JP2015053983A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】可動体の傾きや動きのがたつきを抑えることができるパチンコ遊技機を提供する。【解決手段】遊技者から見て手前側となる表面に遊技領域7が設けられる遊技板5と、遊技板5の裏面側に設けられ、遊技板5の反対側に凹む凹部51aを有する裏ユニット51と、凹部51aに取り付けられる可動体ユニット60とを備え、可動体ユニット60は、可動体61と、凹部51aの遊技者から見て奥側となる底面51bに固定され、可動体61を移動可能に支持する支持部材63とを備え、支持部材63は、底面51bから遊技板5側に立設した上壁部52bにさらに固定される。【選択図】図13

Description

本発明は、演出に伴い移動する可動体を備えるパチンコ遊技機に関する。
従来、演出に伴い移動する可動体を備えるパチンコ遊技機が公知となっている(例えば、特許文献1参照)。このパチンコ遊技機は、可動体と、可動体を移動可能に支持する支持部材と、支持部材が取り付けられるベース部材とを備えた可動体ユニットを有し、可動体ユニットを遊技板の裏面側に設けられる裏ユニットの凹部に取り付けたことで、可動体を搭載するように構成されている。
特開2011−224077号公報
特許文献1に記載のパチンコ遊技機では、可動体ユニットのベース部材を裏ユニットの凹部の底面(遊技者から見て奥側の面)にねじ止めすることで、可動体ユニットを裏ユニットに締結する。この場合、支持部材は、ベース部材を介して裏ユニットの凹部の底面に固定されることになるが、例えば、可動体の重量が大きくなるなどして支持部材への負荷が増加した場合に、支持部材が傾いて可動体の支持が不安定となり、可動体が傾いて見栄えが悪くなり、可動体の動きにがたつきが生じて故障を招くおそれがあった。
本発明はかかる課題に鑑み、可動体の傾きや動きのがたつきを抑えることができるパチンコ遊技機を提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、遊技者から見て手前側となる表面に遊技領域が設けられる遊技板と、前記遊技板の裏面側に設けられ、前記遊技板と反対側に凹む凹部を有する裏ユニットと、前記凹部に取り付けられる可動体ユニットとを備え、前記可動体ユニットは、可動体と、前記凹部の遊技者から見て奥側となる底面に固定され、前記可動体を移動可能に支持する支持部材とを備え、前記支持部材は、前記底面から前記遊技板側に立設した壁部にさらに固定されるものである。
即ち、請求項2においては、前記支持部材に設けられた第一の係合部と、前記壁部に設けられ、前記第一の係合部と係合可能な第二の係合部とを備え、前記第一および第二の係合部は、前記支持部材を前記壁部に対して前記可動体ユニットの前記裏ユニットへの取付方向にスライド変位させることで係合可能に構成されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
本発明によれば、支持部材の支持が安定するため、可動体の傾きや動きのがたつきを抑えることができる。
本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機の全体的な構成を示した正面図。 同じく、パチンコ遊技機の窓枠が開放された状態の構成を示した正面斜視図。 同じく、遊技盤の構成を示した正面図。 同じく、裏ユニットの構成を示した正面図。 同じく、裏ユニットの構成を示した正面斜視図。 図5のA部の構成を示した部分拡大図。 同じく、裏ユニットの構成を示した後方斜視図。 同じく、(a)可動体ユニットの構成を示した正面図、(b)同じく右側面図。 同じく、可動体ユニットの構成を示した背面図。 同じく、可動体の構成を示した後方斜視図。 同じく、(a)支持部材の構成を示した正面図、(b)同じく仰視図。 同じく、ベース部材および支持部材の構成を示した正面図。 同じく、可動体ユニットおよび裏ユニットの構成を示した正面図。 同じく、可動体ユニットおよび裏ユニットの構成を示した後方斜視図。 同じく、遊技機の電気的な構成を示したブロック図。 本発明の変形例の構成を示した正面図。 本発明の変形例の構成を示した仰視図。
次に、発明の実施の形態を説明する。
まず、本発明に係るパチンコ遊技機の実施形態の全体的な構成について、図面を用いて説明する。
なお、以下の説明では、パチンコ遊技機を遊技者側から見て、手前側をパチンコ遊技機の前側とし、奥側をパチンコ遊技機の後側として、前後方向を規定する。また、パチンコ遊技機を遊技者側から見て、左手側をパチンコ遊技機の左側とし、右手側をパチンコ遊技機の右側として、左右方向を規定する。
パチンコ遊技機は、図1および図2に示すように、主として、外枠2と、中枠3と、窓枠4と、により構成される枠体に、各種の遊技部品が取り付けられて形成される。
外枠2は、パチンコ遊技機の外郭を成し、前後面が開口された略四角筒状に形成される枠体である。外枠2は、パチンコホール等の遊技場に設けられた台島に設置される。外枠2には、中枠3が設けられる。
中枠3は、前後面が開口された略四角筒状に形成される枠体である。中枠3は、外枠2の前側の開口部にヒンジ等の軸支部材を介して回動可能に支持される。中枠3には、遊技盤5Aと、窓枠4と、下皿ユニット6と、が設けられる。
遊技盤5Aは、遊技球が転動する領域である遊技領域7が形成される部材である。遊技盤5Aは、中枠3に着脱可能に取り付けられる。
窓枠4は、略平板状に形成される枠体である。窓枠4は、遊技板5の前方に配置される。窓枠4は、中枠3の前側の開口部にヒンジ等の軸支部材を介して回動可能に支持される。窓枠4の略中央には、略円形状の窓枠開口部8が開口される。窓枠開口部8は、透明板8aにより被覆される。これによって、遊技者は、前方から透明板8aを介して窓枠4の後方に配置された遊技板5(より詳細には、遊技領域7)を視認することができる。窓枠開口部8の下方には、発射前の遊技球が貯溜される上皿9が配設される。窓枠開口部8の左右上方には、スピーカ10がそれぞれ配設される。
下皿ユニット6は、中枠3の下側であって窓枠4の下方に取り付けられる。下皿ユニット6の略中央には、上皿9から溢れた遊技球が貯溜される下皿6aが配設される。下皿ユニット6の右側部であって下皿6aの右方には、上皿9に貯溜された遊技球を遊技板5の遊技領域7へ向けて発射可能に構成される発射ハンドル15が配設される。
次に、遊技盤5Aの構成について、図3から図13を用いてさらに詳細に説明する。
遊技盤5Aは、図3に示すように、主として遊技板5と、始動口19と、図柄表示装置12と、始動ゲート17と、可変入賞装置21と、大入賞装置24と、一般入賞口14等を備える。
遊技板5は、略平板状に形成される部材であり、透光性を有する樹脂板(例えば、透明樹脂板)によって構成される。遊技板5には、その中央部において遊技板5を前後方向に貫通する図柄表示開口部13が形成される。また、遊技板5の前側面には、ガイドレール11が正面視で略円形状に配置され、前方へ向けて立設される。さらに、遊技板5の裏面側には裏ユニット51(図4参照)が設けられる。
ガイドレール11は、略円弧状に形成された帯状の部材である。ガイドレール11は、遊技板5の前側面に、当該前側面に対して立ち上がり状に取り付けられる。ガイドレール11は、遊技板5の前側面に正面視で略円形状を形成するように配置される。そして、遊技板5において、ガイドレール11により略円形状に形成された内側の領域が、遊技球が転動する領域である遊技領域7として構成される。
裏ユニット51は、詳細は後述するが、可動体61を有する可動体ユニット60(図8参照)が配置される略箱状のベース部材である(図7、図13参照)。なお、裏ユニット51には、可動体61以外にも装飾体が設けられるが、説明の便宜上、省略する。
始動口19は、図3に示すように、遊技領域7内の中央下部に配置される。始動口19は、上面が開口されたポケット状に形成され、その内部に遊技球が入球(入賞)可能に構成される。始動口19の内部には、近接スイッチからなる第一始動口センサ30(図15参照)が配設される。第一始動口センサ30は、遊技球が始動口19に入賞すると当該入賞を検知して、始動口入賞信号を出力する。
図柄表示装置12は、液晶画面20を設けて、当該液晶画面20に図柄や数字等を変動表示可能に構成される装置である。図柄表示装置12は、液晶画面20を前方へ向けた状態で、遊技板5の後側面に取り付けられる。
図柄表示開口部13は、遊技者が前方から図柄表示装置12の液晶画面20を視認するための開口部である。図柄表示開口部13は、正面視で遊技領域7の概ね中央で、遊技板5を前後方向に貫通して形成される。図柄表示開口部13には、図柄表示装置12の液晶画面20が配置される。これによって、遊技者は、前方から図柄表示開口部13を通じて遊技板5の後側面に取り付けられた図柄表示装置12の液晶画面20を視認することができる。
始動ゲート17は、遊技領域7内の左部に配置される。始動ゲート17は、上下方向に貫通した平面視略コの字状に形成され、その内側を遊技球が通過可能に構成される。始動ゲート17の内側には、近接スイッチからなる始動ゲートセンサ31(図15参照)が配設される。始動ゲートセンサ31は、遊技球が始動ゲート17を通過すると当該通過を検知して、始動ゲート通過信号を出力する。始動ゲート17を遊技球が通過した場合には、普通図柄遊技が行われ、普通図柄遊技の当り判定の結果が当りであると、可変入賞装置21が作動して普通電動役物遊技が行われる。可変入賞装置21が作動して開状態になると、始動口23に遊技球が入賞可能となる。
可変入賞装置21(普通電動役物)は、始動口19の下方に配置される。可変入賞装置21には、始動口23が設けられる。始動口23は、上面が開口されたポケット状に形成され、その内部に遊技球が入球(入賞)可能に構成される。始動口23の左右上方には、一対の可動片22が配設される。一対の可動片22は、相互に対向して配置される。一対の可動片22には、可変入賞装置21に設けられた可動片用ソレノイド34(図15参照)の出力軸が連動連結される。そして、一対の可動片22は、可動片用ソレノイド34の出力軸の作動によって、下端を支点として相互に近接又は離間する方向に回動する。そして、一対の可動片22が下端を支点として相互に近接する方向に回動した場合、遊技領域7内を転動する遊技球は当該一対の可動片22に干渉されて始動口23に入賞することができない(閉状態)。一方、一対の可動片22が下端を支点として相互に離間する方向に回動した場合、遊技領域7内を転動する遊技球は当該一対の可動片22に干渉されず始動口23に入賞することができる(開状態)。
このように、可変入賞装置21は、その作動により遊技球が入賞可能な開状態および入賞不能な閉状態を任意に切り替え可能に構成される。また、始動口23の内部には、近接スイッチからなる第二始動口センサ35(図15参照)が配設される。第二始動口センサ35は、遊技球が始動口23(可変入賞装置21)に入賞すると当該入賞を検知して、始動口入賞信号を出力する。
大入賞装置24(特別電動役物)は、遊技領域7内の下部であって、可変入賞装置21の下方に配置される。大入賞装置24には、大入賞口26が設けられる。大入賞口26は、正面視で左右方向に細長い略矩形状であって、遊技領域7が前後方向に貫通して形成される。大入賞口26は、大入賞口扉25によって開閉される。大入賞口扉25は、下端を支点として遊技領域7に対して前後回りに回動可能に支持される。大入賞口扉25には、大入賞装置24に設けられた大入賞口扉用ソレノイド36(図15参照)の出力軸が連動連結される。そして、大入賞口扉25は、大入賞口扉用ソレノイド36の出力軸の作動によって、下端を支点として前回りに回動し、遊技領域7から前方へ向けて突出した(板面を上下方向へ向けた)姿勢となる。そして、遊技領域7内を転動する遊技球は、大入賞口扉25の上面側に上方から衝突し、当該大入賞口扉25によって大入賞口26に入球(入賞)するように案内される。つまり、大入賞口扉25が下端を支点として前回りに回動した場合、遊技領域7内を転動する遊技球が大入賞口26に入賞することができる(開状態)。一方、大入賞口扉25が大入賞口26を閉じている場合、遊技領域7内を転動する遊技球は大入賞口26に入賞することができない(閉状態)。
このように、大入賞装置24は、その作動により遊技球が入賞可能な開状態および入賞不能な閉状態を任意に切り替え可能に構成される。また、大入賞口26の内部には、近接スイッチからなる大入賞口センサ37(図15参照)が配設される。大入賞口センサ37は、遊技球が大入賞口26(大入賞装置24)に入賞すると当該入賞を検知して、大入賞口入賞信号を出力する。
一般入賞口14は、上面が開口されたポケット状に形成され、遊技球が入球(入賞)可能に形成される部材である。一般入賞口14は、遊技領域7の下部であって適宜な位置に複数個が配置される。一般入賞口14は、遊技球が入球すると図示せぬ賞球払出装置によって所定数の遊技球(賞球)が払い出されるように構成される。
アウト口16は、遊技領域7を転動する遊技球が、始動口19、一般入賞口14、始動口23、大入賞口26等の各入賞口に入球(入賞)しなかった場合に、最終的に流入する開口部である。アウト口16は、遊技領域7の最下部に、遊技板5を前後方向に貫通して形成される。なお、アウト口16に流入した遊技球は、パチンコ遊技機が設置されたパチンコホール等の遊技場側に回収される。
次に、パチンコ遊技機の電気的な構成について、図15を用いて説明する。
図15のメイン制御回路80は特別図柄遊技および大当り遊技のそれぞれの遊技内容を制御するものであり、CPU81とROM82とRAM83を有している。このメイン制御回路80のROM82には制御プログラムおよび制御データが予め記録されており、CPU81はRAM83をワークエリアとしてROM82の制御プログラムおよびROM82の制御データに基づいて処理動作を行う。入力回路84は第一始動口センサ30からの始動口入賞信号、始動ゲートセンサ31からの始動ゲート入賞信号、第二始動口センサ35からの始動口入賞信号および大入賞口センサ37からの大入賞口入賞信号のそれぞれをメイン制御回路80に出力するものであり、メイン制御回路80は入力回路84を通して始動口入賞信号を検出した場合に制御コマンドおよび賞球コマンドを設定し、大入賞口入賞信号を検出した場合に賞球コマンドを設定する。ソレノイド回路85は可動片用ソレノイド34および大入賞口扉用ソレノイド36を通断電するものであり、メイン制御回路80はソレノイド回路85を電気的に制御することで可動片22および大入賞口扉25を開閉操作する。
図15の払出制御回路90は賞品球の払出動作を制御するものであり、CPUとROMとRAMを有している。この払出制御回路90のROMには制御プログラムおよび制御データが予め記録されており、CPUはRAMをワークエリアとしてROMの制御プログラムおよびROMの制御データに基づいて遊技球の払出動作を行う。この払出制御回路90はメイン制御回路80から賞球コマンドが送信されるものであり、賞球コマンドを検出した場合に駆動信号を出力する。モータ回路91は払出制御回路90から駆動信号が入力されるものであり、駆動信号が入力された場合に払出しモータ92を駆動することで上皿9内に単位個数の賞品球を払出す。
図15の演出制御回路(演出装置制御手段)100は、図柄表示装置12の表示内容、および、演出装置としての可動体ユニット60の動作を制御するものであり、CPU101とROM102とRAM103とを有している。この演出制御回路100のROM102には制御プログラムおよび制御データが予め記録されており、CPU101はRAM103をワークエリアとしてROM102の制御プログラムおよびROM102の制御データに基づいて処理動作を行う。この演出制御回路100はメイン制御回路80から制御コマンドの設定結果が送信されるものであり、制御コマンドの送信結果を検出した場合に演出コマンドを設定する。
図15の表示制御回路110は図柄表示装置12の表示内容を制御するものであり、表示制御回路110には演出制御回路100から演出コマンドの設定結果が送信される。この表示制御回路110は演出コマンドの設定結果を受信した場合に図柄表示装置12に演出コマンドの受信結果に応じた映像を表示するものであり、VDPとVROMとVRAMを有している。VROMは装飾図柄遊技の映像を表示するための画像データと装飾図柄遊技の背景映像を表示するためのビデオデータと大当り遊技演出の映像を表示するためのビデオデータと保留絵柄を表示するための画像データとが予め記録されたものであり、VDPはVROMから検出した画像データおよびビデオデータのそれぞれをVRAMに展開し、図柄表示装置12にR・G・Bの各信号を出力することで映像をカラーで表示する。
図15の音制御回路120は両スピーカ10のそれぞれの出力内容を制御するものであり、音制御回路120には演出制御回路100から演出コマンドの設定結果が送信される。この音制御回路120は演出コマンドの設定結果を受信した場合に演出コマンドの受信結果に応じた音信号を設定するものであり、両スピーカ10のそれぞれを音信号の設定結果に応じて電気的に操作することで両スピーカ10のそれぞれから演出コマンドの受信結果に応じた効果音を出力する。
役物制御回路130は後述する可動体ユニット60のモータ67を通断電するものであり、演出制御回路100は役物制御回路130を電気的に制御することで可動体ユニット60を操作する。
次に、裏ユニット51の構成について図4から図7、図13を用いて説明する。
裏ユニット51は、遊技板5の裏面側に設けられ、遊技板5と反対側に凹む箱状の凹部51aを有する。図13に示すように、凹部51aには可動体ユニット60(図8参照)が配置され、凹部51aの底面51bは、可動体ユニット60の取付面となっている。なお、図7に示すように、裏ユニット51の裏側に図柄表示装置12(図3参照)が取り付け可能とされており、底面51bには、遊技板5の図柄表示開口部13(図3参照)に対応する位置に図柄表示開口部51cが設けられる。
図4から図7に示すように、凹部51aの四方には、底面51bから遊技板5側に立設する上壁部52b、右側壁部52a、左側壁部52aおよび下壁部52cが設けられる。また、凹部51aの開口端部(裏ユニット51の前端部)には、凹部51aを囲むようにフランジ部53が設けられる。なお、フランジ部53が遊技板5の裏面にねじ止めされることにより、裏ユニット51が遊技板5に固定される。
図5から図7に示すように、裏ユニット51の上壁部52bには後述する可動体ユニット60の支持部材63と係合するための係合部である係合孔55が設けられている。
係合孔55は、上壁部52bの前端部に設けられており、長孔で構成されている。また、図6に示すように、係合孔55の前部の下端部には、係合孔55の内側に向けて突出する突起55aが設けられる。突起55aは、係合孔55の左右両側に対で設けられ、それぞれ前後方向に延設される。
次に、裏ユニット51の凹部51aに配置される可動体ユニット60について、図8から図13を用いて説明する。
可動体ユニット60は、図8に示すように、可動体61と、ベース部材62と、支持部材63とを備える。
可動体61は、ベース部材62に対して左右方向に移動可能に構成される。可動体61は、図13に示すように、待機状態にあるときは、ベース部材62の左右方向の中央部の待機位置に位置し、作動状態に移行した場合には、図8(a)に示すように、待機位置から左方向に移動する。
図10に示すように、可動体61は、装飾部61aと、装飾部61aの後側に延設される第一連結部61bと、一端が第一連結部61bの後端部に連結され、左右方向に延びる第二連結部65と、第二連結部65の他端に連結され、左右方向に延びるラック部材66とを有している。
装飾部61aは、救急車を模した板状の装飾部材である。装飾部61aは、可動体ユニット60の最も前側に設けられた部材であり、遊技板5の裏側に位置する。装飾部61aは、遊技板5を介して遊技者から視認可能になっている。
第一連結部61bは、装飾部61aと第二連結部65を連結するために設けられ、上面視において左右方向を長手方向とする長方形状とされる。なお、図8(a)(b)に示すように、装飾部61aの裏側(装飾部61aとベース部材62の間)には演出役物71が設けられるため、第一連結部61bは、その前後方向の寸法(上面視における短手方向の寸法)が演出役物71の前後方向の寸法よりも大きくなるように形成される。
ここで、演出役物71は、静止した装飾体であり、図13に示すように、可動体61が待機位置にあるときは、可動体61の装飾部61aに隠れて視認不能となり、図8(a)に示すように、可動体61が作動位置に移動したときには、装飾部61aの裏側から現れて視認可能となる。
図10に示すように、第二連結部65は、第一連結部61bとラック部材66を連結するために設けられる。
ラック部材66にはラック機構66aが設けられている。ラック機構66aは、図8(b)および図9に示すように、動力源であるモータ67の駆動軸に設けられたピニオンギア67aと噛合しており、動力源であるモータ67を正逆回転することにより、ラック部材66が左右方向へ移動する。
このように構成することにより、モータ67を正逆回転することで、ラック部材66が左右方向へ移動すると共に、その動きが第二連結部65および第一連結部61bを通じて装飾体61aに伝達され、装飾体61aが左右方向へ移動するのである。
ベース部材62は、可動体61および支持部材63が取り付けられると共に、可動体ユニット60を裏ユニット51に固定するためのものであり、図8、図9、図12および図13に示すように、可動体61よりも後側に設けられる。ベース部材62には複数の箇所にねじ孔62aが設けられており、ねじ孔62aおよび対応する裏ユニット51の凹部51aの底面51bに設けられたねじ孔51dへ前面からねじを挿入して固定することにより、ベース部材62は裏ユニット51に固定されている。
支持部材63は、可動体61を左右方向に移動可能に支持するものであり、図11(a)(b)に示すように、摺動孔63aと、係合部63bと、取付部69とを有している。
摺動孔63aは、支持部材63を前後方向に貫通し、左右方向に延びる長孔によって構成される。摺動孔63aには、可動体61の第一連結部61bが挿入され、これにより、装飾部61aが左右方向に移動可能に支持部材63に支持される。なお、支持部材63の前後方向の寸法は、可動体61の第一連結部61bの前後方向の寸法と略同一とされる。
係合部63bは、支持部材63を裏ユニット51の上壁部52b(図7参照)に固定するための部材であり、支持部材63の上部に設けられる。係合部63bの左右両側には一対の突起63dが設けられる。突起63dは、それぞれ左右外側に突設されると共に前後方向に延設される。
取付部69は、支持部材63をベース部材62に連結するための部材であり、支持部材63の後端部に設けられる。取付部69には、支持部材63をベース部材62にねじ止めするためのねじ孔69aが設けられる。
上記の構成により、支持部材63は、ベース部材62と裏ユニット51の凹部51aの上壁部52bとそれぞれに固定される。
ここで、支持部材63がベース部材62のみに固定された場合には、支持部材63は、支持部材63とベース部材62の連結部を支点とした後方からの支持により支持されることになる。その一方で、可動体61の装飾部61aは、前述のように、その裏側に演出役物71が配置されることから、支持部材63の支点から前方にある程度距離が離れた状態で支持部材63により支持される(図8(b)参照)。このため、装飾部61aの重みを支持部材63が支えきれなくなり、可動体61が支持部材63と共に前傾するおそれがある。
これに対し、本実施形態のように、支持部材63をベース部材62と裏ユニット51の上壁部52bとに固定した場合には、ベース部材62による後方からの支持と、裏ユニット51の凹部51aの上壁部52bによる上方からの吊り下げ支持との二方向から支持部材63を支持することできる。このため、支持部材63の支持力を高めて支持を安定させることができ、可動体61が前傾するのを防止することが可能になる。
次に、可動体ユニット60の裏ユニット51への組付方法について説明する。
凹部51aの底面51bを下側とし、裏ユニット51の前面側(凹部51aの底面51bと反対側)を上側とした状態で裏ユニット51を作業台に載置し、裏ユニット51の前面側から可動体ユニット60を裏ユニット51の凹部51aの取付位置にセットする。
この際、支持部材63を裏ユニット51の上壁部52bに対して裏ユニット51の前面側から凹部51aの底面51bに向かう方向(可動体ユニット60の取付方向)にスライド変位させ、支持部材63の係合部63b(図11参照)を上壁部52bの係合孔55(図6参照)に挿入させていく。これに伴い、係合部63bの突起63dと係合孔55の突起55aとを係合させ、支持部材63を裏ユニット51の上壁部52bに組み付ける。
このように、可動体ユニット60を裏ユニット51内の取付位置にセットする過程で支持部材63を裏ユニット51の上壁部52bに組み付けることができるため、別途の組み付け作業が不要となり、上壁部52bに対する支持部材63の組み付けを速やかに行うことができる。また、スライド変位により支持部材63と上壁部52bの組み付けを行うことができるため、両者のねじ止め作業を不要としつつ組み付けを簡単に行うことができ、作業性を向上させることが可能になる。
可動体ユニット60を裏ユニット51の凹部51aに載置した後は、ベース部材62のねじ孔62a(図8参照)と、裏ユニット51の凹部51aの底面51bに設けられたねじ孔51d(図4参照)とに裏ユニット51の前面側からねじを螺入してねじ止めし、可動体ユニット60を裏ユニット51に固定する。
このように、支持部材63の裏ユニット51の上壁部52bへの固定、および可動体ユニット60(ベース部材62)の裏ユニット51の凹部51aの底面51bへの固定の双方を、裏ユニット51の前面側からの作業によって行うことができるため、例えば、作業台上で裏ユニット51の位置や方向を変えたり、作業者が裏ユニット51の側方に回り込んでねじ止めを行うなどの作業が不要となり、組付の作業性を向上させることができる。
以上のように、本実施形態に係るパチンコ遊技機は、遊技者から見て手前側となる表面に遊技領域7が設けられる遊技板5と、遊技板5の裏面側に設けられ、遊技板5の反対側に凹む凹部51aを有する裏ユニット51と、凹部51aに取り付けられる可動体ユニット60とを備え、可動体ユニット60は、可動体61と、凹部51aの遊技者から見て奥側となる底面51bに固定され、可動体61を移動可能に支持する支持部材63とを備え、支持部材63は、底面51bから遊技板5側に立設した上壁部52bにさらに固定されるものである。
このように構成することにより、支持部材63をベース部材62および裏ユニット51の上壁部52bによって支持することができるため、支持部材63の支持が安定する。例えば、可動体61の重量が重い場合であっても、可動体61の前側方向への傾きを防止し、また、可動体61の移動の際のがたつきを防止することができる。
なお、本実施形態においては、支持部材63は、摺動孔63aを備える構成としたが、これに限定するものではなく、支持部材を支持ロッドで構成し、前記支持ロッドに環状の部材を嵌合して、当該環状の部材を前記支持ロッドの長手方向へ摺動させる構成とすることも可能である。
また、本実施形態においては、ベース部材62と支持部材63とを別体で設けているが、これに限定するものではなく、支持部材がベース部材に一体形成される構成とすることも可能である。
また、本実施形態においては、遊技板5を介して可動体61を視認可能としているが、これに限定されるものではなく、不透明な遊技板に開口部を設け、その開口部から可動体61が臨む構成とすることも可能である。
また、本実施形態においては、可動体61は遊技領域7の上方に設けているが、これに限定されるものではなく、遊技領域7の側方または下方に設ける構成とすることも可能である。
また、本実施形態においては、支持部材63で可動体61を支持しているが、これに限定されるものではなく、可動体61に他の動力伝達部材を固設し、当該他の動力伝達部材を支持部材63で支持する構成とすることも可能である。
また、本実施形態においては、ベース部材62を裏ユニット51に固定する固定部材としてねじを用いているが、ねじ以外の留め具を用いることも可能である。
また、本実施形態においては、支持部材63を上壁部52bに固定しているが、これに限定するものではなく、例えば、右側壁部52a、左側壁部52a、下壁部52cに固定してもよいし、裏ユニット51の凹部51aの底面51bに立ち壁(底面51bから遊技板5側に立設する壁部)を新たに設け、その立ち壁に支持部材63を固定してもよい。
また、本実施形態においては、支持部材63をベース部材62を介して裏ユニット51の凹部51aに固定しているが、これに限定するものではなく、支持部材63を直接裏ユニット51に固定する構成とすることも可能である。
また、本実施形態においては、可動体61を左右方向に移動するものとしたが、これに限定するものではなく、図16に示すように、可動体を円弧状に移動させてもよいし、図17に示すように、可動体を前後方向に移動させてもよい。
5:遊技板,7:遊技領域,51:裏ユニット,51a:凹部,51b:底面,52a:上壁部,55:係合孔,60:可動体ユニット,63:支持部材,63b:係合部

Claims (2)

  1. 遊技者から見て手前側となる表面に遊技領域が設けられる遊技板と、
    前記遊技板の裏面側に設けられ、前記遊技板と反対側に凹む凹部を有する裏ユニットと、
    前記凹部に取り付けられる可動体ユニットとを備え、
    前記可動体ユニットは、
    可動体と、
    前記凹部の遊技者から見て奥側となる底面に固定され、前記可動体を移動可能に支持する支持部材とを備え、
    前記支持部材は、前記底面から前記遊技板側に立設した壁部にさらに固定されることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記支持部材に設けられた第一の係合部と、
    前記壁部に設けられ、前記第一の係合部と係合可能な第二の係合部とを備え、
    前記第一および第二の係合部は、前記支持部材を前記壁部に対して前記可動体ユニットの前記裏ユニットへの取付方向にスライド変位させることで係合可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
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