JP2015071919A - カーテンウォール用換気ユニット及びカーテンウォール - Google Patents

カーテンウォール用換気ユニット及びカーテンウォール Download PDF

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栄達 奈良
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Abstract

【課題】設備用換気機能を有する状態と自然換気機能を有する状態とすることができる換気ユニットとする。【解決手段】通気ボックス10と、この通気ボックス10の室外側板11に設けた枠部20を備え、通気ボックス10の室外側板11と室内側板12と上板13に通気口60,61,62を形成可能とし、室外側板11と室内側板12に通気口60,61を形成することで設備用換気機能を有する状態にでき、室外側板11と上板13に通気口60,62を形成することで自然換気機能を有する状態にできる換気ユニット。【選択図】図5

Description

本発明は、カーテンウォールに用いる換気ユニット及びその換気ユニットを用いたカーテンウォールに関する。
従来、カーテンウォールとしては、建物に設置した空調設備の吸排気を行う設備用換気機能と室内を自然換気する自然換気機能とを併せ持つカーテンウォールが提案されている。
例えば、特許文献1に開示したように、カーテンウォールの上枠を、排気ダクトに接続する通気口及び室外に開口する通気口を有する形状とすることで、空調設備の吸排気を行い、カーテンウォールの下枠を、室内に開口する通気口及び室外に開口する通気口を有する形状とすることで、室内を自然換気するようにした設備用換気機能と自然換気機能とを併せ持つカーテンウォールが提案されている。
特開2003−314154号公報
特許文献1に開示したカーテンウォールは、設備用換気機能を持つ上枠と自然換気状態を持つ下枠は異なる断面形状である異なる形材であるから、形材点数が増え、材料費がかさむ。
しかも、設備用換気機能を有する上枠の外観と自然換気機能を有する下枠の外観が異なるので、カーテンウォールの設備用換気機能を有する部分と自然換気機能を有する部分の外観を統一することができない。
本発明は、前述の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、設備用換気機能を有する状態と自然換気機能を有する状態とすることができ、形材点数を低減して材料費を安くできると共に、設備用換気機能を有する状態の外観と自然換気機能を有する状態の外観が同一であるカーテンウォール用換気ユニット及び、その換気ユニットを用いたカーテンウォールとすることである。
本発明のカーテンウォール用の換気ユニットは、通風ボックスと、この通風ボックスの室外側面に室外側に位置して設けた枠部とを備え、
前記通風ボックスの室外側面と室内側面、または室外側面と上面に、当該通風ボックスの内部に開口した通気口を選択的に形成したカーテンウォール用換気ユニットである。
本発明のカーテンウォール用の換気ユニットは、前記通風ボックスの室外側面及び室内側面に通気口をそれぞれ形成したものにできる。
このようにすれば、設備用換気機能を有する換気ユニットとすることができる。
本発明のカーテンウォール用の換気ユニットは、前記通風ボックスの室外側面及び上面に通気口をそれぞれ形成したものにできる。
このようにすれば、自然換気機能を有する換気ユニットとすることができる。
本発明のカーテンウォール用の換気ユニットは、前記通風ボックスは、室外側板と室内側板と上板と下板を有した中空形状の本体と、この本体の両端面に取り付けた一対の側板を備え、
前記枠部は、上枠と下枠と一対の縦枠とを備え、
前記上枠及び下枠は、本体と、この本体の室外側に支持突部を有しているものにできる。
このようにすれば、上枠の支持突部、下枠の支持突部でパネル体を支持できる。
本発明のカーテンウォール用の換気ユニットは、前記室外側板と室内側板と一対の側板は上板よりも上方に突出して上向き凹部を有しているものにできる。
また、前記枠部の一対の縦枠間に渡ってルーバーを取り付けたものにできる。
このようにすれば、上板に通気口を形成して自然換気機能を有した換気ユニットとした場合に、上向き凹部に換気弁を取り付けて通気口を開閉できると共に、その換気弁が目立つことがない。
また、ルーバーを設けたことで、枠部が大きくとも外観の見栄えを良くできると共に、防鳥効果を有する。
本発明のカーテンウォールは、左右に隣接した方立間に渡って請求項1記載の換気ユニットを、上下方向に間隔を置いて複数取り付け、
上下に隣接した換気ユニットと左右の方立間に渡ってパネル体をそれぞれ取り付けてビジョン部とスパンドレル部を上下方向に交互に有するカーテンウォールとし、
前記ビジョン部の上の換気ユニットは、通風ボックスの室外側面及び室内側面に通気口を形成し、
前記ビジョン部の下の換気ユニットは、通風ボックスの室外側面及び上面に通気口を形成したことを特徴とするカーテンウォールである。
本発明のカーテンウォールは、前記換気ユニットを請求項4記載の換気ユニットとし、
枠部の上枠の支持突部にパネル体の下端を支持し、枠部の下枠の支持突部にパネル体の上端を支持したものにできる。
また、換気ユニットを請求項5記載の換気ユニットとし、ビジョン部の下の換気ユニットは、その通風ボックスの上向き凹部に換気弁を取り付けたものにできる。
このようにすれば、換気ユニットの上枠、下枠でパネル体を支持できる。
また、換気弁により自然換気したり、しないようにでき、その換気弁が目立つことがない。
本発明のカーテンウォールは、換気ユニットを請求項6記載の換気ユニットとし、ルーバーの室外端と上枠、下枠の支持突部の室外端と縦枠の室外端は面一に連続するものにできる。
このようにすれば、換気ユニットのルーバーの室外端と上枠、下枠の支持突部の室外端と縦枠の室外端は面一に連続するため、換気ユニットとパネル体を含むカーテンウォールの壁面を平坦に形成できる。
本発明の換気ユニットであれば、通風ボックスの室外側面と室内側面又は室外側面と上面に通気口を形成することで設備用換気機能を有する状態、自然換気機能を有する状態とすることができるから、通気口を形成する位置を変更すれば良く、形材点数を低減して材料費を安くできると共に、設備用換気状態の外観と自然換気状態の外観が同一である。
本発明のカーテンウォールによれば、同一の換気ユニットを用い、通気口を形成する位置を変えるだけで設備用換気状態を有する換気ユニット、自然換気用機能を有する換気ユニットとすることができるから、1種類の換気ユニットを用いることができ、コスト安である。
しかも、複数の換気ユニットの外観が同一であるから、カーテンウォールの設備用換気機能を有する換気ユニットの外観と自然換気機能を有する換気ユニットの外観を同一とすることができる。
本発明の実施の形態を示すカーテンウォールの一部外観図である。 図1の縦断面図である。 換気ユニットの斜視図である。 換気ユニットの分解斜視図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 図1のC−C断面図である。 図1のD−D断面図である。
図1は、本発明の換気ユニットを用いたカーテンウォールの一部を示す外観図で、左右に隣接した方立1,1間に渡って換気ユニット2を上下方向に間隔を置いて複数取り付け、左右に隣接した方立1,1と上下の換気ユニット2,2とで枠3を形成し、その枠3にパネル体4を取り付けて窓部5としてある。
図2に示すように、窓部5は建物の居住空間aと対向したビジョン部5aと、このビジョン部5aの上下と連続するスパンドレル部5bを有している。
スパンドレル部5bは、上下の居住空間a,a間で、下の居住空間の天井6と上の居住空間aの床7との天井裏bと対向している。
この実施の形態では、床7と連続した腰パネル8を設けてペリカウンター9を有し、スパンドレル部5bは腰パネル8と対向しているので、スパンドレル部5bの上下寸法が大きい。
ビジョン部5aの上部に位置する換気ユニット2が設備用換気機能を有した換気ユニット2−1で、建物内部の空調設備に繋がれている。ビジョン部5aの下部に位置する換気ユニット2が自然換気機能を有した換気ユニット2−2で、外部からの自然な空気の取り入れを可能としてある。
前記換気ユニット2を図3と図4に基づいて説明する。
換気ユニット2は、通気ボックス10と、通気ボックス10の室外側面10aに室外側に位置して設けた枠部20を備え、通気ボックス10の室外側面10aと枠部20の内周面とで室外側に向けて開口した凹陥部2aを有している。
通気ボックス10は、縦向きの室外側板11と室内側板12を横向きの上板13と下板14で一体的に連結した上下寸法よりも左右寸法が長い中空形状の本体15と、本体15の左右方向の両端面に取り付けた縦向きの一対の側板16,16を備え、室外側板11、室内側板12、左右の側板16,16は上板13よりも上方に突出して上方に向けて開口した上向き凹部17を有している。
室外側板11の上端部には室外側に向かう上突片11aを有している。室外側板11は下板14よりも下方に突出し、室内側に向かう下突片11bを有している。
室内側板12の上端部には室外側に向かう上突片12aを有し、下端部には室内側に開口した凹部12bを有している。
側板16は、本体15の左右の端面に接して固定される室内外側方向に向かう室内側板16aと、この室内側板16aの室外側部に左右方向に向けて設けた突出板16bでL字形状で、突出板16bの突出端に室内側に向かう突片16cを有している。
室外側板11の室外側面と突出板16bの室外側面とは面一に連続して通気ボックス10の室外側面10aとしてある。
枠部20は、上枠30と下枠40と左右の縦枠50,50で方形状である。
上枠30は、室外側板31と室内側板32と上板33と下板34で中空形状の本体30aを有し、この本体30aの室外側板31の上部寄りに室外側に向かう突条35が長手方向に連続して設けてあり、室外側板31の下部寄りに室外側に向かう支持突部36が長手方向に連続して設けてある。
室内側板32の上部寄りに室内側に開口した上凹溝37を有し、下部寄りに室内側に開口した下凹溝38を有している。
下枠40は、室外側板41と室内側板42と上板43と下板44で中空形状の本体40aを有し、この本体40aの室外側板41の下部寄りに室外側に向かう突条45が長手方向に連続して設けてあり、室外側板41の上部寄りに室外側に向かう支持突部46が長手方向に連続して設けてある。
室内側板42の上部寄りに室内側に開口した上凹溝47を有し、下部寄りに室内側に開口した下凹溝48を有している。
つまり、上枠30と下枠40は同一形状で、上下に反転することで上枠30、下枠40としている。
縦枠50は、室内外側方向に向かう縦板51と、その縦板51の上枠30、下枠40と対向した内側面の室内側寄りに設けた内向突部52と、縦板51の外側面の室外側寄りに設け外向突部53を有している。
内向突部52は、縦板51に設けた室内側内向片52aと室外側内向片52bを連結片52cで連結した横断面コ字形状で、内向突部52と縦板51で中空部を形成し、室内側内向片52aに室内側に開口した凹溝54bが形成してある。
外向突部53は、縦板51に設けた室内側外向片53aと室外側外向片53bを有している。
内向突部52の見込み寸法(室内外側方向の寸法)は上枠30の本体30aの見込み寸法、下枠40の本体40aの見込み寸法と同一で、内向突部52の長さ(上下方向の寸法)は縦板51の内向突部52を設けた室内側部分51aの長さよりも短い。
内向突部52の上面52−1は、上枠30の本体30aの下面形状と同一形状で、内向突部52の上面52−1は上枠30の本体30aの下面に接し、上枠30の本体30aの長手方向の端面が縦板51の室内側部分51aの上部に接し、上枠30の本体30aの上面と縦板51の室内側部分51aの上部が面一に連続する。
内向突部52の下面52−2は、下枠40の本体40aの上面形状と同一形状で、内向突部52の下面52−2は下枠40の本体40aの上面に接し、下枠40の本体40aの長手方向の端面が縦板51の室内側部分51aの下部に接し、下枠40の本体40aの下面と縦板51の室内側部分51aの下面が面一に連続する。
縦板51の室外側部分51bに上枠30、下枠40の支持突部36,46の長手方向の端面が接し、その室外側部分51bの見込み寸法は、上枠30、下框40の支持突部36,46の見込み寸法と同一で、この室外側部分51bの長さは室内側部分51aの長さよりも短く、上枠30の支持突部36の上面が縦板51の室外側部分51bの上面と面一となると共に、下枠40の支持突部46の下面が縦板51の室外側部分51bの下面と面一となる。
そして、縦板51からねじを上枠30の本体30a、支持突部36のビスホールと、下枠40の本体40a、支持突部46のビスホールに螺合して上枠30、下枠40と縦枠50を連結して枠部20を形成している。
枠部20には、左右の縦枠50の縦板51の室外側部分51b間に渡ってルーバー54が上下方向に間隔を置いて複数取り付けてある。
このルーバー54の室外端54aと上枠30、下枠40の支持突部36,46の室外端36a,46aと縦枠50の室外端50aは面一に連続する。
前記通気ボックス10と枠部20は図5〜図7に示すように連結される。
上枠30の室内側板32を通気ボックス10の室外側板11の上部に上部シール材aを介して接し、上突片11aに室内側板32を当接すると共に、上凹溝37に支持したボルト39を室外側板11の上部を挿通し、ナット39aを螺合して上枠30を室外側板11に固定する。
下枠40の室内側板42を通気ボックス10の室外側縦板11に下部シール材bを介して接し、上凹溝47に支持したボルト49を室内側縦板11の下部を挿通し、ナット49aを螺合して下枠40を室外側板11に固定する。
下枠40の下部は通気ボックス10の下板14よりも下方に突出している。
縦枠50の内向突部52の室内側内向片52aを側板16の突出板16bにシール材cを介して接し、凹溝54bに支持したボルト55を側板16の突出板16bを挿通し、ナット55aを螺合して縦枠50を側板16に固定する。
シール材aとシール材bとシール材cは四周連続し、通気ボックス10と枠部20の連結部を確実にシールしている。
前記通気ボックス10の室外側板11(つまり、室外側面)、室内側板12(つまり、室内側面)、または室外側面11、上板13(つまり、上面)に、通気ボックス10の内部10aに開口した通気口を選択的に形成してある。つまり、室外側板11、室内側板12、上板13は通気口形成部を有する。
図5に示すように、通気ボックス10の室外側板11に通気口60を形成して通気ボックス10の内部10aを室外に連通し、通気ボックス10の室内側板12に通気口61を形成して通気ボックス10の内部10aを室内に連通することで、設備用換気機能を有する換気ユニット2−1とすることができる。
図6に示すように、通気ボックス10の室外側板11に通気口60を形成すると共に、通気ボックス10の上板13に通気口62を形成することで、自然換気機能を有する換気ユニット2−2とすることができる。
次に、カーテンウォールについて説明する。
方立1は、図7と図8に示すように室内側部材70と、この室内側部材70の室外側に取り付けた室外側部材71とで室外側寄りに左右方向の両方に開口した凹部72をそれぞれ有している。
室内側部材70は、左右方向に向かう室内側板70aと左右方向に向かう室外側板70bと室内側外側方向に向かう左右の側板70cで中空形状の形材で、室外側板70bに室外側に開口した凹部73を有し、この凹部73の室内外側方向に向かう左右の面に係止受片74が設けてある。
室外側部材71は、左右方向の寸法が室内側部材70と同一の押え部71aと、この押え部71aの左右方向の中間に室内側に向けて設けた左右寸法が押え部71aよりも小さな取付部71bとでT字形状で、その取付部71bの室内側に係止片75が設けてある。
そして、係止片75を係止受片74に係止して室外側部材71を室内側部材70に取り付け凹部72を形成している。
図7に示すように、枠部20の縦枠50の外向突部53が方立1の凹部72内に入り込み、シール材76でシールしてある。
図5に示すように、設備用換気機能を有する換気ユニット2−1は、通気ボックス10の上面と枠部20の上面とに渡って上面板80を取り付けて換気ユニット2−1の上面を平坦面とする。
上枠30の突条35にパネル体支持材81を嵌合して取り付ける。
スパンドレル部5bのパネル体4の下端面と上枠30の支持突部36との間をシール材82でシールして支持突部36でパネル体4の下部を支持し、このパネル体4とパネル体支持材81との間にシール材83でシールする。
スパンドレル部5bは室内側パネル4aを備え、この室内側パネル4aを上面板80の室内側にブラケット84で支持する。
下枠40の突条45にパネル体支持材85を嵌合して取り付ける。
ビジョン5aのパネル体4の上端面と下枠40の支持突部46との間をシール材86でシールして支持突部46でパネル体4の上部を支持し、このパネル体4とパネル体支持材85と下枠40の室外側板41との間をシール材87でシールする。
下枠40の下板44と天井6とに渡ってカバー88を取り付け、居住空間aから換気ユニット2−1が目視できないようにする。
通気ボックス10の室内側板12の室内側面にチャンバーボックス89を取り付け、このチャンバーボックス89内部を図示しない空調設備の吸気口に連通する。
これにより、空調設備を稼動することで矢印で示すように室外の空気が、通気口60、通気ボックス10の内部10a、通気口61、チャンバーボックス89を経て空調設備の吸気口に流通する。
通気ボックス10の下板14及び下枠40の上板43は室内側よりも室外側が高くなるように水平に対して傾斜し、室外側板11に形成した通気口60は下板14まで連続して通気ボックス10の内部10aに浸入した雨水が通気口60から室外に向けて流れ落ち易いようにしてある。
図6に示すように、自然換気機能を有する換気ユニット2−2は、通風ボックス10の上向き凹部17内に通気口62を開閉する換気弁90を設けてある。
換気弁90は、ハウジング90aに弁90bを設け、この弁90bに上方位置に移動すると通気口62を開放し、弁90bを仮想線で示すように下方位置に移動することで通気口62を閉じる。
このようであるから、外部の空気を自然換気したり、しないようにできる。
また、換気弁90が上向き凹部17内にあるので居住空間aから見え難い。
上枠30の突条35にパネル体支持材91を取り付けると共に、下枠40の突条45にパネル体支持材92を取り付ける。
ビジョン部5aのパネル体4の下端面と上枠30の支持突部36との間をシール材93でシールして支持突部36でパネル体4の下部を支持し、このパネル体4とパネル体支持材91との間にシール材94でシールする。
スパンドレル部5bのパネル体4の上端面と下枠40の支持突部46との間をシール材95でシールして支持突部46でパネル体4の上部を支持し、このパネル体4とパネル体支持板92との間をシール材96でシールする。
下枠40の下板44にカバー97を室内側に向けて取り付け、このカバー97に室内側パネル4aの上部をブラケット98で支持する。
このようであるから、図6に矢印で示すように室外の空気が通気口60から通気ボックス10の内部10aに流入し、下板14に当たって上向きに流れ、通気口62から換気弁90を通って居住空間aに流れ、居住空間aに室外の空気を取り入れて換気をすることができる。
また、通気ボックス10の上板13に通気口62を形成したので、腰パネル8とペリカウンター9等で居住空間aの下部よりに立上り部を有している場合でも、その立上り部が邪魔にならずに居住空間aに室外の空気を流通することができる。
図8に示すように、ビジョン部5aのパネル体4の左右の縦縁部は、方立1の凹部72内に挿入し、パネル体4の室内側面と室内側部材70との間を室内側シール材78でシールし、パネル体4の室外側面と室外側部材71との間を室外側シール材79でシールする。
この室外側シール材79は図5、図6に示すようにビジョン部5a、換気ユニット2、スパンドレル部5bに渡って連続している。
前述の実施の形態では、通気ボックス10の本体15と枠部20の上枠30、下枠40を別体としたが、一体としても良い。
また、ルーバー54を設けなくとも良い。
1…方立、2…換気ユニット、2−1…設備用換気機能を有する換気ユニット、2−2…自然換気機能を有する換気ユニット、3…枠、4…パネル体、5a…ビジョン部、5b…スパンドレル部、10…通気ボックス、11…室外側板、12…室内側板、13…上板、14…下板、15…本体、16…側板、17…上向き凹部、20…枠部、30…上枠、30a…本体、36…支持突部、40…下枠、40a…本体、46…支持突部、50…縦枠、54…ルーバー、60…通気口、61…通気口、62…通気口。

Claims (10)

  1. 通風ボックスと、この通風ボックスの室外側面に室外側に位置して設けた枠部とを備え、
    前記通風ボックスの室外側面と室内側面、または室外側面と上面に、当該通風ボックスの内部に開口した通気口を選択的に形成したカーテンウォール用換気ユニット。
  2. 前記通風ボックスの室外側面及び室内側面に通気口をそれぞれ形成した請求項1記載のカーテンウォール用換気ユニット。
  3. 前記通風ボックスの室外側面及び上面に通気口をそれぞれ形成した請求項1記載のカーテンウォール用換気ユニット。
  4. 前記通風ボックスは、室外側板と室内側板と上板と下板を有した中空形状の本体と、この本体の両端面に取り付けた一対の側板を備え、
    前記枠部は、上枠と下枠と一対の縦枠とを備え、
    前記上枠及び下枠は、本体と、この本体の室外側に支持突部を有している請求項1又は2又は3記載のカーテンウォール用換気ユニット。
  5. 前記室外側板と室内側板と一対の側板は上板よりも上方に突出して上向き凹部を有する請求項4記載のカーテンウォール用換気ユニット。
  6. 前記枠部の一対の縦枠間に渡ってルーバーを取り付けた請求項4記載のカーテンウォール用換気ユニット。
  7. 左右に隣接した方立間に渡って請求項1記載の換気ユニットを、上下方向に間隔を置いて複数取り付け、
    上下に隣接した換気ユニットと左右の方立間に渡ってパネル体をそれぞれ取り付けてビジョン部とスパンドレル部を上下方向に交互に有するカーテンウォールとし、
    前記ビジョン部の上の換気ユニットは、通風ボックスの室外側面及び室内側面に通気口を形成し、
    前記ビジョン部の下の換気ユニットは、通風ボックスの室外側面及び上面に通気口を形成したことを特徴とするカーテンウォール。
  8. 前記換気ユニットを請求項4記載の換気ユニットとし、
    枠部の上枠の支持突部にパネル体の下端を支持し、枠部の下枠の支持突部にパネル体の上端を支持した請求項7記載のカーテンウォール。
  9. 前記換気ユニットを請求項5記載の換気ユニットとし、ビジョン部の下の換気ユニットは、その通風ボックスの上向き凹部に換気弁を取り付けた請求項8記載のカーテンウォール。
  10. 前記換気ユニットを請求項6記載の換気ユニットとし、ルーバーの室外端と上枠、下枠の支持突部の室外端と縦枠の室外端は面一に連続する請求項8記載のカーテンウォール。
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