JP2015061488A - 充電ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】種々の寸法の制御装置を保持し易くすることのできる充電ボックスを提供する。【解決手段】筐体2と、筐体2内に設けられて充電ケーブル9の有する制御装置90を保持する第2保持部5(保持部材)とを備える。保持部材は、筐体2内で固定される固定部6と、固定部6に取り付けられて制御装置90が載せられる可動部7とを備える。可動部7は、固定部6に対する取付位置を、制御装置90の所定方向に沿って変更可能に構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は一般に充電ボックス、より詳細には充電ケーブルが備える制御装置を内部に収納する充電ボックスに関する。
従来、電気自動車やプラグインハイブリッドカーといった電動車両のバッテリを、充電ケーブルを介して充電するために用いられる充電ボックスが知られており、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1に記載の充電ボックスは、壁面に設置される筐体と、筐体の内部に設けられて充電ケーブルの電源プラグが接続されるコンセントとを備える。充電ケーブルには、車両との接続状態の検出や、漏電検出、異常時に電気車両と電源との間の切り離しを行う制御装置(充電回路遮断装置:CCID(Charging Circuit Interrupt Device))が設けられている。この充電ボックスは、制御装置を支持(保持)する支持部材(保持部材)を、筐体の内部に有している。
特開2012−217314号公報
しかしながら、上記従来例では、筐体内において保持部材の位置が固定されているため、制御装置を保持する位置が1箇所に定まっている。このため、制御装置の寸法が違えば、保持部材により制御装置を保持し難い場合があった。例えば、従来の制御装置を保持する位置に保持部材が固定されている場合を考える。この場合、従来の制御装置よりも長手方向の寸法が長い制御装置であれば、制御装置を保持するために必要なスペースを確保できず、制御装置を保持できない虞がある。
本発明は、上記の点に鑑みて為されており、種々の寸法の制御装置を保持し易くすることのできる充電ボックスを提供することを目的とする。
本発明の充電ボックスは、筐体と、前記筐体内に設けられて充電ケーブルの有する制御装置を保持する保持部材とを備え、前記保持部材は、前記筐体内で固定される固定部と、前記固定部に取り付けられて前記制御装置が載せられる可動部とを備え、前記可動部は、前記固定部に対する取付位置を、前記制御装置の所定方向に沿って変更可能に構成されていることを特徴とする。
この充電ボックスにおいて、前記可動部は、前記制御装置の前記所定方向に直交する方向に沿った両側を開放するように構成されていることが好ましい。
この充電ボックスにおいて、前記固定部には、ねじが挿入される第1取付孔が設けられ、前記可動部には、ねじが挿入される第2取付孔が設けられ、前記可動部は、前記第1取付孔及び前記第2取付孔にねじを挿入してねじ止めすることにより前記固定部に取り付けられるように構成されていることが好ましい。
この充電ボックスにおいて、前記第1取付孔は、前記制御装置の前記所定方向に沿って複数設けられていることが好ましい。
この充電ボックスにおいて、前記第2取付孔は、前記制御装置の前記所定方向に沿って複数設けられていることが好ましい。
この充電ボックスにおいて、前記固定部又は前記可動部の少なくとも何れか一方には、前記固定部に対する前記可動部の取付位置を、前記制御装置の種類に応じて示す表示部が設けられていることが好ましい。
本発明は、固定部に対する可動部の取付位置が、制御装置の所定方向に沿って変更可能に構成されている。このため、本発明は、保持部材が制御装置を保持する位置を変更することができる。したがって、本発明は、制御装置の寸法に応じて制御装置を保持する位置を変更できるので、種々の寸法の制御装置を保持し易くすることができる。
本発明の実施形態に係る充電ボックスを示す概略図で、(a)は扉を閉じたときの正面図で、(b),(c)はカバーを開いたときの正面図である。 (a)〜(d)は、本発明の実施形態に係る充電ボックスにおける固定部の概略図である。 (a)〜(d)は、本発明の実施形態に係る充電ボックスにおける可動部の概略図である。 (a)〜(c)は、充電ケーブルに設けられている種々の寸法の制御装置の概略図である。 本発明の実施形態に係る充電ボックスにおける制御装置の保持位置の一例を示す概略図で、(a)は側方から見た断面図で、(b)は図4(a)に示す制御装置を保持している状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る充電ボックスにおける制御装置の保持位置の他の一例を示す概略図で、(a)は側方から見た断面図で、(b)は図4(c)に示す制御装置を保持している状態を示す図である。 (a),(b)は、本発明の実施形態に係る充電ボックスにおける表示部の一例を示す概略図である。
本発明の実施形態に係る充電ボックス1は、図1(a)〜(c)に示すように、筐体2と、筐体2内に設けられて充電ケーブル9の有する制御装置90を保持する第2保持部5(保持部材)とを備える。保持部材は、筐体2内で固定される固定部6と、固定部6に取り付けられて制御装置90が載せられる可動部7とを備える。可動部7は、固定部6に対する取付位置を、制御装置90の所定方向に沿って変更可能に構成されている。
以下、本発明の実施形態に係る充電ボックス1について図面を用いて説明する。以下の説明では、筐体2の長手方向を上下方向とし、第2保持部5から見てコンセントブロック3側を上方、第3保持部8側を下方として説明する。また、以下の説明では、筐体2の奥行き方向を前後方向とし、本体20内から見て扉21側を前方、その反対側を後方として説明する。
先ず、本実施形態の充電ボックス1とともに電動車両の充電に使用される充電ケーブル9について簡単に説明する。なお、「電動車両」とは、例えば電気自動車やプラグインハイブリッドカーのように、電気をエネルギー源、電動機を動力源として走行する車両を示す。また、充電ケーブル9は、本実施形態の充電ボックス1の構成要素ではない。
充電ケーブル9は、図5(b)又は図6(b)に示すように、背景技術で説明した制御装置(CCID)90と、先端に電源プラグ(図示せず)が設けられた第1ケーブル91と、先端に充電コネクタ92が設けられた第2ケーブル93とを備える。充電コネクタ92は、電動車両の充電インレット(受け側のコネクタ)に抜き差し自在に接続される。
制御装置90は、ケーブル91,93を介した給電路を開閉する電磁リレー(図示せず)と、電磁リレーを制御する制御回路(図示せず)とを直方体状のケース900に収納して構成されている。電磁リレーが開いた状態では、外部電源(例えば、商用電源)から電動車両への給電路が遮断される。電磁リレーが閉じた状態では、外部電源から電動車両への給電路が形成され、外部電源から電動車両への電力の供給が可能になる。制御回路は、漏電などの異常を検知した場合に、電磁リレーを強制的に開いて給電路を遮断する。
ケース900の長手方向の一端面(上端面)からは、第1ケーブル91が導出されている。また、ケース900の長手方向の他端面(下端面)からは、第2ケーブル93が導出されている。ケース900の前面には、複数(図示では3個)の表示灯901が露出している。表示灯901は、例えば互いに発光色の異なる発光ダイオードで構成されており、制御回路によって点灯制御される。制御回路は、表示灯901を点滅させることにより、漏電などの異常の検出状況や、給電の状況(電磁リレーのオン又はオフの状態)などの種々の情報を使用者に報知する。
本実施形態の充電ボックス1は、図1(a)〜(c)に示すように、筐体2と、コンセントブロック3と、第1保持部4と、第2保持部5(保持部材)と、第3保持部8とを備える。
筐体2は、図1(a)〜(c)に示すように、本体20と、扉21とを備える。本体20は、金属板によって前面を開口した矩形箱状に形成されている。扉21は、金属板によって扁平な矩形箱状に形成されている。扉21は、本体20の幅方向の一端(図1(b)における左端)に取り付けられている。扉21は、本体20の幅方向の一端を軸として、本体20の開口を塞ぐ閉位置と、本体20の開口を外部に臨ませる開位置との間で回転自在となっている。
扉21の上部には、図1(a)に示すように、矩形状の第1窓210が設けられている。第1窓210は、扉21が閉位置にあるときに、コンセントブロック3の表示灯32と対向するように設けられている。したがって、扉21が閉位置にあるときに、使用者は第1窓210を通して表示灯32を見ることができる。また、扉21の下部には、図1(a)に示すように、矩形状の第2窓211が設けられている。第2窓211は、扉21が閉位置にあるときに、制御装置90の表示灯901と対向するように設けられている。したがって、扉21が閉位置にあるときに、使用者は第2窓211を通して表示灯901を見ることができる。
更に、扉21には、図1(a)に示すように、ロック装置212が取り付けられている。ロック装置212は、従来周知であって、扉21を本体20に対して施錠する(すなわち、扉21が開かないように閉位置で固定する)ように構成されている。
コンセントブロック3は、図1(b)に示すように、本体20内の上端に取り付けられている。コンセントブロック3は、コンセント30と、スイッチ31と、表示灯32と、補助灯33とを備える。コンセント30は、従来周知であって、その差込口から差し込まれる充電ケーブル9の電源プラグの栓刃を受ける刃受けや、刃受けを外部の電線と接続するための端子を器体に収納して構成されている。コンセント30は、漏電遮断器(図示せず)を介して電源ケーブル(図示せず)の一端に接続されている。電源ケーブルの他端は、筐体2の外部に引き出されており、外部電源(例えば、商用電源)に接続されている。したがって、電源プラグをコンセント30に差し込み、充電コネクタ92を電動車両の充電インレットに差し込むことで、電動車両に搭載されたバッテリに電力を供給することができる。
スイッチ31は、従来周知のインターロック装置の構成要素の1つである。スイッチ31は、扉21が閉位置に移動するとオンに切り替わり、扉21が閉位置から離れるとオフに切り替わる。扉21が閉位置にあるとき、すなわちスイッチ31がオンのときには、インターロック装置により、外部電源とコンセント30との間の給電路が形成される。一方、扉21が閉位置にないとき、すなわち、スイッチ31がオフのときには、外部電源とコンセント30との間の給電路が遮断される。したがって、電源プラグをコンセント30に差し込み、扉21を閉じることでコンセント30に通電するので、扉21が開いて充電ケーブル9に触れ得る状態ではコンセント30に通電することがない。
表示灯32は、互いに発光色の異なる複数の発光ダイオードで構成されている。ここでは、表示灯32は、緑色の発光ダイオードと、赤色の発光ダイオードとで構成されている。表示灯32は、図1(a)に示すように、扉21が閉位置にあるときに第1窓210を通して使用者が見ることができる。コンセントブロック3は、表示灯32の点灯制御を行う制御回路(図示せず)を有している。この制御回路は、例えばコンセント30に通電している状態であれば表示灯32の緑色の発光ダイオードを点灯させ、通電していない状態であれば表示灯32の赤色の発光ダイオードを点灯させる。
補助灯33は、例えば白色の発光ダイオードで構成されている。補助灯33は、表示灯32の点灯制御を行う制御回路により制御される。この制御回路は、例えば扉21が開位置にあるときに補助灯33を点灯させる。したがって、コンセント30の周囲が補助灯33により照らされるので、使用者は、夜間でも電源プラグをコンセント30に差し込む作業を行い易い。
第1保持部4は、図1(b)に示すように、本体20内におけるコンセントブロック3の隣に設けられている。第1保持部4は、収納部40と、引っ掛け部41とを備える。収納部40は、円筒状に形成されている。収納部40は、充電コネクタ92の筒状の先端部920を挿入できるように構成されている。引っ掛け部41は、収納部40の上部に設けられている。引っ掛け部41は、充電コネクタ92に設けられているフック921を引っ掛けることができるように構成されている。したがって、充電コネクタ92の先端部920を収納部40に挿入し、引っ掛け部41にフック921を引っ掛けることで、充電コネクタ92が第1保持部4に保持される(図5(b)又は図6(b)参照)。
第2保持部5は、図1(b)に示すように、本体20内におけるコンセントブロック3の下側に設けられている。第2保持部5は、固定部6と、可動部7とを備える。
固定部6は、図2(a)〜(d)に示すように、主板60と、1対の側板61と、1対の副板62とを備える。主板60は、例えばねじ止め等の手段により、本体20の内底面に固定されている。側板61は、主板60の幅方向における両端(図2(a)における左右両端)からそれぞれ前方に向かって突出するように形成されている。副板62は、各側板61の前端からそれぞれ互いに近づく向きに突出するように形成されている。ここでは、各板60〜62は、金属板を折り曲げることで一体に形成されている。
各側板61の前部には、図2(b),(c)に示すように、複数(ここでは、4つ)の第1取付孔610をそれぞれ設けている。各第1取付孔610は、各側板61において上下方向(制御装置90の長手方向)に沿って一定の間隔を空けて形成されている。また、各第1取付孔610は、ねじ50を挿入可能な寸法で形成されている。ねじ50は、図1(b),(c)に示すように、可動部7を固定部6に取り付けるために用いられる。
可動部7は、図3(a)〜(d)に示すように、主片70と、1対の第1保持片71と、1対の第2保持片72と、1対の取付片73とを備える。主片70は、固定部6の各副板62よりも上下方向に長尺な矩形状の部材である。第1保持片71は、主片70の下端の幅方向における両端(図3(a)における左右両端)から前方に向かって突出するようにそれぞれ形成されている。第2保持片72は、各第1保持片71の前端から上方に向かって突出するようにそれぞれ形成されている。取付片73は、主片70の幅方向における両端から後方に向かって突出するようにそれぞれ形成されている。ここでは、各片70〜73は、金属板を折り曲げることで一体に形成されている。
各第1保持片71には、制御装置90を載せることができる。そして、各第1保持片71により、制御装置90の下向きの移動を規制することができる。制御装置90を各第1保持片71に載せた状態では、制御装置90は、主片70と各第2保持片72との間に位置する。したがって、主片70と各第2保持片72とにより、制御装置90の前後方向の移動を規制することができる。すなわち、第2保持部5は、可動部7の各第1保持片71に制御装置90を載せることで、制御装置90を保持するように構成されている。
なお、図3(a),(d)に示すように、各第1保持片71の間と、各第2保持片72との間には、それぞれ隙間が設けられている。これらの隙間には、充電ケーブル9の第2ケーブル93を通すことができる。したがって、制御装置90を各第1保持片71に載せる際に、第2ケーブル93をこれらの隙間に通すことで、第2ケーブル93が邪魔になることがない。
各取付片73には、図3(b),(c)に示すように、複数(ここでは、3つ)の第2取付孔730をそれぞれ設けている。各第2取付孔730は、各取付片73において上下方向(制御装置90の長手方向)に沿って一定の間隔を空けて形成されている。各第2取付孔730は、上下方向に細長い形状であって、少なくとも2つのねじ50を挿入可能な寸法で形成されている。
第2保持部5は、固定部6に対する可動部7の取付位置を変更できるように構成されている。例えば、各側板61の下側の2つの第1取付孔610と、各取付片73の下側の第2取付孔730とに2つのねじ50をそれぞれ挿入し、ねじ止めする。すると、固定部6の図1(b)(又は図5(a))に示す位置に可動部7を取り付けることができる。なお、図1(b)(又は図5(a))に示す例では、各側板61の一番上の第1取付孔610と、各取付片73の中央の第2取付孔730とにそれぞれ更にねじ50を挿入して、ねじ止めしている。このため、可動部7が固定部6に対してより強固に取り付けられている。
また、例えば、各側板61の下側の2つの第1取付孔610と、各取付片73の上側の第2取付孔730とに2つのねじ50をそれぞれ挿入し、ねじ止めする。すると、固定部6の図1(c)(又は図6(a))に示す位置に可動部7を取り付けることができる。
なお、固定部6に可動部7を取り付けた状態では、図6(a)に示すように、第2取付孔730の内周縁とねじ50との間に隙間が生じる。このため、上側のねじ50が第2取付孔730の上側の内周縁に接する位置から、下側のねじ50が第2取付孔730の下側の内周縁に接する位置までの範囲で、可動部7の位置をずらすことができる。すなわち、固定部6に可動部7を取り付けた状態でも、ねじ50を緩めることで、固定部6に対する可動部7の取付位置を微調整することができる。
第3保持部8は、図1(a)に示すように、筐体2の長手方向の一端(下端)に取り付けられている。第3保持部8は、U字状の細長い金属製の棒状部材を断面がJ字状(図5(a)参照)となるように折り曲げて形成されている。第3保持部8は、充電ケーブル9の各ケーブル91,93を巻き付けることができるように構成されている。したがって、第3保持部8に各ケーブル91,93を巻き付けることにより、ケーブル91,93を弛まないように保持することができる。
ここで、充電ケーブル9の制御装置90は、例えば図4(a)〜(c)に示すように、種類によって寸法が互いに異なることが想定される。以下では、図4(a)に示す制御装置90を「制御装置A1」、図4(b)に示す制御装置90を「制御装置A2」、図4(c)に示す制御装置90を「制御装置A3」と称して説明する。制御装置A2は、制御装置A1と比較して、上下方向の寸法が長く、幅方向(図4(b)における左右方向)の寸法が短くなっている。また、制御装置A3は、制御装置A1と比較して、上下方向の寸法が長く、幅方向(図4(c)における左右方向)の寸法が短くなっている。
このため、従来の保持部材のように、筐体2内における制御装置90を保持する位置が1箇所に定まっていると、制御装置90の寸法(上下方向の寸法)によっては制御装置90を保持し難い場合がある。例えば、制御装置A1を保持する位置に従来の保持部材が固定されている場合を考える。この場合、制御装置A1よりも上下方向の寸法の長い制御装置A3であれば、制御装置A3を保持するために必要なスペース(保持部材とコンセント30との間のスペース)を確保できず、制御装置A3を保持できない。
そこで、本実施形態の充電ボックス1では、固定部6に対する可動部7の取付位置を変更することで、制御装置90の保持位置を変更できるようになっている。例えば、制御装置A1を第2保持部5に保持させる場合を考える。この場合は、固定部6に対する可動部7の取付位置を、図1(b)(又は図5(a))に示す位置に変更すればよい。
また、例えば、制御装置A3を第2保持部5に保持させる場合を考える。制御装置A3は、既に述べたように制御装置A1と比較して上下方向の寸法が長いので、図1(b)(又は図5(a))に示す位置では、第2保持部5により制御装置90を保持できない。そこで、この場合は、固定部6に対する可動部7の取付位置を、図1(c)(又は図6(a))に示す位置に変更すればよい。すると、制御装置90を保持する位置が図1(b)(又は図5(a))に示す位置よりも下がるため、第2保持部5により制御装置A3を保持することができる。
上述のように、本実施形態の充電ボックス1は、固定部6に対する可動部7の取付位置が、制御装置90の所定方向に沿って変更可能に構成されている。ここでは、「所定方向」とは、制御装置90の長手方向である。このため、本実施形態の充電ボックス1では、第2保持部5(保持部材)が制御装置90を保持する位置を変更することができる。したがって、本実施形態の充電ボックス1は、制御装置90の寸法に応じて制御装置90を保持する位置を変更できるので、種々の寸法の制御装置90を保持し易くすることができる。
更に、本実施形態の充電ボックス1では、固定部6に対する可動部7の取付位置を下げることで、制御装置90とコンセント30との間のスペースを広くとることができる。このため、当該スペースにおいて第1ケーブル91を取り扱い易くなるので、作業性が向上する。
また、本実施形態の充電ボックス1では、可動部7は、制御装置90の所定方向に直交する方向に沿った両側を開放するように構成されている。ここでは、「所定方向に直交する方向」とは、制御装置90の幅方向(図4(a)における左右方向)である。すなわち、可動部7は、制御装置90の幅方向の移動を規制する部材を有していない。このため、本実施形態の充電ボックス1では、例えば図4(a)〜(c)に示すような幅方向の寸法が互いに異なる制御装置90であっても、第2保持部5により保持することができる。勿論、制御装置90の幅方向の移動を規制する部材を可動部7に設ける構成でもよい。
なお、本実施形態の充電ボックス1では、固定部6の各側板61にそれぞれ複数の第1取付孔610を設け、可動部7の各取付片73にそれぞれ複数の第2取付孔730を設けた構成となっているが、他の構成であってもよい。例えば、固定部6の各側板61にそれぞれ1つの第1取付孔610を設け、可動部7の各取付片73にそれぞれ複数の第2取付孔730を設ける構成であってもよい。また、例えば、固定部6の各側板61にそれぞれ複数の第1取付孔610を設け、可動部7の各取付片73にそれぞれ1つの第2取付孔730を設ける構成であってもよい。何れの構成でも、固定部6に対する可動部7の取付位置を変更することができる。
なお、図7(a),(b)に示すように、固定部6又は可動部7の少なくとも何れか一方に、表示部100を設ける構成でもよい。表示部100は、固定部6に対する可動部7の取付位置を、制御装置90の種類に応じて示すように構成されている。
図7(a)に示す例では、可動部7の取付片73に表示部100を設けている。この表示部100は、上側の第2取付孔730の隣に設けられた三角形状の2つの印と、中央の第2取付孔730の隣に設けられた×形状の2つの印と、下側の第2取付孔730の隣に設けられた菱形形状の2つの印とで構成されている。また、図7(b)に示す例では、固定部6の側板61に表示部100を設けている。この表示部100は、上側の1対の第1取付孔610の隣に設けられた三角形状の2つの印と、中央の1対の第1取付孔610の隣に設けられた×形状の2つの印と、下側の1対の第1取付孔610の隣に設けられた菱形形状の2つの印とで構成されている。
ここで、例えば制御装置A1を保持する場合であれば、三角形状の印に合わせるように固定部6に可動部7を取り付ければよい。また、例えば制御装置A2を保持する場合であれば、×形状の印に合わせるように固定部6に可動部7を取り付ければよい。また、例えば制御装置A3を保持する場合であれば、菱形形状の印に合わせるように固定部6に可動部7を取り付ければよい。このように、表示部100を設けることで、種々の制御装置90に応じて、固定部6に対する可動部7の取付位置を容易に確認することができる。
なお、図7(a)に示す可動部7と、図7(b)に示す固定部6とを組み合わせた構成でもよい。この構成では、制御装置90の寸法に応じて、例えば固定部6の三角形状の印と、可動部7の菱形形状の印とを合わせるように、固定部6に可動部7を取り付けることが考えられる。また、この構成では、制御装置90の寸法に応じて、例えば固定部6の×形状の印と、可動部7の菱形形状の印とを合わせるように、固定部6に可動部7を取り付けることが考えられる。
また、図7(a),(b)に示す例では、三角形状、×形状、菱形形状の印で表示部100を構成しているが、印の代わりにメーカー名を具体的に記載して構成してもよい。
なお、本実施形態の充電ボックス1では、固定部6に可動部7を取り付ける手段としてねじ止めを採用しているが、固定部6に可動部7を取り付ける手段は他の手段であってもよい。
なお、本実施形態の充電ボックス1では、「所定方向」を制御装置90の長手方向としているが、「所定方向」を限定する趣旨ではない。
1 充電ボックス
2 筐体
5 第2保持部(保持部材)
50 ねじ
6 固定部
610 第1取付孔
7 可動部
730 第2取付孔
100 表示部

Claims (6)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に設けられて充電ケーブルの有する制御装置を保持する保持部材とを備え、
    前記保持部材は、前記筐体内で固定される固定部と、前記固定部に取り付けられて前記制御装置が載せられる可動部とを備え、
    前記可動部は、前記固定部に対する取付位置を、前記制御装置の所定方向に沿って変更可能に構成されていることを特徴とする充電ボックス。
  2. 前記可動部は、前記制御装置の前記所定方向に直交する方向に沿った両側を開放するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の充電ボックス。
  3. 前記固定部には、ねじが挿入される第1取付孔が設けられ、
    前記可動部には、ねじが挿入される第2取付孔が設けられ、
    前記可動部は、前記第1取付孔及び前記第2取付孔にねじを挿入してねじ止めすることにより前記固定部に取り付けられるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の充電ボックス。
  4. 前記第1取付孔は、前記制御装置の前記所定方向に沿って複数設けられていることを特徴とする請求項3記載の充電ボックス。
  5. 前記第2取付孔は、前記制御装置の前記所定方向に沿って複数設けられていることを特徴とする請求項3又は4記載の充電ボックス。
  6. 前記固定部又は前記可動部の少なくとも何れか一方には、前記固定部に対する前記可動部の取付位置を、前記制御装置の種類に応じて示す表示部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の充電ボックス。
JP2013195694A 2013-09-20 2013-09-20 充電ボックス Active JP6238160B2 (ja)

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