JP2015072248A - チューブ容器のシール部検査用押圧部材、チューブ容器のシール部検査装置、それを用いたチューブ容器のシール部検査方法、並びに、チューブ容器の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
このように、チューブ容器を封止してシール部を形成した後、このシール部の封止状態を検査する方法として、例えば、特許文献1〜4等に記載のような検査装置が提案されている。
また、上述のような従来の検査装置を用いた場合、チューブ容器を横置き姿勢として、ラベルを貼る工程や画像検査工程が終了した後、再度、チューブ容器を直立させる工程が必要となることから、大規模な工程改造が必要となり、工程設計上、非合理的な面があった。
また、押圧部材の形状や寸法を適正化することで、チューブ容器に過剰な押圧力が付与されないことから、チューブ容器を直立姿勢として検査する場合であってもチューブ容器の姿勢が崩れることがなく、さらに、チューブ容器を直立姿勢として押圧することで、容器変形を効果的に抑制でき、上述のようなチューブ容器の折れや捻れ等の発生を確実に防止できることを知見した。
これにより、チューブ容器に外観不良を発生させること無く、シール部の強度を確実に検査することができ、さらに、工程中におけるチューブ容器の姿勢変更を最小限に留めることで生産性が顕著に向上することを見出し、本発明を完成させた。
また、本発明のチューブ容器のシール部検査用押圧部材は、上記構成において、前記押圧面は、該押圧面の長手方向における一端側から他端側へ向かうに従って、前記押圧面と反対側の裏面側との間の厚みが縮寸するように傾斜して形成された構成とすることができる。
また、本発明のチューブ容器のシール部検査装置は、前記押圧部材が、前記チューブ本体に対して、該チューブ本体の長手方向中心軸の垂線に対する前記押圧面の傾斜角度θが80〜86°の範囲となるように、前記胴部を押圧する構成とすることができる。
また、本発明のチューブ容器のシール部検査装置は、前記押圧機構が、前記押圧部材を一対で備え、該一対の押圧部材で前記胴部を両側から押圧する構成を採用することができる。
また、本発明のチューブ容器のシール部検査装置は、前記搬送機構が、前記チューブ容器を前記肩部側で支持することで直立保持する凹部が設けられたホルダを、搬送方向に並べて配置したコンベアを有する構成を採用することができる。
また、本発明のチューブ容器のシール部検査装置は、さらに、前記押圧機構により押圧された後の前記チューブ容器のシール部を撮影する撮影機構と、該撮影機構によって撮影された画像から、前記シール部における内容物の漏れの有無の判定を行う判定機構とを備えた構成を採用することができる。
従って、チューブ容器に外観不良を発生させること無く、シール部の強度を確実に検査することができるとともに、生産性を顕著に向上させることが可能な押圧部材が実現できる。
まず、本実施形態の押圧部材1及び検査装置10の被検査物であるチューブ容器80について、図3(a)〜(c)(図1も適宜参照)を用いて説明する。
このチューブ容器80は、例えば、練り状の歯磨き粉や、化粧料、薬剤等の内容物Sが内部に収容される中空略筒状のチューブ本体81と、チューブ本体81の一端側に形成された肩部82と、この肩部82から筒状に突出するように設けられた抽出部83と、チューブ本体81の他端側が封止されたシール部84とを備えるとともに、抽出部83を封緘し、且つ、使用時は抽出部83に着脱自在に装着されるキャップ86を備えている。また、チューブ本体81の胴部85は、図3(b)に示す例のように、チューブ本体81のシール部84から肩部82に向かって漸次筒状に拡径するように構成される。
これら、チューブ本体81の長手方向寸法dや、幅方向寸法b等については、本実施形態で説明する押圧部材との形状や寸法、位置との関係と併せて、その詳細を後述する。
本実施形態の押圧部材1は、図1及び図2(a)〜(c)に示すように(図3のチューブ容器80も参照)、平面視略細長形状の押圧面11を有する細長部材として形成されるとともに、被検査物であるチューブ容器80に対して長手方向で略並行又は傾斜角度を有するように配置して用いられる。具体的には、押圧部材1は、押圧面11の長さ寸法Lが、チューブ本体81の長手方向寸法dが60mm以上である場合に、この長手方向寸法dに対する比率で50〜80%の範囲とされ、且つ、押圧面11の横幅Wが、チューブ本体81の肩部82から30mmの位置における幅方向寸法bに対する比率で50%〜95%の範囲である構成とされている。
一方、押圧面11の長さ寸法Lが、チューブ本体81の長手方向寸法dに対して80%超だと、チューブ容器80の長さに対して押圧面11が長すぎるため、詳細を後述するように、チューブ本体8に対して、このチューブ本体81の長手方向中心軸Jの垂線に対する押圧面11の傾斜角度θを所定の角度として押圧した場合に、一対で設けられた押圧部材1の端部同士が干渉したり、撮影機構30の視野を邪魔するため、正確な検査が困難になる場合がある。
一方、押圧面11の横幅Wが、チューブ本体81の幅方向寸法bに対する比率で95%を超えると、チューブ本体81の幅に対して押圧面11の幅が広すぎるため、上記同様に、折れや捻れ、押し跡が残る等の外観不良が発生するおそれがある。
以下に、本実施形態のチューブ容器のシール部検査装置について、図1〜図5を参照しながら説明する。なお、本実施形態の検査装置は、上述した本実施形態の押圧部材1を用いたものなので、以下の説明において、押圧部材1については、その詳しい説明を省略する。
また、検査装置10に備えられる押圧部材1は、図1中に詳細を示すように、背面12側に設けられた取付部13が、ボルト32により、図示略の開閉機構に接続された台座31に取り付けられている。
判定機構は、撮影機構30で撮影された画像信号を取り込んで処理するコンピュータ等からなり、撮影機構30によって撮影された画像からシール部84において内容物Sの漏れがあるか否かの判定を行う。そして、検査装置10では、チューブ容器80に内容物Sの漏れが生じたと判定した場合には、このチューブ容器80をライン上から排除するか、あるいはラインを停止するように構成されている。
本実施形態においては、押圧部材1によるチューブ容器80の押圧位置を、図3中に示すような、肩部より30mmの位置aからシール部84側の位置の範囲Aとすることにより、チューブ容器80が過度に変形するのを抑制でき、折れや捻れ、押し跡が残る等の外観不良が発生するのを防止できる。
なお、チューブ本体81に押圧部材1の押圧面11が押し当てられる際の傾斜角度θは、図3(b)に示すチューブ本体81の胴部85の傾斜角度αと概略同等の角度であることが、胴部85の全体に渡って押圧面が押し当てられ、チューブ容器80の変形が抑制できる観点から最も好ましい。
例えば、チューブ本体81の胴部85の一方からのみ、押圧部材1で押圧するとともに、胴部85の他方には平板状のプレートを配置する等の構成として、シール部84の検査を行うことも可能であるが、この場合には、チューブ本体81に対して局所的な応力が付与され、折れ等が発生するおそれもある。このため、本実施形態では、一対の押圧部材1で、チューブ本体81の胴部85を両側から押圧する構成を採用することがより好ましい。
以下に、本実施形態のチューブ容器のシール部検査方法、並びに、チューブ容器の製造方法について、図1〜図5を参照しながら説明する。なお、本実施形態のチューブ容器のシール部検査方法(以下、検査方法と略称することがある)は、上述した本実施形態の検査装置10(図4を参照)を用いたものであり、また、本実施形態のチューブ容器の製造方法(以下、製造方法と略称することがある)は、本実施形態の検査装置10を用いてチューブ容器80のシール部84の封止状態を検査する工程を含むものである。このため、以下の説明においては、検査装置10並びにそれに用いられる押圧部材1(図1、2を参照)等については、その詳しい説明を省略する。
以下に、本実施形態のチューブ容器のシール部検査方法について説明する。
本実施形態の検査方法は、図1中に詳細に図示したように、上述したチューブ容器80(図3も参照)を被検査物として、チューブ本体81の胴部85を押圧部材で押圧することで、シール部84における封止状態を検査する方法である。そして、本実施形態の検査方法は、上述したような、図4中に示した本実施形態の検査装置10を用いてチューブ本体81を押圧することにより、シール部84の封止状態を検査する方法である。
以下に、本実施形態のチューブ容器の製造方法について説明する。
本実施形態のチューブ容器の製造方法は、上述した本実施形態の検査装置10、又は、この検査装置10を用いた検査方法により、チューブ容器80の肩部82とは反対側の他端側の開口部から内部に内容物Sを収容し、開口部を封止して形成されたシール部84の封止状態を検査する工程を含む方法である。
そして、キャップ86とは反対側が開口された状態のチューブ容器80を、チューブ装填機4で整列させてライン上に導入する。
次いで、充填工程では、内部に内容物Sが収容された状態のチューブ本体81の開口部を、充填機5内に設けられた加熱シール手段を用いて封止してシール部84を形成する。即ち、詳細な図示を省略するが、チューブ本体81の開口部を加熱圧着具で挟み込みながら平坦に押し潰し、圧着させることでシール部84を形成する。
次いで、シール部84を形成したチューブ容器80を、充填機5内に設けられたトリミング手段に搬送し、用基本体81の封止後に形成された余分なシール部分をカッター等でカットすることでトリミングを行う。
そして、検査工程において封止状態が良品と判定されたチューブ容器80はホルダ23から取り外され、直立保持された状態で次工程の貼付工程に搬送する。
そして、貼付工程においてアテンションシールが貼り付けられたチューブ容器80は、次工程のトレー挿入工程に搬送される。
以上説明したように、本発明に係るチューブ容器のシール部検査用押圧部材1によれば、平面視略細長形状の押圧面11を有する細長部材1として形成され、押圧面11の長さ寸法Lのチューブ本体81の長手方向寸法dに対する比率、及び、押圧面11の横幅Wのチューブ本体81の肩部82から30mmの位置における幅方向寸法bに対する比率を適正化した構成を採用している。これにより、チューブ容器80を押圧した際に過度な変形を生じさせることなく、折れや捻れ、押し跡が残る等の外観不良の発生を防止できる。また、チューブ容器80に過剰な押圧力が付与されないことから、チューブ容器80を直立姿勢として検査する場合であってもチューブ容器80の姿勢が崩れることがなく、チューブ容器80が変形するのをより効果的に抑制できる。
従って、チューブ容器80に外観不良を発生させること無く、シール部84の強度を確実に検査することができるとともに、生産性を顕著に向上させることが可能な押圧部材1が実現できる。
なお、本発明は、上記した実施の形態に必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、本発明に係るチューブ容器のシール部検査用押圧部材、検査装置、検査方法、並びに、チューブ容器の製造方法は、必ずしも、上記のようなチューブ容器80の検査に適用した場合に限定されるものではなく、容器の開口部から内容物を充填した後に、この容器の開口部を封止したシール部の封止状態を検査する場合において、幅広く適用することが可能である。
本実施例では、図2(a)〜(c)に示すようなチューブ容器のシール部検査用押圧部材1を作製し、内容物として、下記表1に示す各種の歯磨粉が収容されたチューブ容器80(図3を参照)を準備して、シール部84の封止状態を検査した。
1a…一端、
1b…他端、
11…押圧面、
12…裏面、
13…取付部、
13a…切欠き部、
L…長さ寸法(押圧部材の押圧面)、
W…横幅寸法(押圧部材の押圧面)、
10…チューブ容器のシール部検査装置、
2…搬送機構、
21…チューブ移載装置、
22…検査搬送コンベア、
23…ホルダ、
23a…凹部、
3…押圧機構、
30…撮影機構、
31…台座、
32…ボルト、
4…チューブ装填機、
5…充填機、
6…貼付機、
7…トレー挿入機、
9…カートナー機、
90…後工程搬送部、
80…チューブ容器、
81…チューブ本体、
82…肩部、
83…抽出部、
84…シール部、
85…胴部、
86…キャップ、
a…位置(肩部より30mmの位置)、
d…長手方向寸法(チューブ本体)、
b…幅方向寸法(チューブ本体)、
J…長手方向中心軸、
A…範囲(肩部より30mmの位置からシール部側)、
S…内容物。
Claims (12)
- 内部に内容物を収容する略筒状のチューブ本体と、該チューブ本体の一端側に形成された肩部と、該肩部から突出するように設けられた抽出部と、前記チューブ本体の他端側が封止されたシール部とを備えるとともに、前記抽出部がキャップで封止されてなるチューブ容器を被検査物とし、前記チューブ本体の前記シール部から前記肩部に向かって漸次筒状に拡径する胴部を押圧して、前記シール部における所定の耐圧力の有無を判定することで封止状態の検査を行うチューブ容器のシール部検査用押圧部材であって、
平面視略細長形状の押圧面を有する細長部材として形成されるとともに、被検査物である前記チューブ容器に対して長手方向で略並行又は傾斜角を有するように配置して用いられ、
前記押圧面の長さ寸法Lが、前記チューブ本体の長手方向寸法dが60mm以上である場合に、該長手方向寸法dに対する比率で50〜80%の範囲であり、
前記押圧面の横幅Wが、前記チューブ本体の前記肩部から30mmの位置における幅方向寸法bに対する比率で50%〜95%の範囲であること、
を特徴とするチューブ容器のシール部検査用押圧部材。 - さらに、前記押圧面の長手方向における両端、及び、幅方向における両側端の各角部に、R=10〜30mmの範囲の面取り加工が施されていることを特徴とする請求項1に記載のチューブ容器のシール部検査用押圧部材。
- 前記押圧面は、該押圧面の長手方向における一端側から他端側へ向かうに従って、前記押圧面と反対側の裏面側との間の厚みが縮寸するように傾斜して形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のチューブ容器のシール部検査用押圧部材。
- チューブ容器に備えられる略筒状のチューブ本体の内部に内容物を収容し、該チューブ本体の一端側に設けられた肩部とは反対側の他端側を封止してシール部を形成した後、このチューブ容器を被検査物として、前記チューブ本体の前記シール部から前記肩部に向かって漸次筒状に拡径する胴部を押圧し、前記シール部における所定の耐圧力の有無を判定することで封止状態を検査するチューブ容器のシール部検査装置であって、
前記チューブ容器を搬送する搬送機構と、
前記チューブ容器の搬送路中に配置され、被検査物である前記チューブ容器の前記チューブ本体を押圧することで封止状態を検査する押圧機構とを備え、
前記押圧機構は、前記チューブ容器に対して長手方向で略並行又は傾斜角を有するように配置して用いられるとともに、平面視略細長形状の押圧面を有する細長部材として形成された押圧部材を有し、
前記押圧部材として、請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のチューブ容器のシール部検査用押圧部材が用いられてなることを特徴とするチューブ容器のシール部検査装置。 - 前記押圧部材は、前記チューブ本体に対して、該チューブ本体の長手方向で、前記肩部より30mmの位置から前記シール部側の位置の範囲で、前記胴部を押圧することを特徴とする請求項4に記載のチューブ容器のシール部検査装置。
- 前記押圧部材は、前記チューブ本体に対して、該チューブ本体の長手方向中心軸の垂線に対する前記押圧面の傾斜角度θが80〜86°の範囲となるように、前記胴部を押圧することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のチューブ容器のシール部検査装置。
- 前記押圧機構は、前記押圧部材を一対で備え、該一対の押圧部材で前記胴部を両側から押圧することを特徴とする請求項4〜請求項6の何れか一項に記載のチューブ容器のシール部検査装置。
- 前記搬送機構は、前記チューブ容器を、前記肩部が下向きとされた直立姿勢で搬送し、且つ、前記押圧機構は、前記搬送機構によって搬送される前記チューブ容器の前記チューブ本体を、直立姿勢の状態で押圧することを特徴とする請求項4〜請求項7の何れか一項に記載のチューブ容器のシール部検査装置。
- 前記搬送機構は、前記チューブ容器を前記肩部側で支持することで直立保持する凹部が設けられたホルダを、搬送方向に並べて配置したコンベアを有することを特徴とする請求項4〜8の何れか一項に記載のチューブ容器のシール部検査装置。
- さらに、前記押圧機構により押圧された後の前記チューブ容器のシール部を撮影する撮影機構と、該撮影機構によって撮影された画像から、前記シール部における内容物の漏れの有無の判定を行う判定機構とを備えることを特徴とする請求項4〜9の何れか一項に記載のチューブ容器のシール部検査装置。
- チューブ容器に備えられる略筒状のチューブ本体の内部に内容物を収容し、該チューブ本体の一端側に設けられた肩部とは反対側の他端側を封止してシール部を形成した後、このチューブ容器を被検査物として、前記チューブ本体の前記シール部から前記肩部に向かって漸次筒状に拡径する胴部を押圧し、前記シール部における所定の耐圧力の有無を判定することで封止状態を検査するチューブ容器のシール部検査方法であって、
請求項4〜請求項10の何れか一項に記載のチューブ容器のシール部検査装置を用いて、前記チューブ本体を押圧することにより、前記シール部の封止状態を検査することを特徴とするチューブ容器のシール部検査方法。 - 請求項4〜請求項10の何れか一項に記載のチューブ容器のシール部検査装置、又は、請求項11に記載のチューブ容器のシール部検査方法を用いて、前記チューブ容器の前記肩部とは反対側の他端側の開口部から内部に内容物を収容し、前記開口部を封止して形成されたシール部の封止状態を検査する工程を含むことを特徴とするチューブ容器の製造方法。
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