JP2015069183A - レンズ鏡筒および撮像装置 - Google Patents

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【課題】電動ユニットをガイドするガイド部を鏡筒内のベース部材に対して貫通して延出させることなく、レンズ鏡筒内部にフレキシブル基板を確実に収納可能とする。
【解決手段】レンズ鏡筒が沈胴位置と撮影位置との間で移動するに伴って光軸方向に移動する2群レンズユニット104と、2群レンズユニットに一端が接続されたシャッタFPC207と、光軸方向に延出して2群レンズユニットに固定支持され、シャッタFPCをガイドするセンサホルダ205と、センサホルダ205に対して相対的にスライド移動可能にセンサホルダ205に取り付けられたFPCガイド部209とを備えるレンズ鏡筒を設ける。レンズ鏡筒が撮影位置から沈胴位置に移動する際には、FPCガイド部は、センサホルダに対して被写体側にスライド移動する。レンズ鏡筒が沈胴位置から撮影位置に移動する際には、FPCガイド部は、センサホルダに対して撮像素子側にスライド移動する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電動ユニットへの給電用のプリント基板を備えるレンズ鏡筒および撮像装置に関する。
使用しない時はレンズ群をカメラ本体に収納して収納状態となり、撮影時にはレンズ群を所定の位置まで繰り出して撮影状態となるレンズ鏡筒(沈胴鏡筒)が提案されている。また、複数のレンズ群を光軸方向へ移動させることで、撮影レンズの焦点距離を可変とする、所謂、ズームレンズ鏡筒が提案されている。
沈胴鏡筒の機能とズームレンズ鏡筒の機能の双方を有し、電磁的な手段により駆動する電動ユニットである絞りまたはシャッタが、光軸方向へ移動するレンズ群と一体となって光軸上を移動するように構成されたレンズ鏡筒が提案されている。このレンズ鏡筒において、光軸方向へ移動する電動ユニットと、移動しないカメラ本体の電源ターミナルとは、電気的に接続される必要がある。したがって、このレンズ鏡筒は、フレキシブルプリント基板を用いて互いを接続し、フレキシブルプリント基板の屈曲を利用して、電動ユニットがいかなる位置に変位しようとも常に電気的に接続されるように構成されている。
また、レンズ鏡筒が備える電動ユニットとして、カメラの手振れによる像ブレを補正するブレ補正手段を駆動するアクチュエータや、レンズ鏡筒内の温度を測るセンサを保持するセンサホルダが考えられる。そして、このアクチュエータやセンサホルダが、鏡筒内の変位する光学群に一体に構成されたレンズ鏡筒もある。このレンズ鏡筒においても、アクチュエータやセンサをカメラ本体のカメラターミナルに接続するために、フレキシブルプリント基板が用いられている。
近年、ズームレンズの高倍率化に伴い、レンズ鏡筒には多段沈胴タイプのものが多く用いられるようになってきた。そして、レンズ鏡筒の伸長状態から沈胴状態への作動に伴うFPC(Flexible printed circuits)の撓みの量も大きくなってきており、このようなレンズ鏡筒に関しては各種の技術が提案されている。
特許文献1は、収納状態で、電動ユニットである2群レンズユニットの2群地板と一体に移動するガイド部が、ベース部材の貫通穴を貫通して、更に被写体側へ延出する長さに構成したレンズ鏡筒を開示している。
特開2009−42474号公報
特許文献1が開示するレンズ鏡筒では、2群レンズユニットのガイド部がベース部材に対して貫通して延出しているので、外力が加わると、衝撃によってガイド部が破損する恐れがある。
本発明は、電動ユニットをガイドするガイド部を鏡筒内のベース部材に対して貫通して延出させることなく、鏡筒内部にフレキシブル基板を確実に収納可能とするレンズ鏡筒の提供を目的とする。
本発明の一実施形態のレンズ鏡筒は、レンズを保持するレンズ保持枠を備え、前記レンズ鏡筒が沈胴位置と撮影位置との間で移動するに伴って光軸方向に移動する電動ユニットと、前記電動ユニットに一端が接続されたフレキシブル基板と、前記電動ユニットに設けられ、前記フレキシブル基板をガイドする第1のガイド部材と、前記第1のガイド部材に対して相対的にスライド移動可能に当該第1のガイド部材に取り付けられた第2のガイド部材とを備える。前記レンズ鏡筒が撮影位置から沈胴位置に移動する際には、前記第2のガイド部材は、前記第1のガイド部材に対して被写体側にスライド移動し、前記レンズ鏡筒が沈胴位置から撮影位置に移動する際には、前記第2のガイド部材は、前記第1のガイド部材に対して撮像素子側にスライド移動する。
本発明のレンズ鏡筒によれば、電動ユニットをガイドするガイド部を鏡筒内のベース部材に対して貫通して延出させることなく、鏡筒内部にフレキシブル基板を確実に収納することが可能となる。
ズームレンズ鏡筒の沈胴状態を示す図である。 ズームレンズ鏡筒の撮影状態を示す図である。 2群レンズユニットを被写体側から見たときの分解斜視図である。 センサホルダユニットの分解斜視図である。 内周側から見たときのセンサホルダの斜視図である。 FPCガイド部のセンサホルダに対する配置を説明する図である。 FPCガイド部のセンサホルダに対する配置を説明する図である。
図1および図2は、本実施形態の撮像装置の全体構成例を示す図である。
図1は、本実施形態の撮像装置が備えるレンズ鏡筒(ズームレンズ鏡筒)の沈胴状態を示す。図2は、当該ズームレンズ鏡筒の撮影状態を示す。
ズームレンズ鏡筒は、3群レンズ構成であり、ズーム動作によって光軸と平行な方向に光軸上を移動することができる。具体的には、ズームレンズ鏡筒は、1群レンズ保持枠101、絞りユニット102、第2レンズ保持枠103、シャッタFPC207、3群レンズ保持枠105を備える。
1群レンズ保持枠101は、第1レンズ群1,2を保持する。絞りユニット102は、光量調節を行う絞りを備える。第2レンズ保持枠103は、第2レンズ群3,4を保持する。シャッタFPC207は、2群レンズユニット104に接続されている。3群レンズ保持枠105は、第3レンズ群5を保持する。
1群レンズ保持枠101の外周部には、周方向に120度間隔で等分した3箇所に、カムフォロワ(図示を省略)が形成されている。1群レンズ保持枠101は、カムフォロワが移動カム筒107に設けられたカムに倣うことで光軸方向に移動可能となっている。
2群レンズユニット104は、2群レンズ保持枠103を光軸と直交する平面内で移動させる駆動制御ユニットと、シャッタユニットとを備えている。2群レンズユニット104は、本実施形態において電動ユニットとして機能する。
2群レンズユニット104の外周部には、周方向に120度間隔で等分した3箇所に、カムフォロワ(図示を省略)が形成されている。2群レンズユニット104は、カムフォロワが移動カム筒107に設けられたカムに倣うことで光軸方向に移動可能となっている。
2群レンズユニット104の外周部には、さらに、光軸方向に延出し、センサホルダ205(図4)に対して相対的にスライド移動可能に構成されたFPCガイド部209が形成されている。センサホルダ205は、第1のガイド部材、FPCガイド部209は第2のガイド部材として機能する。FPCガイド部209は、レンズ鏡筒の収納位置において、CCDホルダ106に接する状態で配置されている。
また、絞りユニット102は、光量調節を行う絞り羽根を備えている。絞りユニット102には、1群レンズ保持枠101、2群レンズユニット104と同様に、カムフォロワが設けられている。
図3は、2群レンズユニットを被写体側から見たときの分解斜視図である。2群レンズユニット104は、2群レンズ3,4を保持する2群レンズ保持枠103と、シャッタユニットを備える2群ベース212とを備える。
2群ベース212に設けられるステッピングモータ201は、光量調節するNDフィルタを駆動する駆動源である。ステッピングモータ202は、シャッタを駆動する駆動源である。また、2群レンズ保持枠103は、防振用レンズホルダであり、被写体像のブレ(像ブレ)を補正する機能を持っている。
2群レンズ保持枠103は、2群ベース212上の3箇所に配置されている防振駆動用ボール203の上に配置されている。2群レンズ保持枠103は、不図示の3個の引っ張りバネによって付勢されることで、2群ベース212に保持されている。そして、2群レンズ保持枠103は、像ブレの検出結果に応じて、防振駆動用ボール203の上を所定の範囲で光軸と直交する方向に駆動する。
以下に、撮像装置が備える防振機構について説明する。図3に示すように、2群ベース212には、コイルユニット204a,204bが2箇所配置されている。2群レンズ保持枠103には、不図示のマグネットが2箇所配置されている。それぞれのマグネットは、2群ベース212の2箇所のコイルユニット204a,204bと光軸方向に対向する位置に配置されている。
また、図3に示すように、2群レンズ保持枠103の周囲には、センサホルダ205が配置されている。センサホルダ205は、2群レンズ保持枠103の2箇所のマグネットと光軸方向に対向する位置にホール素子206を備えている。符号207は、鏡筒外部とステッピングモータ、および、ホール素子を電気的に接続するシャッタ・防振駆動用フレキシブルプリント基板(以下、「シャッタFPC」と記述する)を示す。シャッタFPC207はステッピングモータ・ホール素子に半田接合されている。
センサホルダ205は、図3に示すように、シャッタFPC207を備え、ホール素子206の位置決めを行っている。センサホルダ205、2群レンズ保持枠103、2群ベース(ベース部材)212は、FPC抑え板208によって、センサホルダユニットとしてユニット化されている。上記構成によって、2群レンズユニット104は、シャッタの開閉を行い、また同時に像ブレを補正する動作も行う。
図4は、センサホルダユニットの分解斜視図である。
センサホルダユニットは、2群レンズユニット104内のシャッタFPC207をガイドする。センサホルダユニットは、上述したシャッタFPC207を備えるセンサホルダ205と、FPCガイド部209と、ガイドバー210と、圧縮バネ211とを備える。ガイドバー210は、センサホルダ205の穴部205a(第1の穴部)に圧入支持され、FPCガイド部209の穴部209a(第2の穴部)に対して摺動可能に嵌合する。また、圧縮バネ211は、ガイドバー210の外周に配置され、FPCガイド部209がセンサホルダ205に対して撮像素子側に相対的にスライド移動するようにFPCガイド部209を付勢する付勢部材である。
図5は、内周側から見たときのセンサホルダの斜視図である。
FPCガイド部209は、センサホルダ205の穴部205aに圧入されているガイドバー210によって摺動可能にガイドされる。FPCガイド部209は、圧縮バネ211の力によってセンサホルダ205に対して撮像素子側に付勢され、センサホルダ205の係止部205bに突き当たった状態で保持されている。図6のように、撮影状態ではFPCガイド部209がセンサホルダ205に対して撮像素子側に付勢されて配置されているが、沈胴位置になると、図1のようにFPCガイド部209がCCDホルダ106に突き当たる。これにより、図7のように、圧縮バネ211の付勢力に抗するようにFPCガイド部209がガイドバー209を摺動しながら、センサホルダ205に対して被写体側にスライド移動する。
図1、図2の説明に戻る。3群レンズ保持枠105が保持する第3レンズ群5は、被写体にピントを合わせるためのフォーカスレンズ群である。
図1、図2に示すように、移動カム筒107の内径側には、1群レンズ保持枠101のカムフォロワに対応するカム溝と、2群レンズユニット104のカムフォロワに対応するカム溝が形成されている。
移動カム筒107の外径側には、周方向に120度間隔で3箇所に、カムフォロワが形成されている。また、移動カム筒107の内径側には、周方向に沿って溝部(不図示)が形成されており、直進筒109の外周側に所定の位相で組み込まれる。
直進筒109は、1群レンズ保持枠101と2群レンズユニット104の光軸周りの回転を規制する。直進筒109には、周方向に120度等分で3箇所に、凸部が形成されている。直進筒109の凸部が、固定カム筒108の直進ガイド溝と係合することで、直進筒109は回転規制されている。更に、直進筒109には、周方向に120度間隔で3箇所に、凸部が形成されている。この凸部が移動カム筒107の内周に形成されている溝部に嵌合することで、直進筒109と移動カム筒107とは、互いに回転可能に光軸方向に一体で移動可能に構成されている。
固定カム筒108には、移動カム筒107のカムフォロワと係合するカム溝と、直進筒の凸部が係合可能な個軸方向の直進ガイド溝が形成されている。CCDホルダ106には、3群レンズ保持枠105とCCD7とが取り付けられている。つまりCCDホルダ106は、撮像素子を保持する保持部材として機能する。
CCDホルダ106には、CCDプレート(不図示)を介してCCD7が支持されており、CCD7の前部には光学フィルタ6が配置されている。また、CCDホルダ106には、図示していないズームモータとギヤ列が配置されている。本実施形態のレンズ鏡筒は、ズーム機構を構成する部品である固定カム筒108と、CCDホルダ106とが、ビスで締結されて一つのレンズ鏡筒として成り立っている。
上記構成を有するレンズ鏡筒の動作、2群レンズユニット104の駆動制御ユニットとシャッタユニット、シャッタFPC207の撓み方について順次説明する。まず、レンズ鏡筒の動作について説明する。
ズームモータからギヤ列を介して移動カム筒107のギヤ部に駆動力が伝達され、移動カム筒107が光軸周りに回転する。移動カム筒107のカムフォロワは、固定カム筒108のカム溝と係合しているので、移動カム筒107は、固定カム筒108のカム溝のカム軌跡に沿って光軸方向に回動する。このとき、直進筒109は、外周に形成されている凸部が固定カム筒108の直進溝と嵌合しているので回転規制されており、移動カム筒107と一体で光軸方向に直進移動する。
移動カム筒107が回動しながら光軸方向に移動すると、1群レンズ保持枠101、2群レンズユニット104は、それぞれのカムフォロワと移動カム筒107のカム溝とが係合する。1群レンズ保持枠101、2群レンズユニット104は、直進筒109によって回転規制されているので、回転することなく光軸方向に移動することが可能となる。
また、3群レンズ保持枠105は、公知の駆動機構(不図示)からの駆動力により光軸方向に進退駆動される。これにより、フォーカス動作を行う。レンズ鏡筒は、以上のように構成部品の繰り出し動作が行われ、図1の収納位置から図2の撮影位置へと移行する。
次に、2群レンズユニット104の駆動制御ユニットとシャッタユニットについて説明する。
電源(不図示)から2群レンズユニット104の構成部品である2つのコイルユニット204a,204bに通電すると磁界が発生する。光軸と直交する平面に移動可能となっている2群レンズ保持枠103には、2つのコイルユニット204a,204b(図3)と重なる位置にそれぞれマグネットが配置されている。したがって、マグネットがコイルユニット204aで発生した磁場の力により、2群レンズ保持枠103は第1の方向に移動する。同様に、コイル204bに通電すると、マグネットがコイルに発生した磁場の力により、2群レンズ保持枠103は第2の方向に移動する。第1の方向と第2の方向は、光軸に直交する方向であり、且つ互いに直交する方向である。
また、電源から2群レンズユニット104の構成部品であるシャッタユニットを構成している駆動部であるステッピングモータ201,202に通電すると、駆動部201,202から延出したアームが、第1の位置と第2の位置に移動可能となる。駆動部201,202のアームが2つの位置に移動可能となるため、NDフィルタ及びシャッタ羽根が、2群レンズユニット104の開口部を覆う位置と開口部から退避する位置とに駆動可能となる。
次に、レンズ鏡筒内部に配置したシャッタFPC207の撓み方について説明する。まず、レンズ鏡筒が撮影位置にある場合のシャッタFPC207の状態を説明する。
図2に示すように、一端が2群レンズユニット104に接続されているシャッタFPC207は、2群レンズユニット104と直進筒109の間をCCD側へ延ばされ、直進筒109と移動カム筒107の下を通りながら鏡筒外周側へと抜ける。そして、シャッタFPC207は、固定カム筒108とCCDホルダ106との間を通るように外部へ排出される。その際、2群レンズユニット104のFPCガイド部209の状態は、圧縮バネ211の力によって、センサホルダ205に対して撮像素子側にスライド移動している状態である。
レンズ鏡筒が撮影状態から沈胴状態に移行すると、2群レンズユニット104が、CCD側へと沈胴動作を開始する。ここで、仮にシャッタFPC207が鏡筒の内径側に膨らんでしまうと、3群レンズ保持枠105が光軸方向に移動する際に干渉する。その結果、シャッタFPC207をレンズ鏡筒内部に適正に収納出来なくなるおそれがある。しかし、本実施形態では、2群レンズユニット104のFPCガイド部209が光軸方向に延出しているので、シャッタFPC207が折り返される際にレンズ鏡筒の内径側に膨らむことが防止される。
レンズ鏡筒の沈胴動作によって、2群レンズユニット104がCCD側に沈胴していくと、2群レンズユニット104のFPCガイド部209が、CCDホルダ106に当接し始める。FPCガイド部209は、CCDホルダ106に当接することで、圧縮バネ211の力に抗するようにガイドバー210を摺動しながらセンサホルダ205に対して被写体側にスライド移動する。
本実施形態のレンズ鏡筒では、フレキシブル基板をガイドするガイド部材をセンサホルダ205とFPCガイド部209とに2体化する。そして、互いを圧縮バネ211で付勢する。これにより、撮影状態では、付勢部材は、センサホルダ205とFPCガイド部209とが互いに離間する方向に延びる。したがって、ベース部材に穴を空けることなく、フレキシブルプリント基板がレンズ鏡筒繰り出し状態から収納状態へ移動する過程で内側に大きくたわむことを防止することが可能となる。
すなわち、ガイド部材を2体化することで、レンズ鏡筒の沈胴長を長くすることなく、撮影時に2群レンズユニット104のFPCガイド部209を最大限長く設定することが可能となる。これによって、レンズ鏡筒の撮影状態において、シャッタFPC207の撓み部がレンズ鏡筒の内径部に進入してCCD7による撮影画像に影響を及ぼすこともなくなる。更に、シャッタFPC207の撓み部がレンズ鏡筒の内部に進入して、レンズ鏡筒が撮影位置から沈胴位置に移動する際にシャッタFPC207と干渉して移動できなくなることを防止することができる。
本実施形態では、FPCガイド部209を2群レンズユニット104のセンサホルダ205に設ける構成とした場合を例に挙げたが、これに限定されるものではない。FPCガイド部を2群レンズユニット104を構成するどの部材に設けても構わない。
また、本実施形態では、FPCガイド部209とセンサホルダ205とを、ガイドバー210と圧縮バネ211によって、互いに付勢するような構成とした場合を例に挙げたが、これに限定されるものではない。
また、本実施形態では、レンズ鏡筒について説明したが、本発明はレンズ鏡筒を備える撮像装置にも適用することができる。本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
106 CCDホルダ
204 2群レンズユニット
205 センサホルダ
207 シャッタFPC
209 FPCガイド部
210 ガイドバー
211 圧縮バネ

Claims (8)

  1. レンズ鏡筒であって、
    レンズを保持するレンズ保持枠を備え、前記レンズ鏡筒が沈胴位置と撮影位置との間で移動するに伴って光軸方向に移動する電動ユニットと、
    前記電動ユニットに一端が接続されたフレキシブル基板と、
    前記電動ユニットに設けられ、前記フレキシブル基板をガイドする第1のガイド部材と、
    前記第1のガイド部材に対して相対的にスライド移動可能に当該第1のガイド部材に取り付けられた第2のガイド部材とを備え、
    前記レンズ鏡筒が撮影位置から沈胴位置に移動する際には、前記第2のガイド部材は、前記第1のガイド部材に対して被写体側にスライド移動し、前記レンズ鏡筒が沈胴位置から撮影位置に移動する際には、前記第2のガイド部材は、前記第1のガイド部材に対して撮像素子側にスライド移動する
    ことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記第2のガイド部材を前記第1のガイド部材に対して撮像素子側に付勢する付勢手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記付勢部材は圧縮バネである
    ことを特徴とする、請求項2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記レンズ鏡筒が前記撮影位置にある状態では、前記第2のガイド部材は、前記付勢手段の付勢力によって撮像素子側にスライド移動した状態で保持される
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記撮像素子を保持する保持部材を備え、
    前記レンズ鏡筒が前記撮影位置から前記沈胴位置に移動するに伴って、前記第2のガイド部材が、前記保持部材に当接することで、前記付勢手段の付勢力に抗して前記第1のガイド部に対して被写体側にスライド移動する
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記第1のガイド部材に設けられた第1の穴部に圧入支持され、前記第2のガイド部材に設けられた第2の穴部に対して摺動可能に嵌合するガイドバーを備え、
    前記付勢部材は、前記ガイドバーの外周に配置される
    ことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記電動ユニットは、シャッタを駆動する部材または像ブレを補正する部材を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を備えることを特徴とする撮像装置。
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