JP2015065584A - 遠隔制御システムとその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御のために複雑な命令文が必要な場合でも、命令要素ごとに複数のセンシングユニットを選択的に操作するだけで、簡単かつ正確に遠隔制御できるようにする。
【解決手段】センシングユニット10a〜10fにそれぞれ命令文を構成する6種類の命令要素の内容を表記し、当該センシングユニットがベースユニット20の読取エリア22a〜22fに置かれた場合に、センシングユニットの表面に記載された内容に対応する命令IDをセンシングユニットからベースユニット20に伝送し、ベースユニット20が上記命令IDにより命令文を生成してホームサーバ30へ送信する。ホームサーバ30は、上記受信した命令文が文法上のルールを満たしているか否かを判定すると共に、命令文に含まれていない命令要素の内容を推測して補完した後、変換テーブル34をもとに実行対象となる機能実行装置IDと動作モードIDに変換し、機能実行装置へ送信する。
【選択図】図2

Description

この発明は、家電機器やオフィス機器等の機能実行装置の機能をセンシングユニットを使用して遠隔制御する遠隔制御システムとその方法に関する。
近年、家電機器やオフィス機器の中には、機器本体が有する機能をリモートコントローラを使用して遠隔制御するものが増えている。リモートコントローラには、例えば複数のハードウエアスイッチ又はソフトウエアスイッチとディスプレイが設けられ、ユーザが上記スイッチを操作するとその操作信号がリモートコントローラから機器本体へ送信される。機器本体では、上記操作信号を受信すると当該操作信号が解読され、この解読結果に従い対応する機能が実行される。また、上記操作内容又は実行された機能に関する情報がリモートコントローラのディスプレイに表示される(例えば特許文献1を参照)。
特開2011−172097号公報
ところが、上記のようにリモートコントローラを用いて機器本体の機能を遠隔制御する機器では、遠隔制御を行う場合に必ずスイッチを操作しなければならない。このため、ユーザは機器本体の制御対象機能とスイッチとの対応関係を覚えておくか、或いは取扱説明書等によりその都度確認しなければならず、操作が面倒だった。特に、制御対象機器が複数の動作モードを備え、これらの動作モードを指定するために複数のスイッチ操作を組み合わせる必要がある場合には、その操作がさらに面倒となり、お年寄りや子供のように機器の操作に不慣れなユーザにとっては操作が困難だった。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、機能実行装置に動作モードを指定する際に複雑な命令文が必要な場合でも、命令要素ごとに複数のセンシングユニットを選択的に操作するだけで、複雑な操作を行うことなく簡単かつ正確に遠隔制御できるようにした遠隔制御システムとその方法を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の第1の観点は、複数の動作モードを有する機能実行装置と、この機能実行装置との間で直接又は中継装置を介して通信が可能な複数のセンシングユニットを備えるセンシング装置とを具備する。前記複数のセンシングユニットには、前記機能実行装置が有する複数の動作モードを指定するための命令文を構成する複数の命令要素が対応付けてある。センシング装置は、前記複数のセンシングユニットにより前記命令文を構成する複数の命令要素を選択的に指定する操作が行われた場合に、当該操作により指定された複数の命令要素を表す情報を含む遠隔制御信号を送信する。機能実行装置は、前記センシング装置から送信された遠隔制御信号を受信すると、この受信された遠隔制御信号に含まれる複数の命令要素を表す情報に基づいて、当該複数の命令要素により構成される命令文により指定される動作モードを選択し、この選択された動作モードにより機能を実行する。
この発明の第2の観点は、複数の動作モードを有する機能実行装置と、複数のセンシングユニットを備えるセンシング装置と、前記機能実行装置及びセンシング装置との間でそれぞれ通信が可能な中継装置とを具備する。前記複数のセンシングユニットには、前記機能実行装置が有する複数の動作モードを指定するための命令文を構成する複数の命令要素が対応付けてある。前記センシング装置は、前記複数のセンシングユニットにより前記命令文を構成する複数の命令要素を選択的に指定する操作が行われた場合に、当該操作により指定された複数の命令要素を表す情報を含む第1の遠隔制御信号を送信する。前記中継装置は、前記センシング装置から送信された第1の遠隔制御信号を受信すると、この受信された第1の遠隔制御信号に含まれる複数の命令要素を表す情報に基づいて、当該複数の命令要素により構成される命令文により指定される動作モードを選択し、この選択された動作モードを表す情報を含む第2の遠隔制御信号を送信する。前記機能実行装置は、前記中継装置から送信された第2の遠隔制御信号を受信すると、この受信された第2の遠隔制御信号に含まれる動作モードを表す情報に基づいて対応する動作を実行する。
上記第1又は第2の観点は以下のような各種態様を備えることも特徴とする。
第1の態様は、前記複数のセンシングユニットに、前記複数の命令要素として、「いつ」、「どこ」、「何」、「どれくらい」、「どのように」、「どうする」のうち少なくとも「どうする」を含む複数の命令要素を対応付けるようにしたものである。
第2の態様は、前記複数のセンシングユニットをそれぞれ立体構造物により構成し、その複数の周面に当該センシングユニットに割り当てられた命令要素の複数の内容を表記する。そして、センシング装置において、前記センシングユニットが操作された場合に当該センシングユニットのどの周面が表面に設定されたかを判定し、当該判定された周面に表記されている命令要素の内容を表す情報を遠隔制御信号に含めるようにしたものである。
第3の態様は、前記センシング装置を、複数のセンシングユニットと、これらのセンシングユニットとの間でそれぞれ通信が可能なベースユニットとを備えたものとする。そしてベースユニットにおいて、前記複数のセンシングユニットがその一つの面を表面にしてベースユニット上に載置された場合に、当該複数のセンシングユニットから前記表面に対応付けられた命令要素の内容を表す情報をそれぞれ受信し、この受信された複数の命令要素の内容を表す情報を含む遠隔制御信号を生成して送信するようにしたものである。
第4の態様は、センシング装置を複数のセンシングユニットのみを備えたものとする。そして、これらのセンシングユニットが相互に接触する状態で配置された場合にその配置状態を検出し、この検出された配置状態において複数のセンシングユニットからその各表面に対応付けられた命令要素の内容を表す情報を遠隔制御信号として送信するようにしたものである。
第5の態様は、機能実行装置又は中継装置の動作モードを指定する手段において、受信された遠隔制御信号に含まれる複数の命令要素により構成される命令文が所定の論理的条件を満たしているか否かを判定し、論理的条件を満たしている場合に当該命令文により指定される動作モードを選択するようにしたものである。
第6の態様は、機能実行装置又は中継装置の動作モードを指定する手段において、受信された遠隔制御信号に前記複数の命令要素のすべてが含まれていない場合に、当該含まれていない命令要素のうちの少なくとも一つの命令要素を、前記遠隔制御信号に含まれている少なくとも2つの命令要素に基づいて推測し補完するようにしたものである。
この発明の第1の観点によれば、それぞれ命令要素が対応付けられた複数のセンシングユニットを選択的に操作すると、この操作により指定された各命令要素により命令文が構成され、この命令文を含む遠隔制御信号が機能実行装置に送られて対応する動作モードが選択され機能が実行される。このため、動作モードを選択指定する場合に複雑な命令文が必要となる場合でも、この命令文の指定操作を簡単かつ正確に行うことが可能となる。したがって、お年寄りや子供のように機器の操作に不慣れなユーザであっても、機能実行装置を簡単かつ正確に遠隔制御することが可能となる。さらに、センシングユニットに命令要素が表記されているため、ユーザが現在実行している機能実行装置の動作モードが一目で確認できるという利点がある。
この発明の第2の観点によれば、複数のセンシングユニットの選択的な操作により指定された各命令要素は一旦中継装置へ送られ、中継装置において上記各命令要素により構成される命令文に対応する動作モードが選択されたのち機能実行装置に送られ、機能実行装置において上記動作モードに対応する機能が実行される。このため、機能実行装置に、命令文を解読して対応する動作モードに変換する機能を持たせる必要がなくなり、これにより機能実行装置を特別な機能追加を行うことなくこの発明に係る遠隔制御することが可能となる。
第1の態様によれば、複数のセンシングユニットに、複数の命令要素として、「いつ」、「どこ」、「何」、「どれくらい」、「どのように」、「どうする」のうち少なくとも「どうする」を含む複数の命令要素を対応付けるようにしたことによって、センシング装置において文法上の論理性が正しい命令文を簡単に作成することが可能となる。
第2の態様によれば、複数のセンシングユニットはそれぞれ周面に命令要素の内容が表記された立体構造物からなるため、命令要素及びその内容を指定する場合には、この立体構造物をその所望の周面が表面となるように置くだけで、簡単に指定することが可能となる。
第3の態様によれば、複数のセンシングユニットをベースユニット上に載置すると、ベースユニットから上記載置された各センシングユニットに対応する命令要素の内容を表す情報を含む遠隔制御信号が送信される。このため、複数のセンシングユニットには、遠隔制御信号を機能実行装置又は中継装置へ送信するために必要な通信インタフェースを設ける必要がなくなり、これによりセンシングユニットの簡単小型化、低消費電力化が可能となる。
第4の態様によれば、複数のセンシングユニットがそれぞれ自力で命令要素の内容を表す情報を判定して機能実行装置又は中継装置へ直接送信することができるので、センシングユニットの操作場所に制限を受けることなく、操作の自由度を高く維持することが可能となる。
第5の態様によれば、機能実行装置又は中継装置において、センシング装置から受信された命令文が所定の論理的条件を満たしているか否かが判定され、論理的条件を満たしている場合に当該命令文により指定される動作モードが選択される。このため、論理的に正しい命令文が送られた場合にのみ機能実行装置に動作を実行させることが可能となり、これにより機能実行装置の誤操作を防止することができる。
第6の態様によれば、機能実行装置又は中継装置において、センシング装置から受信された遠隔制御信号に複数の命令要素のすべてが含まれていない場合に、当該含まれていない命令要素のうちの少なくとも一つの命令要素が、上記遠隔制御信号に含まれている少なくとも2つの命令要素に基づいて推測される。このため、ユーザはすべての命令要素を指定しなくても、機能実行装置を動作させることが可能となる。
すなわちこの発明によれば、機能実行装置に動作モードを指定する際に複雑な命令文が必要な場合でも、命令要素ごとに複数のセンシングユニットを選択的に操作するだけで、複雑な操作を行うことなく簡単かつ正確に遠隔制御できるようにした遠隔制御システムとその方法を提供することができる。
この発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システムの全体構成を示す図。 図1に示した遠隔制御システムのうちセンシング装置の外観を示す図。 図1に示した遠隔制御システムのうちセンシング装置の構成を示すブロック図。 図1に示した遠隔制御システムのうちホームサーバ及び機能実行装置の構成を示すブロック図。 図3に示したセンシング装置の処理手順と処理内容を示すフローチャート。 図4に示したホームサーバ及び機能実行装置の処理手順と処理内容を示すフローチャート。 命令要素の一つである「いつ」の種類の一例を示す図。 命令要素の一つである「どこ」の種類の一例を示す図。 命令要素の一つである「なにを」の種類の一例を示す図。 命令要素の一つである「どれくらい」の種類の一例を示す図。 命令要素の一つである「どのように」の種類の一例を示す図。 命令要素の一つである「どうする」の種類の一例を示す図。 センシングユニットによる命令要素の選択例を示す図。 この発明の第2の実施形態に係る遠隔制御システムのセンシング装置の外観を示す図。 この発明の第2の実施形態に係る遠隔制御システムの構成を示すブロック図。 図15に示した遠隔制御システムの処理手順と処理内容を示すフローチャート。 この発明のその他の実施形態に係るセンシングユニットの外観を示す図。 図17に示したセンシングユニットの使用例を示す図。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
この発明の第1の実施形態は、センシング装置を複数のセンシングユニットとベースユニットとから構成し、センシングユニットにおいて選択された命令要素の内容を表す命令IDをベースユニットで収集して命令文を生成する。そして、この命令文を含む遠隔制御信号をベースユニットからホームサーバに送り、ホームサーバで上記命令文の論理性のチェックを行ったのち制御対象の機能実行装置を表すIDと動作モードを表すIDに変換し、機能実行装置へ送信するようにしたものである。
図1はこの発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システムの全体構成を示す図であり、図中1はセンシング装置、30は中継装置として動作するホームサーバ、40a,40b,40c,…は機能実行装置をそれぞれ示している。
機能実行装置40a,40b,40c,…のうち、機能実行装置40aは照明器具からなり、その動作モードとして「ON」、「OFF」等の標準的な動作モードに加え、照明の色合いを「電球色」、「昼白色」、「昼光色」などに変化させる動作モードや、照度を変化させる動作モードを備えている。また機能実行装置40bはエアコンからなり、その動作モードとして「ON」、「OFF」等の標準的な動作モードに加え、「冷房」、「暖房」、「温度を上げる」、「温度を下げる」等のエアコン特有の複数の動作モードを備えている。さらに機能実行装置40cはオーディオ機器からなり、「ON」、「OFF」等の標準的な動作モードに加え、「再生」、「停止」、「音量を上げる」、「音量を下げる」等のオーディオ機器特有の複数の動作モードを備えている。なお、機能実行装置としては他にコーヒーメーカやテレビジョン受信機、玄関ドア等があるが、説明は省略する。
センシング装置1は、6個のセンシングユニット10a〜10fと、ベースユニット20とから構成される。
センシングユニット10a〜10fは何れも正六面体からなる筐体を有している。この筐体は例えば樹脂材料により構成される。センシングユニット10a〜10fには、それぞれ上記機能実行装置40a,40b,40c,…に実行させる動作モードを指定するための命令文を構成する複数の命令要素が個別に割り当てられている。
上記複数の命令要素は、例えば「いつ」(When)、「どこ」(Where)、「何」(What)、「どれくらい」(How)、「どのように」(How)、「どうする」(How)の3W3Hにより構成され、その内容はそれぞれ以下のように定義されている。図7乃至図12はその一例を示すものである。
「いつ」(When)の内容としては、図7に示すように「朝」、「昼」、「夕方」、「夜」、「寝る前」、「今すぐ」の6種類が定義され、これらはセンシングユニット10aの6面に印刷等により表記される。
「どこ」(Where)の内容としては、図8に示すように「リビング」、「キッチン」、「ダイニング」、「寝室」、「浴室」、「全室」の6種類が定義され、これらはセンシングユニット10bの6面に印刷等により表記される。
「何」(What)の内容としては、図9に示すように「照明を」、「テレビを」、「オーディオ機器を」、「コーヒーメーカを」、「エアコンを」、「すべての機器を」の6種類が定義され、これらはセンシングユニット10cの6面に印刷等により表記される。
「どれくらい」(How)の内容としては、図10に示すように「最小に」、「少し」、「たくさん」、「最大に」、「中くらいに」の5種類が定義され、これらはセンシングユニット10cの6面のうちの5面に印刷等により表記される。尚、残る1面については空欄として命令要素の内容は記載されない。
「どのように」(How)の内容としては、図11に示すように「徐々に」、「すぐに」、「10分かけて」、「30分かけて」、「10分後に」、「30分後に」の6種類が定義され、これらはセンシングユニット10eの6面に印刷等により表記される。
「どうする」(How)の内容としては、図12に示すように「消す」、「つける」、「明るくする」、「暗くする」、「暖める」、「涼しくする」の6種類が定義され、これらはセンシングユニット10fの6面に印刷等により表記される。
なお、上記各命令要素「いつ」(When)、「どこ」(Where)、「何」(What)、「どれくらい」(How)、「どのように」(How)、「どうする」(How)の内容の種類には、それぞれユニークな命令IDが対応付けられている。また、上記各命令要素の内容は、印刷以外に手書きしてもよく、さらには当該文字が印刷されたシールを筐体面に貼付することにより表記してもよい。
一方、ベースユニット20は、長方形をなす板状の筐体21を仕切板で区切ることで6個の読取エリア22a〜22fを形成したもので、これらの読取エリア22a〜22fにはそれぞれNFC(Near Field Communication)リーダ23a〜23fが設けられている。これらのNFCリーダ23a〜23fは、それぞれ上記読取エリア22a〜22fにセンシングユニット10a〜10fが置かれた場合に、これらのセンシングユニット10a〜10fに取着された図示しないNFCタグとの間で通信を行う。そして、センシングユニット10a〜10fにおいて判定された、表面に表記された命令要素の内容に対応する命令IDを受信する。
図3は、上記センシングユニット10a〜10f及びベースユニット20の構成を示すブロック図である。
センシングユニット10a〜10fは、上記6つの面にそれぞれ配設された計測部111〜116と、回路モジュール部12を備えている。計測部111〜116は例えば感圧センサ又は照度センサからなり、センシングユニット10a〜10fがどの面を上にしてベースユニット20の読取エリア22a〜22fに置かれたかを検出するもので、計測部111〜116ごとにそれぞれ検出電圧値v1 〜v6 を出力する。
回路モジュール部12は、命令ID格納部121と、閾値判定部122と、センシング通信部123を備えている。なお、閾値判定部122及びセンシング通信部123は、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)に実行させることにより実現される。
命令ID格納部121には、上記6つの計測部111〜116の識別情報(センサID)に対応付けて、上記6つの面に記載された命令要素の内容を識別する命令IDが記憶されている。また命令ID格納部121には、上記各命令IDと計測部111〜116との対応関係を表す情報と、上記計測部111〜116から出力される検出電圧値v1 〜v6 を判定するための異なる6つの閾値Vt1〜Vt6が予め記憶されている。
閾値判定部122は、上記計測部111〜116から出力される検出電圧値v1 〜v6 を、上記命令ID格納部121に記憶された閾値Vt1〜Vt6と比較することにより、検出電圧を出力した計測部111〜116がどの面に配置された計測部かを判定する。さらに、上記命令ID格納部121に記憶された、各命令IDと計測部111〜116との対応関係を表す情報を参照することにより、当該計測部が配置された面と対向する面(反対側の面)に記載された命令IDを読み出す。
センシング通信部123はNFCタグからなり、上記ベースユニット20のNFCリーダ23a〜23fから電磁結合による電力供給を受けて起動され、上記読み出された命令IDをベースユニット20へ送信する処理を行う。
ベースユニット20は、6個のベース受信部201a〜201fと、命令合成部202と、ベース送信部203を備えている。なお、図3では図示の簡単のため201a,201bのみを示している。ベース受信部201a〜201fはそれぞれNFCリーダ23a〜23fを備え、上記センシングユニット10a〜10fが読取エリア22a〜22fに置かれた場合に、センシングユニット10a〜10fのNFCタグを起動して当該NFCタグから命令IDを受信する。
命令合成部202は、上記ベース受信部201a〜201fにより受信された命令IDを順に並べた状態で合成して命令文を表す情報を生成する。ベース送信部203は、上記生成された命令文を表す情報を含む遠隔制御信号を生成し、この遠隔制御信号をホームサーバ30に向け送信する。なお、その通信インタフェースしては、無線LAN(Local Area Network)やBluetooth(登録商標)等の近距離データ通信規格を採用した無線インタフェース、或いは赤外線インタフェースが使用される。
ホームサーバ30は例えばパーソナル・コンピュータからなり、この実施形態を実現するために必要な機能として、ホームサーバ通信部31と、センシングユニット判別部32と、命令/実行変換部33と、変換テーブル34を備えている。なお、これらの機能のうちホームサーバ通信部31、文法判定部32及び命令/実行変換部33は、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムをCPUに実行させることにより実現される。
ホームサーバ通信部31は、遠隔制御信号の受信機能と送信機能を備えている。受信機能は、上記センシング装置1のベースユニット20から送信された遠隔制御信号を受信する処理を行う。送信機能は、上記受信された遠隔制御信号を、後述する命令/実行変換部33から渡される機能実行装置ID及び動作モードIDを含む遠隔制御信号に変換し、この変換された遠隔制御信号を機能実行装置40a,40b,40c,…へ送信する。なお、通信インタフェースとしては、無線LANやBluetooth(登録商標)等の近距離データ通信規格を採用した無線インタフェース、或いは赤外線インタフェースが使用される。
変換テーブル34には、6種類の命令要素間の命令IDのすべての組み合わせに対応付けて、機能実行装置40a,40b,40c,…の識別情報(機能実行装置ID)と、機能実行装置の実行内容、つまり動作モードを識別する情報(動作モードID)が記憶されている。
文法判定部32は、上記ホームサーバ通信部31により受信された遠隔制御信号から命令文を抽出し、当該抽出された命令文の文法が予め記憶しておいたルールを満足しているか否かを判定する。また、それと同時に、上記抽出された命令文に命令要素の不足がある場合に、当該不足している命令要素の内容を上記抽出された命令文に含まれる命令要素の内容に基づいて推測し、補完する処理を行う。
命令/実行変換部33は、上記文法判定部32により当該抽出された命令文の文法がルールを満足していると判定された場合に、上記補完後の命令文をもとに上記変換テーブル34から該当する機能実行装置IDと実行内容を表す動作モードIDを読み出し、この読み出した機能実行装置ID及び動作モードIDを上記ホームサーバ通信部31に渡す。
機能実行装置40a,40b,40c,…は、機能情報格納部41と、機能実行部42と、クライアント通信部43を備えている。このうち機能実行部42及びクライアント通信部43は、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムをCPUに実行させることにより実現される。
機能情報格納部41には、上記ホームサーバ30が送信する動作モードIDに対応付けて、機能実行装置40a,40b,40c,…が備える機能の具体的な実行内容を表す情報が記憶されている。
クライアント通信部43は、上記ホームサーバ30から送信される遠隔制御信号を受信する機能を有する。
機能実行部42は、上記クライアント通信部43により受信された遠隔制御信号から機能実行装置ID及び動作モードIDを抽出し、この抽出された機能実行装置IDが自装置のIDと一致する場合に、上記抽出された動作モードIDに対応する機能実行内容を表す情報を上記機能格納部41から読み出し、この読み出された機能実行内容を表す情報を実行する処理を行う。
(動作)
次に、以上のように構成されたセンシング装置1、ホームサーバ30及び機能実行装置40a,40b,40c,…の動作を説明する。
(1)センシング装置の動作
図5は、センシング装置1の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
ユーザが、命令文を指定するために、各命令要素に対応するセンシングユニット10a〜10fを、例えば図2に示すように希望する命令内容が記載された面を表にしてベースユニット20の該当する読取エリア22a〜22fにそれぞれ置いたとする。
センシングユニット10a〜10fでは、計測値の発生をステップS11で検出すると、ステップS12において計測部111〜116から出力される検出電圧v1 〜v6 がそれぞれ取り込まれる。そして、この取り込まれた検出電圧v1 〜v6 が、命令ID格納部121に格納されている閾値Vt1 〜Vt6とステップS13で比較され、検出電圧を出力した計測部111〜116がどの面に配置された計測部であるかが判定される。
続いてステップS14において、命令ID格納部121に格納された、各命令IDと計測部111〜116との対応関係を表す情報をもとに、上記検出電圧を出力した計測部111〜116が配置された面と対向する面(反対側となる面)に表記された命令要素の内容に対応する命令IDが、命令ID格納部121から読み出される。
すなわち、センシングユニット10a〜10fをベースユニット20の各読取エリア22a〜22fに載置すると、当該センシングユニット10a〜10fの各読取エリア22a〜22fと接する面(下面)に配置された計測部から検出信号が出力され、この検出信号を出力した計測部が配置された面とは反対側となる面、つまり上面に表記された命令要素の内容に対応する命令IDが読み出される。
上記各センシングユニット10a〜10fにおいて読み出された命令IDは、ステップS15においてセンシング通信部123からベースユニット20へ送信される。この命令IDの送信は、ベースユニット20のNFCリーダ23a〜23fとセンシング通信部123の各NFCタグとの間の通信により行われる。
ベースユニット20では、上記センシングユニット10a〜10fから命令IDが送信されたことをステップS21で検出すると、当該命令IDをステップS22において各ベース受信部201a〜201fで受信する処理が行われる。そして、最後の命令IDが受信されてから一定時間が経過すると、ユーザによるベースユニット20へのセンシングユニット10a〜10fの載置操作が終了したと判断し、ステップS23からステップS24に移行する。そして、上記センシングユニット10a〜10fから受信した各命令IDを順に並べて命令文が生成され、この命令文を表す情報含む遠隔制御信号がステップS25によりベース送信部203からホームサーバ30に向け送信される。
例えば、ユーザがセンシングユニット10a〜10fを、それぞれ図2に例示したように「朝」、「寝室」、「照明を」、「最大に」、「10分かけて」、「つける」が表面となるようにベースユニット20の読取エリア22a〜22fに置いたとすれば、各命令要素の内容が図13(a)に示すように配列された命令文が生成され、この命令文が遠隔制御信号によりホームサーバ30へ送信される。
また、センシングユニット10b,10fを、それぞれ「リビング」及び「暖める」が表面となるようにベースユニット20の対応する読取エリア22b,22fに置いた場合には、図13(b)に示すように「リビング」及び「暖める」に対応する命令IDが並べられた命令文が生成されて送信される。同様に、センシングユニット10a〜10fのうちの任意のユニットを、希望する内容が表面になるようにベースユニット20の対応する読取エリア22a〜22fに置けば、例えば図13(c),(d)に示すような命令文が生成されて送信される。
(2)ホームサーバの動作
図6は、ホームサーバ30及び機能実行装置40a,40b,40c,…の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
ホームサーバ30では、ステップS31で遠隔制御信号の到来を検知すると、ステップS32により当該遠隔制御信号の受信処理が行われ、この受信された遠隔制御信号から命令文を表す情報が抽出される。続いてステップS33により文法判定部32が起動され、上記抽出された命令文の文法が予め記憶しておいたルールを満足しているか否かがステップS34により判定される。例えば、命令文中に命令要素「どうする」(How)の内容を指定する命令IDが含まれていなければ、当該命令文は文法のルールを満たしていないと判定される。
なお、命令文が文法上のルールは満たしていても、その命令IDの組み合わせに対応する動作モードIDが変換テーブル34に記憶されていない場合にも、当該命令文は無効とされる。例えば、キッチンにエアコンが設置されていない場合に、命令文に「キッチン」に対応する命令ID(wb2)と「エアコンを」に対応する命令ID(wc5)が含まれている場合には、当該命令文は無効とされる。
また文法判定部32では、上記抽出された命令文に命令要素の不足がある場合や、センシングユニット上の命令要素の指定が空欄である場合に、当該不足している命令要素の内容を上記抽出された命令文に含まれる命令要素の内容に基づいて推測し補完する処理が行われる。例えば、図13(b)に例示したように命令文に「リビング」に対応する命令ID(wb1)と「暖める」に対応する命令ID(hc5)のみが含まれている場合には、「リビング」を暖める機器は「エアコン」であると推測できるので、上記命令文には「エアコンを」に対応する命令ID(wc5)が追加される。
また、図13(c)に例示したように命令文に「エアコンを」に対応する命令ID(wc5)と「つける」に対応する命令ID(hc2)のみが含まれている場合には、例えばホームサーバ30が備える温度センサにより検出された室温をもとに「冷房」か「暖房」かが判断され、上記「つける」に対応する命令ID(hc2)が「涼しくする」又は「暖める」に対応する命令ID(hc6又はhc5)に変換される。
さらに、図13(d)に例示するように命令文に「朝」に対応する命令ID(wa1)と、「テレビを」と「コーヒーメーカを」とに対応する命令ID(wc2及びwc4)と、「つける」に対応する命令ID(hc2)が含まれている場合には、上記「朝」を、朝の常識的な時刻、又はユーザが事前に設定しておいた起床時刻に置換する。また、上記命令文には「どこ」(Where)の内容を表す命令IDが指定されていないが、「テレビ」及び「コーヒーメーカ」はそれぞれ1台しか登録されていなければ、当該命令は有効とする。
以上述べた命令要素の論理性の判定及び命令要素の推測処理は、変換テーブル34に記憶された各命令IDの組み合わせを示す情報に基づいて行うことができる。すなわち、命令要素の内容の推測は、「いつ」(When)、「どこ」(Where)、「何を」(What)、「どれくらい」(How)、「どのように」(How)、「どうする」(How)の何れを対象としてもよく、またこれらの命令要素の複数を同時に推測対象としてもよい。この推測処理は、過去に指定された命令文を履歴データとして記憶しておき、この履歴データをもとに学習することで、より一層正確な推測が可能となる。
上記命令文の文法判定及び推測処理が終了すると、ステップS35において、当該文法判定及び推測処理後の命令文に含まれる命令ID群をもとに変換テーブル34がアクセスされ、上記命令ID群に対応付けられた機能実行装置ID及び実行内容を表す動作モードIDが読み出される。そしてステップS36において、上記ベースユニット20から受信した遠隔制御信号が、上記読み出された機能実行装置ID及び実行内容を表す動作モードIDを含む遠隔制御信号に変換され、この変換後の遠隔制御信号がホームサーバ通信部31から機能実行装置40a,40b,40c,…に向け送信される。
(3)機能実行装置の動作
機能実行装置40a,40b,40c,…では、先ずステップS41で遠隔制御信号の到来を検知すると、ステップS42により上記遠隔制御信号の受信処理が行われ、この受信された遠隔制御信号から機能実行装置ID及び動作モードIDが抽出される。そして、この抽出された機能実行装置IDをもとに上記遠隔制御信号が自己宛のものか否かが判定され、自己宛のものであれば、ステップS43において、上記抽出された動作モードIDをもとに、機能情報格納部41から上記動作モードIDに対応付けられた実行内容を表す制御情報が読み出される。そして、上記実行内容を表す制御情報に従い、ステップS44において該当する機能が実行される。
例えば、ユーザが図13(a)に示したようにセンシングユニット10a〜10fをそれぞれ「朝」、「寝室」、「照明を」、「最大に」、「10分かけて」、「つける」が表面になるようにベースユニット20の読取エリア22a〜22fに置いたとすると、この命令文に対応する機能実行装置IDと動作モードIDに従い、朝になると、寝室に設置されている機能実行装置(照明器具)40aが10分かけて徐々に明るくなるように点灯される。
また、ユーザが図13(b)に示したようにセンシングユニット10b,10fをそれぞれ「リビング」、「暖める」が表面になるようにベースユニット20の読取エリア22b,22fに置いた場合には、リビングに設置された機能実行装置(エアコン)40bにおいて暖房運転が開始される。
同様に、命令文に対応する機能実行装置IDと動作モードIDに従い、該当する機能実行装置において動作IDにより指定された動作が実行される。
(効果)
以上詳述したように第1の実施形態では以下のような対策を講じている。すなわち、センシングユニット10a〜10fにそれぞれ命令文を構成する6種類の命令要素の内容を表記し、センシングユニット10a〜10fがベースユニット20の読取エリア22a〜22fに置かれた場合に、センシングユニット10a〜10fの表面に記載された内容に対応する命令IDをセンシングユニット10a〜10fからベースユニット20に伝送し、ベースユニット20が上記命令IDにより命令文を生成してホームサーバ30へ送信する。ホームサーバ30は、上記受信した命令文が文法上のルールを満たしているか否かを判定すると共に、命令文に含まれていない命令要素の内容を推測して補完した後、変換テーブル34をもとに実行対象となる機能実行装置IDと動作モードIDに変換し、機能実行装置40a,40b,40c,…へ送信する。機能実行装置は、上記送られた動作モードIDに応じて機能を実行する。
したがって、命令要素が対応付けられた6個のセンシングユニット10a〜10fを希望する内容が表記された面を表にしてベースユニット20の読取エリア22a〜22fに置くと、上記表面に表記された内容を表す命令IDにより命令文が構成され、この命令文を含む遠隔制御信号がホームサーバ30で制御対象の機能実行装置IDと動作モードIDに変換されたのち機能実行装置40a,40b,40c,…に送られ、該当する機能実行装置40a,40b,40c,…で指定された動作モードが実行される。このため、動作モードを選択指定する場合に複雑な命令文が必要となる場合でも、この命令文の指定操作を簡単かつ正確に行うことが可能となる。したがって、お年寄りや子供のように機器の操作に不慣れなユーザであっても、機能実行装置40a,40b,40c,…を簡単かつ正確に遠隔制御することが可能となる。
また、センシング装置1をセンシングユニット10a〜10fとベースユニット20とから構成し、ベースユニット20において命令文を含む遠隔制御信号を生成してホームサーバ30へ送信するようにしている。このため、センシングユニット10a〜10fには、遠隔制御信号をホームサーバ30へ送信するために必要な通信インタフェースを設ける必要がなくなり、これによりセンシングユニット10a〜10fの簡単小型化、低消費電力化が可能となる。
さらに、命令文が文法上のルールを満たしているか否かが判定され、満たしている場合に当該命令文が制御対象の機能実行装置IDと動作モードIDに変換される。このため、論理的に正しい命令文が送られた場合にのみ機能実行装置40a,40b,40c,…を動作させることが可能となり、これにより機能実行装置40a,40b,40c,…の誤操作を防止することができる。
しかも、命令文に命令要素のすべてが含まれていない場合に、当該含まれていない命令要素のうちの少なくとも一つの命令要素が、上記命令文に含まれている少なくとも2つの命令要素に基づいて推測され補完される。このため、ユーザはすべての命令要素を指定しなくても、機能実行装置40a,40b,40c,…に希望する動作を実行させることが可能となる。
[第2の実施形態]
この発明の第2の実施形態は、センシング装置を複数のセンシングユニットのみにより構成し、この複数のセンシングユニットから命令IDを含む遠隔制御信号をホームサーバへ直接送信する。そして、ホームサーバで上記複数のセンシングユニットから送られた命令IDにより命令文を構成してその文法チェックを行い、しかるのち制御先の機能実行装置IDと動作モードIDに変換して機能実行装置へ送信するようにしたものである。
(構成)
図14はこの発明の第2の実施形態に係るセンシングユニット50a〜50cの外観を示す図、図15はセンシングユニット50a〜50c、ホームサーバ30及び機能実行装置40a,40b,40c,…の構成を示すブロック図である。
センシングユニット50a〜50cには、それぞれ命令文を構成する代表的な3種類の命令要素が割り当てられている。例えば、センシングユニット50aには「いつ」(When)が割り当てられ、センシングユニット50bには「なに」(What)が、またセンシングユニット50aには「どうする」(How)がそれぞれ割り当てられている。
センシングユニット50a〜50cは、第1の実施形態と同様に樹脂製の正六面体からなる筐体を有しており、その各面には上記割り当てられた命令要素の内容を表す名前が表記されている。なお、上記命令要素「いつ」(When)、「なに」(What)、「どうする」(How)の内容はそれぞれ図7、図9及び図12に示してある。
また、センシングユニット50a〜50cの各面にはそれぞれ照度センサ511〜516が設けられている。これらの照度センサ511〜516は、センシングユニット50a〜50c同士の接触の有無を判定するために用いられる。さらに、センシングユニット50a〜50c内にはそれぞれ地磁気センサ付の加速度センサ53が内蔵されている。この地磁気センサ付の加速度センサ53は、センシングユニット50a〜50cが操作された場合にどの面が表になっているかを判定するために用いられる。
センシングユニット50a〜50cの回路モジュール部52には、命令ID格納部521と、閾値判定部522と、センシング通信部523を備えている。なお、これらの機能のうち閾値判定部522及びセンシング通信部523は、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)に実行させることにより実現される。
命令ID格納部521には、センシングユニットの6つの面を表す情報に対応付けて、当該各面に表記された命令要素の内容を表す命令IDが記憶されている。
閾値判定部522は、照度センサ群511〜516の検出信号をもとにセンシングユニット同士の接触の有無を判定する機能と、地磁気センサ付き加速度センサの検出信号をもとに、表側になっている面を判定する機能と、表面に表記された命令要素の内容に対応する命令IDを特定する機能を備えている。
接触の有無を判定する機能は、2個以上の照度センサの検出信号値が“0”になっているか否かを判定し、2個以上の照度センサの検出信号値が“0”になっている場合にセンシングユニットは他のセンシングユニットと接触した状態に配置されていると判定する。表面の判定機能は、地磁気センサの出力をもとにセンシングユニットの面と加速度センサ53の検出値との関係を初期化し、この状態で加速度センサ53の検出値が変化した場合に、その変化量からセンシングユニットのどの面が表面になったかを判定する。命令IDの読み出し機能は、上記表面の判定機能により表面である判定された面の識別情報をもとに、命令ID格納部521から命令IDを読み出す。
センシング通信部523は、上記読み出された命令IDと自己のセンシングユニットのIDを含む遠隔制御信号を生成し、この生成された遠隔制御信号をホームサーバ30へ送信する処理を行う。なお、その通信インタフェースしては、無線LAN(Local Area Network)やBluetooth(登録商標)等の近距離データ通信規格を採用した無線インタフェース、或いは赤外線インタフェースが使用される。
ホームサーバ30のホームサーバ通信部31は、遠隔制御信号の受信機能と送信機能を備えている。受信機能は、上記センシングユニット50a〜50cからそれぞれ送信された遠隔制御信号を受信する処理を行う。送信機能は、上記受信された遠隔制御信号を、後述する命令/実行変換部33から渡される機能実行装置ID及び動作モードIDを含む遠隔制御信号に変換し、この変換された遠隔制御信号を機能実行装置40a,40b,40c,…へ送信する。なお、通信インタフェースしては、無線LANやBluetooth(登録商標)等の近距離データ通信規格を採用した無線インタフェース、或いは赤外線インタフェースが使用される。
ホームサーバ30の文法判定部32は、各センシングユニット50a〜50cから受信した遠隔制御信号に含まれる命令IDを、当該遠隔制御信号に含まれるセンシングユニットIDをもとに並べて命令文を構成し、この命令文の文法が予め記憶しておいたルールを満足しているか否かを判定する。また、それと同時に、上記構成された命令文に命令要素の不足がある場合に、当該不足している命令要素の内容を上記構成された命令文に含まれる命令要素の内容に基づいて推測し、補完する処理を行う。
なお、ホームサーバ30の他の部分と、機能実行装置40a,40b,40c,…の機能については、図4と同一なのでここでの説明は省略する。
(動作)
(1)センシングユニットの動作
ユーザが、命令文を指定するために、各命令要素に対応するセンシングユニット50a〜50cを、例えば図14に示すように希望する命令内容が記載された面を表にし、かつ相互に接触させた状態でテーブル上に置いたとする。
センシングユニット50a〜50cでは、それぞれ先ずステップS51により照度センサ511〜516の出力の有無が監視され、2面以上で照度センサ511〜516の検出信号値が“0”になったか否かがステップS52で判定される。そして、2面以上で照度センサの検出信号値が“0”になると、センシングユニットは他のセンシングユニットと接触した状態に配置されたと認識される。
次にステップS53において、加速度センサ53の値の変化量からセンシングユニットのどの面が表面になったかが判定される。なお、センシングユニットの面と加速度センサ53の検出値との関係は、地磁気センサの出力をもとに事前に初期化されているものとする。続いてステップS54において、上記表面の判定結果をもとに命令ID格納部521から命令IDが読み出される。そして、ステップS55において、上記読み出された命令IDは自己のセンシングユニットIDと共に遠隔制御信号に挿入され、ホームサーバ30に向け送信される。
(2)ホームサーバの動作
ホームサーバ30では、ステップS31でセンシングユニット50a〜50cから送信された遠隔制御信号を検知すると、ステップS32により当該各遠隔制御信号の受信処理が行われ、この受信された遠隔制御信号からそれぞれ命令IDとセンシングユニットIDが抽出される。続いてステップS33により文法判定部32が起動され、文法判定部32の制御の下、上記各遠隔制御信号から抽出された命令IDが、当該遠隔制御信号から抽出したセンシングユニットIDをもとに並べられて命令文が構成される。そして、この構成された命令文の文法が、予め記憶しておいた文法ルールを満足しているか否かがステップS34により判定される。またそれと同時に、上記構成された命令文に命令要素の不足がある場合に、当該不足している命令要素の内容を上記構成された命令文に含まれる命令要素の内容に基づいて推測し、補完する処理が行われる。
上記判定及び補完処理の結果、上記構成された命令文の文法が正しいことが確認されると、ステップS34からステップS35に移行し、当該補完処理後の命令文に含まれる命令ID群をもとに変換テーブル34がアクセスされ、上記命令ID群に対応付けられた機能実行装置ID及び実行内容を表す動作モードIDが読み出される。そしてステップS36において、上記読み出された機能実行装置ID及び動作モードIDを含む遠隔制御信号が作成され、この遠隔制御信号がホームサーバ通信部31から機能実行装置40a,40b,40c,…に向け送信される。
(3)機能実行装置の動作
機能実行装置40a,40b,40c,…では、それぞれ先に述べた第1の実施形態と同様の処理が行われる。すなわち、先ずステップS41で遠隔制御信号の到来を検知すると、ステップS42により上記遠隔制御信号の受信処理が行われ、この受信された遠隔制御信号から機能実行装置ID及び動作モードIDが抽出される。そして、この抽出された機能実行装置IDをもとに上記遠隔制御信号が自己宛のものか否かが判定され、自己宛のものであれば、ステップS43において、上記抽出された動作モードIDをもとに、機能情報格納部41から上記動作モードIDに対応付けられた実行内容を表す制御情報が読み出される。そして、上記実行内容を表す制御情報に従い、ステップS44において該当する機能が実行される。
例えば、ユーザが図14に示したように、センシングユニット50a〜50cをそれぞれ「夜」、「照明を」、「暗くする」が表面になるようにして、相互に接触した状態でテーブル上に置いたとする。この場合、上記「夜」、「照明を」、「暗くする」に対応する命令IDにより構成される命令文がホームサーバ30で作成される。そして、この作成された命令文の文法チェックと命令IDの補完処理が行われた後、当該命令文に対応する機能実行装置IDと動作モードIDを含む遠隔制御信号がホームサーバ30から機能実行装置へ送信される。この結果機能実行装置では、夜になると、機能実行装置(照明器具)40aの照度が一定量低下するように照度が制御される。
なお、上記命令文ではどの部屋に設置された照明器具を制御対象とするのかが指定されていない。しかし、上記命令文の補完処理により、変換テーブル34に予め記憶されている全室の設備情報をもとに、照明器具が設置されている部屋が検索される。そして、この検索された全部屋の照明器具が制御対象として動作が制御される。
(効果)
以上詳述したように第2の実施形態では、センシング装置を3個のセンシングユニット50a〜50cにより構成し、これらのセンシングユニット50a〜50cから命令IDを含む遠隔制御信号をホームサーバ30へ直接送信する。そして、ホームサーバ30で上記3個のセンシングユニット50a〜50cから送られた命令IDにより命令文を構成し、この構成された命令文の文法チェックと命令IDの補完処理を行ったのち、制御先の機能実行装置IDと動作モードIDに変換して制御先の機能実行装置へ送信するようにしている。
したがって、第1の実施形態と同様に、動作モードを選択指定する場合に複雑な命令文が必要となる場合でも、この命令文の指定操作を簡単かつ正確に行うことが可能となる。したがって、お年寄りや子供のように機器の操作に不慣れなユーザであっても、機能実行装置40a,40b,40c,…を簡単かつ正確に遠隔制御することが可能となる。
また、各センシングユニット50a〜50cがそれぞれ自力で命令要素の内容を表す命令IDをホームサーバ30へ送信することができるので、ベースユニットに依存することなく、また操作場所を選ぶことなく、センシングユニット50a〜50cをより自由に操作することが可能となる。
[その他の実施形態]
前記第1及び第2の実施形態では、センシングユニットとして正六面体からなる筐体を使用した。しかしそれに限らず、例えば図17(a),(b)に示すように、命令要素ごとに板状筐体からなるセンシングユニット60a,60bを用意し、これらの板状筐体60a,60bの2つの面に異なる内容を表記したものを使用してもよい。この場合、センシングユニット60a,60bを、図18(a)に示すように希望する内容が表記された面を表にした状態でベースユニット70上に水平に並べて配置するか、又は図18(b)に示すように希望する内容が表記された面を表にして重ね合わせることで、命令文を構成する命令IDを指定する。
前記第1及び第2の実施形態では、命令文の文法の判定処理及び推測処理をホームサーバ30において行うようにした。しかし、当該処理をベースユニット20や各機能実行装置40a,40b,…で行うようにしてもよい。
また、前記第1及び第2の実施形態では、センシング装置1又はセンシングユニット50a〜50cから送信された遠隔制御信号をホームサーバ30で中継して機能実行装置40a,40b,…へ伝送するようにしたが、センシング装置1又はセンシングユニット50a〜50cから機能実行装置40a,40b,…へ直接伝送するようにしてもよい。
その他、センシングユニットの形状や面の数、機能実行装置の種類や実行する動作の内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…センシング装置、10a〜10f,50a〜50c,60a,60b…センシングユニット、111〜116…計測部群、12,52…回路モジュール部、121,521…命令ID格納部、122,522…閾値判定部、123,523…センシング通信部、20,70…ベースユニット、21…ベース筐体、22a〜22f…読取エリア、23a〜23f…NFCリーダ、201a,201b,…ベース通信部、202…命令合成部、203…ベース送信部、30…ホームサーバ、31…ホームサーバ通信部、32…センシングユニット判別部、33…命令/実行変換部、34…変換テーブル、40a〜40c…機能実行装置、41…機能情報格納部、42…機能実行部、43…クライアント通信部、111〜116,411,412…計測部、511〜516…照度センサ群、53…加速度センサ。

Claims (10)

  1. 複数の動作モードを有する機能実行装置と、この機能実行装置との間で通信が可能な、複数のセンシングユニットを備えるセンシング装置とを具備し、
    前記複数のセンシングユニットには、前記機能実行装置が有する複数の動作モードを指定するための命令文を構成する複数の命令要素が対応付けられ、
    前記センシング装置は、前記複数のセンシングユニットにより前記命令文を構成する複数の命令要素を選択的に指定する操作が行われた場合に、当該操作により指定された複数の命令要素を表す情報を含む遠隔制御信号を送信する手段を備え、
    前記機能実行装置は、
    前記センシング装置から送信された遠隔制御信号を受信する手段と、
    前記受信された遠隔制御信号に含まれる複数の命令要素を表す情報に基づいて、当該複数の命令要素により構成される命令文により指定される動作モードを選択する手段と、
    前記選択された動作モードにより機能を実行する手段と
    を備えることを特徴とする遠隔制御システム。
  2. 複数の動作モードを有する機能実行装置と、複数のセンシングユニットを備えるセンシング装置と、前記機能実行装置及びセンシング装置との間でそれぞれ通信が可能な中継装置とを具備し、
    前記複数のセンシングユニットには、前記機能実行装置が有する複数の動作モードを指定するための命令文を構成する複数の命令要素が対応付けられ、
    前記センシング装置は、前記複数のセンシングユニットにより前記命令文を構成する複数の命令要素を選択的に指定する操作が行われた場合に、当該操作により指定された複数の命令要素を表す情報を含む第1の遠隔制御信号を送信する手段を備え、
    前記中継装置は、
    前記センシング装置から送信された第1の遠隔制御信号を受信する手段と、
    前記受信された第1の遠隔制御信号に含まれる複数の命令要素を表す情報に基づいて、当該複数の命令要素により構成される命令文により指定される動作モードを選択する手段と、
    前記選択された動作モードを表す情報を含む第2の遠隔制御信号を送信する手段と
    を備え、
    前記機能実行装置は、
    前記中継装置から送信された第2の遠隔制御信号を受信する手段と、
    前記受信された第2の遠隔制御信号に含まれる動作モードを表す情報に基づいて、対応する動作を実行する手段と
    を備えることを特徴とする遠隔制御システム。
  3. 前記複数のセンシングユニットには、前記複数の命令要素として、「いつ」、「どこ」、「何」、「どれくらい」、「どのように」、「どうする」のうち少なくとも「どうする」を含む複数の命令要素が対応付けられることを特徴とする請求項1又は2記載の遠隔制御システム。
  4. 前記複数のセンシングユニットはそれぞれ立体構造物からなり、一つのセンシングユニットの複数の周面には当該センシングユニットに割り当てられた命令要素の複数の内容が表記され、
    センシング装置は、前記センシングユニットが操作された場合に当該センシングユニットのどの周面が表面に設定されたか否かを判定し、当該判定された周面に表記されている命令要素の内容を表す情報を遠隔制御信号に含めることを特徴とする請求項1又は2記載の遠隔制御システム。
  5. 前記センシング装置は、複数のセンシングユニットと、これらのセンシングユニットとの間でそれぞれ通信が可能なベースユニットとを備え、
    前記ベースユニットは、前記複数のセンシングユニットがその一つの面を表面にしてベースユニット上に載置された場合に、当該複数のセンシングユニットから前記表面に対応付けられた命令要素の内容を表す情報をそれぞれ受信し、この受信された複数の命令要素の内容を表す情報を含む遠隔制御信号を生成して送信することを特徴とする請求項4記載の遠隔制御システム。
  6. 前記センシング装置は、複数のセンシングユニットが相互に接触する状態で配置された場合に当該配置状態を検出し、当該検出された配置状態において複数のセンシングユニットからその各表面に対応付けられた命令要素の内容を表す情報を遠隔制御信号として送信することを特徴とする請求項4記載の遠隔制御システム。
  7. 前記機能実行装置又は中継装置の動作モードを指定する手段は、前記受信された遠隔制御信号に含まれる複数の命令要素により構成される命令文が所定の論理的条件を満たしているか否かを判定し、論理的条件を満たしている場合に当該命令文により指定される動作モードを選択することを特徴とする請求項1又は2記載の遠隔制御システム。
  8. 前記機能実行装置又は中継装置の動作モードを指定する手段は、前記受信された遠隔制御信号に前記複数の命令要素のすべてが含まれていない場合に、当該含まれていない命令要素のうちの少なくとも一つの命令要素を、前記遠隔制御信号に含まれている少なくとも2つの命令要素に基づいて推測し補完する手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の遠隔制御システム。
  9. 複数の動作モードを有する機能実行装置と、この機能実行装置との間で直接又は中継装置を介して通信が可能な、複数のセンシングユニットを備えるセンシング装置とを具備し、かつ前記複数のセンシングユニットには前記機能実行装置が有する複数の動作モードを指定するための命令文を構成する複数の命令要素が対応付けられている遠隔制御システムが実行する遠隔制御方法であって、
    前記センシング装置が、前記複数のセンシングユニットにより前記命令文を構成する複数の命令要素を選択的に指定する操作が行われた場合に、当該操作により指定された複数の命令要素を表す情報を含む遠隔制御信号を送信する過程と、
    前記機能実行装置が、前記センシング装置から送信された遠隔制御信号を受信する過程と、
    前記機能実行装置が、前記受信された遠隔制御信号に含まれる複数の命令要素を表す情報に基づいて、当該複数の命令要素により構成される命令文により指定される動作モードを選択する過程と、
    前記機能実行装置が、前記選択された動作モードにより機能を実行する過程と
    を具備することを特徴とする遠隔制御方法。
  10. 複数の動作モードを有する機能実行装置と、複数のセンシングユニットを備えるセンシング装置と、前記機能実行装置及びセンシング装置との間でそれぞれ通信が可能な中継装置とを具備し、かつ前記複数のセンシングユニットには前記機能実行装置が有する複数の動作モードを指定するための命令文を構成する複数の命令要素が対応付けられている遠隔制御システムが実行する遠隔制御方法であって、
    前記センシング装置が、前記複数のセンシングユニットにより前記命令文を構成する複数の命令要素を選択的に指定する操作が行われた場合に、当該操作により指定された複数の命令要素を表す情報を含む第1の遠隔制御信号を送信する過程と、
    前記中継装置が、前記センシング装置から送信された第1の遠隔制御信号を受信する過程と、
    前記中継装置が、前記受信された第1の遠隔制御信号に含まれる複数の命令要素を表す情報に基づいて、当該複数の命令要素により構成される命令文により指定される動作モードを選択する過程と、
    前記中継装置が、前記選択された動作モードを表す情報を含む第2の遠隔制御信号を送信する手段と、
    前記機能実行装置が、前記中継装置から送信された第2の遠隔制御信号を受信する過程と、
    前記中継装置が、前記受信された第2の遠隔制御信号に含まれる動作モードを表す情報に基づいて、対応する動作を実行する過程と
    を具備することを特徴とする遠隔制御方法。
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