JP2015070459A - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アップロード機能を利用する際,高精度の能力情報に基づいて送信元装置と通信を行うFAX装置を提供すること。【解決手段】MFP100は,送信元装置であるFAX機400から受信したFAXデータを,アップロード先サーバであるクラウドサーバ300にアップロードする。さらに,アップロードするにあたって,FAXの着信を契機に,クラウドサーバ300と通信して,クラウドサーバ300の受信能力を取得する。さらに,取得した受信能力に基づいてFAX機400に通知する受信側装置の能力情報を決定し,決定した能力情報をFAX機400へ通知する。【選択図】図2

Description

本発明は,ファクシミリ(FAX)装置に関する。さらに詳細には,受信したFAXデータを他装置にアップロードするアップロード機能を有するFAX装置に関するものである。
従来から,受信したFAXデータを他装置にアップロードするアップロード機能を有するFAX装置が知られている。FAX装置のアップロード機能に関する公知文献としては,例えば特許文献1がある。特許文献1には,アップロード先の装置をFAX装置とした場合であって,アップロード元のFAX装置では,アップロード先のFAX装置との通信履歴からアップロード先のFAX装置の受信能力が判明した場合に,FAX受信能力として,通信履歴から判明した転送先のFAX装置の受信能力に基づく能力情報を応答する技術が開示されている。
特開2002−305639号公報
しかしながら,前記した従来の技術には,次のような問題があった。すなわち,アップロード先の装置であるアップロード先装置のメモリの空き容量や通信速度等,動的な能力情報については,特許文献1のように過去に取得した受信能力に基づいて応答してしまうと,能力情報の精度の低下が懸念される。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,アップロード機能を利用する際,高精度の能力情報に基づいて送信元装置と通信を行うFAX装置を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされたFAX装置は,他装置と通信する通信部と,制御部とを備え,前記制御部は,FAXの着信を検知する検知処理と,送信元の装置である送信元装置から受信したFAXデータを,アップロード先の装置であるアップロード先装置に送信するアップロード処理とを実行し,さらに前記アップロード処理を実行する場合に,前記検知処理にて着信を検知したことを契機に,前記アップロード先装置と通信して前記アップロード先装置の受信能力を取得する取得処理と,前記送信元装置からのFAXデータの受信を開始する前に,前記取得処理にて取得した受信能力に基づいて,受信側装置の能力として前記送信元装置へ通知する能力情報を決定し,決定した前記能力情報を前記送信元装置に通知する通知処理とを実行することを特徴としている。
本明細書に開示されるFAX装置は,送信元装置から受信したFAXデータを,アップロード先サーバにアップロードする。さらに,アップロードするにあたって,FAXの着信を契機にアップロード先サーバと通信して,アップロード先サーバの受信能力を取得する。さらに,取得した受信能力に基づいて送信元装置に通知する受信側装置の能力情報を決定し,決定した能力情報を送信元装置へ通知する。なお,アップロード先装置の受信能力には,例えば,データフォーマット,画像サイズ,解像度,通信速度,空き容量,利用制限が含まれる。また,受信側装置の能力情報には,例えば,データフォーマット,画像サイズ,解像度が含まれる。また,アップロード先装置は,FAX装置であっても,プリンタであっても,サーバであってもよい。
本明細書に開示されるFAX装置は,受信したFAXデータを他装置にアップロードするアップロード処理を実行するにあたって,FAXの着信を契機にアップロード先装置と通信してアップロード先装置の現状の受信能力を取得し,その受信能力に基づいて送信元装置に通知する能力情報を決定する。すなわち,アップロード先装置の現在の受信能力を反映させた能力情報を送信元装置に応答できる。これにより,高精度の能力情報の応答が期待できる。
また,前記制御部は,前記取得処理にて,前記アップロード先装置の記憶領域の空き容量を,前記受信能力として取得するとよい。アップロード先装置の空き容量は,動的に変化する可能性が高い。アップロード先装置の空き容量が小さい場合には,メモリフルとなってFAXデータをアップロードできなくなるおそれがある。そのため,アップロード先装置の現状の空き容量を取得することで,その空き容量が閾値より小さい場合に,アップロード先装置に送信されるデータ量が小さくなるように能力情報を決定する,自装置で出力する等の対応が可能になる。なお,記憶領域の空き容量は,メモリの物理的な空き容量であってもよいし,FAXデータの記憶用に割り当てられたメモリ領域の論理的な空き容量であってもよい。
また,前記制御部は,前記取得処理にて,前記アップロード先装置への接続可否に関する情報を,前記受信能力として取得するとよい。アップロード先装置との接続可否は,動的に変化する可能性が高い。アップロード先装置に接続できない場合には,受信したFAXデータをアップロード先装置にアップロードできない。そのため,アップロード先装置への現状の接続可否に関する情報を取得することで,アップロード先装置との接続が不可の場合に,自装置で出力する,アップロード先装置への接続確認を促す等の対応が可能になる。なお,接続可否は,例えば,通信エラーの有無,アップロード先サーバへのアクセス権限ないし利用権限によって判断できる。
また,前記制御部は,前記取得処理にて,前記アップロード先装置との通信速度を,前記受信能力として取得するとよい。アップロード先装置との通信速度は,動的に変化する可能性が高い。通信速度が遅い場合には,ネットワークが過負荷な状態であると推測できる。そのため,アップロード先装置との現状の通信速度を取得することで,通信速度が遅い場合に,データ量を少なくなるように能力情報を決定する,アップロードを待機する等の対応が可能になる。
また,前記制御部は,前記取得処理にて,前記アップロード先装置の稼働負荷と前記アップロード先装置の記録能力との少なくとも一方を,前記受信能力として取得するとよい。アップロード先装置の稼働負荷や記録能力は,動的に変化する可能性が高い。アップロード先装置がデータの変換処理が可能であれば,稼働負荷が高いほど処理完了に時間がかかる。また,アップロード先装置がデータの記録処理が可能であれば,着色剤不足や用紙ジャム等によって記録不能になっている可能性がある。そのため,アップロード先装置の現状の稼働負荷とアップロード先装置の現状の記録能力との少なくとも一方を取得することで,上述した不具合が生じている場合に,適切な対応が可能になる。なお,アップロード先装置の稼働負荷は,例えば,稼働中のプロセス数,記憶領域の空き容量,所定期間内のCPUの平均稼働率,によって判断できる。また,記録能力は,例えば,着色剤不足や用紙ジャム等のエラーの発生状況によって判断できる。
また,前記制御部は,前記取得処理にて取得する前記アップロード先装置の受信能力の種類を選択する選択処理を実行するとよい。受信能力の種類が多いほどより好適な能力情報を決定できる一方,通信量が多くなってネットワークに負荷をかける。そのため,取得する受信能力の種類を選択できる方が好ましい。
また,前記制御部は,自装置の稼働負荷の高低を判断する負荷判断処理を実行し,前記負荷判断処理にて自装置の稼働負荷が所定値より高いと判断された場合には,前記取得処理では,FAXデータの変換を行う変換サーバの受信能力を取得し,取得した前記変換サーバの受信能力を前記アップロード先装置の受信能力とみなすとよい。自装置が過負荷の状態にある場合,自装置で実行する処理を減らすために,変換サーバを利用する方が好ましい。その場合には,能力情報を,変換サーバの受信能力に基づいて決定するとよい。そのため,稼働負荷が高いと判断された場合には,変換サーバの能力を取得して能力情報を決定することで,自装置の稼働負荷を軽減できる。なお,自装置の稼働負荷は,例えば,稼働中のプロセス数,自装置の記憶領域の空き容量,所定期間内のCPUの平均稼働率,によって判断できる。
また,前記制御部は,自装置の稼働負荷の高低を判断する負荷判断処理を実行し,前記負荷判断処理にて自装置の稼働負荷が所定値より高いと判断された場合には,前記取得処理では,FAXデータの変換を行う変換サーバの受信能力をさらに取得し,前記通知処理では,前記取得処理にて取得した前記アップロード先装置の受信能力と前記変換サーバの受信能力とに基づいて,受信側装置の能力として前記送信元装置へ通知する能力情報を決定するとよい。自装置が過負荷の状態にある場合,自装置で実行する処理を減らすために,変換サーバを利用する方が好ましい。そのために,アップロード先装置の受信能力と変換サーバの受信能力とをともに取得して,それらに基づいて能力情報を決定することで,自装置の稼働負荷を軽減しつつ,良好なアップロードを期待できる。
また,本明細書に開示されるFAX装置は,前記アップロード先装置の受信能力を記憶する記憶部を備え,前記制御部は,前記取得処理にて,前記アップロード先装置の受信能力が前記記憶部に記憶されていない,または前記記憶部に記憶されている受信能力が規定時間以上前に記憶されたものであることを条件として,前記検知処理にて前記送信元装置からの着信を検知したことを契機に,前記アップロード先装置の受信能力を取得するとよい。アップロード先装置の受信能力の取得が頻繁に行われると,ネットワークに負荷がかかる。そのため,アップロード先装置の受信能力が記憶されていない,または記憶されている受信能力が規定時間以上前に記憶されたものであることを条件として,アップロード先装置から受信能力を取得することで,アップロード先装置の受信能力を更新しつつアップロード先装置への頻繁なアクセスを抑制できる。
また,本明細書に開示されるFAX装置は,前記アップロード先装置の受信能力を記憶する記憶部を備え,前記制御部は,前記取得処理にて前記アップロード先装置の受信能力が取得できなかった場合に,前記通知処理にて,前記記憶部に記憶されている受信能力に基づいて,前記能力情報を決定し,決定した前記能力情報を前記送信元装置に通知するとよい。アップロード先装置の受信能力を記憶しておくことで,アップロード先装置の受信能力を取得できなかった場合に,過去の受信能力に基づいてアップロード処理を継続できる。なお,アップロード先装置の受信能力が取得できないとは,例えば,エラーの受信,タイムアウト,リトライ回数によって判断できる。
本発明によれば,アップロード機能を利用する際,高精度の能力情報に基づいて送信元装置と通信を行うFAX装置が実現される。
実施の形態にかかるMFPの電気的構成を示すブロック図である。 FAX受信手順を示すシーケンス図である。 FAX受信処理の手順を示すフローチャートである。 DIS決定処理の手順を示すフローチャートである。 情報の取得制限の例を示す説明図である。
以下,本発明にかかるFAX装置を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,FAXの送受信機能とアップロード機能とを備えた複合機(MFP:Multi Function Peripheral)に本発明を適用したものである。
[MFPの電気的構成]
本形態のMFP100は,図1に示すように,ネットワークや電話網を介して,各種の外部機器と通信可能に接続されている。具体的には,ネットワークを介して,例えば,変換サーバ200およびクラウドサーバ300と通信可能である。また,電話網を介して,FAX機400とFAXの送受信が可能である。
MFP100は,図1に示すように,CPU31と,ROM32と,RAM33と,NVRAM(不揮発性RAM)34と,ASIC35とを含むコントローラ30を備えている。また,MFP100は,画像形成部10と,画像読取部20と,ネットワークインターフェース37と,USBインターフェース38と,電話回線インターフェース39と,操作パネル40とを備え,これらがコントローラ30に電気的に接続されている。
ROM32には,MFP100を制御するための各種制御プログラムや各種設定,初期値等が記憶されている。RAM33は,各種制御プログラムが読み出される作業領域として,あるいは,データを一時的に記憶する記憶領域として利用される。NVRAM34は,画像データ等のデータや各種のユーザ設定等を記憶する。NVRAM34は,記憶部の一例である。
CPU31は,ROM32から読み出した制御プログラムに従って,その処理結果をRAM33またはNVRAM34に記憶させながら,MFP100の各構成要素を制御する。CPU31は,制御部の一例である。なお,コントローラ30が制御部であってもよいし,ASIC35が制御部であってもよい。なお,図1中のコントローラ30は,CPU31等,MFP100の制御に利用されるハードウェアを纏めた総称であって,実際にMFP100に存在する単一のハードウェアを表すとは限らない。
ネットワークインターフェース37は,LANケーブル等を介してネットワークと通信を行うためのハードウェアである。USBインターフェース38は,USBケーブル等を介して接続された装置と通信を行うためのハードウェアである。電話回線インターフェース39は,電話回線を介して電話網に接続された他の機器と通信を行うためのハードウェアである。ネットワークインターフェース37およびUSBインターフェース38および電話回線インターフェース39は,通信部の一例である。
画像形成部10は,用紙に画像を印刷するための構成である。画像形成部10の画像形成方式は,電子写真方式であっても,インクジェット方式であってもよい。また,カラー画像の形成が可能であっても,モノクロ画像専用であってもよい。また,画像読取部20は,原稿の画像を読み取るための構成である。読取機構は,CCDであってもCISであってもよい。また,カラー読み取りが可能であっても,モノクロ読み取りのみであってもよい。
また,操作パネル40は,ユーザ向けの情報を表示し,ユーザによる指示入力を受け付けるための構成である。操作パネル40は,例えば,液晶ディスプレイおよびスタートキー,ストップキー,テンキー等から構成されるボタン群を備えている。
変換サーバ200は,画像データの変換処理を行う装置である。変換サーバ200は,例えば,MFP100から受信した画像データに変換処理を施し,変換後のデータをMFP100に送信する。画像データの変換処理としては,例えば,JPEGデータ,PDFデータ,PDLデータ,BMPデータ等のデータフォーマット間の変換処理が挙げられる。なお,変換サーバ200は,変換後の画像データをクラウドサーバ300に送信してもよい。
クラウドサーバ300は,MFP100によってアップロードされたFAXデータを記憶する装置である。クラウドサーバ300は,アップロード先装置の一例である。なお,変換サーバ200やクラウドサーバ300は,1台のコンピュータによって実現されるものに限らず,複数台のコンピュータやクラウドシステム等でもよい。また,FAX機400は,電話回線を介してFAX送受信可能な装置である。FAX機400は,送信元装置の一例である。
[FAXの送受信]
続いて,MFP100にて実行されるFAX受信の手順について,図2を参照して説明する。MFP100は,FAXの送信元装置であるFAX機400からFAXデータを受信し,受信したFAXデータをクラウドサーバ300にアップロードするアップロード機能を有している。そして,図2では,アップロード機能が有効な状態のMFP100において,FAX機400からFAX着信した場合に実行される手順を示している。つまり,MFP100とFAX機400との間で行われるFAX送受信の手順に加え,MFP100とクラウドサーバ300との間で行われるアップロードの手順を図示している。なお,FAX送受信の手順は国際規格であり,ここでは概略のみを説明する。
まず,FAX機400がMFP100を呼び出し,その呼び出しをMFP100が受け付けることで回線が接続される。次に,FAX機400よりCUG信号(FAX送信であることを示す信号)が送信され,MFP100がCED信号(FAX受信可能であることを示す信号)を返すことにより,FAX通信を開始することを双方が確認する。つまり,MFP100は,CUG信号を受信することにより,FAXの着信を検知する。
次に,FAX機400とMFP100との間で,通信速度や解像度等の通信設定を決定するための情報をやりとりする。具体的には,MFP100は,受信可能な最大の能力を,DIS(受信側能力通知)としてFAX機400に送信する。DISは,送信元装置に通知するための受信側装置の能力情報である。
そのために,FAXの着信を検知した後,MFP100は,クラウドサーバ300に接続してログインする。また,クラウドサーバ300の各種情報を取得する。さらに,取得した情報に基づいて,DISを決定して,FAX機400に送信する。MFP100が送信するDISの内容については後述する。
FAX機400は,受け取ったDISと自装置の能力とに基づいて,その能力の小さい方に合わせて通信設定を決定し,DCS(送信元送信条件)としてMFP100に通知する。なお,MFP100は,DISの送信後,CSI(受信機登録電話番号)を送信し,DCSの受信後,TSI(送信機登録電話番号)を受信する。
DISとDCSとの送受信の後,DCSで通知した通信設定での通信の成立を確認するために,FAX機400がTCF(トレーニング信号)を送信する。TCFを無事に受信したMFP100は,CFR(トレーニング信号OK通知)を送信する。TCFの受信に際してエラーが発生した場合は,通信速度を落としてトレーニング信号の送受信を再度実行する。
FAX機400は,通信の成立を確認した後,成立した通信設定に基づいて送信データを作成し,作成した送信データをPIX(画像データ送信)として送信する。さらに,FAX機400は,全データの送信が終了したら,EOP(送信終了通知)を送信する。EOPを受けて,MFP100は,MFC(正常受信通知)を返す。さらに,FAX機400がDCN(回線切断指示)を送信し,回線が切断される。これで,FAX送受信の終了である。
一方,MFP100は,前述したFAXの送受信の手順中にアップロードの準備を行う。具体的には,CUG信号を受信してFAX受信を検知した後,DIS信号を送信する前に,アップロード先の装置であるクラウドサーバ300に接続してログインする。そして,DIS信号を送信する前に,その時点での受信能力に係る情報を,クラウドサーバ300から取得する。さらに,取得した情報を,取得時刻の情報とともにNVRAM34に記憶する。取得する情報については後述する。
そして,MFP100は,FAX機400から受信したFAXデータをクラウドサーバ300にアップロードする。アップロードに際して,データの変換が必要であれば変換処理を実行する。なお,MFP100は,必要に応じて,変換サーバ200にFAXデータの変換を依頼してもよい。その場合には,変換サーバ200から変換後のデータを受け取って,そのデータをアップロードする。あるいは,MFP100は,変換サーバ200に対して,変換後のデータを直接クラウドサーバ300へアップロードするように依頼してもよい。そして,アップロードが完了したら,MFP100は,クラウドサーバ300との接続を切断する。
[DIS]
続いて,MFP100とFAX機400との間でのFAXデータの送受信に先立って,FAXの受信側装置からFAXの送信元装置へ通知するDISについて説明する。DISは,受信側装置の最大受信能力を送信元装置に通知するためのディジタル識別信号であり,DISの各ビットの表す意味は国際規格で決められている。
例えば,受信側がFAX機であれば,受信側のFAX機にて印刷可能な範囲の用紙サイズや処理可能な解像度等のフラグをセットして組み合わせた信号を,DISとして送信元のFAX機に通知する。MFP100等のFAX通信機能を有する装置は,予めDISの情報を有している。
本形態のMFP100は,受信したFAXデータをクラウドサーバ300へアップロードするアップロード機能を有している。そして,アップロードする場合には,MFP100は,解像度,カラーモード,画像サイズ等のDISの一部については,クラウドサーバ300の受信能力に基づいて通知する。しかし,クラウドサーバ300の稼働状況は時々刻々変化するうえ,稼働状況によって受信能力に影響がある場合がある。そのため,クラウドサーバ300の能力としては,アップロードする時の稼働状況において実行可能な能力に基づいて通知することが好ましい。
そこで,MFP100は,図2に示したように,FAX受信を検知したことを契機に,クラウドサーバ300に接続して,その時点での稼働状況を含むクラウドサーバ300の受信能力を取得する。MFP100が取得するクラウドサーバ300の受信能力には,例えば,MFP100とクラウドサーバ300との間の通信速度,クラウドサーバ300の記憶領域の空き容量,MFP100からクラウドサーバ300へのログインの可否や利用制限情報,クラウドサーバ300のデータ処理能力,クラウドサーバ300の稼働負荷が含まれる。また,クラウドサーバ300に代えて,FAX機等の記録能力を有する装置にアップロードする場合には,当該装置の記録能力も取得するとよい。
そして,MFP100は,取得したクラウドサーバ300の能力と自装置の能力とに基づいて,DISを決定する。例えば,クラウドサーバ300にて利用できる記憶領域の空き容量が小さい場合は,圧縮された形式でのFAXデータを受信するように,DISを決定する。また,例えば,クラウドサーバ300のデータ処理能力に応じて,クラウドサーバ300にて処理できる形式のFAXデータを受信するように,DISを決定する。また,例えば,クラウドサーバ300に接続不可,ログイン不可,利用制限によりアップロード不可等の情報が取得された場合には,受信したFAXデータをクラウドサーバ300にアップロードできないので,自装置の能力に基づいてDISを決定する。
[FAX受信処理]
続いて,MFP100にてFAXを受信する際に実行されるFAX受信処理について,図3のフローチャートを参照して説明する。本処理は,アップロード機能が有効な状態となっているMFP100において,FAX着信を検知したことを契機に,CPU31にて実行される。
FAX受信処理では,まず,自装置の稼働負荷を取得する(S101)。稼働負荷の高低は,例えば,稼働中のプロセス数,自装置の記憶領域の空き容量,所定期間内のCPUの平均稼働率,によって判断できる。そして,稼働負荷が所定の閾値より大きいか否かを判断する(S102)。稼働負荷が所定の閾値より大きくないと判断した場合には(S102:NO),自装置の受信能力にアップロード先のクラウドサーバ300の受信能力を加味してDISを決定する,DIS決定処理を実行する(S104)。
次に,S104にて実行されるDIS決定処理の手順について,図4のフローチャートを参照して説明する。DIS決定処理では,まず,過去の所定時間以内にクラウドサーバ300の情報を取得済みであるか否かを判断する(S201)。なお,MFP100は,過去に取得した情報をNVRAM34に記憶している。取得済みであると判断した場合は(S201:YES),NVRAM34に記憶している情報に基づいてDISを決定し(S202),本処理を終了する。最近クラウドサーバ300の情報を取得したのであれば,前回取得した情報を使用しても,現状からさほど変化していないと推測できる。従って,直近に取得した情報を使用し,クラウドサーバ300へのアクセス機会を減らして,ネットワーク負荷を軽減する。
一方,取得済みではないと判断した場合は(S201:NO),クラウドサーバ300にログインする(S204)。このログインは,例えば,MFP100自体に設定されているIDによって,あるいは,MFP100の管理者用のIDによって実行する。そして,ログインできたか否かを判断する(S205)。
ログインできたと判断した場合は(S205:YES),次に,情報の取得制限が設けられているか否かを判断する(S207)。情報の取得制限としては,例えば,図5に示すように,複数種類の設定が,MFP100に予め用意されている。そして,ユーザ入力等によって,そのうちの1つの設定が予め選択され,MFP100に記憶されている。つまり,S207では,MFP100は,記憶されている設定を読み出して,取得制限の有無を判断する。
この図では,3種類の設定と,それぞれの設定において取得が許可されている情報の種類とを例示している。設定ごとに,取得が許可されている情報を「○」,許可されていない情報を「×」で示している。例えば,設定「A」は,表中の全ての情報を取得することが許可されている。つまり,取得制限が設けられていない設定である。また,例えば,設定「C」は,接続可否の情報については許可されているが,他の情報を取得することは許可されていない。つまり,取得制限が設けられている設定である。なお,取得制限は,アップロード先のクラウドサーバ300ごとに異なる設定となっていてもよい。
そして,MFP100は,情報の取得制限が設けられていないと判断した場合は(S207:NO),クラウドサーバ300と通信して,取得できる全情報を取得する(S208)。一方,取得制限が設けられていると判断した場合は(S207:YES),取得を許可されている情報が,接続可否のみであるか否かを判断する(S210)。図5に示した設定「B」のように,接続可否以外にも許可されている情報がある場合には(S210:NO),クラウドサーバ300と通信して,制限されていない範囲で情報を取得する(S211)。
一方,図5に示した設定「C」のように,接続可否以外に許可されている情報がない場合には(S210:YES),既にログイン済みであることから,これ以上取得できる情報はないので,S217へ進む。
そして,S208またはS211にて,情報の取得を実行した後,その取得に成功したか否かを判断する(S213)。情報の取得に成功した場合は(S213:YES),取得した情報を,取得時刻の情報とともにNVRAM34に記憶する(S214)。さらに,取得した情報を利用して,DISを決定し(S215),本処理を終了する。S215では,今回取得した情報に加えて,NVRAM34に記憶されている情報を利用してもよい。
一方,情報の取得に失敗した場合(S213:NO),または,接続可否以外に許可されている情報がない場合(S210:YES),または,S205にてクラウドサーバ300にログインできなかったと判断した場合(S205:NO),のいずれかの場合には,S217に進み,NVRAM34に記憶されている情報があるか否かを判断する(S217)。
S217にて,NVRAM34に記憶されている情報があると判断した場合は(S217:YES),その記憶されている情報を利用してDISを決定し(S218),本処理を終了する。一方,記憶されている情報がないと判断した場合は(S217:NO),自装置の情報に基づいてDISを決定し(S219),本処理を終了する。すなわち,クラウドサーバ300から情報を取得することができず,記憶されている情報もない場合には,クラウドサーバ300の受信能力が不明であるので,MFP100の受信能力に基づいてDISを決定する。
なお,S208やS211にて取得するクラウドサーバ300の情報には,クラウドサーバ300の記憶領域の空き容量,MFP100とクラウドサーバ300との通信速度,クラウドサーバ300の稼働負荷,クラウドサーバ300の記録能力のうちの少なくとも1つの情報が含まれる。そして,MFP100は,取得したクラウドサーバ300の情報に基づいて,S202,S215,S218にてDISを決定する。
MFP100は,例えば,クラウドサーバ300の空き容量が小さい場合には,空き容量が大きい場合に比較して,データ量の小さいFAXデータを受信するように,DISを決定する。また,MFP100とクラウドサーバ300との通信速度が小さい場合には,通信速度が大きい場合に比較して,データ量の小さいFAXデータを受信するように,DISを決定する。また,クラウドサーバ300の稼働負荷が大きい場合には,稼働負荷が小さい場合に比較して,データ量の小さいFAXデータを受信するように,DISを決定する。また,クラウドサーバ300の記憶能力が小さい場合には,記憶能力が大きい場合に比較して,データ量の小さいFAXデータを受信するように,DISを決定する。
図3の説明に戻り,S104のDIS決定処理の後,決定したDISをFAX機400に送信する(S106)。さらに,図2に示したシーケンスに従って,FAX機400からFAXデータを受信する(S107)。さらに,FAXデータを受信したら,電話回線への接続を切断する(S108)。
次に,受信したFAXデータに基づいて,アップロード用のデータを作成する(S110)。つまり,クラウドサーバ300にアップロードするのに適した画像データとなるように,必要に応じて,FAXデータを変換する。そして,作成したアップロード用のデータをクラウドサーバ300にアップロードする(S111)。アップロードが終了したら,クラウドサーバ300からログオフして,MFP100とクラウドサーバ300との接続を切断し(S112),FAX受信処理を終了する。
一方,S102にて,自装置の稼働負荷が所定の閾値より大きいと判断した場合には(S102:YES),変換サーバ200の受信能力を取得する(S115)。つまり,自装置の稼働負荷が大きい状態では,自装置にてFAXデータの変換処理を実行するより,変換サーバ200を利用する方が早期の処理終了が期待できる。そして,変換サーバ200を利用する場合には,FAXデータとして,変換サーバ200へアップロードしやすいデータを受信することが望ましい。そこで,変換サーバ200にて変換処理が可能なデータフォーマット,画像サイズ,解像度等の情報を取得する。
そして,変換サーバ200の能力を自装置の受信能力に加味して,DISを決定する(S117)。さらに,決定したDISをFAX機400に送信する(S118)。さらに,図2に示したシーケンスに従って,FAX機400からFAXデータを受信する(S119)。さらに,FAXデータを受信したら,電話回線への接続を切断する(S120)。
次に,受信したFAXデータを変換サーバ200へ送信する(S122)。そして,変換サーバ200に,FAXデータの変換処理を実行させ,アップロード用のデータを作成させる。さらに,MFP100は,変換済みのアップロード用のデータを変換サーバ200から受信する(S123)。そして,受信したアップロード用のデータをクラウドサーバ300にアップロードする(S111)。アップロードが終了したら,クラウドサーバ300からログオフし(S112),FAX受信処理を終了する。
なお,自装置の稼働負荷が大きい場合でも,変換サーバ200の受信能力のみでなく,クラウドサーバ300の受信能力をも取得し,それらを加味してDISを決定してもよい。つまり,S104とS117とを両方実行してもよい。例えば,クラウドサーバ300と変換サーバ200とのいずれかにて処理可能な範囲で,できるだけ大きいデータを受信することとしてもよい。
以上,詳細に説明したように,本形態のMFP100によれば,受信したFAXデータをクラウドサーバ300にアップロードするアップロード機能を有している。MFP100は,FAXの着信時に,アップロード先であるクラウドサーバ300との通信等によって,クラウドサーバ300の現状の受信能力を取得し,取得した受信能力に基づいてDISを決定し,決定したDISを送信元装置へ通知する。これにより,クラウドサーバ300の動的な情報を含む最新の受信能力を通知できる。従って,アップロード機能を利用する際,高精度の能力情報に基づいて送信元装置と通信を行うことができる。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,MFPに限らず,複写機,FAX機等,FAX受信機能とアップロード機能を備えるものであれば適用可能である。
また,例えば,クラウドサーバ300の受信能力として取得する情報の種類や選択対象となる設定の種類は,図5に示した例に限らない。例えば,設定の種類はより多くてもよいし,少なくてもよい。また,予め決まった設定となっていてもよい。また,取得する情報の種類は,さらに多くてもよいし,少なくてもよい。取得する情報として,例えば,処理可能な画像データの条件,エラー発生率等が含まれていてもよい。
また,例えば,上記の形態では,変換サーバ200を利用できるものとして説明したが,変換サーバ200を利用できない場合は,S101とS102とをスキップして,S104から処理を開始すればよい。
また,最近の情報が記憶されていれば,クラウドサーバ300との通信をしなくてもよいとしたが,情報が記憶されているか否かに関わらず,FAXの着信時には通信するとしてもよい。必ず通信すれば,現状の情報を確実に取得できる。また,ログイン不可でも記憶されている情報があれば,その情報に基づいてDISを決定するとしたが,ログイン不可の場合は自装置の受信能力に基づいてDISを決定するとしてもよい。ログイン不可の場合は,アップロードできない可能性があるので,自装置にて処理できるFAXデータを受信することが好ましい。
また,例えば,上記の形態では,クラウドサーバ300をアップロード先サーバとする場合を例示したが,これに限らない。本発明は,FAX機,プリンタ,単一のPC等にアップロードする場合にも適用可能である。そして,アップロード先の装置が,記録機能を有するプリンタ,FAX機などである場合には,記録能力として,印刷可能か否かの情報をも取得するとよい。例えば,アップロード先の装置が,トナーエラーや用紙エラー等のエラーにより印刷不能である場合には,FAXデータのアップロードを実行せず,MFP100にて印刷する等の処置を行うことができる。
また,実施の形態に開示されている処理は,単一のCPU,複数のCPU,ASICなどのハードウェア,またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また,実施の形態に開示されている処理は,その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体,または方法等の種々の態様で実現することができる。
31 CPU
34 NVRAM
37 ネットワークインターフェース
38 USBインターフェース
39 電話回線インターフェース
100 MFP
200 変換サーバ
300 クラウドサーバ
400 FAX機

Claims (10)

  1. 他装置と通信する通信部と,
    制御部と,
    を備え,
    前記制御部は,
    ファクシミリの着信を検知する検知処理と,
    送信元の装置である送信元装置から受信したファクシミリデータを,アップロード先の装置であるアップロード先装置に送信するアップロード処理と,
    を実行し,さらに前記アップロード処理を実行する場合に,
    前記検知処理にて着信を検知したことを契機に,前記アップロード先装置と通信して前記アップロード先装置の受信能力を取得する取得処理と,
    前記送信元装置からのファクシミリデータの受信を開始する前に,前記取得処理にて取得した受信能力に基づいて,受信側装置の能力として前記送信元装置へ通知する能力情報を決定し,決定した前記能力情報を前記送信元装置に通知する通知処理と,
    を実行することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 請求項1に記載するファクシミリ装置において,
    前記制御部は,
    前記取得処理にて,前記アップロード先装置の記憶領域の空き容量を,前記受信能力として取得することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載するファクシミリ装置において,
    前記制御部は,
    前記取得処理にて,前記アップロード先装置への接続可否に関する情報を,前記受信能力として取得することを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載するファクシミリ装置において,
    前記制御部は,
    前記取得処理にて,前記アップロード先装置との通信速度を,前記受信能力として取得することを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載するファクシミリ装置において,
    前記制御部は,
    前記取得処理にて,前記アップロード先装置の稼働負荷と前記アップロード先装置の記録能力との少なくとも一方を,前記受信能力として取得することを特徴とするファクシミリ装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載するファクシミリ装置において,
    前記制御部は,
    前記取得処理にて取得する前記アップロード先装置の受信能力の種類を選択する選択処理を実行することを特徴とするファクシミリ装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1つに記載するファクシミリ装置において,
    前記制御部は,
    自装置の稼働負荷の高低を判断する負荷判断処理を実行し,
    前記負荷判断処理にて自装置の稼働負荷が所定値より高いと判断された場合には,
    前記取得処理では,ファクシミリデータの変換を行う変換サーバの受信能力を取得し,取得した前記変換サーバの受信能力を前記アップロード先装置の受信能力とみなすことを特徴とするファクシミリ装置。
  8. 請求項1から請求項6のいずれか1つに記載するファクシミリ装置において,
    前記制御部は,
    自装置の稼働負荷の高低を判断する負荷判断処理を実行し,
    前記負荷判断処理にて自装置の稼働負荷が所定値より高いと判断された場合には,
    前記取得処理では,ファクシミリデータの変換を行う変換サーバの受信能力をさらに取得し,
    前記通知処理では,前記取得処理にて取得した前記アップロード先装置の受信能力と前記変換サーバの受信能力とに基づいて,受信側装置の能力として前記送信元装置へ通知する能力情報を決定することを特徴とするファクシミリ装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1つに記載するファクシミリ装置において,
    前記アップロード先装置の受信能力を記憶する記憶部を備え,
    前記制御部は,
    前記取得処理にて,前記アップロード先装置の受信能力が前記記憶部に記憶されていない,または前記記憶部に記憶されている受信能力が規定時間以上前に記憶されたものであることを条件として,前記検知処理にて前記送信元装置からの着信を検知したことを契機に,前記アップロード先装置の受信能力を取得することを特徴とするファクシミリ装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1つに記載するファクシミリ装置において,
    前記アップロード先装置の受信能力を記憶する記憶部を備え,
    前記制御部は,
    前記取得処理にて前記アップロード先装置の受信能力が取得できなかった場合に,前記通知処理にて,前記記憶部に記憶されている受信能力に基づいて,前記能力情報を決定し,決定した前記能力情報を前記送信元装置に通知することを特徴とするファクシミリ装置。
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