JP2013201864A - 通信機器、家電制御方法、プログラム - Google Patents

通信機器、家電制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】デマンド制御を実行する際に当該制御に関する情報を簡易な方式で通知することが可能な通信機器を提供する。
【解決手段】通信機器は、宅内に設置された家電と通信機能付き電力量計とに通信可能に接続され、家電を制御することが可能な通信機器であって、プロセッサと、プロセッサに接続された通信インターフェイスとを備える。プロセッサは、通信インターフェイスを用いて、電力量計を介して宅外の電力系統から、宅内の消費電力を削減するための削減指示を受信し、通信インターフェイスを用いて、削減指示に従って家電に対して宅内の消費電力を削減するデマンド制御を実行する際に、削減指示に関連して予め設定された所定の動作パターンを実行するように家電に制御指示を送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信機器、家電制御方法、プログラムに関する。
従来、電力のデマンド制御を行なう装置が知られている。たとえば、特許文献1には、上記の装置として、空気調和機を含む電力負荷が接続された電力系統で、使用電力値が契約電力値を超過しそうになった場合に電力の使用を制限するデマンド制御を行なう。超過電力に合わせて空気調和機の運転内容を決定するため、快適性を損なわない負荷制御を実行する構成が開示されている。
特開平7−143670号公報
しかしながら、特許文献1に開示されるデマンド制御装置では、制御対象である空気調和機に対して制御指令以外は何ら送信されない。すなわち、デマンド制御に関する情報(たとえば、電力の削減指示に関する情報)は送信されないため、当該デマンド制御に関する情報を空気調和機から発信することはできない。
当該情報を居住者に通知あるいは発信するためには、たとえば、ディスプレイ等の表示装置を設けて、当該表示装置に表示することで宅内の居住者への通知が可能であるがコストがかかるという問題がある。
また、情報を表示可能な表示装置が設けられている場合であっても、デマンド制御の制御内容が変化した場合に、居住者は必ずしも表示装置の前に位置しているとは限らない。この場合、居住者は、変化したデマンド制御に関する情報を確認しないまま、デマンド制御が実行されることになり、居住者が望まないデマンド制御が実行された場合には快適性を損なうことになる。
本願発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、デマンド制御を実行する際に当該制御に関する情報を簡易な方式で通知することが可能な通信機器、家電制御方法、プログラムを提供することを目的とする。
本発明のある局面に従う通信機器は、宅内に設置された家電と通信機能付き電力量計とに通信可能に接続され、家電を制御することが可能な通信機器であって、プロセッサと、プロセッサに接続された通信インターフェイスとを備える。プロセッサは、通信インターフェイスを用いて、電力量計を介して宅外の電力系統から、宅内の消費電力を削減するための削減指示を受信し、通信インターフェイスを用いて、削減指示に従って家電に対して宅内の消費電力を削減するデマンド制御を実行する際に、削減指示に関連して予め設定された所定の動作パターンを実行するように家電に制御指示を送信する。
好ましくは、プロセッサは、受信した削減指示に変化が有ったかどうかを判断し、変化が有ったと判断した場合に、通信インターフェイスを用いて、削減指示の変化に関連して予め設定された所定の動作パターンを実行するように家電に制御指示を送信する。
特に、プロセッサは、変化が有ったと判断した場合に、変化量が所定量以上であるかどうかを判断し、変化量が所定量以上であると判断した場合に、通信インターフェイスを用いて、削減指示の変化に関連して予め設定された所定の動作パターンを実行するように家電に制御指示を送信する。
好ましくは、プロセッサは、受信した削減指示を予め設定された複数のグループのうちの1つのグループに分類し、受信した削減指示が属するグループに変化が有ったかどうかを判断し、変化が有ったと判断した場合に、通信インターフェイスを用いて、削減指示が属するグループの変化に関連して予め設定された所定の動作パターンを実行するように家電に制御指示を送信する。
好ましくは、プロセッサは、受信した削減指示を予め設定された複数のグループのうちの1つのグループに分類し、通信インターフェイスを用いて、受信した削減指示が属するグループに関連して予め設定された所定の動作パターンを実行するように家電に制御指示を送信する。
特に、家電の種別毎に分類するグループの個数は異なる。
好ましくは、プロセッサは、家電が設置された部屋と同じ部屋に設置された人感センサからの出力を取得し、人感センサからの出力結果に基づいて、通信インターフェイスを用いて、削減指示に関連して予め設定された所定の動作パターンを実行するように家電に制御指示を送信する。
好ましくは、プロセッサと接続され、時刻情報を送信するクロックをさらに備える。プロセッサは、クロックからの時刻情報に基づいて、通信インターフェイスを用いて、削減指示に関連して予め設定された所定の動作パターンを実行するように家電に制御指示を送信する。
本発明のある局面に従う家電制御方法は、宅内に設置された家電と通信機能付き電力量計とに通信可能に接続され、家電を制御することが可能な通信機器における家電制御方法であって、通信機器が、通信インターフェイスを用いて、電力量計を介して宅外の電力系統から、宅内の消費電力を削減するための削減指示を受信するステップと、通信インターフェイスを用いて、削減指示に従って家電に対して宅内の消費電力を削減するデマンド制御を実行する際に、削減指示に関連して予め設定された所定の動作パターンを実行するように家電に制御指示を送信するステップとを備える。
本発明のある局面に従うプログラムは、宅内に設置された家電と通信機能付き電力量計とに通信可能に接続され、家電を制御することが可能な通信機器を制御するためのプログラムであって、通信インターフェイスを用いて、電力量計を介して宅外の電力系統から、宅内の消費電力を削減するための削減指示を受信するステップと、通信インターフェイスを用いて、削減指示に従って家電に対して宅内の消費電力を削減するデマンド制御を実行する際に、削減指示に関連して予め設定された所定の動作パターンを実行するように家電に制御指示を送信するステップとを、通信機器のプロセッサに実行させる。
本発明によれば、デマンド制御に関する情報を簡易な方式で居住者に通知することが可能である。
通信システム1の概略構成を説明するための図である。 通信システム1における処理の概要を説明するためのシーケンスチャートである。 スマートメータ10のハードウェア構成を表した図である。 ホームコントローラ20の構成を説明するための図である。 電力会社8から与えられる削減指示DRαの一日の遷移の一例を説明する図である。 ホームコントローラ20においてデマンド制御に関する情報を通知するための動作フローを説明する図である。 家電300が所定の動作パターンを実行するためのホームコントローラ20から与えられる制御指示のデータテーブルを説明する図である。 制御指示に従って家電300が動作する所定の動作パターンの具体例を説明する図である。 削減指示DRαの値を4つのデマンド情報レベルに分類するための分類テーブルを示す図である。 電力会社8から与えられる削減指示DRαに従うデマンド情報レベルの一日の遷移の一例を説明する図である。 ホームコントローラ20においてデマンド制御に関する情報を通知するための変形例1に従う動作フローを説明する図である。 家電300が所定の動作パターンを実行するためのホームコントローラ20から与えられる変形例2に従う制御指示のデータテーブルを説明する図である。 制御指示に従って家電300が動作する所定の動作パターンの変形例2に従う具体例を説明する図である。 通信システム1の変形例である通信システム1Aを説明するための図である。 通信システム1Bの概略構成を説明するための図である。 通信システム1Cの概略構成を説明するための図である。 各部屋に設けられたセンサと家電との関係について説明する図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施の形態に係る通信システムについて説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<システム構成>
図1は、通信システム1の概略構成を説明するための図である。
図1を参照して、通信システム1は、スマートメータ10と、ホームコントローラ20と、家電群30と、センサ部60とを備える。家電群30は、複数の家電を含む。家電群30は、たとえば、エアーコンディショナ301と、冷蔵庫302と、照明装置303と、テレビ304と、洗濯機305と、電話機306とを含む。スマートメータ10は、建物9の外(宅外)に設置されている。ホームコントローラ20と、家電群30とは、建物9の中(宅内)に設置されている。なお、以下では、説明の便宜上、家電群30に含まれる各家電301〜306を区別することなく表す場合には、「家電300」と表記する。
なお、家電群30は、エアーコンディショナ301と、冷蔵庫302と、照明装置303と、テレビ304と、洗濯機305と、電話機306とを含むが、特にこられに限定されるものではない。たとえば、家電群30は、電子レンジ、IH(Induction Heating)調理器、炊飯器、電気暖房機、電子ブラインド、床暖房、電気温水器等の電気機器を含んでもよい。
スマートメータ10は、通信機能を有する電力量計である。スマートメータ10は、ホームコントローラ20と通信可能に接続されている。スマートメータ10は、各家電300と電力線により各家電300に給電可能に接続されている。スマートメータ10は、電力会社8の発電所80が発電した電力を、電力系統81を介して受電する。
スマートメータ10は、電力会社8から、建物9における消費(使用)電力(以下、単に「消費電力」と称する)を削減するための削減指示DRαを受信する。典型的には、スマートメータ10は、電力会社8から、建物9における予め定められた時間当たりの消費(使用)電力(以下、単に「消費電力」と称する)を削減するための削減指示DRαを受信する。より正確には、スマートメータ10は、電力会社8から、建物9における単位時間当たりの消費電力量(電力×時間)を削減するための削減指示DRαを受信する。
スマートメータ10は、受信した削減指示DRαをホームコントローラ20に送信する。削減指示DRαとしては、消費電力を或る割合(たとえば2割(20%))削減するための指示、消費電力を或る割合以上削減するための指示、消費電力を或る電力だけ削減するための指示、消費電力を或る電力以上だけ削減するための指示等が挙げられる。以下では、説明の便宜上、削減指示DRαとして、消費電力を或る割合削減するための指示をスマートメータ10が受信する場合を例に挙げて説明する。
ホームコントローラ20は、各家電300を制御するためのコントローラである。ホームコントローラ20は、スマートメータ10および各家電300と通信可能に接続されている。ホームコントローラ20は、スマートメータ10から受信した削減指示DRαに対して予め定められたプロトコル変換を行なうことにより、各家電300が利用可能な削減指示DRαを各家電300に送信することによりデマンド制御を実行する。
各家電300は、スマートメータ10を介して受電する。また、各家電300は、ホームコントローラ20からの削減指示DRαを受信する。各家電300は、削減指示DRαに基づき動作状態を変更する。一例として、エアーコンディショナ301は、冷房運転時には設定温度を上げ、暖房運転時には設定温度を下げる。
また、ホームコントローラ20は、削減指示DRαを受信して、デマンド制御を実行する際に、当該デマンド制御に関する情報(デマンド情報)を居住者に通知するための処理を実行する。
具体的には、削減指示DRαに関連して予め設定された所定の動作パターンを家電300が実行するように指示する。当該所定の動作パターンについては後述する。なお、全ての家電300が動作する必要は無く、少なくとも1つの家電300が動作すればよい。当該所定の動作パターンを家電300が実行することにより、デマンド制御に関する情報(デマンド情報)を居住者に通知することが可能となる。なお、ここで、デマンド制御を実行する際とは、デマンド制御の実行を開始する前、あるいはデマンド制御の実行が開始された後、あるいはその両方を含むものであってもよい。
<動作概要>
図2は、通信システム1における処理の概要を説明するためのシーケンスチャートである。
図2を参照して、シーケンスSQ302において、電力会社8は、削減指示DRαをスマートメータ10に送信する。シーケンスSQ304において、スマートメータ10は、電力会社8から受信した削減指示DRαをホームコントローラ20に送信する。図2では、電力会社から受信した削減指示DRαを,そのままホームコントローラ20に送信した場合を例に挙げる。ホームコントローラ20に対して有用な削減指示を送信するために(例えばホームコントローラ20におけるDRαに関する処理を軽減する等)、スマートメータ10から、プロトコル変換等の処理を行った削減指示(図示しないが、例えばDRα’)をホームコントローラ20に送付してもよい。
シーケンスSQ306において、ホームコントローラ20は、前回の削減指示DRαに関する情報(DR情報)を確認する。なお、当該情報は、後述するメモリ209に格納されており、当該情報が読みだされるものとする。
そして、シーケンスSQ308において、今回の削減指示DRαを受信して、デマンド情報の通知が必要か否かを判断する。ここでは、デマンド情報の通知が必要であると判断するものとする。デマンド情報の通知が必要でない場合は、後述するシーケンスSQ310およびシーケンスSQ312の処理は行われない。
そして、シーケンスSQ310において、ホームコントローラ20は、デマンド情報を通知するためのデマンド情報通知制御指示を家電300に送信する。
シーケンスSQ312において、家電300は、ホームコントローラ20から受信したデマンド情報を通知するためのデマンド情報通知制御指示に基づき動作する。当該動作については後述する。
シーケンスSQ313において、スマートメータ10から受信した削減指示DRαに基づきデマンド制御判断を実施し、デマンド制御が必要か否かを判断する。ここではデマンド制御が必要であると判断するものとする。デマンド制御が必要でない場合は、後述するシーケンスSQ314およびシーケンスSQ318の処理は行われない。
そして、シーケンスSQ314において、デマンド情報を通知するための制御指示を家電300に対して送信した後、デマンド制御指示を家電300に送信する。
シーケンスSQ318において、家電300は、受信したデマンド制御指示に基づき動作する。
また、ホームコントローラ20は、シーケンスSQ316において、削減指示DRαに関する情報(DR情報)を更新して保存する。具体的には、後述するメモリ209に保存する。なお、次の削減指示DRαを受信した場合に、当該メモリ209に保存されたDR情報が読みだされ、その内容が確認される。
以上のように、ホームコントローラ20は、削減指示DRαを受けて家電300に対してデマンド制御を実行する際、本例においては一例としてデマンド制御を開始する前に、デマンド情報を通知するための制御指示を家電300に対して送信し、当該制御指示に基づいて家電300を動作させることができる。具体的には、当該制御指示に従って家電300に対して所定の動作パターンを実行するように制御することにより、当該所定の動作パターンに従って宅内に居る居住者に対してデマンド情報を通知することができる。
<ハードウェア構成>
図3は、スマートメータ10のハードウェア構成を表した図である。
図3を参照して、スマートメータ10は、CPU(Central Processing Unit)11と、メモリ12と、系統用通信インターフェイス15と、電力量計16と、宅内用通信インターフェイス17とを備える。
メモリ12は、各種のRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、ハードディスクなどによって実現される。メモリ12は、CPU201によって実行される、OS(Operation System)、各種の制御プログラム、並びにCPU201によって読み出される各種データを格納する。
系統用通信インターフェイス15は、電力会社8との通信に用いるインターフェイスである。スマートメータ10は、系統用通信インターフェイス15を用いて、削減指示DRαを受信する。
電力量計16は、電力会社8から受電した電力を、家電群30に送電する。また、電力量計16は、建物9における消費電力を測定する。なお、ホームコントローラ20が、電力量計16から消費電力を取得してもよい。
宅内用通信インターフェイス17は、ホームコントローラ20に対して、削減指示DRαを送信する。宅内用通信インターフェイス17は、たとえば、ホームコントローラからの指示に基づき、指示を受け付けた時点における消費電力をホームコントローラ20に送信する。
図4は、ホームコントローラ20の構成を説明するための図である。図4(a)は、ホームコントローラ20の外観を表した図である。図4(b)は、ホームコントローラ20のハードウェア構成の一態様を表すブロック図である。
図4(a)を参照して、ホームコントローラ20は、ボタン204と、タッチスクリーン206とを備える。図4(b)を参照して、ホームコントローラ20は、CPU201と、ボタン204と、通信インターフェイス205と、タッチスクリーン206と、スピーカ207と、時計208と、メモリ209とを含む。タッチスクリーン206は、ディスプレイ202と、タブレット203とで構成され、ディスプレイ202の表面にタブレット203が敷設されている。ただし、ホームコントローラ20は、タブレット203を有していなくともよい。
メモリ209は、各種のRAM、ROM、フラッシュメモリ、ハードディスクなどによって実現される。たとえば、メモリ209は、読取用のインターフェイスを介して利用される、USB(Universal Serial Bus)メモリ、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk - Read Only Memory)、メモリカード、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO(Magnetic Optical Disc)、MD(Mini Disc)、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの、不揮発的にプログラムを格納する媒体などによっても実現される。
メモリ209は、CPU201によって実行される、OS、各種の制御プログラム、並びにCPU201によって読み出されるテーブル等の各種データテーブルを格納する。
ディスプレイ202は、CPU201によって制御されることによって、各家電300の状態を表示する。より詳しくは、ディスプレイ202は、たとえば、各家電300の消費電力、家電群30の消費電力の総和、電力会社8からの削減指示の内容等の各種情報を表示する。タブレット203は、居住者の指によるタッチ操作を検出して、タッチ座標などをCPU201に入力する。CPU201は、タブレット203を介して、居住者からの命令を受け付ける。
ボタン204は、ホームコントローラ20の表面に配置される。決定キー、方向キー、テンキーなどの複数のボタンがホームコントローラ20に配置されても良い。ボタン204は、居住者からの命令を受け付ける。ボタン204は、居住者からの命令をCPU201に入力する。
通信インターフェイス205は、CPU201によって制御されることによって、ネットワークを介して、家電群30の各家電300とデータを送受信する。通信インターフェイス205は、たとえば、無線LAN、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、有線LAN(Local Area Network)、またはPLC(Power Line Communications)などを利用することによって、各家電300とデータを送受信する。
スピーカ207は、CPU201からの命令に基づいて、音声を出力する。たとえば、CPU201は、音声データに基づいて、スピーカ207に音声を出力させる。
時計208は、CPU201からの命令に基づいて、現在の日付や時刻をCPU201に入力する。
CPU201は、メモリ209に記憶されている各種のプログラムを実行することによって、各種の情報処理などを実行する。換言すれば、ホームコントローラ20における処理は、各ハードウェアおよびCPU201により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、メモリ209に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、記憶媒体に格納されて、プログラム製品として流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラム製品として提供される場合もある。
このようなソフトウェアは、図示しない読取装置を利用することによってその記憶媒体から読み取られて、あるいは、通信インターフェイス205を利用することによってダウンロードされて、メモリ209に一旦格納される。CPU201は、ソフトウェアを実行可能なプログラムの形式でメモリ209に格納してから、当該プログラムを実行する。
なお、記憶媒体としては、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk - Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO(Magnetic Optical Disc)、MD(Mini Disc)、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの、不揮発的にプログラムを格納する媒体(一時的ではない媒体)が挙げられる。
ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
<削減指示の具体例>
次に、スマートメータ10が電力会社8から与えられて受信する削減指示DRαの遷移の一例について説明する。上述したようにスマートメータ10は、受信した削減指示DRαをホームコントローラ20に送信する。
図5は、電力会社8から与えられる削減指示DRαの一日の遷移の一例を説明する図である。
図5を参照して、ここでは、一日(24時間)の所定時間毎(一例として1時間)の電力会社8から与えられる削減指示DRαの状態が示されている。
具体的には、0時〜9時ごろまでは削減指示DRαは0%である。そして、10時に削減指示DRαは10%として指示されている場合が示されている。そして、以降削減指示が増減していく様子が示されている。円で囲まれている個所は削減指示が前の時刻と比較して変化した状態を指し示している。したがって、16時のときの削減指示DRαは、15時のときの削減指示DRαと同じ値であるため円で囲まれてはいない。そして、22時に再び削減指示DRαは0%となる場合が示されている。当該削減指示DRαに従ってホームコントローラ20は、家電300に対してデマンド制御を実行する。上述したように円で囲まれている個所は削減指示が前の時刻と比較して変化した状態である。本例においては、デマンド情報として当該状態の変化を示す情報を居住者に通知する。デマンド制御を実行する際に、当該デマンド情報を通知することにより居住者にデマンド制御が不意打ちとならないようにすることが可能である。また、通知に従って居住者に対して必要に応じて快適性を損なわない家電の運転状態となるように動作確認あるいは制御指示等を促すことが可能である。
<動作フロー>
次に、削減指示DRαを受信した場合におけるデマンド制御に関する情報(デマンド情報)を通知する場合の動作フローについて説明する。まず、本例においては、デマンド情報の通知として削減指示の状態の変化を示す情報を通知する場合について説明する。
図6は、ホームコントローラ20においてデマンド制御に関する情報を通知するための動作フローを説明する図である。当該処理は、おもに通信インターフェイス205と協働してCPU201により実行されるものである。当該フローを実行するためのプログラムは、一例としてメモリ209に格納されているものとする。
図6を参照して、まず、削減指示DRαを受信したかどうかを判断する(ステップS2)。
次に、ステップS2において、削減指示DRαを受信したと判断した場合(ステップS2においてYES)には、前回の削減指示DRαを確認する(ステップS4)。
具体的には、メモリ209に格納されている前回の削減指示DRαの値を読みだす。
そして、今回の削減指示DRαを受けて、前回の削減指示DRαと比較して、今回の削減指示DRαは値が上昇したかどうかを判断する(ステップS6)。
ステップS6において、今回の削減指示DRαの値が上昇したと判断した場合(ステップS6においてYES)には、削減指示DRαが上昇した状態の変化を通知する制御指示を出力する(ステップS8)。
そして、処理を終了する(エンド)。
ステップS6において、今回の削減指示DRαの値が上昇していないと判断した場合(ステップS6においてNO)には、前回の削減指示DRαと比較して、今回の削減指示DRαの値が下降したかどうかを判断する(ステップS10)。
ステップS10において、今回の削減指示DRαの値が下降したと判断した場合(ステップS10においてYES)には、削減指示DRαが下降した状態の変化を通知する制御指示を出力する(ステップS12)。
そして、処理を終了する(エンド)。
一方、ステップS10において、今回の削減指示DRαの値が下降していないと判断した場合(ステップS10においてNO)には、上昇も下降もしていない、すなわち、削減指示が変化していない状態であるためそのまま処理を終了する(エンド)。
図7は、家電300が所定の動作パターンを実行するためのホームコントローラ20から与えられる制御指示のデータテーブルを説明する図である。当該データテーブルは、たとえば、メモリ209に格納されているものとする。
図7を参照して、ここでは、制御例C1〜C4の動作パターンが示されている。具体的には、制御例C1,C2は、たとえば、照明装置303等に対する照明機器制御のために用いられる。なお、照明機器でなくても照度あるいは輝度を調整可能な発光素子を有する家電(たとえば、テレビ、ディスプレイ等)であれば同様に適用することが可能である。制御例C3は、AV機器等に対する音響機器制御のために用いられる。なお、着信音等を出力することが可能な電話機306も音響機器制御を適用することが可能であり、音を出力する機能を備える家電であれば同様に適用することが可能である。制御例C4は、エアーコンディショナ301等の空調機器制御のために用いられる。なお、空調機器でなくても風量を調整可能な手段を有する家電であれば同様に適用可能である。
なお、当該制御指示のデータテーブルは、一例であり、各家電毎の制御指示のデータテーブルを有していてもよいし、あるいは、1つのデータテーブルに従ってホームコントローラ20が各家電が有する機能に応じて所定の動作パターンを実行するように制御指示するようにしてもよい。
図8は、制御指示に従って家電300が動作する所定の動作パターンの具体例を説明する図である。
図8(A)を参照して、たとえば、ここでは、制御例C1の照明機器の制御として、一定間隔Tで照度が時間に従って指数関数的に増加する場合が示されている。
また、図8(B)を参照して、制御例C1の照明機器の制御として、一定間隔Tで照度が時間に従って指数関数的に減少する場合が示されている。
当該制御に従って、デマンド情報として削減指示DRαの状態が変化したことを通知することが可能である。
具体的には、たとえば、照明機器である照明装置303において、制御例C1に従って照度が時間に従って指数関数的に増加する態様に制御することにより、デマンド情報として削減指示DRαが上昇したことを通知することが可能である。また、照度が時間に従って指数関数的に減少する態様に制御することにより、デマンド情報として削減指示DRαが下降したことを居住者に通知することが可能である。
同様に、たとえば、照明機器である照明装置303において、制御例C2に従って輝度が時間に従って指数関数的に増加する態様に制御することにより、デマンド情報として削減指示DRαが上昇したことを通知することが可能である。また、輝度が時間に従って指数関数的に減少する態様に制御することにより、デマンド情報として削減指示DRαが下降したことを居住者に通知することが可能である。
同様に、たとえば、電話機306において、制御例C3に従って音量(たとえば着信音)が時間に従って指数関数的に増加する態様に制御することにより、デマンド情報として削減指示DRαが上昇したことを通知することが可能である。また、音量が時間に従って指数関数的に減少する態様に制御することにより、デマンド情報として削減指示DRαが下降したことを居住者に通知することが可能である。
同様に、たとえば、空調機器であるエアーコンディショナ301において、制御例C4に従って風量が時間に従って指数関数的に増加する態様に制御することにより、デマンド情報として削減指示DRαが上昇したことを通知することが可能である。また、風量が時間に従って指数関数的に減少する態様に制御することにより、デマンド情報として削減指示DRαが下降したことを居住者に通知することが可能である。
なお、ここでは、たとえば、照明機器の照度等が所定の動作パターン、照度が時間に従って指数関数的に増加する態様に従って削減指示DRαが上昇したことを居住者に通知する場合について説明したが、反対に、照度が時間に従って指数関数的に増加する態様に従って、デマンド情報として削減指示DRαが下降したことにより居住者の快適さが上昇することを通知するようにしてもよい。また、照度が時間に従って指数関数的に減少する態様に従って、デマンド情報として削減指示DRαが上昇したことにより居住者の快適さが下降することを通知するようにしてもよい。
また、上記においては、削減指示DRαが変化した場合にデマンド情報として、状態の変化を通知する場合について説明したが、変化量のしきい値を設けて削減指示DRαの変化量が所定の変化量以上であった場合に、デマンド情報として、削減指示DRαが上昇したこと、あるいは下降したことを居住者に通知するようにしても良い。
また、本例においては、当該家電に対する所定の動作パターンを実行することにより居住者に対して削減指示DRαの状態あるいは居住者の快適さの状態の変化(上昇あるいは下降)を通知することが可能である場合について説明したが、デマンド情報として、単に削減指示DRαに従って状態に変化が生じることを所定の動作パターンを実行することにより居住者に対して通知するようにしてもよい。
なお、上記家電に対する制御は一例であり、デマンド情報として通知するために、状態の変化に関連付けられた所定の動作パターンを実行する制御であればどのような制御であってもよい。また、デマンド情報を通知するために所定の動作パターンを繰り返してもよいし、1回だけ実行するだけでも良い。また、所定の動作パターンは、同じ動作パターンに限らず、複数の所定の動作パターンを設けて、そのうちの1つの動作パターンが選択される方式を採用してもよく、それらが組み合わされて動作させるようにしてもよい。
また、ホームコントローラ20は、すべての家電について、所定の動作パターンを実行するように制御指示を出力するようにしてもよいし、1つの家電について制御指示を出力するようにしてもよい。また、複数の家電について同時に制御指示を出力する必要はなく、制御指示を出力するタイミングをずらして順番に所定の動作パターンを実行するようにしてもよい。
本例においては、ホームコントローラ20は、各家電が有する機能に応じて所定の動作パターンを実行するように制御してデマンド情報を通知するため、付加的な機能(表示部等)を設けてデマンド情報を通知する必要がなく簡易な方式でデマンド情報を通知することが可能である。
<変形例1>
上記の例においては、一例として削減指示DRαが変化した場合に、その変化の状態等を通知する場合について説明したが、居住者にとって削減指示の変化により、快適性が大きく変化するような場合にデマンド情報を通知するようにしてもよい。
図9は、削減指示DRαの値を4つのデマンド情報レベルに分類するための分類テーブルを示す図である。なお、一例として当該分類テーブルは、メモリ209に格納されているものとする。
図9を参照して、本例においては、デマンド情報レベルL1〜L4に分類する場合が示されている。
具体的には、削減指示DRαの値を分類して、削減指示DRα「0%」をデマンド情報レベルL1:通常モード、削減指示DRα「1〜50%」をデマンド情報レベルL2:節電モード、削減指示DRα「51〜99%」をデマンド情報レベルL3:緊急モード、削減指示DRα「100%」をデマンド情報レベルL4:節電モードとして分類した場合が示されている。なお、当該範囲は一例であり、他の範囲に指定することも当然に可能である。
すなわち、削減指示がない場合から削減指示が与えられた場合には、快適性が大きく変化するものである。また、削減指示が50%を超える場合にも快適性が大きく変化するものと考えられる。また、削減指示が100%となる場合にも停電であるため快適性が大きく変化する。
たとえば、削減指示DRαが1%〜50%の範囲内(デマンド情報レベルL2の節電モードの範囲内)において、削減指示DRαが変化した場合であっても同じ節電モードであるためデマンド情報の通知をしないものとする。一方で、異なるモードへの変化が生じた場合には、デマンド情報を通知する。
なお、本例におけるデマンド情報レベルの分類は一例であり、複数段階に分けるものであればどのようなものであってもよい。
<デマンド情報レベルの具体例>
次に、電力会社8から与えられる削減指示DRαに従うデマンド情報レベルの遷移の一例について説明する。
図10は、電力会社8から与えられる削減指示DRαに従うデマンド情報レベルの一日の遷移の一例を説明する図である。
図10を参照して、ここでは、一日(24時間)の所定時間毎(一例として1時間)のデマンド情報レベルの状態が示されている。
具体的には、0時〜10時ごろまではデマンド情報レベルはL1である。そして、11時にデマンド情報レベルはL1となる場合が示されている。そして、12時にデマンド情報レベルはL3となる場合が示されている。そして、19時までデマンド情報レベルはL3を維持し、20時にデマンド情報レベルはL2となる場合が示されている。また、21時にデマンド情報レベルはL1となる場合が示されている。円で囲まれている個所はデマンド情報レベルが前の時刻と比較して変化した状態を指し示している。本例においては、デマンド情報としてデマンド情報レベルの状態の変化を示す情報を居住者に通知する。デマンド制御を実行する際に、当該デマンド情報を通知することにより居住者にデマンド制御が不意打ちとならないようにすることが可能である。また、通知に従って居住者に対して必要に応じて快適性を損なわない家電の運転状態となるように動作確認あるいは制御指示等を促すことが可能である。
<動作フロー>
図11は、ホームコントローラ20においてデマンド制御に関する情報を通知するための変形例1に従う動作フローを説明する図である。当該処理は、おもに通信インターフェイス205と協働してCPU201により実行されるものである。当該フローを実行するためのプログラムは、一例としてメモリ209に格納されているものとする。
図11を参照して、まず、削減指示DRαを受信したかどうかを判断する(ステップS12)。
次に、ステップS12において、削減指示DRαを受信したと判断した場合(ステップS12においてYES)には、今回の削減指示DRαをデマンド情報レベルに分類する(ステップS14)。
具体的には、図9の分類テーブルに従って削減指示DRαを分類する。
そして、次に、前回の削減指示DRαに従うデマンド情報レベルの分類を確認する(ステップS16)。
次に、前回のデマンド情報レベルと比較して、今回のデマンド情報レベルが上昇したかどうかを判断する(ステップS18)。
ステップS18において、今回のデマンド情報レベルが前回のデマンド情報レベルよりも上昇したと判断した場合(ステップS18においてYES)には、デマンド情報レベルが上昇した状態の変化を通知する制御指示を出力する(ステップS20)。
そして、処理を終了する(エンド)。
ステップS18において、今回のデマンド情報レベルが前回のデマンド情報レベルよりも上昇していないと判断した場合(ステップS18においてNO)には、前回のデマンド情報レベルと比較して、今回のデマンド情報レベルが下降したかどうかを判断する(ステップS22)。
ステップS22において、今回のデマンド情報レベルが下降したと判断した場合(ステップS22においてYES)には、デマンド情報レベルが下降した状態の変化を通知する制御指示を出力する(ステップS24)。
そして、処理を終了する(エンド)。
一方、ステップS22において、今回のデマンド情報レベルが下降していないと判断した場合(ステップS22においてNO)には、上昇も下降もしていない、すなわち、デマンド情報レベルが変化していない状態であるためそのまま処理を終了する(エンド)。
当該処理により、上記した削減指示DRαの状態が変化した場合と同様に、デマンド情報レベルが変化した場合においても図7および8で説明した家電に対する所定の動作パターンを実行することによりデマンド情報として、居住者に対してデマンド情報レベルの状態あるいは居住者の快適さの状態の変化(上昇あるいは下降)を通知することが可能である。
すなわち、居住者にとって削減指示の変化により、快適性が大きく変化するような場合にデマンド情報を通知することが可能となり、デマンド情報を通知する頻度を抑制して、居住者の注意を喚起する回数を抑制することにより居住者の快適性を損なわないようにすることができる。
<変形例2>
上記については、デマンド情報レベルが変化する場合に居住者にその変化の状態をデマンド情報として通知する場合について説明したが、当該デマンド情報レベルの状態をデマンド情報として通知するようにしても良い。
図12は、家電300が所定の動作パターンを実行するためのホームコントローラ20から与えられる変形例2に従う制御指示のデータテーブルを説明する図である。当該データテーブルは、たとえば、メモリ209に格納されているものとする。
図12を参照して、ここでは、制御例C4〜C7の動作パターンが示されている。具体的には、制御例C4,C5は、たとえば、照明機器制御のために用いられる。なお、照明機器でなくても照度あるいは輝度を調整可能な発光素子を有する家電であれば同様に適用することが可能である。また、制御例C6,C7は、エアーコンディショナ301等の空調機器制御のために用いられる。なお、空調機器でなくても温度あるいは風量を調整可能な手段を有する家電であれば同様に適用可能である。
具体的には、制御例C4において、照明機器の制御として照度レベルを制御する場合について説明する。なお、照度レベルのレンジは、1%(寒色)〜100%(暖色)の範囲で調整可能であるものとする。具体的には、デマンド情報レベルがL1の場合には、照度レベル100%と、照明OFFの繰り返しの制御を実行する。デマンド情報レベルがL2の場合には、照度レベル70%と、照明OFFの繰り返しの制御を実行する。デマンド情報レベルがL3の場合には、照度レベル40%と、照明OFFの繰り返しの制御を実行する。デマンド情報レベルがL4の場合には、照度レベル10%と、照明OFFの繰り返しの制御を実行する。すなわち、デマンド情報レベルに応じた照度レベルの点消灯制御を実行するように制御指示が与えられる。
また、制御例C5において、照明機器の制御として輝度レベルを制御する場合について説明する。なお、輝度レベルのレンジは、1%(暗)〜100%(明)の範囲で調整可能であるものとする。具体的には、デマンド情報レベルがL1の場合には、輝度レベル100%と、照明OFFの繰り返しの制御を実行する。デマンド情報レベルがL2の場合には、輝度レベル70%と、照明OFFの繰り返しの制御を実行する。デマンド情報レベルがL3の場合には、輝度レベル40%と、照明OFFの繰り返しの制御を実行する。デマンド情報レベルがL4の場合には、輝度レベル10%と、照明OFFの繰り返しの制御を実行する。すなわち、デマンド情報レベルに応じた輝度レベルの点消灯制御を実行するように制御指示が与えられる。なお、制御例C4と組み合わせた制御とすることも当然に可能である。
また、照明機器に関して、照度あるいは輝度に限られず、色を変化させることが可能な発光素子を有する照明機器であれば色の変化によりデマンド情報レベルに応じた色の点消灯制御を実行してデマンド情報レベルを通知するようにしても良い。あるいは、所定期間における点滅回数によりデマンド情報レベルを通知することも可能である。たとえば、デマンド情報レベルL4の場合には、所定期間における点滅回数を多くし、デマンド情報レベルL1の場合には所定期間における点滅回数を少なくするようにしても良い。また、その逆であっても良い。
また、制御例C6において、空調機器の制御として温度を制御する場合について説明する。なお、冷房温度の温度レベルのレンジが、1%(高温)〜100%(低温)の範囲で調整可能であるものとする。具体的には、デマンド情報レベルがL1,L2の場合には、温度レベル100%と、空調OFFの繰り返しの制御を実行する。デマンド情報レベルがL3,L4の場合には、温度レベル10%と、空調OFFの繰り返しの制御を実行する。すなわち、デマンド情報レベルに応じた温度レベルの空調制御を実行するように制御指示が与えられる。なお、本例においては、デマンド情報レベルを2段階、すなわち、デマンド情報L1,L2の組と、デマンド情報L3,L4の組とに分類して制御する方式としている。空気の温度等の変化は、人間の触覚により判断されるが微妙な温度変化を検知することが難しいため本例においては、一例として2段階としている場合が示されている。なお、特に2段階に限られず、さらに複数段階に分類して制御するようにしても良い。また、本例の如く、制御する対象機器によってデマンド情報レベルを通知する段階を調整するようにしても良い。
また、制御例C7において、空調機器の制御として風量レベルを制御する場合について説明する。なお、風量レベルのレンジは、1%(強)〜100%(弱)の範囲で調整可能であるものとする。具体的には、デマンド情報レベルがL1の場合には、風量レベル100%と、空調OFFの繰り返しの制御を実行する。デマンド情報レベルがL2の場合には、風量レベル70%と、空調OFFの繰り返しの制御を実行する。デマンド情報レベルがL3の場合には、風量レベル40%と、空調OFFの繰り返しの制御を実行する。デマンド情報レベルがL4の場合には、風量レベル10%と、空調OFFの繰り返しの制御を実行する。すなわち、デマンド情報レベルに応じた風量レベルのONOFF制御を実行するように制御指示が与えられる。なお、制御例C6と組み合わせるようにすることも当然に可能である。
当該制御例は、一例であり、各家電が有する機能に応じて所定の動作パターンを実行するように適切に制御するようにすればよい。なお、当該制御指示のデータテーブルは、一例であり、各家電毎の制御指示のデータテーブルを有していてもよいし、あるいは、1つのデータテーブルに従ってホームコントローラ20が各家電が有する機能に応じて所定の動作パターンを実行するように制御指示するようにしてもよい。
図13は、制御指示に従って家電300が動作する所定の動作パターンの変形例2に従う具体例を説明する図である。
図13(A)を参照して、たとえば、ここでは、制御例C4の照明機器の制御として、一定間隔Tで照度レベルが100%、照明OFFの繰り返しが実行される場合が示されている。
また、図13(B)を参照して、制御例C4の照明機器の制御として、一定間隔Tで照度レベルが100%、照明OFFの繰り返しが実行される場合が示されている。図13(C)を参照して、たとえば、ここでは、制御例C4の照明機器の制御として、一定間隔Tで照度レベルが40%、照明OFFの繰り返しが実行される場合が示されている。また、図13(D)を参照して、制御例C4の照明機器の制御として、一定間隔Tで照度レベルが10%、照明OFFの繰り返しが実行される場合が示されている。
当該制御に従って、デマンド情報としてデマンド情報レベルを通知することが可能である。
具体的には、たとえば、照明機器である照明装置303において、制御例C4に従ってデマンド情報レベルに応じた照度の点消灯制御を実行することにより、デマンド情報としてデマンド情報レベルを通知することが可能である。
同様に、たとえば、照明機器である照明装置303において、制御例C5に従ってデマンド情報レベルに応じた輝度の点消灯制御を実行することにより、デマンド情報としてデマンド情報レベルを通知することが可能である。
同様に、たとえば、空調機器であるエアーコンディショナ301において、制御例C6に従ってデマンド情報レベルに応じた温度を出力するONOFF制御を実行することにより、デマンド情報としてデマンド情報レベルを通知することが可能である。本例においては、デマンド情報レベルとして2段階のうちのいずれか一方のレベルであることを通知することが可能である。
同様に、たとえば、空調機器であるエアーコンディショナ301において、制御例C7に従ってデマンド情報レベルに応じた風量のONOFF制御を実行することにより、デマンド情報としてデマンド情報レベルを通知することが可能である。
なお、上記家電に対する制御は一例であり、デマンド情報として通知するために、複数段階のレベルに関連付けられた所定の動作パターンを実行する制御であればどのような制御であってもよい。また、デマンド情報を通知するために所定の動作パターンを繰り返してもよいし、1回だけ実行するだけでも良い。また、所定の動作パターンは、同じ動作パターンに限らず、複数の所定の動作パターンを設けて、そのうちの1つの動作パターンが選択される方式を採用してもよく、それらが組み合わされて動作させるようにしてもよい。
また、ホームコントローラ20は、すべての家電について、所定の動作パターンを実行するように制御指示を出力するようにしてもよいし、1つの家電について制御指示を出力するようにしてもよい。また、複数の家電について同時に制御指示を出力する必要はなく、制御指示を出力するタイミングをずらして順番に所定の動作パターンを実行するようにしてもよい。
<その他の形態>
(スマートメータ内蔵型のホームコントローラ)
図14は、通信システム1の変形例である通信システム1Aを説明するための図である。
図14を参照して、通信システム1Aは、スマートメータを内蔵したホームコントローラ20Aと、家電群30の各家電300(301〜306)とを備える。つまり、ホームコントローラ20は、宅内の消費電力を測定するための測定装置を備える。
通信システム1Aは、スマートメータとホームコントローラとが一体となっている点において、スマートメータ10とホームコントローラ20とが分離されている通信システム1とは異なる。ホームコントローラ20Aは、ホームコントローラ20とスマートメータ10との機能を備える。
ホームコントローラ20Aは、一体型である点を除けば、スマートメータ10およびホームコントローラ20からなる構成と異なる点はない。したがって、ここでは、ホームコントローラ20Aにおける処理の詳細については、その説明を繰り返さない。なお、通信システム1Aによっても、通信システム1と同様の効果を奏することが可能となる。
なお、上記においては、スマートメータを内蔵した宅内に設けられるホームコントローラについて説明したが、宅外に設けられるスマートメータにホームコントローラの機能を内蔵させた構成とすることも当然に可能である。
(削減指示)
上記においては、ホームコントローラ20が、スマートメータ10を介して、電力会社8より削減割合の指示を受け付ける構成を例に挙げて説明した。しかしながら、これに限定されるものではない。電力会社8からの削減指示は、削減割合の代わりに、削減量であってもよい。この構成の場合、ホームコントローラ20は、削減指示DRαに示された削減量を削減割合に変換し、当該変換により得られた削減割合の削減指示を各家電300に送信すればよい。具体的には、ホームコントローラ20は、指定された削減量と、削減指示を送信する前の宅内の消費電力とから、削減指示を生成すればよい。
ホームコントローラ20の上記構成によって、通信システム1は、電力会社8から削減量を指示された場合であっても、電力会社8から削減割合を指示されたときと同様の効果を得ることができる。
(別のシステム構成)
図15は、通信システム1Bの概略構成を説明するための図である。
図15を参照して、通信システム1Bは、スマートメータ10と、ホームコントローラ20Bと、家電群30と、通信アダプタ群40とを備える。通信アダプタ群40は、複数の通信アダプタ401〜406を含む。ホームコントローラ20と、家電群30と、通信アダプタ群40とは、建物9の中(宅内)に設置されている。なお、以下では、説明の便宜上、通信アダプタ群40に含まれる各通信アダプタ401〜406を区別することなく表す場合には、「通信アダプタ400」と表記する。
スマートメータ10は、受信した削減指示DRαをホームコントローラ20Bに送信する。
ホームコントローラ20Bは、スマートメータ10と各通信アダプタ400と各センサ600と通信可能に接続されている。ホームコントローラ20Bは、スマートメータ10から受信した削減指示DRαに対して予め定められたプロトコル変換を行なうことにより、通信アダプタ群40が利用可能な削減指示DRαを各通信アダプタ400に送信する。
各通信アダプタ400は、ホームコントローラ20Bと通信可能に接続されている。各通信アダプタ400は、ホームコントローラ20Bから削減指示DRαを受信する。通信アダプタ群における通信アダプタ401〜406は、それぞれ、1つの家電301〜306に通信可能に接続されている。たとえば、通信アダプタ401は、エアーコンディショナ301と通信可能に接続されている。
各通信アダプタ400は、各々に接続された家電300の動作を制御する。具体的には、各通信アダプタ400は、家電の動作を制御するための削減指示DRαに従う制御信号あるいはコマンドを家電に送信することにより、各々に接続された家電の動作を制御する。
当該システムにおいても上記と同様のデマンド情報を通知する制御が可能である。
(センサ)
各部屋にセンサを設けて、ホームコントローラ20は、センサと協働して、デマンド情報を通知する制御を実行することも可能である。
図16は、通信システム1Cの概略構成を説明するための図である。
図16を参照して、通信システム1Cは、通信システム1と比較して、センサ部60をさらに設けた点が異なる。センサ部60は、人の存在を検知することが可能な人感センサ601,602とを含む。なお、人の存在を検知することが可能であればどのような方式でもよく、たとえば、赤外線、超音波、可視光等を用いて検知する方式が挙げられる。また、これらを組み合わせる方式であってもよい。
ホームコントローラ20は、センサ部60からのセンサ出力に基づいて各家電を制御する。
図17は、各部屋に設けられたセンサと家電との関係について説明する図である。
図17(a)を参照して、ここでは、建物9内の部屋Aおよび部屋Bの見取り図が示されている。そして、各部屋に家電および人感センサ601,602がそれぞれ配置された場合が示されている。たとえば、部屋の中心付近に人感センサ601,602を配置することにより部屋全体を監視しやすくすることが可能である。また、人感センサは、障害物(たとえば家具)の影響を受けにくい位置に設置された家電300に搭載するようにしてもよい。
図17(b)を参照して、各部屋と、部屋に設けられたセンサと、家電との対応関係とが示されている。
具体的には、部屋Aには、人感センサ601が設けられ、エアーコンディショナ301、照明装置303、テレビ304とが配置されているものとする。また、部屋Bには、人感センサ602が設けられ、冷蔵庫302、洗濯機305、電話機306とが配置されているものとする。
そして、本例においては、例えば、人感センサ601,602でセンサ出力が有った場合(人を検知した場合)にデマンド情報を人に通知するようにしても良い。
具体的には、人感センサ602で人の存在を検知するセンサ出力がなく、人感センサ601のみで人の存在を検知するセンサ出力が有った場合に部屋Aに設けられているエアーコンディショナ301、照明装置303、テレビ304の少なくとも1つの家電300の機能を用いて上述したデマンド情報を居住者に通知する。一方、センサ出力の無い人感センサ602が設けられている部屋Bについては、冷蔵庫302、洗濯機305、電話機306の家電300の機能を用いてデマンド情報を通知しないように制御する。当該方式により居住者に確実にデマンド情報を通知することが可能である。また、居住者がいない場合には家電300の機能を用いてデマンド情報を通知しないことにより無駄な消費電力を低減することが可能である。なお、人感センサ602においても人の存在を検知するセンサ出力が有った場合には部屋Bに設けられている家電300の機能を用いてデマンド情報を通知するようにすることも可能である。
(時刻情報等)
また、ホームコントローラ20は、時計208(クロック)から取得される時刻情報と組み合わせて、上記のデマンド情報を通知する制御を実行することも可能である。具体的には、デマンド情報を通知する時間帯を制限するようにしてもよい。たとえば、7時〜22時までの時間帯においてデマンド情報を通知するようにして、それ以外の時間帯においてはデマンド情報を通知しないようにすることも可能である。当該処理により、たとえば、電力消費が少ない深夜の時間帯等にデマンド情報を通知しないようにして居住者の快適性を損なわないようにすることができる。
また、ホームコントローラ20は、クロックから取得される時刻情報に限らず、他の情報と組み合わせて、あるいは複数の情報(たとえば、時刻情報およびセンサ出力等)を組み合わせて上記のデマンド情報を通知する制御を実行することも可能である。たとえば、家電300の動作状態を示す情報に基づいて、動作している家電300についてのみ上記で説明したデマンド情報を通知する制御を実行するようにしても良い。当該制御により動作している家電300についてのみデマンド情報を通知する制御を実行するため居住者の快適性を損なわないようにすることができる。また、家電に対してデマンド情報を通知する優先順位を設けておくことにより、優先度の高い家電300を用いてデマンド情報を通知する制御を実行するようにしても良い。当該処理により、居住者が確認し易い家電300を優先度の高い家電に指定しておくことによりデマンド情報を通知した場合に容易に居住者が把握することが可能となる。
なお、上記の実施例において削減指示DRαは電力会社から直接受信する場合を記載しているが、本発明はそれに限定されない。例えば、電力会社からの削減指示DRαを管理する中継会社から削減指示DRαを受信しても良いし、スマートグリッドを利用した地域エネルギーマネージメントシステムにより各家庭ではなく地域全体で消費電力を管理している場合は、地域全体の電力の需要・供給状況を鑑み地域エネルギーマネージメントシステムから削減指示DRαを受信しても良い。つまり、本発明は削減指示DRαを宅外の電力系統側から受信する場合に好適に適用することができる。
今回開示された実施の形態は例示であって、上記内容のみに制限されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1A,1B,1C 通信システム、8 電力会社、9 建物、10 スマートメータ、12,209 メモリ、15 系統用通信インターフェイス、16 電力量計、17 宅内用通信インターフェイス、20,20A,20B ホームコントローラ、30 家電群、40 通信アダプタ群、60 センサ部、80 発電所、81 電力系統、201 CPU、202 ディスプレイ、203 タブレット、205 通信インターフェイス、206 タッチスクリーン、207 スピーカ、208 時計、300 家電、301 エアーコンディショナ、302 冷蔵庫、303 照明装置、304 テレビ、305 洗濯機、306 電話機。

Claims (10)

  1. 宅内に設置された家電と通信機能付き電力量計とに通信可能に接続され、前記家電を制御することが可能な通信機器であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに接続された通信インターフェイスとを備え、
    前記プロセッサは、
    前記通信インターフェイスを用いて、前記電力量計を介して宅外の電力系統から、前記宅内の消費電力を削減するための削減指示を受信し、
    前記通信インターフェイスを用いて、前記削減指示に従って前記家電に対して前記宅内の消費電力を削減するデマンド制御を実行する際に、前記削減指示に関連して予め設定された所定の動作パターンを実行するように前記家電に制御指示を送信する、通信機器。
  2. 前記プロセッサは、
    受信した前記削減指示に変化が有ったかどうかを判断し、
    変化が有ったと判断した場合に、前記通信インターフェイスを用いて、前記削減指示の変化に関連して予め設定された所定の動作パターンを実行するように前記家電に制御指示を送信する、請求項1記載の通信機器。
  3. 前記プロセッサは、
    変化が有ったと判断した場合に、変化量が所定量以上であるかどうかを判断し、
    変化量が所定量以上であると判断した場合に、前記通信インターフェイスを用いて、前記削減指示の変化に関連して予め設定された所定の動作パターンを実行するように前記家電に制御指示を送信する、請求項2記載の通信機器。
  4. 前記プロセッサは、
    受信した削減指示を予め設定された複数のグループのうちの1つのグループに分類し、
    受信した前記削減指示が属するグループに変化が有ったかどうかを判断し、
    変化が有ったと判断した場合に、前記通信インターフェイスを用いて、前記削減指示が属するグループの変化に関連して予め設定された所定の動作パターンを実行するように前記家電に制御指示を送信する、請求項1記載の通信機器。
  5. 前記プロセッサは、
    受信した削減指示を予め設定された複数のグループのうちの1つのグループに分類し、
    前記通信インターフェイスを用いて、受信した前記削減指示が属するグループに関連して予め設定された所定の動作パターンを実行するように前記家電に制御指示を送信する、請求項1記載の通信機器。
  6. 前記家電の種別毎に分類するグループの個数は異なる、請求項4または5記載の通信機器。
  7. 前記プロセッサは、
    前記家電が設置された部屋と同じ部屋に設置された人感センサからの出力を取得し、
    前記人感センサからの出力結果に基づいて、前記通信インターフェイスを用いて、前記削減指示に関連して予め設定された所定の動作パターンを実行するように前記家電に制御指示を送信する、請求項1〜6のいずれかに記載の通信機器。
  8. 前記プロセッサと接続され、時刻情報を送信するクロックをさらに備え、
    前記プロセッサは、
    前記クロックからの時刻情報に基づいて、前記通信インターフェイスを用いて、前記削減指示に関連して予め設定された所定の動作パターンを実行するように前記家電に制御指示を送信する、請求項1〜6のいずれかに記載の通信機器。
  9. 宅内に設置された家電と通信機能付き電力量計とに通信可能に接続され、前記家電を制御することが可能な通信機器における家電制御方法であって、
    前記通信機器が、通信インターフェイスを用いて、前記電力量計を介して宅外の電力系統から、前記宅内の消費電力を削減するための削減指示を受信するステップと、
    前記通信インターフェイスを用いて、前記削減指示に従って前記家電に対して前記宅内の消費電力を削減するデマンド制御を実行する際に、前記削減指示に関連して予め設定された所定の動作パターンを実行するように前記家電に制御指示を送信するステップとを備える、家電制御方法。
  10. 宅内に設置された家電と通信機能付き電力量計とに通信可能に接続され、前記家電を制御することが可能な通信機器を制御するためのプログラムであって、
    通信インターフェイスを用いて、前記電力量計を介して宅外の電力系統から、前記宅内の消費電力を削減するための削減指示を受信するステップと、
    前記通信インターフェイスを用いて、前記削減指示に従って前記家電に対して前記宅内の消費電力を削減するデマンド制御を実行する際に、前記削減指示に関連して予め設定された所定の動作パターンを実行するように前記家電に制御指示を送信するステップとを、前記通信機器のプロセッサに実行させる、プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016095619A (ja) * 2014-11-13 2016-05-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 生活支援装置、プログラム
JP2020014382A (ja) * 2019-10-10 2020-01-23 三菱電機株式会社 制御装置、電気機器、電気機器制御システムおよび電気機器制御プログラム
JP2020190399A (ja) * 2019-05-24 2020-11-26 東京瓦斯株式会社 ハイブリッド空調システム

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