JP2015076706A - 通信診断装置、通信アダプタ、通信診断方法、及びプログラム - Google Patents

通信診断装置、通信アダプタ、通信診断方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2015076706A
JP2015076706A JP2013211271A JP2013211271A JP2015076706A JP 2015076706 A JP2015076706 A JP 2015076706A JP 2013211271 A JP2013211271 A JP 2013211271A JP 2013211271 A JP2013211271 A JP 2013211271A JP 2015076706 A JP2015076706 A JP 2015076706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
content
adapter
data
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013211271A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6021781B2 (ja
Inventor
直之 樋原
Naoyuki Hihara
直之 樋原
吉秋 小泉
Yoshiaki Koizumi
吉秋 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2013211271A priority Critical patent/JP6021781B2/ja
Publication of JP2015076706A publication Critical patent/JP2015076706A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6021781B2 publication Critical patent/JP6021781B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

【課題】互いに通信を行う電気機器と通信アダプタとの少なくとも一方において不具合が発生した場合に、その不具合を容易に判別することが可能な通信診断装置等を提供する。
【解決手段】第1通信制御部411は、電気機器と通信アダプタとの間で送受信される第1通信データを取得する。第2通信制御部412は、通信アダプタとの間で、第1通信データに対応する第2通信データを送受信する。判定部413は、第1通信制御部411により取得された第1通信データが表す第1通信内容と、第2通信制御部412により送受信された第2通信データが表す第2通信内容と、を比較し、当該第1通信内容と当該第2通信内容とが整合しているか否かを判定する。表示制御部414は、第1通信内容と、第2通信内容とを対応付けて表示部460に表示し、整合していないと判定された第1通信内容と第2通信内容が強調されるように表示する。
【選択図】図5

Description

本発明は、電気機器と、該電気機器とネットワークとを通信可能に接続する通信アダプタと、の間の通信を診断する通信診断装置、通信アダプタ、通信診断方法、及びプログラムに関する。
家電機器や住宅設備機器等の電気機器を、インターネットやホームネットワーク等のネットワークに接続する際、電気機器のコストアップを避けるために、電気機器と通信アダプタとをシリアル通信で接続する形態を取られることが多い(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−229266号公報
しかし、上述したような接続形態では、電気機器及び通信アダプタとも、できるだけ安価となるような構成となる。そのため、実際に電気機器の稼働を開始後、一方のソフトウェアの不具合などで、通信アダプタと電気機器との間の通信動作において不具合が発生した場合、不具合発生時の状態を電気機器や通信アダプタにおいて保存することは困難である。また、通信アダプタと電気機器との間の通信内容も外部からは不明であるため、不具合の解析には、一旦、電気機器と通信アダプタを取り外し、それらを製造業者に送付する必要があった。一方、製造業者に送付した場合であっても、当該不具合が発生した環境に特有の条件によるものであった場合、製造業者側で再現できず、解析が困難となるケースもあった。
本発明は、上述の事情の下になされたもので、互いに通信を行う電気機器と通信アダプタとの少なくとも一方において不具合が発生した場合に、その不具合を容易に判別することが可能な通信診断装置、通信アダプタ、通信診断方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る通信診断装置は、
電気機器と、該電気機器とネットワークとを通信可能に接続する通信アダプタと、の間の通信を診断する通信診断装置であって、
前記電気機器と前記通信アダプタとの間で送受信される第1通信データを取得する第1通信制御部と、
前記通信アダプタとの間で、前記第1通信データに対応する第2通信データを送受信する第2通信制御部と、
前記第1通信制御部により取得された第1通信データが表す第1通信内容と、前記第2通信制御部により送受信された第2通信データが表す第2通信内容と、を比較し、当該第1通信内容と当該第2通信内容とが整合しているか否かを判定する判定部と、
前記第1通信内容と、前記第2通信内容とを対応付けて表示部に表示し、かつ、前記判定部により整合していないと判定された前記第1通信内容と前記第2通信内容を、前記判定部により整合していると判定された前記第1通信内容と前記第2通信内容よりも、強調されるように表示する表示制御部と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、互いに通信を行う電気機器と通信アダプタとの少なくとも一方において不具合が発生した場合に、その不具合を容易に判別することができる。
実施形態1に係る通信診断システムの概略構成を示すブロック図である。 実施形態1に係る電気機器、通信アダプタ、及び接続装置の接続の概略構成を示すブロック図である。 実施形態1に係る通信アダプタの制御部の機能構成を示す概略ブロック図である。 (a)は同期型、(b)は非同期型の通信方式における電気機器、通信アダプタ、及び通信診断装置間のシーケンス図の一例を示す図である。 実施形態1に係る通信診断装置の制御部の機能構成を示す概略ブロック図である。 実施形態1に係る比較テーブルの一例を示す図である。 通信診断処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態2に係る通信診断装置の制御部の機能構成を示す概略ブロック図である。 実施形態2に係る電気機器及び接続装置の接続の概略構成を示すブロック図である。 実施形態2の変形例に係る電気機器及び接続装置の接続の概略構成を示すブロック図である。 実施形態3に係る通信診断システムの概略構成を示すブロック図である。 実施形態4に係る電気機器、通信アダプタ、及び接続装置の接続の概略構成を示すブロック図である。 変形例に係る比較テーブルの一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態に係る通信診断システム1の概略配置を示すブロック図である。本実施形態に係る通信診断システム1は、図示しない電力線を介して供給される電力を電源として動作する電気機器100と、電気機器100とネットワーク300とを通信可能に接続する通信アダプタ200と、電気機器100と通信アダプタ200間の通信を診断する通信診断装置400と、から構成されている。
電気機器100は、例えば、空調機器又は照明機器といった機器から構成される。電気機器100には、商用電源(図示せず)から電力線(図示せず)を介して電力が供給される。そして、電気機器100は、通信アダプタ200を介して、ネットワーク300に接続されたコントローラ(図示せず)から受信した制御情報に従って自身の動作を制御する。また、電気機器100は、コントローラから受信した要求に従って、または、定期的に、自身の状態を表すデータをコントローラに送信する。
通信アダプタ200は、電気機器100をネットワーク300に通信可能に接続するための通信インタフェースである。詳細な構成については、後述する。
ネットワーク300は、Ethernet(登録商標)、無線LAN、等の無線通信のネットワークから構成される。
通信診断装置400は、電気機器100と通信アダプタ200間の通信を診断する。具体的には、通信診断装置400は、電気機器100と通信アダプタ200との間で送受信される通信データ(第1通信データ)を傍受し、傍受した第1通信データと、自身と通信アダプタ200との間で送受信された通信データ(第2通信データ)と、の通信内容の比較から、電気機器100及び通信アダプタ200のいずれかに不具合があるか否かを判別する。また、通信診断装置400は、接続装置500を介して、電気機器100と通信アダプタ200との間の通信線に接続し、その通信データを傍受する。
次に、通信アダプタ200のハードウェア構成について説明する。図1に示すように、通信アダプタ200は、制御部210、記憶部220、第1通信部230、第2通信部240を備える。記憶部220、第1通信部230、及び第2通信部240はいずれも、内部バス250を介して制御部210に接続されている。
制御部210は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等から構成される。CPUは、RAMを作業領域として用いて、ROMに記憶される種々のプログラムを実行する。
記憶部220は、ハードディスク又はフラッシュメモリ等の不揮発性メモリから構成される。記憶部220は、制御部210の処理に用いられる種々のデータを記憶している。
第1通信部230は、電気機器100との間で通信するための通信インタフェースから構成される。具体的には、第1通信部230と電気機器100間の通信形式は、シリアル通信である。ここで、図2に、電気機器100、通信アダプタ200の第1通信部230、及び接続装置500の接続の概略構成を示すブロック図を示す。図2に示すように、第1通信部230の送信端子は、電気機器100の受信端子に接続され、第1通信部230の受信端子は、電気機器100の送信端子に接続される。第1通信部230は、制御部210による制御のもと、電気機器100へのデータの送信、及び、電気機器100からのデータの受信を行う。
第2通信部240は、ネットワーク300との間で通信するための通信インタフェースから構成される。第2通信部240は、制御部210による制御のもと、通信診断装置400等のネットワーク300に接続された外部機器へのデータの送信、及び、外部機器からのデータの受信を行う。
次に、通信診断装置400のハードウェア構成について説明する。図1に示すように、通信診断装置400は、制御部410、記憶部420、第1通信部430、第2通信部440、入力部450、表示部460を備えている。記憶部420、第1通信部430、第2通信部440、入力部450、及び表示部460はいずれも、内部バス470を介して制御部410に接続されている。
制御部410は、例えばCPU、ROM、RAM等から構成される。CPUは、RAMを作業領域として用いて、ROMに記憶される種々のプログラムを実行する。
記憶部420は、ハードディスク又はフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを含んで構成される。記憶部420は、制御部410の処理に用いられる種々のデータを記憶している。具体的には、記憶部420は、第1通信データに含まれるパラメータと、第2通信データに含まれるパラメータとの対応関係を表すテーブルを記憶する。
第1通信部430は、接続装置500を介して、電気機器100と通信アダプタ200との間で送受信される第1通信データを傍受するための通信インタフェースから構成される。ここで、接続装置500は、図2に示すように2つの受信端子を備え、それぞれ、電気機器100の送信端子から送信された第1通信データと、通信アダプタ200の第1通信部230の送信端子から送信された第1通信データと、を受信する。そして、傍受された第1通信データは、接続装置500から、第1通信部430へ送信される。第1通信部430は、制御部410による制御のもと、第1通信データを受信する。なお、第1通信部430と、接続装置500との間の通信は、有線でも無線でもよい。
第2通信部440は、ネットワーク300との間で通信するための通信インタフェースから構成される。第2通信部440は、制御部410による制御のもと、通信アダプタ200への第2通信データの送信、及び、通信アダプタ200からの第2通信データの受信を行う。
入力部450は、ユーザが通信診断装置400を操作するためのマウスやキーボード等の入力装置から構成され、ユーザによって入力される各種の情報を受け付ける。
表示部460は、液晶ディスプレイ等の表示装置から構成されている。表示部460は、制御部410により出力された各種の情報を表示出力する。
次に、通信アダプタ200の制御部210の機能的構成について説明する。
図3は、本発明の実施形態1に係る通信アダプタ200の制御部210の機能構成を示す概略ブロック図である。図3に示すように、制御部210は、ROMに格納されたプログラムを実行することにより、通信制御部211として機能する。
通信制御部211は、第1通信部230及び第2通信部240を介して、第1通信データ及び第2通信データの送受信を制御する。具体的には、通信制御部211は、第1通信部230により行われる通信の通信形式と、第2通信部240により行われる通信の形式とが異なる場合に、受信した第1通信データまたは第2通信データを、送信先に対応したフォーマットに変換して、送信する。例えば、通信制御部211は、第1通信部230は、電気機器100から第1通信部230を介して第1通信データを受信した場合、その第1通信データのフォーマットを、第2通信部240により行われる通信の形式に対応したフォーマットに変更し、第2通信データとして、第2通信部240から送信先へ出力する。
ここで、通信制御部211において適用されうる通信方式について説明する。本実施形態において、通信制御部211は、同期型、非同期型の2つの通信方式が適用されうる。図4(a)に同期型、(b)に非同期型の通信方式における電気機器100、通信アダプタ200、及び通信診断装置400間のシーケンス図の一例を示す。
図4(a)に示す同期型の通信方式におけるシーケンス図では、通信アダプタ200は、通信診断装置400から、電気機器100の状態を問い合わせる旨の状態取得要求Ra1を受信すると、電気機器100に対し、状態取得要求Ra1に対応する状態取得要求Rb1を送信する。また、電気機器100は、受信した状態取得要求Rb1に応じて、自身の状態を表す状態応答Ab1を返す。通信アダプタ200は、受信した状態応答Ab1に対応する状態応答Aa1を、通信診断装置400に送信する。
また、通信アダプタ200は、通信診断装置400から、電気機器100を所定の状態となるように操作する旨の操作要求Ra2を受信すると、電気機器100に対し、操作要求Ra2に対応する操作要求Rb2を送信する。また、電気機器100は、受信した操作要求Rb2に応じて、自身の動作状態を制御し、その成否を表す成否応答Ab2を返す。通信アダプタ200は、受信した成否応答Ab2に対応する成否応答Aa2を、通信診断装置400に送信する。
また、電気機器100は、自身の動作状態が所定の条件を満たした場合、例えば、定期的に、あるいは、異常が発見された場合に、自身の動作状態を表す状態通知Nb3を出力する。通信アダプタ200は、状態通知Nb3を受信し、その状態通知Nb3に対応する状態通知Na3を通信診断装置400に送信する。
以上説明したように、図4(a)に示すような同期型の通信方式において、通信アダプタ200は、通信診断装置400からデータを受信した場合には電気機器100へ、電気機器100からデータを受信した場合には通信診断装置400へ、順次送信する。
図4(b)に示す非同期型の通信方式におけるシーケンス図において、通信アダプタ200は、電気機器100との間で定期的に、状態取得要求Rb4〜Rb6の送信を行う。そして、電気機器100は、通信アダプタ200から状態取得要求Rb4〜Rb6を受信すると、状態応答Ab4〜Ab6を返す。通信アダプタ200は、受信した状態応答Ab4〜Ab6を元に、例えば、記憶部220に記録された電気機器100の動作状態を表すデータを更新する。
また、通信アダプタ200は、通信診断装置400から状態取得要求Ra7を受信すると、自身の記憶部220が記憶している電気機器100の動作状態を表すデータを、通信診断装置400に状態応答Aa7として、送信する。
また、通信アダプタ200は、通信診断装置400から操作要求Ra8を受信すると、電気機器100に対し、操作要求Ra8に対応する操作要求Rb8を送信する。また、電気機器100は、受信した操作要求Rb8に応じて、自身の動作状態を制御し、その成否を表す成否応答Ab8返す。通信アダプタ200は、受信した成否応答Ab8に対応するAa8を、通信診断装置400に送信する。
以上説明したように、図4(b)に示すような非同期型の通信方式において、通信アダプタ200は、定期的に電気機器100からその動作状態を受信し、記録している。そして、通信診断装置400から状態取得要求を受信した場合には、自身が記憶している電気機器100の動作状態を通信診断装置400に状態応答として送信する。
次に、通信診断装置400の制御部410の機能的構成について説明する。
図5は、本発明の実施形態1に係る通信診断装置400の制御部410の機能構成を示す概略ブロック図である。図5に示すように、制御部410は、ROMに格納されたプログラムを実行することにより、第1通信制御部411、第2通信制御部412、判定部413、表示制御部414として機能する。
第1通信制御部411は、電気機器100と通信アダプタ200との間で送受信される第1通信データを取得する。具体的には、第1通信制御部411は、第1通信部430を介して、電気機器100から通信アダプタ200へ送信される第1通信データを取得する。
第2通信制御部412は、通信アダプタ200との間で、前記第1通信データに対応する第2通信データを送受信する。具体的には、第2通信制御部412は、第2通信部440から、電気機器100に対する所定の要求を含む第2通信データを、ネットワーク300を介して通信アダプタ200に送信する。また、第2通信制御部412は、電気機器100に対して送信した所定の要求に対する、電気機器100からの応答値を含む第2通信データを、ネットワーク300を介して通信アダプタ200から受信する。
判定部413は、第1通信制御部411により取得された第1通信データが表す第1通信内容と、その第1通信データに対応する、第2通信制御部412により送受信された第2通信データが表す第2通信内容と、を比較し、第1通信内容と第2通信内容とが整合しているか否かを判定する。ここで、第1通信データと第2通信データとの対応関係としては、ある通信内容が電気機器100から通信診断装置400へ、または、通信診断装置400から電気機器100へ、通信アダプタ200を介して送信される場合の、電気機器100と通信アダプタ200の間で通信される第1通信データと、通信アダプタ200と通信診断装置400との間で通信される第2通信データとが、対応するものとする。
なお、第1通信データ及び第2通信データとは、フォーマットが異なる場合があり、実質的に同じ内容を表すパラメータであっても、そのパラメータ名が異なる場合がある。従って、第1通信データ及び第2通信データにおいて、同じ内容を表すパラメータ同士の対応関係を表すパラメータ対応テーブル421が予め記憶部420に記憶されており、判定部413は、このパラメータ対応テーブル421を参照することで、第1通信データに含まれる各パラメータの値と、第2通信データに含まれる各パラメータの値とを対応付けて比較する。そして、比較の結果、第1通信データに含まれるパラメータの値と、第2通信データに含まれるパラメータの値とが整合しないと判定した場合、そのパラメータについて不整合である旨のフラグをたてる。
表示制御部414は、第1通信内容と、第2通信内容とを対応付けて表示部に表示し、かつ、判定部413により整合していないと判定された第1通信内容と第2通信内容を、判定部413により整合していると判定された第1通信内容と第2通信内容よりも、強調されるように表示する。具体的には、表示制御部414は、第1通信データに含まれる各パラメータの値と、第2通信データに含まれる各パラメータの値とを対応付けて表す比較テーブルを表示する。また、表示制御部414は、比較テーブルにおいて、判定部413により不整合である旨のフラグが立てられたパラメータのデータが、他のパラメータのデータよりも強調されるように、すなわち、表示された比較テーブルを見たユーザが、どのデータが整合していないのかをすぐに認識できるように、表示する。
ここで、表示制御部414により出力される、比較テーブルについて説明する。図6に、表示部460の画面に表示される比較テーブル461の一例を示す。比較テーブル461は、パラメータと、第1通信データの通信内容と、第2通信データの通信内容とを含む。第1通信データの通信内容と、第2通信データの通信内容とは、それぞれ、パラメータ毎に対応付けて表示されている。表示制御部414は、比較テーブル461において、判定部413により、不整合である旨のフラグが立てられたパラメータのデータのマスを、他のパラメータのデータのマスと異なる色で表すことにより、強調表示している。
なお、図6における比較テーブル461の一例では、第1通信データの内容として、通信アダプタ200から電気機器100への状態取得要求に対する、電気機器100からの応答値がパラメータ毎に示されている。また、第2通信データの内容として、通信診断装置400から通信アダプタ200への状態取得要求に対する、通信アダプタ200からの応答値がパラメータ毎に示されている。
次に、本実施形態における通信診断装置400の動作について説明する。
通信診断装置400が実行する通信診断処理の流れについて説明する。図7は、通信診断装置400が実行する通信診断処理の流れの一例を示すフローチャートである。図7に示す通信診断処理は、例えば、通信診断装置400の入力部450がユーザから通信診断処理の開始を示す操作入力を受け付けたことを契機として開始される。
まず、第2通信制御部412は、電気機器100に対する所定の通信内容を含む第2通信データを、通信アダプタ200に送信する(ステップS11)。ここで、所定の制御内容は、予めユーザから入力部450を介して取得したデータでもよいし、予め記憶部420に記憶されているデータでもよい。
次に、第1通信制御部411は、電気機器100と通信アダプタ200との間で通信される第1通信データを取得する(ステップS12)。
次に、第2通信制御部412は、通信アダプタから送信された、ステップS12において取得された第1通信データに対応する第2通信データを取得する(ステップS13)。
次に、判定部413は、ステップS12において取得した第1通信データの通信内容と、ステップS13において送信した第2通信データの通信内容と、を比較する(ステップS14)。具体的には、判定部413は、上述したように第1通信データ及び第2通信データに含まれるパラメータの対応関係をパラメータ対応テーブル421から取得し、対応するパラメータ同士の値を比較することにより、整合しているか否かを判定する。
次に、表示制御部414は、判定部413の結果に基づいて、第1通信データの通信内容と、第2通信データの通信内容とを対応付けて表す比較テーブル461を表示部460に表示する(ステップS15)。この際、表示制御部414は、比較テーブル461において、判定部413により整合していないと判定されたパラメータの値のマスが強調されるように表示する。そして、処理をステップS11に戻す。
上記の処理を具体的な通信内容を例示して説明する。例えば、第2通信制御部412は、ステップS11において、電気機器100への状態取得要求を含む第2通信データを送信したとする。このとき、第1通信制御部411は、ステップS12において、第1通信データの内容として、当該状態取得要求に対する、電気機器100からのパラメータ毎の応答値を含む第1通信データを取得する。また、第2通信制御部412は、ステップS13において、当該状態取得要求に対する、電気機器100からのパラメータ毎の応答値を含む第2通信データを取得する。そして、例えば、取得された第1通信データにおいて、パラメータ“動作状態”、“運転モード”、“動作レベル”の応答値がそれぞれ“運転中”、“モードA”、“レベル1”であり、取得された第2通信データにおいて、パラメータ“動作状態”、“運転モード”、“動作レベル”の応答値がそれぞれ“運転中”、“モードA”、“レベル2”である場合、判別部413は、ステップS14において、パラメータ“動作レベル”の応答値が、第1通信データと第2通信データとの間で整合していないと判定する。そして、表示制御部414は、図6に示すように、第1通信データに含まれる応答値と、第2通信データに含まれる応答値とをパラメータ毎に対応付けて表す比較テーブル461を表示部460に表示する。このとき、表示制御部414は、判定部413において、整合していないと判定されたパラメータ“動作レベル”の各応答値のマスが強調されるように表示する。
以上説明したように、本実施形態に係る通信診断装置400は、電気機器100と通信アダプタ200間の第1通信データの通信内容と、通信アダプタ200と通信診断装置400間の第2通信データの通信内容とを、対応するパラメータ毎に比較して表示することにより、第1通信データと第2通信データの内容に不整合が発生していた場合に、ユーザはその不整合を迅速に特定することができる。
また、第1通信データ及び第2通信データの通信内容を同時に確認することができるため、不具合が発生した場合に、通信アダプタ200、電気機器100のいずれに要因があるか容易に切り分けることができる。
すなわち、第1通信データと第2通信データの通信内容において不整合が継続して発生している場合、第1通信データの通信内容から把握される電気機器100の動作状態と、ユーザが目視で確認できる電気機器100の動作状態とが異なれば、電気機器100に不具合があると判断可能である。また、第1通信データの通信内容から把握される電気機器100の動作状態と、ユーザが目視で確認できる電気機器100の動作状態とが同じであれば、通信アダプタ200に不具合があると判断可能である。
また、電気機器100と通信アダプタ200とが実際に動作している状態で診断できるため、不具合が発生した環境で動作させて診断を行うことが容易にできる。
また、不具合やその要因の特定を容易に行うことができるため、現地での調査時間を短くすることができ、設備使用者の負担を軽減することができる。
なお、上記実施形態の変形例として、通信診断装置400は、第2通信制御部412から、特定の要求を送信した場合に、通信アダプタ200から電気機器100への送信されるべき第1通信データの通信内容のリストを予め保持してもよい。そして、判定部413は、第1通信制御部411により取得される第1通信データの通信内容と、保持しているリストの内容とを比較し、整合するか否かを判定し、表示制御部414が比較テーブル461においてその判定結果を合わせて表示してもよい。
また、上記実施形態では、通信診断装置400が、電気機器100に対して状態取得要求を送信する例について説明したが、通信診断装置400が電気機器100に対して送信する内容はこれに限られない。例えば、通信診断装置400は、電気機器100に対し、電気機器100の状態を別の状態に変化させる所定の命令を示す操作要求を送信してもよい。この場合、第1通信制御部411は、当該操作要求に対して、電気機器100の状態が変化したか否かを示す応答値を含む第1通信データを取得する。また、第2通信制御部412は、通信アダプタ200から、当該応答値を含む第2通信データを取得する。そして、上記実施形態と同様に判定部413が、第1通信データと第2通信データとの通信内容を比較し、表示制御部414が、比較テーブル461を表示部460に表示してもよい。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2について説明する。図8に、実施形態2に係る通信診断装置400の制御部410の機能構成を示す。また、図9に、実施形態2に係る電気機器100及び接続装置500の接続の概略構成を示す。図8に示すように、本実施形態2に係る制御部410は、上記の実施形態1における制御部410と比較して、さらに、電気機器100と通信する第3通信制御部415を備える。また、図9に示すように、電気機器100は、通信アダプタ200とは通信できないように電気的に切り離されており、接続装置500を介して、通信診断装置400と送受信可能に構成されている。
具体的には、第1通信制御部411は、図2に示す接続構成と同様に電気機器100、通信アダプタ200、及び接続装置500を接続することにより、実施形態1と同様に第1通信データを取得する。そして、第1通信制御部411は、取得した第1通信データの履歴を、記憶部420の履歴テーブル422に格納する。
次に、図9に示す接続構成に切り替えることにより、第3通信制御部415は、記憶部420の履歴テーブル422に格納された第1通信データを、第1通信部430から、電気機器100に送信する。なお、第1通信データを電気機器100に送信する際に、実際に第1通信データを取得した順に送信してもよいし、異なる順番で送信してもよい。また、実際に取得した第1通信データの一部がユーザにより変更されたデータを、電気機器100に送信してもよい。
以上の構成により、本実施形態における通信診断装置400は、通信アダプタ200を介さずに、電気機器100と直接通信を行うことができるため、通信アダプタ200と電気機器100との間で不具合が発生した場合に、その不具合が、電気機器100によるものか否かを容易に判断することができる。
また、第1通信制御部411により取得された第1通信データの内容を保存し、その保存した第1通信データを用いて電気機器100との間の通信を再現することで、実際に通信アダプタ200と電気機器100間で発生した通信内容を容易に調査でき、また、電気機器100における当該通信内容の再現性や、当該不具合が電気機器100によるものかどうかを容易に判断することができる。
特に、通信アダプタ200を介さない通信を行うので、通信アダプタ200が有する、第1通信データの送信の順番や送信できる通信内容の制限に縛られることなく、電気機器100の不具合を詳細に解析することができる。
なお、電気機器100を通信アダプタ200から電気的に切り離す構成は、上記実施形態2の構成に限られない。1つの変形例を図10に示す。図10に示す例では、電気機器100の送信端子及び受信端子が、図2に示す例と同様に、通信アダプタ200の第1通信部230の受信端子及び送信端子とそれぞれ接続されている。また、接続装置500は、電気機器100と通信アダプタ200間で送受信される第1通信データを受信できるとともに、スイッチを切り替えることにより、図9と同様に電気機器100へデータを送信できるように構成されている。上記実施形態2において、通信アダプタ200の通信制御部211は、第2通信部240において、特定のコマンドを受信すると、第1通信部230の送信端子を高インピーダンスに切り替えるとともに、通信診断装置400の第3通信制御部415は、接続装置500のスイッチを送信端子に切り替える。このように、通信診断装置400は、通信アダプタ200の送信端子を高インピーダンスに変更した上で、接続装置500を介して電気機器100に第1通信データを送信する。従って、電気機器100、通信アダプタ200、及び通信診断装置400間の通信線の取り外しを人手で行うことなく、電気機器100の調査を行うことができる。
なお、実施形態2と上記実施例において、接続装置500のスイッチの切り替えは、ユーザが物理的に切り替えても良いし、接続装置500がMCU(Micro Control Unit)を備え、ソフトウェアにより端子を切り替え可能に構成してもよい。
また、別の変形例として、通信アダプタ200の通信制御部211は、第2通信部440から受信した第2通信データを、そのまま第1通信データとして、透過的に第1通信部430から電気機器100へ送信する機能を備えてもよい。具体的には、通信診断装置400は、履歴テーブル422に格納された第1通信データのカプセル化を行い、第2通信データとして、通信アダプタ200に送信する。通信アダプタ200は、受信した第2通信データに含まれる第1通信データを電気機器100に送信する。この構成により、電気機器100、通信アダプタ200、及び通信診断装置400間の接続を実施形態1の構成から変更することなく、電気機器100の調査を行うことができる。
(実施形態3)
次に、本発明の実施形態3について説明する。図11に、実施形態3に係る通信診断システムの概略構成を示すブロック図である。本実施形態3では、実施形態1の通信診断システム1において、さらに電気機器100を制御するコントローラ600を備える。
上記の実施形態1に係る通信診断システム1では、通信診断装置400が、電気機器100への所定の制御要求を含む第2通信データを通信アダプタ200に送信する。しかし、本実施形態3では、図11に示すように、ネットワーク300に接続されたコントローラ600が、電気機器100への所定の制御要求を含む第2通信データを通信アダプタ200に送信する。
そして、通信診断装置400の第2通信制御部412は、コントローラ600が通信アダプタ200に送信する第2通信データを取得する。そして、判定部413は、第1通信制御部411が実施形態1と同様に取得した第1通信データと、第2通信制御部412が取得した第2通信データと、の通信内容を実施形態1と同様に比較し、パラメータ毎に値が整合しているか否かを判定する。そして、表示制御部414は、実施形態1と同様に、比較テーブル461を表示することができる。
以上の構成によれば、通信診断装置400は、実際にコントローラ600を用いて電気機器100が制御される状況での通信データを解析し、電気機器100及び通信アダプタ200の不具合を調査することができる。
なお、上記の実施形態3において、第2通信制御部412は、取得した第2通信データの履歴を記憶部420に記録してもよい。そして、記録した第2通信データを、実施形態1における第2通信データとして、通信アダプタ200に送信してもよい。これにより、診断用の通信データを容易に作成できるとともに、再現性の確認を容易に行うことができる。
(実施形態4)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図12に、本実施形態4に係る電気機器100、通信アダプタ200、及び接続装置500の接続の概略構成を示すブロック図である。本実施形態に係る通信アダプタ200は、電気機器100と通信アダプタ200を接続するシリアル通信線と同一の線が並列に接続された診断用コネクタ231を備える。そして、接続装置500の各受信端子は、診断用コネクタ231に接続される。これにより、実施形態1と同様に、接続装置500は、診断用コネクタ231を介して、電気機器100及び通信アダプタ200間で送受信される第1通信データを受信し、通信診断装置400に送信する。
以上の構成によれば、接続装置500を、電気機器100及び通信アダプタ200間の通信線と容易に接続することができ、現地での調査時間を短くすることができる。また、通信アダプタ200に、同一の線を並列に接続した診断用コネクタ231を備えるだけでよいため、通信アダプタ200のコストを大きくあげることなく、診断用コネクタ231の搭載が可能になる。
さらに、上記の実施形態1〜4の接続装置500として、実施形態4に記載の通信アダプタ200と同一のハードウェアを用いてもよい。これにより、専用の接続装置500のハードウェアを開発する必要がなく、製造コストを削減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は実施形態によって限定されるものではない。
例えば、上記の実施形態において、通信診断装置400の判定部413は、第1通信データ及び第2通信データの通信内容を比較した結果、不整合があると判定した場合や、不整合が解消されたと判定した場合に、その時点の時刻を記憶部420に変化点時刻リストとして保持してもよい。そして、ユーザからの指示により、その変化点時刻リストに示される時刻の通信データを表示するように構成されてもよい。
また、比較テーブル461に表示されるデータは、上記の実施形態で説明した例に限られない。例えば、第1通信制御部411は、通信アダプタ200から電気機器100へ送信された第1通信データと、電気機器100から通信アダプタ200へ送信された第1通信データと、通信診断装置400から通信アダプタ200へ送信された第2通信データと、通信アダプタ200から通信診断装置400へ送信された第2通信データと、を対応付けた比較テーブルを表示してもよい。このような比較テーブル462の一例を図13に示す。図13に示す比較テーブル462では、通信アダプタ200から電気機器100へ送信されたデータが第1通信データの要求値として、電気機器100から通信アダプタ200へ送信されたデータが第1通信データの応答値として、通信診断装置400から通信アダプタ200へ送信されたデータが第2通信データの要求値と、通信アダプタ200から通信診断装置400へ送信されたデータが第2通信データの応答値として、パラメータ毎に表されている。また、判定部413により不整合があると判定されたパラメータの値のマスは、強調表示されている。
図13のように比較テーブルが示されることにより、あるパラメータにおいて、第1通信データの要求値と応答値とが異なれば、ユーザは、電気機器100に不具合が発生している可能性があることを判断できる。また、第1通信データの要求値と、第2通信データの要求値とが異なれば、または、第1通信データの応答値と、第2通信データの応答値とが異なれば、ユーザは、通信アダプタ200に不具合が発生している可能性があることを判断できる。従って、電気機器100及び通信アダプタ200のうち、いずれに不具合が発生しているのか、容易に判断することができる。
また、通信アダプタ200が複数の要求を連続して受信した場合、その要求データは一旦通信アダプタ200に保持され、順次処理される。この際に、保持されている要求の数、破棄されている要求の数を表示することにより、ユーザは、比較テーブル461,462から通信アダプタ200に不具合があると判断した場合に、通信アダプタの処理状況を知ることができ、その不具合の原因が、要求過多によるものなのか否かを知ることができる。
また、本発明に係る通信診断装置400は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、ネットワークに接続されているコンピュータに、上記動作を実行するためのプログラムを、コンピュータシステムが読み取り可能な記録媒体(CD−ROM、MO等)に格納して配布し、当該プログラムをコンピュータシステムにインストールすることにより、上述の処理を実行する通信診断装置400を構成してもよい。
また、コンピュータにプログラムを提供する方法は任意である。例えば、プログラムは、通信回線の掲示板(BBS)にアップロードされ、通信回線を介してコンピュータに配信されてもよい。また、プログラムは、プログラムを表す信号により搬送波を変調した変調波により伝送され、この変調波を受信した装置が変調波を復調してプログラムを復元するようにしてもよい。そして、コンピュータは、このプログラムを起動して、OSの制御のもと、他のアプリケーションと同様に実行する。これにより、コンピュータは、上述の処理を実行する通信診断装置400として機能する。
1 通信診断システム、100 電気機器、200 通信アダプタ、210 制御部、211 通信制御部、220 記憶部、230 第1通信部、231 診断用コネクタ、240 第2通信部、250 内部バス、300 ネットワーク、400 通信診断装置、410 制御部、411 第1通信制御部、412 第2通信制御部、413 判定部、414 表示制御部、415 第3通信制御部、420 記憶部、421 パラメータ対応テーブル、422 履歴テーブル、430 第1通信部、440 第2通信部、450 入力部、460 表示部、461,462 比較テーブル、470 内部バス、500 接続装置、600 コントローラ

Claims (6)

  1. 電気機器と、該電気機器とネットワークとを通信可能に接続する通信アダプタと、の間の通信を診断する通信診断装置であって、
    前記電気機器と前記通信アダプタとの間で送受信される第1通信データを取得する第1通信制御部と、
    前記通信アダプタとの間で、前記第1通信データに対応する第2通信データを送受信する第2通信制御部と、
    前記第1通信制御部により取得された第1通信データが表す第1通信内容と、前記第2通信制御部により送受信された第2通信データが表す第2通信内容と、を比較し、当該第1通信内容と当該第2通信内容とが整合しているか否かを判定する判定部と、
    前記第1通信内容と、前記第2通信内容とを対応付けて表示部に表示し、かつ、前記判定部により整合していないと判定された前記第1通信内容と前記第2通信内容を、前記判定部により整合していると判定された前記第1通信内容と前記第2通信内容よりも、強調されるように表示する表示制御部と、
    を備えることを特徴とする通信診断装置。
  2. 前記電気機器と通信する第3通信制御部をさらに備え、
    前記第1通信制御部は、取得した第1通信データを記憶部に記録し、
    前記第3通信制御部は、前記記憶部に記録された第1通信データを前記電気機器に送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信診断装置。
  3. 前記第2通信制御部は、さらに、前記ネットワークに接続されたコントローラが、前記電気機器へ送信する通信データを取得する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信診断装置。
  4. 電気機器とネットワークとを通信可能に接続する通信アダプタであって、
    前記電気機器と通信を行う第1通信部と、
    前記ネットワークと通信を行う第2通信部と、
    前記電気機器と、前記通信アダプタと、の間の通信を診断する通信診断装置に接続され、前記第1通信部が前記電気機器との間で送受信する第1通信データを前記通信診断装置に出力する診断用コネクタと、
    を備え、
    前記通信診断装置は、前記診断用コネクタを介して受信した前記第1通信データの第1通信内容と、前記ネットワークを介して前記通信アダプタとの間で送受信した、前記第1通信データに対応する第2通信データの第2通信内容とを対応付けて表示部に表示し、かつ、互いに整合していない前記第1通信内容と前記第2通信内容を、互いに整合している前記第1通信内容と前記第2通信内容よりも、強調されるように表示する、
    ことを特徴とする通信アダプタ。
  5. 電気機器と、該電気機器とネットワークとを通信可能に接続する通信アダプタと、の間の通信を診断する通信診断方法であって、
    前記電気機器と前記通信アダプタとの間で送受信される第1通信データを取得する第1通信制御ステップと、
    前記通信アダプタとの間で、前記第1通信データに対応する第2通信データを送受信する第2通信ステップと、
    取得された第1通信データが表す第1通信内容と、送受信された第2通信データが表す第2通信内容と、を比較し、当該第1通信内容と当該第2通信内容とが整合しているか否かを判定する判定ステップと、
    前記第1通信内容と、前記第2通信内容とを対応付けて表示部に表示し、かつ、整合していないと判定された前記第1通信内容と前記第2通信内容を、整合していると判定された前記第1通信内容と前記第2通信内容よりも、強調されるように表示する表示制御ステップと、
    を有することを特徴とする通信診断方法。
  6. 電気機器と、該電気機器とネットワークとを通信可能に接続する通信アダプタと、の間の通信を診断するコンピュータを、
    前記電気機器と前記通信アダプタとの間で送受信される第1通信データを取得する第1通信制御手段、
    前記通信アダプタとの間で、前記第1通信データに対応する第2通信データを送受信する第2通信制御手段、
    前記第1通信制御手段により取得された第1通信データが表す第1通信内容と、前記第2通信制御手段により送受信された第2通信データが表す第2通信内容と、を比較し、当該第1通信内容と当該第2通信内容とが整合しているか否かを判定する判定手段、
    前記第1通信内容と、前記第2通信内容とを対応付けて表示部に表示し、かつ、前記判定手段により整合していないと判定された前記第1通信内容と前記第2通信内容を、前記判定手段により整合していると判定された前記第1通信内容と前記第2通信内容よりも、強調されるように表示する表示制御手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
JP2013211271A 2013-10-08 2013-10-08 通信診断装置、通信アダプタ、通信診断方法、及びプログラム Active JP6021781B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013211271A JP6021781B2 (ja) 2013-10-08 2013-10-08 通信診断装置、通信アダプタ、通信診断方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013211271A JP6021781B2 (ja) 2013-10-08 2013-10-08 通信診断装置、通信アダプタ、通信診断方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015076706A true JP2015076706A (ja) 2015-04-20
JP6021781B2 JP6021781B2 (ja) 2016-11-09

Family

ID=53001260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013211271A Active JP6021781B2 (ja) 2013-10-08 2013-10-08 通信診断装置、通信アダプタ、通信診断方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6021781B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016212699A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置の中継装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01166227A (ja) * 1987-12-23 1989-06-30 Nec Corp デバイスアダプタ診断方式
JP2005184481A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Sharp Corp 通信アダプタおよびホームネットワークシステム
JP2007293560A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Nec Infrontia Corp 自動通信システム、方法、プログラム、及び記録媒体

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01166227A (ja) * 1987-12-23 1989-06-30 Nec Corp デバイスアダプタ診断方式
JP2005184481A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Sharp Corp 通信アダプタおよびホームネットワークシステム
JP2007293560A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Nec Infrontia Corp 自動通信システム、方法、プログラム、及び記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016212699A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置の中継装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6021781B2 (ja) 2016-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104516345B (zh) 车辆诊断和预测系统
CN104483959A (zh) 故障模拟与测试系统
CN104378781A (zh) 一种检测移动终端故障的方法及移动终端
WO2022088862A1 (zh) 电力机车控制电路的检测方法、装置与移动终端
WO2017124701A1 (zh) 具有故障监控功能的电气设备、电气系统以及终端设备
CN111970166B (zh) 一种测试方法、装置、设备、系统及计算机可读存储介质
CN104951421A (zh) 一种串行总线通信设备的自动编号与类型识别方法及装置
WO2022237438A1 (zh) 车辆通信设备、WiFi连接方法及车辆诊断系统
CN108390863A (zh) 一种数据处理方法及装置
JP6021781B2 (ja) 通信診断装置、通信アダプタ、通信診断方法、及びプログラム
CN101672879B (zh) 电子产品自动诊断装置及方法
CN110913362A (zh) 通过客户端与测试设备来实现无线信号测试的方法和装置
CN112822073B (zh) 测试方法、装置、系统、电子设备及可读存储介质
CN111025916B (zh) 家电设备检测控制方法及系统
US20160156501A1 (en) Network apparatus with inserted management mechanism, system, and method for management and supervision
CN113055263B (zh) 一种用于列车控制和管理系统tcms的测试装置和系统
CN115220945A (zh) 基于树莓派的车辆检测设备、方法、车辆及存储介质
CN114442590A (zh) 车辆诊断方法、设备、诊断通信装置、服务器及存储介质
CN111639413B (zh) 卫星自动化测试系统和方法
CN109857082B (zh) 自动变速器诊断方法及装置
CN110209142B (zh) Plc模块的连接、检测方法、装置及检测设备
CN210155240U (zh) 一种测试物联网网关高低温断电重启的系统
JP2014202699A (ja) ケーブル検査システム、ケーブル検査装置、情報処理装置、ケーブル検査方法、及びケーブル検査プログラム
CN112256265A (zh) H5页面稳定性的测试方法、装置及存储介质、电子设备
CN112542882A (zh) 电力装置及其操作方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161004

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6021781

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250