JP2015061160A - 基準電圧供給回路および電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源供給の立ち上がり時に安定した基準電圧を供給することができる基準電圧供給回路および電子装置を提供すること。
【解決手段】電源電圧から抵抗によって分圧された基準電圧を生成する基準電圧生成部10と、入力された基準電圧とFETに出力される出力電圧とから差動増幅する差動増幅部20と、を備え、FETに入力される電圧が基準値を超える構成である場合、FETに入力される電圧を制限するツェナーダイオードDZを設けて構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、基準電圧供給回路およびこれを搭載した電子装置に関する。
従来では、図5のように、FET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)およびRFC(RF choke coil)を搭載した基準電圧供給回路が知られており、基準電圧生成部10では、抵抗分圧によって電源電圧から基準電圧を生成している。図5の基準電圧供給回路は、電源1から供給された電圧Vsを、基準電圧生成部10を構成する抵抗R1および抵抗R2のそれぞれの抵抗値R1、R2によって分圧し、Vg=R2/(R1+R2)×Vsを生成して後段のFETのゲート端子へ印加する。
なお、抵抗分圧型の基準電圧供給回路ではFETのゲート端子のリーク電流が大きいことがある。FETの動作状態によってゲート電圧が変動する場合には、図6に示す基準電圧供給回路のように、基準電圧生成部10とFETの間にOpAmpを挿入し、インピーダンスを変換することによってFETのリーク電流によるゲート電圧の変動を吸収することがある。
基準電圧生成部10により生成した基準電圧が、OpAmpの非反転入力端子(+)に入力され、OpAmp出力が、後段のトランジスタTR4および抵抗R6から成るエミッタフォロワ回路を介してOpAmpの反転入力端子(−)に入力されるため、負帰還回路(ボルテージフォロワ回路)を形成し、リーク電流によるFETのゲート電圧の変動を吸収する。このとき、FETのゲート端子のリーク電流がそれほど大きくなく、OpAmpの出力のみでリーク電流を吸収することができる場合には、トランジスタTR4および抵抗R6から成るエミッタフォロワ回路を省略して、OpAmpのみのボルテージフォロワを形成することもある。
図6に示す基準電圧供給回路のOpAmpから、図7に示す基準電圧供給回路のディスクリート構成に変更しても基本原理は同一である。差動増幅回路20は、図6に示したOpAmpに相当する部分にあたり、差動増幅を行うトランジスタTR1とトランジスタTR2、差動増幅回路20に電流を供給する抵抗R3、差動増幅回路20の増幅電流を電圧に変換する抵抗R4、差動増幅出力を更に増幅するトランジスタTR3、TR3の出力を電圧に変換する抵抗R5で構成している。なお、トランジスタの代わりにFETで構成する場合もある。
なお、高い電源電圧の下でも安定して動作でき又は低い電源電圧の下でも高い電源電圧の下でも安定して動作する差動増幅回路については、特許文献1が知られている。
特開平06−090122号公報
図7において、電源1により基準電圧供給回路に電源電圧Vsが供給されると、抵抗R3を介して差動増幅回路20に電流が流れるが、電源1の立ち上がり時、トランジスタTR1およびトランジスタTR2は、VBE−IC特性からVBEがある程度の電位差(例:概ね0.7V)となるまで飽和し続けるため、しばらくはコレクタ電流がほとんど流れない。例えば、抵抗R3の電流制限作用により、トランジスタの飽和が解消するときの電源1の電圧は前述の0.7Vよりも高くなる。
コレクタ電流が流れないと、抵抗R4で発生する電圧も低くなるため、後段トランジスタTR3も飽和し続け、トランジスタTR3のコレクタ電流は流れずOFFのままである。このとき、トランジスタTR4は抵抗R5を介して電源1に接続されているため、トランジスタTR3よりも先に飽和が解消され、トランジスタTR4はONとなる。このとき、トランジスタTR1およびトランジスタTR2はまだON状態となっていないため、負帰還作用が働かず、FETのゲート端子にはVs−VCE(TR4)が印加される。
この動作状態を表した例が図8のグラフであり、上段のグラフは電源1の電圧Vsの立ち上がり、下段のグラフはFETのゲート印加電圧Vgを表している。
この例では、Vgの設定電圧が0.5Vであり、電源1の電圧が0Vから10Vに立ち上がるまでの間に、前記の作用によってVgが設定電圧0.5Vを超えている様子(2ms付近)を表現している。
FETがE−pHEMTなどピンチオフ電圧の低いものであった場合、一般に定格ゲート電圧Vg max.も低い(例えばVg max.=1.0V)ため、電源1の立ち上がり特性によっては定格電圧を超えてしまい、FETに恒久的なダメージを与えてしまうことがあった。
本発明は、このような課題に鑑み、電源供給の立ち上がり時に安定した基準電圧を供給することができる基準電圧供給回路および電子装置を提供することを目的とする。
本発明の基準電圧供給回路は、電源電圧から抵抗によって分圧された基準電圧を生成する基準電圧生成部と、入力された前記基準電圧と特定部品に出力される出力電圧とから差動増幅する差動増幅部と、を備え、前記特定部品に入力される電圧が基準値を超える構成である場合、前記特定回路に入力される電圧を制限するツェナーダイオードを設けて構成される。
また、本発明の基準電圧供給回路の前記ツェナーダイオードは、前記差動増幅部の前記出力電圧を制限するように設置されているように構成される。
本発明は、電源供給の立ち上がり時に安定した基準電圧を供給することができる基準電圧供給回路および電子装置を提供するものである。
本実施例に係る基準電圧供給回路の回路図である。 本実施例に係る基準電圧供給回路の電源およびFETの測定結果を表す図である。 本実施例に係る基準電圧供給回路の変形例の図である。 本実施例に係る基準電圧供給回路の変形例をアレンジした図である。 従来の基準電圧供給回路の回路図である。 OpAmpを搭載した従来の基準電圧供給回路の回路図である。 差動増幅回路を搭載した従来の基準電圧供給回路の回路図である。 差動増幅回路を搭載した従来の基準電圧供給回路の電源およびFETの測定結果を表す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施例に係る基準電圧供給回路の回路図である。図1の基準電圧供給回路は、
基準電圧を生成する基準電圧生成部10、2つの入力電圧の差分を一定係数で増幅する差動増幅部20、差動増幅部20の出力側に接続するツェナーダイオードDZを備えている。
また、ツェナーダイオードDZは、トランジスタTR2のベース側、抵抗R6、FETのゲート端子、およびトランジスタTR4のエミッタ側の間に挿入されている。
図1の基準電圧供給回路は、基準電圧生成部10から生成された電圧出力が差動増幅部20に入力されるよう構成され、ツェナーダイオードDZの電圧出力が差動増幅部20の他方へ入力されるように負帰還回路を形成するよう構成されている。また、ツェナーダイオードDZには、電源供給の立ち上がりにて基準電圧出力以上の電圧がFETに出力されないようツェナー電圧が設定されている。
基準電圧生成部10は、電源1、抵抗R1、および抵抗R2によって構成されており、源1から供給された電圧Vsを、抵抗R1、および抵抗R2のそれぞれの抵抗値R1、R2によって分圧し、差動増幅部20に出力している。
図1の基準電圧供給回路は、電源1から供給された電圧Vsを、基準電圧生成部10を構成する抵抗R1および抵抗R2のそれぞれの抵抗値R1、R2によって分圧し、Vg=R2/(R1+R2)×Vsを生成する。
差動増幅部20は、差動増幅を行うトランジスタTR1とトランジスタTR2、差動増幅部20に電流を供給する抵抗R3、差動増幅部20の増幅電流を電圧に変換する抵抗R4、差動増幅出力を更に増幅するトランジスタTR3、TR3の出力を電圧に変換する抵抗R5で構成している。
電源1により基準電圧供給回路に電源電圧Vsが供給されると、抵抗R3を介して差動増幅部20に電流が流れるが、電源1の立ち上がり時、トランジスタTトランジスタR1およびトランジスタTR2は、VBE−IC特性からVBEがある程度の電位差(例:概ね0.7V)となるまで飽和し続けるため、しばらくはコレクタ電流がほとんど流れない。例えば、抵抗R3の電流制限作用により、トランジスタの飽和が解消するときの電源1の電圧は前述の0.7Vよりも高くなる。
コレクタ電流が流れないと、抵抗R4で発生する電圧も低くなるため、後段トランジスタTR3も飽和し続け、トランジスタTR3のコレクタ電流は流れずOFFのままである。このとき、トランジスタTR4は抵抗R5を介して電源1に接続されているため、トランジスタTR3よりも先に飽和が解消され、トランジスタTR4はONとなる。このとき、トランジスタTR1およびトランジスタTR2はまだON状態となっていないため、負帰還作用が働かず、FETのゲート端子にはVs−VCE(TR4)が印加される。
トランジスタTR4がONとなったとき、トランジスタTR4のエミッタ電圧(Vs−VCE(TR4))が現れるが、ツェナーダイオードには、アノード−カソード間電圧がツェナー電圧を超えない限り、ほとんど電流が流れない。このため、その間はFETのゲート印加電圧Vgが低くなる。
TR4のエミッタ電圧がツェナー電圧を超えると、ツェナーダイオードのアノード側、即ちFETのゲート端子に電圧が現れる。
ここで、ツェナー電圧をTR1およびTR2がON状態となるVs以上に設定する。ツェナーダイオードのアノード−カソード間がツェナー電圧に到達したときにはTR1およびTR2がON状態となっており、負帰還作用で、その電圧Vgは基準電圧生成部10で設定した電圧(=R2/(R1+R2)×Vs)となり、設定電圧を上回る電圧がVgに印加されることは無くなる。
図2は、本実施例に係る基準電圧供給回路の電源立ち上げ開始の様子を表したものである。この図では2ms付近から負帰還が成立しているが、電源立ち上げ開始からそこまでの間、基準電圧生成部10で設定した電圧以上の電圧がVgに印加されていない。
従って、ツェナーダイオードDZには、電源供給の立ち上がりにて基準電圧出力以上の電圧がFETに出力されないようツェナー電圧が設定されているため、本実施例に係る基準電圧供給回路は、FETのゲート端子に対して安定した基準電圧を供給することができる。
図3は、本実施例に係る基準電圧供給回路の変形例である。図3で示すように、図1の基準電圧供給回路の差動増幅部20をOpAmp置き換えても同様の効果があり、FETのゲート端子に対して安定した基準電圧を供給することができる。
図4は、図3の基準電圧供給回路の変形例をアレンジしたものであり、図4で示すように、図4の基準電圧供給回路は、図3の基準電圧供給回路からトランジスタTR4および抵抗R6から成るエミッタフォロワ回路を削除した構成となっているが、同様の効果があり、FETのゲート端子に対して安定した基準電圧を供給することができる。
なお、本発明は、基準電圧供給回路を搭載した基地局等の電子装置に適用可能である。
1、2 電源
10 基準電圧生成部
20 差動増幅回路

Claims (4)

  1. 電源電圧から抵抗によって分圧された基準電圧を生成する基準電圧生成部と、
    入力された前記基準電圧と特定部品に出力される出力電圧とから差動増幅する差動増幅部と、
    を備え、
    前記特定部品に入力される電圧が基準値を超える構成である場合、前記特定回路に入力される電圧を制限するツェナーダイオードを設けた基準電圧供給回路。
  2. 前記ツェナーダイオードは、前記差動増幅部の前記出力電圧を制限するように設置されている請求項1に記載の基準電圧供給回路。
  3. 前記差動増幅部がオペアンプで構成された請求項1または請求項2に記載の基準電圧供給回路。
  4. 請求項1から請求項3までの何れかに記載の基準電圧供給回路を搭載した電子装置。

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