JP2015066485A - 塗布装置及び塗布方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体の吐出状態に影響を及ぼす量の気泡が塗布ヘッド内の液体に発生したことを正確に検出する。【解決手段】本発明は、塗布ヘッド11内の液体5の圧力を検出する検出部15を備える。制御部18は、開閉切替部17が回収路16を閉じた状態で間欠駆動部14が供給路13を閉じたとき、吐出口11aから液体5が吐出されることに伴って塗布ヘッド11内の液体5の圧力が消失する際に、検出部15によって検出された圧力が低下する速度に関連する値に基づいて、塗布ヘッド11内の液体5に気泡が発生していると判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、液体を被塗布材に塗布するための塗布装置及び塗布方法に関する。
被塗布材として例えば金属箔に液体を塗布する塗布装置としては、搬送される金属箔に対して、塗布ヘッドから液体を吐出することで、金属箔に液体を塗布する塗布装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図7に、本発明に関連する塗布装置の模式図を示す。図8に、本発明に関連する塗布装置において、塗布ヘッド内の液体の気泡を除去する操作を説明するための模式図を示す。図7に示すように、本発明に関連する塗布装置101は、液体105を吐出する吐出口111aを有する塗布ヘッド111と、塗布ヘッド111に供給する液体105が貯められる貯蔵部112と、貯蔵部112から塗布ヘッド111に液体105を供給するための供給路113と、供給路113を開閉し、貯蔵部112から供給された液体105を塗布ヘッド111へ間欠的に供給する間欠駆動部114と、塗布ヘッド111から貯蔵部112に液体105を回収するための回収路116と、回収路116を開閉するマニュアル切替部117と、液体105が塗布される金属箔106を塗布ヘッド111へ搬送するための搬送部121と、を備えている。
塗布装置101は、搬送部121によって搬送される金属箔106の搬送方向に対して、液体105を間欠的に塗布することによって、液体105が塗布された塗布領域106aと、液体105が塗布されない未塗布領域106bとを、金属箔106の搬送方向に沿って交互に形成する。
塗布装置101において、塗布ヘッド111の内部の液体105に気泡が混入し、気泡が溜まることで気泡の塊(エアー溜まり)が発生する。塗布ヘッド111内に気泡の塊が発生した場合、間欠駆動部114が供給路116を開閉動作させても、気泡の塊がいわゆるエアーダンパーの効果を有しているので、塗布ヘッド111内の液体105の圧力の応答性が低下する。
塗布ヘッド111内の気泡の塊が生じた場合、特に間欠駆動部114が供給路113を閉じたときに、塗布ヘッド111内の液体105の圧力の低下が緩やかになり、圧力が低下する速度が遅くなるので、吐出口111aから吐出される液体105の切れが悪くなり、塗布領域106aの終端の位置にばらつきが生じてしまう。また、金属箔106の未塗布領域106bにおいて、吐出口111aから飛散した液滴が縞模様や飛島模様に付着してしまい、製造不良となる。
本発明に関連する塗布装置101では、メンテナンス時や、製造ロットの切り替え時などには、塗布ヘッド111内の気泡を除去するために、塗布ヘッド111内の液体105を貯蔵部112に排出するための気泡除去作業が行われている。気泡除去作業では、図8に示すにように、吐出口111aに、吐出口111aから漏れた液体105の飛散を防ぐためのヘッドカバー105が取り付けられる。そして、気泡除去作業では、マニュアル切替部117を手動で操作して供給路116を開いた状態で、塗布ヘッド111の内部から液体105を貯蔵部112に連続的に液体105が排出される。貯蔵部112に送られた液体105に含まれる気泡は、大気に開放されて消失する。
また、本発明に関連する技術として、特許文献2には、記録ヘッド内の圧力の検出結果に基づいて、記録ヘッド内に大きな気泡が発生したと判定されたときに、記録ヘッドから液体を吐出することによって気泡の排出を行うインクジェット記録装置が開示されている。
特開2012−245423号公報 特開2007−090654号公報
上述したように、塗布装置では、気泡の排出作業を行う場合に、気泡を排出するために十分な時間である一定時間にわたって連続的に排出動作を続ける必要があった。
このような気泡の排出作業は、製造とは別にメンテナンス作業として行う必要があり、塗布を効率的に続けることが困難であり、生産性の低下につながる。
また、清掃後や各製造ロット間で、気泡の排出作業を行った後、製造を開始してからも、製造中に塗布ヘッド内に気泡が徐々に溜まり始めてしまう。そのため、適正な吐出動作が行われなくなり、金属箔の未塗布領域に縞模様や飛島状の付着が発生し、不良品が連続して製造されてしまうおそれがある。
そのため、このような問題を避けるために、予防保全として気泡の塊の排出作業を頻繁に行う必要があり、排出作業が煩雑であり、生産性の低下を招いていた。
また、特許文献2に記載の技術は、記録ヘッドから液体を吐出することで気泡を除去する構成であって、気泡除去動作が行われる毎に液体が廃棄されており、液体のランニングコストがかさむ問題があった。
そこで、本発明は、上記関連する技術の課題を解決することができる塗布装置及び塗布方法を提供することを目的とする。本発明の目的の一例は、液体の吐出状態に影響を及ぼす量の気泡が塗布ヘッド内の液体に発生したことを正確に検出することができる塗布装置及び塗布方法を提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明に係る塗布装置は、液体を吐出する吐出口を有して被塗布材に液体を塗布する塗布ヘッドと、塗布ヘッドに供給する液体が貯められる貯蔵部と、貯蔵部から塗布ヘッドに液体を供給するための供給路と、供給路を間欠的に開閉し、貯蔵部から供給された液体を塗布ヘッドへ間欠的に供給する間欠駆動部と、塗布ヘッド内の液体の圧力を検出する検出部と、塗布ヘッドから貯蔵部に液体を回収するための回収路と、回収路を開閉する開閉切替部と、間欠駆動部及び開閉切替部を制御する制御部と、を備える。制御部は、開閉切替部が回収路を閉じた状態で間欠駆動部が供給路を閉じたとき、吐出口から液体が吐出されることに伴って塗布ヘッド内の液体の圧力が消失する際に、検出部によって検出された圧力が低下する速度に関連する値に基づいて、塗布ヘッド内の液体に気泡が発生していると判定する。
また、本発明に係る塗布方法は、液体を吐出口から吐出する塗布ヘッドへ液体を供給する供給路を間欠的に開閉し、貯蔵部から供給された液体を塗布ヘッドへ間欠的に供給しながら、被塗布材に液体を塗布する塗布方法において、塗布ヘッドから貯蔵部に液体を回収するための回収路を閉じた状態で供給路を閉じたとき、吐出口から液体が吐出されることに伴って塗布ヘッド内の液体の圧力が消失する際に、検出された圧力が低下する速度に関連する値に基づいて、塗布ヘッド内の液体に気泡が発生していると判定することを特徴とする。
本発明によれば、液体の吐出状態に影響を及ぼす量の気泡が塗布ヘッド内の液体に発生したことを正確に検出することができる。
第1の実施形態の塗布装置を示す模式図である。 第1の実施形態における塗布ヘッド内の液体の圧力の変化を説明するための図である。 第1の実施形態において、良品が製造されるときの塗布ヘッド内の液体の圧力の変化を説明するための図である。 第1の実施形態において、不良品が製造されるときの塗布ヘッド内の液体の圧力の変化を説明するための図である。 第2の実施形態における塗布ヘッドを説明するための模式図である。 第2の実施形態における塗布ヘッドの他の構成例を説明するための模式図である。 本発明に関連する塗布装置を示す模式図である。 本発明に関連する塗布装置において、塗布ヘッド内の液体の気泡を除去する操作を説明するための模式図である。
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1に、第1の実施形態の塗布装置の模式図を示す。本発明における液体としては、固体が混合された液体や、ペーストを含めて指している。実施形態の塗布装置は、被塗布材として金属箔などのフィルム材に液体を間欠的に塗布するために適用される。図1に示すように、塗布装置1を用いて液体5が間欠的に塗布されたフィルム材6は、塗布領域6aと未塗布領域6bとが交互に形成されており、未塗布領域6b毎に切断されることで複数の塗布領域6aに分離される。
図1に示すように、実施形態の塗布装置1は、液体5を吐出する吐出口11aを有してフィルム材6に液体5を塗布する塗布ヘッド11と、塗布ヘッド11に供給する液体5が貯められる貯蔵部12と、貯蔵部12から塗布ヘッド11に液体5を供給するための供給路13と、供給路13を開閉し、貯蔵部12から供給された液体5を塗布ヘッド11へ間欠的に供給する間欠駆動部14と、塗布ヘッド11内の液体5の圧力を検出する検出部15と、塗布ヘッド11から貯蔵部12に液体5を回収するための回収路16と、回収路16を開閉する開閉切替部17と、間欠駆動部14及び開閉切替部17を制御する制御部18と、を備えている。
そして、塗布装置1が備える制御部18は、開閉切替部17が回収路16を閉じた状態で間欠駆動部14が供給路13を閉じたとき、吐出口11aから液体5が吐出されることに伴って塗布ヘッド11内の液体5の圧力が消失する際に、検出部15によって検出された圧力が低下する速度に関連する値に基づいて、塗布ヘッド11内の液体5に気泡が発生していると判定する。
また、実施形態の塗布装置1は、供給路13に設けられて貯蔵部12から間欠駆動部14に液体5を送る送液部19と、回収路16を開閉する開閉切替部17と、フィルム材6を塗布ヘッド11へ搬送するための搬送部21と、搬送部21によって搬送されたフィルム材6に塗布ヘッド11を近接離間させる方向に移動する移動機構22と、送液部19及び間欠駆動部14に振動を加えるための振動部23と、を備えている。
塗布ヘッド11は、スリット状の吐出口11aと、回収路16に連結される排出口11bと、を有している。吐出口11aは、フィルム材6の、搬送方向に直交する幅に対応する寸法に形成されている。塗布ヘッド11内に供給された液体5は、スリット状の吐出口11aに生じる毛細管現象を利用して吐出される。排出口11bは、塗布ヘッド11の内部空間の上部に配置されており、塗布ヘッド11内の液体5に気泡が発生したときに排出口11b近傍に気泡が集まり、排出口11bから気泡が効率的に排出されるように構成されている。
貯蔵部12は、内部が大気に開放されている液体タンクを有している。供給路13は、貯蔵部12と送液部19とを連通するように設けられている。
間欠駆動部14は、ピストン14a及びシリンダ14bと、ピストン14aを駆動する駆動機構14cと、を有している。シリンダ14bは、供給路13を介して塗布ヘッド11の内部に連通されている。シリンダ14bの内部には、供給路13の一部を構成する流路14dを有する隔壁14eが形成されており、流路14eがピストン14aによって開閉される。
間欠駆動部14は、開閉切替部17が回収路16を閉じた状態で、ピストン14aが流路14dを開閉することによって、送液部19によって送られた液体5を塗布ヘッド11内に間欠的に送り込む。開閉切替部17が回収路16を閉じた状態でピストン14aが流路14dを開いているときに、塗布ヘッド11内に供給された液体5は、吐出口11aから吐出される。続いて、開閉切替部17が回収路16を閉じた状態で間欠駆動部14のピストン14aが供給路13を閉じたときに、塗布ヘッド11内の液体5の圧力によって、吐出口11aから液体5が吐出される。このように間欠駆動部14は、ピストン14aが流路14dを間欠的に開閉することによって、塗布ヘッド11内に液体5を間欠的に送り、吐出口11aから液体5を間欠的に吐出させる。
検出部15は、塗布ヘッド11内の液体5の圧力を検出するように塗布ヘッド11近傍の回収路16に配置されており、圧力センサが用いられている。回収路16は、塗布ヘッド11と貯蔵部12とを連通するように設けられており、一端が塗布ヘッド11の排出口11bに連通されている。
開閉切替部17は、塗布ヘッド11に隣接して回収路16に配置されており、回収路16を開閉する弁と、回収路16を開閉するように弁を駆動する駆動機構と、を有している。
制御部18は、間欠駆動部14、検出部15、開閉切替部17、送液部19、移動機構22及び振動部23の各々に電気的に接続された制御回路を有しており、検出部15からの圧力の検出結果に基づいて間欠駆動部14、開閉切替部17及び移動機構22をそれぞれ制御する。
また、制御部18は、塗布ヘッド11内の液体5に気泡が発生したと判定したときに、警告を発する警告手段としての警告ランプ、警告メッセージを表示する表示部や、警告音を鳴らす警報器を作動させるように構成されてもよい。
送液部19は、供給路13における貯蔵部12と間欠駆動部14との間に配置されている。送液部19としては、ロータリポンプが用いられており、供給路13、間欠駆動部14を通して塗布ヘッド11に液体5を送る。
搬送部21は、液体5を塗布するフィルム材6を供給するための搬送ローラ21a及びガイドローラ21bと、を有している。また、搬送部21は、図示しないが、フィルム材6を供給する供給ローラと、フィルム材6を巻き取る巻き取りローラと、巻き取りローラを回転させる回転機構と、を有している。
移動機構22は、塗布ヘッド11を支持する支持軸を有しており、支持軸を移動することで、塗布ヘッド11の吐出口11aの位置を、フィルム材6に近接離間する方向に移動させる。移動機構22は、制御部18が塗布ヘッド11内の液体5に気泡が発生していると判定したときに、制御部18によって、吐出口11aをフィルム材6に当接させるように制御される。吐出口11aをフィルム材6に当接させて塞ぐことで、塗布ヘッド11内の液体5の圧力を一定に保つ効果が得られる。
塗布ヘッド11内の液体5を、回収路16を介して貯蔵部12に送るときに、吐出口11aから液体5の漏れが僅かに生じるが、ほとんどの液体5が回収路16側に流れることになる。このため、塗布ヘッド11内の液体5を貯蔵部12に送るときに、吐出口11aを塞ぐことは必須ではない。しかし、吐出口11aを塞ぐことで、塗布ヘッド11内の液体5の圧力が一定に保たれ、塗布ヘッド11内の液体5を効率的に回収路16に送ることが可能になる。
また、移動機構22は、塗布ヘッド11によってフィルム材6に液体5を塗布するときに、吐出口11aとフィルム材6との間隙を調整し、フィルム材6に塗布される塗膜の厚みを調整するためにも用いられる。
振動部23は、振動体を有しており、振動体が送液部19及び間欠駆動部14のシリンダ14bに設けられている。振動部23は、振動を加えることで、送液部19及び間欠駆動部14の内部に溜まっている気泡を液体5と共に流すことが可能になり、供給路13内に生じている気泡を効率的に除去することが可能になる。
なお、本実施形態では、供給路13の一部を構成する送液部19及び間欠駆動部14に振動を加えるように構成されたが、変形例として、供給路13や回収路16に振動を直接加えるように振動体が配置されてもよい。振動部23は、供給路13及び回収路16の少なくとも一部に振動を加えるように構成されるものであれば、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上のように構成された塗布装置1において、制御部18が行う判定処理と、制御動作とについて詳細に説明する。図2に、塗布ヘッド11内の液体5の圧力の変化を説明するための図を示す。図3に、良品が製造されるときの塗布ヘッド11内の液体5の圧力の変化を説明するための図を示す。図4に、不良品が製造されるときの塗布ヘッド11内の液体5の圧力の変化を説明するための図を示す。なお、図2〜4において、縦軸が圧力を示しており、横軸が時間を示している。
まず、塗布ヘッド11内の液体5の圧力は、図2に示すように、開閉切替部17が回収路16を閉じた状態で間欠駆動部のピストン14aが供給路13としての流路14dを閉じたときに、吐出口11aから液体5が吐出されることに伴って、徐々に「0」に向かって低下して消失する。続いて、間欠駆動部14によって塗布ヘッド11内に液体5が供給されることに伴って、塗布ヘッド11内の液体5の圧力は上昇し、ピストン14aが流路14dを開いている間、送液部19によって送られた液体5が塗布ヘッド11内に供給され、吐出口11aから液体5が吐出されている。このとき、塗布ヘッド11内の液体5の圧力は一定の圧力に保たれている。
つぎに、上述と同様に、ピストン14aが流路14dを閉じたとき、塗布ヘッド11への液体5の供給が停止し、塗布ヘッド11内の液体5が吐出口11aから吐出されることに伴って、塗布ヘッド11内の液体5の圧力の低下が始まる。そして、塗布ヘッド11内の全ての液体5が吐出されたときに塗布ヘッド11内の液体5の圧力が「0」になる。
塗布装置1の稼働に伴って、塗布ヘッド11内の液体5に気泡が生じ始めることで、吐出状態が低下し、図3に示すように、塗布ヘッド11内の液体5の圧力が低下する速度が遅くなり、液体5の圧力が「0」になるまでの時間t0が長くなる。塗布ヘッド11内の液体5に生じた気泡の量が少ない場合、フィルム材6の未塗布領域6bへの液滴の飛散が生じていない良品の限度内であり、良品が製造される。
しかし、塗布ヘッド11内の液体5に気泡の量が増え、気泡の塊が生じたとき、図4に示すように、塗布ヘッド11内の液体5の圧力が低下する速度が更に遅くなり、塗布ヘッド11内の液体5の圧力が「0」になるまでの時間t0が更に長くなり、吐出状態の低下が顕著になる。このように塗布ヘッド11内の液体5の気泡の量が多くなったとき、フィルム材6に未塗布領域6bへの液滴の飛散が生じ、不良品が製造されることになる。
そこで、図3及び図2に示すように、吐出状態の低下を判定するために、液体5の圧力のしきい値Lが設定されている。しきい値Lは「0」に近い値に設定されている。なお、本実施形態において、しきい値Lは、一定の値に設定されているが、一定の値に限定されるものではなく、上限と下限からなる所定の範囲に設定されてもよい。
本実施形態では、圧力が低下する速度に関連する値として、開閉切替部17が回収路16を閉じた状態で間欠駆動部14が流路14d(供給路13)を閉じたときから、検出部15によって検出された圧力がしきい値L未満なるまでの時間t1が適用されている。圧力がしきい値L未満なるまでの時間t1に基づいて、制御部18は、塗布ヘッド11内の液体5に気泡が発生していることを判定する。
詳細には、制御部18は、開閉切替部17が回収路16を閉じた状態で間欠駆動部14が流路14dを閉じたときから、検出部15によって検出された圧力がしきい値未満になるまでの時間が所定時間以上であるとき、塗布ヘッド11内の液体5に気泡が発生していると判定する。
あるいは、圧力が低下する速度に関連する値は、塗布ヘッド11内の液体5の圧力がしきい値L未満なるまでの時間t1の代わりに、圧力が「0」になって消失するまでの時間t0が用いられてもよい。
そして、制御部18は、塗布ヘッド11内の液体5に気泡が発生していると判定したときに、回収路16を開くように開閉切替部17を制御すると共に、塗布ヘッド11内の液体5を貯蔵部12に送るように間欠駆動部14を制御する。このように制御部18が自動制御を行うことで、塗布ヘッド11内の液体5が回収路16を通って貯蔵部12に送られる。貯蔵部12のタンク内に送られた気泡は、大気に開放されて消失する。
以上のように制御部18が塗布ヘッド11内の液体5に気泡が発生していると判定して、気泡を除去するとき、開閉切替部17は、回収路16を連続的に開く代わりに、回収路16の開閉を断続的に繰り返してもよい。開閉切替部17が開閉動作を繰り返すことで、開閉切替部17近傍の回収路16や弁などに溜まった気泡を効率的に除去することができる。
また、塗布ヘッド11内の液体5の気泡を除去するときに、移動機構22によって塗布ヘッド11の吐出口11aをフィルム材6に当接させて塞ぐことで、塗布ヘッド11内の液体5の圧力を一定に保つことが可能になり、塗布ヘッド11内に溜まった気泡を効率的に除去することができる。
さらに、塗布ヘッド11内の液体5の気泡を除去するときに、制御部18が、送液部19及び間欠駆動部14に振動を加えるように振動部23を制御することで、送液部19及び間欠駆動部14に溜まった気泡を除去することができる。
最後に、塗布ヘッド11内の液体5の気泡を除去する動作が終了した後、制御部18は、開閉切替部17が回収路16を閉じることで、塗布ヘッド11が液体5を塗布することが可能な状態に復帰する。以上のような塗布ヘッド11内の液体5の気泡を除去する動作に伴って、吐出口11aから漏れた液体5によって汚損されたフィルム材6は廃棄される。
なお、上述した実施形態では、塗布ヘッド11内の液体5の圧力がしきい値L未満に低下するまでの時間t0に基づいて、塗布ヘッド11内の液体5の気泡の有無が判定されたが、圧力が低下する速度に関連する値として他の値が用いられてよい。
圧力が低下する速度に関連する値は、開閉切替部17が回収路16を閉じた状態で間欠駆動部14が流路14dを閉じたときから所定時間経過後に検出部15によって検出された圧力が適用されてもよく、上述の判定処理と同一の効果を得ることができる。
詳細には、開閉切替部17が回収路16を閉じた状態で間欠駆動部14が流路14dを閉じたときから所定時間経過後に検出部15によって検出された圧力がしきい値L以上であるときに、塗布ヘッド11内の液体5に気泡が発生していると判定する。
あるいは、圧力が低下する速度に関連する値は、間欠駆動部14が流路14dの開閉動作を繰り返しているときに、検出部15によって検出された圧力がしきい値L以上になっている時間の合計が適用されてもよく、上述の判定処理と同一の効果を得ることができる。
詳細には、制御部18は、間欠駆動部14が流路14dの開閉動作を繰り返しているときに、検出部15によって検出された圧力がしきい値L以上になっている時間の合計が所定時間以上になったとき、塗布ヘッド11内の液体5に気泡が発生していると判定する。
上述したように、実施形態の塗布装置1によれば、検出部15によって検出された圧力が低下する速度に関連する値に基づいて、制御部18が塗布ヘッド11内の液体5に気泡が発生していると判定することによって、液体5の吐出状態に影響を及ぼす量の気泡が塗布ヘッド11内の液体5に発生したことを正確に検出することができる。その結果、塗布ヘッド11内の液体5の気泡を効率的に除去することが可能になり、製造不良の発生を防ぎ、生産性の向上の図ることができる。
また、塗布装置1は、制御部18が塗布ヘッド11内の液体5に気泡が発生したと判定したときに、制御部18が、開閉切替部17及び間欠駆動部14の自動制御を行うことによって、塗布ヘッド11内の液体5に生じた気泡を適正なタイミングで除去することができる。
次に、他の構成例の塗布ヘッドを備える第2の実施形態の塗布装置について説明する。第2の実施形態は、塗布ヘッドを除いて、第1の実施形態と構成が同一であるため、塗布ヘッドについて説明し、第1の実施形態と同一の構成については説明を省略する。なお、第2の実施形態において、第1の実施形態と同一の構成部材には、第1の実施形態と同一の符号を付ける。
(第2の実施形態)
図5及び図6に、第2の実施形態における塗布ヘッドの構成例を説明するための模式図を示す。
図5に示すように、第2の実施形態の塗布装置が備える塗布ヘッド31は、スリット状の吐出口31aと、回収路16に連結される排出口31bと、を有している。排出口31bは、塗布ヘッド31の内部空間の上部に配置されており、上部の内面が、排出口31bに向かって内部空間の断面積が小さくなる漏斗状に形成されている。したがって、塗布ヘッド31は、排出口31bの周囲に傾斜面31cが形成されることによって、塗布ヘッド31内の液体5に気泡が発生したときに、気泡が傾斜面31cに沿って排出口31b近傍に集まり、排出口31bから気泡が効率的に排出されるように構成されている。
また、上述した塗布ヘッド31は、1つの回収路16に連結されて構成されたが、必要に応じて、複数の回収路16に連結されるように構成されてもよい。
図6に示すように、他の構成例の塗布ヘッド32は、スリット状の吐出口32aと、2つの回収路16にそれぞれ連結される2つの排出口32bと、を有している。排出口32bは、塗布ヘッド32の内部空間の上部に配置されており、上部の内面が、2つの排出口32bの各々に向かって内部空間の断面積が小さくなる漏斗状に形成されている。したがって、塗布ヘッド32は、塗布ヘッド31と同様に、排出口32bの周囲に傾斜面32cが形成されることで、塗布ヘッド32内の液体5に気泡が発生したときに、気泡が傾斜面32cに沿って各排出口32b近傍に集まり、各排出口32bから気泡が効率的に排出されるように構成されている。
なお、本発明に係る塗布装置は、制御部18が、塗布ヘッド11内の液体5に気泡が発生していると判定したとき、制御部18が自動制御を行うことで気泡の除去が行われるように構成されたが、必要に応じて、制御部18の判定に基づいて、手動で開閉切替部17を閉じる操作を行うことで、塗布ヘッド11内の液体5に生じた気泡を除去する操作を行ってもよい。
上述した実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下に限定されるものではない。
(付記1)
液体を吐出する吐出口を有し、被塗布材に液体を塗布する塗布ヘッドと、
前記塗布ヘッドに供給する液体が貯められる貯蔵部と、
前記貯蔵部から前記塗布ヘッドに液体を供給するための供給路と、
前記供給路を開閉し、前記貯蔵部から供給された液体を前記塗布ヘッドへ間欠的に供給する間欠駆動部と、
前記塗布ヘッド内の液体の圧力を検出する検出部と、
前記塗布ヘッドから前記貯蔵部に液体を回収するための回収路と、
前記回収路を開閉する開閉切替部と、
前記間欠駆動部及び前記開閉切替部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記開閉切替部が前記回収路を閉じた状態で前記間欠駆動部が前記供給路を閉じたとき、前記吐出口から液体が吐出されることに伴って前記塗布ヘッド内の液体の圧力が消失する際に、前記検出部によって検出された前記圧力が低下する速度に関連する値に基づいて、前記塗布ヘッド内の液体に気泡が発生していると判定する、塗布装置。
(付記2)
前記圧力が低下する速度に関連する値は、前記開閉切替部が前記回収路を閉じた状態で前記間欠駆動部が前記供給路を閉じたときから、前記検出部によって検出された前記圧力がしきい値未満なるまでの時間である、付記1に記載の塗布装置。
(付記3)
前記圧力が低下する速度に関連する値は、前記開閉切替部が前記回収路を閉じた状態で前記間欠駆動部が前記供給路を閉じたときから所定時間経過後に前記検出部によって検出された前記圧力である、付記1に記載の塗布装置。
(付記4)
前記圧力が低下する速度に関連する値は、前記間欠駆動部が前記供給路の開閉動作を繰り返しているときに、前記検出部によって検出された前記圧力がしきい値以上になっている時間の合計である、付記1に記載の塗布装置。
(付記5)
前記制御部は、前記塗布ヘッド内の液体に気泡が発生していると判定したときに、前記回収路を開くように前記開閉切替部を制御すると共に、前記塗布ヘッド内の液体を前記貯蔵部に送るように前記間欠駆動部を制御する、付記1ないし4のいずれか1項に記載の塗布装置。
(付記6)
前記塗布ヘッドを前記被塗布材に対して近接離間する方向に移動させる移動機構を備え、 前記制御部は、前記塗布ヘッド内の液体に気泡が発生していると判定したときに、前記吐出口を前記被塗布材に当接させるように前記移動機構を制御する、付記5に記載の塗布装置。
(付記7)
前記制御部は、前記塗布ヘッド内の液体に気泡が発生していると判定したときに、前記間欠駆動部が前記塗布ヘッド内の液体を前記貯蔵部に送りながら、前記回収路の開閉を繰り返すように前記開閉切替部を制御する、付記5または6に記載の塗布装置。
(付記8)
前記供給路及び前記回収路の少なくとも一部に振動を加える振動部を備え、
前記制御部は、前記塗布ヘッド内の液体に気泡が発生していると判定したときに、前記供給路及び前記回収路の少なくとも一部に振動を加えるように前記振動部を制御する、付記5ないし7のいずれか1項に記載の塗布装置。
(付記9)
前記塗布ヘッドの内部空間の上部には、前記回収路に連通する排出口が設けられ、
前記上部の内面が、前記排出口に向かって前記内部空間の断面積が小さくなる漏斗状に形成されている、付記5ないし8のいずれか1項に記載の塗布装置。
(付記10)
前記制御部が前記塗布ヘッド内の液体に気泡が発生していると判定したときに、警告を発する警告手段を備える、付記1ないし9のいずれか1項に記載の塗布装置。
(付記11)
液体を吐出口から吐出する塗布ヘッドへ液体を供給する供給路を開閉し、貯蔵部から供給された液体を前記塗布ヘッドへ間欠的に供給しながら、被塗布材に液体を塗布する塗布方法において、
前記塗布ヘッドから前記貯蔵部に液体を回収するための回収路を閉じた状態で前記供給路を閉じたとき、前記吐出口から液体が吐出されることに伴って前記塗布ヘッド内の液体の圧力が消失する際に、検出された前記圧力が低下する速度に関連する値に基づいて、前記塗布ヘッド内の液体に気泡が発生していると判定することを特徴とする塗布方法。
(付記12)
前記圧力が低下する速度に関連する値は、前記回収路を閉じた状態で前記供給路を閉じたときから、検出された前記圧力がしきい値未満なるまでの時間である、付記11に記載の塗布方法。
(付記13)
前記圧力が低下する速度に関連する値は、前記回収路を閉じた状態で前記供給路を閉じたときから所定時間経過後に検出された前記圧力である、付記11に記載の塗布方法。
(付記14)
前記圧力が低下する速度に関連する値は、前記供給路の開閉動作を繰り返しているときに検出された前記圧力がしきい値以上になっている時間の合計である、付記11に記載の塗布方法。
(付記15)
前記塗布ヘッド内の液体に気泡が発生していると判定したときに、前記供給路の開閉を繰り返しながら、前記塗布ヘッドの排出口から前記塗布ヘッド内の液体を排出する、付記11ないし14のいずれか1項に記載の塗布方法。
(付記16)
前記塗布ヘッド内の液体に気泡が発生していると判定したときに、前記吐出口を被塗布材に当接させた状態で、前記塗布ヘッドの排出口から前記塗布ヘッド内の液体を排出する、付記15に記載の塗布方法。
(付記17)
前記塗布ヘッド内の液体に気泡が発生していると判定したときに、前記回収路の開閉を繰り返しながら、前記塗布ヘッドの排出口から前記塗布ヘッド内の液体を排出する、付記16に記載の塗布方法。
(付記18)
前記塗布ヘッド内の液体に気泡が発生していると判定したときに、前記供給路及び前記回収路の少なくとも一部に振動を加えながら、前記塗布ヘッドの排出口から前記塗布ヘッド内の液体を排出する、付記16または17に記載の塗布方法。
1 塗布装置
5 液体
6 フィルム材
11 塗布ヘッド
11a 吐出口
12 貯蔵部
13 供給路
14 間欠駆動部
14d 流路
15 検出部
16 回収路
17 開閉切替部
18 制御部

Claims (10)

  1. 液体を吐出する吐出口を有し、被塗布材に液体を塗布する塗布ヘッドと、
    前記塗布ヘッドに供給する液体が貯められる貯蔵部と、
    前記貯蔵部から前記塗布ヘッドに液体を供給するための供給路と、
    前記供給路を開閉し、前記貯蔵部から供給された液体を前記塗布ヘッドへ間欠的に供給する間欠駆動部と、
    前記塗布ヘッド内の液体の圧力を検出する検出部と、
    前記塗布ヘッドから前記貯蔵部に液体を回収するための回収路と、
    前記回収路を開閉する開閉切替部と、
    前記間欠駆動部及び前記開閉切替部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記開閉切替部が前記回収路を閉じた状態で前記間欠駆動部が前記供給路を閉じたとき、前記吐出口から液体が吐出されることに伴って前記塗布ヘッド内の液体の圧力が消失する際に、前記検出部によって検出された前記圧力が低下する速度に関連する値に基づいて、前記塗布ヘッド内の液体に気泡が発生していると判定する、塗布装置。
  2. 前記圧力が低下する速度に関連する値は、前記開閉切替部が前記回収路を閉じた状態で前記間欠駆動部が前記供給路を閉じたときから、前記検出部によって検出された前記圧力がしきい値未満なるまでの時間である、請求項1に記載の塗布装置。
  3. 前記圧力が低下する速度に関連する値は、前記開閉切替部が前記回収路を閉じた状態で前記間欠駆動部が前記供給路を閉じたときから所定時間経過後に前記検出部によって検出された前記圧力である、請求項1に記載の塗布装置。
  4. 前記圧力が低下する速度に関連する値は、前記間欠駆動部が前記供給路の開閉動作を繰り返しているときに、前記検出部によって検出された前記圧力がしきい値以上になっている時間の合計である、請求項1に記載の塗布装置。
  5. 前記制御部は、前記塗布ヘッド内の液体に気泡が発生していると判定したときに、前記回収路を開くように前記開閉切替部を制御すると共に、前記塗布ヘッド内の液体を前記貯蔵部に送るように前記間欠駆動部を制御する、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の塗布装置。
  6. 前記塗布ヘッドを前記被塗布材に対して近接離間する方向に移動させる移動機構を備え、 前記制御部は、前記塗布ヘッド内の液体に気泡が発生していると判定したときに、前記吐出口を前記被塗布材に当接させるように前記移動機構を制御する、請求項5に記載の塗布装置。
  7. 前記制御部は、前記塗布ヘッド内の液体に気泡が発生していると判定したときに、前記間欠駆動部が前記塗布ヘッド内の液体を前記貯蔵部に送りながら、前記回収路の開閉を繰り返すように前記開閉切替部を制御する、請求項5または6に記載の塗布装置。
  8. 前記供給路及び前記回収路の少なくとも一部に振動を加える振動部を備え、
    前記制御部は、前記塗布ヘッド内の液体に気泡が発生していると判定したときに、前記供給路及び前記回収路の少なくとも一部に振動を加えるように前記振動部を制御する、請求項5ないし7のいずれか1項に記載の塗布装置。
  9. 前記塗布ヘッドの内部空間の上部には、前記回収路に連通する排出口が設けられ、
    前記上部の内面が、前記排出口に向かって前記内部空間の断面積が小さくなる漏斗状に形成されている、請求項5ないし8のいずれか1項に記載の塗布装置。
  10. 液体を吐出口から吐出する塗布ヘッドへ液体を供給する供給路を開閉し、貯蔵部から供給された液体を前記塗布ヘッドへ間欠的に供給しながら、被塗布材に液体を塗布する塗布方法において、
    前記塗布ヘッドから前記貯蔵部に液体を回収するための回収路を閉じた状態で前記供給路を閉じたとき、前記吐出口から液体が吐出されることに伴って前記塗布ヘッド内の液体の圧力が消失する際に、検出された前記圧力が低下する速度に関連する値に基づいて、前記塗布ヘッド内の液体に気泡が発生していると判定することを特徴とする塗布方法。
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