JP2009301991A - 機器制御装置及び機器制御方法 - Google Patents

機器制御装置及び機器制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの行動から所望する効果を予測して、同じ効果を実現できるエネルギー使用量が少ない代替機器をユーザに提示する。
【解決手段】ユーザ1の、機器3Aを作動させる指令を検知する制御装置4Aと、ユーザ1の周囲の状況を検知するセンサ2と、機器3Aを含む機器を作動させた場合の効果を表すデータの機器効果情報テーブル8と、機器3Aについて、ユーザ1の周囲の状況の情報と、機器効果情報テーブル8のデータとから、機器3Aを作動させてユーザ1が得る効果を予測する効果予測部5と、効果予測した機器3Aの作動効果と所定の範囲で類似する効果を得ることができ、かつ、機器3Aを作動させるエネルギーより消費量が小さい代替方法を決定する代替方法決定部7と、決定した代替方法をユーザ1に提示する出力部9と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、機器制御装置及び機器制御方法に関する。より詳しくは、電気機器を使用する際に、より少ないエネルギー使用量となる代替方法を提示もしくは実行する機器制御装置及び機器制御方法に関する。
同じ作用効果をより少ないエネルギーで得られる省エネルギー(以下、省エネという)の技術が注目されている。省エネに関する技術が、下記の特許文献をはじめ多数提案されている。
特許文献1には、直射光による冷房負荷の増大を防止し、トップライトから離れたエリアでも採光による照明効果が得られるようにし、照明エネルギーを低減する方法が記載されている。特許文献1の技術は、トップライトからの昼光を一旦、反射パネルで受け、反射パネルにより反射した昼光をスラブ(コンクリート製の床板)下面に照射し、スラブに照射されて反射拡散した昼光を、スラブの下方に設けられた光透過膜を通過させて室内のアンビエント照明(天井面や壁面等の照明)とする。
特許文献2には、採光装置の有用性を維持しつつ、昼間の太陽光を、夜間等の太陽光の光量が低下した時間帯にも利用できるようにした照明システムの技術が記載されている。特許文献2の技術は、太陽光を採光して電気エネルギーに変換して蓄積しておき、光量の減少を検知した場合に、蓄えた電気エネルギーを照明装置で光に変換して、ほぼ1日を通じて有効に活用できる照明システムに関するものである。
特許文献3の技術は、室内のレイアウト変更等に伴う明るさ検出領域の変更を画像情報の設定変更により簡便かつ容易に対応することができる照明制御システムが記載されている。特許文献3に記載の技術は、照明器具の照射領域の明るさ分布の検出をTVカメラにより画像として取り込み、この画像データ上に複数の明るさ検出領域を設けて、各明るさ検出領域のデータに基づいて照明器具の光源の光出力を自動制御するよう構成した照明制御システムに関するものである。
特許文献4には、機器の動作状況を予測して、予測される状況に応じて、予め適正な対応を機器に指示することにより機器を効率よく、安定的に管理する消費電力制御システムの技術が記載されている。特許文献4の技術は、センサで環境情報を計測し、その情報を蓄積して、現在の時刻よりも所定の時間だけ先の環境情報を予測し、予測結果に基づいて、機器を直接制御したり、表示や音声により使用者にアナウンスするものである。
特許文献5の技術は、ユーザの利便性を考慮しつつ、画像形成装置における省電力化を適切に図る電力監視装置に関するものである。特許文献5に記載されている技術は、複数の画像形成装置において、個々の使用及び電力消費を記憶したデータベースを設け、現在使用中の画像形成装置と同程度の代替機を抽出して、現在の動作状態と代替機の消費電力等を表示することで、ユーザが消費電力が少ない代替機の選択を適切に行うことを促すものである。
特開平06−131904号公報 特開平11−283416号公報 特開2002−299070号公報 特開2006−190145号公報 特開2007−318401号公報
特許文献1の技術は、任意の状況を判断して照明機器をオン・オフして光量を調整することは可能であるが、制御対象が一意に固定されており、他の機器の影響を考慮することができない。仮に該照明機器の近くに省エネ効果が高い別の照明装置を設置したとしても、同時に制御するか、もしくは追加設置した機器を制御することができない問題があった。
特許文献2の技術は、現在の状況を考慮せずに、装置導入時に設定した制御動作しか行えない問題がある。例えば、室内照明を太陽光で代替する場合であれば、太陽光を取り込むためにカーテンを自動的に開ける動作のみ可能である。また、装置が自動運転している間は、ユーザの意向に係わらず、常に省エネ動作を実行するという問題がある。例えば、ユーザが太陽光でなく室内灯を点けたままにしておきたい場合でも、室内灯を消してカーテンを開ける動作を実行する。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ユーザ又はユーザの周囲の状況に応じて、電気機器を使用する際に、よりエネルギー使用量が少ない代替方法をユーザに提示する機器制御装置及び機器制御方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係る機器制御装置は、
ユーザの、機器を作動させる指令を検知する指令検知手段と、
前記ユーザの周囲の状況を検知する状況検知手段と、
前記機器を含む機器を作動させた場合の効果を表すデータを取得する機器効果取得手段と、
前記指令検知手段で検知した前記作動させる指令の対象の機器について、前記ユーザの周囲の状況の情報と、前記機器を作動させた場合の効果を表すデータとから、その機器を作動させることによって前記ユーザが得る効果を予測する効果予測手段と、
前記効果予測手段で効果を予測した前記作動させる指令の対象の機器の作動による効果と所定の範囲で類似する効果を得ることができ、かつ、その機器を作動させるためのエネルギーよりエネルギー消費量が小さい代替方法を決定する代替方法決定手段と、
前記代替方法決定手段で決定した代替方法をユーザに提示する表示手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る機器制御方法は、
ユーザの、機器を作動させる指令を検知する指令検知ステップと、
前記ユーザの周囲の状況を検知する状況検知ステップと、
前記機器を含む機器を作動させた場合の効果を表すデータを取得する機器効果取得ステップと、
前記指令検知ステップで検知した前記作動させる指令の対象の機器について、前記ユーザの周囲の状況の情報と、前記機器を作動させた場合の効果を表すデータとから、その機器を作動させることによって前記ユーザが得る効果を予測する効果予測ステップと、
前記効果予測ステップで効果を予測した前記作動させる指令の対象の機器の作動による効果と所定の範囲で類似する効果を得ることができ、かつ、その機器を作動させるためのエネルギーよりエネルギー消費量が小さい代替方法を決定する代替方法決定ステップと、
前記代替方法決定ステップで決定した代替方法をユーザに提示する表示ステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明の機器制御装置及び機器制御方法によれば、機器動作によるユーザ所望の効果を実現できる、よりエネルギー使用量が少ない代替方法をユーザに提示することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る機器制御装置の構成例を示すブロック図である。機器制御装置は、センサ2と、機器3A、3Bと、制御装置4A、4Bと、効果予測部5と、機器・制御装置対応テーブル6と、代替方法決定部7と、機器効果情報テーブル8と、出力部9と、機器制御部10とを備える。なお、説明の都合上、図1にユーザ1を記載している。
なお、本発明の第1の観点に係る機器制御装置の各手段は、実施の形態1に係る機器制御装置の構成の各部に対応している。指令検知手段は、制御装置4A、4Bに対応する。状況検知手段は、センサ2に対応する。機器効果取得手段は、機器効果情報テーブル8に対応する。効果予測手段は、効果予測部5に対応する。代替方法決定手段は、代替方法決定部7に対応する。表示手段は、出力部9に対応する。
センサ2は、ユーザ1の位置等の状況や、ユーザ1の周囲の状況や、機器制御装置が接続する各機器3A、3B等が影響を及ぼす場所の状況等を観測して、定期的に観測情報を効果予測部5に送信する。例えば、センサ2には、機器3A、3Bの周囲の温度を検知する温度センサ、照度を検知する照度センサ、風の流れを検知する風速センサ、湿度を検知する湿度センサ、人の存在を検知する人感知センサ、時間を計る時計、窓やカーテン等の物体の位置を測る加速度センサ等から構成する。センサ2の構成は、用途や設定したい条件に応じて、各種センサを追加、削除しうる。例えば、ユーザ1が操作する制御装置4Aなどの位置が予め分かっていれば、人感知センサはなくてもよい。センサ2は、検知した各種の情報を効果予測部5へ送信する。なお、センサ2は、機器3A、3B等の機器が動作することや動作レベルを検知する電流測定器を備えてもよい。
機器3A、3Bは、屋内の状況を変更する機器である。本実施の形態の説明では、機器3Aはユーザ1が制御装置4Aで作動させようとした機器、機器3Bはユーザ1が機器3Aで実現しようとした効果をより少ないエネルギーで実現できる機器のことをいう。機器制御装置が作動していない場合、又は機器制御装置が機器制御部10を備えていない場合には、機器3A、3Bは制御装置4A、4Bで作動が制御される。機器制御装置が機器制御部10を備え、作動している場合には、機器3A、3Bは機器制御部10で作動が制御される。機器3A、3Bには例えば、エアコン、扇風機、除湿器、ストーブ、天井ライト、フロアライト、電灯等がある。
制御装置4A、4Bは、機器3A、3Bの作動を制御する装置である。機器制御装置が作動していない場合には、制御装置4A、4Bは機器3A、3Bの作動を直接制御して、電力のオン・オフや作動レベル等を変更する。機器制御装置が作動している場合には、制御装置4A、4Bは機器3A、3Bの作動を直接制御せず、制御しようとした情報が効果予測部5へ伝えられる。その場合は、制御装置4Aが電力のオン・オフや作動レベルの変更により機器3Aを直接制御する代わりに、機器制御部10が機器3Aで実現しようとした効果と同じ効果をより少ないエネルギーで実現できる機器3Bを制御したり、出力部9が同じ効果が得られる手段をユーザ1に知らせる。制御装置4A、4Bは、例えば機器の電源をオン・オフ制御や動作レベルや動作状態を変更するスイッチやリモコン等である。
効果予測部5は、ユーザ1が実現しようとする効果を予測する。効果予測部5は、制御装置4Aの制御情報と、センサ2のセンシング情報とを受け取り、機器・制御装置対応テーブル6が保持している機器と制御装置の対応関係を参照して、機器効果情報テーブル8の効果情報を参照し、ユーザ1が機器3Aを使用して実現しようとした効果を予測する。なお、効果予測部5が受信する機器3Aの制御情報は、制御装置4Aからの操作情報以外に、センサ2の電流測定器の測定値から判断できる機器3Aの電源のオン・オフや動作レベル等の情報でもよい。
機器・制御装置対応テーブル6は、各機器3A、3B等とそれを制御する制御装置4A、4B等との対応関係を情報として保存している。図2は、機器・制御装置対応テーブル6の一例であり、各制御装置が制御する機器と各制御装置が機器を制御する内容の対応関係を示している。機器・制御装置対応テーブル6は、制御装置4A、4Bが単に機器3A、3Bをオン・オフに制御する場合のみならず、段階を切り替えた場合や作動状態を変更した場合等の対応関係を情報として保存している。例えば図2の1行目では、制御装置4Aがフロアライト(3A)を制御することができ、制御内容は、電源のオン・オフ、及び、動作レベルを0〜7段階に調節することである。例えばまた、図2の4行目では、制御装置4Dがエアコン(3D)を制御することができ、制御内容は、電源のオン・オフ、動作レベルを0〜5段階に調節、動作モードの変更「冷房・除湿・暖房」、及びタイマ動作である。機器・制御装置対応テーブル6に制御装置4A、4B等の位置情報を追加してもよい。
代替方法決定部7は、同じ効果を少ないエネルギーで実現する代替方法を決める。代替方法決定部7は、効果予測部5で予測した機器3Aの作動による効果情報から、機器効果情報テーブル8を参照して機器3Aと同様の効果を実現する機器を選択する。そして選択した機器のうち、機器3Aよりもエネルギー消費量が少ない機器3Bの作動を代替方法として決定する。代替方法決定部7は、決定した代替方法の情報を出力部9と、機器制御部10へ送る。
機器効果情報テーブル8は、各機器3A、3B等を様々な状況で使用した場合の効果情報を保存蓄積する。効果予測部5や代替方法決定部7は、機器効果情報テーブル8を参照して機器が作動した場合の効果情報を取得する。機器効果情報テーブル8が蓄積する情報は、例えば、各機器3A、3B等が作動しているときに、各機器が影響を与える場所の状況をセンサ2等で検知して取得することができる。
出力部9は、代替方法決定部7で決めた代替方法をユーザ1に提示する。例えば、音声合成装置等で、代替方法である機器3Bを作動させることをユーザ1に提示する。例えばまた、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Organic Electro Luminescence)等の表示装置で代替方法を提示してもよい。なお、出力部9は、音声合成装置、表示装置等に限らず、ユーザ1に代替方法を知らせることができる装置であれば特に限定はしない。
機器制御部10は、代替方法決定部7の決定に従って、代替機器を制御する。機器制御部10は、代替方法決定部7が決定した代替方法の機器3Bを作動する制御をし、ユーザ1が制御装置4Aで使用しようとした機器3Aを作動しない制御をする。なお、制御方法は、単純に電力をオン・オフするのみならず、動作レベル、動作状態の変更等を行ってもよい。
図3は、実施の形態1に係る代替方法を提示する動作の一例を示すフローチャートである。例えば、ユーザ1はリビングに居て、部屋が暗いため、リビングの隅にある縦置き型のフロアライト(機器3A)を点けようとしてフロアライトのスイッチ(制御装置4A)を入れた場合を考える。ユーザ1が機器3Aを作動させるため、制御装置4Aを操作する(ステップS101)。機器制御装置が接続している機器3Aは、制御装置4Aを操作しても直ぐには作動せず、後述するように代替方法がない場合に作動する(ステップS110)。
センサ2が備える各種センサ(温度センサ、照度センサ、湿度センサ、人感知センサ等)で、温度情報、照度情報、湿度情報、ユーザ1の位置情報等の情報をセンシングする(ステップS102)。制御装置4Aは、操作した情報を効果予測部5に送信し、センサ2は、各種センサがセンシングした情報を効果予測部5に送信する(ステップS103)。例えば、制御装置4Aから電源オン情報を、センサ2から位置情報として「リビング」、照度情報として「300ルクス」の情報が効果予測部5に送信されたとする。
効果予測部5は、制御装置4Aとセンサ2から情報を受信する(ステップS104)。効果予測部5は、機器・制御装置対応テーブル6を参照し、受信した制御装置4Aが対応している機器3Aの情報を取得する(ステップS105)。ここでは、制御装置4Aは、機器3A(フロアライト)と対応している。効果予測部5は、機器効果情報テーブル8を参照して、ユーザ1が使用を希望する機器3Aを作動させた場合に、センサ2が取得した状況下での効果情報を取得する(ステップS106)。
図4は、機器効果情報テーブルの一例を示す。例えば、図4の2行目に示すように、
時間帯:10時〜12時、
場所:リビング、
状況:200〜500ルクス
の場合に、
手段:フロアライトをオン
をユーザ1が選択した場合には、効果予測部5は機器効果情報テーブル8から予測効果として、
照度:800〜1000ルクス
の情報を得る。
代替方法決定部7は、効果予測部5から予測効果の情報と、その前提条件・手段の情報とを受け取る(ステップS107)。上述の例では、代替方法決定部7は、効果予測部5から予測効果の情報(照度:800〜1000ルクス)及び、予測効果の前提条件
時間帯:10時〜12時、
場所:リビング、
状況:照度200〜500ルクス、
手段:フロアライトをオン
の情報を受け取る。代替方法決定部7は、受け取った情報を基に、機器効果情報テーブル8の情報の中から「フロアライトをオン」にする以外の代替方法を検索して、エネルギー使用量が、作動指示された機器3A(「フロアライトをオン」=80W)よりも少ない代替方法の有無を判断する(ステップS108)。
代替方法がない場合には(ステップS108;NO)、代替方法決定部7は、ユーザ1が制御装置4Aで操作しようとした当初の機器3Aに作動指示を伝える(ステップS109)。当初の機器3Aは、制御装置4Aの作動指示ではなく、代替方法決定部7の作動指示により作動して(ステップS110)、処理を終了する。上述の例では、「フロアライトをオン」にする。
代替方法がある場合には(ステップS108;YES)、代替方法決定部7は、エネルギー使用量が少ない代替方法を選択する(ステップS111)。上述の例では、図2の1行目に記載の
時間:10:00〜12:00、
場所:リビング、
状況:200〜500ルクス、
効果:800〜1000ルクス
が同じで、エネルギー使用量が少ない「天井ライトをオン」(40W)の手段を選択する。なお、他に同等の効果でよりエネルギー使用量が少ない方法があればそれを代替方法として選択する。
なお、例えば、制御装置4Aがリモコンの場合には、代替方法決定部7の判断を待たずに機器3Aが作動することが考えられる。その場合には、センサ2の電流測定器が機器3Aの電流値を測定し、代替方法決定部7が測定結果に基づき機器3Aの作動の有無を判断する。そして、エネルギー使用量が少ない代替方法がある場合には(ステップS108;YES)、機器制御部10で機器3Aの作動を停止させることが考えられる。
代替方法決定部7は、選択した代替方法の情報を出力部9に送信し(ステップS112)、出力部9は、代替方法の情報をユーザ1に提示する(ステップS113)。上述の例では、「天井ライトをオン」にすることを代替方法として提示する。提示方法には、スピーカからの音声出力やディスプレイに図や文字を表示することが考えられる。
代替方法決定部7は、出力部9が代替方法を提示してから所定の時間の間にユーザ1が、再度当初の機器3Aを作動させる制御装置4Aを操作するかを判断する(ステップS114)。所定の時間内に再度制御装置4Aを操作しない場合には(ステップS114;NO)、処理を終了する。所定の時間内に再度制御装置4Aを操作した場合には(ステップS114;YES)、代替方法ではなく、当初の機器3Aを作動させて(ステップS115)、処理を終了する。
以上説明したように、本発明の実施の形態1に係る機器制御装置によれば、ユーザ1が機器3Aを使用する任意の状況において、ユーザ1の行動から所望する効果を予測して、同じ効果を実現できる代替方法のなかからエネルギー使用量が最小の代替機器3Bを提示することができる。また、ユーザ1が、機器制御装置が提示する代替方法が適切でないと判断した場合や、機器3Bの操作が適切でないと判断した場合等には、所定の時間内に制御装置4Aを操作することで、元の機器3Aを作動させることができる。ユーザ1の必要性に応じて柔軟に省エネを実現することができる。
なお、実施の形態1では、機器制御部10は必須の構成要素ではない。ユーザ1が制御装置4Aで機器3Aを動作させた場合に、機器3Aをそのまま動作させつつ、出力部9でユーザ1に代替方法を提示することで、ユーザ1の省エネ意識を喚起することができる。
例えば、制御装置4A、4Bがリモコンで、機器制御部10がない場合には、機器制御装置は、機器3A、3Bを制御することはない。出力部9がユーザ1に代替方法を提示する。
例えばまた、制御装置4A、4Bがリモコンで、機器制御部10が電源スイッチの場合には、機器3Aを停止させることはできるが、作動させることはできないかもしれない。制御装置4Aにより、機器3Aが作動されたときに、代替方法がある場合には、一旦スイッチを切って機器を停止させ、電源スイッチを入れてリモコン信号を受信する状態にしておくことができる。出力部9で代替方法を提示し、リモコンが再び操作されて機器が操作されて作動された場合は、そのまま(ステップS115に相当)の状態を維持する。
さらに例えば、制御装置4A、4Bがリモコンで、機器制御部10もリモコンと同じ信号を送信できる場合には、機器3A、3Bを機器制御部10のリモコン機能で操作することができる。制御装置4A、4Bを効果予測部5のみが受信可能なリモコンに取り替え、機器制御部10が送信する制御信号のみが機器3A、3Bで受信できるように構成してもよい。そのような構成では、代替方法がある場合には、制御装置4Aの制御信号が当初の機器3Aを作動させることはない。代替方法がない場合には、機器制御部10が機器3Aを作動させる。
(実施の形態1の変形例)
本発明の実施の形態1の変形例に係る機器制御装置は、実施の形態1と同じ構成で、出力部9で代替方法を提示するだけでなく、機器制御部10で代替機器3Bを作動させる制御を行う。
図5は、実施の形態1の変形例に係る代替方法を提示・制御する動作の一例を示すフローチャートである。図3に示す実施の形態1のフローチャートとステップS113、S115の処理が異なる。なお、実施の形態1と重複する部分は説明を省略する。
ステップS101からステップS111までは、実施の形態1と同様の処理を行う。代替方法決定部7は、選択した代替方法の情報を出力部9と機器制御部10に送信し(ステップS112)、出力部9は、代替方法の情報をユーザ1に提示し、機器制御部10は、代替機器3Bを制御する(ステップS113)。実施の形態1の例では、スピーカから音声出力したり、ディスプレイに図や文字を表示すると共に、代替方法である「天井ライトをオン」にする。
代替方法決定部7は、出力部9が代替方法を提示し、もしくは代替機器3Bが作動してから所定の時間の間にユーザ1が、再度当初の機器3Aを作動させる制御装置4Aを操作するかを判断する(ステップS114)。所定の時間内に再度制御装置4Aを操作しない場合には(ステップS114;NO)、代替方法の提示・代替機器を制御した状態を維持して、処理を終了する。所定の時間内に再度制御装置4Aを操作した場合には(ステップS114;YES)、当初の機器3Aを作動させると共に、代替機器3Bの作動を停止させて(ステップS115)、処理を終了する。
以上説明したように、本発明の実施の形態1の変形例に係る機器制御装置によれば、ユーザ1が機器3Aを使用する任意の状況において、ユーザ1の行動から所望する効果を予測して、同じ効果を実現できるエネルギー使用量が少ない代替機器3Bを提示・制御することができる。ユーザ1の利便性を低下させることがなく、ユーザ1が所望する効果をエネルギー使用量が少ない代替機器3Bで実現することができる。
また、ユーザ1が、機器制御装置が提示する代替方法の内容が適切でないと判断した場合や、機器3Bの操作が適切でないと判断した場合等には、所定の時間内に制御装置4Aを操作することで、当初の機器3Aを作動させ、代替機器3Bの作動を停止させることができる。ユーザ1の必要性に応じて柔軟に省エネを実現することができる。
さらに、機器制御部10で代替機器3Bを作動させると共に、出力部9で代替機器を作動させたことをユーザ1に知らせることで、ユーザ1が作動させようとした機器と異なる機器が動作したことの違和感をなくし、故障等の心配をさせない効果がある。
なお、上記説明では、1つの代替機器を作動させる場合について説明したが、当初の機器3Aと同じ予測効果が得られ、全体として電力消費量が少ない複数の機器を組み合わせて動作させてもよい。また、単純に代替機器3Bの電力をオン・オフして制御するだけでなく、代替機器3Bの動作レベルや動作モードも考慮して代替方法を決定して、提示・制御してもよい。
(実施の形態2)
実施の形態2は、自然エネルギーも考慮して省エネを実現する。図6は、本発明の実施の形態2に係る機器制御装置の構成例を示すブロック図である。機器制御装置は、実施の形態1の構成に加え、屋外センサ20と、屋内センサ21と、自然効果算出部22と、自然効果情報テーブル23とを備える。なお、実施の形態2の機器3A、3Bには実施の形態1と異なり、電気機器のみならず、制御装置や機器制御部10に接続していない手動式の機器をも含む。例えば、窓、ブラインド、カーテン、ドア、シャッタ、雨戸等の屋内の状況を変更する機器なら特に限定はしない。
屋外センサ20は、屋外の状況を観測して、自然効果算出部22へ観測情報を伝える。屋外センサ20は、例えば、温度センサ20A、照度センサ20B、風速センサ20C、湿度センサ20D、雨滴センサ20E、音センサ20F、においセンサ20G、計時センサ20H等の各種センサを備え、温度情報、照度情報、風速情報、湿度情報、雨滴情報、騒音情報、臭気情報、時間情報等の情報をセンシングして自然効果算出部22へセンシングした情報を伝える。なお、上述の屋外センサ20の構成は一例であり、上述のセンサに限らず別のセンサを追加したり、不要なセンサを削除するなど構成は任意である。
屋内センサ21は、屋外センサ20と同様に、屋内の状況を観測して、自然効果算出部22へ観測情報を伝える。屋内センサ21は、例えば、温度センサ21A、照度センサ21B、風速センサ21C、湿度センサ21D、人感知センサ21E、位置センサ21F等の各種センサを備え、温度情報、照度情報、風速情報、湿度情報、ユーザ1の位置情報、窓開閉状態の位置情報等の情報をセンシングして自然効果算出部22へセンシングした情報を伝える。なお、上述の屋内センサ21の構成は一例であり、上述のセンサに限らず別のセンサを追加したり、不要なセンサを削除するなど構成は任意である。
自然効果算出部22は、自然エネルギーによって屋内状況に及ぼされる効果を算出する。自然効果算出部22は、屋外センサ20及び屋内センサ21からの観測情報を所定の時間ごとに受け取る。屋外センサ20及び屋内センサ21から自然効果算出部22へ観測情報を送る方法は、特に限定なく例えば、有線・無線LAN(Local Area Network)、赤外線通信、PLC(Power Line Communication)、PLT(Power Line Telecommuication)等でもよい。
自然効果算出部22は、受け取った屋外及び屋内のセンシング情報と、あらかじめ保持しておいたカーテンや窓といった屋外と屋内の間の仕切り等の情報から、どのような手段を用いれば、屋内状況にどのような効果が起こるかを算出する。そして、自然効果情報テーブル23にセンシング情報及び算出結果である手段と効果を格納する。
図7は、自然効果情報テーブルの一例を示す図である。上述のとおり例えば、自然効果算出部22から、一定時間ごとに屋外センサ20及び屋内センサ21が観測した情報と、自然効果算出部22が判断した代替方法と予測した効果とをひとまとまりの情報として、各時間ごとに保存する。図7では、1分ごとに自然効果算出部22からの情報を蓄積した例である。
図7に示した値を用いて説明する。「屋外データ」のフィールドに、それぞれ図8のステップS201で取得した屋外のセンシング情報が格納される。また、「屋内データ」のフィールドに、それぞれ図8のステップS202で取得した屋内のセンシング情報が格納される。図7の1行目を参照すると、屋外データとして、
温度:20℃、
照度:2000ルクス、
風速:3m、
湿度:40%
が得られている。屋内データとしては、
温度:10℃、
照度:450ルクス、
風速:0m、
湿度:60%
が得られている。また、自然効果算出部22は、屋外と屋内の仕切り情報として「カーテンも窓も閉まっている」という情報を保持しているため、可能な手段として、
「カーテンを開ける」
「窓を開ける」
「窓とカーテンを開ける」
の3パターンが得られている。
自然効果算出部22は、屋外データ、屋内データ及び可能な手段から、既存の太陽光シミュレーション技術や湿度変化シミュレーション技術等を用いて、それぞれの可能な手段を実行した場合の屋内に対する効果を算出し、「効果」のフィールドに格納する。図7の1行目の例では、手段「カーテンを開ける」の場合は、太陽光が屋内に入って来るため温度、照度の値が上昇し、湿度の値が低下すると算出し、
温度:12℃、
照度:800ルクス、
風速:0m、
湿度:58%
という効果を格納する。
手段「窓を開ける」の場合は、
温度:15℃、
照度:500ルクス、
風速:1m、
湿度:45%
という効果を格納する。手段「窓とカーテンを開ける」の場合は、
温度:19℃、
照度:900ルクス、
風速:3m、
湿度:40%
という効果を格納する。自然効果算出部22は、一定時間ごとにセンサの観測情報、手段、算出効果等の情報を自然効果情報テーブル23へ送る。
代替方法決定部7は、実施の形態1の場合と同様に機器効果情報テーブル8の情報を参照する以外に、自然効果情報テーブル23の情報をも参照して、代替方法を決定する。その際に、自然効果情報テーブル23に記載の手段は、エネルギー使用量が0であるため、自然効果情報テーブル23の手段を選択できる場合には、優先して選択する。なお、自然情報テーブル23の複数の手段が選択可能な場合には、複数の選択手段の全て又は一部をエネルギー使用量が最小の代替方法として選択する。
図8は、実施の形態2に係る自然効果情報テーブル作成処理の一例を示すフローチャートである。実施の形態2の代替方法を提示もしくは制御する処理は、図3に示す実施の形態1のフローチャート及び図5に示す実施の形態1の変形例のフローチャートと同様の処理を行うが、ステップS108の処理で、代替方法決定部7が代替方法を判断する際の対象が機器効果情報テーブル8と、自然効果情報テーブル23とを用いる部分が異なる。以下、自然効果情報テーブルを作成する処理について説明する。なお、実施の形態1と重複する部分は簡略に説明する。
屋外センサ20は、所定の時間ごとに、屋外センサ20の各センサがセンシングした情報を自然効果算出部22に送信する(ステップS201)。屋内センサ21も同様に、屋内センサ21の各センサがセンシングした情報を自然効果算出部22に送信する(ステップS202)。自然効果算出部22は、屋外センサ20と屋内センサ21から受け取ったセンシング情報を基に、屋外と屋内の仕切(窓やカーテン等)の状態を変化させる既知の手段(窓の開閉、カーテンの開閉)により屋内の状況が変化する効果を算出する(ステップS203)。自然効果情報テーブル23は、所定の時間ごとに自然効果算出部22から送られるセンシング情報と、状況変更手段の情報と、算出した自然効果の情報とを蓄積保存する(ステップS204)。
上述したステップS201からステップS204の処理の後、所定の時間が経過すると(ステップS205)、再びステップS201からステップS204の処理を繰り返す。自然効果情報テーブル23の情報を最新の自然状況を考慮した情報に更新することにより、予測効果と実際の効果とのずれを少なくする。
図3のフローチャートを参照する。ユーザ1が屋内の機器を操作しようとした場合に、代替方法決定部7は、代替方法を判断する。代替方法決定部7は、機器効果情報テーブル8と、最新の情報に更新された自然効果情報テーブル23とから情報を取得して、ユーザ1が所望する効果をより少ないエネルギー使用量で実現する代替方法がある場合に(ステップS108;YES)、その代替方法を選択する(ステップS111)。その際に、自然効果情報テーブル23に記載の手段はエネルギー使用量が0Wであるため、ユーザ1が所望する効果を自然エネルギーを用いる代替方法で実現できる場合には、その方法を優先して選択する。
図4及び図7を例にして説明する。10時7分にユーザ1が屋内の「フロアライトをオン」にしようとした場合に、照度として800〜1000ルクスの効果を得る可能な代替方法は、
「天井ライトをオン」
「カーテンを開ける」
「窓とカーテンを開ける」
の3つの方法がある。
「天井ライトをオン」にする方法は、40Wのエネルギーを使用するが(図4)、「カーテンを開ける」方法と、「窓とカーテンを開ける」方法は、エネルギー使用量が0Wなので、後者2つの方法のうちのどちらかの方法又は双方の方法を選択する。選択した代替方法を出力部9に送信し、音声等でユーザ1に知らせる。
以上説明したように、本発明の実施の形態2に係る機器制御装置によれば、ユーザ1が機器を使用する任意の状況において、ユーザ1の行動から所望する効果を予測して、同じ効果を実現できる自然エネルギーを使用する代替方法を提示するので、ユーザ1に省エネを促すことができる。また、自然エネルギーを使用する代替方法がない場合には、ユーザ1が所望する効果を、よりエネルギー使用量が少ない代替方法で実現することができるので、省エネを実現することができる。
また、自然エネルギーを使用する代替方法の情報を所定の時間ごとに更新するので、ユーザ1の所望する効果と、代替方法の効果のずれを小さくすることができ、時々刻々変化する屋外の状況に対応して適切に代替方法を選択することができる。
本発明の機器制御方法および装置は、上記実施の形態には限定されず、種々の変更が可能である。例えば、上記実施の形態では、ユーザ1が制御装置4Aを操作した情報を用いて処理を継続しているが、人感知センサ又は近接センサなどでユーザ1の位置情報を確認できている場合は、ユーザ1が制御装置4Aを操作しようとしている動作を検出し、その後の処理を行なってもよい。
このような構成の場合には、ユーザ1が制御装置4Aを押そうとした段階であっても、制御装置4Aに対応する機器3Aとは別の、エネルギー消費量の少ない機器3Bを動作させてエネルギー消費量を削減することが可能となるため、本機器制御装置および方法の利便性が向上するとともに適用範囲が拡大する。
その他、本発明の好適な変形として、以下の構成が含まれる。
本発明の第1の観点に係る機器制御装置について、
好ましくは、前記代替方法決定手段で決定した代替方法が、ある機器の制御である場合に、前記代替方法決定手段で決定した機器の制御を行う機器制御手段を備えることを特徴とする。
好ましくは、前記指令検知手段は、前記機器に供給される電力のオン・オフを切り替えるスイッチの状態を検知することによって、前記機器を作動させる指令を検知することを特徴とする。
さらに好ましくは、前記周囲の状況と、前記機器を作動させた場合の効果と、前記機器の作動に代替可能な方法と、前記機器を作動させた場合のエネルギー消費量と、前記代替可能な方法を実施した場合の効果と、前記代替可能な方法のエネルギー消費量とを対応づけた状況効果対応情報を記憶する機器効果記憶手段を備え、
前記代替方法決定手段は、前記機器効果記憶手段に記憶される前記状況効果対応情報を参照して、代替方法を決定することを特徴とする。
好ましくはまた、前記代替方法決定手段は、前記状況効果対応情報の、前記作動させる指令の対象の機器を作動させる場合の効果と所定の範囲で類似する効果を得られる前記代替可能な方法のうち、エネルギー使用量が最小である代替可能な方法を代替方法として決定することを特徴とする。
好ましくは、前記状況効果対応情報は、自然エネルギーを利用する方法を代替可能な方法として含み、
前記代替方法決定手段は、前記自然エネルギーを利用する方法を含む代替可能な方法のなかから、代替方法を決定することを特徴とする。
好ましくは、前記自然エネルギーを利用する方法によって得られる効果を算出し、前記状況効果対応情報に格納する自然効果算出手段を備えることを特徴とする。
好ましくは、前記状況検知手段は、屋外の状況を検知する屋外センサ手段と、屋内の状況を検知する屋内センサ手段を備え、
前記自然効果算出手段は、前記屋外センサ手段及び前記屋内センサ手段から屋内外の状況を示す情報を受け取って、前記自然エネルギーを利用する方法によって得られる効果を算出することを特徴とする。
好ましくは、前記状況検知手段は、前記周囲の状況を表す情報として、温度、湿度、照度、雨滴、騒音、においもしくは日時、又はそれらの組み合わせを含む情報を検知することを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る機器制御方法について、
好ましくは、前記代替方法決定ステップで決定した代替方法が、ある機器の制御である場合に、前記代替方法決定ステップで決定した機器の制御を行う機器制御ステップを備えることを特徴とする。
好ましくは、前記周囲の状況と、前記機器を作動させた場合の効果と、前記機器の作動に代替可能な方法と、前記機器を作動させた場合のエネルギー消費量と、前記代替可能な方法を実施した場合の効果と、前記代替可能な方法のエネルギー消費量とを対応づけた状況効果対応情報を取得する機器効果取得ステップを備え、
前記代替方法決定ステップは、前記機器効果取得ステップで取得した前記状況効果対応情報を参照して、代替方法を決定することを特徴とする。
さらに好ましくは、前記代替方法決定ステップは、前記状況効果対応情報のなかの、前記作動させる指令の対象の機器を作動させる場合の効果と所定の範囲で類似する効果を得られる前記代替可能な方法のうち、エネルギー使用量が最小である代替可能な方法を代替方法として決定することを特徴とする。
好ましくはまた、自然エネルギーを利用する方法によって得られる効果を算出して、前記状況効果対応情報に含める自然効果算出ステップを備え、
代替方法決定ステップは、前記自然エネルギーを利用する方法を含む代替可能な方法のなかから、代替方法を決定することを特徴とする。
その他、前記のハードウエア構成やフローチャートは一例であり、任意に変更及び修正が可能である。
本発明の実施の形態1に係る機器制御装置の構成例を示すブロック図である。 機器・制御装置対応テーブルの一例を示す図である。 実施の形態1に係る代替方法を提示する動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る機器制御装置の機器効果情報テーブルの一例を示す図である。 実施の形態1の変形例に係る代替方法を提示・制御する動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る機器制御装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態2に係る自然効果情報テーブルの一例を示す図である。 実施の形態2に係る自然効果情報テーブル作成処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ユーザ
2 センサ
3A、3B 機器
4A、4B 制御装置
5 効果予測部
6 機器・制御装置対応テーブル
7 代替方法決定部
8 機器効果情報テーブル
9 出力部
10 機器制御部
20 屋外センサ部
20A 温度センサ
20B 照度センサ
20C 風速センサ
20D 湿度センサ
20E 雨滴センサ
20F 音センサ
20G においセンサ
20H 計時センサ
21 屋内センサ部
21A 温度センサ
21B 照度センサ
21C 風速センサ
21D 湿度センサ
21E 人感知センサ
21F 位置センサ
22 自然効果算出部
23 自然効果情報テーブル

Claims (14)

  1. ユーザの、機器を作動させる指令を検知する指令検知手段と、
    前記ユーザの周囲の状況を検知する状況検知手段と、
    前記機器を含む機器を作動させた場合の効果を表すデータを取得する機器効果取得手段と、
    前記指令検知手段で検知した前記作動させる指令の対象の機器について、前記ユーザの周囲の状況の情報と、前記機器を作動させた場合の効果を表すデータとから、その機器を作動させることによって前記ユーザが得る効果を予測する効果予測手段と、
    前記効果予測手段で効果を予測した前記作動させる指令の対象の機器の作動による効果と所定の範囲で類似する効果を得ることができ、かつ、その機器を作動させるためのエネルギーよりエネルギー消費量が小さい代替方法を決定する代替方法決定手段と、
    前記代替方法決定手段で決定した代替方法をユーザに提示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする機器制御装置。
  2. 前記代替方法決定手段で決定した代替方法が、ある機器の制御である場合に、前記代替方法決定手段で決定した機器の制御を行う機器制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の機器制御装置。
  3. 前記指令検知手段は、前記機器に供給される電力のオン・オフを切り替えるスイッチの状態を検知することによって、前記機器を作動させる指令を検知することを特徴とする請求項1又は2に記載の機器制御装置。
  4. 前記周囲の状況と、前記機器を作動させた場合の効果と、前記機器の作動に代替可能な方法と、前記機器を作動させた場合のエネルギー消費量と、前記代替可能な方法を実施した場合の効果と、前記代替可能な方法のエネルギー消費量とを対応づけた状況効果対応情報を記憶する機器効果記憶手段を備え、
    前記代替方法決定手段は、前記機器効果記憶手段に記憶される前記状況効果対応情報を参照して、代替方法を決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の機器制御装置。
  5. 前記代替方法決定手段は、前記状況効果対応情報の、前記作動させる指令の対象の機器を作動させる場合の効果と所定の範囲で類似する効果を得られる前記代替可能な方法のうち、エネルギー使用量が最小である代替可能な方法を代替方法として決定することを特徴とする請求項4に記載の機器制御装置。
  6. 前記状況効果対応情報は、自然エネルギーを利用する方法を代替可能な方法として含み、
    前記代替方法決定手段は、前記自然エネルギーを利用する方法を含む代替可能な方法のなかから、代替方法を決定することを特徴とする請求項4又は5に記載の機器制御装置。
  7. 前記自然エネルギーを利用する方法によって得られる効果を算出し、前記状況効果対応情報に格納する自然効果算出手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の機器制御装置。
  8. 前記状況検知手段は、屋外の状況を検知する屋外センサ手段と、屋内の状況を検知する屋内センサ手段を備え、
    前記自然効果算出手段は、前記屋外センサ手段及び前記屋内センサ手段から屋内外の状況を示す情報を受け取って、前記自然エネルギーを利用する方法によって得られる効果を算出することを特徴とする請求項7に記載の機器制御装置。
  9. 前記状況検知手段は、前記周囲の状況を表す情報として、温度、湿度、照度、雨滴、騒音、においもしくは日時、又はそれらの組み合わせを含む情報を検知することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の機器制御装置。
  10. ユーザの、機器を作動させる指令を検知する指令検知ステップと、
    前記ユーザの周囲の状況を検知する状況検知ステップと、
    前記機器を含む機器を作動させた場合の効果を表すデータを取得する機器効果取得ステップと、
    前記指令検知ステップで検知した前記作動させる指令の対象の機器について、前記ユーザの周囲の状況の情報と、前記機器を作動させた場合の効果を表すデータとから、その機器を作動させることによって前記ユーザが得る効果を予測する効果予測ステップと、
    前記効果予測ステップで効果を予測した前記作動させる指令の対象の機器の作動による効果と所定の範囲で類似する効果を得ることができ、かつ、その機器を作動させるためのエネルギーよりエネルギー消費量が小さい代替方法を決定する代替方法決定ステップと、
    前記代替方法決定ステップで決定した代替方法をユーザに提示する表示ステップと、
    を備えることを特徴とする機器制御方法。
  11. 前記代替方法決定ステップで決定した代替方法が、ある機器の制御である場合に、前記代替方法決定ステップで決定した機器の制御を行う機器制御ステップを備えることを特徴とする請求項10に記載の機器制御方法。
  12. 前記周囲の状況と、前記機器を作動させた場合の効果と、前記機器の作動に代替可能な方法と、前記機器を作動させた場合のエネルギー消費量と、前記代替可能な方法を実施した場合の効果と、前記代替可能な方法のエネルギー消費量とを対応づけた状況効果対応情報を取得する機器効果取得ステップを備え、
    前記代替方法決定ステップは、前記機器効果取得ステップで取得した前記状況効果対応情報を参照して、代替方法を決定することを特徴とする請求項10又は11に記載の機器制御方法。
  13. 前記代替方法決定ステップは、前記状況効果対応情報のなかの、前記作動させる指令の対象の機器を作動させる場合の効果と所定の範囲で類似する効果を得られる前記代替可能な方法のうち、エネルギー使用量が最小である代替可能な方法を代替方法として決定することを特徴とする請求項12に記載の機器制御方法。
  14. 自然エネルギーを利用する方法によって得られる効果を算出して、前記状況効果対応情報に含める自然効果算出ステップを備え、
    代替方法決定ステップは、前記自然エネルギーを利用する方法を含む代替可能な方法のなかから、代替方法を決定することを特徴とする請求項12又は13に記載の機器制御方法。
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