JP2010212915A - ファクシミリ装置、その装置を含むシステムで実行されるデータ処理方法、及び、プログラム - Google Patents

ファクシミリ装置、その装置を含むシステムで実行されるデータ処理方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】送信側が意図する印刷装置に対し、当該印刷装置で処理可能な画像データを送信させることが可能なファクシミリ装置、データ処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】複数のファクシミリ番号と複数の印刷装置をそれぞれ対応付けて登録し、登録された複数のファクシミリ番号のいずれかによる電話網からの着呼を受け付け、受け付けたファクシミリ番号に対応する印刷装置の処理能力を取得し、その処理能力を着呼の受け付けに応じて電話網を介して送信元に通知し、通知の後に、送信元から受信した画像データを、着呼を受け付けたファクシミリ番号に対応する印刷装置に転送する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ファクシミリ受信した画像データを複数の印刷装置のいずれかに転送可能なファクシミリ装置、当該ファクシミリ装置を含むファクシミリシステムにおけるデータ処理方法に関する。
従来、ファクシミリ(FAX)受信を行うデバイス(FAX受信デバイス)と受信したFAXデータを画像として印刷するデバイス(印刷デバイス)がそれぞれネットワークを介して接続されたFAX受信システムが知られている。例えば、特許文献1には、親機(FAX受信デバイス)が受信したファクシミリ画像データを、子機(印刷デバイス)に転送し、記録させるシステムが記載されている。
特開2002−57870号公報
特許文献1では、親機が複数台の子機の記録能力を格納し、記録能力に基づいて、外部FAX機器からFAXデータを受信することが記載されている。そして、親機が発信元番号と子機IDを対応付けたテーブルを持ち、着呼時、発信元番号を識別して子機を特定している。そして、ここで特定された子機の記録能力を発信元に通知するものである。また、発信元番号で子機を特定できない場合、通信可能な子機の中で最大記録能力を有する子機を選択して当該子機の記録能力を通知するものである。
しかしながら、引用文献1では、ファクシミリ画像データは、特定の発信元から受信したものは決まった子機に転送されるか、もしくは最大記録能力を持った子機に転送されてしまう。また、発信元でも決まった子機の記録能力または最大記録能力に合わせた画像データを送信することになってしまう。
従って、従来、送信元が意図する印刷装置に対し、しかも当該印刷装置で処理可能な形式の画像データを送信させることができなかった。即ち、従来、このようなシステムでは、送信側は意図した印刷装置で印刷させることができず、また所望の印刷装置の処理能力に合わせた画像データとして送信することもできなかった。
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、複数の印刷装置と接続可能であるとともに、ファクシミリ受信した画像データを複数の印刷装置のいずれかに転送可能なファクシミリ装置において、送信側が意図する印刷装置に対し、当該印刷装置で処理可能な画像データを送信させることが可能なファクシミリ装置、データ処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るファクシミリ装置は、複数の印刷装置と接続可能であるとともに、ファクシミリ受信した画像データを接続された前記複数の印刷装置のいずれかに転送可能なファクシミリ装置であって、複数のファクシミリ番号と前記複数の印刷装置をそれぞれ対応付けて登録する登録手段と、前記登録手段で登録された複数のファクシミリ番号のいずれかによる電話網からの着呼を受け付ける受付手段と、前記受付手段で着呼を受け付けたファクシミリ番号に対応する印刷装置の処理能力を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した処理能力を、前記受付手段による着呼の受け付けに応じて電話網を介して送信元に通知する通知手段と、前記通知手段による処理能力の通知の後に、前記送信元から受信した画像データを、前記受付手段で着呼を受け付けたファクシミリ番号に対応する印刷装置に転送する転送手段とを備える。
本発明によれば、送信側が意図する印刷装置に対し、当該印刷装置で処理可能な画像データを送信させることができる。
本実施形態におけるFAX受信システムの構成を示す図である。 FAX受信デバイスの内部構成を示す図である。 印刷デバイスの内部構成を示す図である。 各デバイス間の処理の手順を示す図である。 FAX受信デバイスの処理の手順を示す図である。 図5に示すステップS503における処理の手順を示す図である。 図5に示すステップS503における他の処理の手順を示す図である。 印刷デバイスの処理の手順を示す図である。 デバイス対応表の一例を示す図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本実施形態におけるファクシミリシステムの構成を示す図である。本システムでは、ファクシミリ通信手順に従って画像データを受信するファクシミリ装置(FAX受信デバイス)と、FAX受信デバイスから転送された画像データを印刷する複数の印刷装置(印刷デバイス)とがネットワークを介して接続可能に構成される。ファクシミリ装置は、受信した画像データを印刷装置に対して転送可能である。図1において、110、120、130は印刷デバイスであり、それぞれLAN100に接続されている。150は、PSTN(公衆交換電話網:Public Switched Telephone Networks)であり、FAX受信デバイス110は、LAN100及びPSTN150に接続されている。FAX受信デバイス110は、電話網からの複数のファクシミリ番号(電話番号)着呼をそれぞれ受け付けることが可能であり、着呼したファクシミリ番号に応じて異なる処理を実行可能である。ここでは、FaxNo:N1と、FaxNo:N2とによる着呼が可能であるとする。160は、FAX受信デバイス110が受信する画像データの発信元である外部のFAX機器であり、PSTN150を介してFAX受信デバイス110とFAX通信を行う。ここでは、ITU−TのT.30の手順に従ったG3FAX通信を行うものとする。なお、PSTNに代えて他の電話網を介して通信を行うもの、G4FAX通信を行うものなど、他の通信方式を採用するようにしてもよい。
外部のユーザが印刷デバイス120に対してFAX送信を行う場合、ユーザは、FAX機器160を操作して、例えば、FaxNo:N1に対してダイヤルし、通信を開始させる。すると、FAX受信デバイス110は、電話網からのFaxNo:N1の呼び出しに応答し、FAX受信を開始する。ここでは、FAX受信デバイスには、N1と印刷デバイス120が対応付けられて登録されているものとし、FAX受信デバイス110はFAX通信手順を開始すると、DIS信号で印刷デバイス120の能力情報をFAX機器160に通知する。即ち、FAX受信デバイス110は、自身の受信能力に代えて、印刷デバイス120の受信能力を通知する。続いて、FAX受信デバイス110は、通知した受信能力に従った画像データをFAX機器160から受信し、メモリに格納する。そして、FAX受信デバイス110は、メモリに格納した受信画像データを、LAN100を介して印刷デバイス120に転送し、印刷させる。FaxNo:N2に対しては印刷デバイス130が対応付けられてFAX受信デバイス110に登録され、FAX受信デバイス110はN2で着呼を受けた場合、N1と同様の処理で印刷デバイス130に画像データを転送する。以上の処理の詳細は後述する。
図2は、FAX受信デバイス110の構成の一例を示すブロック図である。CPU201は、ROM202もしくはハードディスク(HD)211に記憶された、あるいはフロッピー(登録商標)ディスクドライブ(FD)212より供給される各種プログラムを実行することにより装置全体を制御する。CPU201は、システムバス204に接続される各要素を総括的に制御する。203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。また、RAM203には、FAX受信デバイス110が着呼を受付可能な複数FaxNoと対応付けて印刷デバイスが登録される。印刷デバイスは、IPアドレスや装置名等によって登録される。そして、更に各印刷デバイスの能力情報が登録される。205は、ユーザインタフェースコントローラ(UIC)で、ユーザインタフェース(UI)209への表示、また、UI209を介してのユーザからの指示入力を制御する。
ファンクションコントローラ(FUNCC)206は、ファンクションブロック(FUNC)210を制御する。FUNC210は、例えば、モノクロプリンタ、または、カラープリンタとすることができる。207は、ディスクコントローラ(DKC)で、ハードディスク(HD)211およびフロッピー(登録商標)ディスクコントローラ(FD)212とのアクセスを制御する。ハードディスク(HD)211およびフロッピー(登録商標)ディスクコントローラ(FD)212は、ブートプログラム、本実施形態における動作を行うプログラム、種々のアプリケーションを記憶し、また、データファイルの格納機能を実現するための記憶領域である。208は、ネットワークインタフェースカード(NIC)で、LAN100を介して、他の装置との間の通信を制御する。ファックスコントローラ(FAXC)213は、PSTN150を介して外部FAX機器とFAXデータの送受信を行う。
図3は、本実施形態における印刷デバイスの構成の一例を示すブロック図である。ここでは、図3では、印刷デバイス120としたが、印刷デバイス130も同様の構成を有するものとする。印刷デバイス120、130は、FAXCを含まない点以外、FAX受信デバイス110と同様の構成を有するものである。ただし、FUNC310は、FAX受信デバイス110、印刷デバイス120、印刷デバイス130で異なる機能を持つものとする。
図4は、図1に示したファクシミリシステムにおいて、FaxNo:N1に着呼があった場合の動作シーケンス(データ処理シーケンス)の流れを示す図である。まず、ステップS401において、外部FAX機器160がFAXNo:N1に対して発呼を行うと、FAX受信デバイス110が着呼してFAX受信(ファクシミリ受信)を開始する。ステップS402において、FAX受信デバイス110は、印刷を行うデバイスを決定する。ここでは、FaxNo:N1で着呼しているので、RAM203を参照し、FaxNo:N1に割り当てられている印刷デバイス120が選択され決定される。
ステップS403において、FAX受信デバイス110は、印刷デバイス120の印刷能力(処理能力)の情報を取得する。ここで、印刷能力情報とは、カラー印刷または白黒印刷の可否、印刷用紙サイズ、受信処理可能な画像データの解像度等の情報をいう。また、そのような印刷能力情報を取得する方法は、RAM203に予め登録したものを読み出したり、FAX受信デバイス110がLAN100を介して取得するなど、特に限定されない。ステップS404において、FAX受信デバイス110は、その印刷能力情報をDIS信号によって外部FAX機器160に送信し、外部FAX機器160とITU−T T.30に従ったネゴシエーションを行う。
その後、ステップS405において、FAX受信デバイス110は、先のネゴシエーションにおいて外部FAX機器160からのDCS信号によって決定した形式の画像データ(FAXデータ)を外部FAX機器160から受信する。FAX受信デバイス110は受信した画像データを、一旦、RAM203に格納し、ステップS406において、そのFAXデータから生成した印刷ジョブデータを印刷デバイス120へ送信する。ステップS407において、印刷ジョブデータを受信した印刷デバイス120は、印刷処理を実行し、外部FAX機器160が送信した画像データを印刷する。
図5は、FAX受信デバイス110における処理の手順を示すフローチャートである。本フローチャートは、ROM202に格納されたプログラムを、CPU201がRAM203にロードして実行する処理の流れである。ステップS501において、FAX受信デバイス110は、電源がオンにされると初期化処理を行い、ステップS502において、外部からの要求待ちとなる。外部からの要求とは、PSTN150を介した要求、UI209を介したユーザからの要求、LAN100を介した要求を含む。外部からの要求により、以下のように処理が振り分けられる。
まず、PSTN150を介して、外部FAX機器160からのFAXの着信があれば、ステップS503に進む。ステップS503において、FAX受信デバイス110は、FAX受信処理を実行し、ステップS502へ戻って、再度、外部からの要求を待つ。一方、終了要求(UI209を介した電源オフの要求)であれば、ステップS505へ進む。ステップS505において、終了処理を実行し、その後、FAX受信デバイスの電源をオフする。また、その他の要求であれば、ステップS504において要求に従った処理を行い、ステップS502へ戻って、再度、外部からの要求を待つ。
図6は、図5に示すステップS503の処理の手順の詳細を示すフローチャートである。まず、ステップS5031において、RAM203を参照し、着呼したFaxNoに対応付けられた印刷デバイスを、LAN100を介して検索する。ここでは、LAN100を介して検索する例について説明するが、RAM203に登録されている情報を検索するなど、種々の方法を用いることができる。
その後、ステップS5032において、検索応答を待つ。着呼したFaxNoに対応付けられた印刷デバイスの検索に失敗した場合、ステップS5040へ進み、エラー処理を行い、本処理を終了する。エラー処理としては、ここで回線を切断し、通信を終了してもよいし、FAX受信デバイス110が自身の受信能力に従ってFAX受信を実行するようにしてもよい。一方、ステップS5032において、検索が成功した場合、ステップS5033へ進み、印刷ジョブを送信する印刷デバイスを決定する。
次に、ステップS5034において、決定した印刷デバイスの印刷能力情報の要求を、LAN100を介して、決定された印刷デバイスに対して実行し、ステップS5035において、その応答を待つ。ここで、印刷能力情報の取得に失敗した場合、ステップS5040に進み、エラー処理を実行後、本処理を終了する。一方、取得に成功した場合、ステップS5036に進み、取得した能力情報を、DIS信号にセットして外部FAX機器に送信し、外部FAX機器との間でT.30に従ったFAX通信のネゴシエーションを実行する。
次に、ステップS5037において、FAXデータを受信し、ステップS5038において、FAXデータをもとに、指定された印刷デバイスに対して能力情報に従った印刷ジョブデータを作成して送信する。ステップS5039において、FAXデータを全て受信したか否かを判定し、全て受信していなければ、ステップS5037に戻る。一方、全て受信した場合には、本処理を終了する。
以上のような処理により、FAX受信の際、FAXデータを印刷すべき印刷デバイスの能力情報を、LAN100を介して取得するので、最新の能力情報を送信元のFAX機器に通知することができる。即ち、FUNC310が交換され、印刷デバイスの能力が以前と異なっていたとしても最新の能力情報に従った形式のFAXデータを受信することができる。
図7は、図5に示すステップS503の処理の他の手順を示すフローチャートである。本例においては、印刷デバイスを、LAN100を介して検索するのに代えて印刷デバイスの能力情報などを含むデバイス情報とFaxNoとが記述されている対応表(デバイス対応表ともいう)を用いる。デバイス対応表は、図9において後述する。また、その対応表(テーブル)は、FAX受信デバイス110のRAM203等の記憶領域に予め格納する。
ステップS5051において、着呼したFaxNoに基づきデバイス対応表を参照し、印刷ジョブ送信先となる印刷デバイスを検索する。ステップS5052において、検索が成功して印刷デバイスの特定ができた場合に、ステップS5053へ進み、検索が失敗した場合に、ステップS5057へ進む。ステップS5057において、エラー処理を実行後、本処理を終了する。
ステップS5053において、特定された印刷デバイスの能力情報をRAM203から読み出して、DIS信号にセットして外部FAX機器に送信し、FAX通信のためのネゴシエーションを実行する。その後、ステップS5054において、FAXデータの受信を行い、ステップS5055において、受信したFAXデータをもとに、特定された印刷デバイスに対して能力情報に従った印刷ジョブデータを作成して送信する。
ステップS5056において、FAXデータを全て受信したか否かを判定し、全て受信していなければ、ステップS5054に戻る。一方、全て受信した場合には、本処理を終了する。
以上のような処理により、FAX受信の際、LAN100を介して印刷デバイスの能力情報を取得しなくとも、印刷デバイスの能力情報を送信元のFAX機器に通知することができるので、能力情報の取得の負荷を軽減できる。
図8は、印刷デバイスにおける処理の手順を示すフローチャートである。本フローチャートは、ROM302に格納されたプログラムを、CPU301がRAM303にロードして実行する処理の流れである。
まず、ステップS801において、印刷デバイスは、電源がオンにされると初期化処理を行い、その後、ステップS802において、外部からの要求待ちとなる。外部からの要求により、以下のように処理が振り分けられる。印刷ジョブをFAX受信デバイス110から受信した場合、ステップS803へ進み、印刷ジョブ受信および印刷を実行する。その後、処理802へ戻り、再度外部からの要求を待つ。
また、ステップS802において、FAX受信デバイス110から送信される検索要求(図6のステップS5031)を受信すると、ステップS804へ進み、検索要求に対する応答をFAX受信デバイス110に対して送信する。また、ステップS802において、FAX受信デバイス110から送信される能力情報要求(図6のステップS5034)を受信すると、ステップS805へ進み、能力情報要求に対する応答をFAX受信デバイス110に対して送信する。
また、ステップS802において、終了要求があれば、ステップS807へ進み、終了処理を実行し、その後、印刷デバイスの電源をオフする。また、ステップS802において、その他の要求であれば、ステップS806に進み、要求に従った処理を行い、その後、ステップS802へ戻り、再度、外部からの要求を待つ。
図9は、図7で使用しているデバイス対応表(テーブル)の一例を示す図である。図9に示すテーブルにおいては、各印刷デバイスとFAX番号と印刷能力情報とが関連付けられて保持されており、例えばRAM203等の記憶領域に予め格納される。
この例では、1行に1つの印刷デバイスの情報が記録されている。列910は、印刷デバイスのデバイス名を示す。列920は、各デバイスに割り当てられたFaxNoを示す。列930は、各デバイスに割り当てられた図1に示すLAN100上で識別されるネットワークアドレス(例えばIPアドレス)を示す。列940は、デバイスの印刷能力情報を示す。本実施形態においては、カラー印刷または白黒印刷の可否、印刷用紙のサイズ、画像データの解像度等が、印刷能力情報として含まれている。
例えば、行901では、デバイス名は「Ginji」、FaxNoは「N0」、ネットワークアドレスは「aaa」、印刷能力はカラー印刷が可能で、印刷解像度は600/300/200dpi、印刷用紙はA4とA3が使用可能であることが示されている。また、例えば、行902では、デバイス名は「Goemon」、FaxNoは「N1」、ネットワークアドレスは「bbb」、印刷能力は白黒印刷のみ可能で、印刷解像度は300dpiのみ、印刷用紙はA4とB4が使用可能であることが示されている。また、例えば、行903では、デバイス名は「Kaede」、FaxNoは「N2」、ネットワークアドレスは「ccc」、印刷能力はカラー印刷が可能で、印刷解像度は600/300/200dpi、印刷用紙はA4とA3が使用可能であることが示されている。なお、カラー印刷が可能なものは白黒印刷も可能である。
ここで、印刷能力情報は、T.30において、DIS信号にセット可能なものとして定義されていないものが含まれていても良い。例えば、現在のデバイスのステータス情報、例えば、紙切れなどの情報を持っていても良い。これらの情報は、NSF信号にセットして通知するようにすればよい。また、例えば、図9に示すデバイス対応表では各デバイスの印刷解像度情報を含むが、これは必ずしもFUNC310の印刷能力に従う必要はない。即ち、CPU301がFAX受信デバイスから受信した画像データを扱える能力としてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、送信元が指定したFAX番号に対応した印刷デバイスの能力を取得して当該送信元に通知する。これにより、送信元が意図した印刷デバイスに送信画像データを印刷させることができるとともに送信元が送信する画像データと印刷デバイスでの印刷結果との間に不整合が生じることを防ぐことができる。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(FAX受信プログラム)コードを記録した記憶媒体をシステム又は装置に供給するようにしても良い。更に、そのシステム又は装置のコンピュータ(又は、CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (7)

  1. 複数の印刷装置と接続可能であるとともに、ファクシミリ受信した画像データを接続された前記複数の印刷装置のいずれかに転送可能なファクシミリ装置であって、
    複数のファクシミリ番号と前記複数の印刷装置をそれぞれ対応付けて登録する登録手段と、
    前記登録手段で登録された複数のファクシミリ番号のいずれかによる電話網からの着呼を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段で着呼を受け付けたファクシミリ番号に対応する印刷装置の処理能力を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した処理能力を、前記受付手段による着呼の受け付けに応じて電話網を介して送信元に通知する通知手段と、
    前記通知手段による処理能力の通知の後に、前記送信元から受信した画像データを、前記受付手段で着呼を受け付けたファクシミリ番号に対応する印刷装置に転送する転送手段と
    を備えることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 前記取得手段は、前記受付手段による前記着呼を受け付けたときに、当該着呼を受け付けたファクシミリ番号に対応する印刷装置から処理能力を取得することを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 前記複数の印刷装置の処理能力を保持するテーブルをさらに備え、
    前記取得手段は、前記受付手段による前記着呼を受け付けたときに、当該着呼を受け付けたファクシミリ番号に対応する印刷装置の処理能力を前記テーブルから取得することを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  4. 前記登録手段は、複数のファクシミリ番号に対応付けて前記複数の印刷装置のIPアドレスを登録することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のファクシミリ装置。
  5. 前記処理能力は、処理可能な画像データの解像度、用紙サイズ、カラー印刷の可否のうち少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のファクシミリ装置。
  6. 複数の印刷装置とファクシミリ装置とが接続されたファクシミリシステムにおけるデータ処理方法であって、
    複数のファクシミリ番号と前記複数の印刷装置をそれぞれ対応付けて登録する登録工程と、
    前記登録工程で登録された複数のファクシミリ番号のいずれかによる電話網からの着呼を前記ファクシミリ装置において受け付ける受付工程と、
    前記受付工程で着呼を受け付けたファクシミリ番号に対応する印刷装置の処理能力を前記ファクシミリ装置において取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得した処理能力を、前記ファクシミリ装置において前記受付工程による着呼の受け付けに応じて電話網を介して送信元に通知する通知工程と、
    前記通知工程における処理能力の通知の後に、前記ファクシミリ装置が前記送信元から受信した画像データを、前記受付工程で着呼を受け付けたファクシミリ番号に対応する印刷装置に転送する転送工程と
    を備えることを特徴とするデータ処理方法。
  7. 複数の印刷装置と接続可能であるとともに、ファクシミリ受信した画像データを前記複数の印刷装置のいずれかに転送可能なファクシミリ装置としてのコンピュータを、
    複数のファクシミリ番号と前記複数の印刷装置をそれぞれ対応付けて登録する登録手段と、
    前記登録手段で登録された複数のファクシミリ番号のいずれかによる電話網からの着呼を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段で着呼を受け付けたファクシミリ番号に対応する印刷装置の処理能力を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した処理能力を、前記受付手段による着呼の受け付けに応じて電話網を介して送信元に通知する通知手段と、
    前記通知手段による処理能力の通知の後に、前記送信元から受信した画像データを、前記受付手段で着呼を受け付けたファクシミリ番号に対応する印刷装置に転送する転送手段と
    を備えるファクシミリ装置として機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015070459A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 ブラザー工業株式会社 ファクシミリ装置

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