JP2015068241A - 内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】油圧クラッチ及びオイルポンプの間にオイルフィルタを備える場合であっても、油圧クラッチ、オイルポンプ及び油圧調整装置の油路を大幅に延長させずに、小型化が図れる内燃機関を提供する。【解決手段】第二オイルフィルタ71は、側面視で、制御用ポンプ105及び油圧調整装置75と重ならない位置であって、制御用ポンプ105及び油圧調整装置75よりも下方の位置に配置されて、当該内燃機関の下部のオイルパン30に設けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関に関する。
油圧クラッチ及びオイルポンプを備える内燃機関において、油圧クラッチとオイルポンプとの間に形成した油路を通して油圧クラッチへオイルを供給可能とし、油圧クラッチとオイルポンプとの間の油路の途中にオイルフィルタを設け、油圧クラッチへ供給するオイルをオイルフィルタによって浄化させるものが従来からある(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−214116号公報
上記のような油圧クラッチを備える内燃機関では、油圧発生源である上記したオイルポンプの他に、オイルの油圧を調整する油圧調整装置(油圧調整弁等)が必要とされ、油圧クラッチ、オイルポンプ及び油圧調整装置は、これらに跨る油路の油路長の短縮を図るために、集約して配置されることが望まれる。ここで、上記特許文献1に係る内燃機関では、油圧クラッチとオイルポンプとの間の油路途中にオイルフィルタがさらに設けられるが、このようなオイルフィルタは、油圧クラッチ、オイルポンプ及び油圧調整装置に跨る油路を長くさせずに、かつ内燃機関を大型化させないように好適に配置されることが望ましい。
しかしながら、特許文献1に係る内燃機関では、オイルポンプと油圧調整装置とが配置されるクランクケースに、オイルフィルタを配置しており、オイルフィルタが側面視において、油圧調整装置に重なるとともに、オイルパンに近いクランクケースの下端近くに配置されるオイルポンプとも近接する。このため、クランクケースの幅方向(クランク軸線方向)で、オイルフィルタの位置が外寄りとなっている。
このため、特許文献1に係る内燃機関は、クランクケースの幅方向寸法が大きくなって全体的に大型になっており、しかも、オイルフィルタの位置が外寄りであることが原因となって、油圧クラッチ、オイルポンプ及び油圧調整装置に跨る油路も長くなってしまっており、オイルフィルタが好適に配置されているとは必ずしも言えない。
そこで、本発明は、油圧クラッチ及びオイルポンプの間にオイルフィルタを備える場合であっても、油圧クラッチ、オイルポンプ及び油圧調整装置の油路を大幅に延長させずに、小型化が図れる内燃機関を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載の発明は、オイルポンプ(105)から圧送されるオイルによって作動し、クランク軸(25)の駆動力の変速軸(47,48)への伝達の断接を切替える油圧式のクラッチ(61,62)と、前記クラッチ(61,62)の断接のタイミングに応じて、前記オイルポンプ(105)から圧送されて前記クラッチ(61,62)に供給されるオイルの油圧を調整する油圧調整装置(75)と、を備え、前記オイルポンプ(105)から前記油圧調整装置(75)を介して前記クラッチ(61,62)へオイルが供給される内燃機関において、前記オイルポンプ(105)から前記油圧調整装置(75)へ圧送されるオイルを浄化するオイルフィルタ(71)をさらに備え、前記オイルフィルタ(71)は、側面視で、前記オイルポンプ(105)及び前記油圧調整装置(75)と重ならない位置であって、前記オイルポンプ(105)及び前記油圧調整装置(75)よりも下方の位置に配置されて、当該内燃機関の下部のオイルパン(30)に設けられることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、側面視において、前記クラッチ(61,62)が、前記オイルポンプ(105)、前記油圧調整装置(75)及び前記オイルフィルタ(71)の真上であって、前記オイルポンプ(105)、前記油圧調整装置(75)及び前記オイルフィルタ(71)と前後方向で重なる範囲に配置されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記油圧調整装置(75)が、調圧弁部(73a,74a)及びこの調圧弁部(73a,74a)を開閉駆動させる電磁駆動部(73b,74b)を備え、前記電磁駆動部(73b,74b)は、前後方向で、前記クラッチ(61,62)を配置した変速軸(47,48)と前記クランク軸(25)との間に位置するように配置されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記オイルポンプ(105)の軸方向において、前記オイルポンプ(105)と前記油圧調整装置(75)とが並んで配置され、前記オイルフィルタ(71)は、前記油圧調整装置(75)の真下に配置されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記オイルフィルタ(71)は、側面視で、前記オイルパン(30)の後部に配置されることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、前記オイルフィルタ(71)に供給されるオイルの油圧を検知する油圧センサ(120)を備え、前記油圧センサ(120)が、前記オイルパン(30)の外壁から貫通して挿入固定されることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、前記油圧センサ(120)が、前記オイルパン(30)の後壁から貫通して挿入固定されることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、前記オイルポンプ(105)における前記オイルパン(30)内のオイルを吸い込む吸入通路(109)と、前記オイルポンプ(105)から前記オイルフィルタ(71)にオイルを吐出するための吐出通路(111)と、前記オイルフィルタ(71)から前記油圧調整装置(75)に向けてオイルを吐出する供給通路(113)と、が設けられ、これら吸入通路(109)、吐出通路(111)及び供給通路(113)が相互に平行に配置されて上下に延びることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、油圧式のクラッチ及びその油圧調整装置を備えるとともに、オイルフィルタをさらに備える場合であっても、オイルフィルタをオイルポンプ及び油圧調整装置と重ならない下方の位置で、オイルパンに設けたので、オイルフィルタを、オイルポンプ及び油圧調整装置に近接配置してこれらの間の油路長を大幅に延長させない範囲で、これらの側方位置にて重ならないように配置できるため、幅方向(横方向)寸法を増加させることなく小型化が図れる。
請求項2に記載の発明によれば、クラッチが、オイルポンプ、油圧調整装置及びオイルフィルタの真上であって、オイルポンプ、油圧調整装置及びオイルフィルタと前後方向で重なる範囲に配置されるので、オイルポンプからクラッチまでの油路を極力短縮することが可能となり、小型化が図れる。
請求項3に記載の発明によれば、調圧弁部に比べて大きくスペースを占めがちな電磁駆動部を、内燃機関幅方向でスペースを確保し易いクランク軸と変速軸の間に配置できるので、幅方向の大型化を抑制できる。
請求項4に記載の発明によれば、オイルフィルタを油圧調整装置の真下に配置することで、オイルフィルタがオイルポンプの真下からずれて配置されるので、オイルポンプの吸込み通路をオイルフィルタが阻害することなく、オイルポンプの吸込み通路を短く抑えながら、オイルフィルタを油圧調整装置の真下のスペースに配置することができる。
請求項5に記載の発明によれば、内燃機関では通常、オイルパンの中央や前方にストレーナやオイル通路が配置されるので、オイルパンの後部にオイルフィルタを配置することで、従来の部品への影響が少ない範囲でオイルフィルタをオイルパンに配置することが可能となる。そして、オイルパンの空きスペースを利用してオイルパンの大型化を抑制できる。
請求項6に記載の発明によれば、オイルパンの後部に配置されるオイルフィルタに油圧センサを設ける場合に、オイルパンの外壁から貫通するように挿入固定することで、油圧センサが外部から固定されるので、配線等の取り回しをオイルパンの外側でレイアウトできて、オイルパンの大型化防止と、油圧センサを外部から操作でき、メンテナンスを好適に行えるようになる。
請求項7に記載の発明によれば、オイルセンサをオイルパンの後壁から挿入固定することになり、油圧センサが内燃機関の幅方向に突出しなくなるため、オイルパンによって油圧センサを保護することができる。
請求項8に記載の発明によれば、吸入通路、吐出通路及び供給通路を近接させて通路が占める領域を小さくできるうえに、通路方向が一致しているために通路形成が容易になる。
本発明の実施形態に係る内燃機関を備える自動二輪車の右側面図である。 上記内燃機関の右側面図である。 図2の3−3断面図である。 図3の4部拡大図である。 内燃機関の後面視におけるポンプユニット、油圧調整装置及びオイルフィルタの配置関係を説明する図である。 内燃機関の下面視におけるポンプユニット、油圧調整装置及びオイルフィルタの配置関係を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UPが示されている。
図1には本実施形態に係る内燃機関Eを備える自動二輪車1が示されている。まず、自動二輪車1において、車体フレームFは、前輪WFを軸支したフロントフォーク11を操向可能に支承するヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12から後下がりに延びる左右一対のメインフレーム13と、メインフレーム13の前端部から下方に延びる左右一対のダウンフレーム14と、メインフレーム13の後端部から下方に延びる左右一対のセンターフレーム15と、センターフレーム15の上部から後上がりに延びる左右一対のシートレール16と、センターフレーム15の中間部及びシートレール16の後部の間を結ぶリヤフレーム17とを備える。
メインフレーム13、ダウンフレーム14及びセンターフレーム15で囲まれる領域には、多気筒(例えば二気筒)の内燃機関Eと、内燃機関Eの機関本体18に一部が内蔵されるトランスミッションM(図3参照)とを備えるパワーユニットPが、車体フレームFで支持されるようにして配置される。パワーユニットPが発揮する動力で駆動される後輪WRはスイングアーム19の後端部に軸支され、スイングアーム19の前端部はセンターフレーム15に上下揺動可能に支承される。内燃機関Eの上方には収納ボックス20がメインフレーム13に支持された状態で配置され、収納ボックス20の後方にはタンデム型の乗車用シート21がシートレール16で支持された状態で配置され、乗車用シート21の下方には燃料タンク22が配置される。
図2を参照し、機関本体18は、車幅方向(すなわち、左右方向、広義には横方向、さらに広義には水平方向)に沿って延びるクランク軸線(回転中心軸線)C1を有するクランク軸25を回転自在に支承するクランクケース26と、前傾したシリンダ軸線C2を有してクランクケース26の前部上端に起立するシリンダ本体27と、シリンダ本体27の上端に結合されるシリンダヘッド28とを備える。シリンダヘッド28の上端にはヘッドカバー29が結合され、クランクケース26の下端にはオイルパン30が結合される。クランクケース26は、クランク軸線C1近傍を通る水平面を割面として上ケース半体31及び下ケース半体32に分割される。シリンダ本体27は上ケース半体31と一体形成される。
なお、図2においてオイルパン30は、説明の便宜のために縦断面で示している。
図3を併せて参照し、シリンダ本体27は、本実施形態では車幅方向で並列に配置された左右一対のシリンダボア33を有する。各シリンダボア33にはピストン34が摺動可能に嵌合される。各ピストン34はクランク軸25にコンロッド34aを介して連接される。
クランクケース26(機関本体18)の左側面には、クランクケース26との間に発電機室36を形成する発電機カバー35が結合される。発電機室36内に収容される発電機37のロータ38は、発電機室36内に突入したクランク軸25の左端部に固定される。発電機37のステータ39は、ロータ38で囲繞されるようにして発電機カバー35に固定される。クランクケース26の上部にはスタータモータ40が固定され(図2参照)、このスタータモータ40の駆動力を伝達する減速ギヤ列41のドリブンギヤ42が、ワンウェイクラッチ43を介してロータ38に連結される。
クランクケース26(機関本体18)の右側面には、クランクケース26との間にクラッチ室46を形成するクラッチカバー45が結合される。クランクケース26内には、クランク軸線C1と平行な回転中心軸線を有してクランクケース26で回転自在に支承される第一及び第二メインシャフト47,48とカウンタシャフト49との間に選択的に確立可能な複数段のギヤ列(例えば第一速〜第六速ギヤ列G1〜G6)が設けられてなるトランスミッションMが収容される。第一速ギヤ列G1、第三速ギヤ列G3及び第五列ギヤ列G5は第一メインシャフト47及びカウンタシャフト49間に設けられ、第二速ギヤ列G2、第四速ギヤ列G4及び第六速ギヤ列G6は第二メインシャフト48及びカウンタシャフト49間に設けられる。
第一及び第二メインシャフト47,48において、第二メインシャフト48は第一メインシャフト47の中間部のみに渡る長さを有し、この第二メインシャフト48が第一メインシャフト47の外周に同軸かつ相対回転自在に外嵌される。第一メインシャフト47の中間部及び第二メインシャフト48の右端部はクランクケース26の右側壁を貫通し、この右側壁に第一及び第二メインシャフト47,48がボールベアリング51を介して回転自在に支持される。第一メインシャフト47の左端部はクランクケース26の左側壁にボールベアリング50を介して回転自在に支持される。第一及び第二メインシャフト47,48間には複数のニードルベアリング52が介装される。
カウンタシャフト49の左端部はクランクケース26の左側壁にボールベアリング53を介して回転自在に支持される。カウンタシャフト49の右端部はクランクケース26の右側壁にニードルベアリング55を介して回転自在に支持される。
クランクケース26の左側壁から突出したカウンタシャフト49の左端部にはドライブスプロケット56が一体回転可能に支持される。ドライブスプロケット56は、後輪WRに一体回転可能に支持したドリブンスプロケット及び無端状のチェーンと共に、二次減速装置としてのチェーン式伝動機構を構成する。
内燃機関Eから後輪WRに回転動力を伝達する動力伝達系は、クランク軸25からの動力を伝達する一次減速装置60、第一油圧クラッチ61、第二油圧クラッチ62、トランスミッションM及び前記チェーン式伝達機構を備える。第一油圧クラッチ61は一次減速装置60及び第一メインシャフト47間に介設され、第二油圧クラッチ62は一次減速装置60及び第二メインシャフト48間に介設される。一次減速装置60、第一油圧クラッチ61及び第二油圧クラッチ62は、クラッチ室46に収容される。クラッチ室46内において、クランク軸25の右端部にはパルサ63が一体回転可能に支持され、このパルサ63の外周に対向する回転速センサ64がクラッチカバー45に固定的に支持される。
図4を参照し、第一メインシャフト47の右側部には、第二メインシャフト48の右方に隣接して円筒状の伝動筒軸65が相対回転自在に外嵌される。伝動筒軸65の中間部外周には大径部65aが形成され、この大径部65aの外周に一次減速装置60のプライマリドリブンギヤ68が一体回転可能に支持される。図中符号67は一次減速装置60におけるクランク軸25と一体回転するプライマリドライブギヤを、符号69はプライマリドリブンギヤ68が有するダンパスプリングを示す。
伝動筒軸65の右側部には大径部65aの右方に隣接して第一油圧クラッチ61の第一クラッチアウタ80のハブ部80aが相対回転不能に外嵌され、伝動筒軸65の左側部には大径部65aの左方に隣接して第二油圧クラッチ62の第二クラッチアウタ90のハブ部90aが相対回転可能に外嵌される。
第一クラッチアウタ80は右方に開放する有底円筒状をなし、第二クラッチアウタ90は左方に開放する有底円筒状をなして、互いの底壁をプライマリドリブンギヤ68を挟んで軸方向で対向させる。第一油圧クラッチ61は伝動筒軸65及び第一メインシャフト47間の動力伝達を断接し、第二油圧クラッチ62は伝動筒軸65及び第二メインシャフト48間の動力伝達を断接する。
第一メインシャフト47の右端部には、第一油圧クラッチ61の第一クラッチインナ81のハブ部81aが相対回転不能に外嵌される。第一クラッチインナ81は左方に開放する椀形状をなし、第一クラッチアウタ80の内側に入り込む。第一クラッチインナ81の外周には内クラッチ板83が一体回転可能に支持され、第一クラッチアウタ80の内周には外クラッチ板82が一体回転可能に支持されて、これらが交互に重なる。第一クラッチアウタ80の内側には底壁に隣接して第一クラッチピストン86が配置される。第一クラッチアウタ80の底壁と第一クラッチピストン86との間には第一油圧室87が形成される。内外クラッチ板82,83の積層体の右方には環状の受圧板84が配置される。
受圧板84は、第一クラッチアウタ80の内周に嵌合した止め輪85に左方から当接することで、右方への移動が制限される。第一油圧室87に油圧が供給されて第一クラッチピストン86が右方へ移動すると、第一クラッチピストン86及び受圧板84間で内外クラッチ板82,83が挟圧され、クランク軸25の駆動力が一次減速装置60及び第一油圧クラッチ61を介して第一メインシャフト47に伝達される。前記油圧の供給が解除されると、クランク軸25と第一メインシャフト47との動力伝達が遮断される。図中符号88は第一クラッチピストン86を左方へ付勢する戻しバネを示す。第一メインシャフト47の右端部は、第一クラッチインナ81のハブ部80a及びこれに外嵌するボールベアリング89を介してクラッチカバー45に回転自在に支持される。
第二メインシャフト48の右端部には、第二油圧クラッチ62の第二クラッチインナ91のハブ部91aが相対回転不能に外嵌される。第二クラッチインナ91は右方に開放する椀形状をなし、第二クラッチアウタ90の内側に入り込む。第二クラッチインナ91の外周には内クラッチ板93が一体回転可能に支持され、第二クラッチアウタ90の内周には外クラッチ板92が一体回転可能に支持されて、これらが交互に重なる。第二クラッチアウタ90の内側には底壁に隣接して第二クラッチピストン96が配置される。第二クラッチアウタ90の底壁と第二クラッチピストン96との間には第二油圧室97が形成される。内外クラッチ板92,93の積層体の左方には環状の受圧板94が配置される。
受圧板94は、第二クラッチアウタ90の内周に嵌合した止め輪95に右方から当接することで、左方への移動が制限される。第二油圧室97に油圧が供給されて第二クラッチピストン96が左方へ移動すると、第二クラッチピストン96及び受圧板94間で内外クラッチ板92,93が挟圧され、クランク軸25の駆動力が一次減速装置60及び第二油圧クラッチ62を介して第二メインシャフト48に伝達される。前記油圧の供給が解除されると、クランク軸25と第二メインシャフト48との動力伝達が遮断される。図中符号98は第二クラッチピストン96を右方へ付勢する戻しバネを示す。
第一メインシャフト47の右側部内には、第一メインシャフト47の右端から第一油圧室87と同等位置まで軸方向で延びる第一油路87aと、第一メインシャフト47の右端から第二油圧室97と同等位置まで軸方向で延びる第二油路97aとが形成される。
第一油路87aの左端部からは第一油圧室87に至る第一先端油路87bが径方向で延び、第二油路97aの左端部からは第二油圧室97に至る第二先端油路97bが径方向で延びる。
第一油路87aの左端は閉栓されるが、第一油路87aの右端部にはその径方向で延びるようにクラッチカバー45に形成された第一給油路87cの基端部が接続される。また、第二油路97aの右端部は、クラッチカバー45に第一給油路87cと平行に形成された第二給油路97cの基端部に開放し接続される。
図2を参照し、本実施形態では、クランクケース26の前部に、前方に突出するようにして第一オイルフィルタ70が設けられ、オイルパン30の後部の内壁部に、第二オイルフィルタ71が設けられている。また、クランクケース26の内部には、オイルポンプユニット100と、第一及び第二給油路87c,97cを開閉する弁ユニットである第一及び第二ソレノイドバルブ73,74を有する油圧調整装置75と、が設けられる。
オイルポンプユニット100は、油圧調整装置75を介して第一油圧クラッチ61及び第二油圧クラッチ62を断接作動させるためにオイルを供給(圧送)するとともに、シリンダ本体27内等に潤滑のためにオイルを供給する。
第一オイルフィルタ70は、オイルポンプユニット100からシリンダ本体27内等に圧送されるオイルを浄化するために設けられ、第二オイルフィルタ71は、オイルポンプユニット100から第一油圧クラッチ61及び第二油圧クラッチ62へ圧送されるオイルを浄化するために設けられる。
図5及び図6を参照し、オイルポンプユニット100は、クラッチカバー45の下部内側に取り付けられ、内燃機関E運転時に常時回転する回転部材(例えばクランク軸25)の回転に伴い駆動する。オイルポンプユニット100は、クランク軸25と平行なポンプ駆動軸(以下、単に駆動軸という)102を有する。図中符号C3は駆動軸102における左右方向に沿う回転中心軸線を示す。ここで、図5及び図6から明らかなように、オイルポンプユニット100と油圧調整装置75は、左右方向、すなわちポンプ駆動軸102方向上で並んで配設される。
また、本実施形態においてオイルポンプユニット100は、複数のトロコイド歯形の内接歯車ポンプであるオイルポンプを左右方向に沿って並べた構成を有する。詳しくは、オイルポンプユニット100は、オイルポンプとして、内燃機関E各部(シリンダ本体27内の部材等)の潤滑用の油圧を発生するエンジン用フィードポンプ104と、第一及び第二油圧クラッチ作動用の油圧を発生する制御用ポンプ105と、を同軸に並べ、ポンプボディ108内に収容した構成を有する。
ポンプボディ108の下部には、オイルパン30(下方)に向けて延びる吸込み管部109が形成され、この吸込み管部109にはストレーナ110が結合される。オイルポンプユニット100は、エンジン用フィードポンプ104及び制御用ポンプ105を駆動させることで、図2及び図5で示す矢印αの向きにストレーナ110からオイルパン30内のオイルを汲み上げる。吸込み管部109は、エンジン用フィードポンプ104及び制御用ポンプ105の共通の吸込み口として機能する。
吸込み管部109を通過したオイルの内、エンジン用フィードポンプ104によって汲み上げられたオイルは、図5の矢印δに示すように、ポンプボディ108の適所から吐出され、その後、第一オイルフィルタ70を通過してからシリンダ本体27側に流れる。
吸込み管部109を通過したオイルの内、制御用ポンプ105によって汲み上げられたオイルは、矢印βに示すように、ポンプボディ108の下部に形成されて下方に延びる吐出管部111、及び吐出管部111と第二オイルフィルタ71との間を接続する中継管部112を通して、第二オイルフィルタ71に流れる。
図5を参照し、本実施形態において第二オイルフィルタ71は、オイルパン30に例えば一体形成され、右方に開放する有底筒状のケース主部171と、ケース主部171の開放部分を閉塞する蓋部材172と、ケース主部171内に収容された円筒状の濾過部材173と、を備えて構成される。ケース主部171は、オイルパン30と別体でも構わない。
ケース主部171の底部には、上記した中継管部112が接続され、中継管部112を経たオイルが濾過部材173の内周に形成される未浄化室に流入して径方向外側に広がり、濾過部材173を通過して浄化される。浄化されたオイルは、ケース主部171から上方に突出する供給管部113を通過して、油圧調整装置75に供給される。
図2及び図5を併せて参照し、第二オイルフィルタ71の配置位置について説明すると、本実施形態では、第二オイルフィルタ71が、側面視で、オイルポンプユニット100(制御用ポンプ105)及び油圧調整装置75と重ならない位置であって、オイルポンプユニット100(制御用ポンプ105)及び油圧調整装置75よりも下方の位置に配置される。そして、第二オイルフィルタ71は、オイルパン30に設けられる。
油圧調整装置75について詳述すると、本実施形態において、油圧調整装置75における第一ソレノイドバルブ73及び第二ソレノイドバルブ74はそれぞれ、弁ハウジング及びこの弁ハウジング内に収容されるスプール弁体を有する円柱状の調圧弁部73a,74aと、調圧弁部73a,74aのスプール弁体を軸方向に進退させて開閉駆動させる電磁駆動部であるソレノイド73b,74bと、を有する。ソレノイド73b,74bは、調圧弁部73a,74aよりも大径に形成されている。なお、この種の電磁式のバルブでは一般的に、弁本体部分よりも駆動部分であるソレノイドの方が大きい。また、第一ソレノイドバルブ73及び第二ソレノイドバルブ74はそれぞれ、前後方向に軸方向を沿わせて配置される。
油圧調整装置75から第一油圧クラッチ61及び第二油圧クラッチ62へのオイルの流れを説明すると、まず、第一油圧クラッチ61を接続状態とするときには、第一ソレノイドバルブ73において調圧弁部73aをスプール弁を駆動して開状態とし、第一油圧クラッチ61にオイルを供給する。一方、第一油圧クラッチ61を切断状態とするときには、第一ソレノイドバルブ73において調圧弁部73aをスプール弁を駆動して閉状態とし、第一油圧クラッチ61にオイルを供給しないようにする。
第一ソレノイドバルブ73において調圧弁部73aが開状態となった際には、調圧弁部73aを通過したオイルが、第一油路87aを通って第一油圧クラッチ61に至り、第一油圧クラッチ61を作動させる。
第二油圧クラッチ62を接続状態または切断状態に切り替えるときは、第一油圧クラッチ61と同様のため説明は省略する。なお、調圧弁部74aを通過したオイルは、第二油路97aを通って第二油圧クラッチ62に至る。
以下では、オイルポンプユニット100、油圧調整装置75及び第二オイルフィルタ71の配置構成について詳述する。
図2を参照し、本実施形態では、側面視において、円形状をなす第一油圧クラッチ61及び第二油圧クラッチ62が、オイルポンプユニット100(制御用ポンプ105)、油圧調整装置75及び第二オイルフィルタ71の真上であって、オイルポンプユニット100(制御用ポンプ105)、油圧調整装置75及び第二オイルフィルタ71と前後方向で重なる範囲に配置される。
つまり、第一油圧クラッチ61及び第二油圧クラッチ62は側面視において、オイルポンプユニット100(制御用ポンプ105)、油圧調整装置75及び第二オイルフィルタ71よりも上方に配置されるとともに、第一油圧クラッチ61及び第二油圧クラッチ62の前後方向に沿って延びる一座標軸上での配置範囲と、オイルポンプユニット100(制御用ポンプ105)、油圧調整装置75及び第二オイルフィルタ71それぞれの前後方向に沿って延びる一座標軸上での配置範囲と、が同一座標軸上で重なり合う部位がある関係で配置されている。
また、油圧調整装置75の調圧弁部73a,74a、オイルポンプユニット100(制御用ポンプ105)及び第二オイルフィルタ71は、第一油圧クラッチ61及び第二油圧クラッチ62の前後方向幅内に配置されている。なお、ソレノイド73b,74bも第一油圧クラッチ61及び第二油圧クラッチ62の前後方向幅内に配置された構成でもよい。
また、油圧調整装置75は、上記した電磁駆動部である各ソレノイド73b,74bが前後方向で変速軸である第一メインシャフト47及び第二メインシャフト48とクランク軸25との間に位置するように配置される。換言すると、第一メインシャフト47及び第二メインシャフト48の中心から鉛直方向に沿って下方に延ばした第一直線と、クランク軸25の中心から鉛直方向に沿って下方に延ばした第二直線と、を側面視で記載した場合において、第一直線と第二直線との間の領域に、ソレノイド73b,74bが位置するように、油圧調整装置75が配設されている。本実施形態では、前記第一直線と第二直線との間の領域に調圧弁部73a,74aも配置されている。
また、図5を参照し、第二オイルフィルタ71は、油圧調整装置75の真下に配置され、左右方向で、オイルポンプユニット100とは離間した位置に配置される。すなわち、内燃機関Eを上方から鉛直方向に沿って下方に透視して見た場合に(図6参照)、第二オイルフィルタ71と油圧調整装置75は重なるが、第二オイルフィルタ71とオイルポンプユニット100は重ならない関係とされる。また、第二オイルフィルタ71は油圧調整装置75の前後方向幅内に配置されている。
図2を参照し、オイルパン30の後部に取り付けられる油圧センサ120は、第二オイルフィルタ71に供給されるオイルの油圧を検知するものである。本実施形態では、油圧センサ120が、オイルパン30の後部外壁から前方に向けて貫通して挿入固定される。
また、オイルポンプユニット100から油圧調整装置75に渡る油路構成について詳述すると、オイルポンプユニット100におけるオイルパン30内のオイルを吸い込む吸入通路は、上記した吸込み管部109により形成される。また、オイルポンプユニット100から第二オイルフィルタ71にオイルを吐出するための吐出通路は、上記した吐出管部111及び中継管部112で形成される。また、第二オイルフィルタ71から油圧調整装置75に向けてオイルを吐出する供給通路は、上記した供給管部113で形成される。
ここで、上記の吸入通路(吸込み管部109)、吐出通路(吐出管部111及び中継管部112)及び供給通路(供給管部113)は相互に略平行に配置されて上下方向(鉛直方向)に沿った状態とされる。
より詳しくは、本実施形態では、吸入通路を形成する吸込み管部109、吐出通路を形成する管部の内の吐出管部111、及び供給通路を形成する供給管部113が相互に略平行に配置されて上下方向に沿った状態とされる。
以上説明したように本実施形態の内燃機関Eは、オイルポンプユニット100における制御用ポンプ105から圧送されるオイルによって作動し、クランク軸25の駆動力の変速軸(第一メインシャフト47,第二メインシャフト48)への伝達の断接を切替える油圧式の第一油圧クラッチ61及び第二油圧クラッチ62と、第一油圧クラッチ61及び第二油圧クラッチ62の断接のタイミングに応じて、制御用ポンプ105から圧送されて第一油圧クラッチ61及び第二油圧クラッチ62に供給されるオイルの油圧を調整する油圧調整装置75と、を備える。
そして、内燃機関Eでは、制御用ポンプ105から油圧調整装置75へ圧送されるオイルを浄化する第二オイルフィルタ71が備えられ、第二オイルフィルタ71が、側面視で、制御用ポンプ105及び油圧調整装置75と重ならない位置であって、オイルポンプユニット100(制御用ポンプ105)及び油圧調整装置75よりも下方の位置に配置されて、当該内燃機関Eの下部のオイルパン30に設けられる。
このような構造であると、油圧式のクラッチ(61,62)及びその油圧調整装置75を備えるとともに、これらのための第二オイルフィルタ71をさらに備える場合であっても、第二オイルフィルタ71を制御用ポンプ105及び油圧調整装置75と重ならない下方の位置で、オイルパン30に設けたので、第二オイルフィルタ71を、制御用ポンプ105及び油圧調整装置75に近接配置してこれらの間の油路長を大幅に延長させない範囲で、これらの側方位置にて重ならないように配置できるため、内燃機関Eの幅方向寸法を増加させることなく小型化を図れる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
E 内燃機関
25 クランク軸
30 オイルパン
47 第一メインシャフト(変速軸)
48 第二メインシャフト(変速軸)
61 第一油圧クラッチ(クラッチ)
62 第二油圧クラッチ(クラッチ)
71 第二オイルフィルタ(オイルフィルタ)
73 第一ソレノイドバルブ(弁ユニット)
74 第二ソレノイドバルブ(弁ユニット)
73a,74a 調圧弁部
73b,74b 電磁駆動部
75 油圧調整装置
105 制御用ポンプ(オイルポンプ)
109 吸込み管部(吸入通路)
111 吐出管部(吐出通路)
113 供給通路(供給管部)
120 油圧センサ

Claims (8)

  1. オイルポンプ(105)から圧送されるオイルによって作動し、クランク軸(25)の駆動力の変速軸(47,48)への伝達の断接を切替える油圧式のクラッチ(61,62)と、
    前記クラッチ(61,62)の断接のタイミングに応じて、前記オイルポンプ(105)から圧送されて前記クラッチ(61,62)に供給されるオイルの油圧を調整する油圧調整装置(75)と、を備え、
    前記オイルポンプ(105)から前記油圧調整装置(75)を介して前記クラッチ(61,62)へオイルが供給される内燃機関において、
    前記オイルポンプ(105)から前記油圧調整装置(75)へ圧送されるオイルを浄化するオイルフィルタ(71)をさらに備え、
    前記オイルフィルタ(71)は、側面視で、前記オイルポンプ(105)及び前記油圧調整装置(75)と重ならない位置であって、前記オイルポンプ(105)及び前記油圧調整装置(75)よりも下方の位置に配置されて、当該内燃機関の下部のオイルパン(30)に設けられることを特徴とする内燃機関。
  2. 側面視において、前記クラッチ(61,62)が、前記オイルポンプ(105)、前記油圧調整装置(75)及び前記オイルフィルタ(71)の真上であって、前記オイルポンプ(105)、前記油圧調整装置(75)及び前記オイルフィルタ(71)と前後方向で重なる範囲に配置されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記油圧調整装置(75)は、調圧弁部(73a,74a)及びこの調圧弁部(73a,74a)を開閉駆動させる電磁駆動部(73b,74b)を備え、
    前記電磁駆動部(73b,74b)は、前後方向で、前記クラッチ(61,62)を配置した変速軸(47,48)と前記クランク軸(25)との間に位置するように配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関。
  4. 前記オイルポンプ(105)の軸方向において、前記オイルポンプ(105)と前記油圧調整装置(75)とが並んで配置され、
    前記オイルフィルタ(71)は、前記油圧調整装置(75)の真下に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の内燃機関。
  5. 前記オイルフィルタ(71)は、側面視で、前記オイルパン(30)の後部に配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の内燃機関。
  6. 前記オイルフィルタ(71)に供給されるオイルの油圧を検知する油圧センサ(120)を備え、前記油圧センサ(120)が、前記オイルパン(30)の外壁から貫通して挿入固定されることを特徴とする請求項5に記載の内燃機関。
  7. 前記油圧センサ(120)は、前記オイルパン(30)の後壁から貫通して挿入固定されることを特徴とする請求項6に記載の内燃機関。
  8. 前記オイルポンプ(105)における前記オイルパン(30)内のオイルを吸い込む吸入通路(109)と、前記オイルポンプ(105)から前記オイルフィルタ(71)にオイルを吐出するための吐出通路(111)と、前記オイルフィルタ(71)から前記油圧調整装置(75)に向けてオイルを吐出する供給通路(113)と、が設けられ、
    これら吸入通路(109)、吐出通路(111)及び供給通路(113)が相互に平行に配置されて上下に延びることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の内燃機関。
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