JP2015059532A - エンジン冷却装置、及びエンジン冷却装置の制御方法 - Google Patents

エンジン冷却装置、及びエンジン冷却装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エンジンを冷却しつつ、燃費向上に適したエンジン冷却装置を提供する。
【解決手段】エンジン冷却装置100は、エンジンEのシリンダヘッドSHに設けられた第1流路1に冷媒を流通させる第1電動ポンプ10と、エンジンEのシリンダブロックSBに設けられた第2流路2に第1流路1を流通する冷媒よりも少ない量の冷媒を流通させる第2電動ポンプ20と、第2流路2と連通し、且つ、第2流路2のみから流出した冷媒を流通させる又は第2流路2のみに冷媒を流入させる第2流路連通路29に設けられ、第2流路2における冷媒の逆流を防止する逆止弁30と、第1流路1を流通した冷媒と第2流路2を流通した冷媒とが合流して流通されるラジエータ40と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンのシリンダヘッド及びシリンダブロックを冷却するエンジン冷却装置、及びこのようなエンジン冷却装置を制御するエンジン冷却装置の制御方法に関する。
従来、冷媒を流通させてエンジンを冷却する技術が利用されている。この種の技術として、下記に出展を示す特許文献1−4に記載のものがある。
特許文献1に記載の内燃機関の冷却装置は、シリンダヘッド及びシリンダブロックの夫々に独立してウォータージャケットが設けられ、シリンダヘッド及びシリンダブロックの夫々の入口にメカニカルウォーターポンプが設けられる。シリンダヘッド及びシリンダブロックの夫々から流出した冷却水は、共通利用されるラジエータに流通される。また、シリンダヘッド及びシリンダブロックの夫々の出口と、シリンダブロックの入口のメカニカルウォーターポンプの吸い込み口に制御弁が設けられる。
特許文献2に記載の内燃機関の冷却装置は、シリンダヘッドとシリンダブロックとのウォータージャケットが互いに独立して設けられる。シリンダヘッド及びシリンダブロック夫々の入口にはメカニカルウォーターポンプが配置され、夫々の出口にはサーモスタットが配置される。また、ラジエータが2つ配置され、シリンダヘッドとシリンダブロックとが専用で使用する。
特許文献3に記載の内燃機関の冷却装置は、シリンダヘッドとシリンダブロックとのウォータージャケットが互いに独立して設けられる。シリンダブロックの入口にメカニカルウォーターポンプが設けられ、シリンダヘッドの入口に電動ウォーターポンプが設けられる。ラジエータは、シリンダヘッドとシリンダブロックとで共用される。シリンダブロックのラジエータ出口に逆止弁があり、シリンダヘッドのラジエータ出口に合流して設けられる。シリンダブロック側のウォーターポンプの吸い込み側に電動の混合弁が設けられ、当該混合弁のラジエータ戻側には逆止弁が設けられる。また、シリンダヘッドとシリンダブロックとの夫々のウォータージャケットには、水温センサが設けられる。
特許文献4に記載のエンジン冷却装置は、シリンダヘッドとシリンダブロックとのウォータージャケットが互いに独立して設けられる。シリンダブロックの入口にメカニカルウォーターポンプが設けられる。また、ラジエータが2つ配置され、シリンダヘッドとシリンダブロックとが夫々専用で使用する。
特開昭59−215915号公報 特開昭60−128924号公報 特開昭63−16121号公報 特開2005−16434号公報
特許文献1−4に記載の技術は、いずれもシリンダブロックにメカニカルウォーターポンプを用いている。メカニカルウォーターポンプはエンジンの回転を動力源として作動される。このため、例えば、エンジンの回転数が少ない場合には、メカニカルウォーターポンプによる冷媒の吐出量が減り、エンジンの回転数が多い場合には、メカニカルウォーターポンプによる冷媒の吐出量が増える。このようにメカニカルウォーターポンプによる冷媒の吐出量はエンジンの回転に連動するので、発熱状態に応じてエンジンを最適な温度にすることが容易ではない。したがって、特許文献1−4に記載の技術は燃費向上に適しているとは言い難い。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、エンジンを冷却しつつ、燃費向上に適したエンジン冷却装置、及びこのようなエンジン冷却装置を制御するエンジン冷却装置の制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係るエンジン冷却装置の特徴構成は、エンジンのシリンダヘッドに設けられた第1流路に冷媒を流通させる第1電動ポンプと、前記エンジンのシリンダブロックに設けられた第2流路に前記第1流路を流通する前記冷媒よりも少ない量の冷媒を流通させる第2電動ポンプと、前記第2流路と連通し、且つ、前記第2流路のみから流出した冷媒を流通させる又は前記第2流路のみに冷媒を流入させる第2流路連通路に設けられ、前記第2流路における前記冷媒の逆流を防止する逆止弁と、前記第1流路を流通した冷媒と前記第2流路を流通した冷媒とが合流して流通されるラジエータと、を備えている点にある。
このような特徴構成とすれば、第1電動ポンプ及び第2電動ポンプの2つの電動ポンプを用いるので、シリンダヘッドとシリンダブロックとを夫々、独立して冷却することができる。このため、シリンダヘッド及びシリンダブロックの夫々を、燃費に対して最適な温度に維持することができるので、燃費の観点においても適切に冷却することが可能となる。したがって燃費向上に適したエンジン冷却装置を実現することが可能となる。また、第1電動ポンプはシリンダヘッドのみを冷却する冷却能力を持たせ、第2電動ポンプはシリンダブロックのみを冷却する冷却能力を持たせるだけで良いので、夫々の電動ポンプを小型化することができる。したがって、大型のポンプを1つだけ用いる場合に比べて、重量を低減でき、燃費の向上に寄与することができる。また、小型の電動ポンプは大型のポンプよりも安価であるので、低コストで実現することができる。
また、前記第1電動ポンプの吐出量が、前記第2電動ポンプの吐出量よりも多く設定されると好適である。
このような構成とすれば、第1流路を流通する冷媒の量を第2流路を流通する冷媒の量よりも多くすることができる。この結果、シリンダブロックに設けられた第2流路に、シリンダヘッドに設けられた第1流路を流通する冷媒よりも少ない量の冷媒を流通させることが可能となる。したがって、シリンダブロックを冷却し過ぎることがないので、燃焼効率の悪化を避けることができる。
また、前記第2流路連通路が、前記第2流路に流入する冷媒のみが流通する上流側流通路及び前記第2流路から流出した冷媒のみが流通する下流側流通路を有し、前記逆止弁が前記上流側流通路及び前記下流側流通路の少なくとも一方に設けられると好適である。
このような構成とすれば、逆止弁により確実に第2流路における冷媒の逆流を防止することができる。したがって、所期の冷媒の流量を第1流路及び第2流路に流通させることが可能となる。
また、前記第1流路に流通させる冷媒の流量と前記第2電動ポンプに通電されている通電量との関係に基づいて前記第1電動ポンプに通電する通電量を制御し、前記第2流路を流通させる冷媒の流量と前記第1電動ポンプに通電されている通電量との関係に基づいて前記第2電動ポンプに通電する通電量を制御する制御部が備えられていると好適である。
例えば第1流路を流通する冷媒の流量が第2流路を流通している冷媒の流量に応じて変化する場合や、第2流路を流通する冷媒の流量が第1流路を流通している冷媒の流量に応じて変化する場合であっても、本構成によれば第1流路及び第2流路の一方を流通する冷媒の流量に対する、第1流路及び第2流路の他方を流通している冷媒の流量による影響を低減することができる。このため、第1流路及び第2流路の夫々に流通する冷媒の流量を所期の冷媒の流量に実現し易くできる。したがって、シリンダヘッド及びシリンダブロックを適切に冷却することが可能となる。
また、本発明に係るエンジン冷却装置の制御方法は、エンジンのシリンダヘッドに設けられた第1流路に冷媒を流通させる第1電動ポンプと、前記エンジンのシリンダブロックに設けられた第2流路に前記第1流路を流通する前記冷媒よりも少ない量の冷媒を流通させる第2電動ポンプと、前記第2流路と連通し、且つ、第2流路2のみから流出した冷媒を流通させる又は第2流路2のみに冷媒を流入させる第2流路連通路に設けられ、前記第2流路における前記冷媒の逆流を防止する逆止弁と、前記第1流路を流通した冷媒と前記第2流路を流通した冷媒とが合流して流通されるラジエータと、を備えたエンジン冷却装置において、前記第1流路に流通させる冷媒の流量と前記第2電動ポンプに通電されている通電量との関係に基づいて前記第1電動ポンプに通電する通電量を制御し、前記第2流路を流通させる冷媒の流量と前記第1電動ポンプに通電されている通電量との関係に基づいて前記第2電動ポンプに通電する通電量を制御する点にある。
このような方法によれば、上述した本発明の対象としてのエンジン冷却装置と同様に、上述した作用効果を得ることが可能であり、第1電動ポンプ及び第2電動ポンプの双方が運転中であっても、他方の電動ポンプの運転状況に関わらず所期の冷媒の流量を達成し易くできる。したがって、シリンダヘッド及びシリンダブロックを適切に冷却することが可能となる。
エンジン冷却装置の構成を模式的に示す図である。 第1電動ポンプの制御用マップの一例を示す図である。 第2電動ポンプの制御用マップの一例を示す図である。 制御部の制御を示すフローチャートである。 その他の実施形態に係るエンジン冷却装置の構成を模式的に示す図である。 その他の実施形態に係るエンジン冷却装置の構成を模式的に示す図である。 その他の実施形態に係るエンジン冷却装置の構成を模式的に示す図である。
本発明に係るエンジン冷却装置は、エンジンのシリンダヘッド及びシリンダブロックを適切に冷却する機能を備えて構成される。以下、本実施形態のエンジン冷却装置100について、詳細に説明する。図1にはエンジン冷却装置100の模式図が示される。エンジン冷却装置100は、第1電動ポンプ10、第2電動ポンプ20、逆止弁30、ラジエータ40、サーモ弁50、制御部70を備える。
制御部70は、マイクロコンピュータとして構成される。当該マイクロコンピュータは、CPU、各種プログラムを記憶するROM、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポートおよび通信ポート(いずれも不図示)等を備える。制御部70は、第1電動ポンプ10に通電する通電量を制御する。また、制御部70は、第2電動ポンプ20に通電する通電量を制御する。制御部70は、後述するマップなどを、前記ROMやRAMなどの記憶手段に記憶する。
第1電動ポンプ10は、エンジンEのシリンダヘッドSHに設けられた第1流路1に冷媒を流通させる。エンジンEは自動車等を動かすための動力源である。エンジンEは運転中において、エンジンEのシリンダがガソリン等の燃料を燃焼することにより、熱を発生する。シリンダは、シリンダブロックSBと、シリンダブロックSBの上部に配置されるシリンダヘッドSHを備える。シリンダヘッドSHは、シリンダへの燃料の給排を制御する吸気弁及び排気弁を内蔵する。このため、エンジンEの運転中にあっては、シリンダヘッドSHはシリンダブロックSBよりも高温に達する。
このような熱を冷却すべく、冷媒が流通される第1流路1が、シリンダヘッドSHに対して設けられる。冷媒は所謂冷却水であり、第1電動ポンプ10により第1流路1に流通される。本実施形態では、第1電動ポンプ10は、シリンダヘッドSHに設けられた第1流路1の流入口に配置される。
第1流路1の下流側には第1下流側連通路11が設けられ、第1下流側連通路11は循環路60と連通して設けられる。第1流路1の下流側とは、第1電動ポンプ10を動作させた場合に、第1流路1から冷媒が流出する側である。循環路60は、第1下流側連通路11と第2下流側連通路21とに連通される。また、循環路60は、ラジエータ40に連通するラジエータ入口通路41とバイパス通路42とに連通される。ラジエータ入口通路41を流通する冷媒はラジエータ40に流通され、当該冷媒はラジエータ40において冷却される。ラジエータ40に流通された冷媒は、ラジエータ40の下流側に設けられたラジエータ出口通路43に流通される。ラジエータ出口通路43には、シリンダヘッド側流路44とシリンダブロック側流路45とが連通して設けられる。
バイパス通路42は、循環路60を流通する冷媒をラジエータ40に流通させることなく循環させる通路である。バイパス通路42とシリンダヘッド側流路44との合流する位置にサーモ弁50が設けられる。サーモ弁50は、冷媒の温度に応じて弁の開度を調節することが可能である。なお、サーモ弁50は、冷媒の温度に関係なく制御部70により強制的に開弁することも可能である。
本実施形態では、サーモ弁50がシリンダヘッドSHにおける第1電動ポンプ10の上流側に配置され、第1下流側連通路11を流通する冷媒の温度に応じて開閉制御が行われる。第1電動ポンプ10の上流側とは、第1電動ポンプ10を動作させた場合に、第1電動ポンプ10に冷媒が流入する側である。これにより、シリンダヘッドSHを燃焼効率の向上に適した温度に冷却することが可能となる。一方、燃焼効率を考慮すると、シリンダブロックSBはその温度をある程度高く保つことにより、メカフリクションを低下させ、燃費を良くすることができる。このため、シリンダブロックSBにおける第2電動ポンプ20は停止、又は低流量で作動させる機会が多い。一方、エンジンEの発熱は、シリンダヘッドSHの発熱とほぼ等しいので、サーモ弁50はシリンダヘッドSHに冷媒を流通させると共に、常時動作させる第1電動ポンプ10の上流側に配置した方が良い。
サーモ弁50が開状態となると、エンジンEから流出した高温の冷媒はその一部がバイパス通路42を流通するが、残りはラジエータ入口通路41を介してラジエータ40にも流通する。ラジエータ40で熱を放出した冷媒は、ラジエータ出口通路43を介してエンジンEに戻る。一方、サーモ弁50が閉状態となると、シリンダヘッドSHにはバイパス通路42を流通した冷媒が戻る。この一連の冷媒の流れは、第1電動ポンプ10の駆動により実現される。
第2電動ポンプ20は、エンジンEのシリンダブロックSBに設けられた第2流路2に第1流路1を流通する冷媒よりも少ない量の冷媒を流通させる。シリンダは、上述したようにシリンダブロックSBを備える。シリンダブロックSBは、シリンダヘッドSHの発熱量よりも大きくはないが発熱する。一方、シリンダは冷却しすぎると燃焼効率が悪化するため、燃費にとって悪影響となる。このため、シリンダブロックSBは燃費に悪影響が出ないように冷却される必要がある。
そこで、シリンダブロックSBを冷却すべく、シリンダブロックSBには冷媒が流通される第2流路2が設けられる。冷媒は上述した第1流路1を流通する冷媒と同じものが用いられ、第2電動ポンプ20により第2流路2に流通される。本実施形態では、第2電動ポンプ20は、シリンダブロックSBに設けられた第2流路2の流入口に配置される。
第2流路2の下流側には第2下流側連通路21が設けられ、第2下流側連通路21は循環路60と連通して設けられる。ここで、上述したように循環路60はラジエータ40に連通して設けられている。このため、ラジエータ40には、第1流路1を流通した冷媒と第2流路2を流通した冷媒とが合流して流通される。ラジエータ40の下流側には、ラジエータ出口通路43が連通して設けられ、ラジエータ出口通路43にはシリンダヘッド側流路44とシリンダブロック側流路45とが連通して設けられる。また、シリンダブロック側流路45の下流側には逆止弁30が設けられ、第2流路2に連通する。この一連の冷媒の流れは、第2電動ポンプ20の駆動により実現される。
上述のように、シリンダブロックSBは冷却しすぎると、燃費の面から好適ではない。したがって、シリンダブロックSBは適度に熱を持たせた状態となるように冷却される。本実施形態では、第2流路2を流通する冷媒の量が、第1流路1を流通する冷媒の量よりも少なくなるように構成されている。そのため、本実施形態では、第1電動ポンプ10の吐出量が、第2電動ポンプ20の吐出量よりも多く設定されてある。これにより、第1流路1の冷却効率を高めつつ、第2流路2に適度に熱を持たせておくことが可能となる。
逆止弁30は、第2流路2と連通し、且つ、第2流路2のみから流出した冷媒を流通させる又は第2流路2のみに冷媒を流入させる第2流路連通路29に設けられ、第2流路2における冷媒の逆流を防止する。冷媒の逆流とは、第2電動ポンプ20に冷媒が吸入される方向や、第2電動ポンプ20から冷媒が吐出される方向に対して、逆らう方向の流れである。本実施形態では、第2流路連通路29とは、第2流路2に流入する冷媒のみが流通する上流側流通路としてのシリンダブロック側流路45と、第2流路2から流出した冷媒のみが流通する下流側流通路としての第2下流側連通路21と、から構成される。
本実施形態では、逆止弁30はシリンダブロック側流路45に設けられる。これにより、ラジエータ40の側から第2電動ポンプ20の側に向けての冷媒の流通は許容されるが、第2電動ポンプ20の側からラジエータ40の側に向けての冷媒の流通は規制される。これにより、第2流路2における冷媒の逆流を防止することができるので、第1電動ポンプ10及び第2電動ポンプ20の駆動状態に関わらず、シリンダブロック側流路45からラジエータ40に冷媒が流入することがない。したがって、ラジエータ40を、シリンダヘッドSHを流通した冷媒の冷却と、シリンダブロックSBを流通した冷媒の冷却とで共用することが可能となる。
ここで、第1下流側連通路11を流通する冷媒の流量は第1電動ポンプ10に通電される通電量に応じて定まり、第2下流側連通路21を流通する冷媒の流量は第2電動ポンプ20に通電される通電量に応じて定まる。第1電動ポンプ10に通電される通電量とは、第1電動ポンプ10を流れる電流(第1電動ポンプ10が備えるコイルを流れる電流)であり、第2電動ポンプ20に通電される通電量とは、第2電動ポンプ20を流れる電流(第2電動ポンプ20が備えるコイルを流れる電流)である。制御部70がDUTY制御を行うことにより、第1電動ポンプ10及び第2電動ポンプ20に対してこのような電流を通電する。
第1電動ポンプ10に通電される電流のDUTY値(以下「第1電動ポンプ10のDUTY値」)は、第1下流側連通路11を流通する冷媒の温度に基づいて設定され、第2電動ポンプ20に通電される電流のDUTY値(以下「第2電動ポンプ20のDUTY値」)は、第2下流側連通路21を流通する冷媒の温度に基づいて設定される。このため、第1下流側連通路11及び第2下流側連通路21には、夫々、冷媒の温度を検出する温度センサ12、22が設けられる。温度センサ12、22の検出結果は、制御部70に伝達される。
従来、本実施形態のようにシリンダブロック側流路45に逆止弁30を設けると、第1下流側連通路11及び第2下流側連通路21を流通する冷媒の流量は夫々独立して設定できるものと考えられてきた。すなわち、第1下流側連通路11を流通している冷媒の量は、第1電動ポンプ10のDUTY値に応じて定まり、第2下流側連通路21を流通している冷媒の量は第2電動ポンプ20のDUTY値に応じて定まるものと考えられてきた。
しかしながら、本発明の発明者により以下のことが見出された。即ち、第1下流側連通路11を流通する冷媒の流量は、第1電動ポンプ10に通電される通電量に応じて凡そ定まるものの第2下流側連通路21を流通している冷媒の量に応じて増減すること、第2下流側連通路21を流通する冷媒の流量は、第2電動ポンプ20に通電される通電量に応じて凡そ定まるものの、第1下流側連通路11を流通している冷媒の量に応じて増減すること、が見出された。
そこで、本実施形態では、制御部70は、第1流路1に流通させる冷媒の流量と第2電動ポンプ20に通電されている通電量との関係に基づいて第1電動ポンプ10に通電する通電量を制御し、第2流路2を流通させる冷媒の流量と第1電動ポンプ10に通電されている通電量との関係に基づいて第2電動ポンプ20に通電する通電量を制御する。
「第1流路1に流通させる冷媒の流量と第2電動ポンプ20に通電されている通電量との関係」とは、例えばマップ形式を用いて設定することができる。このようなマップを図2に例示する。「第2流路2を流通させる冷媒の流量と第1電動ポンプ10に通電されている通電量との関係」とは、例えばマップ形式を用いて設定することができる。このようなマップを図3に例示する。
本実施形態では、制御部70には予め図2に示されるようなマップと、図3に示されるようなマップとが記憶されている。図2の横軸は第1電動ポンプ10のDUTY値、縦軸を第1電動ポンプ10から吐出される冷媒の流量を示す。図2の特性線は、第2電動ポンプ20のDUTY値に応じて変化する第1電動ポンプ10から吐出される冷媒の流量が示されている。また、図3は、横軸は第2電動ポンプ20のDUTY値を示し、縦軸は第2電動ポンプ20から吐出される冷媒の流量を示す。図3の特性線は、第1電動ポンプ10のDUTY値に応じて変化する第2電動ポンプ20から吐出される冷媒の流量が示されている。なお、図2には第2電動ポンプ20のDUTY値が0%、40%、60%、80%の4つの場合の例を示し、図3にあっては第1電動ポンプ10のDUTY値が0%、40%、60%、80%の4つの場合の例を示す。図2、図3に示した場合に限定されず、夫々の電動ポンプのDUTY値を更に細かく(例えば1%毎に)区分けしてマップに記憶しても良い。
以下、図4のフローチャートを用いて制御部70による制御について説明する。まず、以下の制御の開始時点において、エンジンEが運転されている状態であるとする。制御部70は、温度センサ12から第1下流側連通路11を流通する冷媒の温度の検出結果を取得する。この結果に基づいて、制御部70は、シリンダヘッドSHに流通させる冷媒の目標流量を算出する(ステップ#01)。また、制御部70は、温度センサ22から第2下流側連通路21を流通する冷媒の温度の検出結果を取得する。この結果に基づいて、制御部70は、シリンダブロックSBに流通させる冷媒の目標流量を算出する(ステップ#02)。
制御部70は、シリンダヘッドSH及びシリンダブロックSBに流通させる冷媒の流量が共にゼロでなく(ステップ#03:Yes)、且つ、第1電動ポンプ10及び第2電動ポンプ20を同時に作動させると判断した場合には(ステップ#04:Yes)、第1電動ポンプ10及び第2電動ポンプ20のDUTY値のうち一方の電動ポンプのDUTY値を考慮して他方の電動ポンプの補償したDUTY値を算出する(ステップ#05)。
以下、ステップ#05の制御を具体的に説明する。制御部70は、ステップ#01において算出したシリンダヘッドSHに流通させる冷媒の目標流量から第1電動ポンプ10のDUTY値(以下「第1電動ポンプ10の基本DUTY値」)と、ステップ#02において算出したシリンダブロックSBに流通させる冷媒の目標流量から第2電動ポンプ20のDUTY値(以下「第2電動ポンプ20の基本DUTY値」)とを算出する。
制御部70は、例えば図2のマップを参照し、第2電動ポンプ20のDUTY値が0%の場合において、シリンダヘッドSHの目標流量を第1電動ポンプ10のDUTY値と見なして、対応するDUTY値を、第1電動ポンプ10の基本DUTY値として求める。すなわち、制御部70は、まず、ステップ#01において算出した目標流量を、図2における「第1電動ポンプの流量」と読み替えて、対応する流量の位置にプロットする。制御部70は、次に、このプロットした位置から水平方向右側にスライドして第2電動ポンプ20のDUTY値が0%である場合の特性線と交差する位置を求める。そして、制御部70は、この交差する位置から更に鉛直方向下側にスライドして横軸と交差する位置が示す第1電動ポンプ10のDUTY値を第1電動ポンプ10の基本DUTY値とする。
また、制御部70は、例えば図3のマップを参照し、第1電動ポンプ10のDUTY値が0%の場合において、シリンダヘッドSHの目標流量を第2電動ポンプ20のDUTY値と見なして、対応するDUTY値を、第2電動ポンプ20の基本DUTY値として求める。すなわち、制御部70は、まず、ステップ#02において算出した目標流量を、図3における「第2電動ポンプの流量」と読み替えて、対応する流量の位置にプロットする。制御部70は、次に、このプロットした位置から水平方向右側にスライドして第1電動ポンプ10のDUTY値が0%である場合の特性線と交差する位置を求める。そして、制御部70は、この交差する位置から更に鉛直方向下側にスライドして横軸と交差する位置が示す第2電動ポンプ20のDUTY値を第2電動ポンプ20の基本DUTY値とする。もちろん、第1電動ポンプ10及び第2電動ポンプ20の夫々の基本DUTY値を、予め他のマップを用いて規定するものとしても良い。
そして、制御部70は、図2のマップを再び参照して、上述のように算出した第2電動ポンプ20の基本DUTY値を、第2電動ポンプ20のDUTY値と読み替え、ステップ#01において算出したシリンダヘッドSHに流通させる冷媒の目標流量と、第2電動ポンプ20のDUTY値(算出した第2電動ポンプ20の基本DUTY値)とを、図2のマップに当て嵌めて第1電動ポンプ10に対する第2電動ポンプ20の影響を補償したDUTY値(以下「第1電動ポンプ10の補償DUTY値」)を算出する(ステップ#05)。具体的には、制御部70は、まず、ステップ#01において算出した目標流量を、図2の縦軸の「第1電動ポンプの流量」と読み替え、対応する流量の位置にプロットする。制御部70は、次に、第2電動ポンプ20の基本DUTY値を、図2の「第2電動ポンプのDUTY値」と読み替え、プロットした位置から水平方向右側にスライドして、「第2電動ポンプのDUTY値」毎に示された各特性線のうち、読み替えた第2電動ポンプ20のDUTY値に対応するDUTY値の特性線と交差する位置を求める。そして、制御部70は、この位置から更に鉛直方向下側にスライドして横軸と交差する位置が示す第1電動ポンプ10のDUTY値を、第1電動ポンプ10の補償DUTY値として算出する。
また、制御部70は、図3のマップを再び参照して、算出した第1電動ポンプ10の基本DUTY値を、第1電動ポンプ10のDUTY値と読み替え、ステップ#02において算出したシリンダブロックSBに流通させる冷媒の目標流量と、第1電動ポンプ10のDUTY値(算出した第1電動ポンプ10の基本DUTY値)とを、図3のマップに当て嵌めて第2電動ポンプ20に対する第1電動ポンプ10の影響を補償した補償DUTY値(以下「第2電動ポンプ20の補償DUTY値」)を算出する(ステップ#05)。具体的には、制御部70は、まず、ステップ#02において算出した目標流量を、図3の縦軸の「第2電動ポンプの流量」と読み替え、対応する流量の位置にプロットする。制御部70は、次に、第1電動ポンプ10の基本DUTY値を、図3の「第1電動ポンプのDUTY値」と読み替え、プロットした位置から水平方向右側にスライドして、「第1電動ポンプのDUTY値」毎に示された各特性線のうち、読み替えた第1電動ポンプ10のDUTY値に対応するDUTY値の特性線と交差する位置を求める。そして、制御部70は、この位置から更に鉛直方向下側にスライドして横軸と交差する位置が示す第2電動ポンプ20のDUTY値を、第2電動ポンプ20の補償DUTY値として算出する。
制御部70は、ステップ#05において算出した第1電動ポンプ10の補償DUTY値及び第2電動ポンプ20の補償DUTY値に基づき、第1電動ポンプ10及び第2電動ポンプ20を駆動する(ステップ#06)。この制御はエンジンEが停止される条件が満たされるまでの間(ステップ#07:Yes)、繰り返し行われる。
また、ステップ#03において、シリンダヘッドSH及びシリンダブロックSBに流通させる冷媒の流量が共にゼロである場合には(ステップ#03:No)、制御部70は第1電動ポンプ10及び第2電動ポンプ20の夫々のDUTY値をゼロに設定し(ステップ#08)、ステップ#07へと処理を進める。
更に、ステップ#04において、制御部70は、第1電動ポンプ10及び第2電動ポンプ20の一方のみを作動する場合には(ステップ#04:No)、ステップ#01において算出したシリンダヘッドSHに流通させる冷媒の目標流量及びステップ#02において算出したシリンダブロックSBに流通させる冷媒の目標流量のうち、ゼロでない方の目標流量に基づき、駆動対象の電動ポンプのDUTY値を算出する(ステップ#09)。かかる場合、他方の電動ポンプは駆動されないので、一方の電動ポンプの流量に影響はない。このため、補償DUTY値は算出しなくて良い。したがって、制御部70は、ステップ#09において算出したDUTY値に基づき、対象となる電動ポンプを駆動する(ステップ#10)。上述した制御部70による制御(すなわち、ステップ#01からステップ#10(ステップ#07は除く)にかかる一連の制御)はエンジンEが停止される条件が満たされるまでの間(ステップ#07:Yes)、繰り返し行われる。
以上のように本エンジン冷却装置100によれば、シリンダヘッドSHとシリンダブロックSBとを夫々、燃費に対して最適な温度に維持しつつ、適切に冷却することが可能となる。したがって燃費向上に適したエンジン冷却装置100を実現することが可能となる。また、第1電動ポンプ10はシリンダヘッドSHのみを冷却する冷却能力を持たせ、第2電動ポンプ20はシリンダブロックSBのみを冷却する冷却能力を持たせるだけで良いので、夫々の電動ポンプを小型化することができる。したがって、大型のポンプを1つだけ用いる場合に比べて、重量を低減できるので燃費の向上に繋がると共に、低コストで実現することができる。
〔その他の実施形態〕
上記実施形態では、第1電動ポンプ10の吐出量が、第2電動ポンプ20の吐出量よりも多く設定されてあるとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではない。第1電動ポンプ10と第2電動ポンプ20との吐出量を同じように設定し、第2流路2の流水抵抗を第1流路1の流水抵抗よりも大きくする構成とすることも可能である。かかる場合でも、第1流路1を流通する冷媒よりも少ない量の冷媒を、第2電動ポンプ20により、第2流路2に流通させるよう構成することが可能である。
上記実施形態では、第2流路連通路29が、第2流路2に流入する冷媒のみが流通するシリンダブロック側流路45及び第2流路2から流出した冷媒のみが流通する第2下流側連通路21を有し、逆止弁30がシリンダブロック側流路45に設けられるとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではない。例えば、図5に示すように、逆止弁30を第2下流側連通路21に設けることも可能である。更には、逆止弁30をシリンダブロック側流路45及び第2下流側連通路21の夫々に設けることも可能である。
また、上記実施形態では、サーモ弁50の上流側においてシリンダヘッド側流路44とシリンダブロック側流路45とが分岐するとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではない。例えば、図6に示されるようにシリンダヘッド側流路44とシリンダブロック側流路45とがサーモ弁50の下流側において分岐するように構成することも当然に可能である。
上記実施形態では、ラジエータ40をバイパスするバイパス通路42が設けられるとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではない。バイパス通路42に代えて、第1下流側連通路11と第1電動ポンプ10の流入口(サーモ弁50の流出口)との間にヒータを有する循環流路を備えることも可能である。また、バイパス通路42と共に、当該循環流路を備えることも可能である。
上記実施形態では、サーモ弁50がシリンダヘッド側流路44に設けられているとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではない。図7に示されるように、サーモ弁50を第1下流側連通路11に設けることも可能である。かかる場合、サーモ弁50とシリンダヘッド側流路44との間にヒータ77を有する循環流路78を設けると好適である。
上記実施形態では、エンジン冷却装置100について説明した。本発明にあっては、このようなエンジン冷却装置100を制御するエンジン冷却装置の制御方法も権利範囲としている。すなわち、上述したエンジン冷却装置において、第1流路1に流通させる冷媒の流量と第2電動ポンプ20に通電されている通電量との関係に基づいて第1電動ポンプ10に通電する通電量を制御し、第2流路2を流通させる冷媒の流量と第1電動ポンプ10に通電されている通電量との関係に基づいて第2電動ポンプ20に通電する通電量を制御するエンジン冷却装置の制御方法も権利範囲である。このような制御は、上述した制御部70により行うことが可能である。
本発明は、エンジンのシリンダヘッド及びシリンダブロックを冷却するエンジン冷却装置に用いることが可能である。
1:第1流路
2:第2流路
10:第1電動ポンプ
20:第2電動ポンプ
21:第2下流側連通路(下流側流通路)
29:第2流路連通路
30:逆止弁
45:シリンダブロック側流路(上流側流通路)
70:制御部
100:エンジン冷却装置
E:エンジン
SB:シリンダブロック
SH:シリンダヘッド

Claims (5)

  1. エンジンのシリンダヘッドに設けられた第1流路に冷媒を流通させる第1電動ポンプと、
    前記エンジンのシリンダブロックに設けられた第2流路に前記第1流路を流通する前記冷媒よりも少ない量の冷媒を流通させる第2電動ポンプと、
    前記第2流路と連通し、且つ、前記第2流路のみから流出した冷媒を流通させる又は前記第2流路のみに冷媒を流入させる第2流路連通路に設けられ、前記第2流路における前記冷媒の逆流を防止する逆止弁と、
    前記第1流路を流通した冷媒と前記第2流路を流通した冷媒とが合流して流通されるラジエータと、
    を備えたエンジン冷却装置。
  2. 前記第1電動ポンプの吐出量が、前記第2電動ポンプの吐出量よりも多く設定される請求項1に記載のエンジン冷却装置。
  3. 前記第2流路連通路が、前記第2流路に流入する冷媒のみが流通する上流側流通路及び前記第2流路から流出した冷媒のみが流通する下流側流通路を有し、前記逆止弁が前記上流側流通路及び前記下流側流通路の少なくとも一方に設けられる請求項1又は2に記載のエンジン冷却装置。
  4. 前記第1流路に流通させる冷媒の流量と前記第2電動ポンプに通電されている通電量との関係に基づいて前記第1電動ポンプに通電する通電量を制御し、前記第2流路を流通させる冷媒の流量と前記第1電動ポンプに通電されている通電量との関係に基づいて前記第2電動ポンプに通電する通電量を制御する制御部が備えられている請求項1から3のいずれか一項に記載のエンジン冷却装置。
  5. エンジンのシリンダヘッドに設けられた第1流路に冷媒を流通させる第1電動ポンプと、前記エンジンのシリンダブロックに設けられた第2流路に前記第1流路を流通する前記冷媒よりも少ない量の冷媒を流通させる第2電動ポンプと、前記第2流路と連通し、且つ、前記第2流路のみから流出した冷媒を流通させる又は前記第2流路のみに冷媒を流入させる第2流路連通路に設けられ、前記第2流路における前記冷媒の逆流を防止する逆止弁と、前記第1流路を流通した冷媒と前記第2流路を流通した冷媒とが合流して流通されるラジエータと、を備えたエンジン冷却装置の制御方法であって、
    前記第1流路に流通させる冷媒の流量と前記第2電動ポンプに通電されている通電量との関係に基づいて前記第1電動ポンプに通電する通電量を制御し、前記第2流路を流通させる冷媒の流量と前記第1電動ポンプに通電されている通電量との関係に基づいて前記第2電動ポンプに通電する通電量を制御するエンジン冷却装置の制御方法。
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