JP2015052982A - 表示制御装置 - Google Patents

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愛 片岡
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Abstract

【課題】検出部が物体の意図しない検出により表示部の表示状態が変化した場合に、速やかに元の状態に復帰させることができる表示制御装置を提供する。
【解決手段】入力操作を受け付ける操作部56と、操作部56へ物体の接近を検出する測距センサ55と、測距センサ55による物体の接近の検出に基づき表示部57の表示状態をメニュー非表示からメニュー表示へ遷移させ、メニュー表示へ遷移させてからタイムアウト時間経過後に表示部57の表示状態をメニュー非表示へ再び遷移させる制御部51と、を備えている。そして、制御部51は、タイムアウト時間内に操作部56が入力操作を受け付けない場合に、次回以降のタイムアウト時間の長さを短くする。
【選択図】図3

Description

本発明は、入力受付部が受け付けた入力操作と検出部が検出状態に基づいて表示部の表示状態を制御する表示制御装置に関する。
車両等に設置されるカーナビゲーションシステムや、ユーザが手に持って操作するスマートフォン等には、手指やタッチペン(スタイラスペンともいう)などの物体の接近をセンサ等により検出して輝度を上げたり、メニュー等が表示されるなど表示画面の状態を変化させるような機能が搭載されている。
例えば、特許文献1には、入力画面に入力者の手指が接近したことを検出する接近検出手段が入力者の手指の接近を検出したときに該入力画面に入力部を表示し、入力者の手指が該入力部から離れてから所定の時間経過後に該入力部の表示を消滅させる入力装置であって、該状態検出手段の検出結果に基づき該所定の時間を変更することが記載されている。このようにすることで、運転者の走行状態や環境状態を考慮し、運転に余裕がなく、運転者が入力操作をしにくいときには入力画面を長く表示し、逆に操作容易な場合は早く入力画面を表示することにより、入力操作の操作性を高めている。
特開2007−302215号公報
上述したような手指などの物体の接近を検出するセンサ等が設けられている機器においては、意図しない検出によって動作してしまう場合がある。例えば、上記したように物体をセンサで検出してメニュー画面を表示するカーナビゲーションシステムで、近傍にあるエアコンなどの操作を誤ってセンサが検出してしまうことがある。このような場合、ユーザは、メニュー画面の操作受付時間(タイムアウト時間)が経過(タイムアウト)して自動的に元の画面に戻るまで操作しないか、メニュー画面を消すような操作を行う必要があった。
しかしながら、メニュー画面の操作受付時間は固定時間であるので、このような意図しない検出による動作が何度も発生するとユーザにとって不便に感じる。また、操作受付時間を待たずにメニュー画面を消す場合は、ユーザによる操作が必要であり、運転の妨げとなってしまう。
また、メニュー画面の表示ではなく、物体を検出して画面の輝度を上げるような機器の場合、意図しない検出によって一定時間輝度が上がってしまうので、その間無駄な電力を消費してしまうという問題がある。
特許文献1に記載の発明の場合、入力操作をし易くするために入力画面を表示する時間を変更しており、上述したような意図しない検出に対する対策、つまり、入力操作をする意図が無いにもかかわらず入力画面が表示された場合については何ら考慮されていない。
そこで、本発明は、上述した問題に鑑み、例えば、検出部が物体の意図しない検出により表示部の表示状態が変化した場合に、速やかに元の状態に復帰させることができる表示制御装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、入力操作を受け付ける入力受付部と、前記入力受付部への物体の接近を検出する検出部と、前記検出部による前記物体の接近の検出に基づき表示部の表示状態を第一状態から第二状態へ遷移させ、前記第二状態へ遷移させてから前記入力受付部が入力操作を受け付けずに所定時間経過した場合は、前記表示部の表示状態を前記第一状態へ再び遷移させる表示制御部と、を備え、前記表示制御部は、前記第二状態へ遷移させてから前記所定時間以内に前記入力受付部が入力操作を受け付けない場合に、次回以降に前記第二状態へ遷移した際の前記所定時間の長さを短くする、ことを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、入力操作を受け付ける入力受付部と、前記入力受付部への物体の接近を検出する検出部と、前記入力受付部が受け付けた入力操作と前記検出部の検出結果に基づいて表示部の表示状態を制御する表示制御部と、を備えた表示制御装置の制御方法において、前記検出部による前記物体の接近の検出に基づき前記表示部の表示状態を第一状態から第二状態へ遷移させる第一制御工程と、前記第一制御工程を行ってから前記入力受付部が入力操作を受け付けずに所定時間経過後に前記表示部の表示状態を前記第一状態へ再び遷移させる第二制御工程と、前記第一制御工程の実行後、前記第二状態へ遷移させてから前記所定時間以内に前記入力受付部が入力操作を受け付けない場合に、次回以降に第二状態へ遷移した際の前記所定時間の長さを短くする変更工程と、を含むことを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の表示制御装置の制御方法を、コンピュータにより実行させることを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の表示制御装置の制御プログラムを格納したことを特徴としている。
本発明の第1の実施例にかかる表示制御装置を有するナビゲーション装置のブロック構成図である。 本発明の第1の実施例にかかる表示制御装置の機能構成図である。 図2に示された測距センサが手指等の物体を検出した際の動作のフローチャートである。 タイムアウト時間とタイムアウト回数の関係を示したグラフである。 本発明の第2の実施例にかかる表示制御装置の測距センサが手指等の物体を検出した際の動作のフローチャートである。 本発明の第3の実施例にかかる表示制御装置の測距センサが手指等の物体を検出した際の動作のフローチャートである。 他のタイムアウト時間とタイムアウト回数の関係を示したグラフである。
以下、本発明の一実施形態にかかる表示制御装置を説明する。本発明の一実施形態にかかる表示制御装置は、入力操作を受け付ける入力受付部と、入力受付部へ物体の接近を検出する検出部と、検出部による物体の接近の検出に基づき表示部の表示状態を第一状態から第二状態へ遷移させ、第二状態へ遷移させてから入力受付部が入力操作を受け付けずに所定時間経過した場合は、表示部の表示状態を第一状態へ再び遷移させる表示制御部と、を備えている。そして、表示制御部は、第二状態へ遷移させてから所定時間内に入力受付部が入力操作を受け付けない場合に、次回以降に第二状態に遷移した際の所定時間の長さを変更する。このようにすることにより、表示制御部が、意図しない検出によって所定時間内に入力受付部が入力操作を受け付けない場合には、次回以降の所定時間を短くすることができ、第一状態に戻るまでの時間を短縮させることができる。したがって、速やかに元の表示状態に復帰させることができる。
また、表示制御部は、所定時間内に入力受付部が入力操作を受け付けない回数が1回ごとに所定時間の長さを短くするようにしてもよい。このようにすることにより、徐々に所定時間の長さを変更することができる。したがって、入力操作を受け付けない頻度が少ない場合に、所定時間の長さを短くすることができる。
また、表示制御部は、所定時間内に入力受付部が入力操作を受け付けない回数が所定回数ごとに所定時間の長さを短くするようにしてもよい。このようにすることにより、例えば5回ごと10回ごとなどで所定時間の長さを変更することができる。したがって、入力操作を受け付けない頻度が多い場合に、定期的に所定時間の長さを短くすることができる。
また、表示制御部は、所定時間内に連続して前記入力受付部が入力操作を受け付けない場合に所定時間の長さを短くするようにしてもよい。このようにすることにより、連続して入力操作を受け付けない場合にのみ所定時間の長さを短くすることができる。
また、表示制御部は、所定時間の長さを短くして第一状態に遷移した後に、第二状態に遷移して入力受付部が入力操作を受け付けた場合には、次回以降に第二状態へ遷移した際の所定時間の長さを長くするようにしてもよい。このようにすることにより、入力操作の頻度が多くなってきた場合は、所定時間の長さを初期状態に戻すように変更することができる。
また、本発明の一実施形態にかかる表示制御装置の制御方法は、第一制御工程で、検出部による物体の接近の検出に基づき表示部の表示状態を第一状態から第二状態へ遷移させ、第二制御工程で、第一制御工程を行ってから入力受付部が入力操作を受け付けずに所定時間経過後に表示部の表示状態を第一状態へ再び遷移させる。そして、変更工程で、第一制御工程の実行後、第二状態へ遷移させてから所定時間内に入力受付部が入力操作を受け付けない場合に、次回以降に第二状態に遷移した際の所定時間の長さを短くする。このようにすることにより、表示制御部が、意図しない検出によって所定時間内に入力受付部が入力操作を受け付けない場合には、次回以降の所定時間を短くすることができ、第一状態に戻るまでの時間を短縮させることができる。したがって、速やかに元の状態に復帰させることができる。
また、上述した表示制御装置の制御方法をコンピュータにより実行させる表示制御装置の制御プログラムとしてもよい。このようにすることにより、コンピュータを用いて、意図しない検出によって所定時間内に入力受付部が入力操作を受け付けない場合には、次回以降の所定時間を短くすることができ、第一状態に戻るまでの時間を短縮させることができる。したがって、速やかに元の状態に復帰させることができる。
また、上述した表示制御装置の制御プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよい。このようにすることにより、当該プログラムを機器に組み込む以外に単体でも流通させることができ、バージョンアップ等も容易に行える。
本発明の第1の実施例にかかる表示制御装置を図1乃至図4を参照して説明する。本発明の第1の実施例にかかる表示制御装置を有するナビゲーション装置50は、移動体に配置され、現在地等の所定の位置から目的地までのルートを探索して案内する。
なお、本実施例では移動体の一例として自動車で説明するが、船舶や航空機等の他の移動体であってもよい。また、表示制御装置を有する機器としては、ナビゲーション装置50の他、カーステレオ等の車載機器や、タブレット端末やスマートフォン等の携帯機器、あるいは、テレビやデスクトップ型コンピュータ等の室内に設置されるものでもよく、入力受付部への物体の接近を検出して表示部の表示状態を変化させる機器であればよい。
ナビゲーション装置50は、図1に示したように、制御部51と、GPS受信部52と、外部入力部53と、記憶装置54と、測距センサ55と、操作部56と、表示部57と、音声出力部58と、を備えている。
表示制御部としての制御部51は、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリを備えたCPU(Central Processing Unit)で構成され、ナビゲーション装置50の全体制御を司る。また、測距センサ55の検出結果に基づいて表示部57の表示状態が変化(遷移)される。また、必要に応じて、操作部56から入力された目的地などの所定の位置までの案内情報(ルートや進行方向等)の生成を行う。
GPS受信部52は、公知であるように複数のGPS(Global Positioning System)衛星から発信される電波を受信して、現在の位置情報(現在位置情報)を求めて制御部51に出力する。なお、本実施例では、GPS受信部52がナビゲーション装置50に一体に設けられている例を示すが、GPS受信部52が別体として構成され、ナビゲーション装置50と着脱自在となっていてもよい。
外部入力部53は、例えば移動体が自動車である場合は、車速センサ、加速度センサなどの車両の状態に関する情報の入力や、或いはGPS受信部52による現在位置の算出ができない場合に現在位置の算出を行う自立センサ等からの入力がなされ制御部51へ出力する。
記憶装置54は、例えばハードディスクや不揮発性メモリなどで構成され、ルート探索および表示部56に表示するための地図データや、制御部51がナビゲーション装置50を制御するためのプログラムおよびデータ等が格納され、制御部51からの制御により読み書きがなされる。記憶装置54に記憶される地図データには、ルート探索に使用される交差点、ノード、道路等のデータや、各道路に付随する車線、道路幅、カーブの曲率半径、勾配等の種々のデータを含んでいる。
検出部としての測距センサ55は、例えば、光センサや超音波センサ等から構成されている。測距センサ55は、操作部56の近傍に配置され、当該測距センサ55から出射した光や超音波等が物体に反射して戻るまでの時間から手指やタッチペン等の操作部56を操作するための物体の接近を検出する周知のセンサである。また、測距センサ55は、単なる接近に限らず、センサを複数配置して、接近した物体の動きを検出することでジェスチャを検出するようにしてもよい。
入力受付部としての操作部56は、ボタンやタッチパネル等の入力手段やマイク等の音声入力手段で構成されている。操作部56は、ナビゲーション装置50の各種入力操作が行われ、入力操作を示す制御信号が制御部51に出力される。また、測距センサ55が検出したジェスチャに基づいて操作してもよい。つまり、測距センサ55によって接近を検出した後にジェスチャ等の非接触の操作方法によって操作されるようにしてもよい。
表示部57は、液晶ディスプレイや該液晶ディスプレイを制御するドライバ回路等から構成される。表示部57は、制御部51の制御により、液晶ディスプレイに地図データや各種アイコンおよび操作用のメニュー等や、目的地までのルート案内等が表示される。
音声出力部58は、スピーカおよびスピーカを駆動するアンプ等から構成され、制御部51からの制御により操作時の案内音声や確認音等が出力される。
なお、図1に示した構成では、ナビゲーション装置50が、地図データを有していたが、例えば、通信部などを設けて、外部サーバ等から地図データを取得するようにしてもよい。また、地図データに限らず、案内するルート情報も外部サーバ等で探索し、ナビゲーション装置50は、外部サーバ等で探索されたルートを取得して表示するようにしてもよい。
次に、図1に示したナビゲーション装置50が有する表示制御装置1の機能的構成を図2を参照して説明する。表示制御装置1は、測距センサ55と、操作部56と、制御部51を構成するCPUやメモリ等が以下に説明する機能を有することで実現される。
制御部51は、入力検出部2と、処理部3と、タイマ4と、記憶部5と、を有している。
入力検出部2は、操作部56から入力された入力操作を検出する。入力検出部2は、入力操作を検出すると、検出されたことを示す情報を処理部3に出力する。
処理部3は、入力検出部2から検出情報に基づいて、当該検出情報に基づいた処理を行う。そして、処理結果に基づいて表示部57の表示を変化させる。処理部3は、測距センサ55の物体接近検出結果に基づいて、表示部57にメニュー画面を表示させるとともに、タイマ4をスタートさせる。また、処理部3は、タイマ4がタイムアウトするまでの期間に入力検出部2から検出情報が入力されない場合は、入力操作を受け付けなかったと判断し、記憶部5に検出履歴情報として記憶させるともに、表示部57の表示させているメニュー画面を消去する。
タイマ4は、処理部3により制御され、予め定めた所定時間経過するとタイムアウトする。記憶部5は、例えばRAM等で構成され、上述した検出履歴情報が記憶される。
次に、上述した構成の表示制御装置1において、測距センサ55が手指等の物体を検出した際の動作を図3のフローチャートを参照して説明する。図3に示したフローチャートは処理部3、即ち制御部51で実行される。
まず、ステップS1において、測距センサ55から手指等の物体が操作部56の所定距離以内に接近(近接検知)したことを示す信号を受信したか否かを判断し、受信した場合(YESの場合)はステップS2に進み、そうでない場合(NOの場合)は本ステップで待機する。
次に、第一制御工程としてのステップS2において、表示部57に対して、メニュー画面の表示を行わせるとともに、タイマ4を動作させてステップS3に進む。つまり、本実施例では手指等がタッチパネル等の操作部56に近接したことを検知するとメニュー画面が表示される構成となっている。即ち、本実施例の場合、メニュー画面表示前が第一状態で、メニュー画面表示後が第二状態となり、本ステップで第一状態から第二状態へ遷移させている。
次に、ステップS3において、タイムアウト時間内に表示部57に表示されているメニュー画面に対する操作がなされたか否かを判断し、操作された場合はステップS4(YESの場合)に進み、操作されない場合(NOの場合)はステップS5に進む。
タイムアウト時間とは、表示部57にメニュー画面が表示されてから、そのメニュー画面に対する入力操作を受け付けるための待機時間であり、予め所定時間が初期値として設定されている。そして、タイマ4が設定された初期値等の値になるまでに入力検出部2が操作部56からの入力操作を検出するとタイマ4の動作を停止させ次の動作(ステップS4)を実行する。また、タイマ4動作中に入力検出部2が操作部56からの入力操作を検出せずにタイマ4が設定された初期値等の値になるとタイムアウトとなり、タイムアウト時間内に入力操作が行われなかったと判断される。即ち、第二状態へ遷移させてから所定時間以内に入力受付部が入力操作を受け付けなかったか否かを判断している。
次に、ステップS4において、ステップS3でタイムアウト時間内にメニュー画面に対する操作がなされたと判断されたので、当該操作に対応する機能を実行してステップS1に戻る。当該操作に対応する機能とは、例えば、選択されたメニューに対応する画面を表示部57に表示させたり、ルート検索等の機能にかかる処理等を行う。
一方、ステップS5においては、記憶部5に記憶されているタイムアウト時間内に入力操作がなされなかったことによりタイマ4がタイムアウトしたので、タイムアウト回数を検出履歴情報として記憶部5の内容を更新してステップS6に進む。即ち、タイムアウト回数とは、第二状態へ遷移させてから所定時間以内に入力受付部が入力操作を受け付けなかった回数に相当する。
次に、ステップS6において、タイムアウト時間を変更するか否かを判断し、変更する必要がある場合(YESの場合)はステップS7に進み、変更する必要がない場合(NOの場合)はステップS8に進む。
タイムアウト時間は、図4(a)に示したようなタイムアウト回数が1回ごとに短くなるように変更するに限らず、図4(b)に示したような5回ごとや10回ごとなど、所定回数ごとに短くなるように変更してもよい。したがって、ステップS6では、1回ごとに変更する場合は必ずステップS7に進み、所定回数ごとに変更する場合は、記憶部5に記憶されているタイムアウト回数(検出履歴情報)を参照して、例えば所定回数の倍数である場合にステップS7に進み、所定回数の倍数でない場合はステップS8に進むようにすればよい。
次に、変更工程としてのステップS7において、タイムアウト時間を変更してステップS8に進む。変更する時間は、例えば、1回ごとに変更する場合は1回当たり2秒など徐々に短くなるようにし、所定回数ごとに変更する場合は所定回数当たり10秒短くするなど一度にある程度まとまった時間短くなるようにするなど適宜定めればよい。但し、タイムアウト時間を短くしすぎると入力操作が受け付けられなくなってしまうため、タイムアウト時間に下限(図4参照)を設け、その下限以下にならないようにする。即ち、本ステップでは、次回以降に第二状態へ遷移した際の所定時間の長さを短くしている。
次に、第二制御工程としてのステップS8において、ステップS3でタイムアウト時間内にメニュー画面に対する操作がなされなかったと判断されたので、表示部57にメニュー画面を消去させてメニュー非表示状態にしてステップS1に戻る。即ち、第二状態へ遷移させてから入力受付部が入力操作を受け付けずに所定時間経過した場合は、表示部の表示状態を第一状態へ再び遷移させている。なお、本ステップは、ステップS5(タイムアウト時間更新)の前に行ってもよい。
本実施例によれば、入力操作を受け付ける操作部56と、操作部56への物体の接近を検出する測距センサ55と、測距センサ55による物体の接近の検出に基づき表示部57の表示状態をメニュー非表示からメニュー表示させ、メニュー表示させてから操作部56からの入力操作を受け付けずにタイムアウト時間経過した場合は、表示部57の表示状態をメニュー非表示させる制御部51と、を備えている。そして、制御部51は、メニュー表示を行ってからタイムアウト時間以内に操作部56が入力操作を受け付けない場合に、次回以降にメニュー表示した際のタイムアウト時間の長さを短くする。このようにすることにより、制御部51が、意図しない検出によってタイムアウト時間内に操作部56が入力操作を受け付けない場合には、次回以降のタイムアウト時間を短くすることができ、メニュー非表示に戻るまでの時間を短縮させることができる。したがって、迅速に速やかにメニュー画面を消去して元の状態に復帰させることができる。
また、制御部51が、タイムアウト時間内に操作部56が入力操作を受け付けない回数が所定回数ごとにタイムアウト時間の長さを短くしてもよい。このようにすることにより、例えば5回ごと10回ごとなどでタイムアウト時間の長さを短くすることができる。したがって、入力操作を受け付けない頻度が多い場合に、定期的に所定時間の長さを短くすることができる。
また、制御部51は、タイムアウト時間内に操作部56が入力操作を受け付けない回数が1回ごとにタイムアウト時間の長さを短くしてもよい。このようにすることにより、徐々に所定時間の長さを短くすることができる。したがって、入力操作を受け付けない頻度が少ない場合に、所定時間の長さを短くすることができる。
次に、本実施例の第2の実施例にかかる表示制御装置を図5を参照して説明する。なお、前述した第1の実施例と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施例は、構成は第1の実施例と同様であるが、測距センサ55が手指等の物体を検出した際の動作が異なる。本実施例では図5に示したフローチャートのように、ステップS4の後にステップS9が追加されている。
ステップS9は、タイムアウト回数を初期化してステップS1に戻る。つまり、ステップS3でタイムアウト時間内にメニュー画面に対する操作がなされたと判断されたので、それまで記憶部5に記憶されていたタイムアウト回数をリセット(初期化)する。
ステップS9を追加したことにより、ステップS5に進むのは1回または2回以上連続してタイムアウト時間内に操作されなかった場合となる。したがって、タイムアウト回数が所定回数ごとにタイムアウト時間を変更する場合は、所定回数以上連続してタイムアウト時間内に操作されなかった場合のみ短くなる。即ち、第二状態へ遷移させてから所定時間以内に連続して入力受付部が入力操作を受け付けなかった場合に所定時間の長さを短くしている。
本実施例によれば、制御部51は、連続してタイムアウト時間内に操作部56が入力操作を受け付けない場合にタイムアウト時間の長さを短くするので、連続して入力操作を受け付けない場合にのみタイムアウト時間の長さを短くすることができる。
次に、本実施例の第3の実施例にかかる表示制御装置を図6を参照して説明する。なお、前述した第1の実施例と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施例は、構成は第1の実施例と同様であるが、測距センサ55が手指等の物体を検出した際の動作が異なる。本実施例では図6に示したフローチャートのように、ステップS4の後にステップS10とS11が追加されている。
ステップS10は、タイムアウト時間が初期値か否かを判断し、初期値である場合(YESの場合)はステップS1に戻り、初期値でない場合(NOの場合)はステップS11に進む。タイムアウト時間が初期値でないとは、本実施例においては、ステップS7を1回以上実行してタイムアウト時間を短くしたことを意味し、本ステップでは、実質的にタイムアウト時間を短くしているか否かを判断していることとなる。したがって、ステップS3とS10を合わせて、所定時間の長さを短くして第一状態に遷移した後に、第二状態に遷移して入力受付部が入力操作を受け付けたか否かを判断している。
次に、ステップS11において、タイムアウト時間を変更してステップS1に戻る。本ステップの場合は、タイムアウト時間を長くなるように変更する。つまり、ステップS3でタイムアウト時間内にメニュー画面に対する操作がなされたと判断されたので、入力操作される可能性が高まったと判断し、タイムアウト時間を長くして、入力操作を行い易くしている。即ち、次回以降に第二状態へ遷移した際の所定時間の長さを長くしている。
なお、長くする時間は、一度に初期値まで戻してもよいし、短くするのと同様に、タイムアウト回数が1回ごとに徐々に長くなるように変更してもよいし、5回ごとや10回ごとなど、所定回数ごとに長くなるように変更してもよい。所定回数ごとに長くする場合は、短くするのと同様に、記憶部5に操作回数を記憶するようにすればよい。また、所定回数ごとに長くする場合は、連続して操作された回数に基づいて長くしてもよいし、電源投入から途中タイムアウトしたことを考慮せずトータルの操作回数に基づいて長くしてもよい。勿論、図4に示した下限と同様に、初期値を上限として、それ以上長くならないようにする。
本実施例によれば、制御部51は、タイムアウト時間の長さを短くするように変更した後に、操作部56が入力操作を複数回連続して受け付けた場合に、次回以降にタイムアウト時間の長さを長くするようにしている。このようにすることにより、入力操作の頻度が多くなってきた場合は、タイムアウト時間の長さを初期状態に戻す方向へ変更することができる。
なお、上述した第3の実施例に第2の実施例を組み合わせてもよい。即ち、タイムアウト回数を初期化した後に、タイムアウト時間を長くするようにしてもよい。
また、上述した3つの実施例では、メニュー非表示状態を第一状態、メニュー表示状態を第二状態としていたが、それに限らず、バックライト消灯や表示部の電源OFFなどの輝度低下状態を第一状態、バックライト点灯状態や電源ONなどの輝度上昇状態を第二状態とすることでもよい。この場合は、意図しない検出による表示部の表示により消費電力を削減することができる。要するに、本発明は、測距センサ55などの検出部によって物体の接近が検出された際に、表示部の表示を変化させて、入力受付部からの入力の受け付けを行うものであればよい。
また、タイムアウト回数を短くする方法は、図4に示した2つに限らない。例えば、図7に示したように、タイムアウト回数が少ないうちはタイムアウト時間を短くする量が少なく、タイムアウト回数が多くなるとタイムアウト時間を短くする量を多くするようにしてもよい。この場合、タイムアウト回数が少ないうちは入力操作が行われることを考慮してタイムアウト時間をあまり短くせずにし、タイムアウト回数が多くなってきたら入力操作が行われる可能性が少ないと判断してタイムアウト時間を一気に短くすることができる。なお、タイムアウト回数の少ないまたは多いは、図7(a)のように、所定の関数に従うようにしてもよいし、図7(b)のように特定の回数で判定してもよい。
また、図3などのフローチャートをコンピュータで実行可能なプログラムとして構成することで、表示制御プログラムとして構成することができる。
また、本発明は上記実施例に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の表示制御装置の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
1 表示制御装置
51 制御部(表示制御部)
55 測距センサ(検出部)
56 操作部(入力受付部)
57 表示部
S2 メニュー表示(第一制御工程)
S7 タイムアウト時間変更(変更工程)
S8 メニュー消去(第二制御工程)

Claims (8)

  1. 入力操作を受け付ける入力受付部と、
    前記入力受付部への物体の接近を検出する検出部と、
    前記検出部による前記物体の接近の検出に基づき表示部の表示状態を第一状態から第二状態へ遷移させ、前記第二状態へ遷移させてから前記入力受付部が入力操作を受け付けずに所定時間経過した場合は、前記表示部の表示状態を前記第一状態へ再び遷移させる表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記第二状態へ遷移させてから前記所定時間以内に前記入力受付部が入力操作を受け付けない場合に、次回以降に前記第二状態へ遷移した際の前記所定時間の長さを短くする、
    ことを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記表示制御部は、前記第二状態へ遷移させてから前記所定時間以内に前記入力受付部が入力操作を受け付けない回数が1回ごとに前記所定時間の長さを短くすることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記表示制御部は、前記第二状態へ遷移させてから前記所定時間以内に前記入力受付部が入力操作を受け付けない回数が所定回数ごとに前記所定時間の長さを短くすることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  4. 前記表示制御部は、前記第二状態へ遷移させてから前記所定時間以内に連続して前記入力受付部が入力操作を受け付けない場合に前記所定時間の長さを短くすることを特徴とする請求項3に記載の表示制御装置。
  5. 前記表示制御部は、前記所定時間の長さを短くして前記第一状態に遷移した後に、前記第二状態に遷移して前記入力受付部が入力操作を受け付けた場合には、次回以降に前記第二状態へ遷移した際の前記所定時間の長さを長くすることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の表示制御装置。
  6. 入力操作を受け付ける入力受付部と、前記入力受付部への物体の接近を検出する検出部と、前記入力受付部が受け付けた入力操作と前記検出部の検出結果に基づいて表示部の表示状態を制御する表示制御部と、を備えた表示制御装置の制御方法において、
    前記検出部による前記物体の接近の検出に基づき前記表示部の表示状態を第一状態から第二状態へ遷移させる第一制御工程と、
    前記第一制御工程を行ってから前記入力受付部が入力操作を受け付けずに所定時間経過後に前記表示部の表示状態を前記第一状態へ再び遷移させる第二制御工程と、
    前記第一制御工程の実行後、前記第二状態へ遷移させてから前記所定時間以内に前記入力受付部が入力操作を受け付けない場合に、次回以降に第二状態へ遷移した際の前記所定時間の長さを短くする変更工程と、
    を含むことを特徴とする表示制御装置の制御方法。
  7. 請求項6に記載の表示制御装置の制御方法を、コンピュータにより実行させることを特徴とする表示制御装置の制御プログラム。
  8. 請求項7に記載の表示制御装置の制御プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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