JP6009344B2 - 照明装置、および、照明装置の制御方法 - Google Patents

照明装置、および、照明装置の制御方法 Download PDF

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本発明は、照明装置、および、照明装置の制御方法に関する。
例えば、LED用の照明装置は、出力端子に高い順方向電圧VFのLED素子が接続された場合、または出力端子が無負荷となった場合に、出力電圧が上昇する特性を有する。
したがって、出力電圧を監視し、過電圧と判定される閾値を超えた場合を過電圧として検出し、電圧出力を停止または制限する過電圧保護機能を設けることが有効である。
そこで、従来、出力電圧を監視する照明装置がある(例えば、特許文献1参照。)。図6は、従来の照明装置200の構成の一例を示す回路図である。
図6に示すように、従来の照明装置200は、入力端子Tinと、第1のダイオードD1と、第2のダイオードD2と、スイッチ素子SWと、第1の抵抗R1と、第2の抵抗R2と、出力抵抗Routと、第1のキャパシタC1と、第2のキャパシタC2と、第1の出力端子Tout1と、第2の出力端子Tout2と、LED素子Zと、トランスLXと、分圧回路DCと、コンパレータ201と、電流制御回路101Aと、を備える。
ここで、図6に示すように、入力端子Tinは、電源電圧VDDが供給されるようになっている。
第1のダイオードD1は、入力端子Tinにカソードが接続されている。
スイッチ素子SWは、第1のダイオードD1のアノードに一端が接続されている。
第1の抵抗R1は、スイッチ素子SWの他端と接地との間に接続されている。
電流制御回路101Aは、第1の抵抗R1に流れる電流が目標値になるように、スイッチ素子SWのオンとオフとの周期的な切り替えを制御するようになっている。
また、第1のキャパシタC1は、第1のダイオードD1のカソードに一端が接続されている。
第1の出力端子Tout1は、第1のキャパシタC1の一端に接続されている。
第2の出力端子Tout2は、第1のキャパシタC1の他端に接続されている。
出力抵抗Routは、第1の出力端子Tout1と第2の出力端子Tout2との間に接続されている。
LED素子Zは、第1の出力端子Tout1にアノードが接続され、第2の出力端子Tout2にカソードが接続されている。
一次巻線L1は、トランスLXを構成する。この一次巻線L1は、一端が第1のダイオードD1のアノードに接続され、他端が第1のキャパシタC1の他端に接続されている。
二次巻線L2は、トランスLXを構成する。この二次巻線L2は、一端が接地に接続されている。
第2の抵抗R2は、一端が二次巻線L2の他端に接続されている。
第2のダイオードD2は、アノードが第2の抵抗R2の他端に接続されている。
第2のキャパシタC2は、一端が第2のダイオードD2のカソードに接続され、他端が二次巻線L2の一端に接続されている。
分圧回路DCは、第2のキャパシタC2の一端と他端との間の電圧を分圧した電圧に基づいた検出電圧VXを出力するようになっている。
この分圧回路DCは、第1の分圧抵抗RD1と、第2の分圧抵抗RD2と、を有する。
第1の分圧抵抗RD1は、第2のキャパシタC2の一端に一端が接続されている。
第2の分圧抵抗RD2は、第1の分圧抵抗RD1の他端に一端が接続され、第2のキャパシタC2の他端に他端が接続されている。
そして、分圧回路DCは、上記第1の分圧抵抗RD1の他端と第2の分圧抵抗RD2の一端との間の電圧を分圧した分圧電圧を、上記検出電圧VXとして出力するようになっている。
上記構成を有する従来の照明装置200は、トランスLXの二次巻線L2からフライバック方式で出力電圧Voutの巻数比倍の二次巻線電圧を発生させ、この発生させた二次巻線電圧をピーク充電回路(第2の抵抗R2、第2のダイオードD2、および第2のキャパシタC2)によって直流電圧にすることで検出電圧VXを得る。
そして、コンパレータ201により、過電圧保護の検出電圧VXと基準電圧(閾値)とを比較して過電圧の判定を行う。そして、照明装置200は、過電圧と判定した場合は電圧出力を停止させる。
ここで、図7は、ダイオード素子Zに流れる出力電流Ioutと調光度との関係を示す図である。また、図8は、第1のモード(リニア調光モード)における二次巻線電圧と検出電圧VXとの関係を示す図である。また、図9は、第2のモード(PWM調光モード)における二次巻線電圧と検出電圧VXとの関係を示す図である。また、図10は、図6に示す従来の照明装置200の第1のモード(リニア調光モード)および第2のモード(PWM調光モード)における検出電圧VXと基準電圧VREFとの関係を示す図である。なお、図10では、検出電圧VXの値は、負荷開放時の値であり、出力電圧Voutが過電圧になっている場合の値である。
図7、図8に示すように、電流制御の目標値を変化させる第1のモード(リニア調光モード)では、低光量域で十分な精度を得られない。このため、より低い光量を得る方法として、一定間隔で電流制御回路101Aによるスイッチ素子SWのPWM制御をオン/オフする第2のモード(PWM調光モード)を実行する(図7、図9)。
特開2011−108668号公報
しかし、図6に示すような従来の照明装置200は、スイッチ素子SWのPWM制御をオフしている期間(制限期間PO)はスイッチ素子SWが発振しないため、二次巻線L2に電圧が発生しない期間が長くなる(図9)。
これにより、検出電圧VXが十分に上昇することができずに、検出電圧VXが低下する(図9)。
したがって、従来の照明装置200において、PWM調光モードを実行した場合の検出電圧VXはスイッチ素子SWのPWM制御がオフのとき低下してしまい、出力電圧Voutに比例した検出電圧VXを得ることができない。
これにより、従来の照明装置200は、PWM調光モードを実行した場合は、出力電圧Voutが過電圧となっても、十分な検出電圧VXを得られず保護機能を動作させることができない問題がある(図10)。
本発明の一態様に係る実施例に従った照明装置は、
電源電圧が供給される入力端子と、
前記入力端子にカソードが接続された第1の整流素子と、
前記第1の整流素子のアノードに一端が接続されたスイッチ素子と、
前記スイッチ素子の他端と接地との間に接続された電流検出手段と、
前記電流検出手段に流れる電流が目標値になるように、前記スイッチ素子のオンとオフとの周期的な切り替えを制御する電流制御回路と、
前記第1の整流素子のカソードに一端が接続された第1の出力端子と、
前記第1の整流素子のアノードに一端が接続され、トランスを構成する一次巻線と、
前記接地に一端が接続され、前記トランスを構成する二次巻線と、
前記一次巻線の他端に接続された第2の出力端子と、
前記第1の出力端子にアノードが接続され、前記第2の出力端子にカソードが接続されたLED素子と、
前記二次巻線の他端にアノードが接続された第2の整流素子と、
前記第2の整流素子のカソードに一端が接続され、前記二次巻線の一端に他端が接続されたキャパシタと、
基準電圧を生成し出力する基準電圧生成回路と、
前記キャパシタの一端と他端との間の電圧に基づいた検出電圧と前記基準電圧とを比較し、この比較結果に応じた比較結果信号を出力する比較回路と、を備え、
前記目標値は、指定される前記LED素子の調光度に対して単調増加するように設定され、
第1のモードにおいて、前記電流制御回路は、前記電流検出手段に流れる電流が前記目標値になるように、前記スイッチ素子のオンとオフとの切り替えの1周期におけるオンする期間に対応するデューティ比を制御し、前記基準電圧生成回路は、前記基準電圧を第1の値に設定し、
一方、前記第1のモードで指定される調光度よりも指定される調光度が低い第2のモードにおいて、前記電流制御回路は、前記電流検出手段に流れる電流が前記目標値になるように、前記デューティ比を制御しつつ周期的に制限期間ずつ前記スイッチ素子を強制的にオフに制御し、前記基準電圧生成回路は、前記基準電圧を前記第1の値よりも低い第2の値に設定する
ことを特徴とする。
前記照明装置において、
前記キャパシタの一端と他端との間の電圧を分圧した分圧電圧を前記検出電圧として出力する分圧回路をさらに備える
ことを特徴とする。
前記照明装置において、
前記比較回路は、
前記検出電圧が前記基準電圧以上の場合には、第1の比較結果信号を出力し、
一方、前記検出電圧が前記基準電圧未満の場合には、第2の比較結果信号を出力する
ことを特徴とする。
前記照明装置において、
前記比較回路が前記第1の比較結果信号を出力した場合には、前記電源電圧の前記入力端子への供給が停止または制限される
ことを特徴とする。
前記照明装置において、
前記比較回路が前記第1の比較結果信号を出力した場合には、前記電流制御回路は、前記スイッチ素子をオフに制御する
ことを特徴とする。
前記照明装置において、
前記基準電圧生成回路は、
前記第2のモードにおいて、前記第2の値を、前記制限期間の長さに基づいて変化させることを特徴とする。
前記照明装置において、
前記基準電圧生成回路は、
前記第2の値が前記制限期間の長さの単調減少関数になるように前記第2の値を変化させることを特徴とする。
前記照明装置において、
前記第1の値は、固定値であることを特徴とする。
前記照明装置において、
前記第1の出力端子と前記第2の出力端子との間に接続された出力抵抗をさらに備えることを特徴とする。
前記照明装置において、
前記比較回路は、
前記検出電圧と前記基準電圧とが入力され、前記比較結果信号を出力するコンパレータであり、
前記基準電圧生成回路は、
前記制限期間の長さに対応するデューティ比を有するパルス信号を出力する発振回路と、
前記パルス信号を積分して得られた信号を前記基準電圧として出力する積分回路と、を有する
ことを特徴とする。
前記照明装置において、
前記比較回路は、
前記検出電圧と前記基準電圧とが入力され、前記比較結果信号を出力するコンパレータであり、
前記基準電圧生成回路は、前記制限期間の長さに基づいて変化する前記基準電圧を出力する電圧源であることを特徴とする。
前記照明装置において、
前記比較回路は、
前記検出電圧が非反転入力端子に入力され且つ所定の固定電圧が反転入力端子に入力される第1のコンパレータと、
前記検出電圧が非反転入力端子に入力され且つ前記基準電圧が反転入力端子に入力される第2のコンパレータと、
前記第1のコンパレータの出力と前記第2のコンパレータの出力とをOR演算して得られた信号を前記比較結果信号として出力するOR回路と、を有し、
前記基準電圧生成回路は、
前記制限期間の長さに基づいて変化する前記基準電圧を出力する電圧源であることを特徴とする。
前記照明装置において、
前記分圧回路は、
前記キャパシタの一端に一端が接続された第1の分圧抵抗と、
前記第1の分圧抵抗の他端に一端が接続され、前記キャパシタの他端に他端が接続された第2の分圧抵抗と、を有し、
前記第1の分圧抵抗の他端と前記第2の分圧抵抗の一端との間の分圧電圧を、前記検出電圧として出力する
ことを特徴とする。
前記照明装置において、
前記電流検出手段は、前記スイッチ素子の他端と前記接地との間に接続された抵抗であることを特徴とする。
前記照明装置において、
前記第1の出力端子と前記第2の出力端子との間で前記出力抵抗と並列に接続されたキャパシタをさらに備える。
本発明の一態様に係る実施例に従った照明装置の制御方法は、
電源電圧が供給される入力端子と、前記入力端子にカソードが接続された第1の整流素子と、前記第1の整流素子のアノードに一端が接続されたスイッチ素子と、前記スイッチ素子の他端と接地との間に接続された電流検出手段と、前記電流検出手段に流れる電流が目標値になるように、前記スイッチ素子のオンとオフとの周期的な切り替えを制御する電流制御回路と、前記第1の整流素子のカソードに一端が接続された第1の出力端子と、前記第1の整流素子のアノードに一端が接続され、トランスを構成する一次巻線と、前記接地に一端が接続され、前記トランスを構成する二次巻線と、前記一次巻線の他端に接続された第2の出力端子と、前記第1の出力端子にアノードが接続され、前記第2の出力端子にカソードが接続されたLED素子と、前記二次巻線の他端にアノードが接続された第2の整流素子と、前記第2の整流素子のカソードに一端が接続され、前記二次巻線の一端に他端が接続されたキャパシタと、基準電圧を生成し出力する基準電圧生成回路と、前記キャパシタの一端と他端との間の電圧に基づいた検出電圧と前記基準電圧とを比較し、この比較結果に応じた比較結果信号を出力する比較回路と、を備えた照明装置の制御方法であって、
前記目標値は、指定される前記LED素子の調光度に対して単調増加するように設定され、
第1のモードにおいて、前記電流制御回路は、前記電流検出手段に流れる電流が前記目標値になるように、前記スイッチ素子のオンとオフとの切り替えの1周期におけるオンする期間に対応するデューティ比を制御し、前記基準電圧生成回路は、前記基準電圧を第1の値に設定し、
一方、前記第1のモードで指定される調光度よりも指定される調光度が低い第2のモードにおいて、前記電流制御回路は、前記電流検出手段に流れる電流が前記目標値になるように、前記デューティ比を制御しつつ周期的に制限期間ずつ前記スイッチ素子を強制的にオフに制御し、前記基準電圧生成回路は、前記基準電圧を前記第1の値よりも低い第2の値に設定する
ことを特徴とする。
本発明の一態様に係る照明装置において、第1のモード(リニア調光モード)において、電流制御回路は、第1の抵抗に流れる電流が目標値になるように、スイッチ素子のオンとオフとの切り替えの1周期におけるオンする期間に対応するデューティ比を制御し、基準電圧生成回路は、基準電圧(閾値)を第1の値に設定し、第1のモードで指定される調光度よりも指定される調光度が低い第2のモード(PWM調光モード)において、電流制御回路は、第1の抵抗に流れる電流が目標値になるように、デューティ比を制御しつつ周期的に制限期間ずつスイッチ素子を強制的にオフに制御し、基準電圧生成回路は、基準電圧を第1の値よりも低い第2の値に設定する。
特に、基準電圧生成回路は、第2のモード(PWM調光モード)において、第2の値を、制限期間に基づいて変化させる。例えば、基準電圧生成回路は、第2の値が制限期間の単調減少関数になるように、第2の値を変化させる。
そして、比較回路は、検出電圧が基準電圧以上(出力電圧が過電圧である)の場合には、第1の比較結果信号を出力し、一方、検出電圧が基準電圧未満(出力電圧が過電圧ではない)の場合には、第2の比較結果信号を出力する。
比較回路が第1の比較結果信号を出力した場合には、電源電圧の入力端子への供給が停止または制限され、また、電流制御回路は、スイッチ素子をオフに制御する。
このように、第2のモード(PWM調光モード)において、基準電圧を第1の値よりも低い第2の値にする。特に、第2の値を、制限期間に基づいて変化させることにより、検出電圧に対する基準電圧(閾値)の比率の変化を小さくすることができる。
したがって、本発明に係る照明装置は、より正確に出力電圧が過電圧になるのを検出することができる。
すなわち、本発明に係る照明装置は、第2のモード(PWM調光モード)を実行した場合においても、より適切に保護機能を動作させることができる。
図1は、本発明の一態様である実施例1に係る照明装置100の構成の一例を示す回路図である。 図2は、図1に示す照明装置100における、比較回路102と基準電圧生成回路103の構成の一例を具体的に示す回路図である。 図3は、図1に示す照明装置100における、比較回路102と基準電圧生成回路103の構成の他の例を具体的に示す回路図である。 図4は、図1に示す照明装置100における、比較回路102と基準電圧生成回路103の構成のさらに他の例を具体的に示す回路図である。 図5は、図1に示す照明装置100の第1のモード(リニア調光モード)および第2のモード(PWM調光モード)における検出電圧VX(負荷開放時)と基準電圧VREFとの関係を示す図である。 図6は、従来の照明装置200の構成の一例を示す回路図である。 図7は、ダイオード素子Zに流れる出力電流Ioutと調光度との関係を示す図である。 図8は、第1のモード(リニア調光モード)における二次巻線電圧と検出電圧VXとの関係を示す図である。 図9は、第2のモード(PWM調光モード)における二次巻線電圧と検出電圧VXとの関係を示す図である。 図10は、図6に示す従来の照明装置200の第1のモード(リニア調光モード)および第2のモード(PWM調光モード)における検出電圧VX(負荷開放時)と基準電圧VREFとの関係を示す図である。
以下、本発明に係る実施例について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一態様である実施例1に係る照明装置100の構成の一例を示す回路図である。
図1に示すように、照明装置100は、例えば、入力端子Tinと、第1のダイオード(整流素子)D1と、第2のダイオード(整流素子)D2と、スイッチ素子SWと、第1の抵抗(電流検出手段)R1と、第2の抵抗R2と、出力抵抗Routと、第1のキャパシタC1と、第2のキャパシタC2と、第1の出力端子Tout1と、第2の出力端子Tout2と、LED素子Zと、トランスLXと、分圧回路DCと、電流制御回路101と、比較回路102と、基準電圧生成回路103と、を備える。
この図1に示す照明装置100は、既述の図6に示す従来の照明装置200と同様に、 第1のモード(リニア調光モード)または第2のモード(PWM調光モード)を実行する。すなわち、図1に示す照明装置100も、既述の図7から図9に示す特性を有する。
ここで、図1に示すように、入力端子Tinは、電源電圧VDDが供給されるようになっている。
第1のダイオードD1は、入力端子Tinにカソードが接続されている。
スイッチ素子SWは、第1のダイオードD1のアノードに一端が接続されている。
このスイッチ素子SWは、図1に示すように、例えば、ドレインが第1のダイオードD1のアノードに接続され、ソースが第1の抵抗R1の一端に接続され、電流制御回路101から制御電圧がゲートに入力されるnMOSトランジスタである。
第1の抵抗R1は、スイッチ素子SWの他端と接地との間に接続されている。
電流制御回路101は、第1の抵抗R1に流れる電流が目標値になるように、スイッチ素子SWのオンとオフとの周期的な切り替えを制御するようになっている。
ここで、既述の図7に示すように、第1のモード(リニア調光モード)は、PWM制御がオンになる(PWM Duty=100%)。また、第2のモード(PWM調光モード)は、PWM制御がオフになる(PWM Duty<100%)。
そして、第2のモード(PWM調光モード)は、第1のモード(リニア調光モード)で指定される調光度よりも指定される調光度が低い(出力光が暗くなる)。
例えば、電流制御回路101は、第1のモード(リニア調光モード)において(図7)、第1の抵抗R1に流れる電流が目標値になるように、スイッチ素子SWのオンとオフとの切り替えの1周期におけるオンする期間に対応するデューティ比を制御するようになっている(図8)。
また、電流制御回路101は、第2のモード(PWM調光モード)において(図7)、第1の抵抗R1に流れる電流が目標値になるように、デューティ比を制御しつつ周期的に制限期間POずつスイッチ素子SWを強制的にオフに制御するようになっている(図9)。
なお、上記目標値は、指定されるLED素子Zの調光度に対して、単調増加するように設定される。
また、第1のキャパシタC1は、第1のダイオードD1のカソードに一端が接続されている。
第1の出力端子Tout1は、第1のキャパシタC1の一端に接続されている。
第2の出力端子Tout2は、第1のキャパシタC1の他端に接続されている。
出力抵抗Routは、第1の出力端子Tout1と第2の出力端子Tout2との間に接続されている。
LED素子Zは、第1の出力端子Tout1にアノードが接続され、第2の出力端子Tout2にカソードが接続されている。なお、図1の例では、第1の出力端子Tout1と第2の出力端子Tout2との間に、複数(図1の例では、3個)のLED素子Zが直列に接続されている。しかし、第1の出力端子Tout1と第2の出力端子Tout2との間に接続されるLED素子Zは、1個でもよい。
一次巻線L1は、トランスLXを構成する。この一次巻線L1は、一端が第1のダイオードD1のアノードに接続され、他端が第1のキャパシタC1の他端に接続されている。
二次巻線L2は、トランスLXを構成する。この二次巻線L2は、一端が接地に接続されている。
第2の抵抗R2は、一端が二次巻線L2の他端に接続されている。
第2のダイオードD2は、アノードが第2の抵抗R2の他端に接続されている。
第2のキャパシタC2は、一端が第2のダイオードD2のカソードに接続され、他端が二次巻線L2の一端に接続されている。
分圧回路DCは、第2のキャパシタC2の一端と他端との間の電圧を分圧した電圧に基づいた検出電圧VXを出力するようになっている。すなわち、検出電圧VXは、キャパシタの一端と他端との間の電圧に基づいた電圧である。
この分圧回路DCは、第1の分圧抵抗RD1と、第2の分圧抵抗RD2と、を有する。
第1の分圧抵抗RD1は、第2のキャパシタC2の一端に一端が接続されている。
第2の分圧抵抗RD2は、第1の分圧抵抗RD1の他端に一端が接続され、第2のキャパシタC2の他端に他端が接続されている。
そして、分圧回路DCは、上記第1の分圧抵抗RD1の他端と第2の分圧抵抗RD2の一端との間の電圧を分圧した分圧電圧を、上記検出電圧VXとして出力するようになっている。
このように、照明装置100は、トランスLXの二次巻線L2からフライバック方式で出力電圧Voutの巻数比倍の二次巻線電圧を発生させ、この発生させた二次巻線電圧をピーク充電回路(第2の抵抗R2、第2のダイオードD2、および第2のキャパシタC2)によって直流電圧にする。これにより、照明装置100は、検出電圧VXを出力する。
また、図1に示すように、基準電圧生成回路103は、基準電圧VREFを生成し出力するようになっている。
この基準電圧生成回路103は、第1のモード(リニア調光モード)において(図7)、基準電圧VREFを第1の値に設定するようになっている。
なお、上記第1の値は、固定値である。
また、基準電圧生成回路103は、第2のモード(PWM調光モード)において(図7)、基準電圧VREFを第1の値よりも低い第2の値に設定するようになっている。
例えば、基準電圧生成回路103は、第2のモード(PWM調光モード)において、第2の値を、制限期間POの長さに基づいて変化させるようになっている。この場合、より詳しくは、例えば、基準電圧生成回路103は、第2の値が制限期間POの長さの単調減少関数になるように第2の値を変化させる。
また、比較回路102は、検出電圧VXと基準電圧VREFとを比較し、この比較結果に応じた比較結果信号を出力するようになっている。
例えば、この比較回路102は、検出電圧VXが基準電圧VREF以上の場合には、第1の比較結果信号S1を出力するようになっている。
一方、比較回路102は、検出電圧VXが基準電圧VREF未満の場合には、第2の比較結果信号S2を出力するようになっている。
そして、例えば、比較回路102が第1の比較結果信号S1を出力した場合には、電源電圧VDDの入力端子Tinへの供給が停止または制限される。
これにより、第1、第2の出力端子Tout1、Tout2間に接続された部品に過電圧が印加されるのを抑制することができる。
また、例えば、比較回路102が第1の比較結果信号S1を出力した場合には、電流制御回路101は、スイッチ素子SWをオフに制御するようにしてもよい。
この場合も、第1、第2の出力端子Tout1、Tout2間に接続された部品に過電圧が印加されるのを抑制することができる。
なお、上記制限期間POは、指定される調光度に基づいて制御される。第1のモード(リニア調光モード)においては、制限期間POはゼロ(すなわち、PWM Duty=100%)に設定される。そして、第1のモードより調光度が低い第2のモード(PWM調光モード)においては、制限期間POの長さは、例えば、ゼロより大きい値(PWM Duty<100%)に設定される。
ここで、既述のように基準電圧(閾値)VREFを制限期間PO(すなわちPWM信号)に応じて変化させるためには、アナログ演算による手法と、デジタル演算による手法がある。以下、これらの手法による構成例について説明する。
図2は、図1に示す照明装置100における、比較回路102と基準電圧生成回路103の構成の一例を具体的に示す回路図である。なお、この図2においては、簡単のため、図1に示す構成のうち、二次巻線L2、第2の抵抗R2、第2のダイオードD2、第2のキャパシタC2、分圧回路DC、比較回路102、及び基準電圧生成回路103以外の構成は、省略している。
図2に示すように、比較回路102は、検出電圧VXと基準電圧VREFとが入力され、比較結果信号(第1または第2の比較結果信号S1、S2)を出力するコンパレータCOMPである。
また、基準電圧生成回路103は、発振回路103aと、積分回路103bと、を有する。
発振回路103aは、制限期間POの長さに対応するデューティ比を有するパルス信号(図8および図9のPWM信号に対応する)を出力するようになっている。
積分回路103bは、発振回路103aが出力したパルス信号を積分して得られた信号を基準電圧VREFとして出力するようになっている。
このように、図2に示す構成は、アナログ演算による手法の一例であり、PWM信号(図8および図9)の電圧を積分回路103bで平均化し、得られた信号を基準電圧VREFとするものである。
また、図3は、図1に示す照明装置100における、比較回路102と基準電圧生成回路103の構成の他の例を具体的に示す回路図である。なお、この図3においては、簡単のため、図1に示す構成のうち、二次巻線L2、第2の抵抗R2、第2のダイオードD2、第2のキャパシタC2、分圧回路DC、比較回路102、及び基準電圧生成回路103以外の構成は、省略している。
図3に示すように、比較回路102は、検出電圧VXと基準電圧VREFとが入力され、比較結果信号(第1または第2の比較結果信号S1、S2)を出力するコンパレータCOMPである。
基準電圧生成回路103は、制限期間POの長さに基づいて変化する基準電圧VREFを出力する電圧源(可変電源)103xである。
このように、図3に示す構成は、デジタル演算による手法の一例であり、電圧源(可変電源)103xが出力する基準電圧VREFが図8および図9に示すPWM信号のカウント値の関数となるようにプログラムされる。
また、図4は、図1に示す照明装置100における、比較回路102と基準電圧生成回路103の構成のさらに他の例を具体的に示す回路図である。なお、図4においては、簡単のため、図1に示す構成のうち、二次巻線L2、第2の抵抗R2、第2のダイオードD2、第2のキャパシタC2、分圧回路DC、比較回路102、及び基準電圧生成回路103以外の構成は、省略している。
図4に示すように、比較回路102は、電圧源102aと、第1のコンパレータCOMP1と、第2のコンパレータCOMP2と、OR回路102bと、を有する。
電圧源102aは、所定の固定電圧を生成するようになっている。
第1のコンパレータCOMP1は、検出電圧VXが非反転入力端子に入力され且つ電源102aから所定の固定電圧が反転入力端子に入力されるようになっている。
第2のコンパレータCOMP2は、検出電圧VXが非反転入力端子に入力され且つ基準電圧VREFが反転入力端子に入力されるようになっている。
OR回路102bは、第1のコンパレータの出力と第2のコンパレータの出力とをOR演算して得られた信号を比較結果信号(第1または第2の比較結果信号S1、S2)として出力するようになっている。
基準電圧生成回路103は、制限期間POの長さに基づいて変化する基準電圧VREFを出力する電圧源(可変電源)103xである。
このように、図4に示す構成は、デジタル演算による手法の一例である。そして、第1、第2の出力端子Tout1、Tout2間に低耐圧の部品を使用する場合は、高速で動作する固定閾値の第1のコンパレータCOMP1による保護を併用する。これにより、部品破損を防ぐことができる。
次に、以上のような構成を有する照明装置100の制御方法の一例について、説明する。
ここで、図5は、図1に示す照明装置100の第1のモード(リニア調光モード)および第2のモード(PWM調光モード)における検出電圧VX(負荷開放時)と基準電圧VREFとの関係を示す図である。図5では、検出電圧VXの値は、負荷開放時の値であり、出力電圧Voutが過電圧になっている場合の値である。
第1のモード(リニア調光モード)において(図7)、電流制御回路101は、第1の抵抗R1に流れる電流が目標値になるように、スイッチ素子SWのオンとオフとの切り替えの1周期におけるオンする期間に対応するデューティ比を制御し(図8)、基準電圧生成回路103は、基準電圧VREFを第1の値に設定する。
一方、第2のモード(PWM調光モード)において(図7)、電流制御回路101は、第1の抵抗R1に流れる電流が目標値になるように、デューティ比を制御しつつ周期的に制限期間POずつスイッチ素子SWを強制的にオフに制御し(図9)、基準電圧生成回路103は、基準電圧VREFを第1の値よりも低い第2の値に設定する。
このような照明装置100の制御方法により、調光度が低くなるのに応じて基準電圧VREFを下げることができる。これにより、出力電圧Voutが過電圧になるのをより確実に検出することができる。
以上のように、本発明の一態様に係る照明装置100では、第1のモード(リニア調光モード)において、電流制御回路101は、第1の抵抗R1に流れる電流が目標値になるように、スイッチ素子SWのオンとオフとの切り替えの1周期におけるオンする期間に対応するデューティ比を制御し、基準電圧生成回路103は、基準電圧(閾値)VREFを第1の値に設定し、第1のモードで指定される調光度よりも指定される調光度が低い第2のモード(PWM調光モード)において、電流制御回路101は、第1の抵抗R1に流れる電流が目標値になるように、デューティ比を制御しつつ周期的に制限期間POずつスイッチ素子SWを強制的にオフに制御し、基準電圧生成回路103は、基準電圧VREFを第1の値よりも低い第2の値に設定する。
特に、基準電圧生成回路103は、第2のモード(PWM調光モード)において、第2の値を、制限期間POに基づいて変化させる。例えば、基準電圧生成回路103は、第2の値が制限期間POの単調減少関数になるように、第2の値を変化させる。
そして、比較回路102は、検出電圧VXが基準電圧VREF以上(出力電圧Voutが過電圧である)の場合には、第1の比較結果信号S1を出力し、一方、検出電圧VXが基準電圧VREF未満(出力電圧Voutが過電圧ではない)の場合には、第2の比較結果信号S2を出力する。
そして、比較回路102が第1の比較結果信号S1を出力した場合には、電源電圧VDDの入力端子Tinへの供給が停止または制限され、また、電流制御回路101は、スイッチ素子SWをオフに制御する。
このように、第2のモード(PWM調光モード)において、基準電圧VREFを第1の値よりも低い第2の値にする。特に、第2の値を、制限期間POに基づいて変化させることにより、検出電圧VXに対する基準電圧(閾値)VREFの比率の変化を小さくすることができる。
したがって、本発明に係る照明装置100は、より正確に出力電圧Voutが過電圧になるのを検出することができる。
すなわち、本発明に係る照明装置100は、第2のモード(PWM調光モード)を実行した場合においても、より適切に保護機能を動作させることができる。
なお、実施形態は例示であり、発明の範囲はそれらに限定されない。
100 照明装置
Tin 入力端子
D1 第1のダイオード
D2 第2のダイオード
SW スイッチ素子
R1 第1の抵抗(電流検出手段)
R2 第2の抵抗
Rout 出力抵抗
C1 第1のキャパシタ
C2 第2のキャパシタ
Tout1 第1の出力端子
Tout2 第2の出力端子
Z LED素子
LX トランス
DC 分圧回路
101 電流制御回路
102 比較回路
103 基準電圧生成回路
RD1 第1の分圧抵抗
RD2 第2の分圧抵抗
103a 発振回路
103b 積分回路
COMP コンパレータ
103x 電圧源(可変電源)
102a 電圧源
COMP1 第1のコンパレータ
COMP2 第2のコンパレータ
102b OR回路
VX 検出電圧
VREF 基準電圧
PO 制限期間

Claims (16)

  1. 電源電圧が供給される入力端子と、
    前記入力端子にカソードが接続された第1の整流素子と、
    前記第1の整流素子のアノードに一端が接続されたスイッチ素子と、
    前記スイッチ素子の他端と接地との間に接続された電流検出手段と、
    前記電流検出手段に流れる電流が目標値になるように、前記スイッチ素子のオンとオフとの周期的な切り替えを制御する電流制御回路と、
    前記第1の整流素子のカソードに一端が接続された第1の出力端子と、
    前記第1の整流素子のアノードに一端が接続され、トランスを構成する一次巻線と、
    前記接地に一端が接続され、前記トランスを構成する二次巻線と、
    前記一次巻線の他端に接続された第2の出力端子と、
    前記第1の出力端子にアノードが接続され、前記第2の出力端子にカソードが接続されたLED素子と、
    前記二次巻線の他端にアノードが接続された第2の整流素子と、
    前記第2の整流素子のカソードに一端が接続され、前記二次巻線の一端に他端が接続されたキャパシタと、
    基準電圧を生成し出力する基準電圧生成回路と、
    前記キャパシタの一端と他端との間の電圧に基づいた検出電圧と前記基準電圧とを比較し、この比較結果に応じた比較結果信号を出力する比較回路と、を備え、
    前記目標値は、指定される前記LED素子の調光度に対して単調増加するように設定され、
    第1のモードにおいて、前記電流制御回路は、前記電流検出手段に流れる電流が前記目標値になるように、前記スイッチ素子のオンとオフとの切り替えの1周期におけるオンする期間に対応するデューティ比を制御し、前記基準電圧生成回路は、前記基準電圧を第1の値に設定し、
    一方、前記第1のモードで指定される調光度よりも指定される調光度が低い第2のモードにおいて、前記電流制御回路は、前記電流検出手段に流れる電流が前記目標値になるように、前記デューティ比を制御しつつ周期的に制限期間ずつ前記スイッチ素子を強制的にオフに制御し、前記基準電圧生成回路は、前記基準電圧を前記第1の値よりも低い第2の値に設定する
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記キャパシタの一端と他端との間の電圧を分圧した分圧電圧を前記検出電圧として出力する分圧回路をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記比較回路は、
    前記検出電圧が前記基準電圧以上の場合には、第1の比較結果信号を出力し、
    一方、前記検出電圧が前記基準電圧未満の場合には、第2の比較結果信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  4. 前記比較回路が前記第1の比較結果信号を出力した場合には、前記電源電圧の前記入力端子への供給が停止または制限される
    ことを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記比較回路が前記第1の比較結果信号を出力した場合には、前記電流制御回路は、前記スイッチ素子をオフに制御する
    ことを特徴とする請求項に記載の照明装置。
  6. 前記基準電圧生成回路は、
    前記第2のモードにおいて、前記第2の値を、前記制限期間の長さに基づいて変化させることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  7. 前記基準電圧生成回路は、
    前記第2の値が前記制限期間の長さの単調減少関数になるように前記第2の値を変化させることを特徴とする請求項6に記載の照明装置。
  8. 前記第1の値は、固定値であることを特徴とする請求項6に記載の照明装置。
  9. 前記第1の出力端子と前記第2の出力端子との間に接続された出力抵抗をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  10. 前記比較回路は、
    前記検出電圧と前記基準電圧とが入力され、前記比較結果信号を出力するコンパレータであり、
    前記基準電圧生成回路は、
    前記制限期間の長さに対応するデューティ比を有するパルス信号を出力する発振回路と、
    前記パルス信号を積分して得られた信号を前記基準電圧として出力する積分回路と、を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  11. 前記比較回路は、
    前記検出電圧と前記基準電圧とが入力され、前記比較結果信号を出力するコンパレータであり、
    前記基準電圧生成回路は、前記制限期間の長さに基づいて変化する前記基準電圧を出力する電圧源であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  12. 前記比較回路は、
    前記検出電圧が非反転入力端子に入力され且つ所定の固定電圧が反転入力端子に入力される第1のコンパレータと、
    前記検出電圧が非反転入力端子に入力され且つ前記基準電圧が反転入力端子に入力される第2のコンパレータと、
    前記第1のコンパレータの出力と前記第2のコンパレータの出力とをOR演算して得られた信号を前記比較結果信号として出力するOR回路と、を有し、
    前記基準電圧生成回路は、
    前記制限期間の長さに基づいて変化する前記基準電圧を出力する電圧源であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  13. 前記分圧回路は、
    前記キャパシタの一端に一端が接続された第1の分圧抵抗と、
    前記第1の分圧抵抗の他端に一端が接続され、前記キャパシタの他端に他端が接続された第2の分圧抵抗と、を有し、
    前記第1の分圧抵抗の他端と前記第2の分圧抵抗の一端との間の分圧電圧を、前記検出電圧として出力する
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  14. 前記電流検出手段は、前記スイッチ素子の他端と前記接地との間に接続された抵抗であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  15. 前記第1の出力端子と前記第2の出力端子との間で前記出力抵抗と並列に接続されたキャパシタをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の照明装置。
  16. 電源電圧が供給される入力端子と、前記入力端子にカソードが接続された第1の整流素子と、前記第1の整流素子のアノードに一端が接続されたスイッチ素子と、前記スイッチ素子の他端と接地との間に接続された電流検出手段と、前記電流検出手段に流れる電流が目標値になるように、前記スイッチ素子のオンとオフとの周期的な切り替えを制御する電流制御回路と、前記第1の整流素子のカソードに一端が接続された第1の出力端子と、前記第1の整流素子のアノードに一端が接続され、トランスを構成する一次巻線と、前記接地に一端が接続され、前記トランスを構成する二次巻線と、前記一次巻線の他端に接続された第2の出力端子と、前記第1の出力端子にアノードが接続され、前記第2の出力端子にカソードが接続されたLED素子と、前記二次巻線の他端にアノードが接続された第2の整流素子と、前記第2の整流素子のカソードに一端が接続され、前記二次巻線の一端に他端が接続されたキャパシタと、基準電圧を生成し出力する基準電圧生成回路と、前記キャパシタの一端と他端との間の電圧に基づいた検出電圧と前記基準電圧とを比較し、この比較結果に応じた比較結果信号を出力する比較回路と、を備えた照明装置の制御方法であって、
    前記目標値は、指定される前記LED素子の調光度に対して単調増加するように設定され、
    第1のモードにおいて、前記電流制御回路は、前記電流検出手段に流れる電流が前記目標値になるように、前記スイッチ素子のオンとオフとの切り替えの1周期におけるオンする期間に対応するデューティ比を制御し、前記基準電圧生成回路は、前記基準電圧を第1の値に設定し、
    一方、前記第1のモードで指定される調光度よりも指定される調光度が低い第2のモードにおいて、前記電流制御回路は、前記電流検出手段に流れる電流が前記目標値になるように、前記デューティ比を制御しつつ周期的に制限期間ずつ前記スイッチ素子を強制的にオフに制御し、前記基準電圧生成回路は、前記基準電圧を前記第1の値よりも低い第2の値に設定する
    ことを特徴とする照明装置の制御方法。
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