JP2015049544A - パラメータ変更装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 パラメータ変更の操作性が良く、素早くかつ簡単にパラメータ変更設定の操作をすること。
【解決手段】 パラメータを表示画面上に表示する表示部と、オペレータの視線方向を検出する視線検出部と、前記視線検出部により検出される前記視線方向に応じた前記表示画面上の視点位置を取得し、前記パラメータの表示位置を前記視点位置に合わせて配置し続けて前記パラメータを変更するパラメータ変更部とを具備するパラメータ変更装置である。
【選択図】図1
Description
本発明は、オペレータの視線の移動を検出することによって各種パラメータを変更するパラメータ変更装置及び方法に関する。
各種工業製品や設備、プラントに至るまで、当該製品等には、それぞれ各種パラメータが設定されている。これらパラメータは、製品等の使用状況、運用等によって変更されるのが一般的である。この中でも各種パラメータの変更をオペレータの視線の移動を検出することによって行う技術がある。この技術を適用した製品として例えば撮像装置を例に挙げて説明すると、例えば特許文献1がある。
この特許文献1は、視線入力により操作可能なカメラに関し、撮影者の視線位置を検出する視線検出手段と、カメラの撮影動作に関する現在の設定状態の表示、及び設定状態の変更のための表示をファインダ内に行う表示手段と、視線検出手段により検出された表示手段への撮影者の視線位置に応じてカメラの撮影動作に関する設定状態を変更する制御手段、とを備えた視線入力により操作可能なことを開示する。
上記特許文献1では、例えば測光モードのように測光値を数個の候補から選択する場合はよいが、測光モードよりも頻繁に使用されるパラメータ、例えばFナンバーやシャッタ速度等の数値を設定する場合には、これら数値を増減するためのマーク、例えば「アップマーク・↑」「ダウンマーク・↓」に視線を向けて注視する手法を取るものとなる。
タッチパネルを用いてパラメータを変更設定する技術であれば、パラメータの数値を見ながらアップ・ダウンマークの表示領域に対応するタッチパネル上の部分にタッチ操作することにより、パラメータの数値を増減するものとなる。
これに対してアップ・ダウンマークに視線を向けて注視することによりパラメータを変更設定する手法では、アップ・ダウンマークとパラメータの数値とが異なる各位置に表示されるために、アップ・ダウンマークに注視しているときにはパラメータの数値を見ることが出来ず、パラメータ変更の操作性が良くなく、素早くかつ簡単に操作できるものでない。
これに対してアップ・ダウンマークに視線を向けて注視することによりパラメータを変更設定する手法では、アップ・ダウンマークとパラメータの数値とが異なる各位置に表示されるために、アップ・ダウンマークに注視しているときにはパラメータの数値を見ることが出来ず、パラメータ変更の操作性が良くなく、素早くかつ簡単に操作できるものでない。
本発明の目的は、パラメータ変更の操作性が良く、素早くかつ簡単にパラメータ変更設定の操作ができるパラメータ変更装置及び方法を提供することにある。
本発明の主要な局面に係るパラメータ変更装置は、パラメータを表示画面上に表示する表示部と、オペレータの視線方向を検出する視線検出部と、前記視線検出部により検出される前記視線方向に応じた前記表示画面上の視点位置を取得し、前記パラメータの表示位置を前記視点位置に合わせて配置し続けて前記パラメータを変更するパラメータ変更部とを具備する。
本発明の主要な局面に係るパラメータ変更方法は、パラメータを表示部の表示画面上に表示し、オペレータの視線方向を視線検出部により検出し、前記視線検出部により検出される前記視線方向に応じた前記表示画面上の視点位置を取得し、前記パラメータの表示位置を前記視点位置に合わせて配置し続けて前記パラメータを変更する。
本発明によれば、パラメータ変更の操作性が良く、素早くかつ簡単にパラメータ変更設定の操作ができるパラメータ変更装置及び方法を提供できる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1はパラメータ変更装置を適用した撮像装置としてのデジタル一眼カメラ(以下、カメラと称する)の構成を示す。このカメラ10は、ボディユニット100と、例えば交換可能なレンズユニット(レンズ鏡筒)200と、ライブビュー表示を行うための接眼式の電子ビューファインダ(EVFユニット)300と、撮像した画像データを記録するための記録媒体としての記録メディア131とから成る。この記録メディア131は、例えば通信コネクタ130を介してボディユニット100に接続されている。
レンズユニット200は、ボディユニット100の前面に設けられ、このボディユニット100に対してレンズマウントを介して着脱自在である。すなわち、レンズユニット200は、カメラ10において交換可能である。
このレンズユニット200は、各撮影レンズ210a、210bと、絞り203と、レンズ駆動機構204と、絞り駆動機構202とから成る。
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1はパラメータ変更装置を適用した撮像装置としてのデジタル一眼カメラ(以下、カメラと称する)の構成を示す。このカメラ10は、ボディユニット100と、例えば交換可能なレンズユニット(レンズ鏡筒)200と、ライブビュー表示を行うための接眼式の電子ビューファインダ(EVFユニット)300と、撮像した画像データを記録するための記録媒体としての記録メディア131とから成る。この記録メディア131は、例えば通信コネクタ130を介してボディユニット100に接続されている。
レンズユニット200は、ボディユニット100の前面に設けられ、このボディユニット100に対してレンズマウントを介して着脱自在である。すなわち、レンズユニット200は、カメラ10において交換可能である。
このレンズユニット200は、各撮影レンズ210a、210bと、絞り203と、レンズ駆動機構204と、絞り駆動機構202とから成る。
撮影レンズ210a、210bは、レンズ駆動機構204内に備えられているDCモータの駆動によって光軸p方向に駆動される。絞り203は、絞り駆動機構202内に備えられているステッピングモータによって駆動される。これら撮影レンズ210a、210bと絞り203とは、それぞれボディユニット100側のボディ制御用マイクロコンピュータ101により制御される。
レンズユニット200には、レンズ制御用マイクロコンピュータ(以下、「Lμcom」と称する)201が設けられている。このLμcom201は、ボディ制御用マイクロコンピュータ101との間で各種データの授受を行い、レンズ駆動機構204や絞り駆動機構202を駆動制御する。
レンズユニット200には、レンズ制御用マイクロコンピュータ(以下、「Lμcom」と称する)201が設けられている。このLμcom201は、ボディ制御用マイクロコンピュータ101との間で各種データの授受を行い、レンズ駆動機構204や絞り駆動機構202を駆動制御する。
一方、ボディユニット100には、フォーカルプレーン式のシャッタユニット120と、各撮影レンズ210a、210bを通過した被写体像を光電変換するための撮像素子111とが設けられている。これらシャッタユニット120と撮像素子111とは、光軸p上に設けられている。シャッタユニット120は、シャッタ制御駆動回路121によってシャッタ開閉動作が行われる。撮像素子111は、撮像素子駆動回路110により光電変換制御される。なお、この撮像素子駆動回路110は、集積回路(IC)からなる。
被写体からの光束は、各撮影レンズ210a、210bからシャッタユニット120を通り、撮像素子111に結像される。この撮像素子111は、撮像素子駆動回路110により光電変換制御される。しかるに、撮像素子111は、各撮影レンズ210a、210bにより結像された被写体像を光電変換してアナログ電気信号に変換する。このアナログ電気信号は、撮像素子駆動回路110により画像処理回路102において画像処理するためのデジタル電気信号に変換され、さらに画像処理回路102による画像処理によって画像信号に変換される。
この画像処理回路102は、撮像素子111から出力される画像データに対して各種画像処理、例えば色補正処理、ガンマ(γ)補正処理、圧縮処理、この圧縮されている画像データに対する伸張処理などを行う。
この画像処理回路102は、撮像素子111から出力される画像データを例えばJPEGデータに変換する画像処理を行い、当該画像処理した画像データを通信コネクタ130を介して記録メディア131に保存する。画像処理回路102は、撮像素子111から出力される画像データをEVFユニット300においてライブビュー表示するためのビデオ信号に変換処理する。なお、この画像処理回路102は、顔検出処理を提供する顔検出エンジンを備える。この画像処理回路102は、集積回路(IC)からなる。この画像処理回路102には、一時保存用メモリであるSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)103が接続されている。このSDRAM103は、画像処理回路102により画像処理された画像データを一時的な記憶する記憶領域として用いられる。
又、画像処理回路102には、通信コネクタ130と、背面用液晶モニタ(表示部)140と、背面液晶用視線検出センサ(視線検出部)141と、EVFユニット300のEVF用液晶モニタ301及びEVF用視線検出センサ302とが接続されている。
この画像処理回路102は、撮像素子111から出力される画像データを例えばJPEGデータに変換する画像処理を行い、当該画像処理した画像データを通信コネクタ130を介して記録メディア131に保存する。画像処理回路102は、撮像素子111から出力される画像データをEVFユニット300においてライブビュー表示するためのビデオ信号に変換処理する。なお、この画像処理回路102は、顔検出処理を提供する顔検出エンジンを備える。この画像処理回路102は、集積回路(IC)からなる。この画像処理回路102には、一時保存用メモリであるSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)103が接続されている。このSDRAM103は、画像処理回路102により画像処理された画像データを一時的な記憶する記憶領域として用いられる。
又、画像処理回路102には、通信コネクタ130と、背面用液晶モニタ(表示部)140と、背面液晶用視線検出センサ(視線検出部)141と、EVFユニット300のEVF用液晶モニタ301及びEVF用視線検出センサ302とが接続されている。
ボディユニット100には、ボディ制御用マイクロコンピュータ(Bμcom)101が設けられている。このBμcom101には、画像処理回路102と、シャッタ制御駆動回路121と、カメラ操作スイッチ(SW)150と、さらにレンズユニット200のレンズ駆動機構204と、絞り駆動機構202とが接続されている。このBμcom101は、カメラ操作スイッチ(SW)150からの操作指示を受け、この操作指示に応じて画像処理回路102と、シャッタ制御駆動回路121と、さらにレンズユニット200のレンズ駆動機構204と絞り駆動機構202とを制御する。
記録メディア131は、各種の半導体メモリカードや外付けのハードディスクドライブ(HDD)等の外部記録媒体である。この記録メディア131は、通信コネクタ130を介してボディユニット100と通信可能であり、かつボディユニット100に対して交換可能に装着される。
Bμcom101は、カメラ10の全体の動作を制御する制御機能の他、計数機能、モード設定機能、検出機能、判定機能、演算機能等を有し、さらに連写時の撮影間隔を計測するタイマを有する。このBμcom101には、通信コネクタ160と、シャッタ駆動制御回路121等とが接続され、更に、カメラの動作状態を表示出力によって撮影者へ告知するための液晶モニタ140と、カメラ操作スイッチ(SW)150と、電源とが接続されている。
Bμcom101とLμcom201とは、レンズユニット200をボディユニット100へ装着することにより、通信コネクタ160を介して互いに通信可能に電気的接続される。Lμcom201は、Bμcom101に対して従属的に協働してデジタルカメラとして稼動する。
Bμcom101とLμcom201とは、レンズユニット200をボディユニット100へ装着することにより、通信コネクタ160を介して互いに通信可能に電気的接続される。Lμcom201は、Bμcom101に対して従属的に協働してデジタルカメラとして稼動する。
シャッタ駆動制御回路121は、シャッタユニット120における先幕と後幕との動きを制御すると共に、Bμcom101との間でシャッタの開閉動作を制御する信号と先幕が走行完了時の信号の授受を行う。
背面用液晶モニタ140は、カメラの動作状態を表示出力によってオペレータ(撮影者)へ告知するためのものである。
背面液晶用視線検出センサ141は、オペレータの視線方向を検出する。この背面液晶用視線検出センサ141は、オペレータの顔部の画像を受け取り、オペレータの顔部Eの少なくとも鼻穴部の有無又は眼部Eの瞳位置のいずれか一方又は両方に基づいて視線方向を判定する。視線方向を判定では、例えば基準目線方向を設定し、眼部Eの部分における黒目の位置変化、又は白目と黒目の配分による差異が基準目線方向に対して左側、右側、又は前方のいずれかであるのかを判定する。この視線方向を判定では、鼻筋のパターンや鼻の穴、顔部の輪郭パターンを基準に、黒目の位置(又は白目の位置)の変化を見て判定してもよい。あるいは、視線方向を判定では、白目、黒目の基準位置を定め、それとの差異から、どちらを見ているかを判断しても良い。
背面用液晶モニタ140は、カメラの動作状態を表示出力によってオペレータ(撮影者)へ告知するためのものである。
背面液晶用視線検出センサ141は、オペレータの視線方向を検出する。この背面液晶用視線検出センサ141は、オペレータの顔部の画像を受け取り、オペレータの顔部Eの少なくとも鼻穴部の有無又は眼部Eの瞳位置のいずれか一方又は両方に基づいて視線方向を判定する。視線方向を判定では、例えば基準目線方向を設定し、眼部Eの部分における黒目の位置変化、又は白目と黒目の配分による差異が基準目線方向に対して左側、右側、又は前方のいずれかであるのかを判定する。この視線方向を判定では、鼻筋のパターンや鼻の穴、顔部の輪郭パターンを基準に、黒目の位置(又は白目の位置)の変化を見て判定してもよい。あるいは、視線方向を判定では、白目、黒目の基準位置を定め、それとの差異から、どちらを見ているかを判断しても良い。
カメラ操作スイッチ150は、例えば撮影動作の実行を指示するレリーズスイッチ、撮影モードを連写モードや通常撮影モードなどに切り替えるモード変更スイッチ、電源のオン・オフを切り替えるパワースイッチなど、オペレータがカメラを操作するために必要な操作ボタン(操作手段)を含むスイッチ群で構成される。
ボディユニット100には、電池等の電源と、この電源の出力をカメラ10の各回路ユニットが必要とする電圧に変換して供給する電源回路とが設けられている。
Bμcom101には、EVFユニット300が設けられている。このEVFユニット300は、ライブビュー表示を行うもので、EVF用液晶表示器301が設けられている。このEVF用液晶表示器301は、画像処理回路102により画像処理された画像信号を入力してライブビュー表示する。
Bμcom101には、EVFユニット300が設けられている。このEVFユニット300は、ライブビュー表示を行うもので、EVF用液晶表示器301が設けられている。このEVF用液晶表示器301は、画像処理回路102により画像処理された画像信号を入力してライブビュー表示する。
EVF用視線検出センサ302は、例えばオペレータがEVFユニット300に表示されるライブビューを覗いているか否かを検出すると共に、オペレータがEVFユニット300を覗いているときのオペレータの視線方向を検出する。このEVF用視線検出センサ302は、ハーフミラー303と、接眼レンズ304とを介してオペレータの眼部を検出する。なお、EVF用液晶表示器301に表示されるライブビュー画像は、ハーフミラー303で反射してオペレータの眼部に到達する。
Bμcom101は、プログラムメモリにパラメータ変更プログラムを予め記憶し、このパラメータ変更プログラムを実行することにより、例えばFナンバーやシャッタ速度等のパラメータ(設定値)を表示部である背面用液晶モニタ140の表示画面上に表示させる表示機能と、背面液晶用視線検出センサ141から出力される視線検出信号を入力してオペレータの視線方向を検出させる視線検出機能と、この視線検出機能により検出される視線方向に応じた背面用液晶モニタ140の表示画面上の視点位置(注視点)を取得し、当該Fナンバーやシャッタ速度等のパラメータの表示位置を視点位置(注視点)に合わせて配置し続けてパラメータを変更させる、すなわち、オペレータの視点位置(注視点)の移動に追従させてパラメータを移動させるドラッグ状態を維持し、当該ドラッグ状態において視点位置(注視点)に応じてパラメータを変更する変更機能とを実現させる。
このドラッグは、オペレータの視点位置(注視点)が背面用液晶モニタ140の表示画面上に在り、かつ同オペレータの視点位置(注視点)がパラメータを含む領域上にある状態にオペレータの視点位置(注視点)が移動すると、このオペレータの視点位置(注視点)の移動に追従してパラメータが移動することである。このパラメータの移動位置は、背面用液晶モニタ140の表示画面上におけるオペレータの視点位置(注視点)と同一座標上で移動する。
パラメータの変更機能は、例えば背面用液晶モニタ140の表示画面上に、パラメータを含む第1の表示領域と、パラメータの変更を可能な状態にするための第2の表示領域とを表示させる表示機能と、視点位置(注視点)が第1の表示領域内から移動して第2の表示領域内にあるか否か判定し、視点位置(注視点)が第2の表示領域内であれば、パラメータを変更するための変更表示領域を表示し、当該変更表示領域内での視点位置(注視点)の移動によりパラメータを変更させることを実現させる。
変更表示領域は、少なくとも、パラメータを増加するための増加領域と、パラメータを減少するための減少領域と、パラメータの変更を確定するための確定領域とを含み、変更機能は、視点位置(注視点)が第2の表示領域内に入ると、パラメータを変更可能な状態を維持し、ドラッグ状態で視点位置(注視点)が移動して増加領域内に移動するとパラメータを増加し、減少領域内に移動するとパラメータを減少し、確定領域内に移動するとパラメータを確定することを実現させる。
このBμcom101は、上記パラメータ変更機能を実現させるためにパラメータ変更部160を有する。
このパラメータ変更部160は、例えば背面液晶用視線検出センサ141により検出されるオペレータの視線方向を画像処理回路102を通して入力し、このオペレータの視線方向に応じた視点位置(注視点)の移動を背面用液晶モニタ140の表示画面上に換算し、当該背面用液晶モニタ140の表示画面上での視点位置(注視点)が例えばFナンバーやシャッタ速度等のパラメータを含む領域上から当該パラメータを変更するため領域上に存在し続けることを判定して例えばFナンバーやシャッタ速度等のパラメータを変更する。すなわち、パラメータ変更部160は、背面用液晶モニタ140の表示画面上でオペレータの視点位置(注視点)をドラッグ状態で維持し、例えばFナンバーやシャッタ速度等のパラメータを含む領域上から当該パラメータを変更するため領域上にドラッグ移動してパラメータを変更させるものとなる。
このパラメータ変更部160は、例えば背面液晶用視線検出センサ141により検出されるオペレータの視線方向を画像処理回路102を通して入力し、このオペレータの視線方向に応じた視点位置(注視点)の移動を背面用液晶モニタ140の表示画面上に換算し、当該背面用液晶モニタ140の表示画面上での視点位置(注視点)が例えばFナンバーやシャッタ速度等のパラメータを含む領域上から当該パラメータを変更するため領域上に存在し続けることを判定して例えばFナンバーやシャッタ速度等のパラメータを変更する。すなわち、パラメータ変更部160は、背面用液晶モニタ140の表示画面上でオペレータの視点位置(注視点)をドラッグ状態で維持し、例えばFナンバーやシャッタ速度等のパラメータを含む領域上から当該パラメータを変更するため領域上にドラッグ移動してパラメータを変更させるものとなる。
図2は背面用液晶モニタ140の表示画面140a上に風景等の被写体と共に表示されているパラメータ、例えばFナンバーFN(F5.6)とシャッタ速度SS(200)等とを示す。パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)の移動を検出することによってFナンバーFN(F5.6)又はシャッタ速度SS(200)等を変更する。なお、ここでは、パラメータとして例えばFナンバーFN(F5.6)とシャッタ速度SS(200)等とを具体例として挙げているが、これに限らず、各種パラメータの変更に適用できる。
パラメータ変更部160は、背面用液晶モニタ140の表示画面140a上でのオペレータの視点位置(注視点)や、FナンバーFN、シャッタ速度SS等の各位置を例えばXY座標上に換算する。
図3はXY座標による視線検出の座標の模式図を示す。この視線検出座標上には、パラメータとして例えばFナンバーFNやシャッタ速度SS等を含む第1の表示領域H1a、H1bが形成されている。第1の表示領域H1a内にはFナンバーFNが表示され、第1の表示領域H1b内にはシャッタ速度SSが表示される。
これら第1の表示領域H1a、H1bは、図4に示すような座標により示される表示領域(設定値表示領域)を有する。第1の表示領域H1aは、FナンバーFNを表示する領域(Fno値設定領域)で、X座標の開始と終了とがXa,Xbであり、Y座標の開始と終了とがYa,Ybである。第1の示領域H1bは、シャッタ速度SSを表示する領域(SS値設定領域)で、X座標の開始と終了とがXc,Xdであり、Y座標の開始と終了とがYa,Ybである。
図3はXY座標による視線検出の座標の模式図を示す。この視線検出座標上には、パラメータとして例えばFナンバーFNやシャッタ速度SS等を含む第1の表示領域H1a、H1bが形成されている。第1の表示領域H1a内にはFナンバーFNが表示され、第1の表示領域H1b内にはシャッタ速度SSが表示される。
これら第1の表示領域H1a、H1bは、図4に示すような座標により示される表示領域(設定値表示領域)を有する。第1の表示領域H1aは、FナンバーFNを表示する領域(Fno値設定領域)で、X座標の開始と終了とがXa,Xbであり、Y座標の開始と終了とがYa,Ybである。第1の示領域H1bは、シャッタ速度SSを表示する領域(SS値設定領域)で、X座標の開始と終了とがXc,Xdであり、Y座標の開始と終了とがYa,Ybである。
同視線検出座標上には、背面液晶用視線検出センサ141により検出される視線方向に基づく背面用液晶モニタ140の表示画面140a上でのオペレータの視点位置(注視点)Rが示される。この注視点Rは、X座標Xeye、Y座標Yeyeで表される。
同視線検出座標上には、ライブビュー表示領域LVDと、背面液晶用視線検出センサ141によりオペレータの視線方向を検出可能な範囲、すなわち視線検出範囲EDRとが形成されている。
同視線検出座標上には、ライブビュー表示領域LVDと、背面液晶用視線検出センサ141によりオペレータの視線方向を検出可能な範囲、すなわち視線検出範囲EDRとが形成されている。
同視線検出座標上には、図5に示すようにパラメータの変更を許可するための第2の表示領域としての数値変更(状態切り替え)領域Kが形成されている。
パラメータ変更部160は、背面用液晶モニタ140の表示画面140a上に、第1の表示領域H1a、H1b(第1の表示領域)と、数値変更(状態切り替え)領域K(第2の表示領域)とを表示する。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rがドラッグ移動してパラメータとして例えばFナンバーFNやシャッタ速度SS等を含む第1の表示領域H1a、H1b内であるか否か判定し、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a、H1b内であれば、このオペレータの視点位置(注視点)Rがドラッグ移動してFナンバーFNやシャッタ速度SS等を変更するための数値変更(状態切り替え)領域K内であるか否か判定し、オペレータの視点位置(注視点)Rが数値変更(状態切り替え)領域K内であれば、さらにドラッグ移動を維持した状態で、FナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータを変更するための図7に示すような変更表示領域CDを表示する。
なお、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが数値変更(状態切り替え)領域K内であれば、図7に示すような変更表示領域CDを表示するが、オペレータの視点位置(注視点)Rが数値変更(状態切り替え)領域K内にドラッグ移動せずに、例えば図6に示すようにライブビュー表示領域LVD内でドラッグ移動すると、FナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの変更をキャンセルする。
パラメータ変更部160は、背面用液晶モニタ140の表示画面140a上に、第1の表示領域H1a、H1b(第1の表示領域)と、数値変更(状態切り替え)領域K(第2の表示領域)とを表示する。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rがドラッグ移動してパラメータとして例えばFナンバーFNやシャッタ速度SS等を含む第1の表示領域H1a、H1b内であるか否か判定し、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a、H1b内であれば、このオペレータの視点位置(注視点)Rがドラッグ移動してFナンバーFNやシャッタ速度SS等を変更するための数値変更(状態切り替え)領域K内であるか否か判定し、オペレータの視点位置(注視点)Rが数値変更(状態切り替え)領域K内であれば、さらにドラッグ移動を維持した状態で、FナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータを変更するための図7に示すような変更表示領域CDを表示する。
なお、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが数値変更(状態切り替え)領域K内であれば、図7に示すような変更表示領域CDを表示するが、オペレータの視点位置(注視点)Rが数値変更(状態切り替え)領域K内にドラッグ移動せずに、例えば図6に示すようにライブビュー表示領域LVD内でドラッグ移動すると、FナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの変更をキャンセルする。
変更表示領域CDは、少なくともFナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータを少なくとも増減するための増加領域Wと減少領域Qとを有する。具体的に変更表示領域CDは、例えばFナンバーFNを変更する場合、当該FナンバーFNを表示する第1の表示領域H1aの左右側(X軸方向)に増加領域Wと減少領域Qとが表示され、これと共に第1の表示領域H1aの上下側(Y軸方向)に値確定領域SCと変更キャンセル領域CCとが表示されている。すなわち、増加領域W及び減少領域Qの配置方向(X軸方向)と、値確定領域SC及び変更キャンセル領域CCの配置方向(Y軸方向)とは、互いに垂直方向の関係にある。
増加領域Wは、当該増加領域Wに視点位置(注視点)Rが在ると、パラメータとして例えばFナンバーFNを増加する。減少領域Qは、当該減少領域Qに視点位置(注視点)Rが在ると、例えばFナンバーFNを減少する。値確定領域SCは、例えばFナンバーFNの変更を確定する。変更キャンセル領域CCは、例えばFナンバーFNの変更をキャンセルする。なお、変更キャンセル領域CCは、必ずしも背面用液晶モニタ140の表示画面140a上に表示するものとは限らず、例えば機械的なボタンとして別途設けても良い。
増加領域Wと減少領域Qとは、それぞれ増加、減少する各変化量をそれぞれ可変設定可能である。
増加領域Wと減少領域Qとは、それぞれ増加、減少する各変化量をそれぞれ可変設定可能である。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rの移動に追従させて、FナンバーFN又はシャッタ速度SS等のパラメータをドラッグ状態で第1の表示領域H1a内から第2の表示領域H1b内に移動する。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a内から第2の表示領域H1b内にドラッグ移動する際、すなわち、図3に示す視線検出座標上において、オペレータが第1の表示領域H1a又はH1b内を注視し、オペレータの視点位置(注視点)Rがドラッグ移動して第1の表示領域H1a又はH1b内に所定期間以上在れば、当該第1の表示領域H1a又はH1b内の各パラメータ、すなわちFナンバーFN又はシャッタ速度SS等を例えば図8に示すように表示形態を変更、例えば強調表示し、当該パラメータの変更に移る。図8に示すパラメータの強調表示は、FナンバーFN(F5.6)の数値を太字としかつフォントを大きくしている。パラメータの表示形態の変更は、強調表示に限らず、表示色や点滅表示等にしてもよい。
又、変更表示領域はCD、FナンバーFN又はシャッタ速度SS等のパラメータを少なくとも増減するための領域、すなわち増加領域Wと減少領域Qとを含むので、パラメータ変更部160は、当該増加領域W又は減少領域Qに視点位置(注視点)が存在し続けると、FナンバーFN又はシャッタ速度SS等のパラメータを増加又は減少する。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが第2の表示領域H1b内にドラッグ移動すると、パラメータを変更可能な状態を維持し、ドラッグ状態でオペレータの視点位置(注視点)Rがドラッグ移動して増加領域W内に移動するとパラメータを増加し、減少領域Q内にドラッグ移動するとパラメータを減少し、値確定領域SC内にドラッグ移動するとパラメータを確定する。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a内から第2の表示領域H1b内にドラッグ移動する際、すなわち、図3に示す視線検出座標上において、オペレータが第1の表示領域H1a又はH1b内を注視し、オペレータの視点位置(注視点)Rがドラッグ移動して第1の表示領域H1a又はH1b内に所定期間以上在れば、当該第1の表示領域H1a又はH1b内の各パラメータ、すなわちFナンバーFN又はシャッタ速度SS等を例えば図8に示すように表示形態を変更、例えば強調表示し、当該パラメータの変更に移る。図8に示すパラメータの強調表示は、FナンバーFN(F5.6)の数値を太字としかつフォントを大きくしている。パラメータの表示形態の変更は、強調表示に限らず、表示色や点滅表示等にしてもよい。
又、変更表示領域はCD、FナンバーFN又はシャッタ速度SS等のパラメータを少なくとも増減するための領域、すなわち増加領域Wと減少領域Qとを含むので、パラメータ変更部160は、当該増加領域W又は減少領域Qに視点位置(注視点)が存在し続けると、FナンバーFN又はシャッタ速度SS等のパラメータを増加又は減少する。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが第2の表示領域H1b内にドラッグ移動すると、パラメータを変更可能な状態を維持し、ドラッグ状態でオペレータの視点位置(注視点)Rがドラッグ移動して増加領域W内に移動するとパラメータを増加し、減少領域Q内にドラッグ移動するとパラメータを減少し、値確定領域SC内にドラッグ移動するとパラメータを確定する。
なお、パラメータ変更部160は、背面液晶用視線検出センサ141から出力される視線検出信号に基づいてオペレータの視線方向を検出し、この視線方向に応じた背面用液晶モニタ140の表示画面上での視点位置(注視点)を取得しているが、これに限らず、EVF用視線検出センサ302から出力される視線検出信号を入力してオペレータの視線方向を検出し、この検出される視線方向に応じたEVF用液晶表示器301の表示画面上の視点位置(注視点)を取得し、Fナンバーやシャッタ速度等のパラメータの表示位置を視点位置(注視点)に合わせて配置し続けてパラメータを変更する、すなわち、オペレータの視点位置(注視点)の移動に追従させてパラメータを移動させるドラッグ状態を維持し、当該ドラッグ状態において視点位置(注視点)に応じてパラメータを変更するようにしてもよい。
[カメラの全体動作]
次に、上記の如く構成されたカメラ10の全体動作について図9に示す全体動作フローチャートを参照して説明する。
Bμcom101は、電源がオンされたことを検出すると(STEP1)、初期化を行い(STEP2)、ライブビュー動作を開始する(STEP3)。このライブビュー動作では、被写体からの光束は、撮影レンズ210a及び210bを通って撮像素子111に入射する。撮像素子駆動回路110は、撮像素子111に対して例えば1秒当たり30枚程度の割合で連続的に露光動作を行い、撮像素子111から出力される画像データを画像処理回路102に送る。
次に、上記の如く構成されたカメラ10の全体動作について図9に示す全体動作フローチャートを参照して説明する。
Bμcom101は、電源がオンされたことを検出すると(STEP1)、初期化を行い(STEP2)、ライブビュー動作を開始する(STEP3)。このライブビュー動作では、被写体からの光束は、撮影レンズ210a及び210bを通って撮像素子111に入射する。撮像素子駆動回路110は、撮像素子111に対して例えば1秒当たり30枚程度の割合で連続的に露光動作を行い、撮像素子111から出力される画像データを画像処理回路102に送る。
この画像処理回路102は、撮像素子111から出力される画像データを例えばJPEGデータに変換する画像処理を行い、当該画像処理した画像データを通信コネクタ130を介して記録メディア131に保存する。又、画像処理回路102は、撮像素子111から出力される画像データをEVFユニット300においてライブビュー表示するためのビデオ信号に変換処理する。このEVFユニット300のEVF用液晶表示器301は、画像処理回路102からのビデオ信号を入力すると、このビデオ信号によって被写体の動画像をライブビュー表示する。このEVF用液晶表示器301に表示されるライブビュー画像は、ハーフミラー303で反射してオペレータの眼部に到達する。
EVF用視線検出センサ302は、ライブビュー画像の表示の開始と共に、オペレータがEVFユニット300に表示されるライブビューを覗いているか否かの検出を開始すると共に、オペレータがEVFユニット300を覗いているときのオペレータの視線方向の検出を開始する(STEP4)。
なお、このとき背面液晶用視線検出センサ141も、オペレータの視線方向の検出を開示する。この背面液晶用視線検出センサ141は、オペレータの顔部の画像を受け取り、オペレータの顔部Eの少なくとも鼻穴部の有無又は眼部Eの瞳位置のいずれか一方又は両方に基づいて視線方向を判定する。
画像処理回路102は、撮像素子111から出力される画像データに基づいて被写体の輝度値を取得し(STEP5)、被写体に対する測距及び自動合焦の処理を行い、又画像データに対して各種画像処理、例えば色補正処理、ガンマ(γ)補正処理、圧縮処理、この圧縮されている画像データに対する伸張処理などを行う。
なお、このとき背面液晶用視線検出センサ141も、オペレータの視線方向の検出を開示する。この背面液晶用視線検出センサ141は、オペレータの顔部の画像を受け取り、オペレータの顔部Eの少なくとも鼻穴部の有無又は眼部Eの瞳位置のいずれか一方又は両方に基づいて視線方向を判定する。
画像処理回路102は、撮像素子111から出力される画像データに基づいて被写体の輝度値を取得し(STEP5)、被写体に対する測距及び自動合焦の処理を行い、又画像データに対して各種画像処理、例えば色補正処理、ガンマ(γ)補正処理、圧縮処理、この圧縮されている画像データに対する伸張処理などを行う。
画像処理回路102は、画像処理したライブビュー画像に対する露光を設定し(STEP6)、続いてスチル撮影の露出値としてFナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータを決定し、これらFナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータを背面用液晶モニタ140の表示画面140a上に表示する(STEP7)。
パラメータ変更部160は、背面液晶用視線検出センサ141により検出されるオペレータの視線方向を画像処理回路102を通して入力し、このオペレータの視線方向に応じた視点位置(注視点)Rを背面用液晶モニタ140の表示画面140a上に換算し、当該背面用液晶モニタ140の表示画面140a上でのオペレータの視点位置(注視点)Rを判定する(STEP8)。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rがパラメータ(設定値)であるFナンバーFNやシャッタ速度SS等を含む第1の表示領域H1a、H1b内であるか否か判定し、当該第1の表示領域H1a、H1b内であれば、オペレータの視点位置(注視点)RがFナンバーFNやシャッタ速度SS等を変更するための第2の表示領域としての数値変更(状態切り替え)領域K内であるか否か判定する(STEP9)。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rがパラメータ(設定値)であるFナンバーFNやシャッタ速度SS等を含む第1の表示領域H1a、H1b内であるか否か判定し、当該第1の表示領域H1a、H1b内であれば、オペレータの視点位置(注視点)RがFナンバーFNやシャッタ速度SS等を変更するための第2の表示領域としての数値変更(状態切り替え)領域K内であるか否か判定する(STEP9)。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが数値変更(状態切り替え)領域K内であれば、パラメータ変更部160は、FナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータを変更するための図7に示すような変更表示領域CDを表示し、FナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの変更を行う(STEP10)。
この後、Bμcom101は、カメラ操作スイッチ150のレリーズスイッチがオンになったか否かを判定し(STEP11)、この判定の結果、レリーズスイッチがオンになると、スチル撮影を行う(STEP12)。このときBμcom101は、レリーズスイッチのオンに応じて画像処理回路102と、シャッタ制御駆動回路121と、さらにレンズユニット200のレンズ駆動機構204と、絞り駆動機構202とを制御することによりスチル撮影を行う。
レリーズスイッチがオンでなければ、Bμcom101は、電源がオフになったか否かを判定し、電源オフでなければ、上記STEP5に戻り、電源オフであれば、カメラ10の動作を終了する。
この後、Bμcom101は、カメラ操作スイッチ150のレリーズスイッチがオンになったか否かを判定し(STEP11)、この判定の結果、レリーズスイッチがオンになると、スチル撮影を行う(STEP12)。このときBμcom101は、レリーズスイッチのオンに応じて画像処理回路102と、シャッタ制御駆動回路121と、さらにレンズユニット200のレンズ駆動機構204と、絞り駆動機構202とを制御することによりスチル撮影を行う。
レリーズスイッチがオンでなければ、Bμcom101は、電源がオフになったか否かを判定し、電源オフでなければ、上記STEP5に戻り、電源オフであれば、カメラ10の動作を終了する。
[パラメータ(設定値)注視判定]
次に、オペレータの視点位置(注視点)Rを判定する(STEP8)の具体的な動作について図10に示すパラメータ(設定値)注視判定フローチャートに従って説明する。
パラメータ変更部160は、オペレータがパラメータ(設定値)、例えばFナンバーFN又はシャッタ速度SS等を注視している状態を示すフラグ(設定値注視状態フラグ)Faがセットされているか否かを判定する(STEP100)。
すなわち、パラメータ変更部160は、背面液晶用視線検出センサ141により検出されるオペレータの視線方向を画像処理回路102を通して入力し、このオペレータの視線方向に応じた視点位置(注視点)Rを背面用液晶モニタ140の表示画面140a上に換算し、当該背面用液晶モニタ140の表示画面140a上でのオペレータの視点位置(注視点)Rを判定する。
次に、オペレータの視点位置(注視点)Rを判定する(STEP8)の具体的な動作について図10に示すパラメータ(設定値)注視判定フローチャートに従って説明する。
パラメータ変更部160は、オペレータがパラメータ(設定値)、例えばFナンバーFN又はシャッタ速度SS等を注視している状態を示すフラグ(設定値注視状態フラグ)Faがセットされているか否かを判定する(STEP100)。
すなわち、パラメータ変更部160は、背面液晶用視線検出センサ141により検出されるオペレータの視線方向を画像処理回路102を通して入力し、このオペレータの視線方向に応じた視点位置(注視点)Rを背面用液晶モニタ140の表示画面140a上に換算し、当該背面用液晶モニタ140の表示画面140a上でのオペレータの視点位置(注視点)Rを判定する。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが図3に示す第1の表示領域H1a又はH1b内に所定期間以上在れば、パラメータ変更部160は、設定値注視状態フラグをセットする。一方、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1b内に所定期間以上なければ、パラメータ変更部160は、設定値注視状態フラグFaをセットしない。
オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1b内になく、設定値注視状態フラグがセットされていなければ、パラメータ変更部160は、上記の通り背面液晶用視線検出センサ141により検出されるオペレータの視線方向に基づいて背面用液晶モニタ140の表示画面140a上でのオペレータの視点位置(注視点)Rを取得する(STEP101)。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1b内に在るか否かを判定する(STEP102)。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1b内に在れば、パラメータ変更部160は、設定値領域内カウントを1カウントアップする(STEP103)。一方、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1b内になければ、パラメータ変更部160は、設定値領域内カウントをクリアする(STEP104)。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1b内に在れば、パラメータ変更部160は、設定値領域内カウントを1カウントアップする(STEP103)。一方、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1b内になければ、パラメータ変更部160は、設定値領域内カウントをクリアする(STEP104)。
パラメータ変更部160は、設定値領域内カウントのカウント値が所定のカウント値以上であるか否かを判定する。すなわち、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1b内に所定期間以上在るか否かを判定する(STEP105)。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1b内に所定期間以上在れば、パラメータ変更部160は、設定値注視状態フラグFaをセットする(STEP106)。
パラメータ変更部160は、第1の表示領域H1a又はH1b内の各パラメータ、すなわちFナンバーFN又はシャッタ速度SS等の表示形態を変更、例えば図8に示すように強調表示する(STEP107)。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1b内に所定期間以上在れば、パラメータ変更部160は、設定値注視状態フラグFaをセットする(STEP106)。
パラメータ変更部160は、第1の表示領域H1a又はH1b内の各パラメータ、すなわちFナンバーFN又はシャッタ速度SS等の表示形態を変更、例えば図8に示すように強調表示する(STEP107)。
[注視点移動判定]
次に、オペレータの視点位置(注視点)Rが数値変更(状態切り替え)領域K内であるか否かの判定(STEP9)の具体的な動作について図11に示す注視点移動判定フローチャートに従って説明する。
パラメータ変更部160は、設定値注視状態フラグFaがセットされているか否かを判定する(STEP201)。
この判定の結果、設定値注視状態フラグFaがセットされていれば、パラメータ変更部160は、上記の通り背面液晶用視線検出センサ141により検出されるオペレータの視線方向に基づいて背面用液晶モニタ140の表示画面140a上でのオペレータの視点位置(注視点)Rを取得する(STEP202)。
パラメータ変更部160は、上記同様に、背面液晶用視線検出センサ141により検出されるオペレータの視線方向に基づいてオペレータの視点位置(注視点)Rを逐次取得し、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1b内から領域外に移動したか否かを判定する(STEP203)。すなわち、パラメータ変更部160は、上記同様に、背面液晶用視線検出センサ141により検出されるオペレータの視線方向に基づいてオペレータの視点位置(注視点)Rを逐次取得し、これら視点位置(注視点)Rの移動に従って背面用液晶モニタ140の表示画面140a上に移動する。
次に、オペレータの視点位置(注視点)Rが数値変更(状態切り替え)領域K内であるか否かの判定(STEP9)の具体的な動作について図11に示す注視点移動判定フローチャートに従って説明する。
パラメータ変更部160は、設定値注視状態フラグFaがセットされているか否かを判定する(STEP201)。
この判定の結果、設定値注視状態フラグFaがセットされていれば、パラメータ変更部160は、上記の通り背面液晶用視線検出センサ141により検出されるオペレータの視線方向に基づいて背面用液晶モニタ140の表示画面140a上でのオペレータの視点位置(注視点)Rを取得する(STEP202)。
パラメータ変更部160は、上記同様に、背面液晶用視線検出センサ141により検出されるオペレータの視線方向に基づいてオペレータの視点位置(注視点)Rを逐次取得し、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1b内から領域外に移動したか否かを判定する(STEP203)。すなわち、パラメータ変更部160は、上記同様に、背面液晶用視線検出センサ141により検出されるオペレータの視線方向に基づいてオペレータの視点位置(注視点)Rを逐次取得し、これら視点位置(注視点)Rの移動に従って背面用液晶モニタ140の表示画面140a上に移動する。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1bの領域外に移動すると、パラメータ変更部160は、設定値領域外カウントを1カウントアップする(STEP204)。
パラメータ変更部160は、設定値領域外カウントのカウント値が所定カウント値以上になったか否かを判定する(STEP205)。
パラメータ変更部160は、設定値領域外カウントのカウント値が所定カウント値以上になったか否かを判定する(STEP205)。
この判定の結果、設定値領域外カウントのカウント値が所定カウント値以上でなければ、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが上記図5に示す数値変更(状態切り替え)領域K内に在るか否かを判定する。すなわち、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが図5に示すように例えば第1の表示領域H1a内の座標(Xeye、Yeye)から数値変更(状態切り替え)領域K内の座標(Xeye1、Yeye1)に移動し、当該数値変更(状態切り替え)領域K内に所定期間以上在るか否かを判定する(STEP206)。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが数値変更(状態切り替え)領域K内に所定期間以上在れば、パラメータ変更部160は、数値変更フラグFbをセットする(STEP207)。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが数値変更(状態切り替え)領域K内に所定期間以上在れば、パラメータ変更部160は、数値変更フラグFbをセットする(STEP207)。
一方、オペレータの視点位置(注視点)Rが数値変更(状態切り替え)領域K内に所定期間以上なければ、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1bの領域内に在るか否かを判定する(STEP208)。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1bの領域内に在れば、パラメータ変更部160は、設定値領域外カウントのカウント値をクリアする(STEP209)。
又、設定値領域外カウントのカウント値が所定カウント値以上でなければ(STEP205)、パラメータ変更部160は、設定値注視状態フラグFaをクリアし(STEP210)、設定値領域内カウントのカウント値をクリアする(STEP211)。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1bの領域内に在れば、パラメータ変更部160は、設定値領域外カウントのカウント値をクリアする(STEP209)。
又、設定値領域外カウントのカウント値が所定カウント値以上でなければ(STEP205)、パラメータ変更部160は、設定値注視状態フラグFaをクリアし(STEP210)、設定値領域内カウントのカウント値をクリアする(STEP211)。
[数値変更]
次に、FナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの変更(STEP10)の具体的な動作について図12に示す数値変更フローチャートに従って説明する。
パラメータ変更部160は、数値変更フラグがセットされているか否かを判定する(STEP301)。なお、パラメータ変更部160は、上記STEP207において、オペレータの視点位置(注視点)Rが数値変更(状態切り替え)領域K内に所定期間以上在るとして数値変更フラグFbをセットしている。
この判定の結果、数値変更フラグがセットされていると、パラメータ変更部160は、上記図13に示すような変更表示領域CDを背面用液晶モニタ140の表示画面140aに表示し、かつ当該変更表示領域CDの中央部に例えば第1の表示領域H1a内のFナンバーFNの数値を移動する(STEP302)。
パラメータ変更部160は、上記同様に、背面液晶用視線検出センサ141により検出されるオペレータの視線方向に基づいて背面用液晶モニタ140の表示画面140a上でのオペレータの視点位置(注視点)Rを取得する(STEP303)。
次に、FナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの変更(STEP10)の具体的な動作について図12に示す数値変更フローチャートに従って説明する。
パラメータ変更部160は、数値変更フラグがセットされているか否かを判定する(STEP301)。なお、パラメータ変更部160は、上記STEP207において、オペレータの視点位置(注視点)Rが数値変更(状態切り替え)領域K内に所定期間以上在るとして数値変更フラグFbをセットしている。
この判定の結果、数値変更フラグがセットされていると、パラメータ変更部160は、上記図13に示すような変更表示領域CDを背面用液晶モニタ140の表示画面140aに表示し、かつ当該変更表示領域CDの中央部に例えば第1の表示領域H1a内のFナンバーFNの数値を移動する(STEP302)。
パラメータ変更部160は、上記同様に、背面液晶用視線検出センサ141により検出されるオペレータの視線方向に基づいて背面用液晶モニタ140の表示画面140a上でのオペレータの視点位置(注視点)Rを取得する(STEP303)。
パラメータ変更部160は、当該取得したオペレータの視点位置(注視点)Rが図14に示すように変更表示領域CDの中央部に移動したFナンバーFNの数値を含む変更開始領域Da内であるか否かを判定する(STEP304)。このとき、オペレータの視点位置(注視点)Rは、注視点R(Xeye1,Yeye1)から変更開始領域Da内の注視点R(Xeye3,Yeye3)に移動している。なお、移動前の注視点R(Xeye1,Yeye1)は、図5に示すように数値変更(状態切り替え)領域K内に在る。
ここで、パラメータ変更部160は、STEP303、304を繰り返し、一定期間、オペレータの視点位置(注視点)Rが変更開始領域Da内であるのかを判定する。
ここで、パラメータ変更部160は、STEP303、304を繰り返し、一定期間、オペレータの視点位置(注視点)Rが変更開始領域Da内であるのかを判定する。
上記判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが変更開始領域Da内に在れば、パラメータ変更部160は、図14に示すように例えばFナンバーFNの数値を含む第1の表示領域H1aを変更表示領域CDの中央部に移動する(STEP305)。
このようにFナンバーFN等のパラメータを含む第1の表示領域H1a又はH1bが変更表示領域CDの中央部に移動したときからパラメータ変更部160は、背面用液晶モニタ140の表示画面140a上で、オペレータの視点位置(注視点)Rの移動に追従してFナンバーFN等のパラメータを背面用液晶モニタ140の表示画面140a上で移動させるドラッグ状態を開始する。
このようにFナンバーFN等のパラメータを含む第1の表示領域H1a又はH1bが変更表示領域CDの中央部に移動したときからパラメータ変更部160は、背面用液晶モニタ140の表示画面140a上で、オペレータの視点位置(注視点)Rの移動に追従してFナンバーFN等のパラメータを背面用液晶モニタ140の表示画面140a上で移動させるドラッグ状態を開始する。
パラメータ変更部160は、上記同様に、背面液晶用視線検出センサ141により検出されるオペレータの視線方向に基づいて背面用液晶モニタ140の表示画面140a上でのオペレータの視点位置(注視点)Rを取得する(STEP306)。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが移動して例えば図15に示すように増加領域W内に在るか否かを判定する(STEP307)。すなわち、上記背面液晶用視線検出センサ141により検出されたオペレータの視点位置(注視点)Rが座標(Xeye4,Yeye4)であって、増加領域W内に在れば、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが増加領域W内に在ると判定する。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが移動して例えば図15に示すように増加領域W内に在るか否かを判定する(STEP307)。すなわち、上記背面液晶用視線検出センサ141により検出されたオペレータの視点位置(注視点)Rが座標(Xeye4,Yeye4)であって、増加領域W内に在れば、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが増加領域W内に在ると判定する。
オペレータの視点位置(注視点)Rが増加領域W内に在れば、パラメータ変更部160は、パラメータとして例えばFナンバーFNの数値を増加する(STEP308)。FナンバーFNの数値は、例えば(F:2、2.8、4、5.6、8、11)に設定されていれば、パラメータ変更部160は、(F:2→2.8→4→5.6→8→11)の順序でFナンバーFNの数値を増加する。なお、パラメータ変更部160は、FナンバーFNの数値が(11)」に達すると、(2)に戻り、再び(F:2.8→4→5.6→8→11)の順序で数値を増加するようにしてもよい。
一方、オペレータの視点位置(注視点)Rが増加領域W内に無ければ、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが移動して例えば図16に示すように減少領域Q内に在るか否かを判定する(STEP309)。すなわち、上記背面液晶用視線検出センサ141により検出されたオペレータの視点位置(注視点)Rが座標(Xeye5,Yeye5)であって、減少領域Q内に在れば、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが減少領域Q内に在ると判定する。
オペレータの視点位置(注視点)Rが減少領域Q内に在れば、パラメータ変更部160は、パラメータとして例えばFナンバーFNの数値を減少する(STEP310)。FナンバーFNの数値は、例えば(F:2、2.8、4、5.6、8、11)に設定されていれば、パラメータ変更部160は、(F:11→8→5.6→4→2.8→2)の順序でFナンバーFNの数値を減少する。なお、パラメータ変更部160は、FナンバーFNの数値が(F2)に達すると、(F11)に戻り、再び(F:8→5.6→4→2.8→2)の順序で数値を減少するようにしてもよい。
パラメータとして例えばFナンバーFNの数値の増加又は減少による変更が終了すると、パラメータ変更部160は、上記同様に、背面液晶用視線検出センサ141により検出されるオペレータの視線方向に基づいて背面用液晶モニタ140の表示画面140a上でのオペレータの視点位置(注視点)Rを取得し、当該オペレータの視点位置(注視点)Rが変更キャンセル領域CC内に在るか否かを判定する(STEP311)。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが変更キャンセル領域CC内に在れば、パラメータ変更部160は、パラメータとして例えばFナンバーFNの数値を変更前の数値に戻す(STEP312)。図17はオペレータの視点位置(注視点)Rが変更キャンセル領域CC内の座標(Xeye6,Yeye6)に移動したことを示す。図18は例えばFナンバーFNの数値を変更前の数値F5.6に戻したことを示す。
パラメータ変更部160は、変更前に戻したFナンバーFNの数値F5.6を強調表示する。この強調表示は、FナンバーFN(F5.6)の数値を太字としかつフォントを大きくしている。パラメータの強調表示は、太字としかつフォントを大きくするに限らず、表示色や点滅表示等にしてもよい。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが変更キャンセル領域CC内に在れば、パラメータ変更部160は、パラメータとして例えばFナンバーFNの数値を変更前の数値に戻す(STEP312)。図17はオペレータの視点位置(注視点)Rが変更キャンセル領域CC内の座標(Xeye6,Yeye6)に移動したことを示す。図18は例えばFナンバーFNの数値を変更前の数値F5.6に戻したことを示す。
パラメータ変更部160は、変更前に戻したFナンバーFNの数値F5.6を強調表示する。この強調表示は、FナンバーFN(F5.6)の数値を太字としかつフォントを大きくしている。パラメータの強調表示は、太字としかつフォントを大きくするに限らず、表示色や点滅表示等にしてもよい。
一方、オペレータの視点位置(注視点)Rが変更キャンセル領域CC内に無ければ、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが値確定領域SC内に在るか否かを判定する(STEP313)。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが値確定領域SC内に在れば、パラメータ変更部160は、変更したパラメータとして例えばFナンバーFNの数値を確定する(STEP314)。図19はオペレータの視点位置(注視点)Rが値確定領域SC内の座標(Xeye7,Yeye7)に移動したことを示す。図20は例えばFナンバーFNの数値を変更した数値F2を示す。パラメータ変更部160は、変更したFナンバーFNの数値F2を強調表示する。この強調表示は、FナンバーFN(F5.6)の数値を太字としかつフォントを大きくしている。パラメータの強調表示は、太字としかつフォントを大きくするに限らず、表示色や点滅表示等にしてもよい。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが値確定領域SC内に在れば、パラメータ変更部160は、変更したパラメータとして例えばFナンバーFNの数値を確定する(STEP314)。図19はオペレータの視点位置(注視点)Rが値確定領域SC内の座標(Xeye7,Yeye7)に移動したことを示す。図20は例えばFナンバーFNの数値を変更した数値F2を示す。パラメータ変更部160は、変更したFナンバーFNの数値F2を強調表示する。この強調表示は、FナンバーFN(F5.6)の数値を太字としかつフォントを大きくしている。パラメータの強調表示は、太字としかつフォントを大きくするに限らず、表示色や点滅表示等にしてもよい。
なお、オペレータの視点位置(注視点)Rが値確定領域SC内に無ければ、パラメータ変更部160は、上記STEP306に戻る。
パラメータ変更部160は、設定値注視状態フラグFaをクリアする(STEP315)。
パラメータ変更部160は、設定値領域内カウント及び設定値領域外カウントをクリアする(STEP316)。
パラメータ変更部160は、数値変更フラグFbをクリアする(STEP317)。
パラメータ変更部160は、通常の表示の配置、例えば上記図2に示すように背面用液晶モニタ140の表示画面140a上に風景等の被写体と共に、パラメータ、例えばFナンバーFN(F5.6)とシャッタ速度SS(200)等とを表示する(STEP318)。
パラメータ変更部160は、設定値注視状態フラグFaをクリアする(STEP315)。
パラメータ変更部160は、設定値領域内カウント及び設定値領域外カウントをクリアする(STEP316)。
パラメータ変更部160は、数値変更フラグFbをクリアする(STEP317)。
パラメータ変更部160は、通常の表示の配置、例えば上記図2に示すように背面用液晶モニタ140の表示画面140a上に風景等の被写体と共に、パラメータ、例えばFナンバーFN(F5.6)とシャッタ速度SS(200)等とを表示する(STEP318)。
このように上記第1の実施の形態によれば、例えばFナンバーFN又はシャッタ速度SS等のパラメータ(設定値)を背面用液晶モニタ140の表示画面140a上に表示し、背面液晶用視線検出センサ141から出力される視線検出信号に基づいてオペレータの視線方向を検出し、この検出される視線方向に応じた背面用液晶モニタ140の表示画面140a上におけるオペレータの視点位置(注視点)Rの移動に基づいてパラメータを変更する。
具体的にパラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)RがFナンバーFNやシャッタ速度SS等を含む第1の表示領域H1a、H1b内であるか否か判定し、当該第1の表示領域H1a、H1b内であれば、オペレータの視点位置(注視点)Rのドラッグ移動によりFナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータが当該パラメータを変更するための第2の表示領域としての数値変更(状態切り替え)領域K内であるか否か判定し、当該数値変更(状態切り替え)領域K内であれば、FナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータを変更するための変更表示領域CDを表示し、この変更表示領域CDによりFナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの増減等を行う。
これにより、例えばFナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの数値を注視しながらドラッグ移動して当該パラメータの増減等を行うことができ、パラメータ変更の操作性を良くすることができ、かつ素早くかつ簡単にパラメータの変更の操作ができる。
増加領域W及び減少領域Qの配置方向(X軸方向)と、値確定領域SC及び変更キャンセル領域CCの配置方向(Y軸方向)とは、互いに垂直方向の関係にあるので、オペレータの視線の動かす方向がパラメータの増減で同じになると共に、パラメータの確定、キャンセルで同じになり、例えばFナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの数値の増減と、パラメータの設定変更やキャンセルの操作が分かり易く、誤操作することがなくなる。
これにより、例えばFナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの数値を注視しながらドラッグ移動して当該パラメータの増減等を行うことができ、パラメータ変更の操作性を良くすることができ、かつ素早くかつ簡単にパラメータの変更の操作ができる。
増加領域W及び減少領域Qの配置方向(X軸方向)と、値確定領域SC及び変更キャンセル領域CCの配置方向(Y軸方向)とは、互いに垂直方向の関係にあるので、オペレータの視線の動かす方向がパラメータの増減で同じになると共に、パラメータの確定、キャンセルで同じになり、例えばFナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの数値の増減と、パラメータの設定変更やキャンセルの操作が分かり易く、誤操作することがなくなる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本第2の実施の形態では、上記第1の実施の形態と同一部分に同一符号を付してその詳しい説明を省略し、相違するところについて説明する。
図21はFナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータを変更するための変更表示領域CDを示す。この変更表示領域CDは、ライブビュー表示領域LVD内に表示されている。この変更表示領域CD内には、当該変更表示領域CDの中央部に値確定領域SCが表示され、この値確定領域SCの左右側に減少領域Qと増加領域Wとが表示され、かつ値確定領域SCの上側に変更キャンセル領域CCが表示されている。
なお、変更表示領域CDは、ライブビュー表示領域LVD外又は当該ライブビュー表示領域LVDの内外を含む領域に設定してもよい。例えば、変更表示領域CDは、図22に示すようにライブビュー表示領域LVDの外側にオーバするように配置してもよい。例えば、変更キャンセル領域CCは、ライブビュー表示領域LVDの外側を囲むように4箇所に配置し、このうち例えば上側の変更キャンセル領域CCは、その一部領域がライブビュー表示領域LVDにオーバラップして配置されている。
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本第2の実施の形態では、上記第1の実施の形態と同一部分に同一符号を付してその詳しい説明を省略し、相違するところについて説明する。
図21はFナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータを変更するための変更表示領域CDを示す。この変更表示領域CDは、ライブビュー表示領域LVD内に表示されている。この変更表示領域CD内には、当該変更表示領域CDの中央部に値確定領域SCが表示され、この値確定領域SCの左右側に減少領域Qと増加領域Wとが表示され、かつ値確定領域SCの上側に変更キャンセル領域CCが表示されている。
なお、変更表示領域CDは、ライブビュー表示領域LVD外又は当該ライブビュー表示領域LVDの内外を含む領域に設定してもよい。例えば、変更表示領域CDは、図22に示すようにライブビュー表示領域LVDの外側にオーバするように配置してもよい。例えば、変更キャンセル領域CCは、ライブビュー表示領域LVDの外側を囲むように4箇所に配置し、このうち例えば上側の変更キャンセル領域CCは、その一部領域がライブビュー表示領域LVDにオーバラップして配置されている。
[数値変更]
次に、上記の如く構成された変更表示領域CDを用いてのパラメータの変更(STEP10)の具体的な動作について図23に示す数値変更フローチャートに従い、上記図12に示す数値変更フローチャートと相違するSTEPについて説明する。
パラメータ変更部160は、上記同様に、オペレータの視点位置(注視点)Rが変更キャンセル領域CC内に在るか否かを判定する(STEP311)。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが変更キャンセル領域CC内に無ければ、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが値確定領域SC内に在るか否かを判定する(STEP402)。
次に、上記の如く構成された変更表示領域CDを用いてのパラメータの変更(STEP10)の具体的な動作について図23に示す数値変更フローチャートに従い、上記図12に示す数値変更フローチャートと相違するSTEPについて説明する。
パラメータ変更部160は、上記同様に、オペレータの視点位置(注視点)Rが変更キャンセル領域CC内に在るか否かを判定する(STEP311)。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが変更キャンセル領域CC内に無ければ、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが値確定領域SC内に在るか否かを判定する(STEP402)。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが値確定領域SC内に在れば、パラメータ変更部160は、決定領域内カウントを「1」カウントアップする(STEP403)。
一方、オペレータの視点位置(注視点)Rが値確定領域SC内に無ければ、パラメータ変更部160は、決定領域内カウントをクリアする(STEP404)。
一方、オペレータの視点位置(注視点)Rが値確定領域SC内に無ければ、パラメータ変更部160は、決定領域内カウントをクリアする(STEP404)。
パラメータ変更部160は、決定領域内カウントのカウント値が所定のカウント値以上であるか否かを判定する(STEP405)。すなわち、オペレータが所定時間以上、値確定領域SCを注視することにより、オペレータの視点位置(注視点)Rが所定時間以上、値確定領域SC内に在るか否かを判定する。
この判定の結果、決定領域内カウントのカウント値が所定のカウント値以上であれば、パラメータ変更部160は、変更したパラメータとして例えばFナンバーFNの数値を確定する(STEP406)。
パラメータ変更部160は、上記同様に、上記STEP315〜STEP318を実行する。
このように上記第2の実施の形態によれば、変更表示領域CD内に、当該変更表示領域CDの中央部に値確定領域SCを表示し、この値確定領域SCの左右側に減少領域Qと増加領域Wとを表示し、かつ値確定領域SCの上側に変更キャンセル領域CCを表示しても、上記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
この判定の結果、決定領域内カウントのカウント値が所定のカウント値以上であれば、パラメータ変更部160は、変更したパラメータとして例えばFナンバーFNの数値を確定する(STEP406)。
パラメータ変更部160は、上記同様に、上記STEP315〜STEP318を実行する。
このように上記第2の実施の形態によれば、変更表示領域CD内に、当該変更表示領域CDの中央部に値確定領域SCを表示し、この値確定領域SCの左右側に減少領域Qと増加領域Wとを表示し、かつ値確定領域SCの上側に変更キャンセル領域CCを表示しても、上記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本第3の実施の形態では、上記第1の実施の形態と同一部分に同一符号を付してその詳しい説明を省略し、相違するところについて説明する。
図24は変更表示領域CDの構成を示す。この変更表示領域CDは、減少領域Qによるパラメータの減少量と、増加領域Wによるパラメータの増加量とにそれぞれ複数の段階を設けている。
次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本第3の実施の形態では、上記第1の実施の形態と同一部分に同一符号を付してその詳しい説明を省略し、相違するところについて説明する。
図24は変更表示領域CDの構成を示す。この変更表示領域CDは、減少領域Qによるパラメータの減少量と、増加領域Wによるパラメータの増加量とにそれぞれ複数の段階を設けている。
減少領域Qは、パラメータの減少量に例えば大中小の3段階設け、減少量大の領域Qaと、減少量中の領域Qbと、減少量小の領域Qcとが形成されている。減少量大の領域Qaでは、例えば−1段/s数値を増加する、換言すれば1段/s数値を減少する。減少量中の領域Qbでは、例えば−0.5段/s数値を増加する、換言すれば0.5段/s数値を減少する。減少量小の領域Qcでは、例えば−0.33段/s数値を増加する、換言すれば0.33段/s数値を減少する。
増加領域Wは、パラメータの増加量に例えば大中小の3段階設け、増加量大の領域Waと、増加量中の領域Wbと、増加量小の領域Wcとが形成されている。増加量大の領域Qaでは、例えば1段/s数値を増加する。増加量中の領域Qbでは、例えば0.5段/s数値を増加する。減少量小の領域Qcでは、例えば0.33段/s数値を増加する。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが増加領域W内又は減少領域Q内に入ることにより、パラメータの増加量又は減少量を可変設定した量で増加、減少する。
増加領域Wは、パラメータの増加量に例えば大中小の3段階設け、増加量大の領域Waと、増加量中の領域Wbと、増加量小の領域Wcとが形成されている。増加量大の領域Qaでは、例えば1段/s数値を増加する。増加量中の領域Qbでは、例えば0.5段/s数値を増加する。減少量小の領域Qcでは、例えば0.33段/s数値を増加する。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが増加領域W内又は減少領域Q内に入ることにより、パラメータの増加量又は減少量を可変設定した量で増加、減少する。
[数値変更]
次に、上記の如く構成された変更表示領域CDを用いてのパラメータの変更(STEP10)の具体的な動作について図25に示す数値変更フローチャートに従い、上記図12に示す数値変更フローチャートと相違するSTEPについて説明する。
パラメータ変更部160は、上記同様に、背面液晶用視線検出センサ141により検出されるオペレータの視線方向に基づいて背面用液晶モニタ140の表示画面140a上でのオペレータの視点位置(注視点)Rを取得する(STEP306)。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが増加量小の領域Wc内であるか否かを判定する(STEP501)。この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが増加量小の領域Wc内であれば、パラメータ変更部160は、FナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの数値を例えば0.33段/s増加する(STEP502)。
一方、オペレータの視点位置(注視点)Rが増加量小の領域Wc内でなければ、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが増加量中の領域Wb内であるか否かを判定する(STEP503)。この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが増加量小の領域Wc内であれば、パラメータ変更部160は、FナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの数値を例えば0.5段/s増加する(STEP504)。
次に、上記の如く構成された変更表示領域CDを用いてのパラメータの変更(STEP10)の具体的な動作について図25に示す数値変更フローチャートに従い、上記図12に示す数値変更フローチャートと相違するSTEPについて説明する。
パラメータ変更部160は、上記同様に、背面液晶用視線検出センサ141により検出されるオペレータの視線方向に基づいて背面用液晶モニタ140の表示画面140a上でのオペレータの視点位置(注視点)Rを取得する(STEP306)。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが増加量小の領域Wc内であるか否かを判定する(STEP501)。この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが増加量小の領域Wc内であれば、パラメータ変更部160は、FナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの数値を例えば0.33段/s増加する(STEP502)。
一方、オペレータの視点位置(注視点)Rが増加量小の領域Wc内でなければ、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが増加量中の領域Wb内であるか否かを判定する(STEP503)。この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが増加量小の領域Wc内であれば、パラメータ変更部160は、FナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの数値を例えば0.5段/s増加する(STEP504)。
一方、オペレータの視点位置(注視点)Rが増加量中の領域Wb内でなければ、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが増加量大の領域Wa内であるか否かを判定する(STEP505)。この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが増加量大の領域Wa内であれば、パラメータ変更部160は、FナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの数値を例えば1段/s増加する(STEP506)。
一方、オペレータの視点位置(注視点)Rが増加量大の領域Wa内でなければ、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが減少量小の領域Qc内であるか否かを判定する(STEP507)。この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが減少量小の領域Qc内であれば、パラメータ変更部160は、FナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの数値を例えば−0.33段/s増加する(STEP508)。
一方、オペレータの視点位置(注視点)Rが減少量小の領域Qc内でなければ、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが減少量中の領域Qb内であるか否かを判定する(STEP509)。この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが減少量中の領域Qb内であれば、パラメータ変更部160は、FナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの数値を例えば−0.5段/s増加する(STEP510)。
一方、オペレータの視点位置(注視点)Rが減少量中の領域Qb内でなければ、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが減少量大の領域Qa内であるか否かを判定する(STEP511)。この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが減少量大の領域Qa内であれば、パラメータ変更部160は、FナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの数値を例えば−1段/s増加する(STEP512)。
これ以降、パラメータ変更部160は、上記同様に、STEP311〜STEP318を実行する。
これ以降、パラメータ変更部160は、上記同様に、STEP311〜STEP318を実行する。
このように上記第3の実施の形態によれば、変更表示領域CDにおいて、減少領域Qによるパラメータの減少量に減少量大の領域Qaと、減少量中の領域Qbと、減少量小の領域Qcとを設け、増加領域Wに増加量大の領域Waと、増加量中の領域Wbと、増加量小の領域Wcとを設けたので、上記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができ、そのうえパラメータの減少量と増加量とをそれぞれ所望の量に設定することができ、例えばFナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータを被写体の撮像に最適な数値に変更設定できる。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本第4の実施の形態では、上記第1の実施の形態と同一部分に同一符号を付してその詳しい説明を省略し、相違するところについて説明する。
パラメータ変更部160は、変更表示領域CD内に、複数の一連のパラメータを一覧表示し、かつパラメータを少なくとも増減するための領域を含み、視点位置(注視点)が当該領域内に移動することにより前記複数のパラメータを連動して移動して増減表示し、前記一覧表示される前記複数のパラメータ中から前記視点位置(注視点)に該当する前記パラメータを選択する。
図26はパラメータ変更部160によるFナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの数値の表示例を示す。このパラメータ変更部160は、FナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの複数の数値を無端に配列したパラメータデータとして記憶する。すなわち、パラメータ変更部160は、一連のパラメータの複数の数値を当該数値の大小に従って環状に配列し、これら複数の数値の一部を背面用液晶モニタ140の表示画面140a上に表示する。具体的に、パラメータの複数の数値、例えばFナンバーFNは、(F:2→2.8→4→5.6→8→11→2)の配列順序に従って無端の例えば環状に配列されている。
次に、本発明の第4の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本第4の実施の形態では、上記第1の実施の形態と同一部分に同一符号を付してその詳しい説明を省略し、相違するところについて説明する。
パラメータ変更部160は、変更表示領域CD内に、複数の一連のパラメータを一覧表示し、かつパラメータを少なくとも増減するための領域を含み、視点位置(注視点)が当該領域内に移動することにより前記複数のパラメータを連動して移動して増減表示し、前記一覧表示される前記複数のパラメータ中から前記視点位置(注視点)に該当する前記パラメータを選択する。
図26はパラメータ変更部160によるFナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの数値の表示例を示す。このパラメータ変更部160は、FナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの複数の数値を無端に配列したパラメータデータとして記憶する。すなわち、パラメータ変更部160は、一連のパラメータの複数の数値を当該数値の大小に従って環状に配列し、これら複数の数値の一部を背面用液晶モニタ140の表示画面140a上に表示する。具体的に、パラメータの複数の数値、例えばFナンバーFNは、(F:2→2.8→4→5.6→8→11→2)の配列順序に従って無端の例えば環状に配列されている。
パラメータ変更部160は、環状に配列された一連の複数のパラメータ、例えばFナンバーFNの一部を背面用液晶モニタ140の表示画面140a上における変更表示領域CD内に一覧表示し、これらパラメータを少なくとも増減するための増加領域W又は減少領域Q上へのオペレータの視点位置(注視点)Rに従って連動して移動表示し、この移動表示した一連の複数のパラメータ上でのオペレータの視点位置(注視点)Rの移動に基づいてパラメータを選択する、すなわち複数のパラメータ中からオペレータの視点位置(注視点)Rに該当するパラメータを選択する。
この場合、パラメータ変更部160は、当該背面用液晶モニタ140の表示画面140a上におけるオペレータの視点位置(注視点)Rの移動、すなわち増加領域W上又は減少領域Q上への移動に従って一連のFナンバーFN(F:2→2.8→4→5.6→8→11→2)を環状の配列順序を保った状態で移動させる。すなわち、一連のFナンバーFN(F:2→2.8→4→5.6→8→11→2)は、環状の配列を保った状態で回転移動する。
この場合、パラメータ変更部160は、当該背面用液晶モニタ140の表示画面140a上におけるオペレータの視点位置(注視点)Rの移動、すなわち増加領域W上又は減少領域Q上への移動に従って一連のFナンバーFN(F:2→2.8→4→5.6→8→11→2)を環状の配列順序を保った状態で移動させる。すなわち、一連のFナンバーFN(F:2→2.8→4→5.6→8→11→2)は、環状の配列を保った状態で回転移動する。
パラメータ変更部160は、図26に示す背面用液晶モニタ140の表示画面140a上のパラメータ、例えばFナンバーFNの数値の表示の機能に重ねて、図27に示す変更表示領域CDの機能を有する。この変更表示領域CDは、ライブビュー表示領域LVD内に値確定領域SCを表示し、当該値確定領域SCの下方に増加領域Wと、減少領域Qと、2つの変更キャンセル領域CCと、選択候補領域Jとを表示する。この変更表示領域CDでは、選択候補領域Jを中央部に表示し、当該選択候補領域Jの両側にそれぞれ増加領域Wと減少領域Qとを表示し、さらに外側にそれぞれ変更キャンセル領域CCを表示する。
選択候補領域Jは、増加領域Wと減少領域Qとの間に表示され、当該選択候補領域J内に在る例えばFナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの数値を変更設定するパラメータの候補とする。
変更表示領域CDは、図26に示す環状のパラメータの表示と重なる機能となっている。すなわち、環状に配列された一連の複数のパラメータ例えばFナンバーFNと、変更表示領域CDの値確定領域SC、増加領域W、減少領域Q、各変更キャンセル領域CC、選択候補領域Jとは重なる機能となっている。これにより、図26に示すように環状のパラメータである例えばFナンバーFNの両端部は、それぞれ増加領域Wと、減少領域Qとが重なる。
選択候補領域Jは、増加領域Wと減少領域Qとの間に表示され、当該選択候補領域J内に在る例えばFナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの数値を変更設定するパラメータの候補とする。
変更表示領域CDは、図26に示す環状のパラメータの表示と重なる機能となっている。すなわち、環状に配列された一連の複数のパラメータ例えばFナンバーFNと、変更表示領域CDの値確定領域SC、増加領域W、減少領域Q、各変更キャンセル領域CC、選択候補領域Jとは重なる機能となっている。これにより、図26に示すように環状のパラメータである例えばFナンバーFNの両端部は、それぞれ増加領域Wと、減少領域Qとが重なる。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rを取得し、このオペレータの視点位置(注視点)Rが増加領域W又は減少領域Qのいずれか一方、例えば図28に示すように減少領域Qに在ることを判定すると、図28に示すように減少領域Qに在るパラメータ、ここではFナンバーFN(F2.8)の表示形態を変更、例えば強調表示する。この強調表示は、FナンバーFN(F2.8)の数値を太字としかつフォントを大きくしている。このパラメータの表示形態の変更は、表示色や点滅表示等にしてもよい。
パラメータ変更部160は、FナンバーFN(F2.8)を強調表示した後、図29に示すように環状のパラメータ、例えばFナンバーFNをその数値が減少する方向K1に一定の速度で移動させる。なお、FナンバーFN(F:2、2.8、4、5.6、8、11、2)は、環状に配置されているので、パラメータ変更部160は、当該FナンバーFNを減少方向K1に一定の速度で回転移動させるものとなる。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rを取得し、このオペレータの視点位置(注視点)Rが環状のパラメータ、例えば図30に示すFナンバーFN「F4」に在ると、当該FナンバーFN(4)を強調表示する。続いて、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rを取得し、このオペレータの視点位置(注視点)Rが値確定領域SC内にあると、FナンバーFNを変更前の(F2.8)から(F4)に変更する。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rを取得し、このオペレータの視点位置(注視点)Rが増加領域W又は減少領域Qのいずれか一方、例えば図31に示すように増加領域Wに在ることを判定すると、図31に示すように増加領域Wに在るパラメータ、ここではFナンバーFN(F1.1)を強調表示する。この強調表示は、FナンバーFN(F1.1)の数値を太字としかつフォントを大きくしている。このパラメータの強調表示は、表示色や点滅表示等にしてもよい。
パラメータ変更部160は、FナンバーFN(F1.1)を強調表示した後、環状のパラメータ、例えばFナンバーFNをその数値の増加方向に一定の速度で移動させる。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rを取得し、このオペレータの視点位置(注視点)Rが選択候補領域J内に所定期間以上在ると、当該選択候補領域J内に在るオペレータの視点位置(注視点)Rと一致するFナンバーFN(F11)を強調表示する。
続いて、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rを取得し、このオペレータの視点位置(注視点)Rが値確定領域SC内にあると、上記選択候補領域J内で強調表示したFナンバーFN(F11)を(F16)に変更し、確定する。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rを取得し、このオペレータの視点位置(注視点)Rが選択候補領域J内に所定期間以上在ると、当該選択候補領域J内に在るオペレータの視点位置(注視点)Rと一致するFナンバーFN(F11)を強調表示する。
続いて、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rを取得し、このオペレータの視点位置(注視点)Rが値確定領域SC内にあると、上記選択候補領域J内で強調表示したFナンバーFN(F11)を(F16)に変更し、確定する。
次に、パラメータの変更(STEP10)の具体的な動作について図33に示す数値変更フローチャートに従い、上記図12に示す数値変更フローチャートと相違するSTEPについて説明する。
パラメータ変更部160は、数値変更フラグがセットされているか否かを判定し(STEP301)、変更表示領域CDの中央部に例えば第1の表示領域H1a内のFナンバーFNの数値を移動し(STEP302)、オペレータの視点位置(注視点)Rを取得し(STEP303)、このオペレータの視点位置(注視点)Rが図14に示すように変更表示領域CDの中央部に移動したFナンバーFNの数値を含む変更開始領域Da内であるか否かを判定する(STEP304)。
パラメータ変更部160は、数値変更フラグがセットされているか否かを判定し(STEP301)、変更表示領域CDの中央部に例えば第1の表示領域H1a内のFナンバーFNの数値を移動し(STEP302)、オペレータの視点位置(注視点)Rを取得し(STEP303)、このオペレータの視点位置(注視点)Rが図14に示すように変更表示領域CDの中央部に移動したFナンバーFNの数値を含む変更開始領域Da内であるか否かを判定する(STEP304)。
オペレータの視点位置(注視点)Rが変更開始領域Da内であると、パラメータ変更部160は、例えば図26に示すように一連のパラメータの複数の数値、例えば無端で環状に配列されたFナンバーFN(F:2→2.8→4→5.6→8→11→2)の一部を背面用液晶モニタ140の表示画面140a上に表示する(STEP305)。
パラメータ変更部160は、上記同様に、背面液晶用視線検出センサ141により検出されるオペレータの視線方向に基づいて背面用液晶モニタ140の表示画面140a上でのオペレータの視点位置(注視点)Rを取得する(STEP306)。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが例えば図31に示すように増加領域W内に在るか否かを判定する(STEP307)。
オペレータの視点位置(注視点)Rが増加領域W内に在れば、パラメータ変更部160は、図32に示すように環状のパラメータ、例えばFナンバーFNをその数値の増加方向に一定の速度で移動させる(STEP601)。例えば、パラメータ変更部160は、(F:2→2.8→4→5.6→8→11)の順序でFナンバーFNの数値を増加する。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが例えば図31に示すように増加領域W内に在るか否かを判定する(STEP307)。
オペレータの視点位置(注視点)Rが増加領域W内に在れば、パラメータ変更部160は、図32に示すように環状のパラメータ、例えばFナンバーFNをその数値の増加方向に一定の速度で移動させる(STEP601)。例えば、パラメータ変更部160は、(F:2→2.8→4→5.6→8→11)の順序でFナンバーFNの数値を増加する。
一方、オペレータの視点位置(注視点)Rが減少領域Q内に在れば、パラメータ変更部160は、図29に示すように環状のパラメータ、例えばFナンバーFNをその数値の減少方向に一定の速度で移動させる(STEP602)。例えば、パラメータ変更部160は、(F:11→8→5.6→4→2.8→2)の順序でFナンバーFNの数値を減少する。
パラメータ変更部160は、上記同様に、オペレータの視点位置(注視点)Rが変更キャンセル領域CC内に在るか否かを判定する(STEP311)。この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが変更キャンセル領域CC内に在れば、パラメータ変更部160は、パラメータとして例えばFナンバーFNの数値を変更前の数値に戻す(STEP312)。
一方、オペレータの視点位置(注視点)Rが変更キャンセル領域CC内に無ければ、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが値確定領域SC内に在るか否かを判定する(STEP313)。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが値確定領域SC内に無ければ、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが選択候補領域J内に在るか否かを判定する(STEP603).ここで、選択候補領域Jは、上記の通り、増加領域Wと減少領域Qとの間であって、例えば図29に示すように例えばFナンバーFNの数値(F:2.8、4、5.6)が選択候補領域J内にある。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが値確定領域SC内に無ければ、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが選択候補領域J内に在るか否かを判定する(STEP603).ここで、選択候補領域Jは、上記の通り、増加領域Wと減少領域Qとの間であって、例えば図29に示すように例えばFナンバーFNの数値(F:2.8、4、5.6)が選択候補領域J内にある。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが選択候補領域J内であれば、パラメータ変更部160は、続けて、オペレータの視点位置(注視点)Rが選択候補領域J内に在るか否かを判定し(STEP604)、選択候補領域J内であれば、候補表示領域内カウントを「+1」カウントアップし(STEP605)、選択候補領域J内に無ければ、候補表示領域内カウントをクリアする(STEP606)。
パラメータ変更部160は、候補表示領域内カウントのカウント値が所定カウント値以上であるか否かを判定する(STEP607)。
この判定の結果、候補表示領域内カウントのカウント値が所定カウント値以上であれば、パラメータ変更部160は、図30に示すようにオペレータの視点位置(注視点)Rのパラメータ、ここではFナンバーFN(F4)の表示形態を変更、例えば強調表示する(STEP608)。この表示形態を変更は、FナンバーFN(F4)の数値を太字としかつフォントを大きくしている。このパラメータの表示形態を変更は、上記同様に、表示色や点滅表示等にしてもよい。
この判定の結果、候補表示領域内カウントのカウント値が所定カウント値以上であれば、パラメータ変更部160は、図30に示すようにオペレータの視点位置(注視点)Rのパラメータ、ここではFナンバーFN(F4)の表示形態を変更、例えば強調表示する(STEP608)。この表示形態を変更は、FナンバーFN(F4)の数値を太字としかつフォントを大きくしている。このパラメータの表示形態を変更は、上記同様に、表示色や点滅表示等にしてもよい。
パラメータ変更部160は、上記同様に、上記STEP315〜STEP318を通ってリターンし、再び、STEP313において、オペレータの視点位置(注視点)Rが図30に示すように値確定領域SC内に在るか否かを判定する。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが値確定領域SC内に在れば、パラメータ変更部160は、上記STEP608において強調表示したFナンバーFN(F4)を確定する(STEP314)。
このように上記第4の実施の形態によれば、FナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの複数の数値を無端に配列し、これらFナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータを環状の配列を保った状態で回転移動してその一部を背面用液晶モニタ140の表示画面140a上に表示するので、上記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが値確定領域SC内に在れば、パラメータ変更部160は、上記STEP608において強調表示したFナンバーFN(F4)を確定する(STEP314)。
このように上記第4の実施の形態によれば、FナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの複数の数値を無端に配列し、これらFナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータを環状の配列を保った状態で回転移動してその一部を背面用液晶モニタ140の表示画面140a上に表示するので、上記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
[第5の実施の形態]
次に、本発明の第5の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本第5の実施の形態では、上記第1の実施の形態と同一部分に同一符号を付してその詳しい説明を省略し、相違するところについて説明する。
Bμcom101のプログラムメモリに記憶されているパラメータ変更プログラムには、パラメータ変更部160によって図34に示すような数値変更領域SW内に座標軸を表示し、当該座標軸の座標値、例えばX軸上の数値を、例えばFナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータ変更のための数値として表示させる変更機能が含まれる。
この数値変更領域SWは、例えばFナンバーFN(F5.6)又はシャッタ速度SS(200)等のパラメータを変更するための領域である。
従って、パラメータ変更部160は、当該パラメータ変更プログラムを実行することにより、数値変更領域SW内に座標軸を表示し、当該座標軸の座標値をパラメータ変更のための数値として表示させ、かつオペレータの視点位置(注視点)Rの移動に合わせてパラメータが数値変更領域SW内に移動すると、当該視点位置(注視点)Rに対応する座標値をパラメータの数値として変更させる。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1b内に所定期間以上在るか否かを判定し、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1b内に所定期間以上在れば、図34に示すような数値変更領域SWを背面用液晶モニタ140の表示画面140a上に表示する。
次に、本発明の第5の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本第5の実施の形態では、上記第1の実施の形態と同一部分に同一符号を付してその詳しい説明を省略し、相違するところについて説明する。
Bμcom101のプログラムメモリに記憶されているパラメータ変更プログラムには、パラメータ変更部160によって図34に示すような数値変更領域SW内に座標軸を表示し、当該座標軸の座標値、例えばX軸上の数値を、例えばFナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータ変更のための数値として表示させる変更機能が含まれる。
この数値変更領域SWは、例えばFナンバーFN(F5.6)又はシャッタ速度SS(200)等のパラメータを変更するための領域である。
従って、パラメータ変更部160は、当該パラメータ変更プログラムを実行することにより、数値変更領域SW内に座標軸を表示し、当該座標軸の座標値をパラメータ変更のための数値として表示させ、かつオペレータの視点位置(注視点)Rの移動に合わせてパラメータが数値変更領域SW内に移動すると、当該視点位置(注視点)Rに対応する座標値をパラメータの数値として変更させる。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1b内に所定期間以上在るか否かを判定し、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1b内に所定期間以上在れば、図34に示すような数値変更領域SWを背面用液晶モニタ140の表示画面140a上に表示する。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rを取得し、このオペレータの視点位置(注視点)Rが例えばFナンバーFN(F5.6)上に在り、図35に示すようにドラッグ状態で当該FナンバーFN(F5.6)が数値変更領域SW内に入ると、パラメータの数値を確定するための値確定領域SCを数値変更領域SWの上方に表示する。なお、図35では変更キャンセル領域CCの図示を省略する。
パラメータ変更部160は、例えばFナンバーFN(F5.6)が数値変更領域SW内に入ると、図36に示すようにX軸上の数値をFナンバーFNの数値(1.4、5.6、22等)として表示し、かつ数値変更領域SW内にオペレータの視点位置(注視点)RのX軸上に対応するFナンバーFNの数値、例えば(F5.0)を表示する。
オペレータの視点位置(注視点)RのX軸上に対応するFナンバーFNの数値の表示は、X軸座標の値を利用したが、これに限らず、FナンバーFNの数値の軸を別途設けるようにしてもよいし、又、図26に示すようにパラメータの複数の数値、例えばFナンバーFN(F:2→2.8→4→5.6→8→11→2)を配列順序に従って環状に配列し、これらFナンバーFNの一部を数値変更領域SW内に表示するようにしてもよい。オペレータの視点位置(注視点)RのX軸上に対応するFナンバーFNの数値は、その表示形態を変更、例えば強調表示してもよい。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rを取得し、このオペレータの視点位置(注視点)Rが数値変更領域SW内でX軸方向に移動すると、当該移動したX軸座標上に対応するFナンバーFNの数値に変更可能になる。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rを取得し、このオペレータの視点位置(注視点)Rが数値変更領域SW内でX軸方向に移動すると、当該移動したX軸座標上に対応するFナンバーFNの数値に変更可能になる。
[パラメータ(設定値)注視判定]
次に、オペレータの視点位置(注視点)Rを判定する(STEP8)の具体的な動作について図37に示すパラメータ(設定値)注視判定フローチャートに従い、上記図10に示すフローチャートと相違するSTEPについて説明する。
パラメータ変更部160は、設定値領域内カウントのカウント値が所定のカウント値以上であるか否かを判定する。すなわち、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1b内に所定期間以上在るか否かを判定する(STEP105)。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1b内に所定期間以上在れば、パラメータ変更部160は、設定値注視状態フラグFaをセットする(STEP106)。
次に、オペレータの視点位置(注視点)Rを判定する(STEP8)の具体的な動作について図37に示すパラメータ(設定値)注視判定フローチャートに従い、上記図10に示すフローチャートと相違するSTEPについて説明する。
パラメータ変更部160は、設定値領域内カウントのカウント値が所定のカウント値以上であるか否かを判定する。すなわち、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1b内に所定期間以上在るか否かを判定する(STEP105)。
この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1b内に所定期間以上在れば、パラメータ変更部160は、設定値注視状態フラグFaをセットする(STEP106)。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1b内に所定期間以上在るか否かを判定し、オペレータの視点位置(注視点)Rが第1の表示領域H1a又はH1b内に所定期間以上在れば、図34に示すような数値変更領域SWを背面用液晶モニタ140の表示画面140a上に表示する(STEP701)。
[数値変更]
次に、FナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの変更(STEP10)の具体的な動作について図38に示す数値変更フローチャートに従い、上記図12に示すフローチャートと相違するSTEPについて説明する。
パラメータ変更部160は、上記同様に、背面液晶用視線検出センサ141により検出されるオペレータの視線方向に基づいて背面用液晶モニタ140の表示画面140a上でのオペレータの視点位置(注視点)Rを取得する(STEP303)。
次に、FナンバーFNやシャッタ速度SS等のパラメータの変更(STEP10)の具体的な動作について図38に示す数値変更フローチャートに従い、上記図12に示すフローチャートと相違するSTEPについて説明する。
パラメータ変更部160は、上記同様に、背面液晶用視線検出センサ141により検出されるオペレータの視線方向に基づいて背面用液晶モニタ140の表示画面140a上でのオペレータの視点位置(注視点)Rを取得する(STEP303)。
パラメータ変更部160は、当該取得したオペレータの視点位置(注視点)R、すなわち図35に示すようにオペレータの視点位置(注視点)Rの移動により例えばFナンバーFN(F5.6)がドラッグ状態で移動し、数値変更領域SW内に在るか否かを判定する(STEP304)。
この判定の結果、例えばFナンバーFN(F5.6)が数値変更領域SW内に移動していれば、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rの移動に従って例えばFナンバーFN(F5.6)をドラッグした数値変更領域SW内に移動する(STEP730)。
この判定の結果、例えばFナンバーFN(F5.6)が数値変更領域SW内に移動していれば、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rの移動に従って例えばFナンバーFN(F5.6)をドラッグした数値変更領域SW内に移動する(STEP730)。
パラメータ変更部160は、再び、上記同様に、オペレータの視点位置(注視点)Rを取得する(STEP306)。
例えばFナンバーFN(F5.6)がドラッグ状態で数値変更領域SW内に移動すると、パラメータ変更部160は、例えばFナンバーFN(F5.6)が数値変更領域SW内に在ると判定し(STEP731)、続いて、図36に示すようにX軸上にFナンバーFNの数値(1.4、5.6、22等)を表示し、例えばFナンバーFNの数値を変更可能にする(STEP732)。
例えばFナンバーFN(F5.6)がドラッグ状態で数値変更領域SW内に移動すると、パラメータ変更部160は、例えばFナンバーFN(F5.6)が数値変更領域SW内に在ると判定し(STEP731)、続いて、図36に示すようにX軸上にFナンバーFNの数値(1.4、5.6、22等)を表示し、例えばFナンバーFNの数値を変更可能にする(STEP732)。
すなわち、パラメータ変更部160は、数値変更領域SW内において、図36に示すように数値変更領域SW内にオペレータの視点位置(注視点)Rに対応するX軸上の数値をFナンバーFNの数値、例えば5.0として表示する。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rを取得し、このオペレータの視点位置(注視点)Rが数値変更領域SW内でX軸方向に移動すると、当該移動したX軸座標上に対応するFナンバーFNの数値に変更可能になる。
パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rを取得し、このオペレータの視点位置(注視点)Rが数値変更領域SW内でX軸方向に移動すると、当該移動したX軸座標上に対応するFナンバーFNの数値に変更可能になる。
この後、パラメータ変更部160は、オペレータの視点位置(注視点)Rが値確定領域SC内に在るか否かを判定する(STEP313)。この判定の結果、オペレータの視点位置(注視点)Rが値確定領域SC内に在れば、パラメータ変更部160は、変更したパラメータとして例えばFナンバーFNの数値を確定する(STEP314)。
これ以降、パラメータ変更部160は、上記同様に、STEP315乃至STEP318を実行する。
これ以降、パラメータ変更部160は、上記同様に、STEP315乃至STEP318を実行する。
このように上記第5の実施の形態によれば、例えばFナンバーFN(F5.6)又はシャッタ速度SS(200)等のパラメータを変更するための数値変更領域SWを表示し、FナンバーFN(F5.6)等のパラメータをドラッグして数値変更領域SW内に移動すると、当該数値変更領域SW内にX軸上の数値をFナンバーFNの数値として表示し、オペレータの視点位置(注視点)Rを数値変更領域SW内でX軸方向に移動することによりFナンバーFNの数値を変更するので、上記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
そのうえ、FナンバーFN(F5.6)又はシャッタ速度SS(200)等のパラメータの表示位置と数値変更領域SWとの間隔が短くなるので、オペレータの視点位置(注視点)Rの移動によるFナンバーFN(F5.6)等のパラメータのドラッグする距離を短くすることができ、変更設定するFナンバーFN(F5.6)等のパラメータのドラッグ操作を間違えることなく、簡単かつ容易にすることができる。
又、数値変更領域SWは、当該領域SW内でFナンバーFN(F5.6)等のパラメータの変更を行うので、オペレータの視点位置(注視点)Rの移動を少なくすることが出来る。
又、数値変更領域SWは、当該領域SW内でFナンバーFN(F5.6)等のパラメータの変更を行うので、オペレータの視点位置(注視点)Rの移動を少なくすることが出来る。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10:デジタル一眼カメラ(カメラ)、100:ボディユニット、200:レンズユニット(レンズ鏡筒)、300:電子ビューファインダ(EVFユニット)、101:ボディ制御用マイクロコンピュータ(Bμcom)、102:画像処理回路、103:SDRAM、110:撮像素子駆動回路、111:撮像素子、120:シャッタユニット、121:シャッタ制御駆動回路、130:通信コネクタ、131:記録メディア、140:背面用液晶モニタ、141:背面液晶用視線検出センサ、150:カメラ操作スイッチ(SW)、160:パラメータ変更部、200:レンズユニット、201:レンズ制御用マイクロコンピュータ(Lμcom)、202:絞り駆動機構、203:絞り、204:レンズ駆動機構、210a,210b:撮影レンズ、301:EVF用液晶モニタ、302:EVF用視線検出センサ、303:ハーフミラー、304:接眼レンズ。
Claims (14)
- パラメータを表示画面上に表示する表示部と、
オペレータの視線方向を検出する視線検出部と、
前記視線検出部により検出される前記視線方向に応じた前記表示画面上の視点位置を取得し、前記パラメータの表示位置を前記視点位置に合わせて配置し続けて前記パラメータを変更するパラメータ変更部と、
を具備することを特徴とするパラメータ変更装置。 - 前記パラメータ変更部は、前記取得される前記視点位置の移動に追従させて前記パラメータを移動させるドラッグ状態を維持し、当該ドラッグ状態において前記視点位置に応じて前記パラメータを変更することを特徴とする請求項1に記載のパラメータ変更装置。
- 前記パラメータ変更部は、前記表示画面上に、前記パラメータを含む第1の表示領域と、前記パラメータの変更を可能な状態にするための第2の表示領域とを表示し、
前記視点位置が前記第1の表示領域内から移動して前記第2の表示領域内にあるか否か判定し、前記視点位置が前記第2の表示領域内であれば、前記パラメータを変更するための変更表示領域を表示し、当該変更表示領域内での前記視点位置の移動により前記パラメータを変更する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のパラメータ変更装置。 - 前記変更表示領域は、前記パラメータを少なくとも増減するための領域を含み、
前記パラメータ変更部は、当該領域に前記視点位置が存在し続けると、前記パラメータを増減する、
ことを特徴とする請求項3に記載のパラメータ変更装置。 - 前記視点位置が前記第1の表示領域内から前記第2の表示領域内に移動する際、前記パラメータ変更部は、前記視点位置が前記第1の表示領域内に所定期間以上あれば、当該第1の表示領域内の前記パラメータの表示形態を変更することを特徴とする請求項3に記載のパラメータ変更装置。
- 前記パラメータ変更部は、前記変更表示領域内に、複数の一連の前記パラメータを一覧表示し、かつ前記パラメータを少なくとも増減するための領域を含み、前記視点位置が当該領域内に移動することにより前記複数のパラメータを連動して移動して増減表示し、前記一覧表示される前記複数のパラメータ中から前記視点位置に該当する前記パラメータを選択することを特徴とする請求項3に記載のパラメータ変更装置。
- 前記パラメータ変更部は、座標軸の座標値を前記パラメータ変更のための数値とする数値変更領域を表示し、前記オペレータの前記視点位置の移動に合わせて前記パラメータが前記数値変更領域内に移動すると、前記視点位置に対応する座標値を前記パラメータの数値として変更することを特徴とする請求項3に記載のパラメータ変更装置。
- パラメータを表示部の表示画面上に表示し、
オペレータの視線方向を視線検出部により検出し、
前記視線検出部により検出される前記視線方向に応じた前記表示画面上の視点位置を取得し、
前記パラメータの表示位置を前記視点位置に合わせて配置し続けて前記パラメータを変更する、
ことを特徴とするパラメータ変更方法。 - 前記パラメータの変更は、前記取得される前記視点位置の移動に追従させて前記パラメータを移動させるドラッグ状態を維持し、当該ドラッグ状態において前記視点位置に応じて前記パラメータを変更することを特徴とする請求項8に記載のパラメータ変更方法。
- 前記パラメータの変更は、前記表示画面上に、前記パラメータを含む第1の表示領域と、前記パラメータの変更を可能な状態にするための第2の表示領域とを表示し、
前記視点位置が前記第1の表示領域内から移動して前記第2の表示領域内にあるか否か判定し、前記視点位置が前記第2の表示領域内であれば、前記パラメータを変更するための変更表示領域を表示し、当該変更表示領域内での前記視点位置の移動により前記パラメータを変更する、
ことを特徴とする請求項8又は9に記載のパラメータ変更方法。 - 前記変更表示領域は、前記パラメータを少なくとも増減するための領域を含み、
前記パラメータの変更は、当該領域に前記視点位置が存在し続けると、前記パラメータを増減する、
ことを特徴とする請求項10に記載のパラメータ変更方法。 - 前記視点位置が前記第1の表示領域内から前記第2の表示領域内に移動する際、前記パラメータの変更は、前記視点位置が前記第1の表示領域内に所定期間以上あれば、当該第1の表示領域内の前記パラメータの表示形態を変更することを特徴とする請求項10に記載のパラメータ変更方法。
- 前記パラメータの変更は、前記変更表示領域内に、複数の一連の前記パラメータを一覧表示し、かつ前記パラメータを少なくとも増減するための領域を含み、前記視点位置が当該領域内に移動することにより前記複数のパラメータを連動して移動して増減表示し、前記一覧表示される前記複数のパラメータ中から前記視点位置に該当する前記パラメータを選択することを特徴とする請求項10に記載のパラメータ変更方法。
- 前記パラメータの変更は、座標軸の座標値を前記パラメータ変更のための数値とする数値変更領域を表示し、前記オペレータの前記視点位置の移動に合わせて前記パラメータが前記数値変更領域内に移動すると、前記視点位置に対応する座標値を前記パラメータの数値として変更することを特徴とする請求項10に記載のパラメータ変更方法。
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