JP2015076684A - 可視光通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子の調光時における変調度の低下を抑制することができる可視光通信装置を提供する。【解決手段】定電流回路12,負荷回路3,負荷変動回路4,スイッチング素子Q1を備える。負荷回路3は、定電流回路12の出力に接続される発光ダイオード31を含む。負荷変動回路4は、負荷回路3に付加されることで、負荷回路3の負荷特性を部分的に変化させる。スイッチング素子Q1は、二値の通信信号に応じて、負荷変動回路4を負荷回路3に付加するか否かを切り替える。そして、負荷変動回路4は、発光ダイオード31に直列接続される抵抗器R1とダイオードD1との直列回路を有する。抵抗器R1の抵抗値r1は、ダイオードD1の等価抵抗Rd1の抵抗値rd1よりも大きい。【選択図】図1

Description

本発明は、可視光通信装置に関するものである。
従来、発光ダイオード(LED(Light-Emitting-Diode))を光源として備え、照明光の強度を変調することによって信号を送信する可視光通信装置(照明器具)がある(例えば、特許文献1参照)。このような可視光通信装置では、照明光そのものを変調することで信号を送信するため、赤外線通信装置のような特別の機器を必要としない。また、照明用光源として発光ダイオードを用いることで省電力が実現できるから、地下街などでのユビキタス情報システムへの利用が検討されている。
特許文献1の可視光通信装置は、発光ダイオードに直列接続された抵抗器と、この抵抗器に並列接続されたスイッチング素子とを備えている。そして、通信信号に応じてスイッチング素子がオン・オフ制御されることで、発光ダイオードの光強度が変調され、発光ダイオードが出力する照明光に通信信号が重畳される。
特開2013−116034号公報
発光ダイオードは、発光ダイオードに流れる電流が小さい場合に、発光ダイオードの等価抵抗の抵抗値が大きくなる特性を有している。そのため、発光ダイオードに供給する電流が小さくなる発光ダイオードの調光時において、変調度が低下し通信エラーが発生するおそれがあった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、発光素子の調光時における変調度の低下を抑制することができる可視光通信装置を提供することにある。
本発明の可視光通信装置は、定電流回路と、前記定電流回路の出力に接続される発光素子を含む負荷回路と、前記負荷回路に付加されることで、前記負荷回路の負荷特性を部分的に変化させる負荷変動回路と、二値の通信信号に応じて、前記負荷変動回路を前記負荷回路に付加するか否かを切り替えるスイッチング素子とを備え、前記負荷変動回路は、前記発光素子に直列接続される抵抗器とダイオードとの直列回路を有し、前記抵抗器の抵抗値は、前記ダイオードの等価抵抗の抵抗値よりも大きいことを特徴とする。
この可視光通信装置において、前記ダイオードは、整流ダイオードで構成されることが好ましい。
この可視光通信装置において、前記ダイオードは、発光ダイオードで構成されることが好ましい。
以上説明したように、本発明では、抵抗器とダイオードとで負荷変動回路が構成され、抵抗器の抵抗値は、ダイオードの等価抵抗の抵抗値よりも大きく設定されている。したがって、負荷電流の減少時において、負荷回路(発光素子)の等価抵抗の抵抗値と、負荷変動回路の等価回路の抵抗値との両方が増加するので、発光素子の調光時における変調度の低下を抑制することができるという効果がある。
本発明の実施形態の可視光通信装置の回路構成図である。 変調時における光量の変化を示すグラフである。 ダイオードの等価回路図である。 ダイオード電流−ダイオード電圧特性を簡略的に示したグラフである。 ダイオード電流−ダイオード電圧特性を詳細に示したグラフである。 発光ダイオードの等価回路図である。 負荷電流−抵抗値特性を示すグラフである。 負荷電流−変調度特性を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
本実施形態の可視光通信装置の回路構成図を図1に示す。本実施形態の可視光通信装置は、電源回路1,信号出力回路2,負荷回路3,負荷変動回路4,スイッチング素子Q1を主構成とする。そして、可視光通信装置は、負荷回路3が備える発光ダイオード31(発光素子)の照明光を変調することによって、信号を送信するものである。以下に、本実施形態の可視光通信装置の構成について説明する。
負荷回路3は、直列接続された複数の発光ダイオード31を備え、光源として機能する。
電源回路1は、商用電源E1を入力電源として、負荷回路3(発光ダイオード31)に負荷電流I1を供給する。具体的には、電源回路1は、PFC(Power-Factor-Correction)回路11,定電流回路12,電源制御回路13,調光信号受信回路14を備える。PFC回路11は、商用電源E1に接続されており、商用電源E1から供給される交流電力を直流電力に変換し、さらに力率を改善して定電流回路12に出力する。定電流回路12は、例えば降圧チョッパ回路などのDC−DCコンバータ回路で構成されており、出力に発光ダイオード31の直列回路が接続されている。そして、定電流回路12は、発光ダイオード31に負荷電流I1を供給する。
また、可視光通信装置の外部には、調光制御回路15が設けられている。調光制御回路15は、発光ダイオード31の調光レベルを示す調光信号を、調光信号受信回路14に出力する。調光信号受信回路14は、受信した調光信号から調光レベルを読み取って電源制御回路13に出力する。電源制御回路13は、発光ダイオード31に供給される負荷電流I1が、調光信号受信回路14から受け取った調光レベルに応じた電流値となるように定電流回路12を制御する。例えば、調光レベルが100%(定格)である場合、電源回路1から発光ダイオード31に供給される負荷電流I1は最大となる。なお、本実施形態では、発光ダイオード31の調光方式として、発光ダイオード31への通電を周期的にオン・オフし、その通電期間の比率を変化させるバースト調光方式を採用している。したがって、電源制御回路13は、負荷電流I1の瞬時値ではなく、負荷電流I1の平均値が調光レベルに応じた電流値となるように定電流回路12を制御する。
負荷変動回路4は、ダイオードD1と抵抗器R1の直列回路で構成されている。そして、負荷変動回路4は、電源回路1の出力間において、負荷回路3と直列に接続されている。
スイッチング素子Q1は、nチャネルMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor-Field-Effect-Transistor)で構成されており、負荷変動回路4(ダイオードD1と抵抗器R1の直列回路)に並列接続されている。
信号出力回路2は、二値の通信信号をスイッチング素子Q1に出力することで、スイッチング素子Q1をオン・オフさせる。スイッチング素子Q1がオン状態である場合、負荷変動回路4の両端間が短絡され、負荷変動回路4を介さずに負荷回路3に負荷電流I1が流れる。一方、スイッチング素子Q1がオフ状態である場合、負荷変動回路4を介して負荷回路3に負荷電流I1が流れる。したがって、スイッチング素子Q1がオフ状態である場合、スイッチング素子Q1がオン状態である場合に比べて負荷電流I1の電流値が小さくなり、発光ダイオード31の光量も低減する。すなわち、スイッチング素子Q1は、二値の通信信号に応じて負荷変動回路4を負荷回路3に付加するか否かを切り換える。そして、負荷変動回路4は、負荷回路3に付加されることで、負荷回路3の負荷特性を部分的に変化させる。
また、可視光通信装置は、信号出力回路2の電源として制御用電源回路5を備えている。電源回路1の出力端間に、ダイオードD2とコンデンサC1との直列回路が接続されており、コンデンサC1と並列に制御用電源回路5が接続されている。制御用電源回路5は、DC−DCコンバータ回路で構成されており、電源回路1からダイオードD2を介して入力される電圧を、例えば5Vの制御用電源電圧に変換して信号出力回路2に出力する。
また、可視光通信装置は、負荷電圧検出回路6を備えている。負荷電圧検出回路6は、電源回路1から負荷回路3に印加される負荷電圧を検出し、検出値を信号出力回路2に出力する。発光ダイオード31の調光レベルが下限値付近である場合に、スイッチング素子Q1がオフされると、負荷電流I1がさらに減少し発光ダイオード31が消灯するおそれがある。そこで、信号出力回路2は、負荷電圧検出回路6の検出値に基づいて、発光ダイオード31の調光レベルが下限値付近である場合、スイッチング素子Q1を常にオン状態にして変調動作を停止する。
このように、本実施形態の可視光通信装置は、信号出力回路2が通信信号を出力し、スイッチング素子Q1のオン・オフを制御することで、発光ダイオード31の光強度を変調し、発光ダイオード31が出力する照明光に通信信号を重畳させる。
次に、本実施形態の可視光通信装置の変調度MHについて説明する。図2に、スイッチング素子Q1のオン・オフによる発光ダイオード31の光量(光強度)の変化を示す。スイッチング素子Q1のオン時、すなわち負荷回路3に負荷変動回路4が付加されていない場合、発光ダイオード31の光量はΦHとなる。一方、スイッチング素子Q1のオフ時、すなわち負荷回路3に負荷変動回路4が付加されている場合、発光ダイオード31の光量はΦL(<ΦH)となる。このときの変調度MHは、MH=(ΦH−ΦL)/ΦHで表される。
ここで、負荷変動回路4が備えるダイオードD1の等価抵抗Rd1について説明する。図3に示すように、ダイオードD1の等価回路は、等価抵抗Rd1と電圧源Ed1との直列回路で表される。図4に、ダイオードD1に流れる電流(以降、ダイオード電流とする)に対する、ダイオードD1の両端電圧(以降、ダイオード電圧とする)の特性を簡略的なグラフで示す。電圧源Ed1の電圧値は、ダイオードD1に電流が流れ始める時点におけるダイオード電圧である順方向電圧Vd1となる。そして、ダイオード電流が増加するにつれて、ダイオード電圧も増加する。このとき、ダイオード電圧の増加の傾きは、等価抵抗Rd1の抵抗値rd1で表される。ここで、ダイオードD1は、ダイオード電流の電流値によって等価抵抗Rd1の抵抗値rd1が変動する特性を有している。ダイオード電流の電流値が比較的大きい場合、抵抗値rd1は比較的小さな値となる。一方、ダイオード電流の電流値が比較的小さい場合、抵抗値rd1は比較的大きな値となる。したがって、ダイオード電流に対するダイオード電圧の特性をより詳細に表すと図5に示すようになり、ダイオード電流が減少するにつれて、ダイオード電圧の増加の傾きが大きく、すなわち等価抵抗Rd1の抵抗値rd1が大きくなる。
また、図6に示すように、発光ダイオード31の等価回路は、等価抵抗Rl1と電圧源El1との直列回路で表される。ダイオードD1と同様に、発光ダイオード31は、発光ダイオード31に流れる電流が減少するにつれて、等価抵抗Rl1の抵抗値rl1が大きくなる特性を有している。
図7に、負荷電流I1に対する抵抗値の変化を示す。図7中に示すL1は、負荷電流I1に対する抵抗器R1の抵抗値r1を示すグラフである。図7中に示すL2は、負荷電流I1に対する負荷回路3(複数の発光ダイオード31の直列回路)の等価抵抗の抵抗値r3を示すグラフである。図7中に示すL3は、負荷電流I1に対する負荷変動回路4(抵抗器R1とダイオードD1の直列回路)の等価抵抗の抵抗値r4を示すグラフである。なお、直列接続された発光ダイオード31の個数をN個とすると、負荷回路3の等価抵抗の抵抗値r3は、r3=N×rl1で表される。また、負荷変動回路4の等価抵抗の抵抗値r4は、r4=r1+rd1で表される。
上述したように、本実施形態の可視光通信装置は、負荷電流I1を増減させることで発光ダイオード31を調光させる。ここで、抵抗器R1の抵抗値r1は、負荷電流I1の電流値に関わらず一定となる(図7のグラフL1参照)。一方、負荷回路3の等価抵抗の抵抗値r3は、負荷電流I1が減少するにつれて大きくなる(図7のグラフL2参照)。したがって、抵抗値r3に対する抵抗値r1の比率は、負荷電流I1が減少するにつれて小さくなる。そのため、抵抗器R1のみで負荷変動回路が構成された従来の可視光通信装置は、負荷電流I1が小さい領域において変調度MHが低くなっていた。
しかし、本実施形態の可視光通信装置では、抵抗器R1とダイオードD1との直列回路で負荷変動回路4が構成されている。したがって、負荷変動回路4の等価抵抗の抵抗値r4は、ダイオードD1の等価抵抗Rd1の抵抗値rd1と抵抗値R1の抵抗値r1との和であるので、負荷電流I1が減少するにつれて大きくなる(図7のグラフL3参照)。
ここで、抵抗器R1,ダイオードD1,発光ダイオード31の各パラメータを用いて変調度MHを算出する場合、変調度MHは下記式(1)で表される。なお、負荷変動回路4が負荷回路3に付加されている場合における負荷電流I1の電流値をi1とする。
Figure 2015076684
抵抗器R1の抵抗値r1を18Ω、ダイオードD1の等価抵抗Rd1の抵抗値rd1を0.97Ω(負荷電流I1の定格時)に設定する。そして、ダイオードD1の順方向電圧Vd1を0.7V,1.5V,3.0Vの3パターンでシミュレーションした場合における変調度MHの変化を図8に示す。図8に示すL11は、順方向電圧Vdが0.7Vである場合における、負荷電流I1に対する変調度MHを示すグラフである。図8に示すL12は、順方向電圧Vdが1.5Vである場合における、負荷電流I1に対する変調度MHを示すグラフである。図8に示すL13は、順方向電圧Vdが3.0Vである場合における、負荷電流I1に対する変調度MHを示すグラフである。また、図8に示すL14は、ダイオードD1を備えておらず、抵抗器R1のみで負荷変動回路が構成された場合における、変調度MHの変化を示すグラフである。
負荷変動回路が抵抗器R1のみを備える従来の構成である場合、式(1)においてrd1=0,Vd=0となり、変調度MHは下記式(2)で表される。
Figure 2015076684
したがって、負荷電流I1が減少した場合、式(2)における分母の項(N×rl1)のみが大きくなるので、変調度MHが大きく低下する(図8のグラフL14参照)。
一方、負荷変動回路4が抵抗器R1とダイオードD1とを備える本実施形態の構成は、負荷電流I1が減少した場合、式(1)における分母の項(rd1+N×rl1)と、分子の項(rd1)との両方が大きくなる。さらに、負荷電流I1の電流値i1が小さい場合、式(1)の分母および分子におけるダイオードD1の順方向電圧Vdが占める割合が大きくなる。したがって、本実施形態の可視光通信装置は、負荷電流I1が減少した場合であっても変調度MHの低下が抑制される(図8のグラフL11〜L13参照)。また、負荷変動回路4がダイオードD1を備えることによって、抵抗器R1のみを備える場合に比べて、調光領域のすべての範囲にわたって調光度MHが高くなり、負荷電流I1の下限値付近(調光下限付近)では調光度MHが上昇する。さらには、ダイオードD1の順方向電圧Vdが高いほど、変調度MHが高くなり、負荷電流I1の減少時における調光度MHの低下も抑制される。順方向電圧が3.0VのダイオードD1を用いた場合では、負荷電流I1が減少するにつれて調光度MHが高くなる。
このように、本実施形態の可視光通信装置は、抵抗器R1とダイオードD1の直列回路で負荷変動回路4を構成するという簡易な構成で、負荷電流I1が減少する調光時における変調度MHの低下を抑制することができ、通信エラーの発生を抑制することができる。さらに、ダイオードD1に電流が流れることによって、順方向電圧Vd1が発生し、流れる電流の値に応じた抵抗値rd1となるので、負荷電流I1の変化に遅延することなく変調度MHの低下が補償される。また、負荷電流I1の電流値を検出し、負荷電流I1の電流値に応じて負荷変動回路4の抵抗値を変更するという複雑な構成は不要であるので、安価に可視光通信装置を構成することができる。
また、図8に示すように、ダイオードD1の順方向電圧Vd1がばらついたとしても、負荷変動回路が抵抗器R1のみを備える従来の構成よりも変調度MHが高く、調光時における変調度MHの低下も抑制される。
さらに、抵抗器R1の抵抗値r1は、ダイオードD1の等価抵抗Rd1の抵抗値rd1よりも大きくなるように設定されている。なお、本実施形態では、抵抗器R1の抵抗値r1を18Ω、ダイオードD1の等価抵抗Rd1の抵抗値rd1を1〜2Ω程度(負荷電流I1の調光領域における上限値〜下限値の間で変動)に設定している。このように設定することによって、負荷電流I1が比較的大きい例えば定格時において、ダイオードD1の等価抵抗Rd1の抵抗値rd1が小さくなるので、負荷変動回路4での電力損失も小さくなる。さらに、抵抗器R1は、ダイオードD1の等価抵抗Rd1に比べて、素子間での抵抗値r1のばらつきが小さい。そのため、ダイオードD1の等価抵抗Rd1の抵抗値rd1が素子間でばらついたとしても、抵抗値r1>抵抗値rd1であるので、負荷変動回路4の等価抵抗の抵抗値r4への影響は抑えられる。
なお、抵抗器R1の抵抗値r1および、ダイオードD1の等価抵抗Rd1の抵抗値rd1は、上記の値に限定するものではない。例えば、抵抗器R1の抵抗値r1を5〜100Ωに設定してもよい。また、ダイオードD1の等価抵抗Rd1を、負荷電流I1の定格時における抵抗値rd1を0.2〜0.3Ω、負荷電流I1の調光領域の下限時における抵抗値rd1を1.2Ωに設定してもよい。なお、上記効果をより大きなものとするには、抵抗器R1の抵抗値r1が、負荷電流I1の定格時におけるダイオードD1の等価抵抗Rd1の抵抗値rd1の16〜500倍であることが好ましい。さらには、抵抗器R1の抵抗値r1が、負荷電流I1の調光領域の下限時における抵抗値rd1の4〜83倍であることが好ましい。
また、負荷変動回路4を1乃至複数のダイオードD1のみで構成することでも、負荷電流I1の減少時における変調度MHの低下を補償することができる。しかし、光源である負荷回路3の定格電流値は、可視光通信装置によって様々な値が設定される(例えば、150mA,350mA,500mAなど)。そのため、様々な定格電流値に対応させるためには、直列接続するダイオードD1の個数を条件に応じて変更する必要がある。したがって、ダイオードD1の個数に応じて、可視光通信装置ごとに実装基板を設計する必要があるので、管理が大変となりコストも増加する。しかし、本実施形態では、抵抗器R1とダイオードD1の直列回路で負荷変動回路4を構成し、抵抗器R1の抵抗値r1が支配的となるように抵抗値r1>抵抗値rd1に設定している。したがって、様々な定格電流値に対して抵抗器R1の抵抗値r1を変更するのみで対応することができる。さらに、抵抗値r1の変更は、抵抗器R1を交換するのみで個数を変更することなく容易に行うことができ、定格電流値が異なる場合であっても実装基板を共有することができるので、コストを削減することができる。このように、負荷変動回路4を抵抗器R1とダイオードD1の直列回路で構成することによって、調光時における変調度MHの低下の補償だけでなく、コストの点においてもメリットが得られる。
すなわち、本実施形態の可視光通信装置は、定電流回路12,負荷回路3,負荷変動回路4,スイッチング素子Q1を備える。負荷回路3は、定電流回路12の出力に接続される発光ダイオード31(発光素子)を含む。負荷変動回路4は、負荷回路3に付加されることで、負荷回路3の負荷特性を部分的に変化させる。スイッチング素子Q1は、二値の通信信号に応じて、負荷変動回路4を負荷回路3に付加するか否かを切り替える。そして、負荷変動回路4は、発光ダイオード31に直列接続される抵抗器R1とダイオードD1との直列回路を有する。抵抗器R1の抵抗値r1は、ダイオードD1の等価抵抗Rd1の抵抗値rd1よりも大きい。上記構成により、発光ダイオード31の調光時における調光度MHの低下の抑制を、安価に実現することができるという効果が得られる。
また、ダイオードD1は、一般的に整流用途として汎用的に用いられている整流ダイオードで構成されている。整流ダイオードは、安価に入手することができるので、負荷変動回路4にダイオードD1を設けることによるコスト増加は抑制される。
また、ダイオードD1は、発光ダイオードで構成されていてもよい。ダイオードD1を発光ダイオードで構成することによって、変調度MHの低下の補償と、変調動作を示すインジケータとしての機能とを兼用することができる。
また、負荷回路3を構成する発光素子は、発光ダイオード31に限定せず、例えば有機EL(Electro-Luminescence)等で構成されていてもよい。
1 電源回路
12 定電流回路
2 信号出力回路
3 負荷回路
31 発光ダイオード(発光素子)
4 負荷変動回路
D1 ダイオード
R1 抵抗器
Q1 スイッチング素子

Claims (3)

  1. 定電流回路と、
    前記定電流回路の出力に接続される発光素子を含む負荷回路と、
    前記負荷回路に付加されることで、前記負荷回路の負荷特性を部分的に変化させる負荷変動回路と、
    二値の通信信号に応じて、前記負荷変動回路を前記負荷回路に付加するか否かを切り替えるスイッチング素子とを備え、
    前記負荷変動回路は、前記発光素子に直列接続される抵抗器とダイオードとの直列回路を有し、
    前記抵抗器の抵抗値は、前記ダイオードの等価抵抗の抵抗値よりも大きい
    ことを特徴とする可視光通信装置。
  2. 前記ダイオードは、整流ダイオードで構成される
    ことを特徴とする請求項1記載の可視光通信装置。
  3. 前記ダイオードは、発光ダイオードで構成される
    ことを特徴とする請求項1記載の可視光通信装置。
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