JP2015032864A - 機器制御装置、機器制御方法及び機器制御プログラム - Google Patents

機器制御装置、機器制御方法及び機器制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】簡易に機器を制御することが可能な機器制御装置、機器制御方法及び機器制御プログラムを提供する。【解決手段】機器制御装置1は、制御対象機器5を制御する制御信号と制御対象機器5の制御に応じた物理環境の測定情報とを関連付ける制御テーブルを記憶する制御テーブル記憶部2と、制御テーブルに基づいて、物理環境の制御条件に対応した制御信号を決定する制御信号決定部3と、決定した制御信号を制御対象機器5へ出力する制御信号出力部4と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、機器制御装置、機器制御方法及び機器制御プログラムに関し、特に、制御対象機器を制御する機器制御装置、機器制御方法及び機器制御プログラムに関する。
ユーザの操作に応じて家電機器などを制御するリモコン(リモートコントローラ)が広く普及している。また、機器専用のリモコンから出力されるリモコン信号を記憶し、様々な機器を制御することが可能な学習リモコンが利用されている。
関連する技術として、例えば、特許文献1が知られている。特許文献1には、学習リモコンによって家電機器の電源をON/OFFし、正しくON/OFFされてことを外部センサによって検証することが記載されている。
特開2008−283298号公報
しかしながら、関連する技術では、ユーザが、制御する家電機器を特定し、特定した家電機器に応じて電源ON/OFFや設定温度などの操作をリモコンに行う必要がある。すなわち、関連する技術では、ユーザが特定の家電機器への操作を理解したうえで、特定の家電機器に対し具体的に操作を行う必要があるため、家電機器への操作を理解していないユーザなどにとっては、操作が煩雑であるという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑み、簡易に機器を制御することが可能な機器制御装置、機器制御方法及び機器制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る機器制御装置は、制御対象機器を制御する制御信号と前記制御対象機器の制御に応じた物理環境の測定情報とを関連付ける制御テーブルを記憶する制御テーブル記憶部と、前記制御テーブルに基づいて、前記物理環境の制御条件に対応した前記制御信号を決定する制御信号決定部と、前記決定した制御信号を前記制御対象機器へ出力する制御信号出力部と、を備えるものである。
本発明に係る機器制御方法は、制御対象機器を制御する制御信号と前記制御対象機器の制御に応じた物理環境の測定情報とを関連付ける制御テーブルを記憶し、前記制御テーブルに基づいて、前記物理環境の制御条件に対応した前記制御信号を決定し、前記決定した制御信号を前記制御対象機器へ出力するものである。
本発明に係る機器制御プログラムは、制御対象機器を制御する制御信号と前記制御対象機器の制御に応じた物理環境の測定情報とを関連付ける制御テーブルを記憶し、前記制御テーブルに基づいて、前記物理環境の制御条件に対応した前記制御信号を決定し、前記決定した制御信号を前記制御対象機器へ出力する、機器制御方法をコンピュータに実行させるための機器制御プログラムである。
本発明によれば、簡易に機器を制御することが可能な機器制御装置、機器制御方法及び機器制御プログラムを提供することができる。
実施の形態に係る機器制御装置の概略構成を示す構成図である。 実施の形態1に係る制御システムの構成例を示す構成図である。 実施の形態1に係る制御システムの動作例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る制御システムの動作例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る制御システムの動作例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る制御システムが記憶するデータの例を示す図である。 実施の形態1に係る制御システムの動作例を示すフローチャートである。
(実施の形態の概要)
実施の形態の説明に先立って、実施の形態の特徴についてその概要を説明する。図1は、実施の形態に係る機器制御装置の主要な構成を示している。
図1に示すように、実施の形態に係る機器制御装置1は、制御テーブル記憶部2、制御信号決定部3、制御信号出力部4を備えている。制御テーブル記憶部2は、制御対象機器5を制御する制御信号と制御対象機器5の制御に応じた物理環境の測定情報とを関連付ける制御テーブルを記憶する。制御信号決定部3は、制御テーブル記憶部2が記憶する制御テーブルに基づいて、物理環境の制御条件に対応した制御信号を決定する。制御信号出力部4は、制御信号決定部3が決定した制御信号を制御対象機器5へ出力する。
このように、実施の形態では、制御対象機器に対する制御信号と物理環境の測定情報とを制御テーブルに関連付けておき、この制御テーブルを参照することで、物理環境に関する制御条件に対応した制御信号を決定し制御対象機器へ出力する。これにより、明るくしたい、暖めたいなどのような物理環境に関する制御条件に対応して、制御信号(及び制御対象機器)を自動的に決定することができるため、簡易に制御対象機器を制御することが可能となる。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して実施の形態1について説明する。図2は、本実施の形態に係る制御システムの構成を示している。図2に示すように、本実施の形態に係る制御システム100は、家電制御装置10、リモコン20、入力装置21、家電機器30、センサ40を備えている。
リモコン20は、ユーザの入力操作に応じて赤外線リモコン信号を出力し、このリモコン信号によって家電機器30を制御する。本実施の形態では、リモコン20は、赤外線リモコン信号を家電制御装置10へ出力する。リモコン20は、家電機器30専用の制御装置であり、例えば、家電機器30に付属している。例えば、エアコン31専用のリモコン、照明32専用のリモコン、カーテン33専用のリモコンなどが含まれる。
家電機器30は、リモコン20から赤外線リモコン信号を受信し、このリモコン20により制御される制御対象機器である。本実施の形態では、家電機器30は、家電制御装置10から赤外線リモコン信号を受信する。例えば、家電機器30は、室内に設置された機器であり、エアコン31、照明32、カーテン33が含まれ、その他、テレビなどが含まれてもよい。なお、家電機器30は、家庭用向けの電子機器に限らず、その他の任意の電子機器であってもよい。
エアコン31は、受信するリモコン信号により、電源ON/OFFや温度設定等が制御され、この制御に応じて動作する。照明32は、受信するリモコン信号により、電源ON/OFFや照度設定等が制御され、この制御に応じて動作する。カーテン33は、電動カーテンであり、受信するリモコン信号によりカーテンの開閉等が制御され、この制御に応じて動作する。
センサ40は、室内の物理環境などの状態を定期的に測定(検出)し、測定した測定データを家電制御装置10へ出力する。すなわち、センサ40は、家電機器30に応じた物理環境の変化を測定する。センサ40は、測定データを無線LANなどのネットワーク経由で家電制御装置10へ送信する。例えば、物理環境には電力、温度、照度が含まれる。すなわち、センサ40には、室内で(家電機器30により)消費される電力を検出する電力センサ41、室内の(家電機器30周辺の)温度を検出する温度センサ42、室内の(家電機器30周辺の)照度を検出する照度センサ43が含まれる。電力センサ41は、家電機器30ごとに消費電力を検出してもよい。センサ40は、電力、温度、照度に限らず、湿度や人感(人の所在)など、その他の任意の物理環境を測定(検出)するセンサであってもよい。
入力装置(操作端末)21は、ユーザの入力操作に応じて室内の(家電機器30周辺の)物理環境に関する制御信号(制御条件、環境条件)を家電制御装置10に出力する。入力装置21は、制御信号を無線LANなどのネットワーク経由で家電制御装置10へ送信する。入力装置21では、家電制御アプリ(アプリケーションプログラム)22が実行され、ユーザが家電制御アプリ22を操作することで、家電制御装置10においてデータテーブルを使用して最適な家電制御を実行する。
家電制御装置(機器制御装置、処理システム)10は、リモコン20からの赤外線リモコン信号を蓄積し、センサ40からのセンサ情報(測定データ)を蓄積し、最適な家電制御を行うためのデータテーブルを作成し、作成したデータテーブルを使用して最適な家電制御を行う。
図2に示すように、家電制御装置10は、赤外線受光部11、赤外線送信部12、無線受信部13、無線受信部14、蓄積部15、テーブル作成部16、データテーブル17、テーブル処理部18を備えている。
なお、ここでは、これらの各ブロックを家電制御装置10の機能として説明するが、後述する本実施の形態に係る動作が実現できれば、その他の構成であってもよい。例えば、家電制御装置10は、一体型の1つの装置であってもよいし、任意の各部に分かれた複数の装置が何らかの通信手段により連携するシステムであってもよい。例えば、赤外線受光部11、赤外線送信部12のみユーザの見える場所に置き、ほかの部分は見えない場所に隠しておいてもよい。
家電制御装置10における各構成は、ハードウェア又はソフトウェア、もしくはその両方によって構成され、1つのハードウェア又はソフトウェアから構成してもよいし、複数のハードウェア又はソフトウェアから構成してもよい。家電制御装置10の各機能(各処理)を、CPUやメモリ等を有するコンピュータにより実現してもよい。例えば、記憶装置に実施の形態における機器制御方法(機器制御処理)を行うための機器制御プログラムを格納し、各機能を、記憶装置に格納された機器制御プログラムをCPUで実行することにより実現してもよい。
この機器制御プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
赤外線受光部(リモコン信号受信部)11は、リモコン20からの赤外線リモコン信号(制御信号)を受け取り(受信し)、赤外線リモコン信号を赤外線送信部12に送る。また、赤外線受光部11は、赤外線リモコン信号を蓄積部15へ出力し、蓄積部15に赤外線リモコン信号を蓄積する。赤外線送信部(リモコン信号送信部)12は、赤外線受光部11やテーブル処理部18などの他部から受け取った赤外線リモコン信号(制御信号)を、家電機器30に対して赤外線により送信する。
なお、この例では、赤外線受光部11及び赤外線送信部12は、赤外線のリモコン信号を送信/受信するが、赤外線に限らずのその他の電波によるリモコン信号であってもよい。
無線受信部(第1の無線受信部、制御条件受信部)13は、入力装置21(家電制御アプリ22)からの制御信号(制御条件)を、無線LANなどのネットワークを介して受信する。なお、入力装置21(家電制御アプリ)22と家電制御装置10(無線受信部13)との間は、無線LANに限らず、その他の任意の無線/有線通信手段により通信可能に接続されていればよい。ECHONET Lite(登録商標)のような機器制御用の規格にしたがって制御信号を送受信してもよい。また、入力装置21(家電制御アプリ)22の機能を家電制御装置10の内部に備えていてもよい。
無線受信部(第2の無線受信部、測定データ受信部)14は、センサ40からのセンシングデータ(測定データ)を、無線LANなどのネットワークを介して受信する。無線受信部14は、センシングデータを蓄積部15へ出力し、蓄積部15にセンシングデータを蓄積する。なお、センサ40と家電制御装置10(無線受信部14)との間は、無線LANに限らず、ZigBee(登録商標)、特定小電力無線手段など、その他の任意の無線/有線通信手段により通信可能に接続されていればよい。
蓄積部(記憶部)15は、リモコン20からの赤外線リモコン信号(制御信号情報)と、センサ40からのセンシングデータ(測定データ)を蓄積(記憶)する。なお、蓄積部(記憶部)15は、テーブル作成部16が作成したデータテーブル17を蓄積(記憶)し、蓄積されたデータテーブル17をテーブル処理部18が参照してもよい。
テーブル作成部16は、蓄積部15に蓄えられたリモコン20からの赤外線リモコン信号とセンサ40からのセンシングデータをもとにデータテーブル17を作成する。データテーブル17は、ユーザがリモコン20を操作した赤外線リモコン信号と、赤外線リモコン信号に応じた各時刻のセンシングデータが格納されている。
テーブル処理部(制御信号決定部)18は、入力装置21(家電制御アプリ22)から入力された制御信号(制御条件)をもとにデータテーブル17を検索し、赤外線リモコン信号を絞り込み、出力する赤外線リモコン信号(制御信号)を決定する。テーブル処理部18は、データテーブル17に含まれる、リモコン20を操作した時のセンシングデータ、所定期間後のセンシングデータに基づき、例えば、センシングデータ(物理環境)の変化に基づいて、制御信号(制御条件)に対応する赤外線リモコン信号を決定する。テーブル処理部18は、決定した赤外線リモコン信号を、赤外線送信部12を介して家電機器30へ出力する。
次に、本実施の形態に係る制御システム100の動作について説明する。
図3は、リモコン操作時の動作(制御信号蓄積動作)を示している。図3に示すように、ユーザが、リモコン20を家電制御装置10の赤外線受光部11に向けて、操作したい家電機器30のリモコン20のボタンを押下する(S101)。そうすると、リモコン20は操作に応じた赤外線リモコン信号を出力し、赤外線受光部11はリモコン20から赤外線リモコン信号を受信する(S102)。
続いて、赤外線受光部11は、受信した赤外線リモコン信号を赤外線送信部12に出力し、赤外線送信部12は、家電機器30に対して赤外線リモコン信号を発光する(S103)。これにより、家電機器30が赤外線リモコン信号に応じて動作する(家電操作が行われる)。S103と同じタイミングで、赤外線受光部11は、受信した赤外線リモコン信号を蓄積部15に出力し、蓄積部15は赤外線リモコン信号を蓄積する(S104)。例えば、蓄積部15には、赤外線リモコン信号とともに、リモコン20から赤外線リモコン信号を受信した(家電機器30へ出力した)時刻を蓄積する。
図4は、センシング時の動作(測定データ蓄積動作)を示している。予めセンサ40を室内の各場所に配置しておく。なお、同一のセンサ40を複数設置してもよい。図4に示すように、各センサ40は一定間隔で室内の状態をセンシングし、測定した測定データを家電制御装置10の無線受信部14に対して送信する(S111)。センサ40の測定間隔は、各センサ40のスペック(仕様、性能)などに応じて設定してもよい。
続いて、無線受信部14は、センサ40から測定データを受信する(S112)。さらに、無線受信部14は、受信した測定データを蓄積部15に出力し、蓄積部15は測定データを蓄積する(S113)。例えば、蓄積部15には、測定データとともに、センサ40が測定した時刻を蓄積する。
図5は、データテーブルの生成動作を示している。図5に示すように、テーブル作成部16は、一定間隔で蓄積部15からデータ(赤外線リモコン信号及び測定データ)を取得する(S121)。続いて、テーブル作成部16は、取得したデータ(赤外線リモコン信号及び測定データ)に基づいて、データテーブル17を生成する(S122)。
テーブル生成のタイミングは、家電制御装置10のスペック等に応じて設定してもよい。例えば、家電制御装置10が高スペックであれば短い間隔でデータテーブル17を生成し、家電制御装置10が低スペックであれば一日に数回のような間隔でデータテーブル17を生成してもよい。
図6は、S122で生成されるデータテーブル17の一例を示している。図6の例では、データテーブル17に、リモコン20から受信した赤外線リモコン信号ごとに、操作時(リモコン操作に応じた赤外線リモコン信号受信時または赤外線リモコン信号送信時)、操作時から10分後、操作時から30分後のセンサ情報(測定データ)が格納されている。例えば、「aaaa」は、リモコン20でエアコン31の温度を高く設定した場合の制御信号であり、「bbbb」は、リモコン20でカーテン33を開く操作を行った場合の制御信号であり、「cccc」は、リモコン20で照明32をONした場合の制御信号である。
図6に示すように、例えば、データテーブル17には、操作した赤外線リモコン信号、操作したタイミングの時刻とセンサ情報(温度、照度、電力等々)、一定時間経過後の時刻とセンサ情報が格納される。センサ情報は、温度、照度、電力に限らず、その他の環境情報を含んでいてもよい。また、一定時間経過後、さらに定期的に複数(10分後、30分後、90分後・・・)のセンサ情報を格納してもよい。
例えば、ユーザがリモコン20に対しエアコン31の温度を上げる操作を行った場合は、以下のような測定データが想定される。
・操作から一定時間経過後の温度センサの値(測定データ)が上昇する。
・操作から一定時間経過後のエアコンの消費電力(電力センサの値)が上昇する。
また、例えば、ユーザがリモコン20に対し部屋のカーテン33を開ける操作を行った場合は、以下のようなデータが想定される。
・操作時のみ消費電力(電力センサの値)が上昇する。
・昼時間帯であれば操作から一定時間経過後の温度センサ、照度センサの値が上昇する。
また、例えば、ユーザがリモコン20に対し部屋の照明32をつける(ON)操作を行った場合は、以下のようなデータが想定される。
・操作から一定時間経過後の照度センサの値が上昇する。
・操作から一定時間経過後の消費電力(電力センサの値)が上昇する。
図7は、最適家電制御時の動作を示している。図7を用いて、部屋を暖める場合の動作を説明する。まず、ユーザは入力装置21の家電制御アプリ22から操作項目を選択する(S131)。家電制御アプリ22では、操作候補として「部屋を暖めたい」とか、「部屋を明るくしたい」等のGUIが表示されており、ここでは、ユーザが「部屋を暖めたい」を選択する。ここで選択される操作項目は、物理環境に関する第1の制御条件(環境条件)ともいえる。
続いて、ユーザは操作項目に対する条件を選択する(S132)。家電制御アプリ22では、条件候補として「消費電力がより小さい」とか、「短期間で効果のあるもの」等のGUIが表示されており、ここでは、ユーザが「消費電力がより小さい」を選択する。ここで選択される条件は、物理環境に関する第2の制御条件(環境条件)ともいえる。
ユーザが家電制御アプリ22で「部屋を暖めたい」及び「消費電力がより小さい」を選択した場合、入力装置21は「部屋を暖めたい」及び「消費電力がより小さい」を示す制御信号を家電制御装置10の無線受信部13へ送信し、テーブル処理部18は無線受信部13を介して制御信号を受信する(S133)。
続いて、テーブル処理部18は、受信した制御信号に基づいてデータテーブル17を検索する(S134)。テーブル処理部18は、「部屋を暖めたい」という第1の制御条件と「消費電力がより小さい」という第2の制御条件を満たすデータ(制御信号)を検索する。テーブル処理部18は、「部屋を暖めたい」に従ってデータテーブル17中から温度が上がったレコードを絞り込み(検索し)、さらに、要求のあった時刻と近い時間帯のレコードを絞り込み、その後、選択された条件である「消費電力がより小さい」に従って絞り込みを行う。その結果、テーブル処理部18は、カーテン操作時のレコードが最適であると判断する。また、最適な制御を行うため、複数のレコード(制御信号)を選択してもよい。例えば、温度変化の条件、時間帯の条件、消費電力の条件を満たすように、カーテンを制御するレコード(制御信号)と、エアコンを制御するレコード(制御信号)を選択してもよい。
テーブル処理部18は、データテーブル17の検索結果にしたがい出力する赤外線リモコン信号を選択する(S135)。テーブル処理部18は、データテーブル17から絞り込んで特定されたレコードに含まれる赤外線リモコン信号を選択する。
続いて、テーブル処理部18は、選択された赤外線リモコン信号を赤外線送信部12に出力し、赤外線送信部12は家電機器30に対して赤外線リモコン信号が発光する(S136)。家電機器30は、赤外線リモコン信号に応じて動作する。ここでは、カーテン33が赤外線リモコン信号を受信し、電動カーテンを開ける(もしくは閉じる)。また、カーテン33とエアコン31に赤外線信号を送信し、電動カーテンの開閉とともに、エアコンの温度設定を制御してもよい。
次に、図7を用いて、部屋を明るくする場合の動作を説明する。まず、ユーザは入力装置21の家電制御アプリ22から操作項目を選択する(S131)。家電制御アプリ22では、操作候補として「部屋を暖めたい」とか、「部屋を明るくしたい」等のGUIが表示されており、ここでは、ユーザが「部屋を明るくしたい」を選択する。
続いて、ユーザは操作項目に対する条件を選択する(S132)。家電制御アプリ22では、条件候補として「消費電力がより小さい」とか、「短期間で効果のあるもの」等のGUIが表示されており、ここでは、ユーザが「消費電力がより小さい」を選択する。
ユーザが家電制御アプリ22で「部屋を明るくしたい」及び「消費電力がより小さい」を選択した場合、入力装置21は「部屋を明るくしたい」及び「消費電力がより小さい」を示す制御信号を家電制御装置10の無線受信部13へ送信し、テーブル処理部18は無線受信部13を介して制御信号を受信する(S133)。
続いて、テーブル処理部18は、受信した制御信号に基づいてデータテーブル17を検索する(S134)。具体的には、テーブル処理部18は、「部屋を明るくしたい」に従ってデータテーブル17中から照度が上がったレコードを絞り込み(検索し)、さらに、要求のあった時刻と近い時間帯のレコードを絞り込み、その後、選択された条件である「消費電力がより小さい」に従って絞り込みを行う。その結果、テーブル処理部18は、カーテン操作時のレコードが最適であると判断する。また、カーテンを制御するレコード(制御信号)と、照明を制御するレコード(制御信号)を選択してもよい。
テーブル処理部18は、データテーブル17の検索結果にしたがい出力する赤外線リモコン信号を選択する(S135)。テーブル処理部18は、データテーブル17から絞り込んで特定されたレコードに含まれる赤外線リモコン信号を選択する。
続いて、テーブル処理部18は、選択された赤外線リモコン信号を赤外線送信部12に出力し、赤外線送信部12は家電機器30に対して赤外線リモコン信号が発光する(S136)。家電機器30は、赤外線リモコン信号に応じて動作する。ここでは、カーテン33が赤外線リモコン信号を受信し、電動カーテンを開ける(もしくは閉じる)。また、カーテン33と照明32に赤外線信号を送信し、電動カーテンの開閉とともに、照明の照度を制御してもよい。
次に、本実施の形態の効果について説明する。関連する技術では、室内の環境を変化させる場合、家電を特定してリモコンを操作する必要があったため、ユーザが家電ごとに操作を覚えて家電のリモコンを駆使しなければならず負担であった。例えば、部屋を暖める等のユーザの要望に対して、関連すぐ技術では、ユーザ自身が家電を選択してどの温度に設定するか等の操作をしなければならなかった。また、部屋の環境を変化させる場合、消費電力を抑えたい、早く効果を発揮してほしい等の思いはあっても、最適な操作が何かを知るすべはなかった。
そこで、本実施の形態では、過去の操作履歴とセンサ情報を組み合わせて、ユーザの思いを実現するために最適な操作を選択するシステムとした。すなわち、上記のように、本実施の形態では、リモコン操作による家電操作履歴とセンサ情報を収集し、リモコン操作時の環境変化を蓄積していく。そして、リモコン操作時に環境がどのように変化したかの情報を活用して、部屋を暖める際に、システムがどの家電を制御するとよいかを判断し、適切な家電を選択し赤外線リモコンを送信することで制御する。
具体的には、日常生活時の赤外線リモコン操作情報を蓄積する。同時に部屋に配置した各種センサ(電力、温度、湿度、照度 等々)がセンシングを行い測定データを蓄積する。適度なタイミングで蓄積したデータからテーブルを作成する。作成するテーブルはユーザが操作した赤外線リモコン信号と、操作をしたタイミングの時刻、各種センサの値、そして一定時間経過後の時刻、各種センサ値となる。これにより、各リモコン操作時の各種センサ値の変化テーブルが作成される。
ここで、生成されるテーブルは、次のような情報が入っていると考えられる。ユーザがエアコンの温度上げる家電操作をした場合、温度センサの値は上昇し、同時にエアコンの消費電力も上昇する。また、ユーザが部屋のカーテンを開けるリモコン操作をした場合、昼時間帯であれば温度センサ、照度センサの値は上昇する。またカーテン操作時に消費電力が上昇する。
テーブル作成後、例えば部屋の温度を上げたいという要求があると、テーブルを参照し、温度が上がったレコードが絞り込まれる。さらに、要求のあった時刻と近い時間帯のレコードが絞り込まれる。その後はユーザの要望(消費電力がより小さいものや短期間で効果のあるもの等の条件)に従って絞り込みを行い、該当するレコードを特定する。レコードが特定されると、そのレコードにある赤外線リモコンデータが送信される。また、本実施の形態では、家電動作の結果のセンサ情報を蓄積し、ユーザが指定する優先項目(消費電力の最小化、所望の効果が得られるまでの時間の最小化)の条件を満たす動作を自動的に算出して、各家電の動きを決定する。これにより、ユーザは消費電力を抑えて温度を上げたいという操作を行うことで、システム側で上記絞り込み処理が行われる。
したがって、本実施の形態では、過去の操作履歴やセンサ情報を活用することで、ユーザが家電を意識することなく、簡易に最適な家電の操作が選択され制御を行うことができる。例えば、家庭内の家電制御や、高齢者等の自動家電制御において、暑い日などに外部から温度を下げるように制御を与えると、操作履歴をもとに、各家庭に最適な形で温度を下げることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 機器制御装置
2 制御テーブル記憶部
3 制御信号決定部
4 制御信号出力部
5 制御対象機器
10 家電制御装置
11 赤外線受光部
12 赤外線送信部
13、14 無線受信部
15 蓄積部
16 テーブル作成部
17 データテーブル
18 テーブル処理部
20 リモコン
21 入力装置
22 家電制御アプリ
30 家電機器
31 エアコン
32 照明
33 カーテン
40 センサ
41 電力センサ
42 温度センサ
43 照度センサ
100 制御システム

Claims (10)

  1. 制御対象機器を制御する制御信号と前記制御対象機器の制御に応じた物理環境の測定情報とを関連付ける制御テーブルを記憶する制御テーブル記憶部と、
    前記制御テーブルに基づいて、前記物理環境の制御条件に対応した前記制御信号を決定する制御信号決定部と、
    前記決定した制御信号を前記制御対象機器へ出力する制御信号出力部と、
    を備える機器制御装置。
  2. 前記制御対象機器を制御するリモートコントローラから受信する前記制御信号と、前記物理環境を測定するセンサから受信する前記測定情報とに基づいて、前記制御テーブルを生成する制御テーブル生成部を備える、
    請求項1に記載の機器制御装置。
  3. 前記制御信号出力部は、前記リモートコントローラから受信する前記制御信号を前記制御対象機器へ送信する、
    請求項2に記載の機器制御装置。
  4. 前記制御テーブルは、前記リモートコントローラをユーザが操作した時に前記センサが測定した前記測定情報を含む、
    請求項2または3に記載の機器制御装置。
  5. 前記制御テーブルは、前記リモートコントローラをユーザが操作した時から所定期間経過後に前記センサが測定した前記測定情報を含む、
    請求項2乃至4のいずれか一項に記載の機器制御装置。
  6. 前記制御信号決定部は、前記リモートコントローラに対するユーザの操作に応じた前記測定情報の変化に基づいて、前記制御信号を決定する、
    請求項2乃至5のいずれか一項に記載の機器制御装置。
  7. 前記制御テーブルは、前記制御信号ごとに複数の前記物理環境の測定情報を関連付け、
    前記制御信号決定部は、前記制御テーブルの中から複数の前記制御条件に該当する前記制御信号を検索する、
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の機器制御装置。
  8. 前記制御信号決定部は、入力装置から前記制御条件を受信し、受信した前記制御条件に対応した前記制御信号を決定する、
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の機器制御装置。
  9. 制御対象機器を制御する制御信号と前記制御対象機器の制御に応じた物理環境の測定情報とを関連付ける制御テーブルを記憶し、
    前記制御テーブルに基づいて、前記物理環境の制御条件に対応した前記制御信号を決定し、
    前記決定した制御信号を前記制御対象機器へ出力する、
    機器制御方法。
  10. 制御対象機器を制御する制御信号と前記制御対象機器の制御に応じた物理環境の測定情報とを関連付ける制御テーブルを記憶し、
    前記制御テーブルに基づいて、前記物理環境の制御条件に対応した前記制御信号を決定し、
    前記決定した制御信号を前記制御対象機器へ出力する、
    機器制御方法をコンピュータに実行させるための機器制御プログラム。
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