JP2015054449A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】規制手段を備えているためにロール状印刷媒体のセット作業の作業性が悪い。
【解決手段】印刷媒体2と記録ヘッド11との距離を所定の範囲に規制する規制手段301を備え、規制手段301は、糸状部材からなる規制部材304を有し、規制部材304は、媒体搬送方向上流側で一端部が保持部材305で保持され、媒体搬送方向下流側で他端部が保持部材306で保持されて配置され、保持部材305を対向ローラ24を移動させるホルダ部材45に保持することで、規制部材304の一端部は印刷媒体2の搬送面から離れる方向に移動可能に配置され、規制部材304は、印刷媒体2の搬送面から離れる方向に移動されるときに長くなり、印刷媒体2の搬送面に近づく方向に移動されるとき短くなるように長さが変化する。
【選択図】図6

Description

本発明は画像形成装置に関する。
テープ、台紙なしラベル紙など、粘着面を有し、粘着面に剥離紙が付いていないロール状印刷媒体(以下、「ライナーレスラベル紙」ともいう。)或いはその他のロール状印刷媒体に対して印刷を行い、印刷後所要の長さに切断して印刷媒体片(以下、「ラベル片」ともいう。)とするラベルプリンタなどの画像形成装置が知られている。
なお、本発明は液体吐出記録方式の画像形成装置に限定されるものではないが、以下では液体吐出記録方式の画像形成装置で説明する。
従来の画像形成装置として、例えば、被記録媒体をプラテン部材で画像形成手段に対向して案内する構成であって、プラテン部材上を搬送される被記録媒体をガイドするガイド部材や用紙を押さえる用紙押さえ部材を、媒体搬送方向と直交する方向に移動可能に配置したものが知られている(特許文献1、2)
特開平6−297798号公報 実開昭63−197156号公報
ところで、上述したロール状印刷媒体を使用する画像形成装置にあっては、ロール体から印刷媒体を引き出して搬送手段にセットしなければならない。
そのため、搬送手段を構成しているプラテン部材(搬送ガイド部材)やベルト状部材と画像形成手段との間に、上述した用紙押さえ部材など、被記録媒体の上方から画像形成手段との距離を所定の範囲に規制する規制部材が配置されていると、印刷媒体のセット時にこの規制部材が印刷媒体と干渉して、印刷媒体のセット作業の作業性が悪くなる。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、被記録媒体と画像形成手段とのギャップを維持できるようにしつつ、ロール状印刷媒体のセット作業の作業性を向上することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
ロール状印刷媒体と、
前記印刷媒体に画像を形成する画像形成手段と、
前記印刷媒体を前記画像形成手段に対向して搬送する搬送手段と、
前記印刷媒体と前記画像形成手段との距離を所定の範囲に規制する規制手段と、を備え、
前記規制手段は、糸状部材からなる規制部材を有し、
前記規制部材は、前記画像形成手段より媒体搬送方向上流側で一端部が支持され、前記画像形成手段より媒体搬送方向下流側で他端部が支持されて配置され、
前記規制部材の一端部及び他端部のいずれかは、前記印刷媒体の搬送面から離れる方向に移動可能に配置され、
前記規制部材は、前記印刷媒体の搬送面から離れる方向への移動に伴い長さが変化する
構成とした。
本発明によれば、被記録媒体と画像形成手段とのギャップを維持できるようにしつつ、ロール状印刷媒体のセット作業の作業性を向上することができる。
本発明に係る画像形成装置の一例の機構部の説明図である。 印刷媒体の説明に供する要部正面説明図である。 同画像形成装置における印刷媒体のセット方法の説明に供する斜視説明図である。 同じく印刷媒体のセット方法の説明に供する斜視説明図である。 本発明の第1実施形態の説明に供する要部正面説明図である。 同じく媒体セット時の要部正面説明図である。 同じく図6の平面説明図である。 同じく規制手段の説明に供する説明図である。 本発明の第2実施形態の説明に供する平面説明図である。 同じく作用説明に供する平面説明図である。 本発明の第3実施形態の説明に供する説明図である。 同じく平面説明図である。 同じく加圧コロの斜視説明図である。 本発明の第4実施形態の説明に供する説明図である。 本発明の第5実施形態の説明に供する説明図である。 本発明の第6実施形態の説明に供する説明図である。 本発明の第7実施形態の説明に供する説明図である。 同じく平面説明図である。 本発明の第8実施形態の説明に供する説明図である。 本発明の第9実施形態の説明に供する平面説明図である。 本発明の第10実施形態の説明に供する説明図である。 同じく規制部材の交換の説明に供する説明図である。 本発明の第11実施形態の説明に供する平面説明図である。 同じく図23を矢印H方向から見た説明図である。 本発明の第12実施形態の説明に供する説明図である。 本発明を適用する画像形成装置の他の例の機構部の正面説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係る画像形成装置の一例について図1及び図2を参照して説明する。図1は同画像形成装置の機構部の正面説明図、図2は印刷媒体の説明に供する要部正面説明図である。
この画像形成装置は、装置本体100内に、給紙装置となる給紙部101と、画像形成手段である画像形成部102と、搬送手段である搬送部103と、排紙搬送手段である排紙部104とを備えている。また、画像が形成された印刷媒体2を装置本体100の外部に排出する排出口部である排出口105が設けられている。
給紙部101には、印刷媒体2をロール状に巻き回したロール体4が装填される。
ここで、印刷媒体2は、図2に示すように、画像を形成可能な媒体(以下、「印刷面」ともいう。)2aの一面に粘着層(以下、「粘着面」という。)2bを形成した連続体である。そして、この印刷媒体2は、粘着面2bに台紙(剥離紙、セパレータ)を貼り付けていない状態でロール状にしたライナーレスラベル紙である。なお、本実施形態ではライナーレスラベル紙で説明するが、これに限るものではない。
ロール体4はスプール5に嵌め込まれ、スプール5は両端部をロールホルダ部材6に配置した第1ないし第3の回転体である第1のコロ111、第2のコロ112、第3のコロ113の三点で回転可能に保持されている。
なお、本件発明において、「スプール」とは芯部材と別体に設けられ、芯部材に嵌め込んで用いられる部材に限られず、ロールホルダ部材6,6で保持される部位であれば、ロール体4の芯部材と一体に形成されたものでもよい。また、ロール体4の芯部材を直接保持する場合は、このような芯部材も「スプール」に含まれる。
画像形成部102は、印刷媒体2に液滴を吐出する液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド11を搭載したキャリッジ12を備えている。キャリッジ12は、主ガイド部材13及び従ガイド部材14に移動可能に保持されて、印刷媒体2の搬送方向と直交する方向(主走査方向)に往復移動される。
ここでは、記録ヘッド11は2つのノズル列を有する液体吐出ヘッドであり、キャリッジ12に2つの記録ヘッド11を搭載している。そして、2つの記録ヘッド11の4列のノズル列で、それぞれブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色のインク液滴を吐出するようにしている。ただし、これに限るものではなく、またライン型ヘッドを使用することもできる。
また、記録ヘッド11に対するインク供給は、装置本体100に対して交換可能に装着されるインクカートリッジ15から供給チューブ16を介して所要の色のインクをキャリッジ12に搭載した図示しないヘッドタンクに供給し、ヘッドタンクから記録ヘッド11にインクを供給する方式としている。
また、記録ヘッド11の性能を維持回復するためのメンテナンス動作などで生じるインクの廃液は、装置本体100に対して交換可能に装着される廃液タンク17に排出されて収容される。
なお、画像形成部102は、液体吐出ヘッドの形態に限らず、接触および非接触で画像を形成する各種画像形成手段を用いることができる。
搬送部103は、記録ヘッド11の下方に、無端状の保護ベルト21が配置されている。保護ベルト21は、搬送ローラ22とテンションが付与された従動ローラ23とに周回移動可能に掛け回されている。ここでは、保護ベルト21の表面を搬送面ないし搬送路とする。
このとき、保護ベルト21は粘着面2bに対し粘着性を持たないことが好ましいが、搬送時に保護ベルト21から印刷媒体2が浮いてしまうことを防止するために粘着面2bに対し再剥離可能な程度の弱い被粘着性を有していてもよい。保護ベルト21を粘着面2bにあてがうことで粘着面2bを保護し、同時に粘着面2bが装置内に接触することが防止されることで搬送安定性が得られるとともに、保護ベルト21が粘着面2bから剥離可能であることから、印刷媒体2のみを排紙することが可能になる。
つまり、本実施形態では、保護ベルト21は印刷媒体2の粘着面2bを保護するとともに、印刷媒体2と一体となって排紙部104の手前まで搬送される。
搬送ローラ22に対向して対向ローラ24が配置されている。対向ローラ24は、軸46で回転可能に支持されているホルダ部材45に回転可能に設けられ、図示しないスプリングで搬送ローラ22側に押されている。
これらの搬送ローラ22と対向ローラ24とからなる搬送ローラ対(回転体対)によって、印刷媒体2と保護ベルト21とを一緒に挟み込んで、記録ヘッド11による画像形成領域に搬送する搬送手段を構成している。
また、保護ベルト21には多数の吸引孔が形成されている。そして、保護ベルト21の内側には、画像形成部102の記録ヘッド11に対向して、吸引孔を介して印刷媒体2を保護ベルト21の表面に向けて吸引する吸引ファン27が配置されている。
なお、ここでは、吸引によって保護ベルト21に印刷媒体2を吸着する構成としているが、これに限らず、静電力で吸着することもできる。また印刷媒体2の粘着面2bの粘着性を利用して保護ベルト21から浮かないように固定してもよい。
また、従動ローラ23側には、拍車コロ群28a,28bが拍車ホルダ28に保持されて配置されている。なお、拍車コロ群28a、28bは、それぞれが搬送方向と直交する方向に複数の拍車コロが配置されて構成されている。上流側の拍車コロ群28aは保護ベルト21に対向し、最下流側の拍車コロ群28cは排紙部104の受け部材30に対向する。
排紙部104は、保護ベルト21と拍車コロ群28bとの間から送り出された印刷媒体を案内する受け部材30の搬送方向下流側に、印刷媒体2を所望の長さに切断して印刷媒体片(ラベル片)200とする切断手段であるカッタユニット31が配置されている。
カッタユニット31は、印刷媒体2を受ける受け部材30の下流側端面で形成される下刃31bと、下刃との間で印刷媒体2を切断する切断刃(上刃:カッタ)31aとを有し、カッタ31aが搬送方向と直交する方向に移動することで印刷媒体2を切断する。
そして、カッタユニット31の下流側には、排紙ローラ32が配置されている。排紙ローラ32に対向して拍車コロ33が配置されている。これらの排紙ローラ32と拍車コロ33によって、カッタユニット31で切断された状態のラベル片200の先端を装置本体100の排出口部である排出口105に送り出した状態で保持する。
ここで、排紙ローラ32のラベル片200を保持する表面は、例えば非粘着性処理(粘着面が付着しない処理)を施して、ラベル片200の粘着面2bを剥離可能としている。この場合、排紙ローラ32自体を剥離可能な材質で形成することもできる。
また、印刷媒体2の有無を検知する用紙センサ34が配置されている。用紙センサ34はフォトセンサやメカニカルなレバーとフォトセンサの組合せなどで構成することができる。
本実施形態では、上述したように、印刷媒体2の粘着面2bを保護ベルト21側にして画像形成を行う構成で説明しているが、印刷媒体2の粘着面2bに画像形成を行う構成とすることもできる。この場合には、前述した対向ローラ24の表面に非粘着性処理(粘着面が付着しない処理)を施すことが好ましい。
このように構成した画像形成装置においては、給紙部101に装填されたロール体4から引き出された印刷媒体2と保護ベルト21とを、搬送ローラ22と対向ローラ24との間に一緒に挟み込む。
そして、搬送ローラ22を回転駆動することによって、印刷媒体2の粘着面2bが保護ベルト21で保護された状態で搬送され、画像形成部102の記録ヘッド11によって所望の画像が形成される。
画像が形成された印刷媒体2から保護ベルト21が剥離されて、印刷媒体2のみが排紙部104に送られ、カッタユニット31によって所要の位置で切断されてラベル片200となり、排紙ローラ32と拍車コロ33との間で、装置本体100の排出口105から抜き取り可能な状態で保持される。
次に、この画像形成装置における印刷媒体のセット方法について図3及び図4も参照して説明する。図3及び図4は同説明に供する斜視説明図である。
この画像形成装置では、給紙部101、搬送部103及び排紙部104は、搬送ユニット106としてユニット化し、装置本体100に出し入れ可能に装着している。なお、ここでは、搬送ユニット106は、装置本体100の操作パネル110が設けられた面の方向から出し入れ可能としている。
そして、ロール体4を新規に(或いは交換して)給紙部101に装填し、印刷媒体2を保護ベルト21上にセットするときには、まず、図3(a)に示す状態から図3(b)に示すように、装置本体100から搬送ユニット106を引き出す。
そして、図4(a)に示すように、対向ローラ24を上方に退避させて、対向ローラ24と搬送ローラ22との間を開放する。
その後、給紙部101に対して白抜き矢印D方向からロール体4を装填し、ロール体4から印刷媒体2を引き剥がしながら引出して、印刷媒体2の先端部を、対向ローラ24と搬送ローラ22との間を通過させて、保護ベルト21上の所要の位置にセットする。
そして、対向ローラ24を元の状態に戻して、搬送ローラ22と対向ローラ24との間に印刷媒体2と保護ベルト21とを一緒に挟み込む。
次いで、搬送ユニット106を図4(b)の白抜き矢印E方向に装置本体100内に押し込むことで、セット作業が完了する。
次に、本発明の第1実施形態について図5ないし図8を参照して説明する。図5は同実施形態の説明に供する要部正面説明図、図6は同じく媒体セット時の要部正面説明図、図7は同じく図6の平面説明図、図8は同じく規制手段の説明に供する説明図である。
本実施形態においては、印刷媒体2と画像形成手段であるヘッド11との距離を一定範囲に規制する規制手段301を備えている。規制手段301は、媒体搬送方向と直交する方向(主走査方向)では2つ配置されている。
規制手段301は、搬送される印刷媒体2と画像形成手段(記録ヘッド11)との間に媒体搬送方向に沿って配置された糸状部材である規制部材304を有している。
この規制部材304の媒体搬送方向上流側は保持部材305に保持され、規制部材304の媒体搬送方向下流側は保持部材306に保持されている。規制部材304は、これら2つの保持部材305、306によって張力が与えられた状態で配置されている。
保持部材305は、ホルダ部材45に主走査方向に配置されたガイドレール307に移動可能に支持されている。また、保持部材306は、記録ヘッド11の媒体搬送方向下流側で、主走査方向に配置されたガイドレール308に移動可能に支持されている。
なお、図示しないが、保持部材305、306は、ボールネジやタイミングベルトなどの移動手段によって主走査方向に移動される。このとき、2つの規制手段301は相互に離間する方向、接近する方向に移動されて、印刷媒体2のサイズ(幅)の変更に対応して印刷媒体2の幅方向端部位置を規制する。
ここで、規制手段301の規制部材304は長さが変化できるように保持部材305、306に保持されている。
すなわち、本実施形態では、規制部材304は、柔軟性を持った細い糸状部材(ここでは、「糸」を使用している。)である。
そして、図8に示すように、規制部材304の一端部側は、保持部材305内に設けられた巻取り手段310に巻き回されて保持され、他端部側は保持部材306に固定されている。巻取り手段310は、渦巻きばねなどによって、常時、規制部材304を巻き取る方向に力を作用させている。
このような構成において、ロール体4をセットするときには、図5に示すように対向ローラ24が搬送ローラ22側(保護ベルト21側)に接触している状態から、ホルダ部材45を回転させて、図4に示すように対向ローラ24を搬送ローラ22から離間させる。そして、ロール体4から引き出した印刷媒体2を対向ローラ24と搬送ローラ22との間を通して保護ベルト21上の所要の位置にセットする。
ここで、図6に示すように、ホルダ部材45の回転に同動して保持部材305も移動するので、規制部材304の媒体搬送方向上流側が持ち上がる。このとき、規制部材304は長さが変化できるように保持されているので、規制部材304の媒体搬送方向上流側は搬送面から離れる方向に移動することができる。なお、規制部材304の媒体搬送方向下流側は移動しないので、規制部材304は搬送面に対して斜めになる。
これにより、保護ベルト21の表面(搬送面)と規制部材304との間にユーザーが手を入れることができる空間を確保でき、印刷媒体2の保護ベルト21上へのセットを容易に行うことができる。
このようにして、被記録媒体と画像形成手段とのギャップを維持できるようにしつつ、ロール状印刷媒体のセット作業の作業性を向上することができる。
次に、本発明の第2実施形態について図9及び図10を参照して説明する。図9は同実施形態の説明に供する平面説明図、図10は同じく作用説明に供する平面説明図である。
本実施形態では、ホルダ部材45の回転を保持部材305の主走査方向への移動に変換する伝達機構313を備えている。伝達機構313は、プーリ、ベルト、軸314で構成されており、ホルダ部材45の回転が保持部材305の取り付けられた軸314に伝達されて軸314を回転させる。軸314には螺旋の溝が切られており、この螺旋の溝に移動可能にはめ合われている2つの保持部材305は、軸314の回転により互いが離間する方向にそれぞれ移動する。
このように構成したので、上述したように印刷媒体2をセットするときに、ホルダ部材45を上方に回転させると、伝達機構313を介して、ホルダ部材45の回転が保持部材305の主走査方向への移動に変換されて伝達される。
これによって、ホルダ部材45を上方に回転させると、保持部材305は、図10に示すように、互いに離間する方向に移動し、2つの規制部材304、304間を広げることができて、セット作業を行う空間が広がり、印刷媒体2のセット位置において規制部材304と印刷媒体2との干渉をなくす、もしくは低減することができ、作業性が向上する。なお、このときホルダ保持部材45に連動させて、保持部材306も主走査方向へ移動させる構成としてもよい。
次に、本発明の第3実施形態について図11ないし図13を参照して説明する。図11は同実施形態の説明に供する説明図、図12は同じく平面説明図、図13は同じく加圧コロの斜視説明図である。
本実施形態では、ホルダ部材45の媒体搬送方向下流側端部に印刷媒体2を加圧する加圧コロ41を回転可能に保持している。そして、規制部材304は加圧コロ41の軸部41aの下を通して保持部材305に保持している。
このように構成したので、規制手段301の規制部材304の高さが加圧コロ41の軸部41aの高さに制限される。つまり、ここでは、加圧コロ41の軸部41aが規制部材304の高さを制限する制限手段を兼ねている。
これによって、保持部材305を搬送面ギリギリの位置に配置する必要がなく、図8に示したような渦巻きバネを用いた巻き取り手段310のように容積をとる構成であっても、図11のように配置スペースにとらわれずに容易に配置することができる。
次に、本発明の第4実施形態について図14を参照して説明する。図14は同実施形態の説明に供する説明図である。
本実施形態では、保持部材305は主走査方向に移動可能に配置し、保持部材306は主走査方向の位置を固定している。
このように構成することで、下流側の保持部材306を移動させる機構が不要になって、構成が簡単になる。この場合、使用できる印刷媒体2のサイズは限定されるものの、前述したように規制部材304は長さが変化できるので、規制部材304を斜めに配置することである程度の印刷媒体2の幅の変化に対応することができる。
次に、本発明の第5実施形態について図15を参照して説明する。図15は同実施形態の説明に供する説明図である。
本実施形態では、給紙部101には、ロール体4の両側面を保持するフランジ部材55を有している。フランジ部材44はロール体4のサイズ(印刷媒体2のサイズ)に応じて移動される。
そこで、保持部材305は、給紙部101のロール体4の両側面を保持するフランジ部材55と連結手段314を介して連結し、フランジ部材55をロール体4のサイズに合わせて移動させるとき、保持部材305も連動して主走査方向に移動するようにしている。
これによって、印刷媒体2の幅に合わせた保持部材305の主走査方向位置の位置決めを容易に行うことができる。
次に、本発明の第6実施形態について図16を参照して説明する。図16は同実施形態の説明に供する説明図である。
ここでは、印刷媒体2をセットするときに印刷媒体2の先端位置を示す指標400が設けられている。
そこで、印刷媒体2をセットするとき、図16(a)に示すように、保持部材305、305を離間する方向に移動させて、規制部材304、304の間隔(主走査方向)が、指標400の位置で印刷媒体2の幅と同じになるようにする。
このようにすれば、印刷媒体2をセットするとき、保護ベルト21の上方から見て、領域Fに示すように、印刷媒体2の先端の角が規制部材304、304に合うようにすることで、印刷媒体2の先端位置を指標400の位置に容易に合わせることができ、セット作業が容易になる。
セット完了後、図16(b)に示すように、ホルダ部材45を搬送可能状態の位置に戻すことで、給紙側の保持部材305、305が互いに接近する方向に移動して、印刷媒体2の幅方向端部を押える位置になる。
次に、本発明の第7実施形態について図17及び図18を参照して説明する。図17は同実施形態の説明に供する説明図、図18は同じく平面説明図である。
本実施形態では、保持部材306を拍車ホルダ28に接続手段402を介して接続している。拍車ホルダ38は回転軸403によって回転可能に配置されている。
接続手段402は、ワイヤなどの接続部材402aを有し、接続部材402aで保持部材306と拍車ホルダ28を接続している。
このように構成したので、図17に示すように、拍車ホルダ28を保護ベルト21から離れる方向に回転させると、接続手段402が矢印Gの方向へ移動する。これに伴って、保持部材306が印刷媒体2から離れる方向へ移動する。
これにより、印刷媒体2の搬送方向上流側の保持部材305だけではなく、下流側の保持部材306も保護ベルト21から離間することができるため、作業性がより向上する。
次に、本発明の第8実施形態について図19を参照して説明する。図19は同実施形態の説明に供する説明図である。
本実施形態では、規制部材304は、非粘着性を有する材質の部材304A(破線で図示する)と、非粘着性を有する材質ではない材質の部材304B(実線で図示する)とを繋ぎ合わせたものである。
そして、例えば、部材304A側は保持部材305の巻取り手段311Aに巻き付けられ、部材304B側は保持部材306の巻取り手段311Bに巻き付けられている。部材304A、304Bは、それぞれ、媒体搬送方向で印刷媒体2を規制できる長さを有している。
そして、巻取り手段311A、311Bは、それぞれ駆動源を有し、規制部材304の部材304Aと304Bを、選択的に、記録ヘッド11と搬送面との間に移動可能である。
このように構成することで、例えば、印刷媒体2の粘着面2bに画像を形成するときには、規制部材304の部材304Aが規制位置に配置されるようにし、印刷媒体2の印刷面2aに画像を形成するときには、規制部材304の部材304Bが規制位置に配置されるようにすることができる。
このようにして、規制する印刷媒体2の面の性状など、用途に応じて使用する規制部材を容易に変更することができる。
この場合、非粘着性の材質の部材304Aの径は、部材304Bの径より小さく(細く)することが好ましい。すなわち、部材304Aを使用するときは、上述したように、粘着面2bに接することになるので、径が細いほど接触面積が小さく、搬送抵抗が小さくなる。
また、ここでは材質を異ならせた場合を説明しているが、材質以外にも、例えば、径や剛性の異なる糸状部材を繋いで規制部材とすることもできる。
次に、本発明の第9実施形態について図20を参照して説明する。図20は同実施形態の説明に供する平面説明図である。
本実施形態では、取り付け部材501に、規制部材304、保持部材305、306、ガイドレール307、308を保持してユニット化として規制ユニット500を備えている。規制ユニット500は、固定手段502によって、装置本体100側に取付けられる。
このように構成すれば、種類の異なる規制部材304を有する複数の規制ユニット500を用意しておくことで、用途に応じて容易に規制部材を交換することができる。
次に、本発明の第10実施形態について図21及び図22を参照して説明する。図20は同実施形態の説明に供する説明図、図22は同じく規制部材の交換の説明に供する説明図である。
本実施形態は、規制部材304を交換できるようにしたものである。
すなわち、規制部材304は、前述したように、一端部が保持部材305の巻取り手段310に巻き付けられ、他端部は保持部材306に固定されている。
ここで、保持部材305は、図22(a)、(b)に示すように、分解可能な部材305a、305bで巻取り手段310を挟む構成としている。一方、保持部材306は、規制部材304の他端部を係り止めて保持部材306に着脱可能な固定部材316を有している。
このように構成したので、保持部材305を分解し、固定部材316を保持部材306から取り外すことによって、規制部材304を容易に交換することができる。
これにより、用途に応じて容易に規制部材を交換することができる。
次に、本発明の第11実施形態について図23及び図24を参照して説明する。図23は同実施形態の説明に供する平面説明図、図24は同じく図23を矢印H方向から見た説明図である。
本実施形態では、印刷媒体2は、幅方向の一端部が、保護ベルト21の幅方向端部を外れた状態で搬送するようにしている。
一般的にロール紙(特にラベル用紙)の場合、印刷長さ、印刷位置が特定できないため、ロール紙に所定間隔でマーキングが入れられることが多い。このマーキングは印刷面に配置されると画像形成の邪魔になるため、印刷面の裏面側に配置されるが、保護ベルト21による搬送では、マーキングが保護ベルト21で隠れてしまい検出ができない。
そこで、幅方向の一端部が、保護ベルト21の幅方向端部を外れた状態で搬送するようにして、マーキングを検出可能としているが、この部位は保護ベルト21で保持されないために反りや浮きを生じやすい。
そこで、一方の規制部材304は搬送面の位置Iと同じ位置若しくは搬送面の位置Iよりも画像形成手段と反対側の位置に配置し、搬送される印刷媒体2の保護ベルト21から外れた部分を規制部材304によって規制できるようにしている。このとき、規制部材304、304間にはずれJが生じている。
なお、印刷媒体2の幅方向の両端部が、保護ベルト21の幅方向端部を外れた状態で搬送される場合には、2つ規制部材304は搬送面に垂直な方向で同じ配置にすればよい。
次に、本発明の第12実施形態について図25を参照して説明する。図25は同実施形態の説明に供する説明図である。
本実施形態では、記録ヘッド11と搬送面とのギャップに応じて規制部材304が搬送面に垂直な方向に、搬送面に対して平行に移動できるようにしている。
これにより、印刷媒体2の厚みに応じてギャップ調整を行うときに規制部材304も位置を調整することができ、印刷媒体2と干渉して印刷媒体2の搬送性が低下することを防止できる。
なお、規制部材304の高さを調節する方法としては、キャリッジ12の高さを調節するギャップ調整機構に連動させるようにすればよい。
次に、本発明を適用する画像形成装置の他の例について図26を参照して説明する。図26は同画像形成装置の機構部の正面説明図である。
この画像形成装置は、保護ベルト21に使用しないで、搬送ガイド部材188によって印刷媒体2を案内するようにしたものであり、その他の構成は、前記図1で説明した画像形成装置と同様である。
なお、本願における「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。
また、「インク」とは、特に限定しない限り、インクと称されるものに限らず、記録液、定着処理液、液体などと称されるものなど、画像形成を行うことができるすべての液体の総称として用いる。
また、画像形成装置には、特に限定しない限り、シリアル型画像形成装置及びライン型画像形成装置のいずれも含まれる。
2 印刷媒体
4 ロール体
11 記録ヘッド
21 保護ベルト(搬送ベルト)
22 搬送ローラ
24 対向ローラ
31 カッタユニット
32 排紙ローラ
33 拍車コロ
45 ホルダ部材
100 装置本体
101 給紙部
102 画像形成部
103 搬送部
104 排紙部
105 排出口
301 規制手段
304 規制部材
305、306 保持部材

Claims (7)

  1. ロール状印刷媒体と、
    前記印刷媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記印刷媒体を前記画像形成手段に対向して搬送する搬送手段と、
    前記印刷媒体と前記画像形成手段との距離を所定の範囲に規制する規制手段と、を備え、
    前記規制手段は、糸状部材からなる規制部材を有し、
    前記規制部材は、前記画像形成手段より媒体搬送方向上流側で一端部が支持され、前記画像形成手段より媒体搬送方向下流側で他端部が支持されて配置され、
    前記規制部材の一端部及び他端部のいずれかは、前記印刷媒体の搬送面から離れる方向に移動可能に配置され、
    前記規制部材は、前記印刷媒体の搬送面から離れる方向への移動に伴い長さが変化する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記搬送手段は、前記印刷媒体を加圧する加圧手段を有し、
    前記加圧手段は、前記ロール状印刷媒体を前記搬送手段上にセットするときに退避位置に移動可能であり、
    前記規制手段の前記規制部材は、前記加圧手段の退避位置への移動に同動して移動する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記規制部材の前記搬送面に対する高さを制限する制限手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記規制手段は、一端部側は媒体搬送方向と直交する方向に移動可能であり、他端部側は媒体搬送方向と直交する方向での位置が固定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記ロール状印刷媒体の幅に応じて移動される部材を有し、
    前記規制部材の一端部側が前記ロール状印刷媒体の幅に応じて移動される部材の移動に連動して移動する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記規制部材は、非粘着性を有する部材と、非粘着性を有しない部材とがつながれ形成され、
    前記非粘着性を有する部材と前記非粘着性を有しない部材とを、選択的に前記画像形成手段と前記搬送面との間に移動可能に配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記規制部材は、前記搬送面と前記画像形成手段との間では、前記搬送面に対して垂直な方向に、前記搬送面と平行に移動可能に配置されている
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置。
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