JP2015058197A - 軽量本格的碁盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】 耐水性が良好で、机などの平坦な載置面上で移動することなく安定に載置することができるとともに、碁石を置くときに、木の感触で良好な安定感を得ることができるという、机上で使用可能で正規の碁盤と変わらない大きさの機能を有し軽く、扱い易い軽量本格的碁盤を提供する。
【解決手段】 軽量本格的碁盤(1)は、耐水性の紙から成る、正規の碁盤の碁盤表面を再現した碁盤格子を構成する印刷層(14)が印刷された表面シート(4)を、新建材の基板(2)の基板表面(9)に貼付けて成る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、机上で使用可能で正規の碁盤と変わらない大きさの機能を有し軽く、扱い易い軽量本格的碁盤に関する。
従来から、囲碁というものは、和室の畳の上で行われる場合が多いため、正規の碁盤は厚みのある木製の板に4つの脚を設けて、重くかつ盤面を高くしているものが重宝されて多用されていたが、近年は、椅子、机の生活となり、囲碁クラブでは、厚い板盤で脚のある重い碁盤は敬遠され、脚のない板盤だけものが多く利用されている。
また、自治会などの囲碁クラブの練習においても、厚みが3〜5cm程度の折畳み式の木製板から成る碁盤が多く使用され、脚の付いた正規の碁盤を使うことはない。その理由としては、正規の碁盤は持ち運びが大変であり、また木製の碁盤に代わる適当なものがないことによる。すなわち、従来技術の碁盤では、(a)重く、持ち運びにくく、設置および片付け作業に多くの労力を要し、(b)木の感触が出ないので、打った石がずれやすく、(c)安定が悪いために動きやすく、(d)木製の碁盤を合成樹脂によって製造すると、重量が大きくなり、(e)碁盤表面の強度が低いために、長期にわたって使用することができない、という問題がある。
類似の他の従来技術は、たとえば特許文献1に開示されている。この従来技術では、2枚の碁盤半体の裏面に、1枚のシート体を貼着して各碁盤半体が互いに連結された状態で折畳み自在な、安定性の向上された碁盤が提案されている。
2枚の碁盤半体の裏面に貼着されるシート体は、厚さ0.3mm〜1mm程度の可撓性を有する塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂製のシートから成る。
実用新案登録第3095597号公報
前述の他の従来技術の碁盤は、薄く軽量であるとともに碁盤の平面性が低いため、持運びが容易であるが、机などの平坦な載置面上に載置して使用するとき、前記碁盤が載置された机の表面に対して滑り易く、碁盤が容易に移動してしまうという、前述の第1の従来技術と同様な問題がある。また前記従来技術の碁盤は、碁盤表面に耐水性がなく、汚れ易いものであるので、長期にわたって使用することができないという問題がある。また前記従来技術の碁盤は、各碁盤半体の表面に碁盤格子が形成されるので、木の感触が得られず、碁石が滑り易く、碁石を置いたときの安定感が悪いという問題がある。
本発明の目的は、前述の第1の従来技術および前述の他の従来技術の問題を解決し、耐水性が良好で、机などの平坦な載置面上で移動することなく安定に載置することができるとともに、碁石を置くときに、木の感触で良好な安定感を得ることができるという、机上で使用可能で正規の碁盤と変わらない大きさの機能を有し軽く、扱い易い軽量本格的碁盤を提供することである。
本発明は、耐水性の紙から成る正規の碁盤の碁盤格子が印刷されたシートを、新建材の基板の表面に貼付けて成る軽量本格的碁盤である。
また本発明の軽量本格的碁盤において、前記シートは、前記基板の側面から裏面にわたって折り曲げられて、基板にくるみ貼りされていることを特徴とする。
また本発明の軽量本格的碁盤において、前記基板の裏面には、前記シートと同じ材質である耐水性の紙から成る裏面シートが貼付けられていることを特徴とする。
また本発明の軽量本格的碁盤において、前記基板の裏面には、前記裏面シート上に、滑り止め材が貼着されていることを特徴とする。
また本発明の軽量本格的碁盤において、前記基板は、碁盤格子に沿って細長く延びる同一寸法形状の一対の碁盤半体から成り、
前記一対の碁盤半体は、製本テープによって補強された状態で折り曲げ自在に連結されていることを特徴とする。
本発明によれば、軽量本格的碁盤は、シートが新建材の基板の表面に貼付けられて構成されている。この基板に貼付けられるシートは、耐水性の紙から成り、正規の碁盤の碁盤格子が印刷されたものである。基板が新建材によって構成されているので、軽量化が図れ、かつ軽量本格的碁盤に碁石を載置したときに木の感触が得られるとともに、机などの平坦な載置面上で移動することなく安定に載置することができる。
また、基板に貼付けられるシートは、耐水性の紙から成り、正規の碁盤の碁盤格子が印刷されたものであるので、耐水性が良好で汚れ難いものとなり、長期にわたって使用することができる。
したがって、本発明の軽量本格的碁盤は、机上で使用可能で正規の碁盤と変わらない大きさの機能を有し、軽くて扱い易く、本格的な囲碁を楽しむことができる碁盤を実現することができる。
また本発明によれば、基板に貼付けられるシートは、基板の側面から裏面にわたって折り曲げられて、基板にくるみ貼りされている。また、基板の裏面には、前記シートと同じ材質である耐水性の紙から成る裏面シートが貼付けられている。これによって、たとえば、軽量本格的碁盤を立てかけて保管した場合であっても、反りなどの変形が発生するのを防止することができるとともに、シートが基板から剥がれること、および角部が損傷することを防止することができる。
また本発明によれば、基板の裏面には、裏面シート上に、滑り止め材が貼着されている。これによって、軽量本格的碁盤を、机などの平坦な載置面上で移動することなく安定に載置することができる。
また本発明によれば、基板は、碁盤格子に沿って細長く延びる同一寸法形状の一対の碁盤半体から成り、一対の碁盤半体は、製本テープによって補強された状態で折り曲げ自在に連結されている。これによって、軽量本格的碁盤を折り曲げ自在とした上で、平坦状に展開した使用時において折り曲げ部分に段差がなく、製本テープの補強効果によって、繰り返される折り曲げに十分耐えることができる。
本発明の一実施形態の軽量本格的碁盤1の構成を示す一部の拡大断面図である。 軽量本格的碁盤1の外観全体を示す斜視図である。 表面シート4の展開図である。 表面シート4と裏面シート6との関係を示す分解斜視図である。 軽量本格的碁盤1の底面図である。 滑り止め材8の構成を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態の軽量本格的碁盤1aを示す斜視図である。 図7に示す軽量本格的碁盤1aの底面図である。 軽量本格的碁盤1aを折畳んだ状態を示す斜視図である。 軽量本格的碁盤1aの構成を示す図であり、図10(a)は一部の拡大断面図を示し、図10(b)は図9の切断面線VII−VIIから見た断面図を示す。
図1は、本発明の一実施形態の軽量本格的碁盤1の構成を示す一部の拡大断面図であり、図2は軽量本格的碁盤1の外観全体を示す斜視図であり、図3は表面シート4の展開図であり、図4は表面シート4と裏面シート6との関係を示す分解斜視図であり、図5は軽量本格的碁盤1の底面図であり、図6は滑り止め材8の構成を示す斜視図である。なお、図1は、図解を容易にするため、軽量本格的碁盤1が厚み方向に拡大して示されている。
本実施形態の軽量本格的碁盤1は、個人の自宅、集合所、学校、病院、養護施設、介護施設などにおいて、複数枚をまとめて保管する場合に有利に実施することができる。軽量本格的碁盤1は、平面視の寸法が正規の碁盤と同一の、図2で示されるL1×L2が約455mm×約410mmの矩形であり、かつ厚さD1が約4mm〜7mm程度の新建材から成る基板2と、可撓性を有し、基板2に接着剤3aによってくるみ貼りされるシート体である表面シート4と、表面シート4がくるみ貼りされた基板2に裏側から接着剤5aによって貼付けられる裏面シート6と、裏面シート6が貼付けられた基板2に裏側から両面接着テープ7によって貼付けられる複数の帯状の滑り止め材8A,8B,8C,8D(以下、滑り止め材を総称するときには「滑り止め材8」という)とを含んで構成される。前記接着剤3a,5aは、硬化することによって接着層3,5を形成する。
基板2は、新建材から成る。新建材としては、木質繊維を原料とする成型板(ファイバーボード)の一種である中密度繊維板(Medium Density Fiber Board;略称MDF)、ダウ化工株式会社製のザ・スリム(登録商標)、一体押出成形によるポリプロピレン製の中空構造板であるプラダンシート、硬質ウレタンやポリエステル等から成るポリプレート、発泡ポリスチレンボードであるデコパネ(登録商標)、ベニヤ板を用いることができる。
基板2を構成する新建材としては、上記の中でも、中密度繊維板を用いることが好ましい。その理由は、中密度繊維板が、同じ木材チップ材を原料とするパーティクルボードや配向性ストランドボード(OSB)に比べて構成要素(セグメント)が小さく、表面だけでなく木口部分も平滑であり、木材の様に軽量で高い加工性を持ち、かつ、木材特有の反りや乾燥割れなどの癖が少なく、均質で極めて安価であるからである。
基板2に表面シート4を貼付けるための接着剤3a、および、基板2に裏面シート5を貼付けるための接着剤5aは、たとえば酢酸ビニル樹脂を主成分とする水性系接着剤である、いわゆる木工用接着剤が用いられる。
基板2の4辺の上縁辺部2aおよび下縁辺部2bは、たとえば曲率半径Rが1〜2mm程度の1/4円を成して各辺に沿って延びる、外方に凸に湾曲した湾曲面によって面取り
されている。
表面シート4は、耐水性の紙から成る、正規の碁盤の碁盤格子が印刷されたものである。また、表面シート4は、基板2の側面から裏面にわたって折り曲げられて、基板2にくるみ貼りされている。
表面シート4を構成する耐水性の紙としては、ストーンペーパーなどを用いることができる。ストーンペーパーは、原料に木材チップやケナフなどを使用せず、石から抽出した無機鉱物粉末から成る。このようなストーンペーパーとしては、株式会社TBM製のKeeplus(登録商標)RPDシリーズを用いることができる。
また、表面シート4は、基板2の一方の基板表面9に前記接着剤3aによって貼付けられる矩形の基部4aと、基部4aの4辺にそれぞれ連なり、基板2の厚み方向(図1の上下方向)に延びる各側面10a〜10dに両面粘着テープによってそれぞれ貼付けられる側面折返し部4b1〜4b4と、各側面折返し部4b1〜4b4にそれぞれ連なり、基板2の他方の基板表面である裏面11に両面粘着テープによってそれぞれ貼付けられる裏面折返し部4c1〜4c4とを有する。
表面シート4は、図3の展開図に示すように、基部4a、側面折返し部4b1〜4b4、および裏面折返し部4c1〜4c4が一体的に形成される1枚のシートであり、この1枚のシートを図4に示すように折り曲げて、基板2にくるみ貼りされている。
表面シート4の基部4aには、正規の碁盤の碁盤格子が印刷されている。すなわち、表面シート4の基部4aには、正規の碁盤表面を再現した、19本×19本の碁盤格子を構成する印刷層14が印刷により形成されている。ここで、碁盤格子の最外格子の寸法は、正規の碁盤と同一の、図2で示されるL3が約425mmであり、L4が約390mmである。また、基板2の周縁端部から碁盤格子の最外格子までの寸法は、正規の碁盤と同一の、図2で示されるL5が約10mmであり、L6が15mmである。また、碁盤格子で囲まれる1つの碁盤目の寸法は、正規の碁盤と同一の、図2で示されるL7×L8が約23.6mm×約21.7mmである。
なお、表面シート4の基部4aに正規の碁盤の碁盤格子を形成する印刷方法としては、正規の碁盤の表面を写真撮影し、その撮影した写真に基づいた印刷用製版を作製して印刷が行われる。
さらに、表面シート4の基部4aには、碁盤格子を構成する印刷層14の上に、ラッカー塗料などの透明なコーティング剤が塗布され、このコーティング剤が硬化して被覆層13が形成される。このような被覆層13によって、碁石の当接などによって基部4aの損傷が防がれるとともに、基部4aに印刷された、碁盤格子を構成する印刷層14の損傷が防がれる。
なお、表面シート4の基部4a上に形成される碁盤格子を構成する印刷層14は、印刷によって形成されることに限定されるものではなく、カラーコピーによって形成してもよい。
基板2の裏面11に貼付けられた裏面シート6は、表面シート4と同じ材質である耐水性の紙から成る。また、基板2の裏面11には、裏面シート6上に、幅寸法が約10mmの帯状の滑り止め材8A,8B,8C,8Dが貼付けられている。
滑り止め材8A,8B,8Cは、両面粘着テープ7によって図5の左右方向である幅方
向に間隔をあけて中央と両側部にそれぞれ貼付けられる。また、滑り止め材8Dは、基板2の周縁端部から約5mmの間隔をあけて、基板2の外周縁に沿って全周にわたって、両面粘着テープ7によって貼付けられる。両面粘着テープ7は、可撓性を有する合成樹脂フィルムから成る基層7aと、基層7aの両面にそれぞれ形成される粘着層7b,7cとを有する。粘着層7b,7cは、たとえばアクリル系接着剤から成る。
前記滑り止め材8は、図1および図6に示すように、可撓性を有する合成樹脂製のシートまたは紙から成る基層8aと、基層8aの一表面上に積層される粘着剤から成る粘着層8bと、粘着層8bの一表面に積層される、たとえばポリエステルなどの発泡合成樹脂から成る表層8cとを有する。前記粘着層8bは、たとえばゴム系接着剤から成る。
滑り止め材8の表層8cは、図6に示すように凹凸形状に形成されているので、このような滑り止め材8の表層8cが机などの平坦面上に接触することによって、外力に対して大きな静止摩擦力を発生し、軽量本格的碁盤1の移動を抑制することができる。
以上のように、本実施形態の軽量本格的碁盤1は、表面シート4が新建材の基板2の基板表面9に貼付けられて構成されている。この基板2に貼付けられる表面シート4は、耐水性の紙から成り、正規の碁盤表面が印刷されたものである。基板2が新建材によって構成されているので、軽量化が図れ、かつ軽量本格的碁盤1に碁石を載置したときに木の感触が得られるとともに、机などの平坦な載置面上で移動することなく安定に載置することができる。
また、基板2に貼付けられる表面シート4は、耐水性の紙から成り、正規の碁盤の碁盤格子が印刷されたものであるので、耐水性が良好で汚れ難いものとなり、長期にわたって使用することができる。
したがって、本実施形態の軽量本格的碁盤1は、机上で使用可能で正規の碁盤と変わらない大きさの機能を有し、軽くて扱い易く、本格的な囲碁を楽しむことができる碁盤を実現することができる。
また本実施形態の軽量本格的碁盤1では、基板2に貼付けられる表面シート4は、基板2の側面から裏面11にわたって折り曲げられて、基板2にくるみ貼りされている。また、基板2の裏面11には、表面シート4と同じ材質である耐水性の紙から成る裏面シート6が貼付けられている。これによって、たとえば、軽量本格的碁盤1を立てかけて保管した場合であっても、反りなどの変形が発生するのを防止することができるとともに、表面シート4および裏面シート6が基板から剥がれること、および角部が損傷することを防止することができる。
また本実施形態の軽量本格的碁盤1では、基板2の裏面11には、裏面シート6上に、滑り止め材8が貼着されている。これによって、軽量本格的碁盤1を、机などの平坦な載置面上で移動することなく安定に載置することができる。
図7は、本発明の他の実施形態の軽量本格的碁盤1aを示す斜視図であり、図8は図7に示す軽量本格的碁盤1aの底面図であり、図9は軽量本格的碁盤1aを折り畳んだ状態を示す斜視図であり、図10は軽量本格的碁盤1aの構成を示す図である。なお、図10(a)は軽量本格的碁盤1aの一部の拡大断面図であり、図10(b)は図9の切断面線VII−VIIから見た断面図である。なお、前述の実施形態と対応する部分には同一の参照符を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態の軽量本格的碁盤1aでは、碁盤格子に沿って細長く延びる同一寸法形状の
一対の碁盤半体2a,2bによって基板2が構成される。一対の碁盤半体2a,2bの互いに隣接して配置される一側部が製本テープ15,16によって補強された状態で折り曲げ自在に粘着され、折り畳み可能な軽量本格的碁盤1aが構成される。このような製本テープ15,16によって折り曲げ自在に連結された一対の碁盤半体2a,2bによって基板2が構成され、前述の軽量本格的碁盤1と同様に、設置状態で高い安定性を有し、碁石などに対して損傷しにくい軽量本格的碁盤1aが実現される。
本実施形態の軽量本格的碁盤1aにおいて、一対の碁盤半体2a,2bは、製本テープ15,16によって補強された状態で折り曲げ自在に連結されているので、軽量本格的碁盤1aを折り曲げ自在とした上で、平坦状に展開した使用時において折り曲げ部分に段差がなく、製本テープ15,16の補強効果によって、繰り返される折り曲げに十分耐えることができる。
なお、本実施形態の軽量本格的碁盤1aは、正規の碁盤表面を再現した、碁盤格子を構成する印刷層14が印刷された表面シート4側が内側となるように、折り畳み可能である。これによって、軽量本格的碁盤1aを折り畳んだ状態で保管する場合に、表面シート4上に印刷された碁盤格子を構成する印刷層14の損傷が防がれる。
また、本実施形態の軽量本格的碁盤1aでは、滑り止め材8A,8B,8C,8Dが各碁盤半体2a,2bの両側部に平行に貼り付けられ、滑り止め材8Eが一対の碁盤半体2a,2bによって構成される基板2の周縁端部から約5mmの間隔をあけて、基板2の外周縁に沿って全周にわたって貼り付けられる。これによって軽量本格的碁盤1aを平坦状に展開した状態で机などの載置面に載置したとき、軽量本格的碁盤1aが均一に机の載置面上に支持され、遊技者の接触によって移動することが防がれ、高い平面性を保った状態で遊技を行うことができる。
本発明の軽量本格的碁盤の技術思想は、碁盤だけでなく、将棋、チェス、オセロなどの盤上で行うためのゲーム用具に適用することができ、同様な効果を奏することができる。
1 軽量本格的碁盤
2 基板
3a,5a 接着剤
4 表面シート
6 裏面シート
7 両面接着テープ
8 滑り止め材
15,16 製本テープ

Claims (5)

  1. 耐水性の紙から成る正規の碁盤の碁盤格子が印刷されたシートを、新建材の基板の表面に貼付けて成る軽量本格的碁盤。
  2. 前記シートは、前記基板の側面から裏面にわたって折り曲げられて、基板にくるみ貼りされていることを特徴とする請求項1に記載の軽量本格的碁盤。
  3. 前記基板の裏面には、前記シートと同じ材質である耐水性の紙から成る裏面シートが貼付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の軽量本格的碁盤。
  4. 前記基板の裏面には、前記裏面シート上に、滑り止め材が貼着されていることを特徴とする請求項3に記載の軽量本格的碁盤。
  5. 前記基板は、碁盤格子に沿って細長く延びる同一寸法形状の一対の碁盤半体から成り、
    前記一対の碁盤半体は、製本テープによって補強された状態で折り曲げ自在に連結されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の軽量本格的碁盤。
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