JP2015063821A - ロック装置 - Google Patents
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Abstract
Description
係合部に係合するロック位置と該係止部から外れる解除位置との間でスライド移動可能に配設された一対のロック部を備え、付勢手段により両ロック部を互いに離間するようにロック位置に向けて付勢すると共に、操作部の操作により両ロック部を解除位置に向けて互いに近接移動するよう構成されるロック装置において、
前記両ロック部における前記係合部に係合する係合端部と反対側の連係端部間に、該ロック部の往復移動方向と交差する方向にスライド移動可能に配設された連動部と、
湾曲するように延在して前記ロック部の連係端部および前記連動部に一体的に繋がり、ロック部および連動部の移動に伴い変形可能で、ロック部および連動部の何れか一方の移動につれて他方を移動させる一対の連係部とを備えたことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、湾曲して延在すると共に変形可能な連係部が、ロック部および連動部に一体的に繋がっているから、連係部とロック部および連動部との接続部位を軸支して回動可能にする場合と比べて構成を簡易にすることができ、繋がり部位で生じるガタツキ、干渉、異音などのの不具合の発生を回避できる。湾曲して延在すると共に変形可能な連係部によって、連動部とロック部との間を繋ぐことで、移動方向が異なるロック部および連動部の何れか一方の移動に伴って他方を円滑に同期して移動させることができる。
請求項2に係る発明によれば、弾性変形した状態で配設された連係部により、連係部自身、ロック部および連動部に反力をかけることで、連係部自身、ロック部および連動部のガタツキを抑えて、異音の発生を抑えることができる。
請求項3に係る発明によれば、連係部の湾曲部分に当接可能な案内部によって連係部の延在経路を案内することで、ロック部および連動部の何れか一方の移動につれて他方をよりスムーズに移動させることができる。
請求項4に係る発明によれば、一対のロック部、連動部および一対の連係部を一体成形して1つの部材として構成することで、構成をより簡易にすることができる。
請求項5に係る発明によれば、連係部の湾曲部分を、ロック部側の端部が該ロック部との繋がり部位を通る該ロック部の往復移動方向に沿うラインに接すると共に連動部側の端部が該連動部との繋がり部位を通る該連動部の往復移動方向に沿うラインに接するよう湾曲しているので、連係部ロック部および連動部の何れか一方の移動につれて他方をよりスムーズに移動させることができる。
次に、実施例に係るロック装置30の作用について説明する。使用者が操作部40の操作ノブ40aを引くことで、操作部40の押圧片40bにより押されて連動部34がコイルばね38の付勢に抗して上方位置から下方位置に移動する。下方に移動する連動部34に左右の連係部36,36が下方へ引っ張られることで、夫々の連係部36に内側方へ引っ張られて左右のロック部32,32がロック位置から解除位置に向けて同期して移動し、各係合端部32aが係合口14から外れてグローブボックス20の開放が許容される(図4(b)参照)。そして、グローブボックス20の開放姿勢で使用者が操作ノブ40aを離せば、操作部40が非操作状態に戻ると共に、連動部34がコイルばね38に付勢されて下方位置から上方位置に移動する。上方に移動する連動部34に左右の連係部36,36が上方に押されることで、夫々の連係部36に外側方へ押されて左右のロック部32,32が解除位置からロック位置に向けて同期して移動し、左右のロック部32,32がロック位置で保持される(図4(a)参照)。
前述した構成に限定されず、例えば以下のようにも変更することが可能である。
(1)実施例では、ロック部、連動部および連係部を一体成形したが、ロック部と連係部とを一体成形して、別体の連動部と連係部とを剛接合する構成であっても、連動部と連係部とを一体成形して、別体のロック部と連係部とを剛接合する構成であっても、別体に成形したロック部と連係部とを剛接合すると共に別体に成形した連動部と連係部とを剛接合する構成であってもよい。
(2)実施例では、連動部を挟んで一対の連係部が対称である構成を説明したが、これに限られず、一方の連係部が他方の連係部より長かったり、両連係部の湾曲部分の形状が相違したりする、非対称の構成であってもよい。
(3)実施例では、一対のロック部を並行させた形状でロック部材を成形したが、一対のロック部を配設状態と同じ形状でロック部材を成形してもよい。
(4)実施例では操作部の操作により連動部を移動させる構成を例示したが、図6に示す変更例のように、操作部の操作により一方のロック部を移動させる構成であってもよい。図6に示す変更例では、プッシュ式の操作部50の裏面に後方へ突出するように設けられた押圧片51の操作側テーパ面51aが、一方のロック部32に設けられたロック側テーパ面52に当接して押圧方向と交差する方向に押し退けることで、一方のロック部32が解除位置に向けて移動される。なお、図6では、実施例と同様の構成に同じ符号を付してある。
(5)操作部は、左右の軸周りに回動する構成に限られず、上下の軸周りに回動する構成や、前後方向、上下または左右にプッシュする構成であってもよい。また、操作部は、ロック部材が配設されて位置規制する部材(実施例ではグローブボックス)に配設する構成に限られず、前記位置規制する部材を支持する別の部材(実施例ではインストルメントパネル)に操作部を設けて、該操作部の操作によりロック部を解除位置に向けて移動させる構成であってもよい。
(6)実施例ではロック装置をグローブボックスに適用する例を説明したが、コンソールボックスのコンソールリッドを開放規制する場合や、小物入れの蓋を開放規制する場合など、各種の車両搭載装置に本発明に係るロック装置を適用可能である。
(7)実施例では、一対のロック部が左右方向に一直線上に並ぶ構成を説明したが、これに限られず、両ロック部を異なる角度で配置してもよく、両ロック部を連動部の往復移動方向にずらして配置してもよい。
(8)連係部の湾曲部分凸側および凹側を案内する湾曲案内部は、該湾曲部分の全体に亘って壁状の当接部分が延在する構成や、連係部の湾曲部分に沿って断続的に並ぶ複数の当接部分からなる構成や、連係部の湾曲部分頂部などの適宜箇所に合わせて配置された1つの当接部分からなる構成であってもよい。
(9)ロック装置は、両ロック部の長さが同じである対称な構成であっても、一方のロック部が他方のロック部より長かったり、および/またはロック部の形状が相違したりする、非対称の構成であってもよい。
34 連動部,36 連係部,36a 湾曲部分,46 第1湾曲案内部(案内部)
Claims (5)
- 係合部に係合するロック位置と該係止部から外れる解除位置との間でスライド移動可能に配設された一対のロック部を備え、付勢手段により両ロック部を互いに離間するようにロック位置に向けて付勢すると共に、操作部の操作により両ロック部を解除位置に向けて互いに近接移動するよう構成されるロック装置において、
前記両ロック部における前記係合部に係合する係合端部と反対側の連係端部間に、該ロック部の往復移動方向と交差する方向にスライド移動可能に配設された連動部と、
湾曲するように延在して前記ロック部の連係端部および前記連動部に一体的に繋がり、ロック部および連動部の移動に伴い変形可能で、ロック部および連動部の何れか一方の移動につれて他方を移動させる一対の連係部とを備えた
ことを特徴とするロック装置。 - 前記連係部は、前記ロック部の連係端部および前記連動部の間で弾性変形させた状態で配設された請求項1記載のロック装置。
- 前記連係部の湾曲部分との当接により該連係部の延在経路を案内する案内部を備えた請求項1または2記載のロック装置。
- 前記ロック部、前記連動部および前記連係部は、一体成形される請求項1〜3の何れか一項に記載のロック装置。
- 前記連係部は、湾曲部分における前記ロック部側の端部が該ロック部との繋がり部位を通る該ロック部の往復移動方向に沿うラインに接すると共に、湾曲部分における前記連動部側の端部が該連動部との繋がり部位を通る該連動部の往復移動方向に沿うラインに接するよう、円弧状に湾曲する構成とした請求項1〜4の何れか一項に記載のロック装置。
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