JP2015065016A - 燃料電池用電極触媒の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】初期活性が高いと共に、燃料電池の一定運転後においても高活性を得ることができる燃料電池用電極触媒を製造する。
【解決手段】燃料電池用電極触媒の製造方法は、比表面積が200m2/g以上かつ300m2/g以下の炭素系粉末を準備する工程と、炭素系粉末を、700℃以上かつ900℃以下のアンモニアガス雰囲気下で熱処理することにより、炭素系粉末の表面に対して、炭素系粉末の1.0重量%以上かつ3.0重量%以下の窒素を結合させ、窒素含有炭素材料を作製する工程と、窒素含有炭素材料に対して、平均粒子径が4.0nm以下となるような貴金属と卑金属の合金を担持させる工程と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池用電極触媒の製造方法に関する。
燃料電池は、膜電極接合体が2枚のセパレータの間に挟持されることで構成されている。膜電極接合体は、電解質膜の表面に、触媒を担持した触媒担持担体からなる触媒インクを塗布し、乾燥することで形成されている。特許文献1には、触媒金属の活性が高い触媒担持担体を提供するために、窒素を導電性担体表面に結合させることが記載されている。特許文献2には、カーボンアロイ微粒子である炭素基材に白金又は白金合金を担持させた燃料電池用電極触媒が記載されている。
特開2011−255336号公報 特開2007−311026号公報
J. Electrochem. Soc., Vol. 144, No. 7, (1997)
特許文献1、2に記載された技術において、触媒担持担体に例えば白金合金のような貴金属と卑金属の合金を担持させた場合、触媒金属を高活性とすることができる。しかし、燃料電池用電極触媒を使用した燃料電池の一定運転後においては、電位変動によって卑金属が溶解してしまうため、触媒金属の活性が大きく低下する。このように、特許文献1、2に記載された技術では、燃料電池用電極触媒を使用した燃料電池の一定運転後においても触媒金属の高活性を維持させる、という点では、十分な工夫がされていないという課題があった。このため、初期状態において触媒金属の活性が高いだけではなく、燃料電池の一定運転後においても触媒金属の高活性を維持することのできる燃料電池用電極触媒、換言すれば、初期活性が高いと共に、燃料電池の一定運転後においても高活性を得ることができる燃料電池用電極触媒が求められていた。そのほか、従来の燃料電池用触媒電極においては、製造の容易化、低コスト化、省資源化等が望まれていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、燃料電池用電極触媒の製造方法が提供される。この製造方法は;比表面積が200m2/g以上かつ300m2/g以下の炭素系粉末を準備する工程と;前記炭素系粉末を、700℃以上かつ900℃以下のアンモニアガス雰囲気下で熱処理することにより、前記炭素系粉末の表面に対して、前記炭素系粉末の1.0重量%以上かつ3.0重量%以下の窒素を結合させ、窒素含有炭素材料を作製する工程と;前記窒素含有炭素材料に対して、平均粒子径が4.0nm以下となるような貴金属と卑金属の合金を担持させる工程と、を備える。この形態の燃料電池用電極触媒の製造方法によれば、初期活性が高いと共に、燃料電池の一定運転後においても高活性を得ることができる燃料電池用電極触媒を製造することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、燃料電池用電極触媒、燃料電池用電極触媒の製造方法、燃料電池用電極触媒の製造装置、燃料電池用電極触媒の製造システム、燃料電池用電極触媒を用いた膜電極接合体、燃料電池用電極触媒を用いた膜電極接合体の製造方法、燃料電池用電極触媒を用いた膜電極接合体の製造装置、燃料電池用電極触媒を用いた膜電極接合体の製造システム、燃料電池用電極触媒を用いた燃料電池、燃料電池用電極触媒を用いた燃料電池の製造方法、燃料電池用電極触媒を用いた燃料電池の製造装置、燃料電池用電極触媒を用いた燃料電池の製造システム、それらの方法または装置の制御を実現するコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した一時的でない記録媒体等の形態で実現することができる。
本発明の一実施形態としてのN修飾カーボンの製造の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態としてのPtCo担持方法の手順を示すフローチャートである。 異なる条件下で生成されたN修飾カーボンを用いた燃料電池用電極触媒におけるN量と重量損失とを表す表である。 本発明による燃料電池用電極触媒におけるN量と原料であるバルカンブラックにおけるN量との測定結果を表す表である。 定性分析の結果を表すグラフである。 本発明による燃料電池用電極触媒のN修飾カーボン中のN種を表す模式図である。 本発明による燃料電池用電極触媒と原料であるバルカンブラックとの定量・状態分析結果を表す表である。 サンプル#10〜#13における触媒の担持密度と平均粒子径との測定結果を表すグラフである。 サンプル#10〜#13における耐久前活性と耐久後活性と活性維持率とを表すグラフである。
A.実施形態:
A−1.燃料電池用電極触媒の概略構成:
本実施形態における燃料電池用電極触媒は、窒素含有炭素材料に、貴金属と卑金属の合金が担持された構成を有する。窒素含有炭素材料は、異種元素としての窒素(N)を含有したカーボンであり、導電性を有し、触媒を担持する触媒担持担体として機能する。以降、窒素含有炭素材料のことを「N修飾カーボン」とも呼ぶ。本実施形態において、窒素含有炭素材料に含まれるカーボンの比表面積は200m2/g以上かつ600m2/g以下である。窒素は、カーボンに対して、カーボンの1.0重量%以上かつ3.0重量%以下の割合で結合されている。貴金属と卑金属の合金は、貴金属としての白金(Pt)と、卑金属としてのコバルト(Co)の合金(PtCo)であり、触媒として機能する。本実施形態において、窒素含有炭素材料に担持されているPtCo合金の平均粒子径は、4.0nm以下である。なお、原料のカーボンの比表面積は200m2/g以上かつ300m2/g以下である。
A−2.燃料電池用電極触媒の製造方法:
本実施形態の燃料電池用電極触媒は、触媒担持担体としてのN修飾カーボンを製造し、N修飾カーボンに対して、触媒として機能するPtCo合金を担持させることで製造される。
A−2−1.N修飾カーボンの製造方法:
図1は、本発明の一実施形態としてのN修飾カーボンの製造の手順を示すフローチャートである。ステップS10において、管状の熱処理炉である管状炉内に粉末状のカーボン材料を準備する。本実施形態では、カーボン粉末に使用されるカーボン材料として、比表面積が約250m2/gのバルカン(Vulcan)ブラックを用いる。バルカンブラックとは、Calbot社のカーボンブラックの商品名である。なお、カーボンに対して多くの窒素を結合させるために、カーボン材料の比表面積は200m2/g以上かつ300m2/g以下であることが好ましい。また、カーボン材料としては、カーボンブラックのほか、例えば、グラファイトカーボン、カーボンナノチューブ、カーボンナノファイバー、高結晶カーボン、アセチレンブラック等を使用してもよい。
ステップS12において、管状炉に連通する管路を介して、管状炉内に不活性ガスを供給する。具体的には、不活性ガスとしてアルゴン(Ar)ガスを使用し、アルゴンガスの流量を500cc/min、供給時間を15分間とする。
ステップS14において、管状炉内の炉内雰囲気温度を所定の温度まで昇温させて、加熱状態を保持する。具体的には、炉内雰囲気温度を850℃まで昇温させ、炉内雰囲気温度が850℃の状態を2時間保持する。
ステップS16において、管状炉内に二酸化炭素(CO2)ガスと不活性ガスとの混合ガスを供給する。具体的には、二酸化炭素ガスの流量を300cc/minとし、アルゴンガスの流量を150cc/minとする。
ステップS18において、ガスフロー(ガス供給)を継続したまま、所定の温度での加熱状態を保持する。具体的には、ガスフローを継続したまま、炉内雰囲気温度が850℃の状態を8時間保持する。
ステップS20において、ガスフローを継続したまま冷却する。具体的には、ガスフローを継続したまま、炉内雰囲気温度が40.6℃になるまで冷却する。
ステップS22において、管状炉内にアンモニア(NH3)ガスと不活性ガスとの混合ガスを供給する。具体的には、アンモニアガスの流量を400cc/minとし、アルゴンガスの流量を200cc/minとし、これらの混合ガスを15分間供給する。
ステップS24において、所定の時間を掛けて、管状炉内の炉内雰囲気温度を所定の温度に昇温させ、加熱状態を保持する。具体的には、1.5時間掛けて炉内雰囲気温度を850℃まで昇温させ、炉内雰囲気温度が850℃の状態を10時間保持する。
ステップS26において、ガスフローを継続したまま冷却する。具体的には、ガスフローを継続したまま、炉内雰囲気温度が318℃になるまで冷却する。
ステップS28において、ガスフローを停止させた後、自然冷却する。
ステップS30において、管状炉内に不活性ガスを供給する。具体的には、アルゴンガスの流量を250cc/minとする。
ステップS32において、炉内雰囲気温度が所定の温度以下となった後、大気開放する。具体的には、炉内雰囲気温度が85℃以下となった後、大気開放し、上記手順によって生成されたN修飾カーボンを管状炉内から取り出す。
図1で説明したN修飾カーボンの製造方法によれば、本実施形態のN修飾カーボン(窒素含有炭素材料)を製造することができる。また、以上の手順により得られたN修飾カーボンは、カーボンに対して1.0重量%以上かつ3.0重量%以下の割合で窒素が結合されている。なお、図1の説明において具体例として示した数値(温度、流量、時間等)はあくまで一例であり、適宜変更することができる。
A−2−2.PtCo合金の担持方法:
図2は、本発明の一実施形態としてのPtCo担持方法の手順を示すフローチャートである。ステップS50において、N修飾カーボンの分散液を作製する。具体的には、0.7gのN修飾カーボンに対して、100gの0.1N硝酸水溶液を加えて十分に撹拌し、水溶液中にN修飾カーボンを分散させる。
ステップS52において、N修飾カーボンの分散液に対して貴金属を添加し、加熱する。具体的には、ステップS50で作製した分散液に対して、製品のPt担持率が30重量%となるPt量0.3gを含むジニトロジアミン白金硝酸溶液と、20gの99.5%エタノールとを添加して、十分に馴染ませる。その後、分散液を、60℃〜90℃の範囲内、かつ、3時間以内で加熱する。
ステップS54において、加熱後の分散液を濾過洗浄し、乾燥させる。具体的には、加熱後の分散液を、濾過排液の導電率が50μS/cm以下になるまで繰り返し濾過洗浄する。そして、濾過洗浄により得られた粉末固形物に対して、80℃で15時間の送風を行い、粉末固形物を乾燥させる。
ステップS56において、乾燥後の粉末を管状炉内に収容し、管状炉内に不活性ガスとしてのアルゴンガスを供給する。
ステップS58において、管状炉内の炉内雰囲気温度を所定の温度まで昇温させて、加熱状態を保持する。具体的には、炉内雰囲気温度を5℃/minの昇温速度で2時間昇温させることによって、乾燥後の粉末を700度で熱処理する。
ステップS60において、Pt/C触媒の分散液を作成する。具体的には、ステップS50〜S58の手順によって得られたPt/C触媒に対して、N修飾カーボンの量に対して80倍の分量の純水を加えて十分に攪拌し、純水中にPt/C触媒を分散させる。
ステップS62において、Pt/C触媒の分散液に対して硝酸Co水溶液を滴下する。この硝酸Co水溶液は、具体的には、市販の硝酸Co六水和物を純水に溶解させて作製されており、モル比がPt:Co=7:1となるように硝酸Co六水和物のCo量が調整されている。
ステップS64において、硝酸Co水溶液を滴下後の分散液に対して水素化ホウ酸ナトリウムを滴下し、攪拌する。具体的には、硝酸Co水溶液を滴下後の分散液に対して、純水で希釈した水素化ホウ酸ナトリウムを、Coモル量の1〜6モル倍の分量滴下した後、1時間〜20時間の範囲内で攪拌する。
ステップS66において、攪拌後の分散液を濾過洗浄し、乾燥させる。具体的には、攪拌後の分散液を、濾過排液の導電率が5μS/cm以下になるまで繰り返し濾過洗浄する。そして、濾過洗浄により得られた粉末固形物に対して、80℃で15時間の送風を行い、粉末固形物を乾燥させる。
ステップS68において、乾燥後の粉末を管状炉内に収容し、所定の温度(具体的には700℃)で熱処理して、合金化する。
図2で説明したPtCo合金の担持方法では、弱還元プロセスを採用しているため、N修飾カーボンから窒素が除去されることを抑制しつつ、触媒担持担体としての窒素含有炭素材料(N修飾カーボン)に対して、貴金属と卑金属の合金(PtCo)を担持させて、燃料電池用電極触媒を製造することができる。また、以上の手順により得られた燃料電池用電極触媒は、窒素含有炭素材料(N修飾カーボン)に対して、4.0nm以下の平均粒子径を有するPtCo合金が担持されている。なお、図2の説明において具体例として示した数値(温度、流量、時間等)はあくまで一例であり、適宜変更することができる。
A−3.N修飾カーボンの製造における要因:
図1で説明したN修飾カーボンの製造では、アンモニアガス供給下での加熱処理工程(図1、ステップS22およびS24)におけるアンモニアガス供給量(流量)と、加熱温度とが、図1、2の処理を経て生成される燃料電池用電極触媒のカーボンに結合される窒素の量に影響を与える。以降、燃料電池用電極触媒のカーボンに結合される窒素の量を単に「N量」とも呼ぶ。また、図1、2の処理を経て生成される燃料電池用電極触媒を「本発明による燃料電池用電極触媒」とも呼ぶ。
A−3−1.アンモニアガス供給量と加熱温度:
図3は、異なる条件下で生成されたN修飾カーボンを用いた燃料電池用電極触媒におけるN量と重量損失とを表す表である。図3を得るために、まず、N修飾カーボンの製造(図1)のステップS22において管状炉内に供給するアンモニアガスの流量と、ステップS24の「所定の温度」とをそれぞれ変化させて、8つのN修飾カーボンのサンプルを作製した。サンプル#1〜#3、#5については、炉芯管径が92mmの管状炉を使用した。サンプル#4、#6〜#8については、炉芯管径が50mmの管状炉を使用した。その他の条件は図1で説明した条件と同じである。
その後、作製した8つのサンプルについて、それぞれ、PtCo合金の担持方法(図2)に従ってPtCoを担持させた燃料電池用電極触媒を作製し、燃料電池用電極触媒におけるN量(cc/min)と、重量損失(%)とを求めた。なお、N量の求め方は「A−3−2.N量の測定方法」で説明する。また、図3において、N量は括弧なし表記、重量損失は括弧つき表記で表す。
サンプル#1は、アンモニアガスの流量を400cc/min、加熱温度(所定の温度)を600℃とした。サンプル#1のN量は0.18重量%であり、重量損失は30%であった。サンプル#2は、アンモニアガスの流量を400cc/min、加熱温度を850℃とした。サンプル#2のN量は1.21〜1.51重量%であり、重量損失は30%であった。サンプル#3は、アンモニアガスの流量を400cc/min、加熱温度を900℃とした。サンプル#3のN量は1.56重量%であり、重量損失は30%であった。
サンプル#4は、アンモニアガスの流量を800cc/min、加熱温度を850℃とした。サンプル#4のN量は2.54重量%であり、重量損失は50%であった。サンプル#5は、アンモニアガスの流量を800cc/min、加熱温度を900℃とした。サンプル#5のN量は1.69重量%であり、重量損失は30%であった。サンプル#6は、アンモニアガスの流量を800cc/min、加熱温度を900℃とした。サンプル#6のN量は2.52重量%であり、重量損失は87%であった。サンプル#7は、アンモニアガスの流量を800cc/min、加熱温度を950℃とした。サンプル#7のN量は0.88重量%であり、重量損失は99%であった。
サンプル#8は、アンモニアガスの流量を1600cc/min、加熱温度を850℃とした。サンプル#8のN量は2.52重量%であり、重量損失は50%であった。
以上の結果より、加熱温度を600℃としたサンプル#1については、N量が少ない。このため、加熱温度、すなわち、N修飾カーボンの製造のステップS24における「所定の温度」は、600℃よりも高温として、概ね700℃以上かつ900℃以下にすることが好ましいことがわかる。さらに、アンモニアガスの流量を400cc/minとしたサンプル#3と、800cc/minとしたサンプル#5との間では、N量に大きな差が見られない。このため、省資源化の観点から、アンモニアガス供給量、すなわち、N修飾カーボンの製造のステップS22において管状炉内に供給するアンモニアガスの流量は400cc/minとすることが好ましいことがわかる。
A−3−2.N量の測定方法:
サンプル#1〜#8の燃料電池用電極触媒(試料)のN量を、住化分析センター製のスミグラフNCH−22Fを使用してそれぞれ測定する。具体的には、試料を酸素(O2)雰囲気下、850度で燃焼させ、燃料電池用電極触媒に含有される窒素(N)を窒素酸化物(NOX)へ変換後、還元して窒素ガス(N2)にして、N量を測定する。
図4は、本発明による燃料電池用電極触媒におけるN量と、原料であるバルカンブラックにおけるN量との測定結果を表す表である。原料であるバルカンブラックのN量は0.11重量%であった。また、本発明による燃料電池用電極触媒のN量は1.55重量%であった。図4の結果より、本発明による燃料電池用電極触媒では、燃料電池用電極触媒のカーボンに結合される窒素の量(N量)が大きく増加していることがわかる。
A−4.燃料電池用電極触媒の構造解析:
本発明による燃料電池用電極触媒の構造を解析した。本発明による燃料電池用電極触媒と、原料であるバルカンブラックと、のそれぞれについて、アルバックファイ製のPHI−5700を使用したX線光電子分光法(XPS、X-ray Photoelectron Spectroscopy)によって、カーボンに結合される窒素の種類(以降、単に「N種」とも呼ぶ。)および量を分析した。PHI−5700では、X線源をAIK α 350Wとし、中和銃の設定をONとした。
本発明による燃料電池用電極触媒(試料)をインジウム板へ埋め込み、上記装置において、パスエネルギー(PE)を187.85eV、ステップ幅(STEP)を0.4eV、一回当たりの積算時間(Time/Step)を20msとして定性分析した。この定性分析によれば、試料の最表面の元素を知ることができる。
図5は、定性分析の結果を表すグラフである。横軸は結合エネルギー(Binding Energy)(eV)を、縦軸は強度(c/s)を、それぞれ表している。図5の分析結果より、本発明による燃料電池用電極触媒のN修飾カーボン内には、グラファイト型Nと、ピロール型Nと、ピリジン型Nと、が主として存在していることがわかる。
図6は、本発明による燃料電池用電極触媒のN修飾カーボン中のN種を表す模式図である。N修飾カーボンには、ピロール型N10と、ピリジン型N20と、グラファイト型N30とが含まれている。
次に、本発明による燃料電池用電極触媒と、原料であるバルカンブラックと、のそれぞれを試料としてインジウム板へ埋め込み、上記装置において、パスエネルギー(PE)を46.95eV、ステップ幅(STEP)を0.1eV、一回当たりの積算時間(Time/Step)を50ms、レンズ口径(Aperture)をΦ800μmとして定量・状態分析した。この定量・状態分析によれば、試料の最表面の元素の相対比を知ることができる。
図7は、本発明による燃料電池用電極触媒と、原料であるバルカンブラックとの定量・状態分析結果を表す表である。なお、図7において使用した本発明の燃料電池用電極触媒は、図3のサンプル#4と同様の条件で作製した触媒である。原料であるバルカンブラックのC量は98.6重量%であり、N量は0.0重量%であり、O量は0.8重量%であった。また、本発明による燃料電池用電極触媒のC量は94.0重量%であり、N量は1.6重量%であり、O量は4.3重量%であった。図7の結果より、X線光電子分光法によっても、有意なN量を確認することができた。
A−5.性能評価:
本発明による燃料電池用電極触媒のサンプル#10と、比較のための複数の燃料電池用電極触媒のサンプル#11〜#13と、を作製し、性能評価を行った。各サンプルの詳細を以下に示す。
・サンプル#10:触媒担持担体は図1の方法に従い、図3のサンプル#4と同様の条件により作製されたN修飾カーボン(N量は約2.0重量%)、触媒は図2の方法により担持されたPtCo合金
・サンプル#11:触媒担持担体はバルカンブラック、触媒は白金(Pt)
・サンプル#12:触媒担持担体は図1の方法に従い、図3のサンプル#4と同様の条件により作製されたN修飾カーボン(N量は約2.0重量%)、触媒は白金(Pt)
・サンプル#13:触媒担持担体はバルカンブラック、触媒は図2の方法により担持されたPtCo合金
性能評価に先立ち、サンプル#10〜#13における触媒の担持密度と、平均粒子径とを測定した。触媒の担持密度は、誘導結合プラズマ発光分光分析(ICP−AES分析)によって測定し、触媒の平均粒子径は、Rigaku Rint2500(X線回折装置)を使用したX線回折分析(XRD分析)によって測定した。Rigaku Rint2500では、分析手法として広角法を用い、測定角度を3〜85、管球をCu、kVを50、mAを300、測定法を連続法、ステップを0.02、速度を5°/min、DSを1、SSを1、RSを0.15とした。
図8は、サンプル#10〜#13における触媒の担持密度と、平均粒子径との測定結果を表すグラフである。サンプル#11における白金触媒の担持密度は30.0重量%、平均粒子径は3.9nmであった。サンプル#12における白金触媒の担持密度は28.4重量%、平均粒子径は2.3nmであった。サンプル#13における白金触媒の担持密度は29.5重量%、コバルト触媒の担持密度は1.2重量%、平均粒子径は4.5nmであった。サンプル#10における白金触媒の担持密度は29.5重量%、コバルト触媒の担持密度は1.3重量%、平均粒子径は3.5nmであった。
サンプル#10〜#13を用いた性能評価の方法について説明する。性能評価は、東陽テクニカ製1470E(回転ディスク電極装置)を使用した回転ディスク電極(RDE、Rotating Disk Electrode)法により実施した。1470Eでは、参照極として水素電極(RHE)を使用し、作用極としてグラッシーカーボン製電極を使用し、対極として白金電極を使用し、電解液として0.1M過塩素酸(HClO4)水溶液を使用した。作用極は、以下の手順a1〜a4によりそれぞれ作製した。
(a1)サンプル#10の燃料電池用電極触媒に水とエタノールとを加え、超音波分散機で分散させて分散液を作製する。
(a2)1470Eのディスク電極上に、手順1により作製された分散液20μLをマイクロシリンジを用いて滴下し、滴下後のディスク電極を室温で乾燥させる。
(a3)乾燥後のディスク電極に対してナフィオン溶液を5μL滴下し、滴下後のディスク電極を室温で乾燥させる。
(a4)サンプル#11〜#13に対しても、上記手順a1〜a3を繰り返し、4つの作用極を作製する。
その後、4つの作用極に対して以下の手順b1〜b7を繰り返すことにより、サンプル#10〜#13における耐久前活性(初期活性)と、耐久後活性と、活性維持率とを求めた。
(b1)上述の1470Eに対して、評価対象のサンプルを用いて作製した作用極をセットする。
(b2)1470Eを起動した後、温度調整とクリーニング処理とを行う。
(b3)サイクリックボルタンメトリー(CV)測定を行う。CV測定では、0.05V〜0.4Vの通電量により白金電気化学表面積(ECSA:m2/g−Pt)を測定する。CV測定における使用ガスは窒素ガス(N2)、温度は27℃、電位走査範囲は0.05V〜1.2V、電位掃引速度は50mV/sec、サイクル数は5とする。
(b4)リニアスイープボルタンメトリー(LSV)測定を行う。LSV測定では、酸素還元反応(ORR)に対する性能評価である。LSV測定における使用ガスは酸素ガス(O2)、温度は27℃、電極回転数は200rpm,400rpm,800rpm,1200rpm,1600rpmと変化させることとし、電位走査範囲は0.05V〜1.1V、電位掃引速度は10mV/sec、サイクル数は1とする。
(b5)LSV測定後、Koutecky−Levichの式1を用いて、耐久前活性を示す活性化支配電流ikを求める。具体的には、0.9Vでの1/iと、ω-1/2(ωは電極回転数)と、を表にプロットし、ω-1/2→0(ω→∞)の切片より活性化支配電流ikを求めることができる。ここで、iLは拡散限界電流値を表し、iは0.9Vでの電流値を表す。
1/i=1/ik+1/iL ・・・(式1)
(b6)電位走査範囲を0.4V〜1.2V、電位掃引速度を200mV/secとして、電位変動サイクル5000回を実施し、上記手順b3と手順b4とで耐久後活性を求める。
(b7)手順b5で求めた耐久前活性と、手順b6で求めた耐久後活性とを用いて、活性維持率を求める。
活性維持率(%)=(耐久後活性/耐久前活性)×100 ・・・(式2)
図9は、サンプル#10〜#13における耐久前活性と、耐久後活性と、活性維持率とを表すグラフである。サンプル#11における白金の耐久前活性は203であり、耐久後活性は117であり、活性維持率は58%であった。サンプル#12における白金の耐久前活性は331であり、耐久後活性は130であり、活性維持率は39%であった。サンプル#13における白金の耐久前活性は258であり、耐久後活性は107であり、活性維持率は41%であった。サンプル#10における白金の耐久前活性は375であり、耐久後活性は209であり、活性維持率は56%であった。
以上の結果より、触媒活性種に白金(Pt)を使用したサンプル#11、#12において、触媒担持担体としてN修飾カーボン(窒素含有炭素材料)を使用することで、触媒の平均粒子径を微粒化することができると共に、耐久前活性(初期活性)を大きく向上させることができるとわかる。しかし、サンプル#11、#12において、燃料電池用電極触媒を使用した燃料電池の一定運転後における触媒の活性を示唆する耐久後活性については、大きな差は見られなかった。一方、触媒活性種に白金とコバルトの合金(PtCo合金)を使用したサンプル#13、#10において、触媒担持担体としてN修飾カーボン(窒素含有炭素材料)を使用することで、触媒の平均粒子径を微粒化することができると共に、耐久前活性と、耐久後活性との両方を大きく向上させることができるとわかる。
サンプル#13の評価結果について考察する。触媒の電位変動が激しい燃料電池の運転条件下では、サンプル#13の触媒(PtCo合金)中のコバルト(Co)成分が溶解により消失する。このため、サンプル#13の触媒(PtCo合金)の活性は、ある一定時間の運転後には、サンプル#11の触媒(Pt)の活性と同程度まで低下する。これは、コバルトの酸化還元電位が低いことと、触媒担持担体である炭素材料(バルカンブラック)とサンプル#13の触媒(PtCo合金)との間の相互作用が弱いことが原因であると考えられる。
サンプル#10の評価結果について考察する。N修飾カーボン(窒素含有炭素材料)上の触媒(PtCo合金)粒子は、N修飾カーボン中の窒素(N)に引き寄せられる。このため、サンプル#10の触媒(PtCo合金)の平均粒子径は、サンプル#13と比較して微粒子化されたと考えられる。また、N修飾カーボンから触媒(PtCo合金)粒子への電子供与によって、触媒中の白金(Pt)表面が還元質化し、耐久前活性(初期活性)が向上したと考えられる。また、PtCo合金の場合、白金(Pt)よりも電子密度の低いコバルト(Co)が存在していることで、N修飾カーボンから触媒(PtCo合金)への電子供与が強く起こる。このため、白金だけを触媒に用いたサンプル#12の場合と比較して、触媒担持担体である窒素含有炭素材料(N修飾カーボン)と触媒(PtCo合金)との間の相互作用が強くなると考えられる。以上の結果、触媒担持担体としてN修飾カーボンを使用し、触媒としてPtCo合金を使用したサンプル#10(本発明の燃料電池用電極触媒)では、触媒の平均粒子径を微粒化することができると共に、耐久前活性(初期活性)と、耐久後活性との両方を大きく向上させることができ、結果として、高い活性維持率を得ることができたと考えられる。
以上のように、本発明による燃料電池用電極触媒のサンプル#10によれば、耐久前活性(初期活性)が高いと共に、高い活性維持率を得ることができる、すなわち、燃料電池の一定運転後においても高活性を得ることができることがわかる。
なお、上記の微粒子化効果と、触媒担持担体から触媒への電子供与効果とを強く得るためには、カーボンに結合される窒素の量(N量)は、1.0重量%以上かつ3.0重量%以下であることが好ましく、2.0重量%程度であることが特に好ましい。また、N修飾カーボン内には、グラファイト型Nと、ピロール型Nと、ピリジン型Nとを含むことが好ましい。さらに、本発明の燃料電池用電極触媒においては、触媒活性種として白金と白金系の複合粒子を使用することができるが、上記の触媒担持担体から触媒への電子供与効果を強く得るためには、触媒活性種として白金とコバルトの合金(PtCo合金)を強使用することが特に好ましい。また、触媒(PtCo合金)粒子の平均粒子径は4.0nm以下であることが好ましい。
B.変形例:
上記した発明の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれる。
例えば、上記実施形態では、貴金属として白金を、卑金属としてコバルトを例示したが、卑金属としては、コバルト以外の金属を採用することもできる。
例えば、上記実施形態では、貴金属の一つと卑金属の一つからなる合金系触媒について説明したが、貴金属から2以上の金属を、あるいは卑金属から2以上の金属を選択して、いわゆる三元系の合金として、触媒を製造することも可能である。更に、貴金属、卑金属共に2以上を選択し、更に多元系の合金により電極触媒を構成することも可能である。
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えや組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…ピロール型N
20…ピリジン型N
30…グラファイト型N
#1〜#8…N修飾カーボンのサンプル
#10〜#13…燃料電池用電極触媒のサンプル

Claims (1)

  1. 燃料電池用電極触媒の製造方法であって、
    比表面積が200m2/g以上かつ300m2/g以下の炭素系粉末を準備する工程と、
    前記炭素系粉末を、700℃以上かつ900℃以下のアンモニアガス雰囲気下で熱処理することにより、前記炭素系粉末の表面に対して、前記炭素系粉末の1.0重量%以上かつ3.0重量%以下の窒素を結合させ、窒素含有炭素材料を作製する工程と、
    前記窒素含有炭素材料に対して、平均粒子径が4.0nm以下となるような貴金属と卑金属の合金を担持させる工程と、を備える、製造方法。
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