JP2015072145A - リードワイヤの耐電圧性能測定子及びリードワイヤの耐電圧性能測定装置 - Google Patents

リードワイヤの耐電圧性能測定子及びリードワイヤの耐電圧性能測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のリードワイヤとの電気接続を均一に確保できる切込機構を備えたリードワイヤの耐電圧性能測定子を提供する。
【解決手段】絶縁部材で被覆された複数のリードワイヤ1を積み重ねて整列させて収納する測定子の本体4と、所定の把持領域で各リードワイヤ1を把持するリードワイヤ1把持機構を備え、
本体は、把持領域の範囲内において各リードワイヤ1の積層方向に対して所定の傾斜の角度θを有するガイド面48R、48Sを有し、積層方向に平行な直線状の刃先71a及び、刃先71aを積層方向と平行に保持しつつ、刃先71aが、刃先71aに対向する各リードワイヤ1の各側面を、ガイド面48R、48Sの傾斜方向に押し切って刃先71aと各リードワイヤ1との電気接続を確保するように刃先71aをガイド面48R、48Sに沿って移動させる切込機構7とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、絶縁被覆が施された複数本のリードワイヤの絶縁試験を一度に効率よくできるリードワイヤの耐電圧性能測定子及びリードワイヤの耐電圧性能測定装置に関するものである。
近年、固定子(特に変圧器)に用いられるコイル用のリードワイヤの本数が増加しており、固定子製造の一工程であるリードワイヤの絶縁確認等テストに供される測定子には、複数のリードワイヤを同時に係止し、且つ各リードワイヤと測定子間の電気接続を確実に得ることが要求される。コイル等のリードワイヤの絶縁被覆を除去して、導電部を露出させ、この露出部分に測定子を接続してリードワイヤの耐電圧性能を検査する方法として例えば、ブラシによる機械的な除去方法や、強酸による化学的な除去方法がある。
機械的除去方法では導電性の切り屑が発生し製品へ付着する、いわゆるコンタミネーションの問題がある。また、化学的な除去方法は、酸やアルカリを用いるので安全性や剥離時間に課題があった。このため、変圧器に用いられるコイルの、絶縁被覆が施されたリードワイヤの耐電圧特性を試験し評価する方法としては、これらの方法の採用は難しい。
そこで、巻線を有する磁気回路部品(以下、固定子)の製造及びテスト装置として、ワイヤクランプを用いてリードワイヤを係止し、これと共に、固定クランプジョーと可動クランプジョーがリードワイヤの絶縁被覆に切り込んでこれを除去し、リードワイヤと回動クランプ部材との間に電気接続を形成する固定子の製造及びテスト装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
特表平9−510599号公報
しかし、特許文献1の固定子の製造及びテスト装置は、可動クランプジョーがピンによって規制されており、回転運動のみによって絶縁被覆を切り込む構造である。従って、固定クランプジョーと可動クランプジョーの間隔はピンからの距離によって次第に広がり、各リードワイヤが挟まれる場所によって切り込み深さが異なってしまう。このことから、固定子のコイルを構成する絶縁被覆付きのリードワイヤが複数本ある場合、一括して係止したのち絶縁被覆に刃を等しく食い込ませて電気接続を得ることはできない。結局、複数のリードワイヤとの電気接続を得るためには、リードワイヤの本数分だけ測定子を用意する必要があるという課題があった。
また、可動クランプジョーがリードワイヤの絶縁被覆に切り込む力は、バネから得ている。しかし、リードワイヤの本数のみならず、被覆の厚さが固定子により異なる場合、当然切り込む力は一定とは限らず、調整可能な機構でなくてはならない。仮に、種々のバネ定数を有するバネを用意したとしても、交換は煩雑で調整は容易でない。
本発明は、上記のような課題を解消するためになされたものであり、種々のリードワイヤ形状及び、種々の絶縁被覆の厚みに対応でき、複数のリードワイヤを同時に固定し、複数のリードワイヤに対して、同時に等しい切り込みの深さで電気接続を可能とし、断線や電気接続の不確実性を防止でき、性能試験の効率化に資するリードワイヤの耐電圧性能測定子及びリードワイヤの耐電圧性能測定装置の提供を目的とする。
この発明に係るリードワイヤの耐電圧性能測定子は、
絶縁部材で被覆された複数のリードワイヤを積み重ねて整列させて収納する測定子の本体と、所定の把持領域で各前記リードワイヤを把持するリードワイヤ把持機構を備え、
前記本体は、前記把持領域の範囲内において各前記リードワイヤの積層方向に対して所定の傾斜角を有するガイド面を有し、
前記積層方向に平行な直線状の刃先及び、前記刃先を前記積層方向と平行に保持しつつ、前記刃先が、前記刃先に対向する各前記リードワイヤの各側面を、前記ガイド面の傾斜方向に押し切って前記刃先と各前記リードワイヤとの電気接続を確保するように前記刃先を前記ガイド面に沿って移動させる切込機構とを備えたものである。
この発明に係るリードワイヤの耐電圧性能測定装置は、
上述のリードワイヤの耐電圧性能測定子と、前記複数のリードワイヤが巻回されて形成されたコイルの両端に電圧を印加する電圧印加手段と、前記電圧印加手段により印加した電圧を利用して前記リードワイヤの良否を判定する良否判定部とを備えたものである。
この発明に係るリードワイヤの耐電圧性能測定子及びリードワイヤの耐電圧性能測定装置によれば、クサビ角を利用して刃先を整列して積み重ねた複数のリードワイヤの各側面に対して平行に保ったまま、押し切るように切り込むことができる。これにより、リードワイヤの数に関係なく、複数の各リードワイヤの側面を1つの測定子により、同時に均一な切り込み量で切り込んで、安定した電気接続を確保できる。また、各リードワイヤの幅方向に対して斜めに切り込むので、切り込む力を小さくできる利点もある。
また、整列して積み重ねたリードワイヤは、ワイヤチャック横プレート及びワイヤチャック上プレートにより、本体の溝に、積層方向と幅方向の2方向から固定されるので、各リードワイヤが、切り込み時にずれることもない。
本発明の実施の形態1に係るリードワイヤの耐電圧性能測定子の斜視図等である。 本発明の実施の形態1に係るリードワイヤの耐電圧性能測定子の上面図等である。 図2(a)のA−A断面図、B−B断面図、C−C断面図である。 本発明の実施の形態1に係るリードワイヤの耐電圧性能測定装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係るリードワイヤの耐電圧性能測定子の斜視図である。 本発明の実施の形態2に係るリードワイヤの耐電圧性能測定子の上面図等である。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1に係るリードワイヤの耐電圧性能測定子を、図を用いて説明する。
図1(a)は、リードワイヤの耐電圧性能測定子100(以下、単に測定子100という)の斜視図である。
図1(b)は、ナイフホルダ7bと、このナイフホルダ7bに装着するナイフ7aの分解斜視図である。
図1(c)は、ナイフホルダ7bにナイフ7aを装着した状態を示す斜視図である。
図1(d)は、測定子100の本体4の斜視図である。
測定子100は、変圧器に用いられるコイルのリードワイヤ1間の耐電圧性能等を試験し評価するために用いられる。測定子100のリードワイヤ把持機構内で積層された複数のリードワイヤ1は、それぞれ長手方向に対し垂直な断面の形状が長方形となっている。本明細書では、この長辺を幅、その方向を幅方向、短辺を厚み、その方向を厚み方向又は積層方向と定義する。また、単に長手方向というときは、リードワイヤ1の長手方向をいうものとする。リードワイヤ1は、厚み方向に複数積み重なった状態でリードワイヤ群10を形成している。図1では長手方向の断面が長方形のリードワイヤ1を用いて説明するが、1つのコイルを形成する各リードワイヤの幅、厚み共に等しいものであっても良い。
いずれのリードワイヤ1も、固定子を形成するコイルの状態に巻回した際に、リードワイヤ1同士が電気的に接続されないように絶縁被覆が施されている。絶縁被覆層としてはエナメル層、PVF層など被覆付きの電線に使用される一般的な絶縁被覆材料であれば電線および絶縁被覆の材料は問わない。リードワイヤの表面に液状の絶縁被覆を塗布後、熱硬化するものが多い。また、絶縁被覆の厚みは任意であるが、概ね数十μm〜数mmの厚みの絶縁被覆を用いる。
図2(a)は、測定子100の上面図である。
図2(b)は、測定子100を図2(a)の紙面右側から見た側面図である。
図2(c)は、測定子100を図2(a)の紙面下側から見た側面図である。
図2(d)は、本体4の傾斜ガイド面48R、48Sが積層方向に対して傾斜する角度θを示す図である。
図3(a)は、図2のA−A断面図である。
図3(b)は、図2のB−B断面図である。
図3(c)は、図2のC−C断面図であり、ナイフ7aを絶縁被覆に切り込ませて電気接続を得る前の状態を示す図である。
図3(d)は、図2のC−C断面図であり、ナイフ7aを絶縁被覆に切り込ませて電気接続を得た後の状態を示す図である。
図1(a)〜(c)に示すように、測定子100は、本体4と、リードワイヤ把持機構としての側面押圧機構5及び積層方向押圧機構6と、切込機構7とからなる。
本体4は、リードワイヤ1を厚み方向に積み重ねて挿入するための溝41を備える。側面押圧機構5は、本体4の溝41に挿入した各リードワイヤ1を、図1の紙面手前側から奥側のリードワイヤ1を支持する支持部42a〜42cに押圧するために使用する。積層方向押圧機構6は、積層されたリードワイヤ1の最上面を積層方向に押圧して、各リードワイヤ1を溝41内に固定するために使用する。切込機構7は、固定された各リードワイヤ1(以下、リードワイヤ群10という)の側面に、ナイフホルダ7bに固定したナイフ7aの刃先71aを切り込ませて、リードワイヤ群10の絶縁被覆を切断して各リードワイヤ1とナイフ7aとの電気接続を確保するために使用する。
次に、本体4及び各機構について、それらの構成を順に詳述する。本体4は、被検査体である積層された複数のリードワイヤ1の検査部分を挿入する溝41と、上述の各機構を取り付けるための構造を有する。図2(c)に示すように、溝41は断面がU字形状をしているが、実際には、一方の側面は、支持部42a、42b、42cの部分のみ存在し、その他の部分は開放されている。
側面押圧機構5は、リードワイヤ群10の側面を、図1(a)の紙面手前側から奥側に押圧して固定する機構である。本体4の溝41の手前の壁面に沿ってワイヤチャック横プレート5a(側面押圧部材)を配置し、図3(a)に示すように、本体4に設けられた挿入穴43に、コイルスプリング5c(第1バネ)を通したクランプ用ネジ5bを挿入し、コイルスプリングを5cを圧縮してからネジ先をワイヤチャック横プレート5aのネジ穴51aに固定する。挿入穴43と、この部分を貫通しているクランプ用ネジ5bの軸部は螺合しておらず、クランプ用ネジ5bは、挿入穴43内を摺動可能である。これにより、ワイヤチャック横プレート5aは通常の状態では、本体4の図1(a)の手前の壁面側へ、すなわち、リードワイヤ群10とは反対側方向への力を受けて退避するので、リードワイヤ群10を溝41に挿入する際に邪魔にならない。
本体4には、クランプ用ネジ5bのための挿入穴43とは別に、ネジ部51dを有するツマミ5dを挿入するネジ穴44を設けている。ツマミ5dを回転することで本体4のネジ穴44と螺合するネジ部51dの先端が、本体4の溝41の内側方向に進み、ワイヤチャック横プレート5aの一面に接触してこれを押圧、移動させ、ワイヤチャック横プレート5aの反対側の他面が、リードワイヤ群10を支持部42a、42b、42cに、幅方向に押圧してリードワイヤ群10を固定する。
積層方向押圧機構6は、リードワイヤ群10の最上段のリードワイヤ1の上面を、図1(a)の紙面上側から下側に押圧して固定する機構である。上述の側面押圧機構5により溝41内で支持部42a、42b、42cに押圧して側面を固定したリードワイヤ群10の上面をワイヤチャック上プレート6a(上面押圧部材)により積層方向の下方に押圧して固定する。ワイヤチャック上プレート6aの刃先71aが対向する面には、刃先71aがリードワイヤ群10の側面に切り込むときに刃先71aを逃がすための逃がし溝65aを設けている。
図3(a)に示すように、積層方向押圧機構6は、本体4に設けられた挿入穴45に、クランプ用ネジ6bを挿入し、そのネジ軸に、コイルスプリング6c(第2バネ)を通して、ワイヤチャック上プレート6aに設けたネジ穴61aに螺合させ、最後にクランプ用ネジ6bに脱落防止ナット6dを取り付けている。
また、本体4には、ワイヤチャック上プレート6aが積層方向に摺動可能となるように、ワイヤチャック上プレート6aのネジ穴61aを設けた固定部62aの2面を案内するガイド溝46が設けてあるので、クランプ用ネジ6bを回してもワイヤチャック上プレート6aがネジ穴61aを中心に回転することはない。
クランプ用ネジ6bの、ワイヤチャック上プレート6aと反対側の端部には、ツマミ63bがある。クランプ用ネジ6bをリードワイヤ群10を押圧する方向に回すと、コイルスプリング6cが圧縮される。反対に、クランプ用ネジ6bを、リードワイヤ群10への押圧を解放する方向に回すと、コイルスプリング6cが伸長する。クランプ用ネジ6bは、本体4とは螺合せず、挿入穴45に通しているだけであり、ツマミ63bは、挿入穴45の穴径より大きいので、コイルスプリング6cが、本体4とワイヤチャック上プレート6aの間で伸長すると、コイルスプリング6cの図3(a)に示す下端部が、本体4の内側を押し、結果、コイルスプリング6cの上端部が、ワイヤチャック上プレート6aの固定部62aの下面を上方に押して、リードワイヤ群10からワイヤチャック上プレート6aを離間させる。
このように、ツマミ63bの回転により、ワイヤチャック上プレート6aが、クランプ用ネジ6bの軸と並行に、且つ、この軸中心に回転することなく積層方向に駆動可能な構成となり、ワイヤチャック上プレート6aと本体4の溝41の底面(図3(b)のH面)との間隔を伸縮させる。
このように、積層方向押圧機構6及び、側面押圧機構5を用いることで、例えば種々の変圧器に用いられる幅、厚み、構成本数の異なるリードワイヤ群にフレキシブルに対応できる。
次に、電気的に接続可能なナイフ7aを介して、リードワイヤ群10との電気接続を得る切込機構7について説明する。図1(b)、(c)に示すように、ナイフ7aは、刃先71aがリードワイヤ群10の積層方向と平行になるようにナイフホルダ7bのナイフ収納溝72b内にイモネジ7cで固定されている。また、ナイフ7aは、刃先71aの反対側に丸穴72aを有する接続部73aが突出する形状をしている。この接続部73aは、ナイフホルダ7bのナイフ収納溝72bの貫通部を抜けて、ナイフホルダ7bのリードワイヤ群10と対向する面とは反対側の面から外部に突出している。この丸穴72aにワニ口クリップ等を接続して耐電圧性能測定装置との電気的な接続を行う。このような構成により、ナイフ7aとナイフホルダ7b間の相対的な位置関係は変化しない。
ナイフホルダ7bは、本体4に4面をガイドされ本体4に対する摺動方向が1方向に決まっている。4面の内訳は、リードワイヤ群10の長手方向に垂直な断面方向と平行な端面P、Qと、ナイフホルダ7bのリードワイヤ群10に対向する面の裏側の両端部の所定の範囲に設けられている2つの傾斜面R、Sである。図1(c)、図2(c)に示すように、傾斜面R、Sは、下側に向かって次第にリードワイヤ群10の方向に近づく平面である。
ナイフホルダ7bの端面P、Qは、これらの面が摺動する本体4のガイド面47P、47Q上を摺動する。また、ナイフホルダ7bの傾斜面R、Sは、本体4の傾斜ガイド面48R、48S上を摺動する。リードワイヤ1の長手方向において、本体4に対するナイフ7aの位置は、図2(a)に示すように、本体4のガイド面47P、47Qの中間となる。
図3(c)に示すように、ナイフホルダ7bは、本体4に設けられた穴49に挿通したナイフホルダ駆動ネジ8に螺合している。また、ナイフホルダ駆動ネジ8は、同じ位置で正転、逆転自在である。したがって、ナイフホルダ駆動ネジ8を回転させることで、ナイフホルダ7bを、本体4の上述の4面にガイドさせて、図2(c)の矢印方向に移動させることができる。
図2(d)に示すように、本体4の傾斜ガイド面48R、48Sがリードワイヤ群の積層方向に対して傾斜している傾斜角としての角度θと、図1(c)に示すナイフホルダ7bの傾斜面R、Sと、ナイフホルダ7bのリードワイヤ群10と対向する面がなすクサビ角Kは同一角度である。よって、ナイフホルダ7bが、傾斜ガイド面48R、48Sに沿って動いても、ナイフホルダ7bに積層方向に水平になるように取り付けたナイフ7aの刃先71aは、リードワイヤ群10に対して常に平行な状態を保つ。
図3(c)に示すV面は、支持部42a、42b、42cがそれぞれリードワイヤ群10と接触する面を含む仮想面である。刃先71aがリードワイヤ群10の側面に切り込み始める位置を示している。切り込み前にはV面より紙面左側に位置している刃先71aが、ナイフホルダ駆動ネジ8を回転することによってストロークXを与えると、V面を超えて次第にリードワイヤ群10の側面に近づき、絶縁被覆を切り裂いて切り込んでいく。このとき、積み重ねた各リードワイヤ1に刃先71aが切込む量は全て等しい。すなわち、ナイフ7aの切込み量がばらついたり、各リードワイヤ1との電気的接続が不均一となることはない。また、刃先71aは、リードワイヤ群10の側面に平行を保って移動するが、実際に移動する方向は、リードワイヤ群10の側面に対して上述のクサビ角K分だけ斜め方向(傾斜方向)となる。よって、刃先71aは、リードワイヤ群10の側面を図3(c)の紙面上側から、斜め右下方向に向かって押し切ることになる。
この、V面に対するクサビ角Kの角度は、概ね17度とする。これより小さい角度であれば、ある切込み量を得るための摺動高さXは大きくなる。一方で、その距離に反比例して摺動するための力、すなわちナイフホルダ駆動ネジ8の回転トルクは小さくなる。また、クサビ角Kが大きければ、Xは小さいがナイフホルダ駆動ネジ8の回転トルクは大きくなる。このことからクサビ角Kを17度以下とすると切り込み方向と切り込み量のバランスが良い。
リードワイヤ群10への刃先71aの切り込み量を規定するには、図3(c)に示す本体4の底部に設けたネジ穴49aを利用する。このネジ穴49aにストッパ部材を螺合して所定の位置まで挿入し、ストッパ部材の先端にナイフホルダ7bが衝突すると、ナイフホルダ7bがそれ以上前進しないように規制する。ストッパ部材の突き出し量は調整可能である。また、ナイフホルダ駆動ネジ8に相当するような、刃先71aおよびナイフホルダ7bの位置を規定する機構を別途設ければストッパ部材は無くても良い。これにより、ナイフ7aの切り込み量を調整し、ナイフ7aへの過度の負荷を防止し、ナイフ7aの使用回数を延長できる。
次に、上記のように構成された測定子100を備えるリードワイヤの耐電圧性能測定装置の構成と動作について説明する。
図4は、リードワイヤの耐電圧性能測定装置90(以下、単に測定装置90という)の構成を示すブロック図である。
測定装置90は、外部電源35に接続された高電圧インパルス発生回路92(電圧印加手段)と、検査対象のコイル30及び共振用コンデンサ93が形成する共振回路に基づく減衰振動波形を検出する波形検出部94と、波形検出部94で得た波形を基に、コイル30を構成する複数のリードワイヤ1の良否を判定する良否判定部95とからなる測定装置90本体と、コイル30を構成する複数のリードワイヤ1の端部を纏めて測定装置90本体に接続する2個の測定子100とからなる。
各リードワイヤ1の長手方向における一方はリードワイヤ1を巻回しコイル状に形成されており、本発明に係る測定子100で固定して、電気的導通を得て試験評価する部位はその端末部である。また、図1におけるリードワイヤ1の長手方向いずれかにコイル30があり、コイル30を挟んで両側に1つずつ測定子100を取り付ける。
リードワイヤ1は、上述のように、1本又は複数本束ねられた状態でリードワイヤの耐電圧特性を試験し評価する。まず、リードワイヤ群10を固定するため、本体4の溝41の底であるH面とワイヤチャック上プレート6a、本体4の溝41内側のV面(支持部42a、42b、42cのリードワイヤ群と接触する面を含む仮想面)とワイヤチャック横プレート5aで囲まれた隙間にリードワイヤ群10を挿入する。
ツマミ5dを回転させてワイヤチャック横プレート5aを摺動させ、図3(b)のV面とワイヤチャック横プレート5aの間隔を縮小させることでリードワイヤ群10をワイヤチャック横プレート5aと支持部42a、42b、42cとの間に幅方向から固定する。
同様に、ツマミ63bを回してクランプ用ネジ6bを回転させることでワイヤチャック上プレート6aを下方に摺動させ、図3(b)のH面とワイヤチャック上プレート6aとの間隔を縮小させることでリードワイヤ群10を積層方向に固定する。
次に、ナイフホルダ駆動ネジ8を回転することでナイフホルダ7bを本体4の傾斜ガイド面48R、48Sに沿って摺動させ、ナイフ7aの刃先71aをリードワイヤ群10の一側面に近接させる。刃先71aがリードワイヤ群10の一側面に接触した後、ナイフホルダ駆動ネジ8を回転し続けると刃先71aは、各リードワイヤ1の側面に均等に切り込む。
ナイフ7aの刃先71aによる、リードワイヤ群10への切り込みは、各リードワイヤ1内部の導電部と、ナイフ7aの電気接続が十分得られるまで行われる。ナイフ7aが有する丸穴72aを用い、ワニ口クリップ等を有する測定装置90本体との電気的な接続を行い減衰振動波形を検査することにより、各リードワイヤ1の耐電圧試験を行う。以上が、実施の形態1に係るリードワイヤの耐電圧性能測定装置90の動作である。
この発明の実施の形態1に係るリードワイヤの耐電圧性能測定子及びリードワイヤの耐電圧性能測定装置によれば、クサビ角Kを利用して刃先71aをリードワイヤ群10の各リードワイヤ1の側面に対して平行に保ったまま、押し切るように切り込むことができる。これにより、リードワイヤ1の数に関係なく、複数の各リードワイヤ1の側面を1つの測定子により、同時に均一な切り込み量で切り込んで、安定した電気接続を確保できる。また、各リードワイヤ1の幅方向に対して斜めに押し切るように切り込むので、切り込む力を小さくできる利点もある。
これにより、絶縁被覆が厚く硬い場合や、リードワイヤの線材が硬い場合や、さらには特に変電用変圧器など電磁誘導機の大型化や大容量化に伴うリードワイヤの多線化、太線化などに対応でき、種々のバリエーションのリードワイヤを効率良く短時間に検査することができる。
また、リードワイヤ群10は、ワイヤチャック横プレート5a及びワイヤチャック上プレート6aにより、本体の溝41に、積層方向と幅方向の2方向から固定されるので、リードワイヤ群10が、切り込み時にずれることもない。
また、リードワイヤ群10を幅方向に固定してから、積層方向に、刃先71aの逃がし溝65aを設けたワイヤチャック上プレート6aで押圧するので、リードワイヤ群10を確実に固定しつつ、切込機構7と、積層方向押圧機構6の干渉を防止できる。
さらに、切込機構7に、切り込み量を規制するストッパ部材を設けたので、刃先71aに過度の力がかかることを防止でき、ナイフ7aの使用回数を延長できる。
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2を、図に基づいて実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図5は、リードワイヤ201間の耐電圧性能測定子200(以下、単に測定子200という)の斜視図である。
図6(a)は、測定子200の上面図である。
図6(b)は、図6(a)を紙面下側から見た側面図である。
図6(d)は、図6(a)のA−A断面図(要部)である。
図6(c)は、図6(d)の一部拡大図である。
本実施の形態2では、対応する被測定物であるリードワイヤ201の形状が実地の形態1と異なる。リードワイヤ201の長手方向に対し垂直な方向の断面形状は円形である。本実施の形態では、このような形状のリードワイヤ201を固定する手段を提供する。
図5に示すように、リードワイヤ201を幅方向に押し付けて固定するワイヤチャック横プレート205aのリードワイヤ接触面に、リードワイヤの断面形状の輪郭に等しい円弧状凹部255aを積層方向に設けている。実施の形態1のワイヤチャック上プレート6aでは整列が難しい断面円形のリードワイヤ201を固定するのに適している。
尚、固定するリードワイヤ201の接触面がリードワイヤ201の外周面形状と等しい円弧状凹部を有する部材は、本体204側の支持部242a、242b、242cのリードワイヤ群210側の壁面でも良い。すなわち、円弧状凹部は、各リードワイヤ201が接触し固定される本体204の一面、あるいは、ワイヤチャック横プレート205aのリードワイヤ群210が接触し固定される一面のいずれか一方もしくは両方の面に設ければ良い。
これによって、実施の形態1で述べた各効果に加えて、長手方向に対し垂直な方向の断面形状が円形であるリードワイヤ201であってもこれらを整列させ、確実に固定することができる。例えば、モータなど回転電機の固定子に用いられるコイルの、絶縁被覆が施されたリードワイヤであって、断面形状が円形のリードワイヤにも容易に適用できる。
尚、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
100,200 耐電圧性能測定子、1,201 リードワイヤ、
10,210 リードワイヤ群、30 コイル、35 外部電源、
4,204 本体、41 溝、
42a,42b,42c,242a,242b,242c 支持部、
43,45 挿入穴、44,49a ネジ穴、46 ガイド溝、
47P,47Q ガイド面、48R,48S 傾斜ガイド面、49 穴、
5 側面押圧機構、5a,205a ワイヤチャック横プレート、
5b,6b,255a 円弧状凹部、クランプ用ネジ、5c,6c コイルスプリング、5d ツマミ、51a ネジ穴、51d ネジ部、6 積層方向押圧機構、
6a ワイヤチャック上プレート、6d 脱落防止ナット、61a ネジ穴、
62a 固定部、63b ツマミ、65a 溝、7 切込機構、7a ナイフ、
7b ナイフホルダ、7c イモネジ、8 ナイフホルダ駆動ネジ、K クサビ角、
P,Q 端面、R,S 傾斜面、X ストローク、71a 刃先、72a 丸穴、
72b ナイフ収納溝、73a 接続部、90 リードワイヤの耐電圧性能測定装置、
92 高電圧インパルス発生回路、93 共振用コンデンサ、94 波形検出部、
95 良否判定部。

Claims (10)

  1. 絶縁部材で被覆された複数のリードワイヤを積み重ねて整列させて収納する測定子の本体と、所定の把持領域で各前記リードワイヤを把持するリードワイヤ把持機構を備え、
    前記本体は、前記把持領域の範囲内において各前記リードワイヤの積層方向に対して所定の傾斜角を有するガイド面を有し、
    前記積層方向に平行な直線状の刃先及び、前記刃先を前記積層方向と平行に保持しつつ、前記刃先が、前記刃先に対向する各前記リードワイヤの各側面を、前記ガイド面の傾斜方向に押し切って前記刃先と各前記リードワイヤとの電気接続を確保するように前記刃先を前記ガイド面に沿って移動させる切込機構とを備えたリードワイヤの耐電圧性能測定子。
  2. 前記刃先を有するナイフは、ナイフホルダに固定され、
    前記ナイフホルダは、前記把持領域の範囲内において各前記リードワイヤの積層方向に対して前記所定の傾斜角を有し、前記ガイド面上を摺動する傾斜面を有する請求項1に記載のリードワイヤの耐電圧性能測定子。
  3. 前記リードワイヤ把持機構は、
    各前記リードワイヤを収容する溝と、
    各前記リードワイヤを積層方向に上側から押圧して前記溝内に固定する積層方向押圧機構と、
    各前記リードワイヤを、前記刃先の反対側から前記刃先の方向に向かって、前記刃先と平行に押圧して前記溝内に固定する側面押圧機構とを備えた請求項1又は請求項2に記載のリードワイヤの耐電圧性能測定子。
  4. 前記側面押圧機構は、各前記リードワイヤを所定の範囲で押圧する側面押圧部材と、
    各前記リードワイヤを押圧する時に圧縮され、側面方向への押圧の解放時に伸長して、前記側面押圧部材を各前記リードワイヤの側面から離間させて前記溝の内側面に沿って待避させる第1バネとを備えた請求項3に記載のリードワイヤの耐電圧性能測定子。
  5. 前記積層方向押圧機構は、最上層の前記リードワイヤを所定の範囲で押圧する、上面押圧部材と、
    最上層の前記リードワイヤを押圧する時に圧縮され、積層方向への押圧の解放時に伸長して、前記上面押圧部材を最上層の前記リードワイヤから離間させて待避させる第2バネとを備えた請求項4に記載のリードワイヤの耐電圧性能測定子。
  6. 前記上面押圧部材は、前記刃先と対向する面に、前記刃先用の逃がし溝を備えた請求項5に記載のリードワイヤの耐電圧性能測定子。
  7. 前記溝の、前記側面押圧部材によって各前記リードワイヤが押し当てられる側面、又は前記側面押圧部材の、各前記リードワイヤを押圧する側面のいずれか一方は、長手方向の断面が円形の各前記リードワイヤを前記刃先の方向と平行に積層、整列して把持するための円弧状凹部を備えた請求項6に記載のリードワイヤの耐電圧性能測定子。
  8. 前記傾斜角は、17度以下である請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のリードワイヤの耐電圧性能測定子。
  9. 前記切込機構は、各前記リードワイヤの側面を切り込む深さを制限するストッパ部材を備えた請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のリードワイヤの耐電圧性能測定子。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のリードワイヤの耐電圧性能測定子と、前記複数のリードワイヤが巻回されて形成されたコイルの両端に電圧を印加する電圧印加手段と、前記電圧印加手段により印加した電圧を利用して前記リードワイヤの良否を判定する良否判定部とを備えたリードワイヤの耐電圧性能測定装置。
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