JP2015054266A - 粉粒体処理装置 - Google Patents

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一郎 小泉
繁之 杉本
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繁之 杉本
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Naochika Asai
直親 浅井
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Abstract

【課題】 分解作業および組付作業が容易な粉粒体処理装置を提供する。【解決手段】 粉粒体処理装置は、押出造粒装置1とされ、基台3と、基台3に回転可能に保持された支持軸5を介して設けられる装置本体7とを備える。装置本体7は、支持軸5が固定されるケーシング15と、ケーシング15に設けられるモータ17と、モータ17により回転する軸部19と、軸部19との間で原料を造粒するスクリーン21とを備える。運転位置では、軸部19は、上下方向に沿って配置され、支持軸5に設けられた第一突出部73に基台3からボルト101がねじ込まれて装置本体7の回転が規制される。運転位置から装置本体7が90?回転された整備位置では、軸部19は、水平方向に沿って配置され、支持軸5に設けられた第二突出部75に基台3からボルト101がねじ込まれて装置本体7の回転が規制され、各部材を水平方向に取り外し、組み付けできる。【選択図】 図1

Description

本発明は、医薬品や食品などを製造するのに使用される粉粒体処理装置に関するものである。
医薬品や食品などを製造する際、粉粒体処理装置が使用されることがある。この粉粒体処理装置には、原料を粉砕する粉砕装置や、造粒する造粒装置などがある。
たとえば造粒装置は、モータと、このモータにより回転する軸部と、この軸部との間で原料を造粒するスクリーンとを備えている。そして、造粒装置のなかには、軸部が上下方向に沿って配置され、その下部にスクリーンが設けられるものがあり、この場合、軸部の下方から作業して、上側の部材から順次下方へ組み付けられる。
ところで、医薬品や食品などに使用される粉粒体処理装置は、異物の混入を防止するために、分解洗浄が行われる。しかしながら、下方から部材を順次組み付ける装置の場合、分解作業および組付作業がし難く、部材を落として破損するおそれがあった。
本発明が解決しようとする課題は、分解作業および組付作業が容易な粉粒体処理装置を提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、原料を処理する装置本体と、この装置本体を、水平に設けられる支持軸を介して保持する基台とを備え、前記装置本体は、前記基台に対して前記支持軸を中心として回転可能とされることを特徴とする粉粒体処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記装置本体は、前記支持軸に固定されるケーシングと、このケーシングに回転可能に設けられる軸部と、前記軸部の先端側に設けられ、多数の穴が形成されたスクリーンと、前記軸部を回転させる駆動部とを備え、前記軸部が、その先端部を下方へ向けて、上下方向に沿って配置される運転位置と、この運転位置から前記支持軸を中心として、少なくとも90°回転された整備位置とにおいて、前記基台に対して固定可能とされることを特徴とする請求項1に記載の粉粒体処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記支持軸を回転させる伸縮部材をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の粉粒体処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記支持軸を回転させるハンドルをさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の粉粒体処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記ハンドルは、前記基台に回転可能に保持される軸材に取り付けられており、この軸材に設けられる歯車が、前記支持軸に設けられる歯車に噛み合わされていることを特徴とする請求項4に記載の粉粒体処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記支持軸または前記装置本体には、バランスウエイトが設けられていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の粉粒体処理装置である。
さらに、請求項7に記載の発明は、前記装置本体が、運転位置に配置されているか否かを検知する検知手段をさらに備えることを特徴とする請求項2から請求項6までのいずれかに記載の粉粒体処理装置である。
本発明によれば、分解作業および組付作業が容易な粉粒体処理装置を提供することができる。
本発明の粉粒体処理装置の実施例1を示す正面図であり、断面にして示している。 図1の粉粒体処理装置を左側から見た図である。 図1のA−A断面図である。 図1の粉粒体処理装置の回転機構を示す斜視図であり、(a)は運転位置、(b)は整備位置における図である。 図1の粉粒体処理装置に搬送装置が取り付けられた状態を示す図である。 図3の状態から装置本体が90°回転した状態を示す図である。 本発明の粉粒体処理装置の実施例2を示す正面図であり、断面にして示している。 図7の粉粒体処理装置を右側から見た図であり、一部を断面にして示している。 図8の状態から装置本体が90°回転した状態を示す図である。 本発明の粉粒体処理装置の実施例3を示す正面図であり、断面にして示している。 図10の粉粒体処理装置を右側から見た図であり、一部を断面にして示している。
以下、本発明の粉粒体処理装置の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
図1〜図3は、本発明の粉粒体処理装置の実施例1を示す概略図であり、図1は正面図であり、断面にして示しており、図2は左側から見た図である。また、図3は図1のA−A断面図である。
本実施例1における粉粒体処理装置は、押出造粒装置とされる。
押出造粒装置1は、矩形箱状の基台3と、この基台3に支持軸5を介して設けられる装置本体7とを備える。基台3は、床に設置されており、支持軸5を水平に保持する。
支持軸5は、丸棒状とされ、その一端部が基台3の側壁を介して基台3内に差し込まれている。支持軸5は、基台3内に設けられた2つの軸受9,11に、回転可能に保持されている。
この支持軸5の他端部に装置本体7が取り付けられている。装置本体7は、支持軸5の他端部が固定されるケーシング15と、このケーシング15に設けられるモータ17と、このモータ17により回転する軸部19と、この軸部19との間で原料を造粒するスクリーン21とを主要部に備える。
図1〜図3は、装置本体7が運転位置に配置された状態を示しており、この状態ではケーシング15の先端部が下方へ向けて配置され、スクリーン21が装置本体7の下端部に配置されている。
ケーシング15は、支持軸5の他端部が固定される矩形箱状の第一ケーシング25と、この第一ケーシング25に着脱可能に設けられる第二ケーシング27とを備える。
第一ケーシング25は、その先端側中央部が、先端側へ円筒状に突出して形成されており、この円筒状部29の先端部には径方向外側に突出して鍔部31が形成されている。
第二ケーシング27は、円筒状とされ、その先端部および基端部には、それぞれ径方向外側に突出して鍔部33,35が形成されている。
第一ケーシング25の円筒状部29の鍔部31と、第二ケーシング27の基端部の鍔部35が重ね合わされて、その鍔部31,35同士が継手37により連結されて、第一ケーシング25に第二ケーシング27が着脱可能に取り付けられている。本実施例では、継手37に、へルールクランプが用いられている。
軸部19は、丸棒状とされ、その先端側外周部には、軸方向に沿って螺旋状に羽根41が形成されている。
また、軸部19の先端部43は、半球状に先端側へ突出して形成されている。
軸部19は、その先端側が、第二ケーシング27内に回転可能に収容され、基端側が第一ケーシング25内に配置されている。そして、軸部19の基端部は、第一ケーシング25内に収容されたモータ17の回転軸45に連結されている。第一ケーシング25には、2つの軸受47,49が設けられており、この軸受47,49に、軸部19の基端部およびモータ17の回転軸45が円筒体51を介して回転可能にはめ込まれている。
図1〜図3に示される運転位置では、ケーシング15に設けられた軸部19は、その軸線が上下方向に沿うように配置される。
スクリーン21は、第二ケーシング27の先端部に着脱可能に設けられて、軸部19の先端側に配置されている。スクリーン21は、多数の小径な穴21aが形成された板材により半球状に形成されて構成されており、その外周部には、径方向外側へ突出して鍔部53が形成されている。
スクリーン21は、その鍔部53が第二ケーシング27の先端部の鍔部33に重ね合わされて、鍔部53,33同士が、継手55により着脱可能に連結されている。本実施例では、継手55として、へルールクランプが用いられている。
本実施例1では、支持軸5の他端部は、第一ケーシング25の側部に固定されている。支持軸5は、軸部19に対して垂直に設けられており、装置本体7は基台3に支持軸5を中心として回転可能に保持される。
図4は、本実施例1の押出造粒装置の回転機構を示す斜視図であり、(a)は運転位置、(b)は整備位置における状態を示している。
本実施例では、支持軸5を回転させる回転機構61が設けられている。
具体的には、回転機構61は、支持軸5に取り付けられる取付具63と、この取付具63に連結されるエアシリンダ65とを備える。
取付具63は、円筒状とされ、支持軸5に通されて、支持軸5の軸方向中途部に配置される。この際、取付具63は、支持軸5と一体回転するよう支持軸5に取り付けられる。
取付具63には、径方向外側へ突出して矩形状の連結片69が設けられている。
また、取付具63には、径方向外側へ突出して矩形板状の係止部71が設けられている。
さらに、取付具63には、2つの円柱状の突出部(第一突出部73、第二突出部75)が、径方向外側へ突出して設けられている。第一突出部73と第二突出部75は、周方向に90°ずれた位置にそれぞれ形成されている。
第一突出部73および第二突出部75には、それぞれ先端面中央部に、先端側へ開口するネジ穴73a,75aが形成されている。
本実施例では、連結片69と係止部71は、取付具63の軸方向において同じ位置に形成されており、第一突出部73と第二突出部75は、連結片69および係止部71と軸方向にずれた位置に形成されている。
エアシリンダ65は、円筒状のシリンダ本体79に、棒状のシャフト81が進退可能に設けられており、シリンダ本体79の基端部は、基台3の内周面に取り付けられている。
本実施例では、シリンダ本体79の基端部は、左右方向に沿うピン83回りに回転可能に、基台3に設けられた台座85に取り付けられている。
シャフト81の先端部には、板状の接続片87が設けられており、この接続片87は、取付具63の連結片69に形成された溝にはめ込まれている。そして、左右方向に沿ってはめ込まれるピン89により、シャフト81の先端部は連結片69に回転可能に取り付けられている。
本実施例1では、エアシリンダ65と取付具63の連結片69とにより、リンク機構が構成されている。
エアシリンダ65には、シリンダ本体79内にエアを供給する供給装置が接続されており、この供給装置は、制御装置に接続されている。
基台3の上壁90には、下方へ突出して矩形板状の第一留部91が設けられている。
この第一留部91の側面には、リミットスイッチ93が設けられており、リミットスイッチ93は制御装置に接続されている。
また、基台3内には、左右方向に沿って棒状の第二留部95が設けられている。図示例では、第二留部95は、断面四角形状の棒材とされている。
図1や図3に示すように、装置本体7が運転位置に配置された状態では、支持軸5に設けられた取付具63の係止部71は、第一留部91に当接して設けられている。この状態において、取付具63の第一突出部73は、上方へ突出して配置されており、基台3の上壁90から第一突出部73のネジ穴73aに向けてボルト101がねじ込まれている。
これにより取付具63の回転が規制され、ひいては支持軸5の回転が規制され、装置本体7は基台3に対して回転不能とされる。装置本体7が運転位置に配置された状態では、軸部19は、水平面に対して垂直に配置されており、スクリーン21は下端部に配置される。
この運転位置において、造粒作業を行うことができる。
図5は、本実施例1の押出造粒装置に搬送装置が取り付けられた状態を示す図である。
造粒作業を行う場合には、図5に示すように、第二ケーシング27に、スクリューにより原料を搬送する搬送装置105が着脱可能に取り付けられる。
具体的には、第二ケーシング27には、その周側壁に開口部111が形成されると共に、この開口部から外方へ突出して円筒状部113が形成されている。
この円筒状部113の先端部には径方向外側へ突出して鍔部115が形成されている。
第二ケーシング27の開口部111は、原料が投入される投入部とされる。
搬送装置105は、水平方向に配置される円筒状の搬送管121と、この搬送管121内に配置されるスクリュー123とを備え、スクリュー123はモータ125により回転する構成とされている。搬送管121の先端部には、径方向外側へ突出して鍔部127が形成されている。また、搬送管121の基端部には、原料が投入される開口部が上方へ開口して形成されており、この開口部にホッパー129が取り付けられている。
搬送装置105と装置本体7は、搬送管121の鍔部127が、第二ケーシング27の円筒状部113の鍔部115と重ね合わされて、継手131により着脱可能に連結される。本実施例では、継手131として、へルールクランプが用いられる。
このように装置本体7に搬送装置105が連結された状態で、搬送装置105のホッパー129から原料が搬送管121内に投入され、スクリュー123が回転することで、原料は搬送管121の先端側へ搬送され、装置本体7の第二ケーシング27内に供給される。
第二ケーシング27内に供給された原料は、モータ17により回転する軸部19により、第二ケーシング27の先端側(図5において下方)へ搬送される。軸部19の先端側に搬送された原料は、軸部19の半球状の先端部43と網目状のスクリーン21とにより造粒され、造粒された粉粒体はスクリーン21から下方へ落下する。スクリーン21から排出された粉粒体は、受け具(不図示)に回収される。
図6は、図3の状態から装置本体を90°回転させた状態を示す図である。
装置本体7を分解して各部材を洗浄する際には、第二ケーシング27から搬送装置105を取り外した状態で、運転位置に配置された装置本体7を、90°回転させて整備位置に配置すればよい。
具体的には、ボルト101を第一突出部73から取り外して、支持軸5の回転規制を解除する。そして、制御装置に接続されている制御盤135を操作して、シリンダ本体79内にエアを供給して、シャフト81を伸長させる。本実施例では、制御盤135は、基台3に設けられている。これにより、支持軸5が回転し、支持軸5の回転に伴って装置本体7も回転する。本実施例では、支持軸5は、図2において、時計方向に回転する。
支持軸5は、取付具63の係止部71が第二留部95に当接するまで回転する。本実施例では、装置本体7が、運転位置から90°回転した位置において、係止部71が第二留部95に当接する。
係止部71が第二留部95に当接した位置では、取付具63の第二突出部75が、上方へ突出する位置に配置されており、この状態で、基台3の上壁90から第二突出部75のネジ穴75aにボルト101をねじ込む。これにより、支持軸5の回転が規制され、ひいては装置本体7の回転が規制される。
このように、装置本体7は、運転位置から90°回転した位置で、基台3に対して固定されて、整備位置とされる。整備位置では、軸部19は、水平に配置される。
装置本体7が整備位置に配置された状態では、スクリーン21、第二ケーシング27および軸部19などを、水平方向に取り外したり、組み付けたりすることができ、安全に分解作業および組付作業をすることができる。
整備位置から運転位置に戻す場合には、ボルト101を第二突出部75から取り外して、支持軸5の回転規制を解除し、係止部71が第一留部91に当たる位置まで装置本体7を回転させて、第一突出部73にボルト101をねじ込めばよい。
ところで、本実施例では、運転位置において、係止部71は、第一留部91に当接すると共に、リミットスイッチ93のスイッチ部139を押し込んでおり、これにより制御装置は、装置本体7が運転位置であることを判断し、モータ17の回転を許可する。
一方、整備位置では、リミットスイッチ93のスイッチ部139が操作されていないことで、制御装置は、装置本体7が整備位置であることを判断し、モータ17の回転を規制する。これにより、安全に作業を行うことができる。
本実施例2の押出造粒装置は、基本的には前記実施例1の押出造粒装置と同様である。そのため、以下では、両者の異なる部分を中心に説明し、対応する箇所には同じ符号を付して説明する。
図7および図8は、本実施例2の押出造粒装置を示す図であり、図7は正面図であり、断面にして示しており、図8は右側から見た図である。また、図9は、図8の状態から装置本体が90°回転した状態を示す図である。
本実施例2では、支持軸5の一端部に、基台3の外部に配置されるハンドル201が取り付けられている。ハンドル201は、略L字形状とされ、棒状のアーム203と、このアーム203に連結される把持部205とを備える。
アーム203は、その一端部が、支持軸5の一端部に固定されており、支持軸5の径方向外側へ延出するよう設けられている。このアーム203の他端部に、丸棒状の把持部205の一端部が取り付けられている。
本実施例2では、ハンドル201を操作することで、支持軸5を回転させることができ、装置本体7を運転位置と整備位置に配置することができる。具体的には、図8に示す状態において、ボルト101を取り外して、ハンドル201を反時計方向に操作することで、支持軸5が回転し、図9に示すように、装置本体7を整備位置に配置することができる。
本実施例2では、上記実施例1と同様、支持軸5に設けられた取付具63の係止部71が、基台3の第一留部91または第二留部95に当接することで、装置本体7は運転位置または整備位置に配置される。また、運転位置および整備位置において、それぞれ取付具63の第一突出部73または第二突出部75にボルト101がねじ込まれることで、装置本体7の回転が規制される。
本実施例2では、支持軸5に、バランスウエイト207が設けられている。本実施例2では、支持軸5に円筒状の保持部209が通されて、支持軸5の軸方向中途部に保持部209が固定されている。この保持部209に、棒状の保持材211の一端部が取り付けられている。
保持材211は、支持軸5の径方向外側へ突出するように設けられており、その他端部にバランスウエイト207が設けられている。
本実施例2では、ハンドル201を回転させる際の負荷が、50N以内となるように、バランスウエイト207の重量が設定される。
このように、バランスウエイト207を設けることで、ハンドル201を小さい力で操作することができ、操作性がよい。
本実施例3の押出造粒装置は、基本的には前記実施例1の押出造粒装置と同様である。そのため、以下では、両者の異なる部分を中心に説明し、対応する箇所には同じ符号を付して説明する。
図10および図11は、本実施例3の押出造粒装置を示す図であり、図10は正面図であり、断面にして示しており、図11は右側から見た図である。
本実施例3では、支持軸5の一端部にウォームホイール301が一体回転可能に取り付けられている。また、基台3には、前後方向に沿って丸棒状の軸材303が、保持台305,305に回転可能に保持されている。この軸材303の軸方向中途部には、ウォーム307が取り付けられており、軸材303のウォーム307と支持軸5のウォームホイール301とは噛み合わされている。
本実施例3では、軸材303の一端部に、基台3の外部に配置されるハンドル309が取り付けられている。ハンドル309は、略L字形状とされ、棒状のアーム311と、このアーム311に連結される把持部313とを備える。
アーム311は、その一端部が、支持軸5の一端部に固定されており、このアーム311の他端部に、丸棒状の把持部313の一端部が取り付けられている。
本実施例3では、ハンドル309を操作することで、軸材303が回転し、ウォーム307とウォームホイール301の噛み合いにより、支持軸5が回転する。これにより、装置本体7を運転位置と整備位置に配置することができる。
本実施例3では、上記実施例1と同様、支持軸5に設けられた取付具63の係止部71が、基台3の第一留部91または第二留部95に当接することで、装置本体7は運転位置または整備位置に配置される。また、運転位置および整備位置において、それぞれ取付具63の第一突出部73または第二突出部75にボルト101がねじ込まれることで、装置本体7の回転が規制される。
本実施例3では、ハンドル309を操作することで、歯車301,307同士の噛み合いにより支持軸5が回転し、装置本体7を安定して回転させることができる。
本発明の粉粒体処理装置は、上記実施例の構成に限らず、適宜変更可能である。
たとえば、上記各実施例では、装置本体7を、運転位置から90°回転した状態で、整備位置としたが、運転位置から90°以上回転させた位置を整備位置としてもよい。つまり、上記各実施例では、軸部19の軸線が水平に配置される位置において、整備位置としたが、軸部19の先端部が水平方向より上方へ向く位置において、整備位置としてもよい。たとえば、装置本体7を、運転位置から95°回転させた位置で基台3に対して固定して整備位置としてもよく、その回転角度は適宜変更可能である。
この際、運転位置から、90°〜180°の範囲で装置本体7を回転させて整備位置とするのが好ましく、作業性を考慮した場合、90°〜120°とするのがより好ましい。
また、上記各実施例では、粉粒体処理装置が押出造粒装置である場合について説明したが、原料を粉砕する粉砕装置や、原料を整粒する整粒装置などであってもよい。つまり、回転する軸部により、原料を粉砕、造粒または整粒する構成であれば、装置本体の構成は適宜変更可能である。
たとえば、粉砕装置の場合、軸部の先端部に原料を粉砕するアームを設けて原料を粉砕し、粉砕された粉粒体は、スクリーンを介して外部へ排出する構成とされる。
また、上記各実施例では、モータの回転軸と、軸部とを直接連結させたが、モータと軸部との接続方法は適宜変更可能である。
たとえば、モータと軸部とを、減速機を介して接続してもよいし、モータの回転軸および軸部の基端部にそれぞれプーリを設けて、プーリ同士をベルトにより連結してモータの駆動力を軸部に伝達するようにしてもよい。
また、支持軸5の他端部は、装置本体7の重心位置またはその近傍においてケーシング15に固定されるのが好ましいが、ケーシング15に対する支持軸5の取付位置は適宜変更可能である。たとえば、ケーシング15の上端部に、支持軸5の他端部を固定してもよい。
また、上記各実施例では、整備位置を一か所としたが、整備位置を複数個所としてもよい。たとえば、装置本体7を運転位置から90°回転させた位置と、180°回転させた位置でそれぞれ装置本体7を基台3に対して固定して、整備位置としてもよい。
また、上記実施例1では、回転機構にエアシリンダを用いたが、油圧シリンダなどの伸縮部材を用いてもよい。
また、上記実施例2は、バランスウエイトを支持軸5に取り付けたが、装置本体7に取り付けてもよく、その位置は適宜変更可能である。
つまり、ハンドルを50N以下の力で操作できれば、バランスウエイトの位置は適宜変更可能である。
また、上記実施例3では、支持軸にウォームホイールを設け、ハンドルが取り付けられる軸材にウォームを取り付けたが、支持軸および軸材にそれぞれ平歯車を取り付けて、ハンドルの操作により支持軸を回転させるようにしてもよく、歯車の組み合わせおよび構成は適宜変更可能である。
また、上記実施例1や上記実施例3において、上記実施例2のようにバランスウエイトを取り付けるようにしてもよい。
1 粉粒体処理装置
3 基台
5 支持軸
7 装置本体
15 ケーシング
17 モータ(駆動部)
19 軸部
21 スクリーン
65 エアシリンダ(伸縮部材)
93 リミットスイッチ(検知手段)
201 ハンドル
309 ハンドル

Claims (7)

  1. 原料を処理する装置本体と、
    この装置本体を、水平に設けられる支持軸を介して保持する基台とを備え、
    前記装置本体は、前記基台に対して前記支持軸を中心として回転可能とされる
    ことを特徴とする粉粒体処理装置。
  2. 前記装置本体は、
    前記支持軸に固定されるケーシングと、
    このケーシングに回転可能に設けられる軸部と、
    前記軸部の先端側に設けられ、多数の穴が形成されたスクリーンと、
    前記軸部を回転させる駆動部とを備え、
    前記軸部が、その先端部を下方へ向けて、上下方向に沿って配置される運転位置と、
    この運転位置から前記支持軸を中心として、少なくとも90°回転された整備位置とにおいて、前記基台に対して固定可能とされる
    ことを特徴とする請求項1に記載の粉粒体処理装置。
  3. 前記支持軸を回転させる伸縮部材をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の粉粒体処理装置。
  4. 前記支持軸を回転させるハンドルをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の粉粒体処理装置。
  5. 前記ハンドルは、前記基台に回転可能に保持される軸材に取り付けられており、
    この軸材に設けられる歯車が、前記支持軸に設けられる歯車に噛み合わされている
    ことを特徴とする請求項4に記載の粉粒体処理装置。
  6. 前記支持軸または前記装置本体には、バランスウエイトが設けられている
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の粉粒体処理装置。
  7. 前記装置本体が、運転位置に配置されているか否かを検知する検知手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項2から請求項6までのいずれかに記載の粉粒体処理装置。
JP2013187673A 2013-09-10 2013-09-10 粉粒体処理装置 Pending JP2015054266A (ja)

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