JP2015068565A - ヒートポンプシステム、及び、ヒートポンプ式給湯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つの圧縮機の冷凍機油の量を均等に保つのが容易な二段圧縮式ヒートポンプシステムを提供する。
【解決手段】低段側圧縮機10aと高段側圧縮機10bを備え、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機構と、圧縮機構で圧縮された冷媒と熱交換対象とを熱交換する水対冷媒熱交換器11と、水対冷媒熱交換器11から流出する冷媒を減圧膨張させる膨張弁12と、膨張弁12にて減圧膨張された冷媒と熱交換対象とを熱交換する熱源側空気熱交換器13と、第1均油弁24が設けられる第1均油配管23を介して低段側圧縮機10aに接続されるとともに、第2均油弁26が設けられる第2均油配管25を介して高段側圧縮機10bに接続される貯油タンク21と、を備えるヒートポンプシステム1。
【選択図】図1

Description

本発明は、2つの独立した圧縮機を直列に連結した二段圧縮式のヒートポンプシステムに関する。
省エネネルギーを目的に給湯システムのヒートポンプ化が進んでいる。この冷媒システムとして、低段側圧縮機と高段側圧縮機が直列に接続された冷媒回路を備え、その冷媒回路で冷媒を循環させる二段圧縮の冷凍サイクルが知られている(例えば、特許文献1〜3)。
特開平5−93552号公報 特開平6−2966号公報 特開2009−168330号公報
二段圧縮式冷凍サイクルを常に効率の良い状態で運転をするためには、低段側及び高段側の2つの圧縮機をそれぞれ独立した回転数で運転させる必要がある。そのために最も大きな課題となるのは,2つの圧縮機にそれぞれ含まれる冷凍機油の油面レベルの制御である。1つのハウジングの内部に低段側及び高段側の2つの圧縮機構を搭載している圧縮機と異なり、2つの独立した圧縮機を直列に連結する場合には、2つの圧縮機の間で冷凍機油の量を適切な同等のレベルに保つことが、2つの圧縮機を健全に運転するために必要である。
本発明は、この課題に基づいてなされたもので、運転を停止したり、あるいは、複雑な運転操作をすることなく、2つの圧縮機の冷凍機油の量を均等に保つのが容易な二段圧縮式ヒートポンプシステムを提供することを目的とする。本発明は、加えて、この二段圧縮式ヒートポンプシステムを備える高効率なヒートポンプ給湯器を提供することを目的とする。
かかる目的のもと、本発明の二段圧縮式ヒートポンプシステムは、低段側圧縮機と高段側圧縮機を備え、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機構と、圧縮機構で圧縮された冷媒と熱交換対象とを熱交換する第1熱交換器と、利用側熱交換機から流出する冷媒を減圧膨張させる膨張弁と、膨張弁にて減圧膨張された冷媒と熱交換対象とを熱交換する第2熱交換器と、第1開閉弁が設けられる第1配管を介して低段側圧縮機に接続されるとともに、第2開閉弁が設けられる第2配管を介して高段側圧縮機に接続される貯油タンクと、を備えることを特徴とする。
本発明のヒートポンプシステムは、第1開閉弁と第2開閉弁の開閉の動作を、所定の条件下で、交互に行って、低段側圧縮機及び高段側圧縮機に溜まっている余剰な冷凍機油を貯油タンクに回収する。加えて、本発明のヒートポンプシステムは、第1開閉弁と第2開閉弁の開閉の動作を交互に行うことで、低段側圧縮機及び高段側圧縮機に溜まっている冷凍機油が不足すると、貯油タンクに溜まっている冷凍機油を低段側圧縮機及び高段側圧縮機に補給することができる。
したがって、本発明のヒートポンプシステムによると、低段側圧縮機と高段側圧縮機の運転を停止することなく、第1開閉弁と第2開閉弁の開閉という簡易な操作だけで、低段側圧縮機と高段側圧縮機における冷凍機油の量を均等に保つことができる。
本発明のヒートポンプシステムは、貯油タンクから高段側圧縮機の吐出側の配管に繋がる圧力逃がし経路を備えることが好ましい。
本発明は、第1開閉弁と第2開閉弁の開閉の動作を交互に行うが、開閉を切り替えるときには、微少時間ではあるが、一旦は第1開閉弁と第2開閉弁の両方を閉じるので、貯油タンクの内部の圧力が高くなるおそれがある。そこで、圧力逃がし経路を介して冷媒を高段側圧縮機の吐出側の配管に逃がすことで、貯油タンクの内部が異常に昇圧するのを防止する。
本発明のヒートポンプシステムは、高段側圧縮機の吐出側の配管から貯油タンクに繋がる圧力印加経路を備えることが好ましい。
本発明のヒートポンプシステムは、低段側圧縮機と高段側圧縮機の各々の基準油面と貯油タンクにおける油面との高低差により、冷凍機油を低段側圧縮機又は高段側圧縮機に供給することができる。しかし、圧力印加経路40を設けることにより、高低差に加えて、又は、高低差によることなく、冷凍機油の低段側圧縮機又は高段側圧縮機への供給を実現する。
以上説明したヒートポンプシステムの第1熱交換器を、冷媒と水とを熱交換させて水を加熱する水対冷媒熱交換器とするヒートポンプ式給湯機は、低段側圧縮機及び高段側圧縮機の冷凍機油の量が確保されるので、安定して高効率な給湯を実現できる。
本発明によれば、低段側圧縮機と高段側圧縮機の運転を停止することなく、第1開閉弁と第2開閉弁の開閉という簡易な操作だけで、低段側圧縮機と高段側圧縮機における冷凍機油の量を均等に保つことができる。
第1実施形態に係るヒートポンプシステムの回路構成を示す図である。 第1実施形態の冷凍サイクルの動作を示す図であり、(a)は低段側圧縮機からオイルタンクに冷凍機油を供給し、(b)は高段側圧縮機からオイルタンクに冷凍機油を供給する。 図1の冷凍サイクルに圧力逃がし経路を付け加えた冷凍サイクルの回路構成を示す図である。 図1の冷凍サイクルに圧力印加経路を付け加えた冷凍サイクルの回路構成を示す図である。 図1の冷凍サイクルに圧力逃がし経路と圧力印加経路を付け加えた冷凍サイクルの回路構成を示す図である。 第2実施形態に係るヒートポンプ式の給湯・空調機の回路構成を示す図である。 第2実施形態に係るヒートポンプ式の給湯・空調機の回路構成を示す図であり、図6とは異なる運転モードを示している。
以下、添付する図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
[第1実施形態]
第1実施形態に係るヒートポンプシステム1は、図1に示すように、冷媒を圧縮して吐出する低段側圧縮機10a及び高段側圧縮機10bと、高段側圧縮機10bで圧縮された冷媒と熱交換の対象となる流体とを熱交換させる第1熱交換器11と、第1熱交換器11から流出する冷媒を減圧膨張させる膨張弁12と、膨張弁12にて減圧膨張された冷媒と熱交換の対象となる流体を熱交換させる第2熱交換器13と、を備え、冷媒の循環方向に沿ってこの順に直列に接続されている。本実施形態においては、第1熱交換器11は、例えば水と熱交換することで放熱する凝縮器として機能することができ、また、第2熱交換器13は、外気と熱交換することで吸熱する蒸発器として機能することができる。
ヒートポンプシステム1は、低段側圧縮機10aに保持される冷凍機油と高段側圧縮機10bに保持される冷凍機油の油量を均等に保つための均油機構20を備える。本実施形態の特徴である均油機構20の詳細は後述する。
ヒートポンプシステム1は、低段側圧縮機10aと高段側圧縮機10bを繋ぐ配管L1と、高段側圧縮機10bと第1熱交換器11を繋ぐ配管L2と、第1熱交換器11と第2熱交換器13を繋ぐ配管L3と、第2熱交換器13と低段側圧縮機10aを繋ぐ配管L4とを備えることで、冷媒が循環する冷媒回路を構成する。この中で、低段側圧縮機10aにとって配管L4が吸入側配管を、低段側圧縮機10aと高段側圧縮機10bを繋ぐ配管L1が中間圧配管を、高段側圧縮機10bにとって配管L2が吐出側配管を構成する。
なお、低段側圧縮機10aと高段側圧縮機10bを区別することなく、圧縮機構10と総称することがある。
以下、ヒートポンプシステム1の各構成要素を順に説明する。
[圧縮機構10]
低段側圧縮機10aは、一体に構成された電動モータにより回転駆動されることにより、第2熱交換器13を通過した低温低圧の冷媒を吸入して中間圧まで圧縮し、高段側圧縮機10bに向けて吐出する。
低段側圧縮機10aに適用される圧縮機構としては、スクロール型圧縮機構や、ロータリ式圧縮機構など公知の形式の圧縮機構を適用できる。高段側圧縮機10bも同様である。
高段側圧縮機10bは、低段側圧縮機10aから吐出された冷媒を吸入して圧縮し、高温高圧の冷媒として第1熱交換器11に向けて吐出する。
[第1熱交換器11]
第1熱交換器11は、熱交換の対象となる水、空気などと高温高圧の冷媒とを熱交換させることによって流体を加熱する。高段側圧縮機10bから吐出された高温高圧の冷媒は、ここで冷却され凝縮される。第1熱交換器11は、公知の熱交換器を用いることができる。次に説明する第2熱交換器13も同様である。
第1熱交換器11は、熱交換の対象が空気の場合には、送風ファン11fを付設しており、送風ファン11fにより送風された空気が第1熱交換器11を通過する過程で、冷媒と熱交換される。
[膨張弁12、第2熱交換器13]
第2熱交換器13は、膨張弁12を通過して減圧膨張された冷媒と外気との間で熱交換を行うものであり、この熱交換の過程で冷媒は蒸発し、外気から熱を吸収する。第2熱交換器13にも、送風ファン13fが付設されており、送風ファン13fにより送風された空気と冷媒とが熱交換されることで、低圧冷媒を蒸発させて吸熱作用を生じさせる。
膨張弁12は、例えば、ニードル状の弁体と、弁体を駆動するためのパルスモータとを備えた電子膨張弁を用いることができる。
[均油機構20]
均油機構20は、冷凍機油を貯える貯油タンク21と、貯油タンク21と低段側圧縮機10aを繋ぐ第1均油配管(第1配管)23と、貯油タンク21と高段側圧縮機10bを繋ぐ第2均油配管(第2配管)25と、第1均油配管23に設けられ、貯油タンク21と低段側圧縮機10aの間の冷凍機油の流れを制御する第1均油弁(第1開閉弁)24と、第2均油配管25に設けられ、貯油タンク21と高段側圧縮機10bの間の冷凍機油の流れを制御する第2均油弁26(第1開閉弁)と、を備える。
均油機構20は、第1均油弁24、第2均油弁26の開閉を制御することにより、低段側圧縮機10a及び高段側圧縮機10bの各々で余剰となった冷凍機油を貯油タンク21に供給する。また、均油機構20は、低段側圧縮機10a及び高段側圧縮機10bの各々で冷凍機油が不足すると、第1均油弁24、第2均油弁26の開閉を制御することにより、貯油タンク21から低段側圧縮機10a及び高段側圧縮機10bに向けて冷凍機油を供給する。
低段側圧縮機10a及び高段側圧縮機10bは、正常な運転に必要とされる冷凍機油の量を示す基準油面が設定されており、第1均油配管23及び第2均油配管25は、基準油面に対応する位置で低段側圧縮機10a,高段側圧縮機10bに接続される。一方、貯油タンク21に対しては、十分に低い位置で接続されることで、第1均油配管23及び第2均油配管25の各々の接続端が冷凍機油に常に浸かっていることが好ましい。
[ヒートポンプシステム1の動作]
以下、ヒートポンプシステム1の動作を説明する。
ヒートポンプシステム1は、冷媒が循環し、二段圧縮冷凍サイクルが実行される。
ヒートポンプシステム1において、高段側圧縮機10bから吐出された高温高圧の冷媒は、配管L2を通って第1熱交換器11に流入し、熱交換対象に対して放熱する。第1熱交換器11で放熱した冷媒は、配管L3を通って膨張弁12を通過する過程で膨張して低圧冷媒となる。この低圧冷媒は、さらに配管L3を通って第2熱交換器13へ流入し、室外空気から吸熱して蒸発する。その後、第2熱交換器13から流出した低圧冷媒は、配管L4を通って低段側圧縮機10aへ吸入される。
低段側圧縮機10aへ吸入された低圧冷媒は、圧縮されて中間圧の冷媒となった後に配管L1へ吐出される。低段側圧縮機10aから配管L1へ吐出された中間圧の冷媒は、高段側圧縮機10bへ吸入される。高段側圧縮機10bへ吸入された冷媒は、圧縮されて高圧冷媒となった後に配管L2へ吐出される。
ヒートポンプシステム1は、以上説明した冷媒の圧縮、凝縮、膨張及び蒸発のサイクルが繰り返される過程で、均油機構20を以下のように動作させる。
均油機構20は、図2に示すように、第1均油弁24と第2均油弁26を交互に開閉を行なう。つまり、図2(a)に示すように、低段側圧縮機10aと貯油タンク21を繋ぐ第1均油配管23の第1均油弁24を開いているときには、高段側圧縮機10bと貯油タンク21を繋ぐ第2均油配管25の第2均油弁26を閉じる。以下、この第1均油弁24、第2均油弁26の開閉状態をケースAということがある。また、図2(b)に示すように、低段側圧縮機10aと貯油タンク21を繋ぐ第1均油配管23の第1均油弁24を閉じているときには、高段側圧縮機10bと貯油タンク21を繋ぐ第2均油配管25の第2均油弁26を開く。以下、この第1均油弁24、第2均油弁26の開閉状態をケースBということがある。なお、図2において、開いている第1均油弁24、第2均油弁26を白抜きで示し、閉じている第1均油弁24、第2均油弁26を黒に塗りつぶしている。
なお、ケースAからケースBに切り替える際には、第1均油弁24と第2均油弁26の両方を一旦は閉じる。
均油機構20は、ケースAの状態において第1均油弁24を開くと、低段側圧縮機10aと貯油タンク21は第1均油配管23を介して連通する。
ここで、低段側圧縮機10aの内部に溜まっている冷凍機油が基準油面を超えているものとする。低段側圧縮機10aと貯油タンク21が連通すると、低段側圧縮機10aと貯油タンク21の圧力差により、基準油面を超えている分の冷凍機油は、第1均油配管23を通って貯油タンク21に供給される。
一方、低段側圧縮機10aの内部に溜まっている冷凍機油が基準油面に達していないものとする。低段側圧縮機10aと貯油タンク21が連通すると、貯油タンク21の内部は低段側圧縮機10aの内部と圧力と一致するので、基準油面と貯油タンク21における油面との高低差により、貯油タンク21内の冷凍機油は第1均油配管23を通って低段側圧縮機10aに供給される。
均油機構20は、ケースBの状態において第2均油弁26を開くと、高段側圧縮機10bと貯油タンク21は第2均油配管25を介して連通する。
ここで、高段側圧縮機10bの内部に溜まっている冷凍機油が基準油面を超えているものとする。高段側圧縮機10bと貯油タンク21が連通すると、高段側圧縮機10bと貯油タンク21の圧力差により、基準油面を超えている分の冷凍機油は、第2均油配管25を通って貯油タンク21に供給される。
一方、高段側圧縮機10bの内部に溜まっている冷凍機油が基準油面に達していないものとする。高段側圧縮機10bと貯油タンク21が連通すると、貯油タンク21の内部は高段側圧縮機10bの内部と圧力と一致するので、基準油面と貯油タンク21における油面との高低差により、貯油タンク21内の冷凍機油は第1均油配管23を通って高段側圧縮機10bに供給される。
本実施形態は、ケースAとケースBを交互に繰り返すことで、低段側圧縮機10a及び高段側圧縮機10bに溜まっている余剰な冷凍機油を貯油タンク21に供給する。加えて、本実施形態は、低段側圧縮機10a及び高段側圧縮機10bに溜まっている冷凍機油が不足すると、貯油タンク21に溜まっている冷凍機油を低段側圧縮機10a及び高段側圧縮機10bに供給することができる。
したがって、本実施形態によると、低段側圧縮機10aと高段側圧縮機10bの運転を停止することなく、かつ、第1均油弁24,第2均油弁26の開閉という簡易な操作によって、低段側圧縮機10aと高段側圧縮機10bにおける冷凍機油の均一化を図ることができる。
本実施形態において、ケースAとケースBの切り替を行なう条件は任意であるが、例えば、図2(c)に示すように、予め定められた時間T(待機時間)が経過するたびに、ケースAをT時間だけ実行し、次いで、ケースBをT時間だけ実行することができる。他に、低段側圧縮機10a及び高段側圧縮機10bに溜まる冷凍機油の量を予測できれば、その予測に基づいてケースAとケースBの切り替を行なうことができる。
以上説明した実施形態における均油機構20は、本発明の最小限の要素を備えるものであるが、その機能をより有効に発揮するために、以下に説明する2つの要素を備えることができる。
1つ目の要素は、図3に示されるように、圧力逃がし経路30である。なお、図1と同じ要素には、図1と同じ符号を図3のヒートポンプシステム2に付している。
前述したように、ケースAからケースBに切り替える際には、第1均油弁24と第2均油弁26の両方を一旦は閉じるので、貯油タンク21の内部の圧力が高くなるおそれがある。そこで、圧力逃がし経路30を介して冷媒を高段側圧縮機10bの吐出側である配管L2に逃がすことで、貯油タンク21の内部が必要以上に昇圧されるのを防止する。
圧力逃がし経路30は、以上の機能を発揮するために、貯油タンク21と配管L2を繋ぐ逃がし配管31と、逃がし配管31に設けられる逆止弁33と、を備えている。逆止弁33は、貯油タンク21から配管L2に向けて冷媒を通過させるが、その逆向きには冷媒を通過させない。
二つ目の要素は、図4に示されるように、貯油タンク21に高圧を印加する圧力印加経路40である。なお、図1と同じ要素には、図1と同じ符号を図4のヒートポンプシステム3に付している。
前述したように、ヒートポンプシステム1は、低段側圧縮機10aと高段側圧縮機10bの各々の基準油面と貯油タンク21における油面との高低差により、冷凍機油を低段側圧縮機10a又は高段側圧縮機10bに供給する。圧力印加経路40は、高低差に加えて、又は、高低差によらずして、この冷凍機油の供給を実現する。
圧力印加経路40は、以上の機能を発揮するために、貯油タンク21と配管L2を繋ぐ圧力配管41と、圧力配管41に設けられる開閉弁43と、を備えている。開閉弁43は、均油機構20がケースA又はケースBを開始してから一定時間の間だけ開かれる。ケースA又はケースBであっても、一定時間が経過して以降と、ケースAとケースBの間の待機時間には、開閉弁43は閉じられる。ケースAまたはケースBの最中に開閉弁43が開き続けていると、圧縮機(低段側又は高段側)で余剰となっている油を貯油タンク21に貯めることができないからである。開閉弁43が開くと、貯油タンク21は、配管L2、圧力配管41を介して高圧の冷媒が流入して内部の圧力が上昇するので、貯油タンク21内に溜まっている冷凍機油は、低段側圧縮機10aまたは高段側圧縮機10bに供給される。
本実施形態は、図5に示すように、二つの要素、つまり圧力逃がし経路30及び圧力印加経路40の両者をヒートポンプシステム4に付け加えることができる。
[第2実施形態]
以下、第1実施形態として説明したヒートポンプシステム1〜4を適用したヒートポンプ式の給湯・空調機100を、本発明の第2実施形態として説明する。
給湯・空調機100は、図6に示すように、ヒートポンプ系統200と、水系統300と、から構成されている。
[ヒートポンプ系統200]
ヒートポンプ系統200は、第1実施形態で説明したヒートポンプシステム1を利用したものであり、室外の空気(外気)と冷媒との間で熱交換を行うものであり、ヒートポンプシステム1に対応する要素がある場合には、第1実施形態と同じ符号を付して、その説明を省略する。ただし、第1熱交換器11は、水対冷媒熱交換器11と読み替えるものとする。水対冷媒熱交換器11は、水系統300側の水と冷媒とを熱交換させることによって水を加熱する。また、第2熱交換器13は、熱源側空気熱交換器13と読み替えるものとする。さらに、ヒートポンプ系統200は、ヒートポンプシステム1が備えていない以下の要素を含んでいる。
ヒートポンプ系統200は、高段側圧縮機10bの吐出側の配管L2と低段側圧縮機10aの吸入側の配管L4との間に四方切替え弁15を備えており、この四方切替え弁15により冷媒の循環方向を可逆させ、熱源側空気熱交換器13を経て水対冷媒熱交換器11へと時計回りに冷媒を循環させる冷房サイクル(デフロストサイクル)と、水対冷媒熱交換器11を経て熱源側空気熱交換器13へと反時計回りに冷媒を循環させる暖房サイクルとのいずれか一方が選択可能とされている。
ヒートポンプ系統200は、熱源側空気熱交換器13、水対冷媒熱交換器11および四方切替え弁15の他、絞り機構としての冷房用膨張弁12a、暖房用膨張弁12b及びレシーバ18が設けられている。この冷房用膨張弁12aおよび暖房用膨張弁12bは、レシーバ18を挟んで直列に配置されている。
また、ヒートポンプ系統200は、配管L3にエコノマイザ回路16が設けられている。エコノマイザ回路16は、エコノマイザ用熱交換器16aと、エコノマイザ用膨張弁16bと、インジェクション管16cを備えている。水対冷媒熱交換器11を経た液冷媒は、その一部がエコノマイザ用膨張弁16bを経てエコノマイザ用熱交換器16aに導入され、配管L3を流れる液冷媒と熱交換させて蒸発した後、このガス冷媒を低段側圧縮機10aと高段側圧縮機10bの間の中間圧の配管L1にインジェクション管16cを介して注入される。
また、ヒートポンプ系統200は、低段側圧縮機10aの吐出側にオイルセパレータ27を、高段側圧縮機10bの吐出側にオイルセパレータ28を備えている。低段側圧縮機10aから吐出された冷媒に含まれる冷凍機油はオイルセパレータ27において冷媒から分離され、戻し配管27Lを介して低段側圧縮機10aに戻される。同様に、高段側圧縮機10bから吐出された冷媒に含まれる冷凍機油はオイルセパレータ28において冷媒から分離され、戻し配管28Lを介して高段側圧縮機10bに戻される。
[水系統300]
水系統300は、水循環ポンプ307を介して循環される水がヒートポンプ系統200に設けられている水対冷媒熱交換器11で冷媒から吸熱して温水とされ、その温水を負荷側のラジエータ303との間で循環させることにより、暖房用の熱源等として利用する温水循環流路301を備えている。この温水循環流路301には、流量割合を調整可能な三方切替え弁306を介して温水循環流路301から温水を導入し、その温水を蓄熱温水として蓄えることができる蓄熱タンク305が接続されている。
蓄熱タンク305は、水対冷媒熱交換器11で加熱された温水を、ラジエータ303に循環する温水循環流路301中に設けられている三方切替え弁306を介してその上部から蓄熱温水を取水し、必要なタイミングで温水循環流路301側に放出する。
また、蓄熱タンク305には、貯湯されている蓄熱温水の熱を利用して加熱された給湯用の温水を供給するサニタリ水供給回路(図示を省略)、必要に応じて通電される電気ヒータ(図示を省略)が設けられている。
以上のように構成されている水系統300は、三方切替え弁306を選択切替えすることにより、ラジエータ303に温水を供給する暖房運転または蓄熱タンク305に温水を供給する蓄熱運転のいずれか一方を選択して実施し、あるいは、ラジエータ303および蓄熱タンク305の両方に温水を分割供給して温水による暖房運転及び蓄熱運転の両方を同時に実施可能な構成とされている。
また、水系統300は、蓄熱タンク305から水循環ポンプ307によって供給された加熱対象としての水が、水対冷媒熱交換器11においてヒートポンプ系統200の冷媒と熱交換することで加熱される。
一方、ヒートポンプ系統200において、暖房サイクルが選択されると、低温低圧のガス冷媒が圧縮機構10(低段側圧縮機10a,高段側圧縮機10b)で圧縮され、高温高圧のガス冷媒としてヒートポンプ系統200に吐出される。このガス冷媒は、図6に実線矢印で示されるように、四方切替え弁15により水対冷媒熱交換器11に導かれて反時計回りに循環される。この場合、水対冷媒熱交換器11は、水循環ポンプ307により循環される水系統300の水と高温高圧ガス冷媒とを熱交換させる熱交換器であり、冷媒の凝縮により放熱される凝縮熱が水を加熱する凝縮器として機能する。この結果、ヒートポンプ系統200を流れる高温高圧のガス冷媒は、凝縮して高温高圧の液冷媒となり、水系統300を流れる水は冷媒から吸熱して温水となる。
水対冷媒熱交換器11で凝縮された冷媒は、全開の冷房用膨張弁12aを通ってレシーバ18に流入する。このレシーバ18では、冷媒の気液分離が行われるとともに、循環する冷媒量の調整が行われる。レシーバ18の下流側には、高温高圧の液冷媒を減圧する暖房用膨張弁12bが配置されている。暖房用膨張弁12bを冷媒が通過することにより、高温高圧の液冷媒は減圧されて低温低圧の気液二相冷媒となり、熱源側空気熱交換器13に導かれる。蒸発器として機能する熱源側空気熱交換器13に導入された気液二相冷媒は、外気と熱交換することにより外気から吸熱して気化する。
このように、熱源側空気熱交換器13を通過することにより、外気から吸熱して気化した低温低圧のガス冷媒は、再び四方切替え弁15を経て低段側圧縮機10aに吸引される。こうして低段側圧縮機10aに吸引された低温低圧のガス冷媒は、低段側圧縮機10aと高段側圧縮機10bで順番に圧縮されて高温高圧のガス冷媒となり、以下同様の経路を循環して気液の状態変化を繰り返す。この際、低温となる熱源側空気熱交換器13の外周面に、空気中の水分等が氷結して着霜現象が生じることがある。
着霜は、熱源側空気熱交換器13での冷媒と外気との熱交換を阻害し、熱交換効率を低下させるため、霜の堆積の有無を検知することにより、適当な運転時間毎にデフロスト運転を実施して霜を除去する必要がある。このデフロスト運転は、上述のヒートポンプ系統200において、四方切替え弁15を切替えて冷媒の循環方向を逆転させ、図7中の一点差線の矢印方向に冷媒を循環させる冷房サイクル(デフロストサイクル)に切替え、高段側圧縮機10bから吐出された高温高圧のガス冷媒を熱源側空気熱交換器13に導入し、その放熱(凝縮熱)で熱源側空気熱交換器13に付着している霜を融解することによって行われる。
このリバースサイクル方式によるデフロスト運転時には、水対冷媒熱交換器11は、蒸発器として機能し、温水循環流路301を流れる水から吸熱して冷媒を気化させ、その熱を用いて熱源側空気熱交換器13に着霜した霜を融解することとなる。この際、水温が低下しすぎると、水対冷媒熱交換器11内で水が凍結し、熱交換器破損のリスクが発生する。このため、デフロスト時、水対冷媒熱交換器11に循環される水温と共に冷媒の蒸発温度が低下しすぎないようにする必要がある。
以上説明した給湯・空調機100においても、第1実施形態と同様に、ケースAとケースBを交互に繰り返すことで、低段側圧縮機10a及び高段側圧縮機10bに溜まっている余剰な冷凍機油を貯油タンク21に回収し、逆に、貯油タンク21に溜まっている冷凍機油を低段側圧縮機10a及び高段側圧縮機10bに補給することができる。したがって、本実施形態の給湯・空調機100によると、低段側圧縮機10aと高段側圧縮機10bの運転を停止することなく、かつ、第1均油弁24,第2均油弁26の開閉という簡易な操作によって、低段側圧縮機10aと高段側圧縮機10bにおける冷凍機油の均一化を図ることができる。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明したが、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
例えば、第1実施形態で述べた本発明における最低限の要素を除く部分は任意である。したがって、本発明を室内用熱交換器をさらに備える給湯・空調機に適用することもできるし、逆に、貯湯機能のみを備えるヒートポンプ式給湯器に適用することもできる。
1,2,3,4 ヒートポンプシステム
10a 低段側圧縮機
10b 高段側圧縮機
11 第1熱交換器,水対冷媒熱交換器
11f 送風ファン
12 膨張弁
12a 冷房用膨張弁
12b 暖房用膨張弁
13 第2熱交換器,熱源側空気熱交換器
13f 送風ファン
15 四方切替え弁
16 エコノマイザ回路
16a エコノマイザ用熱交換器
16b エコノマイザ用膨張弁
16c インジェクション管
18 レシーバ
20 均油機構
21 貯油タンク
23 第1均油配管
24 第1均油弁
25 第2均油配管
26 第2均油弁
27 オイルセパレータ
27L 戻し配管
28 オイルセパレータ
28L 戻し配管
30 圧力逃がし経路
31 逃がし配管
33 逆止弁
40 圧力印加経路
41 圧力配管
43 開閉弁
100 給湯・空調機
200 ヒートポンプ系統
300 水系統
301 温水循環流路
303 ラジエータ
305 蓄熱タンク
306 三方切替え弁
307 水循環ポンプ
L1,L2,L3,L4 配管

Claims (5)

  1. 低段側圧縮機と高段側圧縮機を備え、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機構と、
    前記圧縮機構で圧縮された前記冷媒と熱交換対象とを熱交換する第1熱交換器と、
    前記第1熱交換器から流出する前記冷媒を減圧膨張させる膨張弁と、
    前記膨張弁にて減圧膨張された冷媒と熱交換対象とを熱交換する第2熱交換器と、
    第1開閉弁が設けられる第1配管を介して前記低段側圧縮機に接続されるとともに、第2開閉弁が設けられる第2配管を介して前記高段側圧縮機に接続される貯油タンクと、を備えることを特徴とするヒートポンプシステム。
  2. 前記第1開閉弁と前記第2開閉弁の開閉の動作が、所定条件下で、交互に行われる、
    請求項1に記載のヒートポンプシステム。
  3. 前記貯油タンクから前記高段側圧縮機の吐出側の配管に繋がる圧力逃がし経路を備える、
    請求項1又は請求項2に記載のヒートポンプシステム。
  4. 前記高段側圧縮機の吐出側の配管から前記貯油タンクに繋がる圧力印加経路を備える、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のヒートポンプシステム。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のヒートポンプシステムの前記第1熱交換器が、冷媒と水とを熱交換させて水を加熱する水対冷媒熱交換器である、
    ことを特徴とするヒートポンプ式給湯器。
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