JP2007117851A - 破砕装置 - Google Patents

破砕装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007117851A
JP2007117851A JP2005311840A JP2005311840A JP2007117851A JP 2007117851 A JP2007117851 A JP 2007117851A JP 2005311840 A JP2005311840 A JP 2005311840A JP 2005311840 A JP2005311840 A JP 2005311840A JP 2007117851 A JP2007117851 A JP 2007117851A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
crushing
shaft
rotary
rotating shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005311840A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Suga
雅庸 須賀
Shuji Iwagami
修治 岩上
Atsushi Kato
淳志 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Shin Meiva Industry Ltd
Priority to JP2005311840A priority Critical patent/JP2007117851A/ja
Publication of JP2007117851A publication Critical patent/JP2007117851A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

【課題】破砕困難物であっても破砕可能な破砕装置の低コスト化または小型化を図る。
【解決手段】ケーシング21の正面板および背面板の内壁のそれぞれには、軸受が取り付けられている。第3回転軸12は、これらの軸受に回転自在に支持されている。また、第3回転軸12には、回転羽根13aおよび13bが前後方向に離間した位置に取り付けられている。回転羽根13aおよび13bは、羽根部材からなるパドル16を3つずつ有している。第3回転軸12は、回転羽根13aおよび13bのいずれかのパドル16の先端部16aが、第2回転軸22bの第2回転刃23bの爪刃部23eと噛み合うように配置されている。このような構成により、第2回転軸22bの回転力が、第2回転刃23bを介して回転羽根13aまたは13bに伝達され、回転羽根13a,13bおよび第3回転軸12が回転することとなる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、破砕装置に関するものである。
従来より、例えば合成樹脂製容器等の被破砕物を破砕することができる2軸剪断式の破砕装置がよく知られている。この種の破砕装置は、平行に配された2本の回転軸と、2本の回転軸に設けられた複数の破砕刃とを備えている。一方の回転軸に取り付けられた破砕刃と他方の回転軸に取り付けられた破砕刃とは、軸方向から視て一部重なり、軸方向に交互に配置されている。このような構造により、上記破砕装置は、投入された被破砕物を、上記2本の回転軸に設けられた破砕刃によって挟み切ることによって破砕する。
しかし、上記被破砕物の中には、例えば、プラスチック製のボトル等のように、表面が滑らかで角がない軽量物も含まれる。このような軽量物のうち比較的大きなものは、破砕刃の爪刃部(周囲より径方向外側に突起した部分)によって捕らえきれず、破砕刃の上方へ跳ね上げられ、いつまでたっても噛み込まれないことがある。具体的には、例えば、被破砕物が柱状体であれば、底面の半径が爪刃部の径方向長さ(突起長さ)より大きいような場合、破砕刃によって噛み込まれないことが予想される。
そこで、従来より、破砕刃によって噛み込まれない被破砕物(以下、破砕困難物と称する。)を破砕刃に押し込む押し込み機構を設けた破砕装置が提案されている。
上記押し込み機構の例としては、破砕刃の上方にシリンダ等を用いたプッシャを設け、このプッシャによって破砕困難物を破砕刃に押し込むもの(例えば、特許文献1参照)や、破砕刃の上方に複数の回転羽根が取り付けられた2本の軸を平行に配し、回転羽根を回転させることにより破砕困難物を破砕刃に押し込むもの(例えば、特許文献2参照)が挙げられる。
特開平5−38463号公報(第5図) 特開平9−57142号公報
しかしながら、特許文献1に従来品として記載された破砕装置では、破砕刃を回転駆動する駆動装置とは別にプッシャを駆動する新たな駆動装置が必要となる。また、破砕困難物でない被破砕物が投入された際にプッシャを駆動すると、かえって被破砕物の進入を防止することがある。そのため、プッシャは必要に応じて駆動しなければならず、プッシャの運転を自動的に操作するためには、破砕困難物が投入されたことを検出するセンサや、センサからの信号に基づき運転を制御する制御装置等の高価な機器を備える必要があった。これらの事情より、特許文献1に従来品として記載された破砕装置は高価となり、また、部品点数が増加するため、従来の破砕装置に比べ大型化するといった問題が生じていた。
また、特許文献2に開示された破砕装置においても、破砕刃を回転駆動する駆動装置とは別に回転羽根を駆動する新たな駆動装置が必要となるため、破砕装置自体が高価となり、また、従来の破砕装置に比べ大型化するという問題が生じていた。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、破砕困難物であっても破砕可能な破砕装置の低コスト化または小型化を図ることにある。
本発明に係る破砕装置は、被破砕物を導入する導入口と被破砕物を排出する排出口とが形成された筒状体と、前記筒状体内に平行に配置された第1および第2の回転軸と、前記第1の回転軸および前記第2の回転軸のそれぞれに取り付けられた複数の破砕刃と、前記第1の回転軸と第2の回転軸とを回転駆動する駆動装置と、前記筒状体内における前記導入口と前記第2の回転軸に取り付けられた破砕刃との間に設けられ、前記第2の回転軸と平行な軸と、前記軸に設けられた複数の羽根部材を有する回転羽根と、を備え、前記軸は、前記羽根部材と前記第2の回転軸に取り付けられた破砕刃とが噛み合うように配置され、前記回転羽根は、前記第2の回転軸に取り付けられた破砕刃によって回転駆動されるものである。
上記破砕装置は、複数の羽根部材を有する回転羽根が設けられた軸を備えている。上記破砕装置によれば、投入された被破砕物は、いずれかの羽根部材に接触し、羽根部材の回転方向に掻き込まれる。被破砕物は、羽根部材に掻き込まれることによって変形しながら破砕刃の方へ送られる。そのため、上記破砕装置によれば、従来、破砕刃上で滑って噛み込まれなかった破砕困難物を破砕刃に到達するまでに変形し、破砕刃によってとらえやすい形状にすることができる。したがって、上記破砕装置によれば、破砕困難物を確実に破砕することができる。
また、上記破砕装置では、いずれかの羽根部材と第2の回転軸に取り付けられた破砕刃とが噛み合うように配置されている。このような構成により、回転羽根は第2の回転軸に連動して回転することとなる。そのため、回転羽根を回転駆動するために新たに駆動装置を設ける必要がない。また、回転羽根には、第2の回転軸に取り付けられた破砕刃によって回転力が直接伝達されるため、新たに動力伝達装置を設ける必要もない。したがって、本発明に係る破砕装置によれば、低コスト化または小型化を図りつつ、破砕困難物を破砕可能とすることができる。
前記回転羽根の各羽根部材の先端部は、回転方向の後側が面取りされていることが好ましい。
このことにより、破砕刃と羽根部材とを緩やかに接触させることができる。したがって、破砕刃または羽根部材の摩耗を防止し、耐久性の向上を図ることができる。
前記回転羽根は前記軸の軸方向に複数設けられ、前記回転羽根は、前記軸方向から視て、一の回転羽根の羽根部材が他の回転羽根の羽根部材と回転方向に所定角度ずれた状態で回転するように配置されていることが好ましい。
このことにより、一の回転羽根が被破砕物を掻き込む位置(掻き込み位置)になくとも、掻き込み位置にある他の回転羽根によって被破砕物を掻き込むことが可能となる。したがって、上記破砕装置によれば、破砕困難物が掻き込まれる確率を高めることができる。
前記筒状体に着脱自在な第1の取付具によって取り付けられた軸受を備え、前記軸は回転軸からなり、前記軸受に支持されていることが好ましい。
上記破砕装置では、軸受を取り外すことにより、軸および回転羽根を容易に取り外すことができる。また、逆に、軸受を取り付けることにより軸および回転羽根を容易に取り付けることができるため、既存の破砕装置等への取り付けも容易に行うことができる。
前記筒状体は、前記導入口が設けられた投入部と、前記排出口が設けられた破砕部とを備え、前記投入部を、第1の導入空間と第2の導入空間とに仕切る仕切板を備え、前記第1、第2の回転軸および前記軸は、それぞれ前記破砕部に取り付けられ、前記筒状体の軸方向から視て、前記第1の回転軸は前記第1の導入空間側に配置され、前記第2の回転軸は前記第2の導入空間側に配置され、前記軸は、前記第2の回転軸に重なるように配置されていることが好ましい。
上記破砕装置では、被破砕物を回転羽根によって掻き込むことにより破砕刃の方へ導くルートと、回転羽根を経ずに被破砕物を破砕刃の方へ導くルートとを分けることができる。そのため、破砕困難物とそれ以外の被破砕物とを同時に破砕することが可能となり、被破砕物の破砕処理に要する時間の短縮化を図ることができる。また、破砕困難物でない被破砕物を無駄に回転羽根によって掻き込ませることなく、破砕処理することが可能となる。
前記筒状体を支持する支持部材を備え、前記筒状体と前記支持部材とは、着脱自在な第2の取付具によって取り付けられ、前記駆動装置は回転する駆動軸を有し、前記第1および第2の回転軸は、前記筒状体内を貫くように延び、前記筒状体内に位置する内側部分と前記筒状体外に位置する外側部分とを有し、前記第1および第2の回転軸は、一方の回転に伴って他方も連動して回転するように連結され、前記第1または第2の回転軸の外側部分と前記駆動軸とは、着脱自在な連結具によって連結されていることが好ましい。
上記破砕装置では、破砕刃が取り付けられた第1および第2の回転軸と、回転羽根が取り付けられた軸とが筒状体に取り付けられている。また、筒状体と支持部材とは着脱自在な取付具によって取り付けられ、第1および第2の回転軸と駆動装置の駆動軸とは着脱自在な連結具によって連結されている。そのため、上記取付具および連結具を着脱することによって、支持部材および駆動装置に対して、第1,第2の回転軸および軸を取り付けたままの筒状体を容易に取り付けおよび取り外すことができる。したがって、例えば、回転羽根に欠損等が生じた場合には、単に筒状体を予備の筒状体と交換することによって、回転羽根を容易に取り替えることができる。
以上のように、本発明によれば、破砕困難物であっても破砕可能な破砕装置の低コスト化または小型化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3に示す破砕装置1は、装置本体1a(図1〜図3では符号を省略。図8参照)に対して一体的に取り付けおよび取り外しが可能な破砕ユニット9(図1,3では符号を省略)を備えたものである。
図1に示すように、装置本体1aは、複数の化粧板10aを箱状に組み合わせてなるカバー部10によって覆われている。図2に示すように、装置本体1aは、カバー部10の内部に、被破砕物が投入される投入部2と投入された被破砕物を破砕する破砕部3とからなる破砕ユニット9と、破砕ユニット9を駆動するモータ部4と、破砕ユニット9およびモータ部4を支持する支持部5とを備えている。
支持部5は、複数の水平部材によって平面視において矩形を形成するベース部7と、ベース部7の下端に固定された垂直部材からなる脚部6とを備えている。前述の化粧板10aは、ベース部7および脚部6に固定されている。また、ベース部7には、破砕ユニット9が取り付けられている。
図3に示すように、モータ部4は、モータ71と、モータ71のモータシャフト74(駆動軸)と、モータ71を固定するモータベース73とからなる。モータベース73は板状部材からなり、ベース部7に立設されている(図2参照)。モータ71は、ボルト63aによってモータベース73に固定されている。
図2に示すように、ベース部7の破砕ユニット9の下方には、被破砕物を回収する回収容器35が設置されている。ただし、被破砕物を回収する手段は、回収容器35に限られない。例えば、破砕ユニット9の下方にベルトコンベヤを設置し、破砕後の被破砕物をいったんベルトコンベヤ上に回収し、その後、当該ベルトコンベヤによって所定の回収場所に搬送するようにしてもよい。
以上が破砕装置1の装置本体1aの構成である。次に、図4〜図6を参照しながら、破砕ユニット9の構成を説明する。なお、以下便宜上、図4の下側を前側(もしくは正面側)、上側を後側(背面側)、左側を左側、右側を右側として説明する。
図5に示すように、破砕ユニット9は投入部2と破砕部3とから構成される。破砕部3の上部に接続された投入部2は、上端および下端が開放されたケーシング2aと、ケーシング2a内部を第1の導入空間51と第2の導入空間52とに仕切る仕切板2bとを備えている。投入部2の上方を覆うカバー部10には、第1の導入空間51の上方に位置する部分に投入口91が、第2の導入空間52の上方に位置する部分に投入口92が設けられている。なお、投入口92は、後述する第1破砕刃23aおよび第2破砕刃23bのみでは噛み込めないボトル形状の被破砕物(破砕困難物40)を投入するための投入口であり、投入口91は、それ以外の被破砕物を投入するための投入口である。これにより、投入口91から投入された被破砕物は第1の導入空間51を通過して破砕部3内へ導かれ、投入口92から投入された被破砕物は第2の導入空間52を通過して破砕部3内へ導かれる。
図4に示すように、破砕部3は、上下が開放された略直方体形状のケーシング21と、ケーシング21の内外を貫いて前後方向に延びる第1回転軸22aおよび第2回転軸22bとを備えている。第1回転軸22aおよび第2回転軸22bは、ケーシング21の正面板25aから背面板25bを貫き、後方に向かってケーシング21の外部にまで延びている。また、破砕部3は、第1回転軸22aおよび第2回転軸22bに加え、第2回転軸22bの上方に第2回転軸22aに平行に配置された第3回転軸12を備えている(図5参照)。
図5に示すように、ケーシング21は、上端および下端が開放された平面視矩形管状の筒部25と、筒部25の上端から外側に向かって水平方向に広がった上フランジ部26と、筒部25の下部から外側に向かって水平方向に広がった下フランジ部27とから構成されている。ケーシング21の内部には、破砕室50が区画されている。
図4に示すように、ケーシング21の正面板25a、背面板25bの右側部分には、それぞれ軸受24a、軸受24bが設けられている。ケーシング21の正面板25a、背面板25bの左側部分には、それぞれ軸受24c、軸受24dが設けられている。第1回転軸22aは軸受24aおよび24bに回転自在に支持され、第2回転軸22bは軸受24cおよび24dに回転自在に支持されている。第1回転軸22aと第2回転軸22bとは、互いに平行に配置されている。図5に示すように、第1回転軸22aおよび第2回転軸22bの高さ位置は、互いに等しくなっている。
図4に示すように、第1回転軸22aおよび第2回転軸22bは、ケーシング21の背面板25bよりも後方に延長されている。また、第1回転軸22aは、第2回転軸22bよりも更に後方に延長されている。第1回転軸22aにおける軸受24bの後側部分には、ギヤ60aが取り付けられている。第2回転軸22bにおける軸受24dの後側部分には、ギヤ60aと噛み合うギヤ60bが取り付けられている。これにより、第2回転軸22bは、第1回転軸22aの回転に従って、第1回転軸22aの回転方向(正面視反時計回り方向)と逆の方向(正面視時計回り方向)に回転することになる(図5参照)。
第1回転軸22aのケーシング21の内部に位置する部分には、前後方向に並ぶ9枚の第1回転刃23aが取り付けられている。隣り合う第1回転刃23aの間には、リング状部材からなるスペーサ30aが設けられている。
図5に示すように、各第1回転刃23aは、4つの爪刃部23eを有している。ここで、爪刃部23eとは、各第1回転刃23aのうち、周囲の部分より径方向外側に突起した部分を指す。これら9枚の第1回転刃23aは、前後方向に関して互いにずれた位置に配置されている。具体的には、本実施形態では第1回転刃23aは、第1回転軸22aの回転方向に沿って順に約30度ずつずらされている。これにより、9枚の第1回転刃23aが被破砕物を同時に噛み込むことを防止することができ、破砕時の負担を軽減させることができる。なお、第1回転刃23aのずれ角度は約30度に限定されず、また、ずれ角度は一定でなくてもよい。
図4に示すように、第2回転軸22bのケーシング21の内部に位置する部分には、前後方向に並ぶ8枚の第2回転刃23bが取り付けられている。図5に示すように、第2回転刃23bは、正面視において、第1回転刃23aと左右対称の形状を有している。8枚の第2回転刃23bは、第2回転軸22bの回転方向に沿って順に約30度ずつずらされており、前後方向に関して互いにずれた位置に配置されている。
図4に示すように、前後方向に隣り合う第2回転刃23bの間には、リング状部材からなるスペーサ30bが設けられている。スペーサ30bは、スペーサ30aと同一形状および同一寸法に形成されている。第2回転刃23bは、前後方向に関して、第1回転刃23aからずれた位置に配置されている。これにより、第2回転刃23bは第1回転刃23aと噛み合うようになっている。また、第1回転軸22aに取り付けられた第1回転刃23aは、第2回転軸22bに取り付けられたスペーサ30bとすれ違い、第2回転軸22bに取り付けられた第2回転刃23bは、第1回転軸22aに取り付けられたスペーサ30aとすれ違うように配置されている。
図6に示すように、ケーシング21の正面板25a、背面板25bの内面には、それぞれ軸受14a、軸受14bが取り付けられている。第3回転軸12は、軸受14aおよび14bのみに支持されており、軸受14aおよび14bに対し回転自在である。第3回転軸12は、第2回転軸22bと、側面視において平行に配置されている。また、第3回転軸12は、第2回転軸22bと、平面視において重なるように配置されている(図4参照)。なお、本実施形態では、軸受14aおよび14bは、ボルト15によってケーシング21に取り付けられているが、取り付け手段はボルトに限られず、脱着容易な他の手段を用いてもよい。
第3回転軸12には、2つの回転羽根13aおよび13bが前後方向に離間した位置に取り付けられている。図5に示すように、回転羽根13aおよび13bは、棒状の羽根部材からなるパドル16を3つずつ有している。各パドル16は、第3回転軸12に放射状に約120度間隔に設けられている。なお、パドル16を構成する羽根部材は、棒状体に限られない。したがって、例えば、板状体、筒状体であってもよい。また、パドル16は、第3回転軸12と一体的に形成されていてもよく、別部材として取り付けられていてもよい。さらに、各パドル16の配列は、第3回転軸12に対し放射状であることに限定されず、各パドル16の間隔も上記の間隔(約120度)に限定されない。
第3回転軸12は、回転羽根13aおよび13bのいずれかのパドル16の先端部16aが、第2回転軸22bの第2回転刃23bの爪刃部23eと噛み合うように配置されている。このような構成により、第2回転軸22bの回転力が、第2回転刃23bを介して回転羽根13aまたは13bに伝達され、回転羽根13a,13bおよび第3回転軸12が回転することとなる。なお、第3回転軸12は、上述したように、軸受14a,14bのみに支持されているため、第2回転軸22bの回転力のみで回転することとなる。
また、第3回転軸12には、伝達機構を介さずに、パドル16と噛み合う第2回転刃23bによって直接回転力が伝達される。そのため、本実施形態では、パドル16は比較的軽量であるステンレス鋼によって形成され、第1回転刃23aおよび第2回転刃23bはパドル16よりも硬い高張力鋼によって形成されている。しかし、パドル16および第1回転刃23a,第2回転刃23bを形成するものはこれらのものに限定されない。
また、各パドル16の先端部16aは、回転方向の後側が面取りされている。より詳しくは、図7に示すように、各パドル16の先端部16aは、第2回転刃23bの爪刃部23eと接触する面16xがパドル16の径方向に対して傾斜している。また、接触面16xの傾斜の開始点16yは、第2回転刃23bの爪刃部23eよりも第2回転刃23bの径方向外側に位置するように設計されている。これにより、先端部16aと爪刃部23eとの接触を緩やかに行うことができ、両部材の摩耗を防止することができる。なお、面取り(接触面16x)の形状は上記のものに限られない。そのため、例えば、図7(b)に示すように、接触面16xが曲面からなるものであってもよい。その場合においても、傾斜の開始点16yが、第2回転刃23bの爪刃部23eよりも第2回転刃23bの径方向外側に位置するように設計されていることが好ましい。
図5に示すように、回転羽根13aおよび13bは、前後方向に関して互いにずれた位置に配置されている。具体的には、本実施形態では回転羽根13aと回転羽根13bとは、第3回転軸12の回転方向に沿って約60度ずつずらされている。これにより、回転羽根13aと回転羽根13bとによって被破砕物が掻き込まれるタイミングをずらすことができ、被破砕物が掻き込まれる確率を向上させることができる。なお、回転羽根13aと回転羽根13bとのずれ角度は上記の角度(約60度)に限定されない。
図4に示すように、ケーシング21の右側板および左側板の内側には、それぞれ固定刃29aおよび固定刃29bがボルト29cによって締結されている。図5に示すように、右側の固定刃29aは、ケーシング21の右側板から左斜め下に傾斜する傾斜辺を有する三角形状に形成されている。左側の固定刃29bは、ケーシング21の左側板から右斜め下に傾斜する傾斜辺を有する三角形状に形成されている。図4に示すように、固定刃29a,29bは、それぞれ前後方向に並んでおり、櫛状に配置されている。右側の固定刃29aは、第1回転軸22aのスペーサ30aと左右方向に対峙しており、第1回転刃23aと噛み合うように配置されている。左側の固定刃29bは、第2回転軸22bのスペーサ30bと左右方向に対峙しており、第2回転刃23bと噛み合うように配置されている。
前述したように、第1回転軸22aは、正面視(図5の表裏方向視)において反時計回りに回転し、第2回転軸22bは、正面視において時計回りに回転する。これにより、破砕室50に投入された被破砕物は、第1回転刃23aおよび第2回転刃23bにより、第1回転刃23aと第2回転刃23bとが噛み合う破砕室50の中央付近に導かれる。そして、上記被破砕物は、第1回転刃23aとスペーサ30b、第2回転刃23bとスペーサ30a、あるいは第1回転刃23aと第2回転刃23bによって剪断されることとなる。投入された被破砕物の一部は、ケーシング21内の右側面または左側面の近傍に落下する場合がある。しかし、ケーシング21の右側面および左側面には、固定刃29a,29bが配置されているため、被破砕物がそのまま下方に落下することは防止される。
図2に示すように、破砕部3のケーシング21は、ベース部7に対し、ボルト62およびナット(図示せず)によって着脱自在に取り付けられている。また、図3に示すように、破砕部3の第1回転軸22aは、モータ71のモータシャフト74に対し、いわゆるチェーンカップリング80によって着脱自在に連結されている。
チェーンカップリング80は、第1回転軸22a側及びモータシャフト74側に設けられた一対のスプロケット部材81と、これらスプロケット部材81を連結するエンドレスチェーン82とにより構成される。スプロケット部材81は、中空の円筒状部分81aと歯車部分81bとからなっている。一方のスプロケット部材81の円筒状部分81aは、駆動側のモータシャフト74に嵌められ、他方のスプロケット部材81の円筒状部分81aは、従動側の第1回転軸22aに嵌められている。エンドレスチェーン82は、両スプロケット部材81の歯車部分81bに巻き掛けられている。このような構成により、第1回転軸22aとモータシャフト74とが同軸状に連結されている。
なお、本実施形態では、第1回転軸22aの外径とモータシャフト74の外径とは、互いに等しくなっている。ただし、第1回転軸22aの外径とモータシャフト74の外径とは、互いに異なっていてもよい。
次に、破砕装置1の動作について説明する。なお、投入口91にはシート状のプラスチックや紙等を投入し、投入口92にはペットボトル等のボトル形状の被破砕物を投入することとする。
モータ71のスイッチ(図示せず)をONすると、モータ71の運転が開始され、モータシャフト74に連結された第1回転軸22aが回転する(図3参照)。そして、この第1回転軸22aの回転に伴って、第2回転軸22bも回転する。これにより、第1回転刃23aおよび第2回転刃23bが、それぞれ第1回転軸22a周りおよび第2回転軸22b周りに回転する。このような状態において、投入口91からプラスチックや紙等のシート状の被破砕物を投入すると、これらの被破砕物は、第1の導入空間51を通り破砕室50に到達し、両回転刃23a,23bによって剪断される。剪断後の被破砕物は落下し、回収容器等に回収される(図5参照)。
一方、第2回転軸22bの回転は、第2回転刃23bを介して第3回転軸12に伝達される。これにより、第3回転軸13が第2回転軸22bと逆方向に回転し、回転羽根13aおよび13bが回転する。このような状態において、投入口92からプラスチック製のボトル等のボトル形状の被破砕物(破砕困難物40)を投入すると、これらの被破砕物は、第2の導入空間52を下方に落下する。被破砕物は、回転羽根13aまたは13bと接触する位置まで至ると、回転羽根13aまたは13bの回転によってケーシング21の左側板25側に運ばれ、回転羽根13aまたは13bとケーシング21の左側板とによって押しつぶされながら第2破砕刃23bの方へ掻き込まれる。なお、このとき、回転羽根13a,13bのいずれかのパドル16が第2回転刃23bからの回転力を伝達する伝達機構として機能し、他のパドル16が上記被破砕物を押しつぶす部材として機能する。
上記被破砕物は、第2回転刃23bと接触すると、今度は第2回転刃23bと回転羽根13aまたは13bとの回転によって、押しつぶされながら破砕室50の中央部側に掻き込まれる。このように、回転羽根13aまたは13bによって2段階の押しつぶし工程を経ることにより、ボトル形状の被破砕物は、破砕室50の中央部に至るまでに十分に減容される。そして、上述のプラスチックや紙等のシート状の被破砕物と同様に、両回転刃23a,23bによって剪断される。剪断後の被破砕物は落下し、回収容器等に回収される。
次に、破砕ユニット9の着脱方法について説明する。なお、以下の説明では、あらかじめカバー部10は取り外されているものとする。
まず、チェーンカップリング80(図3参照)のエンドレスチェーン82のリンクピンを押し出してエンドレスチェーン82を切り、エンドレスチェーン82を歯車部分81bから取り外す。これにより、第1回転軸22aは、モータシャフト74との連結を解かれることとなる。次に、ケーシング21の下フランジ部27のボルト62(図2参照)を取り外す。これにより、ケーシング21のベース部7に対する固定が解かれることとなり、破砕ユニット9は、ベース部7に載置されただけの状態となる。この状態でケーシング21を持ち上げると、破砕ユニット9を構成するケーシング21、第1回転軸22aおよび第2回転軸22b、第1回転刃23aおよび第2回転刃23b、回転軸12、回転軸12に取り付けられた回転羽根13a,13b等を、装置本体1aから一体的に取り外すことができる。
破砕ユニット9は、上述した取り外し作業と逆の手順により取り付けることができる。すなわち、ケーシング21をベース部7上の所定の設置位置に載せ、ボルト62によってベース部7に固定する。そして、チェーンカップリング80のエンドレスチェーン82を歯車部分81bに取り付けることにより、第1回転軸22aをモータシャフト74に連結する。これにより、破砕ユニット9を容易に取り付けることができる。
本実施形態に係る破砕装置1は、回転羽根13a,13bが設けられ、第2の導入空間52に続く破砕空間50内で回転する第3回転軸を備えている。これにより、破砕装置1の投入口92から投入されたプラスチックボトル等のボトル形状の被破砕物(破砕困難物40)は、回転羽根13aまたは13bのいずれかのパドル16とケーシング21の左側板25とに接触し、パドル16によって第2破砕刃23b方向に掻き込まれる。このとき、被破砕物は左側板25とパドル16によって挟まれて変形する。第2破砕刃23bに到達した被破砕物は、パドル16と第2破砕刃23bとによって破砕空間50の中央部に運ばれ、第1破砕刃23aおよび第2破砕刃23bによって剪断される。そのため、本実施形態に係る破砕装置1によれば、従来、第1破砕刃23bと第2破砕刃23bとの間で滑って噛み込まれなかった破砕困難物40を変形させ、第1破砕刃23bと第2破砕刃23bとによってとらえやすい形状にすることができる。
また、本実施形態に係る破砕装置1では、回転羽根13a,13bのいずれかのパドル16と、第2回転軸22bに取り付けられた第2破砕刃23bの爪刃部23eとが噛み合うように配置されている。このような構成により、回転羽根13a,13bは第2回転軸22bの回転に連動して回転することとなる。そのため、従来のように、回転羽根13a,13bを回転駆動するために新たに駆動装置を設ける必要がない。また、回転羽根13a,13bには、第2回転軸22bに取り付けられた第2破砕刃23bによって回転力が直接伝達されるため、新たに動力伝達装置を設ける必要もない。したがって、本実施形態に係る破砕装置1によれば、低コスト化または小型化を図りつつ破砕困難物を破砕可能とすることができる。
本実施形態に係る破砕装置1の回転羽根13a,13bのパドル16の先端部16aは、回転方向の後側が面取りされている。より詳しくは、図7に示すように、各パドル16の先端部16aは、第2回転刃23bの爪刃部23eと接触する面16xがパドル16の径方向に対して傾斜している。また、接触面16xの傾斜の開始点16yは、第2回転刃23bの爪刃部23eよりも第2回転刃23bの径方向外側に位置するように設計されている。これにより、先端部16aと爪刃部23eとの接触を緩やかに行うことができ、両部材の摩耗を防止し、耐久性の向上を図ることができる。
また、本実施形態に係る破砕装置1では、パドル16の先端部16aの接触面16xがパドル16の径方向に対して傾斜している。そのため、パドル16の先端部16aが第2回転刃23bの爪刃部23eと接触する際、パドル16が爪刃部23eから受ける力はパドル16の回転中心に集中せず、多方向に分散される。パドル16は、回転中心方向に大きな力が加えられると、いわゆるロック状態となり、回転が止められる恐れがある。しかし、本実施形態に係る破砕装置1では、上述のようにパドル16が受ける力は多方向に分散されるため、いわゆるロック状態となるのを防止することもできる。
本実施形態に係る破砕装置1では、回転羽根13aおよび13bは、前後方向に関して互いにずれた位置に配置されている。そのため、回転羽根13aと回転羽根13bとによって被破砕物が掻き込まれるタイミングをずらすことができ、被破砕物が掻き込まれる確率を向上させることができる。
本実施形態に係る破砕装置1では、第3回転軸12は、ボルト15によってケーシング21に取り付けられた軸受14aおよび14bに回転自在に支持されている。そのため、軸受14aおよび14bは着脱容易であり、これらを取り外すことによって容易に第3回転軸12および回転羽根13a,13bを取り外すことができる。また、逆に、軸受14aおよび14bを取り付けることにより第3回転軸12および回転羽根13a,13bを容易に取り付けることができるため、既存の破砕装置等への取り付けも容易に行うことができる。
本実施形態に係る破砕装置1の投入部2は、ケーシング2a内部を第1の導入空間51と第2の導入空間52とに仕切る仕切板2bとを備えている。また、破砕空間50の第2の導入空間52との接続部分には回転羽根13a,13bを備えた第3回転軸12が設けられている。これにより、被破砕物を回転羽根13a,13bによって掻き込むことにより第1破砕刃23aおよび第2破砕刃23bの方へ導くルートと、回転羽根13a,13bを経ずに被破砕物を第1破砕刃23aおよび第2破砕刃23bの方へ導くルートとを分けることができる。そのため、本実施形態によれば、破砕困難物とそれ以外の被破砕物とを同時に破砕することが可能となり、被破砕物の破砕処理に要する時間の短縮化を図ることができる。また、破砕困難物でない被破砕物を無駄に回転羽根13a,13bによって掻き込ませることなく、破砕処理することが可能となる。
本実施形態に係る破砕装置1によれば、ケーシング21は、ベース部7に対し、ボルト62およびナットによって着脱自在に取り付けられている。また、破砕部3の第1回転軸22aは、モータ71のモータシャフト74に対し、いわゆるチェーンカップリング80によって着脱自在に連結されている。これにより、本実施形態によれば、ボルト62およびチェーンカップリング80を取り外すことにより、破砕ユニット9を容易に着脱することができる。したがって、例えば図8(a)に示すように、交換用の予備の破砕ユニット9´を予め準備しておくことにより、破砕ユニット9の回転羽根13a,13bに欠損が生じた場合、予備の破砕ユニット9´に容易に取り替えることができる。したがって、破砕装置1を迅速に復旧させることが可能となる。
また、図8(b)に示すように、破砕ユニット9と回転刃23a,23bの種類の異なる破砕ユニット9a〜9c等を準備しておき、被破砕物の種類に応じて、破砕ユニット9を破砕ユニット9a〜9cのいずれか一つと交換するようにしてもよい。このように、被破砕物に適した破砕ユニットを適宜選択することにより、破砕作業の高効率化を図ることができる。また、破砕粒度の変更、処理量の増減、多種材料の破砕等に柔軟に対応することができ、破砕装置1の利便性を向上させることができる。
なお、上記実施形態に係る破砕装置1では、第3回転軸12は軸受14a,14bに回転自在に支持され、回転羽根13a,13bを構成する各パドル16は第3回転軸12に一体的に形成される、または、第3回転軸12に固定されるものとしている。しかし、他の実施形態として、図9に示すように、第3回転軸12の代わりに固定軸12fを用いたものとしてもよい。本実施形態では、詳しくは、回転羽根13a,13bは、リング状部材13rと、リング状部材13rと一体的に形成され、または、リング状部材13rに固定された3つのパドル16とからなり、固定軸12fに回転自在に設けられている。このような形態によっても、いずれかのパドル16が第2回転刃23bからの回転力を伝達する伝達機構として機能し、他のパドル16が破砕困難物40を押しつぶす部材として機能する。したがって、本実施形態においても、上述のような効果を得ることが可能である。
以上説明したように、本発明は、破砕装置について有用である。
本発明の実施の形態に係る破砕装置の斜視図である。 上記破砕装置の一部を切り欠いて示す正面図である。 上記破砕装置の平面断面図である。 上記破砕装置の破砕部の一部を切り欠いて示す平面図である。 上記破砕装置の破砕ユニットの正面断面図である。 上記破砕装置の破砕ユニットの側面断面図である。 (a)はパドルの先端部の形状を示す図であり、(b)はその変形例である。 (a)および(b)は、破砕装置の破砕ユニットの交換を説明するための概念図である。 他の実施の形態に係る固定軸および回転羽根を示す図である。
符号の説明
1 破砕装置
2 投入部
2a,21 ケーシング(筒状体)
2b 仕切板
3 破砕部
7 ベース部(支持部材)
9 破砕ユニット
12 第3回転軸(軸)
13a,13b 回転羽根
14a,14b 軸受
15 ボルト(第1の取付具)
16 パドル(羽根部材)
22a 第1回転軸(第1の回転軸)
22b 第2回転軸(第2の回転軸)
23a 第1回転刃(破砕刃)
23b 第2回転刃(破砕刃)
51 第1の導入空間
52 第2の導入空間
62 ボルト(第2の取付具)
71 モータ(駆動装置)
74 モータシャフト(駆動軸)
80 チェーンカップリング(連結具)

Claims (6)

  1. 被破砕物を導入する導入口と被破砕物を排出する排出口とが形成された筒状体と、
    前記筒状体内に平行に配置された第1および第2の回転軸と、
    前記第1の回転軸および前記第2の回転軸のそれぞれに取り付けられた複数の破砕刃と、
    前記第1の回転軸と第2の回転軸とを回転駆動する駆動装置と、
    前記筒状体内における前記導入口と前記第2の回転軸に取り付けられた破砕刃との間に設けられ、前記第2の回転軸と平行な軸と、
    前記軸に設けられた複数の羽根部材を有する回転羽根と、を備え、
    前記軸は、前記羽根部材と前記第2の回転軸に取り付けられた破砕刃とが噛み合うように配置され、前記回転羽根は、前記第2の回転軸に取り付けられた破砕刃によって回転駆動される破砕装置。
  2. 前記回転羽根の各羽根部材の先端部は、回転方向の後側が面取りされている請求項1に記載の破砕装置。
  3. 前記回転羽根は前記軸の軸方向に複数設けられ、
    前記回転羽根は、前記軸方向から視て、一の回転羽根の羽根部材が他の回転羽根の羽根部材と回転方向に所定角度ずれた状態で回転するように配置されている請求項1または2に記載の破砕装置。
  4. 前記筒状体に着脱自在な第1の取付具によって取り付けられた軸受を備え、
    前記軸は回転軸からなり、前記軸受に支持されている請求項1〜3のいずれか一つに記載の破砕装置。
  5. 前記筒状体は、前記導入口が設けられた投入部と、前記排出口が設けられた破砕部とを備え、
    前記投入部を、第1の導入空間と第2の導入空間とに仕切る仕切板を備え、
    前記第1、第2の回転軸および前記軸は、それぞれ前記破砕部に取り付けられ、
    前記筒状体の軸方向から視て、前記第1の回転軸は前記第1の導入空間側に配置され、前記第2の回転軸は前記第2の導入空間側に配置され、前記軸は、前記第2の回転軸に重なるように配置されている請求項1〜4のいずれか一つに記載の破砕装置。
  6. 前記筒状体を支持する支持部材を備え、
    前記筒状体と前記支持部材とは、着脱自在な第2の取付具によって取り付けられ、
    前記駆動装置は回転する駆動軸を有し、
    前記第1および第2の回転軸は、前記筒状体内を貫くように延び、前記筒状体内に位置する内側部分と前記筒状体外に位置する外側部分とを有し、
    前記第1および第2の回転軸は、一方の回転に伴って他方も連動して回転するように連結され、
    前記第1または第2の回転軸の外側部分と前記駆動軸とは、着脱自在な連結具によって連結されている請求項4または5に記載の破砕装置。
JP2005311840A 2005-10-26 2005-10-26 破砕装置 Pending JP2007117851A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005311840A JP2007117851A (ja) 2005-10-26 2005-10-26 破砕装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005311840A JP2007117851A (ja) 2005-10-26 2005-10-26 破砕装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007117851A true JP2007117851A (ja) 2007-05-17

Family

ID=38142276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005311840A Pending JP2007117851A (ja) 2005-10-26 2005-10-26 破砕装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007117851A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010110659A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 San-Ai Eco System Co Ltd 破砕処理装置
KR101567533B1 (ko) * 2014-04-14 2015-11-10 (주)대진코스탈 저장매체 파쇄기
JP2016013526A (ja) * 2014-07-03 2016-01-28 住友重機械エンバイロメント株式会社 水中の夾雑物を破砕する二軸差動型破砕機、二軸差動型破砕機のカッターの交換方法
JP6428967B1 (ja) * 2018-02-21 2018-11-28 中国電力株式会社 石炭灰生成物の処理装置及び処理方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010110659A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 San-Ai Eco System Co Ltd 破砕処理装置
KR101567533B1 (ko) * 2014-04-14 2015-11-10 (주)대진코스탈 저장매체 파쇄기
JP2016013526A (ja) * 2014-07-03 2016-01-28 住友重機械エンバイロメント株式会社 水中の夾雑物を破砕する二軸差動型破砕機、二軸差動型破砕機のカッターの交換方法
JP6428967B1 (ja) * 2018-02-21 2018-11-28 中国電力株式会社 石炭灰生成物の処理装置及び処理方法
WO2019163034A1 (ja) * 2018-02-21 2019-08-29 中国電力株式会社 石炭灰生成物の処理装置及び処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4056535B2 (ja) 破砕装置
JP7090326B2 (ja) 破袋分離処理装置
JP2006320812A5 (ja)
JP5871344B1 (ja) 粒断機
JP2007117851A (ja) 破砕装置
JP2005125139A (ja) プラスチック廃材乾式洗浄装置
KR102471807B1 (ko) 이축 파쇄기
JP5177631B2 (ja) 破砕分離システム
JP2013248567A (ja) 壁土分離回収装置
JP2815826B2 (ja) 破砕機
JP5265320B2 (ja) 破袋機
JP2007023187A (ja) 固形燃料の製造方法及び装置
JP2006192363A (ja) 缶類用分離機
KR100599459B1 (ko) 파쇄기
JP5127761B2 (ja) 廃棄物処理設備
JP2008093559A (ja) 有機性廃棄物供給装置
JP2005034743A (ja) 破砕機
KR200351072Y1 (ko) 파쇄기
JP2003260378A5 (ja)
JP2006320815A (ja) 破砕方法とこの方法に用いられる一軸式破砕装置
JP2003306229A (ja) ホッパ内容物のアーチング防止装置
JP4241566B2 (ja) ホッパー及びホッパー付き貝表面清浄機
JP2013075279A (ja) 可燃物分離装置
JP2005296856A (ja) 粉砕装置
JP5291480B2 (ja) ごみ圧密保管排出装置