JP2015049078A - プローブユニットおよび基板検査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】耐久性を向上させる。【解決手段】プローブ11、支持部12および電極板14を有する本体部1と、本体部1を保持する保持体2と、本体部1と保持体2とを連結する連結部3とを備え、本体部1は、プローブ11の先端部11aを支持する先端部側支持板(21a,21b)と、プローブ11の基端部11cを支持すると共に電極板14に当接した状態で固定された基端部側支持板(22a,22b)と、先端部側支持板と基端部側支持板とを離間させた状態に維持するスペーサ13とを備え、連結部3は、保持体2と電極板14との間に隙間G1が生じる状態で本体部1と保持体2とを連結すると共に、プローブ11の先端部11aが基板Cbに接触していない状態において弾性力を生じさせず、プローブ11の先端部11aが基板Cbに接触してプローブユニット200が押圧されるときに隙間G1の縮小を規制する向きに弾性力を生じさせるように構成されている。【選択図】図5
Description
本発明は、複数のプローブと各プローブを支持する支持部とを備えたプローブユニット、およびそのプローブユニットを備えた基板検査装置に関するものである。
この種のプローブユニットとして、特開2012−181186号公報に開示された検査治具が知られている。この検査治具は、治具本体部、規制部材および電極体等を備えて構成されている。治具本体部は、接触子(プローブ)の先端を被検査物に案内する検査案内孔を有する検査側支持体、および接触子の後端を電極に案内する電極案内孔を有する電極側支持体を備えて構成されている。規制部材は、前方への治具本体部の移動を規制する。電極体は、接触子の後端に接触する複数の電極を有して構成されて、電極側支持体の後方に取り付けられている。また、電極体には、電極側支持体を先方に向かって付勢する付勢手段が取り付けられている。
ここで、接触子は、導電体で構成される導体部と、導体部の外周面を覆う絶縁部とで構成されている。この場合、接触子の先端には、絶縁部が形成されていない第一端部が設けられ、接触子の後端には絶縁部が形成されていない第二端部が設けられている。接触子の第一端部は、非検査時において、検査側支持体の検査案内孔内に位置し、検査時においても、検査側支持体の検査案内孔内に位置した状態でその先端が被検査物に接触する。また、電極側支持体の後方表面と電極体の前方表面との間には、非検査時において隙間が形成され、検査時においてこの隙間が減少(または消失)する。また、接触子における第二端部の後端は、非検査時および検査時のいずれのときにも電極の接触面に接触している。
この検査治具では、被検査物に向けて移動させられたときに、検査側支持体の対向面が被検査物に当接し、接触子の先端が被検査物に接触する。また、この際に、付勢手段の付勢力に抗して、検査側支持体および電極側支持体が電極体に向かって相対的に移動し、接触子の後端が電極によって押されて、接触子の中間部分が撓まされる。また、この撓みによって接触子の先端が被検査物に対して所定の接触圧で接触する。また、この検査治具では、接触子の後端側の絶縁部が電極案内孔内に位置している。このため、電極案内孔の内周面と絶縁部との隙間が少ない結果、接触子の中間部分の撓みに伴って接触子の後端側の電極側支持体からの突出量が変化したとしても(電極側支持体に対して接触子の後端側が相対的に移動したとしても)後端側の振れ(横方向の振れ)の量を少なく抑えることが可能となっている。
ところが、従来の検査治具には、以下の問題点がある。すなわち、この検査治具では、電極案内孔の内周面と絶縁部との隙間を少なくするために、接触子の後端側の絶縁部を電極案内孔内に位置させている。また、この検査治具では、電極側支持体の後方表面と電極体の前方表面との間の隙間の増減に伴って電極側支持体から突出する接触子の後端側の突出量が増減する。つまり接触子の後端側が電極側支持体に対して相対的に移動する。このため、この検査治具には、接触子の後端側が移動する際に電極案内孔の縁部に対して相対的に摺動し、これによって強度の低い絶縁部が摩耗する結果、耐久性が低いという問題点が存在する。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、耐久性を向上させ得るプローブユニットおよび基板検査装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載のプローブユニットは、接触対象に先端部を接触させて電気信号の入出力を行うための複数のプローブ、当該各プローブを支持する支持部、および前記各プローブの各基端部にそれぞれ接触して外部装置との間における前記電気信号の入出力を行うための複数の電極が配設された電極板を有する本体部と、当該本体部を保持する保持体と、前記本体部と前記保持体とを連結する連結部とを備え、前記本体部は、第1の支持孔を有して当該第1の支持孔に挿通させた前記プローブの前記先端部を支持する前記支持部としての第1の支持板と、第2の支持孔を有して当該第2の支持孔に挿通させた前記プローブの前記基端部を支持すると共に前記電極板に当接した状態で当該電極板に固定された前記支持部としての第2の支持板と、前記第1の支持板と第2の支持板との間に配設されると共に予め決められた距離だけ当該各支持板を離間させた状態に維持するスペーサとを備え、前記連結部は、前記電極板に対して対向するように配置された前記保持体と当該電極板との間に隙間が生じる状態で前記本体部と当該保持体とを連結すると共に、前記プローブの先端部が前記接触対象に接触していない状態において弾性力を生じさせず、かつ前記プローブの先端部が前記接触対象に接触している状態において前記本体部と前記保持体とが近接する向きに当該プローブユニットが押圧されるときに前記隙間の縮小を規制する向きに弾性力を生じさせるように構成されている。
また、請求項2記載のプローブユニットは、請求項1記載のプローブユニットにおいて、前記連結部は、弾性高分子材料で形成されて前記弾性力を生じさせる弾性部材を備えて構成されている。
また、請求項3記載のプローブユニットは、請求項2記載のプローブユニットにおいて、前記連結部は、前記弾性高分子材料で有底筒状に形成されて前記本体部および前記保持体のいずれか一方に保持された前記弾性部材としてのスリーブと、基端部が前記スリーブの内部に挿入されると共に先端部が前記本体部および前記保持体の他方に保持されたプランジャとを備えて構成されている。
また、請求項4記載の基板検査装置は、請求項1から3のいずれかに記載のプローブユニットと、前記接触対象としての基板に接触させた前記プローブユニットの前記プローブを介して入力した電気信号に基づいて当該基板を検査する検査部とを備えている。
請求項1記載のプローブユニット、および請求項4記載の基板検査装置では、プローブの先端部を支持する第1の支持板と、プローブの基端部を支持すると共に電極板に当接した状態で電極板に固定された第2の支持板と、各支持板の間に配設されて予め決められた距離だけ各支持板を離間させた状態に維持するスペーサとを備えて本体部が構成されている。つまり、このプローブユニットおよび基板検査装置では、プローブが支持部によって支持され、支持部の第2の支持板と電極板とが接触した状態で第1の支持板、第2の支持板、スペーサおよび電極板がそれぞれ離反しない状態に維持されている。このため、このプローブユニットおよび基板検査装置によれば、プローブの基端部と電極板の電極とを常に接触した状態に維持し、かつ第2の支持板に対して基端部を移動させない状態に維持することができる。したがって、このプローブユニットおよび基板検査装置によれば、第2の支持板における第2の支持孔の縁部とプローブの基端部との摺動を確実に回避することができる結果、耐久性を十分に向上させることができる。また、このプローブユニットおよび基板検査装置では、第2の支持板における第2の支持孔の縁部とプローブの基端部との摺動が回避されるため、この摺動によってプローブが湾曲した状態から初期状態に戻らない現象(スタック)の発生を確実に防止することができる。
また、このプローブユニットおよび基板検査装置では、本体部と保持体とが連結部によって連結され、本体部と保持体とが近接する向きにプローブユニットが押圧されるときに本体部と保持体との間の隙間の縮小を規制する向きに弾性力を生じさせるように連結部が構成されている。このため、連結部の弾性率がプローブの弾性率よりも大きくなるように連結部を構成することで、プローブユニットが押圧されるときに隙間が消失する以前に、プローブの先端部が第1の支持板から突出しない状態となるまでプローブを湾曲させ、これによって第1の支持板を接触対象としての基板に当接させて、第1の支持板で基板を押圧することができる。したがって、このプローブユニットおよび基板検査装置によれば、基板に反りやゆがみが生じているときには、その反りやゆがみを確実に矯正することができる結果、基板に対するプローブの先端部の接触を確実に行うことができる。また、連結部を本体部と保持体との間の緩衝材として機能させることができるため、本体部や保持体に衝撃力が加わったときのこれらの破損を確実に防止することができる。
また、請求項2記載のプローブユニット、および請求項4記載の基板検査装置によれば、弾性高分子材料で形成された弾性部材を備えて連結部を構成したことにより、弾性高分子材料の材質を選択することで、適切な大きさの弾性力を生じさせる弾性部材を容易に構成することができる。また、弾性高分子材料で形成された弾性部材を備えたことで、本体部と保持体とが接離する方向だけでなく、その方向に直交する方向(横方向)にも弾性力を生じさせることができるため、プローブユニットをプロービングさせる(接触対象としての基板に向けて移動させる)際にその移動方向に直交する方向(横方向)への力が本体部に対して加わったとしても、保持体に対する本体部の横方向への相対的な移動を少なく抑えることができる結果、予め決められた位置にプローブの先端部を正確に接触させることができる。
また、請求項3記載のプローブユニット、および請求項4記載の基板検査装置によれば、弾性高分子材料で有底筒状に形成されたスリーブと、基端部がスリーブの内部に挿入されるプランジャとを備えて連結部を構成したことにより、プローブユニットのプロービングにおいて本体部が保持体に近接するときにその近接方向に沿って本体部を案内することができるため、プローブユニットの移動方向に直交する方向(横方向)への保持体に対する本体部の相対的な移動をより少なく抑えることができる。
以下、プローブユニットおよび基板検査装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。
最初に、基板検査装置の一例としての基板検査装置100の構成について説明する。図1に示す基板検査装置100は、同図に示すように、プローブユニット200a,200b(以下、区別しないときには「プローブユニット200」ともいう)、移動機構300a,300b(以下、区別しないときには「移動機構300」ともいう)、基板支持部400、測定部500、検査部600、記憶部700および処理部800を備えて、基板Cbを検査可能に構成されている。
プローブユニット200は、図3〜図5に示すように、本体部1、保持体2および複数(例えば、4つ)の連結部3(図5,6参照)を備えて構成されている。なお、図5,6では、2つの連結部3のみを図示している。また、プローブユニット200a,200bは同一に構成されている。このため、図3〜5では、プローブユニット200a,200bを代表してプローブユニット200aを図示している。
本体部1は、図3〜図6に示すように、複数のプローブ11(図2参照)、支持部12、スペーサ13および電極板14を備えて構成されている。なお、図5,6では、一部のプローブ11のみを図示している。
プローブ11は、検査の際に接触対象としての基板Cbの導体パターン等に接触させて電気信号の入出力を行うために用いられ、一例として、導電性を有する金属材料(例えば、ベリリウム銅合金、SKH(高速度工具鋼)およびタングステン鋼など)によって弾性変形可能な断面円形の棒状に形成されている。また、プローブ11は、図5に示すように、支持部12によって支持されている。この場合、プローブ11の長さ(全長)は、支持部12およびスペーサ13のそれぞれの厚みの合計よりもやや長く規定されている。このため、図5に示すように、プローブ11の先端部11a(同図における下端部)が基板Cbに接触していない状態(以下、「非接触状態」ともいう)では、先端部11aが支持部12における後述する先端部側支持板21aからやや突出している。
また、プローブ11の中間部11b(図2参照)の周面には、絶縁性を有するコーティング材料(一例として、フッ素系樹脂、ポリウレタン、ポリエステルおよびポリイミドなど)で形成された絶縁層が形成されている。このため、中間部11bは、同図に示すように、その直径L2が先端部11aの直径L1および基端部11cの直径L3よりも大径となっている。つまり、プローブ11は、先端部11aおよび基端部11cが中間部11bよりも小径に形成されている。
また、プローブ11は、図6に示すように、支持部12によって支持されている状態で先端部11aが接触対象に接触して基端部11c側からの押圧力が軸線方向に加わったときに、中間部11bが湾曲(座屈)する。
支持部12は、図3〜図6に示すように、先端部側支持板21a,21b(第1の支持板に相当し、以下、区別しないときには「先端部側支持板21」ともいう)、および基端部側支持板22a,22b(第2の支持板に相当し、以下、区別しないときには「基端部側支持板22」ともいい、先端部側支持板21a,21bおよび基端部側支持板22a,22bを区別しないときには「支持板21,22」ともいう)を備えて、プローブ11を支持可能に構成されている。
先端部側支持板21a,21bは、プローブ11の先端部11a側を支持する部材であって、図3〜図6に示すように、例えば非導電性を有する樹脂材料によって板状にそれぞれ形成されている。また、先端部側支持板21a,21bには、図5に示すように、平面視円形の複数(プローブ11の数と同数)の支持孔31a,31b(第1の支持孔に相当し、以下、区別しないときには「支持孔31」ともいう)がそれぞれ形成されている。支持孔31a,31bは、プローブ11の先端部11aを挿通させて先端部11aを支持するための孔であって、その直径R1,R2(同図参照)が、プローブ11の先端部11aの直径L1(図2参照)よりもやや大径でかつプローブ11の中間部11bの直径L2(同図参照)よりもやや小径に形成されて、中間部11bを挿通させずに、先端部11aのみを挿通させることが可能となっている。
基端部側支持板22a,22bは、プローブ11の基端部11c側を支持する部材であって、図3〜図6に示すように、例えば非導電性を有する樹脂材料によって板状にそれぞれ形成されている。また、基端部側支持板22a,22bには、図5に示すように、平面視円形の複数(プローブ11の数と同数)の支持孔32a,32b(第2の支持孔に相当し、以下、区別しないときには「支持孔32」ともいい、支持孔31a,31bと支持孔32a,32bとを区別しないときには「支持孔31,32」ともいう)がそれぞれ形成されている。支持孔32a,32bは、プローブ11の基端部11cを挿通させて基端部11cを支持するための孔であって、その直径R3,R4(同図参照)がプローブ11の中間部11bの直径L2(図2参照)よりもやや大径に形成されて、中間部11bを挿通させることが可能となっている。
また、図5,6に示すように、基端部側支持板22aには、連結部3を構成する後述するプランジャ62の先端部が係合可能な有底の4つの係合穴33が形成されている。また、基端部側支持板22bには、プランジャ62が挿通可能な4つの挿通孔34が形成されている。なお、図5,6では、係合穴33および挿通孔34をそれぞれ2つだけ図示している。
スペーサ13は、図4に示すように、平面視コ字状に形成されて、図3,5,6に示すように、先端部側支持板21と基端部側支持板22との間に配設されて、図外の固定用ねじによって各支持板21,22に固定されている。このスペーサ13は、先端部側支持板21と基端部側支持板22とを離間させた状態に維持する機能を有している。
電極板14は、図4〜図6に示すように、例えば非導電性を有する樹脂材料等によって板状に形成されている。また、電極板14には、図5に示すように、各プローブ11の各基端部11cにそれぞれ接触される複数(プローブ11の数と同数)の電極41が配設されている。この電極41は、保持体2に配設されている後述するケーブル52を介して測定部500(外部装置の一例)に接続されて、プローブ11と測定部500との間において電気信号を入出力させる機能を有している。また、図5,6に示すように、電極板14には、連結部3のスリーブ61が挿通可能な4つ(両図では、2つのみを図示している)の挿通孔42が形成されている。
保持体2は、図4〜図6に示すように、例えば非導電性を有する樹脂材料等によって板状に形成されている。また、保持体2は、図5,6に示すように、電極板14との間に隙間G1が生じる状態で電極板14に対向するように配置されて、連結部3によって連結された本体部1を保持する。また、保持体2は、移動機構300a,300bにおける図外の取付け部に取り付け可能に構成されている。また、保持体2には、電極板14の電極41に接続される複数のケーブル52を挿通させる複数(ケーブル52と同数)の挿通孔51が形成されている。さらに、保持体2には、連結部3のスリーブ61が係合可能な有底の4つ(両図では、2つのみを図示している)の係合穴53が形成されている。
連結部3は、本体部1と保持体2とを連結する機能を有している。また、連結部3は、プローブ11の先端部11aが接触対象としての基板Cbに接触していない状態(非接触状態)において弾性力を生じさせず(電極板14と保持体2との間の隙間G1を維持し)、プローブ11の先端部11aが接触対象としての基板Cbに接触してる状態において、本体部1が保持体2に近接する向きに押圧されるときに(以下、このときの状態を「押圧状態」ともいう)隙間G1の縮小を規制する向きに弾性力を生じさせるように構成されている。具体的には、連結部3は、図5,6に示すように、スリーブ61およびプランジャ62を備えて構成されている。
スリーブ61は、図5,6に示すように、弾性高分子材料の一例としてのシリコンゴムで有底筒状(有底円筒状)に形成されている。また、スリーブ61は、底部(両図における上部)が保持体2に形成されている係合穴53に係合することによって保持体2(本体部1および保持体2のいずれか一方の一例)に保持されている。
プランジャ62は、図5,6に示すように、一例として金属で円柱状に形成されている。また、プランジャ62は、基端部(両図における上部)がスリーブ61の内部に挿入されてスリーブ61に係合している。また、プランジャ62は、先端部(両図における下部)が支持部12における基端部側支持板22bの挿通孔34に挿通されて基端部側支持板22aの係合穴33に係合することによって本体部1(本体部1および保持体2の他方)に保持されている。なお、スリーブ61を本体部1に保持させ、プランジャ62を保持体2に保持させる構成を採用することもできる。
この場合、押圧状態において生じるスリーブ61の弾性力が(保持体2から本体部1に向かう向きの弾性力)が、プローブ11が湾曲(座屈)するときの弾性力よりも大きくなるようにスリーブ61の形状やスリーブ61を構成する弾性高分子材料(シリコンゴム)の材質が規定されている。つまり、このプローブユニット200では、スリーブ61の弾性率がプローブ11の弾性率よりも大きく規定されている。
このプローブユニット200では、図5に示すように、各支持板21,22の支持孔31,32における各開口面の中心が支持板21,22に対して傾斜する仮想直線A上に位置している。このため、支持孔31,32に挿通されたプローブ11は、同図に示す非接触状態においては、仮想直線Aに沿って延在して支持板21,22に対して傾斜する姿勢に維持される。
また、このプローブユニット200では、図6に示すように、本体部1が保持体2に近接する向きに押圧される押圧状態では、プローブ11の先端部11aが基端部11c側に押し込まれて中間部11bが湾曲(座屈)し、その際に生じるプローブ11の弾性力によって先端部11aが基板Cbに対して確実に接触する。
また、このプローブユニット200では、図5,6に示すように、プローブ11が支持部12によって支持され、支持部12の基端部側支持板22と電極板14とが接触した状態で先端部側支持板21、基端部側支持板22、スペーサ13および電極板14が固定されている。このため、プローブ11の基端部11cと電極板14の電極41とが常に接触した状態に維持され、かつ基端部側支持板22に対して基端部11cが移動しない状態に維持されている。したがって、このプローブユニット200では、基端部側支持板22における支持孔32の縁部とプローブ11の基端部11cとの摺動が確実に回避される。
また、プローブ11の基端部11cと電極41とが常に接触して支持孔32の縁部と基端部11cとの摺動が回避されるため、横方向の振れを抑えるために、基端部11cまで絶縁層を形成した高コストのプローブ11を用いる必要がなく、基端部11cに絶縁層が形成されていない通常(低コスト)のプローブ11を用いることができる。この結果、このプローブユニット200では、製造コストを低減させることが可能となっている。
移動機構300は、処理部800の制御に従い、基板支持部400(基板支持部400に載置されている基板Cb)に対して近接する向きおよび離間する向きにプローブユニット200を移動させるプロービングを実行する。
基板支持部400は、基板Cbを支持する。この場合、この基板検査装置100では、基板Cbの上面および下面の双方に2つのプローブユニット200a,200bをそれぞれプロービングさせて検査が行われる。このため、基板支持部400は、中央部に開口部が設けられ、基板Cbの外周部を支持して、基板Cbの上面および下面の双方に対するプローブユニット200a,200bのプロービングが可能に構成されている。
測定部500は、プローブ11を介して入出力する電気信号に基づき、物理量(例えば、抵抗値)を測定する測定処理を実行する。
検査部600は、処理部800の制御に従い、測定部500によって測定された物理量としての抵抗値に基づいて基板Cbの良否(導体部の断線や短絡の有無)を検査する検査処理を実行する。記憶部700は、処理部800の制御に従い、測定部500によって測定された抵抗値や検査部600によって行われた検査の結果などを一時的に記憶する。処理部800は、基板検査装置100を構成する各部を制御する。
次に、基板検査装置100を用いて基板Cbの検査を行う基板検査方法、およびその際の各部の動作について、図面を参照して説明する。
最初に、検査に先立ち、図1に示すように、プローブユニット200a,200bを移動機構300a,300bに取り付ける。この場合、先端部側支持板21を下向きにした状態のプローブユニット200aの保持体2を移動機構300aの取付け部(図示せず)に取り付け、先端部側支持板21を上向きにした状態のプローブユニット200bの保持体2を移動機構300bの取付け部に取り付ける。次いで、基板支持部400に基板Cbを支持させる。続いて、基板検査装置100を作動させる。この際に、処理部800が、移動機構300を制御して、基板Cbに対して近接する向き(移動機構300aについては下向き、移動機構300bについては上向き)に各プローブユニット200a,200bを移動させてプロービングを実行させる。
この場合、この状態(非接触状態)のプローブユニット200では、図5に示すように、連結部3が、弾性力を生じさせずに電極板14と保持体2との間の隙間G1を維持(初期状態に維持)している。また、この状態では、プローブ11の基端部11cが電極板14の電極41に接触すると共に先端部11aが先端部側支持板21aからやや突出した状態に維持されている。
次いで、予め決められた移動量だけプローブユニット200が移動(基板Cbに近接)させられたときに、プローブ11の先端部11aが基板Cbに接触する。続いて、移動機構300によってプローブユニット200がさらに移動させられたときには、移動機構300が基板Cbに対して近接する向きに保持体2を押圧し(押圧状態となり)、その押圧力が連結部3に作用する。この場合、弾性高分子材料で形成されている連結部3のスリーブ61が変形することで、その弾性力が本体部1の支持部12(先端部側支持板21)に作用する。
また、支持部12が押圧されることによってプローブ11の基端部11cが基板Cbに対して近接する向きに押圧される。この場合、スリーブ61の弾性率がプローブ11の弾性率よりも大きいため、プローブ11の長さ方向の変形量(プローブ11における中間部11bの湾曲量)がスリーブ61の変形量よりも大きいことになる。このため、図6に示すように、隙間G1が消失する以前に、プローブ11の先端部11aが先端部側支持板21aから突出しない状態(先端部11aと先端部側支持板21aが面一の状態)となるまで中間部11bが湾曲させられる。この際に、湾曲によって生じるプローブ11の弾性力によって先端部11aが基板Cbに確実に接触する。
また、プローブ11の先端部11aと面一の状態となった先端部側支持板21aは、基板Cbに当接する。この状態において、移動機構300がさらに保持体2を押圧した(プローブユニット200を移動させた)ときには、連結部3のスリーブ61の底部がその押圧力によって圧縮(弾性変形)させられるため、隙間G1が縮小する(狭められる)。
また、スリーブ61の底部が圧縮させられることにより、その弾性力が連結部3のプランジャ62を介して本体部1に作用して、先端部側支持板21aが基板Cbを押圧する。このため、基板Cbに反りやゆがみが生じているときには、2つのプローブユニット200a,200bの各先端部側支持板21aによって基板Cbが挟み込まれ、その押圧力によって基板Cbの反りやゆがみが矯正される。この結果、基板Cbに対するプローブ11の先端部11aの接触(プロービング)がより確実に行われる。また、スリーブ61が本体部1と保持体2との間の緩衝材として機能するため、本体部1や保持体2に衝撃力が加わったときのこれらの破損を防止することが可能となっている。
一方、このプローブユニット200では、プローブ11の基端部11cと電極41とが常に接触した状態に維持され、かつ基端部側支持板22における支持孔32の縁部とプローブ11の基端部11cとの摺動が回避されている。このため、このプローブユニット200では、プロービングの際に、プローブ11の基端部11cの基端部側支持板22bからの突出量が増減して基端部側支持板22における支持孔32の縁部とプローブ11の基端部11cとが摺動する構成とは異なり、摺動による基端部11cの摩耗を確実に回避することが可能となっている。また、このプローブユニット200では、プローブ11の基端部11cと電極41とが常に接触した状態に維持されているため、基端部11cと電極41との位置ずれの発生を確実に回避することが可能となっている。
次いで、処理部800は、各移動機構300を制御して、各プローブユニット200の移動を停止させ、続いて、測定部500を制御して、測定処理を実行させる。この測定処理では、測定部500は、各プローブ11を介して入出力する電気信号に基づいて物理量としての抵抗値を測定する。
次いで、処理部800は、検査部600を制御して検査処理を実行させる。この検査処理では、検査部600は、測定部500によって測定された抵抗値に基づいて導体部の断線および短絡の有無を検査する。続いて、処理部800は、検査結果を図外の表示部に表示させる。
次いで、処理部800は、各移動機構300を制御して、プローブユニット200の保持体2に対する押圧を解除させ、続いて、各プローブユニット200が基板Cbから離反する向きに各プローブユニット200をそれぞれ移動させる。この際に、連結部3におけるスリーブ61の弾性力によってプランジャ62が基端部側支持板22を押圧する。これにより、本体部1と保持体2とが離反して隙間G1が初期状態に復帰する。また、隙間G1の復帰に伴ってスリーブ61の底部の弾性変形(圧縮)が解除される。
次いで、移動機構300の移動(基板Cbからの離反)に伴い、プローブ11の中間部11bの湾曲(座屈)が解除されて、プローブ11の先端部11aが先端部側支持板21aから突出する初期状態に復帰する。
続いて、処理部800は、各プローブユニット200が初期位置まで移動したときには、移動機構300を制御して、プローブユニット200の移動を停止させる。以上により、基板Cbの検査が終了する。次いで、新たな基板Cbを検査するときには、新たな基板Cbを基板支持部400に支持させ、続いて、基板検査装置100を作動させる。この際に、処理部800が、上記した各処理を実行する。
このように、このプローブユニット200および基板検査装置100では、プローブ11の先端部11aを支持する先端部側支持板21と、プローブ11の基端部11cを支持すると共に電極板14に当接した状態で電極板14に固定された基端部側支持板22と、各支持板21,22の間に配設されて各支持板21,22に固定されたスペーサ13とを備えて本体部1が構成されている。つまり、このプローブユニット200および基板検査装置100では、プローブ11が支持部12によって支持され、支持部12の基端部側支持板22と電極板14とが接触した状態で先端部側支持板21、基端部側支持板22、スペーサ13および電極板14がそれぞれ離反しない状態に維持されている。このため、このプローブユニット200および基板検査装置100によれば、プローブ11の基端部11cと電極板14の電極41とを常に接触した状態に維持し、かつ基端部側支持板22に対して基端部11cを移動させない状態に維持することができる。したがって、このプローブユニット200および基板検査装置100によれば、基端部側支持板22における支持孔32の縁部とプローブ11の基端部11cとの摺動を確実に回避することができる結果、耐久性を十分に向上させることができる。また、このプローブユニット200および基板検査装置100では、基端部側支持板22における支持孔32の縁部とプローブ11の基端部11cとの摺動が回避されるため、この摺動によってプローブ11が湾曲した状態から初期状態に戻らない現象(スタック)の発生を確実に防止することができる。
また、このプローブユニット200および基板検査装置100では、本体部1と保持体2とが連結部3によって連結され、本体部1と保持体2とが近接する向きにプローブユニット200が押圧されるときに本体部1と保持体2との間の隙間G1の縮小を規制する向きに弾性力を生じさせるように連結部3が構成されている。このため、連結部3の弾性率がプローブ11の弾性率よりも大きくなるように連結部3を構成することで、プローブユニット200が押圧されるときに隙間G1が消失する以前に、プローブ11の先端部11aが先端部側支持板21aから突出しない状態となるまで中間部11bを湾曲させ、これによって先端部側支持板21aを基板Cbに当接させて、先端部側支持板21aで基板Cbを押圧することができる。したがって、このプローブユニット200および基板検査装置100によれば、基板Cbに反りやゆがみが生じているときには、その反りやゆがみを確実に矯正することができる結果、基板Cbに対するプローブ11の先端部11aの接触を確実に行うことができる。また、連結部3を本体部1と保持体2との間の緩衝材として機能させることができるため、本体部1や保持体2に衝撃力が加わったときのこれらの破損を確実に防止することができる。
また、このプローブユニット200および基板検査装置100によれば、弾性高分子材料で形成された弾性部材を備えて連結部3を構成したことにより、弾性高分子材料の材質を選択することで、適切な大きさの弾性力を生じさせる弾性部材を容易に構成することができる。また、弾性高分子材料で形成された弾性部材を備えたことで、本体部1と保持体2とが接離する方向だけでなく、その方向に直交する方向(横方向)にも弾性力を生じさせることができるため、プローブユニット200をプロービングさせる(基板Cbに向けて移動させる)際にその移動方向に直交する方向(横方向)への力が本体部1に対して加わったとしても、保持体2に対する本体部1の横方向への相対的な移動を少なく抑えることができる結果、予め決められた位置にプローブ11の先端部11aを正確に接触させることができる。
また、このプローブユニット200および基板検査装置100によれば、弾性高分子材料で有底筒状に形成されたスリーブ61と、基端部がスリーブ61の内部に挿入されるプランジャ62とを備えて連結部3を構成したことにより、プローブユニット200のプロービングにおいて本体部1が保持体2に近接するときにその近接方向に沿って本体部1を案内することができるため、プローブユニット200の移動方向に直交する方向(横方向)への保持体2に対する本体部1の相対的な移動をより少なく抑えることができる。
なお、基板検査装置および基板検査方法は、上記の構成および方法に限定されない。例えば、図7に示すプローブユニット201を採用することもできる。なお、以下の説明において、上記したプローブユニット200と同じ機能を有する構成要素については、同じ符号を付して、重複する説明を省略する。このプローブユニット201は、両図に示すように、上記した連結部3に代えて、連結部103を備えて構成されている。この場合、連結部103は、弾性高分子材料で一例として板状に形成された弾性部材161を備えて構成されている。なお、弾性部材161は板状に限定されず、柱状やブロック状などの各種の形状に形成することができる。
また、弾性部材161は、電極板14と保持体2との間に配設され、一方の面(図7における上面)が保持体2に固定され、他方の面(同図における下面)が電極板14に固定されている。このプローブユニット201およびこのプローブユニット201を備えた基板検査装置においても、支持部12の基端部側支持板22と電極板14とが接触した状態で先端部側支持板21、基端部側支持板22、スペーサ13および電極板14がそれぞれ離反しない状態に維持され、本体部1と保持体2とが弾性部材161を備えた連結部103によって連結されているため、上記したプローブユニット200および基板検査装置100が有する各効果と同様の各効果を実現することができる。
また、弾性高分子材料としてのシリコンゴムを用いる例について上記したが、弾性高分子材料はシリコンゴムに限定されず、ウレタンゴム、ブタジエンゴム、ニトリルゴムおよびアクリルゴム等の各種の合成ゴムや、天然ゴムを用いることができる。また、弾性高分子材料で形成された弾性部材に代えて、ばね(コイルばね)を用いて弾性力を生じさせる連結部を採用することもできる。
また、第1の支持板としての2枚の先端部側支持板21a,21bを備えた構成例について上記したが、第1の支持板を1枚だけ、または3枚以上備えた構成を採用することもできる。また、第2の支持板としての2枚の基端部側支持板22a,22bを備えた構成例について上記したが、第2の支持板を1枚だけ、または3枚以上備えた構成を採用することもできる。
また、各支持板21,22の支持孔31,32(第1の支持孔および第2の支持孔)における各開口面の中心が支持板21,22に対して傾斜する仮想直線A上に位置するように構成した例について上記したが、各支持孔31,32の開口面の中心が各先端部側支持板21,22に対して垂直な直線上に位置するように構成することもできる。また、プローブ11の先端部11aを支持する第1の支持孔の開口面の中心が各先端部側支持板21に対して垂直な直線上に位置するように構成すると共に、プローブ11の基端部11cを支持する第2の支持孔の開口面の中心が各先端部側支持板21に対して傾斜する仮想直線A上に位置するように構成することもできる。この場合、第1の支持板を1枚だけ備えた構成や、第2の支持板を1枚だけ備えた構成を採用するときには、第1の支持板に対して傾斜するように第1の支持孔を形成したり、第2の支持板に対して傾斜するように第2の支持孔を形成したりすることができる。
また、平面視コ字状のスペーサ13に代えて、直方体状や円柱状などの任意の形状のスペーサを用いる構成を採用することができる。
1 本体部
2 保持体
3 連結部
11 プローブ
11a 先端部
11c 基端部
12 支持部
13 スペーサ
14 電極板
21a,21b 先端部側支持板
22a,22b 基端部側支持板
31a,31b,32a,32b 支持孔
41 電極
61 スリーブ
62 プランジャ
100 基板検査装置
103 連結部
161 弾性部材
600 検査部
800 処理部
200a,200b,201 プローブユニット
プローブユニット
Cb 基板
G1 隙間
2 保持体
3 連結部
11 プローブ
11a 先端部
11c 基端部
12 支持部
13 スペーサ
14 電極板
21a,21b 先端部側支持板
22a,22b 基端部側支持板
31a,31b,32a,32b 支持孔
41 電極
61 スリーブ
62 プランジャ
100 基板検査装置
103 連結部
161 弾性部材
600 検査部
800 処理部
200a,200b,201 プローブユニット
プローブユニット
Cb 基板
G1 隙間
Claims (4)
- 接触対象に先端部を接触させて電気信号の入出力を行うための複数のプローブ、当該各プローブを支持する支持部、および前記各プローブの各基端部にそれぞれ接触して外部装置との間における前記電気信号の入出力を行うための複数の電極が配設された電極板を有する本体部と、当該本体部を保持する保持体と、前記本体部と前記保持体とを連結する連結部とを備え、
前記本体部は、第1の支持孔を有して当該第1の支持孔に挿通させた前記プローブの前記先端部を支持する前記支持部としての第1の支持板と、第2の支持孔を有して当該第2の支持孔に挿通させた前記プローブの前記基端部を支持すると共に前記電極板に当接した状態で当該電極板に固定された前記支持部としての第2の支持板と、前記第1の支持板と第2の支持板との間に配設されると共に予め決められた距離だけ当該各支持板を離間させた状態に維持するスペーサとを備え、
前記連結部は、前記電極板に対して対向するように配置された前記保持体と当該電極板との間に隙間が生じる状態で前記本体部と当該保持体とを連結すると共に、前記プローブの先端部が前記接触対象に接触していない状態において弾性力を生じさせず、かつ前記プローブの先端部が前記接触対象に接触している状態において前記本体部と前記保持体とが近接する向きに当該プローブユニットが押圧されるときに前記隙間の縮小を規制する向きに弾性力を生じさせるように構成されているプローブユニット。 - 前記連結部は、弾性高分子材料で形成されて前記弾性力を生じさせる弾性部材を備えて構成されている請求項1記載のプローブユニット。
- 前記連結部は、前記弾性高分子材料で有底筒状に形成されて前記本体部および前記保持体のいずれか一方に保持された前記弾性部材としてのスリーブと、基端部が前記スリーブの内部に挿入されると共に先端部が前記本体部および前記保持体の他方に保持されたプランジャとを備えて構成されている請求項2記載のプローブユニット。
- 請求項1から3のいずれかに記載のプローブユニットと、前記接触対象としての基板に接触させた前記プローブユニットの前記プローブを介して入力した電気信号に基づいて当該基板を検査する検査部とを備えている基板検査装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013179388A JP2015049078A (ja) | 2013-08-30 | 2013-08-30 | プローブユニットおよび基板検査装置 |
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JP2013179388A JP2015049078A (ja) | 2013-08-30 | 2013-08-30 | プローブユニットおよび基板検査装置 |
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2018021140A1 (ja) * | 2016-07-28 | 2018-02-01 | 日本電産リード株式会社 | 検査治具、これを備えた基板検査装置、及び検査治具の製造方法 |
CN109387763A (zh) * | 2017-08-04 | 2019-02-26 | 李诺工业股份有限公司 | 测试装置 |
-
2013
- 2013-08-30 JP JP2013179388A patent/JP2015049078A/ja active Pending
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