図である。図示された例は、電子時計1において時刻モードが設定されている場合の、図7とは異なる画面表示の例である。図8に示された例では、図7の例と同様にスマートフォン100の指示モード解析部162が電子時計1において設定された時刻モードを特定し、表示制御部165がアノテーション画像122−1,122−2を画像121とともにディスプレイ120において表示させいる。
加えて、図示された例において、画像生成部164は、指示モード解析部162によって特定されたモード(時刻モード)に関する別のアノテーション画像122−4,122−5を生成する。アノテーション画像122−4は、時刻モードでは第2サブダイヤル32上の短針421が「TIME」という文字が表記された部分を指すことを示し、画像121に被写体として含まれる短針421に関連付けて表示される。また、アノテーション画像122−5は、時刻モードでは第2サブダイヤル32上の長針422が電池残量を示す目盛321が表記された部分を指すことを示し、画像121に被写体として含まれる長針422に関連付けて表示される。
上記の例では、スマートフォン100において、画像認識部161が、ダイヤルと第1の指針との間の第1の位置関係と、ダイヤルと第2の指針との間の第2の位置関係とを認識する。具体的には、第1の位置関係は、第2サブダイヤル32と短針421および長針422との間の位置関係である。また、第2の位置関係は、メインダイヤル30と時針401および分針402との間の位置関係、および第3サブダイヤル33と小秒針43との間の位置関係である。このとき、指示モード解析部162は、上記第1の位置関係に対応する指示モード(時刻モード)を特定し、値解析部163は、上記第2の位置関係に対応する値(時刻)を特定する。表示制御部165は、特定された指示モード(時刻モード)に関するアノテーション画像122−4,122−5を、第1の指針(第2サブダイヤル32上の短針421および長針422)に関連付けてディスプレイ120において表示させる。
上記のような第2の画面表示例では、電子時計1において時刻モードを指示する指針(第2サブダイヤル32上の短針421および長針422)に関連付けてアノテーション画像122−4,122−5が表示されるため、それらの指針が時刻モードを指示することをユーザーが認識することが容易になる。これによって、ユーザーは、例えばスマートフォン100なしで直接的に電子時計1を見た場合にも、時刻モードが設定されていることを容易に認識することができるようになる。
図9は、本発明の一実施形態における第3の画面表示例を示す図である。図示された例では、電子時計1においてクロノグラフモードが設定されている。電子時計1では、例えば時刻モードが設定されている間にCボタン8が押下された場合にクロノグラフモードが設定される。電子時計1では、クロノグラフモードが設定されている間、第2サブダイヤル32上の短針421が「TIME」という文字が表記された部分を指し、長針422が「MEAS」という文字が表記された部分を指す。スマートフォン100の指示モード解析部162は、上記の条件が満たされる場合に、電子時計1において設定されたクロノグラフモードを特定する。
図示された例において、画像生成部164は、指示モード解析部162によって特定された指示モード(クロノグラフモード)を示すアノテーション画像122−6を生成し、表示制御部165はアノテーション画像122−6を画像121とともにディスプレイ120において表示させる。アノテーション画像122−6は、図7に示した例におけるアノテーション画像122−1と同様に、ディスプレイ120の左上の領域に配置される。
また、図示された例において、値解析部163は、第1サブダイヤル31の目盛311と短針411および長針412との間の位置関係、ならびにメインダイヤル30の第1目盛301とクロノグラフ秒針403との間の位置関係から時間の計測値を特定する。具体的には、値解析部163は、短針411が指す目盛311の値を10分の単位の時間の計測値として特定し、長針412が指す目盛311の値を1分の単位の時間の計測値として特定し、クロノグラフ秒針403が指す第1目盛301の値を1秒の単位の時間の計測値として特定する。画像生成部164は、特定された時間の計測値(合わせて1分38秒)を示すアノテーション画像122−7を生成し、表示制御部165はアノテーション画像122−7を画像121とともにディスプレイ120において表示させる。アノテーション画像122−7は、図7に示した例におけるアノテーション画像122−2と同様に、ディスプレイ120の右下の領域に配置される。
上記のような第3の画面表示例では、電子時計1において指示されている時間の計測値、および電子時計1においてクロノグラフモードが設定されていることを、ユーザーが容易に認識することができる。
図10は、本発明の一実施形態における第4の画面表示例を示す図である。図示された例は、電子時計1においてクロノグラフモードが設定されている場合の、図9とは異なる画面表示の例である。図10に示された例では、図9の例と同様にスマートフォン100の指示モード解析部162が電子時計1において設定されたクロノグラフモードを特定し、表示制御部165がアノテーション画像122−6,122−7を画像121とともにディスプレイ120において表示させている。
加えて、図示された例において、画像生成部164は、指示モード解析部162によって特定されたモード(クロノグラフモード)に関する別のアノテーション画像122−8を生成する。アノテーション画像122−8は、クロノグラフモードでは第2サブダイヤル32上の短針421が「TIME」という文字が表記された部分を指し、長針422が「MEAS」という文字が表記された部分を指すことを示し、画像121に被写体として含まれる短針411および長針412にそれぞれ関連付けて表示される。
さらに、図示された例において、画像生成部164は、値解析部163によって特定された値(時間の計測値)に関する他のアノテーション画像122−9〜122−11を生成する。アノテーション画像122−9は、第1サブダイヤル31上の短針411が指す目盛311の値(この時点で0)が10分の単位の時間の計測値であることを示し、画像121に被写体として含まれる短針411に関連付けて表示される。同様に、アノテーション画像122−10は、第1サブダイヤル31上の長針412が指す目盛311の値(この時点で1)が1分の単位の時間の計測値であることを示し、画像121に被写体として含まれる長針412に関連付けて表示される。また、アノテーション画像122−11は、メインダイヤル30上のクロノグラフ秒針403が指す第1目盛301の値(この時点で38)が1秒の単位の時間の計測値であることを示し、画像121に被写体として含まれるクロノグラフ秒針403に関連付けて表示される。
上記の例では、スマートフォン100において、画像認識部161が、ダイヤルと第1の指針との間の第1の位置関係(第2サブダイヤル32と短針421および長針422との間の位置関係)と、ダイヤルと第2の指針との間の第2の位置関係(第1サブダイヤル31と短針411および長針412との間の位置関係、ならびにメインダイヤル30とクロノグラフ秒針403との間の位置関係)とを認識する。このとき、指示モード解析部162は、上記第1の位置関係に対応する指示モード(クロノグラフモード)を特定し、値解析部163は、上記第2の位置関係に対応する値(時間の計測値)を特定する。表示制御部165は、特定された指示モード(クロノグラフモード)に関するアノテーション画像122−9,122−10を第1の指針(第2サブダイヤル32上の短針421および長針422)に関連付けてディスプレイ120において表示させる。
また、別の観点によれば、上記の例では、スマートフォン100において、画像認識部161が、ダイヤルと第1の指針との間の第1の位置関係(第1サブダイヤル31と短針411および長針412との間の位置関係)と、ダイヤルと第2の指針との間の第2の位置関係(メインダイヤル30とクロノグラフ秒針403との間の位置関係)とを認識する。このとき、値解析部163は、上記第1の位置関係に対応する第1の値(10分および1分の単位の時間の計測値)と、上記第2の位置関係に対応する第2の値(秒の単位の時間の計測値)とを認識する。表示制御部165は、第1の値に関するアノテーション画像122−9,122−10を第1の指針(第1サブダイヤル31上の短針411および長針412)に関連付けてディスプレイ120において表示させるとともに、第2の値に関するアノテーション画像122−10を第2の指針(クロノグラフ秒針403)に関連付けてディスプレイ120において表示させる。
上記のような第4の画面表示例では、電子時計1においてクロノグラフモードを指示する指針(第2サブダイヤル32上の短針421および長針422)に関連付けてアノテーション画像122−8が表示されるため、それらの指針がクロノグラフモードを指示することをユーザーが認識することが容易になる。また、上記の例では、電子時計1において時間の計測値を複数の要素に分解して指示する指針(第1サブダイヤル31上の短針411および長針412、ならびにクロノグラフ秒針403)のそれぞれに関連付けてアノテーション画像122−9〜122−11が表示されるため、それらの指針が時間の計測値のどの要素を指示しているかをユーザーが認識することが容易になる。これによって、ユーザーは、例えばスマートフォン100なしで直接的に電子時計1を見た場合にも、クロノグラフモードが設定されていること、およびクロノグラフモードにおいて指示されている時間の計測値を容易に認識することができるようになる。
図11は、本発明の一実施形態における第5の画面表示例を示す図である。図示された例では、電子時計1において標高モードが設定されている。電子時計1では、例えば時刻モードが設定されている間にAボタン6が押下および解放された場合に標高モードが設定される。電子時計1では、標高モードが設定されている間、第2サブダイヤル32上の短針421が「ALT」という文字が表記された部分を指す。スマートフォン100の指示モード解析部162は、上記の条件が満たされる場合に、電子時計1において設定された標高モードを特定する。
図示された例において、画像生成部164は、指示モード解析部162によって特定された指示モード(標高モード)を示すアノテーション画像122−12を生成し、表示制御部165はアノテーション画像122−12を画像121とともにディスプレイ120において表示させる。アノテーション画像122−12は、図7に示した例におけるアノテーション画像122−1と同様に、ディスプレイ120の左上の領域に配置される。
加えて、図示された例において、画像生成部164は、指示モード解析部162によって特定されたモード(標高モード)に関する別のアノテーション画像122−13を生成する。アノテーション画像122−13は、標高モードでは第2サブダイヤル32上の短針421が「ALT」という文字が表記された部分を指すことを示し、画像121に被写体として含まれる短針421に関連付けて表示される。
一方、図示された例において、値解析部163は、第1サブダイヤル31の目盛311と短針411および長針412との間の位置関係、ならびにメインダイヤル30の第2目盛302とクロノグラフ秒針403との間の位置関係から標高の計測値を特定する。標高の計測値は、電子時計1において気圧センサー563の計測値に基づいて算出される。具体的には、値解析部163は、短針411が指す目盛311の値を1000mの単位の標高の計測値として特定し、長針412が指す目盛311の値を100mの単位の標高の計測値として特定し、クロノグラフ秒針403が指す第2目盛302の値を1mの単位の標高の計測値として特定する。画像生成部164は、特定された標高の計測値(図示された例では合わせて708m)を示すアノテーション画像122−14を生成し、表示制御部165はアノテーション画像122−13を画像121とともにディスプレイ120において表示させる。アノテーション画像122−14は、図7に示した例におけるアノテーション画像122−2と同様に、ディスプレイ120の右下の領域に配置される。
さらに、図示された例において、画像生成部164は、値解析部163によって特定された値(標高の計測値)に関する他のアノテーション画像122−15〜122−17を生成する。アノテーション画像122−15は、第1サブダイヤル31上の短針411が指す目盛311の値(この時点で1よりも小さい、すなわち0)が1000mの単位の標高の計測値であることを示す。表示制御部165は、アノテーション画像122−15を、画像121に被写体として含まれる短針411に関連付けて表示させる。同様に、アノテーション画像122−16は、第1サブダイヤル31上の長針412が示す目盛311の値(この時点で7)が100mの単位の標高の計測値であることを示し、画像121に被写体として含まれる長針412に関連付けて表示される。また、アノテーション画像122−17は、メインダイヤル30上のクロノグラフ秒針403が指す第2目盛302の値(この時点で8)が1mの単位の標高の計測値であることを示し、画像121に被写体として含まれるクロノグラフ秒針403に関連付けて表示される。
また、図示された例では、図7に示した例と同様に、値解析部163、画像生成部164、および表示制御部165の処理によって画像121とともに電池残量を示すアノテーション画像122−3が表示される。本実施形態において、アノテーション画像122−3は、指示モード解析部162によって特定された表示モードに関わらず、ディスプレイ120の左下の領域に他のアノテーション画像122が表示されていない場合に表示される(以下の例では図示されたアノテーション画像122−3について特に説明しない)。
上記のような第5の画面表示例では、第4の画面表示例と同様に、電子時計1において標高モードを指示する指針(第2サブダイヤル32上の短針421)に関連付けてアノテーション画像122−13が表示されるため、指針が標高モードを指示することをユーザーが認識することが容易になる。また、上記の例では、第4の画面表示例と同様に、電子時計1において標高の計測値を複数の要素に分解して指示する指針(第1サブダイヤル31上の短針411および長針412、ならびにクロノグラフ秒針403)のそれぞれに関連付けてアノテーション画像122−15〜122−17が表示されるため、それらの指針が標高の計測値のどの要素を指示しているかをユーザーが認識することが容易になる。これによって、ユーザーは、例えばスマートフォン100なしで直接的に電子時計1を見た場合にも、標高モードが設定されていること、および標高モードにおいて指示されている標高の計測値を容易に認識することができるようになる。
図12は、本発明の一実施形態における第6の画面表示例を示す図である。図示された例では、電子時計1において方位モードが設定されている。電子時計1では、例えば標高モードが設定されている間にAボタン6が押下および解放された場合に方位モードが設定される。電子時計1では、方位モードが設定されている間、第2サブダイヤル32上の短針421が「COM」という文字が表記された部分を指し、長針422が「MEAS」という文字が表記された部分を指す。スマートフォン100の指示モード解析部162は、上記の条件が満たされる場合に、電子時計1において設定された方位モードを特定する。
図示された例において、画像生成部164は、指示モード解析部162によって特定された指示モード(方位モード)を示すアノテーション画像122−18を生成し、表示制御部165はアノテーション画像122−18を画像121とともにディスプレイ120において表示させる。アノテーション画像122−18は、図7に示した例におけるアノテーション画像122−1と同様に、ディスプレイ120の左上の領域に配置される。
加えて、図示された例において、画像生成部164は、指示モード解析部162によって特定されたモード(方位モード)に関する別のアノテーション画像122−19を生成する。アノテーション画像122−19は、方位モードでは第2サブダイヤル32上の短針421が「COM」という文字が表記された部分を指し、長針422が「MEAS」という文字が表記された部分を指すことを示し、画像121に被写体として含まれる短針421および長針422に関連付けて表示される。
一方、図示された例において、値解析部163は、メインダイヤル30の第1目盛301とクロノグラフ秒針403との間の位置関係から方位角の計測値を特定する。方位角の計測値は、電子時計1において地磁気センサー562の計測値に基づいて算出される。具体的には、値解析部163は、クロノグラフ秒針403が指す第1目盛301の値を方位角の計測値として特定する。ここで、方位角は、ダイヤル3を略水平方向に保持し、北になる方向を0°とした場合の、メインダイヤル30の平面中心から見た12時方向の角度である。図示された例において、方位角は、12時方向が東であれば90°になり、12時方向が南であれば180°になり、12時方向が西であれば270°になる。メインダイヤル30の外周を60分割する第1目盛301の1目盛は、6°の方位角に対応する。
上記の例において、画像生成部164は、特定された方位角の計測値(図示された例では138°)を示すアノテーション画像122−20を生成する。アノテーション画像122−19は、方位角の計測値に対応する角度(つまり138°分)の弧と、方位角の計測値を示す数字とを含む。表示制御部165は、アノテーション画像122−20を画像121とともにディスプレイ120において表示させる。具体的には、表示制御部165は、アノテーション画像122−20を、画像121に被写体として含まれるメインダイヤル30の第1目盛301の0の位置(12時)から、第1目盛301に沿ってクロノグラフ秒針403の先端までの区間に重ね合わせて表示させる。
さらに、図示された例において、画像生成部164は、値解析部163によって特定された値(方位角の計測値)に関する他のアノテーション画像122−21,122−22を生成する。アノテーション画像122−21は、クロノグラフ秒針403が指す方向が方位角の計測値に基づいて特定される北の方向であることを示す。表示制御部165は、アノテーション画像122−21を、画像121に被写体として含まれるクロノグラフ秒針403に関連付けて表示させる。具体的には、表示制御部165は、クロノグラフ秒針403の延長線上にアノテーション画像122−21を表示させる。アノテーション画像122−22は、アノテーション画像122−20によって示されるのが12時方向の方位角であることを示し、アノテーション画像122−20の方位角の測定値を示す数字の部分に関連付けて表示される。
上記のような第6の画面表示例では、第4および第5の画面表示例と同様に、電子時計1において方位モードを指示する指針(第2サブダイヤル32上の短針411)に関連付けてアノテーション画像122−19が表示されるため、指針が方位モードを指示することをユーザーが認識することが容易になる。また、上記の例では、電子時計1において方位角の計測値を指示する指針(クロノグラフ秒針403)に関連付けてアノテーション画像122−20〜122−22が表示されるため、指針がどのようにして方位角の計測値を指示しているかをユーザーが認識することが容易になる。これによって、ユーザーは、例えばスマートフォン100なしで直接的に電子時計1を見た場合にも、方位モードが設定されていること、および方位モードにおいて指示されている方位角の計測値を容易に認識することができるようになる。
図13は、本発明の一実施形態における第7の画面表示例を示す図である。図示された例では、電子時計1において気圧モードが設定されている。電子時計1では、例えば方位モードが設定されている間にAボタン6が押下および解放された場合に気圧モードが設定される。電子時計1では、気圧モードが設定されている間、第2サブダイヤル32上の短針421が「BAR」という文字が表記された部分を指す。スマートフォン100の指示モード解析部162は、上記の条件が満たされる場合に、電子時計1において設定された気圧モードを特定する。
図示された例において、画像生成部164は、指示モード解析部162によって特定された指示モード(気圧モード)を示すアノテーション画像122−23を生成し、表示制御部165はアノテーション画像122−23を画像121とともにディスプレイ120において表示させる。アノテーション画像122−23は、図7に示した例におけるアノテーション画像122−1と同様に、ディスプレイ120の左上の領域に配置される。
加えて、図示された例において、画像生成部164は、指示モード解析部162によって特定されたモード(気圧モード)に関する別のアノテーション画像122−24を生成する。アノテーション画像122−24は、標高モードでは第2サブダイヤル32上の短針421が「BAR」という文字が表記された部分を指すことを示し、画像121に被写体として含まれる短針421に関連付けて表示される。
一方、図示された例において、値解析部163は、第1サブダイヤル31の目盛311と短針411および長針412との間の位置関係、ならびにメインダイヤル30の第2目盛302とクロノグラフ秒針403との間の位置関係から気圧の計測値を特定する。気圧の計測値は、電子時計1における気圧センサー563によって計測される。具体的には、値解析部163は、短針411が指す目盛311の値を1000hPaの単位の気圧の計測値として特定し、長針412が指す目盛311の値を100hPaの単位の気圧の計測値として特定し、クロノグラフ秒針403が指す第2目盛302の値を1hPaの単位の気圧の計測値として特定する。画像生成部164は、特定された気圧の計測値(図示された例では合わせて932hPa)を示すアノテーション画像122−25を生成し、表示制御部165はアノテーション画像122−25を画像121とともにディスプレイ120において表示させる。アノテーション画像122−25は、図7に示した例におけるアノテーション画像122−2と同様に、ディスプレイ120の右下の領域に配置される。
さらに、図示された例において、画像生成部164は、値解析部163によって特定された値(気圧の計測値)に関する他のアノテーション画像122−26〜122−28を生成する。アノテーション画像122−26は、第1サブダイヤル31上の短針411が指す目盛311の値(この時点で1よりも小さい、すなわち0)が1000hPaの単位の気圧の計測値であることを示す。表示制御部165は、アノテーション画像122−26を、画像121に被写体として含まれる短針411に関連付けて表示させる。同様に、アノテーション画像122−27は、第1サブダイヤル31上の長針412が示す目盛311の値(この時点で9)が100hPaの単位の気圧の計測値であることを示し、画像121に被写体として含まれる長針412に関連付けて表示される。また、アノテーション画像122−28は、メインダイヤル30上のクロノグラフ秒針403が指す第2目盛302の値(この時点で32)が1hPaの単位の気圧の計測値であることを示し、画像121に被写体として含まれるクロノグラフ秒針403に関連付けて表示される。
上記のような第7の画面表示例では、第4〜第6の画面表示例と同様に、電子時計1において気圧モードを指示する指針(第2サブダイヤル32上の短針421)に関連付けてアノテーション画像122−24が表示されるため、指針が気圧モードを指示することをユーザーが認識することが容易になる。また、上記の例では、第4および第5の画面表示例と同様に、電子時計1において気圧の計測値を複数の要素に分解して指示する指針(第1サブダイヤル31上の短針411および長針412、ならびにクロノグラフ秒針403)のそれぞれに関連付けてアノテーション画像122−26〜122−28が表示されるため、それらの指針が気圧の計測値のどの要素を指示しているかをユーザーが認識することが容易になる。これによって、ユーザーは、例えばスマートフォン100なしで直接的に電子時計1を見た場合にも、気圧モードが設定されていること、および気圧モードにおいて指示されている気圧の計測値を容易に認識することができるようになる。
図14は、本発明の一実施形態における第8の画面表示例を示す図である。図示された例では、電子時計1において歩数モードが設定されている。電子時計1では、例えば気圧モードが設定されている間にAボタン6が押下および解放された場合に歩数モードが設定される。電子時計1では、歩数モードが設定されている間、第2サブダイヤル32上の短針421が「OP」という文字が表記された部分を指す。スマートフォン100の指示モード解析部162は、上記の条件が満たされる場合に、電子時計1において設定された歩数モードを特定する。
図示された例において、画像生成部164は、指示モード解析部162によって特定された指示モード(歩数モード)を示すアノテーション画像122−29を生成し、表示制御部165はアノテーション画像122−29を画像121とともにディスプレイ120において表示させる。アノテーション画像122−29は、図7に示した例におけるアノテーション画像122−1と同様に、ディスプレイ120の左上の領域に配置される。
加えて、図示された例において、画像生成部164は、指示モード解析部162によって特定されたモード(歩数モード)に関する別のアノテーション画像122−30を生成する。アノテーション画像122−30は、歩数モードでは第2サブダイヤル32上の短針421が「OP」という文字が表記された部分を指すことを示し、画像121に被写体として含まれる短針421に関連付けて表示される。
一方、図示された例において、値解析部163は、第1サブダイヤル31の目盛311と短針411および長針412との間の位置関係、ならびにメインダイヤル30の第2目盛302とクロノグラフ秒針403との間の位置関係から歩数を特定する。歩数は、電子時計1において加速度センサー561の計測値に基づいて計数される。歩数の計数は、電子時計1において歩数モードが設定されていない間にも継続される。具体的には、値解析部163は、短針411が指す目盛311の値を1000単位の歩数として特定し、長針412が指す目盛311の値を100単位の歩数として特定し、クロノグラフ秒針403が指す第2目盛302の値を1単位の歩数として特定する。画像生成部164は、特定された歩数の計測値(図示された例では合わせて1014歩)を示すアノテーション画像122−31を生成し、表示制御部165はアノテーション画像122−31を画像121とともにディスプレイ120において表示させる。アノテーション画像122−31は、図7に示した例におけるアノテーション画像122−2と同様に、ディスプレイ120の右下の領域に配置される。
なお、上述のように、他の例では、電子時計1が、電子時計1とは別体のセンサー装置に含まれるセンサーの計測値を受信し、受信された計測値に基づく値をダイヤル3および指針4を用いて指示してもよい。具体的には、電子時計1とは別体のセンサー装置において、加速度センサーの計測値に基づく歩数の計数が継続的に実行されてもよい。この場合、電子時計1は、歩数モードが設定されたときにセンサー装置から歩数の計測値を受信し、受信された計測値を上記のように第1サブダイヤル31上の短針411および長針412、ならびにメインダイヤル30上のクロノグラフ秒針403を用いて指示してもよい。
さらに、図示された例において、画像生成部164は、値解析部163によって特定された値(歩数)に関する他のアノテーション画像122−32〜122−34を生成する。アノテーション画像122−32は、第1サブダイヤル31上の短針411が指す目盛311の値(この時点で1)が1000単位の歩数であることを示す。表示制御部165は、アノテーション画像122−32を、画像121に被写体として含まれる短針411に関連付けて表示させる。同様に、アノテーション画像122−33は、第1サブダイヤル31上の長針412が示す目盛311の値(この時点で0)が100単位の歩数であることを示し、画像121に被写体として含まれる長針412に関連付けて表示される。また、アノテーション画像122−34は、メインダイヤル30上のクロノグラフ秒針403が指す第2目盛302の値(この時点で14)が1単位の歩数であることを示し、画像121に被写体として含まれるクロノグラフ秒針403に関連付けて表示される。
上記のような第8の画面表示例では、第4〜第7の画面表示例と同様に、電子時計1において歩数モードを指示する指針(第2サブダイヤル32上の短針421)に関連付けてアノテーション画像122−30が表示されるため、指針が歩数モードを指示することをユーザーが認識することが容易になる。また、上記の例では、第4、第5および第7の画面表示例と同様に、電子時計1において歩数の計測値を複数の要素に分解して指示する指針(第1サブダイヤル31上の短針411および長針412、ならびにクロノグラフ秒針403)のそれぞれに関連付けてアノテーション画像122−32〜122−34が表示されるため、それらの指針が歩数のどの要素を指示しているかをユーザーが認識することが容易になる。これによって、ユーザーは、例えばスマートフォン100なしで直接的に電子時計1を見た場合にも、歩数モードが設定されていること、および歩数モードにおいて指示されている歩数を容易に認識することができるようになる。
以上、本発明の一実施形態について説明した。なお、本発明の実施形態は上記の例には限られず、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者に明らかな範囲でさまざまに変形された実施形態が可能であり、これらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記の実施形態では情報表示装置としてスマートフォン100を例示したが、他にもパーソナルコンピューターやタブレット、ウェアラブル装置など、様々な装置をスマートフォン100と同様に情報表示装置として動作させることが可能である。また、カメラ110およびディスプレイ120を備えるスマートフォン100のような装置とネットワークを介して通信するネットワーク上のサーバーが上記の制御部160(画像認識部161、指示モード解析部162、値解析部163、画像生成部164、および表示制御部165)の少なくとも一部の機能を提供する場合、当該サーバーが本発明の実施形態に係る情報表示装置になる。
また、例えば、上記の実施形態では、スマートフォン100の画像認識部161が実行する画像認識処理のための画像辞書が記憶部140に記憶されているものとして説明したが、画像辞書の一部または全部はネットワーク上のストレージに記憶され、スマートフォン100は必要に応じて通信部150を用いてストレージから必要とされる画像辞書をダウンロードしてもよい。同様に、指示モード解析部162および値解析部163が実行する解析処理のための電子時計1の仕様情報の一部または全部がネットワーク上のストレージに記憶され、スマートフォン100は必要に応じて通信部150を用いてストレージから必要とされる仕様情報をダウンロードしてもよい。
また、例えば、上記の実施形態では、電子時計1がダイヤル3にメインダイヤル30と第1サブダイヤル31〜第3サブダイヤル33を含むものとして説明したが、電子時計1はダイヤル3にサブダイヤルを含まなくてもよいし、あるいはダイヤル3に2つまたは4つ以上のサブダイヤルを含んでもよい。また、ダイヤル3と指針4との位置関係によるセンサー計測値などの値の指示の方法についても、上記の実施形態における例示に関わらず様々な方法が可能である。
また、例えば、上記の実施形態では、電子時計1の第1の指針とダイヤルとの位置関係が指示モードを指示し、第1の指針とは異なる第2の指針とダイヤルとの位置関係が値を指示していたが、他の実施形態では単一の指針とダイヤルとの位置関係が指示モードおよび値の両方を指示してもよい。例えば、サブダイヤル上のある領域が特定の指示モードの間しか指示されない場合に、スマートフォン100では、指示モード解析部162が当該領域をサブ指針が指示しているという位置関係から指示モードを特定し、値解析部163が当該領域内の目盛とサブ指針との位置関係から値を特定してもよい。
本発明の実施形態は、例えば、上記で説明したような情報表示装置、情報表示方法、電子時計と情報表示装置とを含むシステム、情報処理装置を機能させるためのプログラム、およびプログラムが記録された一時的でない有形の媒体を含みうる。
1…電子時計、3…ダイヤル、30…メインダイヤル、31…第1サブダイヤル、32…第2サブダイヤル、33…第3サブダイヤル、4…指針、40…センター針、401…時針、402…分針、403…クロノグラフ秒針、41…第1サブ指針、42…第2サブ指針、43…小秒針、60…制御部、61…指示モード設定部、62…値設定部、63…指針駆動制御部、10…システム、100…スマートフォン、110…カメラ、120…ディスプレイ、121…画像、122…アノテーション画像、131…タッチセンサー、132…ボタン、140…記憶部、150…通信部、160…制御部、161…画像認識部、162…指示モード解析部、163…値解析部、164…画像生成部、165…表示制御部。

Claims (13)

  1. ダイヤルおよび前記ダイヤルを指示する指針を有する電子時計を被写体として含む画像から、前記ダイヤルと前記指針との間の位置関係を認識するステップと、
    前記電子時計の仕様情報に基づいて前記位置関係に対応する値を特定するステップと、
    前記特定された値に関するアノテーション画像を前記画像とともに表示するステップと
    を含むことを特徴とする情報表示方法。
  2. 請求項1に記載の情報表示方法において、
    前記ダイヤルは、メインダイヤルと、前記メインダイヤルの一部の領域に配置されたサブダイヤルとを含み、
    前記指針は、前記サブダイヤルを指示するサブ指針を含み、
    前記認識するステップでは、前記サブダイヤルと前記サブ指針との間の位置関係が認識されることを特徴とする情報表示方法。
  3. 請求項1または2に記載の情報表示方法において、
    前記特定するステップでは、前記電子時計において指示されているセンサー計測値に基づく値が特定されることを特徴とする情報表示方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報表示方法において、
    前記表示するステップでは、前記アノテーション画像が、前記特定された値を指示する前記指針に関連付けて表示されることを特徴とする情報表示方法。
  5. 請求項4に記載の情報表示方法において、
    前記指針は、第1の指針および第2の指針を含み、
    前記認識するステップでは、前記ダイヤルと前記第1の指針との間の第1の位置関係と、前記ダイヤルと前記第2の指針との間の第2の位置関係とが認識され、
    前記特定するステップでは、前記第1の位置関係に対応する第1の値と、前記第2の位置関係に対応する第2の値とが特定され、
    前記表示するステップでは、前記第1の値に関するアノテーション画像が前記第1の指針に関連付けて表示され、前記第2の値に関するアノテーション画像が前記第2の指針に関連付けて表示されることを特徴とする情報表示方法。
  6. 請求項5に記載の情報表示方法において、
    前記表示するステップでは、さらに、前記第1の値および前記第2の値を要素とする値に関するアノテーション画像が表示されることを特徴とする情報表示方法。
  7. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報表示方法において、
    前記仕様情報は、前記電子時計において設定可能な複数の指示モードと前記位置関係とを関連付ける第1の仕様情報と、前記複数の指示モードのそれぞれにおいて指示される値と前記位置関係とを関連付ける第2の仕様情報とを含み、
    前記特定するステップでは、前記第1の仕様情報に基づいて前記位置関係に対応する指示モードが特定され、前記第2の仕様情報と前記特定された指示モードとに基づいて前記位置関係に対応する値が特定されることを特徴とする情報表示方法。
  8. 請求項7に記載の情報表示方法において、
    前記アノテーション画像は、前記特定された指示モードに関するアノテーション画像を含むことを特徴とする情報表示方法。
  9. 請求項8に記載の情報表示方法において、
    前記指針は、第1の指針および第2の指針を含み、
    前記認識するステップでは、前記ダイヤルと前記第1の指針との間の第1の位置関係と、前記ダイヤルと前記第2の指針との間の第2の位置関係とが認識され、
    前記特定するステップでは、前記第1の仕様情報に基づいて前記第1の位置関係に対応する指示モードが特定され、前記第2の仕様情報と前記特定された指示モードとに基づいて前記第2の位置関係に対応する値が特定され、
    前記表示するステップでは、前記特定された指示モードに関するアノテーション画像が前記第1の指針に関連付けて表示されることを特徴とする情報表示方法。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の情報表示方法において、
    前記認識するステップでは、前記画像から前記電子時計の機種が認識され、
    前記特定するステップでは、前記機種ごとに用意された前記仕様情報に基づいて前記位置関係に対応する値が認識されることを特徴とする情報表示方法。
  11. ダイヤル、
    前記ダイヤルを指示する指針、および
    前記ダイヤルとの位置関係によって値を指示するように前記指針の駆動を制御する指針駆動制御部
    を備える電子時計と、
    前記電子時計を被写体として含む画像を取得する撮像部、
    前記画像から前記ダイヤルと前記指針との間の位置関係を認識する画像認識部、
    前記電子時計の仕様情報と前記位置関係とに基づいて前記値を特定する解析部、および
    前記特定された値に関するアノテーション画像を前記画像とともに表示させる表示制御部
    を備える情報表示装置と
    を含むことを特徴とするシステム。
  12. ダイヤルおよび前記ダイヤルを指示する指針を有する電子時計を被写体として含む画像から、前記ダイヤルと前記指針との間の位置関係を認識する画像認識部、
    前記電子時計の仕様情報に基づいて前記位置関係に対応する値を特定する解析部、および
    前記特定された値に関するアノテーション画像を前記画像とともに表示させる表示制御部
    としてコンピューターのプロセッサーを機能させることを特徴とするプログラム。
  13. ダイヤルおよび前記ダイヤルを指示する指針を有する電子時計を被写体として含む画像から、前記ダイヤルと前記指針との間の位置関係を認識する画像認識部と、
    前記電子時計の仕様情報に基づいて前記位置関係に対応する値を特定する解析部と、
    前記特定された値に関するアノテーション画像を前記画像とともに表示させる表示制御部と
    を備えることを特徴とする情報表示装置。
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