JP2015069845A - 電池の温調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却効率を維持して冷却水の電池セルへの浸入をなくす。
【解決手段】作動液10の蒸発潜熱により冷却を行う周壁部12で閉断面空間13を形成し、閉断面空間13に冷却管15を配し、周壁部12の外壁17の外側面12aに電池セル4を面接触させ、周壁部12の内壁16の内側面12bに冷却管15の矩形面を面接触させ、冷却管15から冷却水が万一漏れても閉断面空間13から外に漏出しないようにすると同時に、作動液10の蒸発潜熱を効率よく吸収して、冷却水、及び、電池セル4を効率良く冷却する。
【選択図】図5

Description

本発明は、電池の温調装置に関する。
環境へ排出される排ガスを削減するため、電気自動車が種々開発されている。電気自動車は、モータの駆動により動力を得ているため、電源となる車両用電池(電池セル)を搭載している。電気自動車では、限られたスペースに多くの電池セルを搭載する必要があるため、複数の電池セルを積層して電池パックを形成し、電池パックをフロア下等に収納している。
電気自動車に搭載される車両用電池は、走行に応じて充放電が繰り返されて温度が上昇するため、温調装置により冷却されている。車両用電池の冷却を行う温調装置としては、冷却効率が高い水冷の温調装置が従来から用いられている(例えば、特許文献1)。
水冷の温調装置を備えた車両用電池では、電池パックの内部の適宜箇所に冷却配管を配置し、冷却配管に冷却水を流通させて車両用電池を冷却するようになっている。冷却水は外部の熱交換器(例えば、蒸発器)により冷却され、冷媒として機能する冷却水が流通される。
車両用電池は高電圧の電気回路が構築されているため、水冷の温調装置を用いた場合、漏水に対する対策を講じる必要がある。例えば、漏水を検出するための検出装置を備え、検出装置により電池パックの漏水を検出している。このため、漏水の対策のための部品、及び、検出のための制御が必要になり、温調装置のコストが嵩んでしまう。
冷却配管を金属板等で遮蔽して、漏水があっても水を車両用電池側に浸入させない構成とすることも考えられるが、冷却配管と車両用電池の間に部材が介在することになり、冷却性能が維持できなくなる虞があった。
車両用電池に限らず、各種の電池装置(非常用電源等)についても温調装置に関しては課題があるのが現状である。
特開2009−134901号公報
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、冷却効率を維持して冷却媒体の電池への浸入をなくした電池の温調装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に係る本発明の電池の温調装置は、電池と、内壁と外壁とで形成され、前記内壁と前記外壁との間にヒートパイプの作動液封入空間が設けられた周壁部を有するヒートパイプ構造体と、冷却媒体が流通する冷却管とを備え、前記ヒートパイプ構造体は、前記周壁部を形成する前記内壁の内側に閉断面空間を形成すると共に、前記周壁部を形成する前記外壁の外側に前記電池が配され、前記冷却管は、前記閉断面空間に配されることを特徴とする。
請求項1に係る本発明では、ヒートパイプ構造体の閉断面空間に配された冷却管を流通する冷却媒体により車両用電池の冷却が行われる。冷却管が閉断面空間に配されることで、万一、冷却管から冷却媒体が漏れても、断面空間から外部に漏れることが防止される。同時に、閉断面空間を形成する周壁部に封入されたヒートパイプ作動液が蒸発することで潜熱を吸収して冷却管を流通する冷却媒体、及び、電池を冷却する。
このため、冷却効率を維持して(高くして)冷却媒体の電池への浸入をなくすことが可能になる。
因みに、特開2011−243358号公報には、積層して設けられる電池セルの間に熱伝導性に優れたヒートパイプ構造の熱輸送部材を備えた電池パックが開示されている。この技術は、ヒートパイプ構造により電池パックの熱を外部に輸送し、機器を大型化することなく電池パックの冷却性能を確保している。つまり、冷却管を配置せずに小型化を図り、冷却管を省略しても電池パックの冷却が行えるようにした技術であり、冷却媒体を流通させて冷却を行う技術とは異なり、冷却効率を維持して冷却媒体の漏れの不具合をなくすための本願発明とは相違する。
そして、請求項2に係る本発明の電池の温調装置は、請求項1に記載の電池の温調装置において、前記ヒートパイプ構造体は、前記周壁部の前記外壁の外側面が前記電池に面接触し、前記閉断面空間を形成する前記内壁の内側面が前記冷却管の外周面に面接触していることを特徴とする。
請求項2に係る本発明では、電池がヒートパイプ構造体の周壁部の外壁の外側面に面接触し、冷却管の外周面が閉断面空間を形成する内壁の内側面に面接触しているので、潜熱を効率よく吸収して、冷却媒体、及び、電池を冷却することができる。
例えば、ヒートパイプ構造体の閉断面空間を矩形状態に形成することで、車両用電池の平面部にヒートパイプ構造体の周壁部の外壁の外面を面接触させることができ、冷却管を矩形管(扁平管)に形成することにより、冷却管の矩形面(扁平面)をヒートパイプ構造体の矩形の閉断面空間を形成する内壁の内側面に面接触させることができる。
また、請求項3に係る本発明の電池の温調装置は、請求項1もしくは請求項2に記載の電池の温調装置において、前記電池は、複数の電池セルにより構成され、前記ヒートパイプ構造体は、前記電池セルの間に配されていることを特徴とする。
請求項3に係る本発明では、複数の電池セルにより構成された電池の冷却に適用することができる。
また、請求項4に係る本発明の電池の温調装置は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電池の温調装置において、前記電池及び前記冷却管が配された前記ヒートパイプ構造体を収容するケースを備え、前記冷却管は、前記ケースの外側で冷却媒体の循環経路に接続されていることを特徴とする。
請求項4に係る本発明では、冷却管がケースの外側で冷却媒体の循環経路に接続されているので、冷却媒体の循環経路と冷却管の接続部から冷却媒体が漏れても、冷却管は、ケースの外側で冷却媒体の循環経路に接続されているので、ケースの内部に冷却媒体が浸入することがない。つまり漏水が生じる虞がある冷却管と循環経路との接続部位で、万一、漏水が生じても、ケースの内部に冷却媒体が浸入することがない。
また、請求項5に係る本発明の電池の温調装置は、請求項4に記載の電池の温調装置において、前記電池は、車両に搭載される車両用電池であり、前記ケースには、前記ヒートパイプ構造体の部位に外気を案内する外気導入路が形成され、前記外気導入路の外気導入口は、外気温度が所定温度以下になった際に開かれることを特徴とする。
請求項5に係る本発明では、外気温度が所定温度以下、例えば、車両用電池の作動に適した温度域になった際に、外気導入路の外気導入口が開かれ、外気導入(走行風)によって冷却を補助する。
本発明の電池の温調装置は、冷却効率を維持して冷却媒体の電池への浸入をなくすことが可能になる。
本発明の一実施例に係る電池の温調装置を備えた電気自動車の外観図である。 電池パックの分解斜視図である。 ヒートパイプ構造体の外観図である。 図3の分解状態図である。 図2中のV−V線矢視図である。 図2中のVI−VI線矢視図である。
図1から図4に基づいて本発明の一実施例に係る電池の温調装置を備えた電気自動車を説明する。
図1には電池としての車両用電池を収容した電気自動車の外観を表す分解斜視、図2には電池パックの分解斜視を示してある。
図1に示すように、車両としての電気自動車1のフレーム(図示省略)には電池パック2が取り付けられている。電池パック2は、ケースとしてのバッテリーケース3の内部に電池として多数の電池セルが固定され、電池セルは温調装置によって冷却される構成となっている。
図2に示すように、バッテリーケース3の内部には多数の電池セル4が積層配置されて収容され、多数の電池セル4が接続されることにより、走行駆動用等の動力源となる高圧電圧回路が形成される。電池セル4の積層列の間にはヒートパイプ構造体5が配されている。ヒートパイプ構造体5には冷却媒体としての冷却水が循環される冷却管(具体的には後述する)が備えられている。
バッテリーケース3の外側におけるヒートパイプ構造体5の端部の部位には配管フランジ6が取付けられ、配管フランジ6には冷却管に接続される循環配管7(後述する循環経路に繋がる配管)が設けられている。循環配管7を介してヒートパイプ構造体5の冷却管に冷却水が送られる。
ヒートパイプ構造体5には作動液が封入され、作動液の蒸発により潜熱を吸収、即ち、作動液の蒸発により電池セル4の熱を吸熱する。そして、作動液の凝縮により、吸熱した熱を冷却水が流通する冷却管へ放出する。これにより、電池セル4の冷却が実施される。
図3から図6に基づいてヒートパイプ構造体5を具体的に説明する。
図3にはヒートパイプ構造体5の外観状況、図4にはヒートパイプ構造体5の構成部材を分解して示した状況、図5にはヒートパイプ構造体5の長手方向(電池セル4の積層方向)に直交する方向の断面状況(図2中のV−V線矢視)、図6にはヒートパイプ構造体5の長手方向(電池セル4の積層方向)に沿った方向のヒートパイプ構造体5の断面状況(図2中のVI−VI線矢視)を示してある。
図に示すように、ヒートパイプ構造体5は、中空の真空空間の封入空間11が備えられ、封入空間11にヒートパイプの作動液10が封入されている。封入空間11が矩形に連続する状態に配置されて周壁部12とされ(図5参照)、周壁部12の内側に矩形の閉断面空間13が存在する状態になっている。つまり、周壁部12は内壁16と外壁17とで形成され、内壁16と外壁17との間にヒートパイプの作動液10の封入空間11が設けられている。
周壁部12の外壁17の外側面12aには電池セル4が面接触し、周壁部12を介して伝わる作動液10の蒸発潜熱により電池セル4が冷却される。
ヒートパイプ構造体5の矩形の閉断面空間13には、冷却水が流通する冷却管15が配されている。冷却管15は断面が矩形の管とされ、冷却管15の矩形面が周壁部12の内壁16の内側面12bに面接触している。これにより、周壁部12を介して伝わる作動液10の蒸発潜熱により冷却管15の冷却水が冷却されて冷却効果が効率良く維持される。
ヒートパイプ構造体5の周壁部12の外壁17の外側面12aに電池セル4が面接触し、冷却管15の矩形面が周壁部12の内壁16の内側面12bに面接触しているので、潜熱を効率よく吸収して、冷却水、及び、電池セル4を効率良く冷却することができる。
冷却管15は、ヒートパイプ構造体5の端部の開口から奥の他端側に延び、他端側で折り返されて端部の開口まで延びている。つまり、ヒートパイプ構造体5の端部の開口には、冷却管15の入口部と出口部が臨んだ状態になっている。
冷却管15の入口部と出口部には配管フランジ6の循環配管7が接続され、循環配管7を介して冷却管15に冷却水が送られる。バッテリーケース3の外側の壁面部位で冷却管15が冷却水の循環配管7に接続されている。つまり、冷却管15は、バッテリーケース3ケースの外側で冷却水(冷却媒体)の循環経路に接続されている。
尚、冷却管15と冷却水の循環配管7の接続は、バッテリーケース3の外側であれば、壁面部位に限定されない。
ヒートパイプ構造体5の周壁部12で形成される閉断面空間13に冷却管15が配されているので、万一、冷却管15から冷却水が漏れても、閉断面空間13から冷却水が電池セル4側に漏れることがない。また、冷却水が循環される経路の循環配管7と冷却管15がバッテリーケース3の外側で接続されているので、万一、接続部で漏水が生じても、バッテリーケース3の内部に冷却水が浸入することがない。
従って、冷却管15から冷却水が万一漏れたとしても、電池セル4側に冷却水が漏れることが防止され、更に、バッテリーケース3の外側で、水漏れの虞がある冷却管15と循環配管7を接続しているので、バッテリーケース3の内部に冷却水が浸入することがない。
そして、冷却管15から冷却水が万一漏れたとしても、電池セル4側に冷却水が漏れることが防止されているので、水漏れの虞がある冷却管15と循環配管7との接続部位をバッテリーケース3から離す必要がなく、バッテリーケース3の壁面部位で冷却管15と循環配管7を接続しても漏水の影響が電池セル4に及ぶことがない。
このため、冷却水漏れの対策のために、冷却管15をバッテリーケース3から外に延ばす必要がなく、バッテリーケース3のスペースがコンパクトになるので、バッテリーケース3(電池セル4)を搭載する際の作業性が阻害されることがなく、メンテナンス等で電池パック2を外す際も、作業性が低下することがない。
図6に示すように、循環配管7には、バッテリーケース3の外部に備えられた循環経路21が接続されている。循環経路21には電池パック2を冷却した後の冷却水を冷却する熱交換器(例えば、蒸発器)23が備えられている。熱交換器23で冷却された冷却水は給水ポンプ24により循環経路21を介して循環配管7に圧送され、冷却管15に送られる。
つまり、熱交換器23で冷却された冷却水が給水ポンプ24により冷却管15に送られ、ヒートパイプ構造体5の閉断面空間13を循環し、電池セル4を冷却した後の冷却水が熱交換器23に循環される冷却系が構築されている。
一方、バッテリーケース3は、電池セル4、及び、冷却管15が配されたヒートパイプ構造体5を密閉して収容している。バッテリーケース3の底面側には、ヒートパイプ構造体5の長手方向に沿って(電気自動車1の走行方向に沿って)外気導入路18が形成されている。
外気導入路18の外気導入口には図示しない開閉部材が設けられ、外気温度が所定温度以下になった際に開閉部材が開かれ、外気導入路18に外気が導入される。開閉部材が開かれることで、電気自動車1の走行に伴って、外気導入路18に外気が導入されて走行風が流通し、ヒートパイプ構造体5が空冷される。
上述した車両用電池の温調装置は、ヒートパイプ構造体5として、ヒートパイプの作動液10が封入される封入空間11で周壁部12を構成し、周壁部12での作動液10の蒸発潜熱により電池セル4、及び、冷却水の冷却を行うようにしている。
そして、ヒートパイプ構造体5の閉断面空間13に冷却水が流通する冷却管15を配したので、万一、冷却管15(循環配管7との接続部)から冷却水が漏れても、閉断面空間13から外に冷却水が漏出することがなく、電池セル4に漏水の影響が及ぶことがない。
更に、ヒートパイプ構造体5の周壁部12の外壁17の外側面12aに電池セル4が面接触し、周壁部12の内壁16の内側面12bに冷却管15の矩形面が面接触しているので、作動液10の蒸発潜熱を効率よく吸収して、冷却水、及び、電池セル4を効率良く冷却することができる。
このため、冷却効率を維持して(高くして)冷却水の電池セル4への浸入をなくすことが可能になる。
尚、上述した実施例では、電池セル4の冷却を例に挙げて説明したが、電池セル4を加温する電池の温調装置に適用してもよい。この場合は、冷却管15に流通させる冷却水を温水とする。そして、この温水の熱を作動液の蒸発により吸熱する。さらに作動液の凝縮により、吸熱した熱を電池セル4へ放熱する。これにより、電池セル4の加温が実施される。
そして、上述した実施例では、電池として車両用の電池パックを例に挙げて説明したが、据え置き式の非常用電源に用いられる電池等、他の機器の電池の温調装置に適用することも可能である。
本発明は、電池の温調装置の産業分野で利用することができる。
1 電気自動車
2 電池パック
3 バッテリーケース
4 電池セル
5 ヒートパイプ構造体
6 配管フランジ
7 循環配管
10 作動液
11 封入空間
12 周壁部
13 閉断面空間
15 冷却管
16 内壁
17 外壁
18 外気導入路
21 循環経路
23 熱交換器
24 給水ポンプ

Claims (5)

  1. 電池と、
    内壁と外壁とで形成され、前記内壁と前記外壁との間にヒートパイプの作動液封入空間が設けられた周壁部を有するヒートパイプ構造体と、
    冷却媒体が流通する冷却管とを備え、
    前記ヒートパイプ構造体は、
    前記周壁部を形成する前記内壁の内側に閉断面空間を形成すると共に、前記周壁部を形成する前記外壁の外側に前記電池が配され、
    前記冷却管は、前記閉断面空間に配される
    ことを特徴とする電池の温調装置。
  2. 請求項1に記載の電池の温調装置において、
    前記ヒートパイプ構造体は、
    前記周壁部の前記外壁の外側面が前記電池に面接触し、前記閉断面空間を形成する前記内壁の内側面が前記冷却管の外周面に面接触している
    ことを特徴とする電池の温調装置。
  3. 請求項1もしくは請求項2に記載の電池の温調装置において、
    前記電池は、複数の電池セルにより構成され、
    前記ヒートパイプ構造体は、前記電池セルの間に配されている
    ことを特徴とする電池の温調装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電池の温調装置において、
    前記電池及び前記冷却管が配された前記ヒートパイプ構造体を収容するケースを備え、
    前記冷却管は、前記ケースの外側で冷却媒体の循環経路に接続されている
    ことを特徴とする電池の温調装置。
  5. 請求項4に記載の電池の温調装置において、
    前記電池は、車両に搭載される車両用電池であり、
    前記ケースには、前記ヒートパイプ構造体の部位に外気を案内する外気導入路が形成され、
    前記外気導入路の外気導入口は、外気温度が所定温度以下になった際に開かれる
    ことを特徴とする電池の温調装置。
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